謎の代行者C.I.E.L

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ムーンキャンサー
真名 謎の代行者C.I.E.L
教えて!シエル先生(第二再臨)
スターシエル(第三再臨)
読み なぞのだいこうしゃシーアイイーエル
外国語表記 Mysterious Executor C.I.E.L
愛称 シエル
性別 女性
身長 165cm
体重 52kg
好きな物 カレー[注 1]
放課後の居残り授業(第二再臨)
口径の大きな銃器(第三再臨)
苦手な物 吸血鬼の自覚のない吸血鬼
ネコアルク(第二再臨)
思いつかない[注 2](第三再臨)
出典 月姫、Fate/Grand Order
地域 フランス、他
属性 秩序・善
副属性
一人称
二人称 あなた
○○さん
声優 本渡楓
デザイン 武内崇
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

ムーンキャンサーサーヴァント。『Fate/Grand Order』に登場するシエル

略歴
『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』にて登場。アマゾネスCEOの立ち上げた「ユニヴァーイーツ」の顧客としてカルデアの前に現れ、自身の正体を隠しつつも助言を行う。
続く奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』ではエリアCを襲うテノチティトラン〔ムーンキャンサー〕を見かね、カルデアに助力。以降はカルデア側の戦力として行動する事となる。
人物
大まかには『月姫』のシエルと変わらない。しかしサーヴァントユニヴァースの要素が混じっており、そちらの世界の知識も持ち合わせている。
お家カレーのレシピを主人公 (Grand Order)が広めたという出来事に言及している辺り、シーズン的には4.8以降と推測される。
第一再臨ではお忍びのバカンス姿(水着衣装)、第二再臨ではバッドエンドに辿り着いた迷い人を救う敏腕教師、第三再臨ではユニヴァースでイデアブラッドを起動した姿となっている。
なお、第三再臨の体はユニヴァース世界のアルクェイドとの最終決戦で原子レベルで燃やされてしまったため、疑似ライトフレームで構成されている。青く燃えて見えるのはただの魔力ゆらぎで害はないらしい。
第三再臨の頭上に浮かぶビットクラウンは『実績:いちど銀河を救った』証であり、銀河警察なら見ただけで平伏する代物だが、シエル本人は存在こそ知っているものの見えてはいない。
能力
「スペース第七聖典」を武器として使用。「焼死」や「病死」、「出血死」や「衝突死」の形状で使い、宝具では「断罪死」の形状で使用。剣術としては「位相滑剣」を用いる。
黒鍵による切り裂きや投射も健在で、圧倒的身体能力を生かした体術や高速移動を行う。足から何らかのエネルギーを噴射して空中をホバリングするモーションも見せているが、詳細は不明。
第二再臨ではネコアルクとのコンビネーション(?)技が主となり、懐に差した剣も武器として使用するようになる。第三再臨では体術と第七聖典を用いてのみ攻撃を行うが、ユニヴァースの世界観に合わせてか威力は増している様子。
体内では膨大な魔力が生成されているため、生半可な魔術は効かず、最悪マスターも必要としない。肉体の自動再生能力や、原理血戒によって「人間のまま」「世界と相対する力」も獲得している。
第三再臨の「スターシエル」の状態での性能は常軌を逸しており、肉体は暴走したアルクェイド同様に光体(ライトフレーム)で構成されているがエネルギー総量がとんでもない事になっているのを誤魔化すために自分の周囲の空間を歪曲させている。端的に言ってしまうなら、光体モードのアルクェイドを人間サイズまで圧縮しているようなもの。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ムーンキャンサー 主人公 (Grand Order) C+  EX  B+  A+  C+  A+  対魔力:A
単独行動:EX
自動再生:A
代行者(弓):A 
人間魔力工場:A
位相滑剣:B+
原理血戒:B 

「ギフト_クラリオン:-」というスキルも所持しているが、クラススキルか保有スキルかは不明。

宝具[編集 | ソースを編集]

