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2024年10月17日 (木) 05:59時点における最新版
ライダー | |
---|---|
真名 | 太公望 |
読み | たいこうぼう |
外国語表記 | Taigong Wang |
本名 |
呂尚(りょ しょう) 姜子牙(きょう しが)[注 1] |
異名 | 姜太公(きょう たいこう) |
性別 | 男性 |
身長 | 179cm |
体重 | 63kg |
特技 | 釣り |
好きな物 | (釣りを除けば)マスター |
苦手な物 | 関羽 |
出典 | 史実、『史記』『封神演義』など |
地域 | 中国 |
属性 | 中立・善 |
副属性 | 地 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 貴方(あなた)/君(きみ)/貴殿/貴様/○○殿 |
三人称 | ○○殿/○○くん/○○(呼び捨て) /彼/彼女/奴/あいつ |
声優 | 前野智昭 |
デザイン | およ |
設定作成 | 桜井光 |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- 期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として行動しているが、実は召喚されたわけではなく元始天尊からの命令で仙界から直接来ていた。
- ビーストⅣとして覚醒しかかっているコヤンスカヤを討滅する使命を帯びており、同時にコヤンスカヤをかつて因縁があった妲己と見て、再び相まみえる事を願って行動していた。
- そしてコヤンスカヤと対峙して妲己のためにチューニングした仙術を展開するも、コヤンスカヤは妲己でなかったために無効に終わってしまう。
- 辛くも主人公らと逃走した後には体勢を立て直し、ビースト幼体の姿となったコヤンスカヤと対峙して撃破。
- 負けてなおも自爆を目論むコヤンスカヤを一行が説得したことで、グラ友から教えてもらった概念によって特異点全体を一つの「卵」としてまとめ、いずれ宇宙へと送り出せるようプログラムを仕込んだ。
- 人物
- 爽やかな印象を与える糸目の男性。基本的に笑顔を浮かべている。
- 常に丁寧な物腰で喋るが、それゆえに風貌と合わさって若干胡散臭い印象を与える。
- 軍師という事もあり油断せず、自覚している運の良さも過信しないが、釣りに関しては十割運だと思っているとか。
- 理論派ではあるものの、最後の最後は情で動くタイプ。
- 能力
- 非常に強力な仙術を操ることができ、本人の言では「キャスタークラスだったらグランドキャスターの資格がある」とのこと。
- 物語中では特に地脈を操作する「土遁」をよく使い、移動や逃走に役立てている。
- 四不相という常時発動型宝具のバクを連れており、竜のような姿となった彼に騎乗する。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライダー | 主人公 (Grand Order) | D | C | A | EX | A+ | A+ | 騎乗:A+ | 原始兵法:A+ 封神執行:B 思想鍵紋:EX |
宝具[編集 | ソースを編集]
- 擬竜神獣・四不相(ぎりゅうしんじゅう・しふそう)
- ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:600人 - 『封神演義』では太公望の乗騎として知られた神獣。
- 常時発動型の騎乗宝具だが、真名解放を行うと一時的に竜の如き巨大な魔力を纏って空を舞い、炎で敵軍を焼き尽くす。
- 基本的には騎乗宝具として使用し、『Grand Order』では変身と攻撃こそ行うものの対軍殲滅級の力は基本的に使用しない。
- なお、仙人の間では竜種であると言われているが実際のところは不明であり「竜種なら自分が乗れるはずがない」と太公望自身は否定している。
- 打神鞭(だしんべん)
- ランク:EX
種別:対神宝具
レンジ:0〜90
最大捕捉:800人 - かつて「封神」を執行するために元始天尊から授けられた宝具。神打ちのめす鞭。
- “封神”の執行者としての太公望に与えられた宝具であり、「封神執行」スキルの源はこの宝具であると思しい。
- 真名解放時には巨大化した打神鞭が天空から降下して大地ごと敵を打ち据える。なお、本当にそのような物理現象を起こしているのか、一時的に思想鍵紋によって特権領域接続で神仙級の魔術攻撃をしているのかは不明である。
- あるいは「神仙と化した自分自身の力を借り受けている」という疑惑[注 2]もあるが、上記の仮説と合わせて本人は何も語っていない。
- 生前は特定の相手に対してのみの使用制限があったが、サーヴァントとなった後はその制限はなくなっている。
- 『Grand Order』では「敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
- 大妖昇華・封神演義(たいようしょうか・ほうしんえんぎ)
- ランク:?
