「Fate/Requiem」の版間の差分

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==概要==
 
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星の開拓者「ニール・アームストロング」が初めて月に降り立ってから五十六年後。<br>
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聖杯戦争の《その後》を描く。<br>2018年12月17日に発表されたFateシリーズ最新作。<br>
 
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楽園から切り離された少女が出会ったのは、世界で最後に召喚されたサーヴァント。<br>
 
楽園から切り離された少女が出会ったのは、世界で最後に召喚されたサーヴァント。<br>
聖杯戦争の《その後》を描く。<br>2018年12月17日に発表されたFateシリーズ最新作。
 
  
 
==登場人物==
 
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=== エリセ陣営 ===
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;[[宇津見エリセ]]
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:臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンヒから「魔術使い」と呼ばれている。
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:カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
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;少年
 
;少年
:エリセの前に現れた神秘的な少年。
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:エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。
  
;<ruby><rb>宇津見</rb><rt>うつみ</rt></ruby>エリセ
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=== 臨海都市「秋葉原」の人々とサーヴァント ===
:臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。
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;カリン
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:エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
  
 
;鬼女紅葉
 
;鬼女紅葉
:クラス:[[バーサーカー]]。カリンの[[サーヴァント]]。
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:クラス:[[バーサーカー]]。カリンの[[サーヴァント]]。カリンからは「モミ」と呼ばれる。
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;[[コハル・F・ライデンフロース]]
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:「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
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;[[ギャラハッド〔オルタ〕]]
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:クラス:[[セイバー]]。コハルの[[サーヴァント]]。「最も聖なる騎士」の称号を捨てた[[ギャラハッド]]。
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:皮肉屋な性格でありマスターであるコハルにも歯牙にもかけない態度をとるが、エリセと少年に「コハルを見殺しにしなかった礼」として義理を返す騎士らしい部分も遺している。
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;[[真鶴チトセ]]
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:エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
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:聖釘(せいてい)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武双。徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
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;[[ルキウス・ロンギヌス]]
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:クラス:[[ランサー]]。チトセの[[サーヴァント]]。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。
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;[[カレン・フジムラ]]
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:都市管理AI人型端末。「秋葉原」担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
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:外見は「[[カレン・オルテンシア]]」に類似している。
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;カレンシリーズ
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:別の都市を管理している「カレン」たち。町に応じて個性が変わっているらしい。
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;クンドリー
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:聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影。
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:北欧の主神オーディンの娘、[[ワルキューレ]]ですらあったと云うが、転生を重ねるたびに強気男に従属し、道具として利用され続ける運命を持つ事から狂ってしまった。
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;ハンニバル
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:聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
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;ポルジア兄妹(チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ポルジア)
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:幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。秋葉原で裏社会に精通しており、エリセとも取引している。
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;源九郎義経
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:ナチュラルボーン平家キラー。マスターはごく普通の市民の少女。鎧武者でありクラスや性別は不明だが、真名からすると[[牛若丸]]の成長した姿であると思われる。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
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;[[キルケー]]
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:聖杯トーナメントの実況者。生死は不明。
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;[[エドワード・ティーチ]]
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:聖杯トーナメントの解説者の一人。性格は「[[Fate/Grand Order]]」の頃と変わらないようで、ものすごいブーイングを受けつつも気にしていない。生死は不明。
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;エウクレイデス
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:アレクサンドリア出身のサーヴァントとして聖杯トーナメントの解説を依頼されるが、ドタキャンする。
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:キルケー曰く「フォーリナーってのは気まぐれで困るねえ」とのこと。
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=== 敵 ===
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;ンザンヒ
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:聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラス不明。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の至高神。すべての生き物の母にして大皇女。
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:エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
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;謎の少女
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:民族的なドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。「黒い犬」を引き連れ、カレン・フジムラを殺害。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」と謎の言葉を残して去る。
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 +
;黒い犬
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:謎の少女が引き連れているエジプト風の黒い犬。プラン少年が恐れている。
  
;カリン
 
:エリセの親しい友人。14歳の少女。
 
  
 
==用語==
 
==用語==

2019年1月14日 (月) 16:55時点における版

Fate/Requiem
著者 星空めてお
イラスト キャラデザ&挿絵:NOCO
背景口絵:友野るい
単行本 既刊一巻
テンプレートを表示

概要

星の開拓者「ニール・アームストロング」が初めて月に降り立ってから五十六年後。
聖杯戦争の《その後》を描く。
2018年12月17日に発表されたFateシリーズ最新作。
「私は死神――サーヴァントを殺す仕事をしている」

―――昔、大きな戦争があった。

戦争は終わり、世界は平和になった。

今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。

ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。

少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。

だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。

楽園から切り離された少女が出会ったのは、世界で最後に召喚されたサーヴァント。

登場人物

エリセ陣営

宇津見エリセ
臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンヒから「魔術使い」と呼ばれている。
カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
少年
エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。

臨海都市「秋葉原」の人々とサーヴァント

カリン
エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
鬼女紅葉
クラス:バーサーカー。カリンのサーヴァント。カリンからは「モミ」と呼ばれる。
コハル・F・ライデンフロース
「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
ギャラハッド〔オルタ〕
クラス:セイバー。コハルのサーヴァント。「最も聖なる騎士」の称号を捨てたギャラハッド
皮肉屋な性格でありマスターであるコハルにも歯牙にもかけない態度をとるが、エリセと少年に「コハルを見殺しにしなかった礼」として義理を返す騎士らしい部分も遺している。
真鶴チトセ
エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
聖釘(せいてい)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武双。徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
ルキウス・ロンギヌス
クラス:ランサー。チトセのサーヴァント。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。
カレン・フジムラ
都市管理AI人型端末。「秋葉原」担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
外見は「カレン・オルテンシア」に類似している。
カレンシリーズ
別の都市を管理している「カレン」たち。町に応じて個性が変わっているらしい。
クンドリー
聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影。
北欧の主神オーディンの娘、ワルキューレですらあったと云うが、転生を重ねるたびに強気男に従属し、道具として利用され続ける運命を持つ事から狂ってしまった。
ハンニバル
聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
ポルジア兄妹(チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ポルジア)
幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。秋葉原で裏社会に精通しており、エリセとも取引している。
源九郎義経
ナチュラルボーン平家キラー。マスターはごく普通の市民の少女。鎧武者でありクラスや性別は不明だが、真名からすると牛若丸の成長した姿であると思われる。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
キルケー
聖杯トーナメントの実況者。生死は不明。
エドワード・ティーチ
聖杯トーナメントの解説者の一人。性格は「Fate/Grand Order」の頃と変わらないようで、ものすごいブーイングを受けつつも気にしていない。生死は不明。
エウクレイデス
アレクサンドリア出身のサーヴァントとして聖杯トーナメントの解説を依頼されるが、ドタキャンする。
キルケー曰く「フォーリナーってのは気まぐれで困るねえ」とのこと。

ンザンヒ
聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラス不明。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の至高神。すべての生き物の母にして大皇女。
エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
謎の少女
民族的なドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。「黒い犬」を引き連れ、カレン・フジムラを殺害。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」と謎の言葉を残して去る。
黒い犬
謎の少女が引き連れているエジプト風の黒い犬。プラン少年が恐れている。


用語

臨海都市《秋葉原》
海面上昇と聖杯戦争後の世界の再構成を受けて、現在のような景観となった。モザイク市きってのリゾート都市。

メモ

  • 星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている[出 1]

書誌情報

脚注

注釈


出典

リンク