カーリー

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アルターエゴ[注 1]/アーチャー
真名 カーリー
外国語表記 Kālī、迦利
異名 殺戮女神
性別 女性
身長 156㎝
体重 46㎏
好きな物 血、殺し、シヴァ
苦手な物 弱い敵[注 2]
依代 間桐桜
出典 インド神話
地域 インド
属性 秩序・中庸
副属性
一人称 女神(われ)
二人称
声優 下屋則子
デザイン STAR影法師
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

弓兵」の疑似サーヴァント。シナリオ中ではアルターエゴのクラスであった。
ドゥルガーの第三再臨で真名が変化し、こちらの真名に変化する。

略歴
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にて登場。
アーチャーとして召喚されてラニ=Ⅻの手駒となっていたはずのドゥルガーの正体であり、最初に召喚された自分もまたアルターエゴであった事を隠して振舞い続け、ラニ=Ⅻを誘導して聖杯の魔力とラニメントを大量供給されたことで覚醒。
「システム・グレイルウォーの進行を妨げる邪魔者である主人公たちを倒して正常な運営に戻す」という方針から逸脱し、「一つの世界であるペーパームーンを踊りで破壊しようとすることで逆説的に誰よりも愛しいシヴァを呼び出す」という独自の目的のために舞踏を開始。
ラニ=Ⅻは人事不省に陥って止めることもままならない上に他もほぼ全員満身創痍の中、とある人物が未来に残したラニメントのリソースを使用することでカーマが打倒の策を練り、主人公がクリューサーオールを使用して時間稼ぎをしている間に準備が整う。
カーマが全身を発火させたことにより「かつてシヴァに燃やされて灰になったカーマが地面にばら撒かれることでシヴァがいるように錯覚させる」という作戦を決行し、これはシヴァではないと頭では理解しつつも匂いはまさにそれゆえに抗えないという「堕落」を味わいながら、カーマと共に消滅した。
人物
青肌に三つ目、十本も生えた腕という凄まじい見た目の女性。血を啜り、殺しを欲する。
まだ冷徹さと厳粛さがあったドゥルガーとは異なり、たどたどしいながらも乱暴な口調で殺戮の快楽を叫び散らす有様は見るものの怖気を振るわせる。
とはいえ行動理念の重要な部分は「シヴァへの愛」であるためそこまで異常なわけでもなく、見た目とは異なり平常時はそこそこいい人。
それでも、匂いを直に嗅ぎたいという理由で主人公の服を脱がせようとしてきたり、他の人物も怒りより生まれたと思っているような発言をしていたりと、やはり神であるためか感覚は人間とはズレている。
能力
ドゥルガーの持つ兵装を十本の腕で操って戦う。
さらに「世界を滅ぼすもの」の側面があり、興奮して踊るとその世界そのものが滅びかねないという困った側面もある。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) EX  B+  EX  EX  対魔力:A
騎乗:A
単独行動:C
女神の神核:B
神授の武具:EX 
マハーマーヤー:EX
近付き難い者:A
第三の目:EX
アルターエゴ ラニ=Ⅻ EX  B+  EX  EX 

宝具[編集 | ソースを編集]

世界を砕く勝利の舞踏(サンハーラ・カーリー)
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:-
最大捕捉:-
勝利と血に酔って行われる、世界に終末をもたらすダンス。
大地震を始めとして人類には対処不可能な規模の天変地異を引き起こす。
本来これは彼女の意志によって使用されるものではなく、戦闘終了時に自動で発動する可能性があるという非常に迷惑な代物。
戦いが苛烈で、血が流れ、精神が昂るほどに発生確率が上昇し、伝承にあるように「シヴァを踏む」もしくは「彼女の魔力が切れて消滅する」「世界が砕ける」という条件を満たさない限り駆動し続ける。
カルデアで召喚された際にはさすがにそのままでは危険極まりないので枷や安全装置でダウンサイジングされている反面、任意で発動可能になっている模様。
『Grand Order』ではドゥルガー時と同じく「自身に〔天の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&防御力をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。

真名:カーリー[編集 | ソースを編集]

とある少女を依り代に顕現した、インド神話における殺戮と破壊の化身。
パールヴァティーやドゥルガーと同じ存在でもあるが、彼女達よりも格上の宇宙的存在として扱われることもある。
魔神を殲滅するための存在として生み出されたドゥルガーがシュムバとニシュムバという兄弟の魔神と争った時、その部下であるチャンダとムンダという魔神とも戦ったことで、ドゥルガーの額にある第三の目から生まれた。
神々の怒りによって構成されたドゥルガー自身の怒りによって生み出されたとも言える存在である。
魔神を殺しつくした後は戦勝の喜びと殺戮への歓喜からダンスを始め、その衝撃で世界が滅びかけたためにシヴァが下敷きとなって衝撃を受け止める形でどうにか事態を鎮静化させた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で敵サーヴァントとして登場し、後に期間限定サーヴァントとして実装されたドゥルガーの第三再臨の姿という形で実装されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

ラニ=Ⅻ
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』におけるマスター。
ドゥルガーのふりをして行動しながら自分の目的を達成する準備を進めていた。
カーマ
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で倒された相手。
「シヴァに燃やされた為シヴァとしての性質を持つ灰」という厄介な特性があるために堕落させられてしまった。
カルデアではマーラの側面を出すようなことや、何より夫の邪魔をするならば殲滅女神として殺す気満々である。
ガネーシャ
ある意味では自身の子供とも言える存在。
教育ママなパールヴァティー、厳しいお説教をするドゥルガーと異なり、シンプルになでなでしたいらしいものの露骨に怖がられて寂しがっている。
ヴリトラ
アスラの子ということもあって監視対象にしている。不穏な動きを見せようなら殺す気満々。
マタ・ハリ
ある意味ではダンス仲間。一緒に踊りたいと思っている模様。
大黒天
シヴァと同一視させることもある日本の神の従者たち。
そのためか「良い匂いがする」と近づきたがっているが、怖がられて逃げられてしまうため悲しんでいる。
期間限定イベント『チョコレート・リバーのその先に』ではチョコサーヴァントとして誕生した直後にカルデアの彼女たちを拉致し「強制ではない」と言いつつ思う存分モフり倒していた。

生前[編集 | ソースを編集]

パールヴァティードゥルガー
同じ「桜」の疑似サーヴァントであり、同一存在とも言える相手。
ドゥルガーとは霊基を同じくするサーヴァントでもある。
ドゥルガーの幕間の物語「殲滅女神かくあれかし」においては、日々ドゥルガーとして敵を倒す一方で、霊基を同じくする自身に欲求不満フラストレーションが溜まっており、彼女の内部で暴れる事で僅かな歪みが生じていた。
シヴァ
誰よりも愛する夫であり、暴走した彼女を唯一止められる神。
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』では彼への愛から、踊って世界を崩壊させることにより彼を呼び出そうとした。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』においてのみ。
  2. 厳密にいえば苦手というわけではなく、つまらないとしている。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]