スキル (サーヴァント)
概要
サーヴァントが有する様々な技能や性質を特殊能力として具現化したもの。英霊個人の逸話に由来する「保有スキル」と、逸話に関係なくクラスによって決まったものが与えられる「クラススキル」がある。宝具と同じようにE~A、EXのランクが付いており、E~Aは主に効果の高さを表す。 EXランクに関しては宝具同様に、通常のスキルとは無関係の「測定不能」を示し、『stay night』では、メディアの「何の役にも立たない金羊の皮」にEXランクが付けられている。ただし単純に「Aランクの上」として扱われる場合も少なくない。
スキルの格付けは基本的に英雄の残した偉業と、それを讃える人々の認識で決定されたワールドランキングとされる。 保有スキル、クラススキルともに、召喚地での知名度や召喚したマスターの性質、その他様々な要因により、増減したりランクが変わったりする[注 1]。
宝具ほど英霊の象徴たるものではないため、『戦闘続行』『神性』など普遍性の高いものは、多数の英霊が同じスキルを持っている例も多い。一方で、特定の英霊個人に強く紐づいている、専用スキルも数多く存在する。あまりに幅広いため、専用スキルと宝具の区別が若干曖昧な所もある。
クラススキルは、英霊本人が類似の保有スキルを持っている場合、そちらが代わりとなる場合がある。その場合は本来のクラススキルは失われる。[注 2]。
Fate/Grand Orderにおいて
ゲームシステム上、常時有効なスキルをクラススキル、任意発動するスキルを保有スキルと分類しているため、本来保有スキルであるものがクラススキルとされていたり[注 3]、逆にクラススキルが保有スキルになっていたりする[注 4]。また、一部のスキルが宝具扱いとなっていたり[注 5]、その逆で一部の宝具がスキルとして扱われている例もある[注 6]。その他にも、再臨段階で効果が変わるスキルといった特殊なものも幾つか存在する。
保有スキルはランクとは別にレベルが存在し、プレイヤーによってLv.10まで成長させることで効果を上昇させることが可能。Lv.6、Lv.10でそれぞれ1ずつチャージタイムが短縮されて使用できる頻度も上がる。
さらに幕間の物語や強化クエスト、特定のメインストーリーをクリアしてスキル強化を経るとスキルのランクも上昇することがあるほか、全く別のスキルに変化する場合もある。
また、一部のサーヴァントは特定のメインストーリーをクリアすることで新たなスキルを獲得したり、スキルの名称が変更されることもある。
クラススキルや保有スキルとは別にアペンドスキルというものも存在し、こちらは先に述べた2つのスキルとは別枠で扱われる常時有効なスキルとなっている。
サーヴァントコインを消費してスキルを解放することで効果を有効にすることができ、保有スキルと同様にプレイヤーによってLv.10まで成長させることで効果を上昇させることが可能。
一覧
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メモ
脚注
注釈
- ↑ 例:本人の狂気と打ち消しあって『狂化』が失われたジャック・ザ・リッパー (Fake)。知名度補正が無いため『不眠の加護』が失われたクー・フーリン。衛宮切嗣がマスターの時に『騎乗』がAランクになるアルトリア・ペンドラゴン。
- ↑ 例:ライダーの『騎乗』→坂田金時〔ライダー〕の『千里疾走』、アン・ボニー&メアリー・リードの『航海』。アサシンの『気配遮断』→李書文の『圏境』。
- ↑ 『神性』など
- ↑ 『真名看破』『神明裁決』など
- ↑ 佐々木小次郎の『燕返し』、沖田総司の『無明三段突き』
- ↑ アキレウスの『彗星走法』『勇者の不凋花』『宙駆ける星の穂先』など
出典