種別:対獣宝具?
レンジ:?
最大捕捉:? - 『ツングースカ・サンクチュアリ』において妲己を封神するために用意してきた対獣宝具。
- 思想鍵紋へのアクセスや崑崙十二仙の力まで借りた非常に強力な代物だったが、あまりにも対妲己に特化させすぎたため「妲己ではない」コヤンスカヤにはまったく効果がなかった。
- 玉虚体現・封神執行(ぎょくきょたいげん・ほうしんしっこう)
- ランク:?
種別:対獣宝具?
レンジ:?
最大捕捉:? - 『ツングースカ・サンクチュアリ』において妲己を封神するために用意してきた対獣宝具。
- 上記の宝具が不発に終わったため味方に施すこちらを使用することになったが、こちらも効き目こそあったものの本来の効果の一割程度になってしまった。
真名:太公望[編集 | ソースを編集]
- 古代中国の周の国に仕えた武将であり軍師。殷周戦争で周を勝利に導いたとされている。
- 実は仙人であり、元始天尊の弟子として「封神」を目的として戦争の影で行動していた。
- 戦争の終了後は仙人として仙界に帰ったとも、地上で斉の国を治めたとも伝えられている。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- 覆水盆に返らず
- 「一度損なわれてしまったものは二度と元には戻らない」という諺。
- 太公望が若かりし頃結婚していた女性に離縁された後、太公望が周の国に仕えて殷の国を滅ぼして斉の国を与えられたが、そうなった後にかの女性が現れて復縁を申し出る。
- それに対して太公望は盆に入った水を零して「一度損なわれた関係とはこのようなもので、零してしまった水を元に戻すことができないのと同様にもうどうしようもない」と言い放ったことに由来している。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』開催に伴い実装。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- ドブルイニャ・ニキチッチ
- 『ツングースカ・サンクチュアリ』で共演。
- コヤンスカヤに対抗するためにコンビを組み、主人公らと共闘した。
- カルデアでは『ツングースカ・サンクチュアリ』で既に出会っていたために「久しぶり」と言ったがニキチッチには記憶が無かったため、初めましてと言い直した。
- 自身の幕間の物語では特異点に行く直前に彼と
象棋 をしていたようで、そのため早く帰るようにと圧をかけられていた。 - 彼に対して諦念を抱いているようで、多分色々バレているだろうとのこと。
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- 『ツングースカ・サンクチュアリ』で対峙したサーヴァント。彼女を打倒すべく行動していたが「彼女を妲己と間違えて切り札を不発させる」という大ポカをやらかしてしまった。
- 最後には彼女の同意の下で、彼女自身と特異点をまとめて宇宙卵にし、「空想樹による天幕が無くなり、人理修復が為されたタイミングで宇宙に射出する」というプログラムを仕込んだ。
- ……はずだったが封神の折に二つの欠片をこぼれ落としてしまい、それぞれが光のコヤンスカヤと闇のコヤンスカヤになった。
- 人違いをしてしまった事に関しては今でも反省しており、現界した彼女らの霊基が二つになっていることを心配している。とはいえ人違いをした事についてニキチッチから謝罪を促されても、自身は微笑むばかりであるとか。
- ノア
- 『ツングースカ・サンクチュアリ』で存在を示唆した「グラ友」。
- 「世界を構成する生命を一纏めにした船」という概念は彼から教わったとのこと。
- 玉藻の前
- やはりどうしても妲己を意識してしまうらしく、反応がぎこちなくなる。
- 廊下の曲がり角で遭遇すると「妲己!?」と言いかけるほど気配が似ているらしい。
- タマモキャット
- 玉藻から分離したアルターエゴである彼女には、至って自然に挨拶をしている。
- 気配としては色濃いが、流石に妲己と間違えはしていない。
- オデュッセウス
- 西洋の軍略家と知り、バックギャモンで知恵比べを挑んでいた。
- バックギャモンの他にチェスや将棋、宇宙海兵隊遊戯で戦ううちに、軍略家・軍師としての彼の腕前の片鱗を味わったとか。
- 鬼一法眼
- 自分が『三略六韜』にこっそり仕込んでいた暗号を解読したのに本気で感心していた。
- また解読した奥義を盗まれたことにも「スゴイ!」と反応している。
- 諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