第七聖典・断罪死(コード・オリジナル・シン)
ランク:A+
種別:対人宝具
レンジ:20~99
最大捕捉:1体
スペース第七聖典を一部分だけ本来のカタチに戻し、巨大なアーチ型弩弓に変形させてから放つ、シエル渾身の一射。原理を停止させる一撃。
単純な破壊力(時空間突破力)だけでも惑星を貫通する威力があるとされるが、蒼輝銀河の外では常識的な範囲までダウンサイジングされている。
第二再臨ではたまにネコアルクを発射する。
『Grand Order』では「自身に必中状態を付与(1ターン)&防御無視状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な〔魔性〕特攻攻撃[Lv]&高確率で即死効果+自身のNPをリチャージする」という効果のBuster宝具。
原理血戒・断頭台(カルヴァリア・ガルガリン)
ランク:A+
種別:対人/対星宝具
レンジ:999
最大捕捉:1体
原理血戒25番。『カルヴァリアの星』と呼ばれる、代行者シエルが己が剣の師であった祖を倒し編み出した大魔術。
魔術によって作られた反射鏡を成層圏に展開し、太陽の光を収束して放つ光のギロチン。地上にいる標的の視界にカルヴァリアの星が見えている以上、瞬きより速く落下する断頭台を回避する手段はない。
ちなみに、アイドルになってしまったのはこれを用いて吸血鬼を倒した際の映像が広まってしまったからだとか。
『Grand Order』では上記の「第七聖典・断罪死」と同じ効果のBuster宝具。第三再臨で使用する。

真名:謎の代行者C.I.E.L[編集 | ソースを編集]

ある時は地球観光に来た吸血鬼ハンター。ある時はバッドエンドお助けコーナーの美人教官。ある時は蒼輝銀河で知る人ぞ知るセイントアイドル。
その正体は惑星型吸血種を殲滅する代行者にして処刑人、スペースなシエルなのだった。
立ち位置としてはサーヴァント・ユニヴァースからやってきたような、未来世界からやってきたような……というあやふやさ。
月姫世界のシエルとの関係性は謎に包まれている。
そのコンセプトは「もしも、ユニヴァースにシエルがいたら……」というもの。
基本的には『月姫 -A piece of blue glass moon-』のシエルだが、その武装はSFの世界観に合わせて超パワーアップしている。
 
ユニヴァースではイデアブラッドを起動してパイルバンカーで惑星型吸血種をぶっ倒した時の映像が宇宙中に流出し、その凛々しさ、可憐さ、かっこ可愛さから一躍、宇宙のアイドルとして認定された。
以後、シエルが惑星型吸血種を退治するクエストは『スターライブ』と呼ばれ、ファンたちがこぞってその宙域にワープしようとするため、ワープ先の空間滞在権は高騰、観客席を巡る争いは熾烈を極めたという。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
イベント『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
同時に、第一再臨で上着と水着のみになった簡易霊衣「オープン・サマー」と、第二再臨の眼鏡を外した簡易霊衣「メガネオフモード」が実装されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
カルデアのマスター。
『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』ではただの観光客としてアドバイスを行い、奏章Ⅲでは代行者シエルとして本格的に協力する。
カルデアへの召喚後は先輩として振る舞っており、第二再臨では「教えて! シエル先生 ~カルデア編~」という体で指導を行っている。
ネコアルク
第二再臨で登場する自身のアシスタント。
とはいえお互いにぞんざいな扱いで、彼女のことを嫌いなものとして挙げたり、戦闘の際には吹っ飛ばしたり宝具で射出したりしている。
ネコシエル
簡易霊衣「眼鏡オフモード」での戦闘時に登場するナマモノ。関係性はネコアルクと変わっていない模様。
アーキタイプ:アース
汎人類史におけるアルクェイド。
奏章Ⅲではラスボス候補の一人であった彼女とカルデアと共に戦い、勝利を収めている。しかし同時に体の二割を所有物とされてしまったため、後に彼女が現界する際の触媒とされてもいる。
カルデアでは腐れ縁の責任として彼女の監督役を申し出ている他、完全な真祖であれば討伐対象だとしている。
第三再臨の彼女に対しては、人間を知らずに年月を重ねたその様子を見て、アルクェイド相手にも頭を強打させて同じような大人しさにしようと目論んでいる様子。
また、ムーンキャンサーの霊基で現界しているのも彼女のせいだとか。
アマゾネスCEO
自身と同じくサーヴァント・ユニヴァース出身の人物。
自身のユニヴァースにおける活躍を知られていて、「かつて銀河を救った」と言及されている。
『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』にて彼女の立ち上げた「ユニヴァーイーツ」を利用しており、配達の際には自身の立場について黙ってもらっている。
徐福〔アヴェンジャー〕
カルデアのサーヴァント。
『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』では戦闘を行った際、「そこはかとなく神父系の動き」だと指摘されている。
ビーマ
彼の隠し切れない本格スパイスの香りに気付き、カレーの源流、その極意を見せてもらおうと早速おかわりを要求している。
グレゴリー・ラスプーチン
汎人類史における代行者の一人。
どこかで見た顔だとしつつも、態度は申し分なく頼りになる人物だとしている。
しかし主人公に胡散臭くないのかと聞かれると、「代行者は腹に一物あるに決まっている」と返している。
カレン・C・オルテンシア
自分の知るシスター・カレンとは微妙に違うようだと見抜いているものの、ゴッドとかデビルと名乗っている事には困惑を隠しきれない。
謎のヒロインXX〔オルタ〕
奏章Ⅲにて共に戦ったカルデアのサーヴァントで、同じユニヴァース出身。
カルデアでは彼女の在り方はズレており、オルタというよりはパラレルだとしている。
また、ヴィランであるものの平和を愛するという点は面白いと感じているようだが、甘いものしか食べない点については苦言を呈している。
ジナコ=カリギリ
カルデアのサーヴァント。
奏章Ⅲでは彼女が代表を務めるエリアCにしばらく滞在していた。
カルデアでもその事を覚えていて世話になったと話しており、安心して背中を任せられる方だと言及している。
一方で会う度に「なぜ太らないのか」と詰問されているようで、シエル本人は同じ食事を摂っているだけと困惑している。
両儀式〔アサシン〕
と同じく直死の魔眼を持つサーヴァント。
名前も同じなことに他人の気がしないと語っているが、性格の方はより冷酷なようで人間的だと言及している。
BB (水着)殺生院キアラ〔アルターエゴ〕スペース・イシュタルカーマ殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
バレンタインシナリオにバッドエンドがあるサーヴァントたち。
第二再臨ではマイルームでその攻略情報を教えてくれる。また、カーマのものについてはチョコスティックゲームが羨ましいと零していたり、水着のキアラのものについては「数あるバッドエンドの中でも最低最悪」だとしている。
スペース・イシュタルについては第三再臨でも言及しており、人類の味方をしている様子を見て教会の殲滅対象リストからの取り消しを要請しようとしている。一方で一度全力の手合わせも頼んでいる。
アンキ・エレシュキガル
ユニヴァースのビースト
とはいえ自身の標的ではないようで、「死の尊厳を語る彼女は教会にとって有益なもの」だからと理由を語っている。
加えて、カルデアに召喚された彼女の姿は資料と違って華やかだと称賛しており、間違いなくステージ映えするとしてスターライブでデュエットしたいと語っている。
謎のヒロインXX
同じユニヴァース出身。
彼女の霊子甲冑を目撃するものの、ギャラクシー・ガーディアンがこんな所で油を売っているはずがないとして、偽物かコスプレだと認識している。
ククルカン
一目で彼女が地球産の英霊でないと見抜いており、南米異聞帯の事情を聞くと「恐竜世界の女神の方が話が分かる」と認識した。
また、その人類のものでない魔術回路や心臓には覚えがあるような様子を見せている。
チャッカリム
奏章Ⅲにて、パン作りにおいて意見を交わし合った相手。

サーヴァント・ユニヴァース[編集 | ソースを編集]

アルクェイド
サーヴァント・ユニヴァースにおけるアルクェイド。
腐れ縁なようで、経緯は不明だが最終決戦も行ったとか。その際に原子レベルまで燃やされたために第三再臨状態では肉体を光体(ライトフレーム)で構成しているとのこと。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 2024年現在、「C.I.E.L」が何の略称かは不明。
  • 『FGO Fes.2024』でお披露目され第一再臨の宝具映像も公開されたが、その際の宝具名は「第七聖典・原罪死」と少し異なっていた。
  • キャラクター詳細にて本人が触れている「三咲町」は『月姫』の舞台であり、総耶は『月姫 -A piece of blue glass moon-』の舞台である。
  • 第一再臨のスキルモーションでは『月姫』で見せたシスター衣装も披露するが、霊衣としての実装はされていない。
  • 召喚時の台詞はアーキタイプ:アースを所持しているかどうかで変わり、宝具でもアーキタイプ:アース相手専用の特殊ボイスがあるという珍しい仕様がある。
  • クラスはムーンキャンサーだが、「代行者(弓)」スキルによってセイバー相手にも攻撃相性が1.5倍有利。
  • ユニヴァース出身では初の「今を生きる人類」特性持ち。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

  • 長らく実装が待たれていたサーヴァントとしてのシエル。過去に「週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号」にて奈須きのこ氏が「できるだけおもしろい形でサービスできたら」と言っていた通り、「コラボキャラクターにして初登場が水着」「『月姫』のシエルそのままではなく、ユニヴァース要素も混じっている」という形での実装となった。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 他にも好きな物はあるようだが、「多すぎて困る」とのみ言及している。
  2. 吸血鬼に関しては、好き嫌いのカテゴリーに当てはまらない模様。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]