- 彼が方術を使うことを面と向かって指摘したため、時計塔の人間である彼に苦言を呈されてしまう。
- なお一貫して「孔明殿」と呼んでいるため、依り代の人格がベースとなっていることには気づいていない様子。
- 下記の司馬懿と合わせて興味を抱いてもいる。その内軍師や法術使いとしての興味が3、今を生きる人間としての彼らへの興味が7。
- マーリン (Grand Order)
- グラ友仲間疑惑がある相手。
- 幻術には感心していたが「実は結構な悪人ではないか」と疑念を向けていた。
- 妖精騎士杯や風雲からくりイリヤ城では実況解説コンビを組んで裏方に回っていた。
- 彼には共感を抱いているが、流石に自分はあそこまでではないだろうとも思っている。
- 徐福、武則天〔キャスター〕
- 地上の仙術の使い手と知り、仙境へと勧誘していた。
- 葛飾北斎〔セイバー〕
- 彼女も仙女を目指していると知って異様にテンションが上がり、元の方が焦って止めに来るレベルでいろいろと世話を焼いていた。
- テュフォン・エフェメロス
- 期間限定イベント『聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~』における黒幕。
- カルデアの自身が特異点に赴いたところ、彼女の策略で主人公と離ればなれにされてしまったが、主の無事を信じて半年ほども陣を張っていた。
- 彼女が主人公の二度目のレイシフトを妨害した際は、これまでの意趣返しとも言わんばかりに遠隔の術で対抗した。
- フェルグス・マック・ロイ、巴御前
- 自身の幕間の物語にて微小特異点に同行したメンバー。
- 彼らに軍師として協力し、特異点の主であった「昏くうねるもの」の討伐に成功する。
- また、その途中で披露した土遁の術はその爽快さから彼らに大好評であった。
- 安倍晴明
- 彼をつかみ所がないと評しており、「ずッるいなー!」という反応をしている。
生前[編集 | ソースを編集]
- 妲己
- 殷の王妃であり、仙人として打倒しなければならなかった宿敵。
- その美しさには大いに思うところがあったようで、複雑な思いを抱えながらも邪悪として討滅した。
- サーヴァントとなった後も複雑な思いは相変わらず継続している。
- 黄飛虎
- 殷の将軍であり「鎮国武成王」の偉名で知られた人物。親愛なる昔馴染みの友人。
- 殷周戦争の過程で周の側につき「開国武成王」となった彼と共に戦った。
- カルデアで再会した際は難しいことは後にして、一杯やろうと飲みに誘っている。
- 彼や哪吒と共に昔話をしつつ飲む酒は、非常に美味らしい。
- 四不相
- 仙人として常に一緒に行動していた霊獣。
- サーヴァントになった後も自身の宝具として連れている。
- 元始天尊
- 仙界における師匠。
- 彼の命を受けてかつて妲己を討ち滅ぼした。
- 哪吒
- 殷周戦争での仙界仲間。親愛なる昔馴染みの友人。
- かつては暴れん坊だが可愛がっていたようである。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
幕間の物語[編集 | ソースを編集]
- 「───以下略!」
- 自身の幕間の物語にて、特異点の主であった「昏くうねるもの」を弱体化させる際の詠唱の一端。
- 緊急時とあって詠唱を省略したようだが、他に大盤振る舞いをしたこともあって相当に無理をし、マスターに叱られることとなってしまった。
イベント[編集 | ソースを編集]
- 「おや、何やら警戒されている?
もしや近い過去にイケメンに騙されたとか?」 - 『ツングースカ・サンクチュアリ』にて、主人公らと接触した際の台詞。
- 実際一つ前のメインストーリーである『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』にてカルデアはオベロンに騙されていたため、その読みは的中している。
- 「なんでかなァ!」
- 同上イベントにて、対妲己用に用意していた宝具がコヤンスカヤに全く効かなかった際の台詞。
- 尤もこの前には太公望を持ち上げるような話が散々出てきていたため、分かりやすいフラグとなっていた。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』には第89話まで未登場だったが、第46話では光のコヤンスカヤにかかってきた電話の中で「なんでかなァ!!」と彼を思わせる台詞がある。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]