織田信長
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魔人アーチャー
- 真名:織田信長
- 身長:152cm / 体重:39kg(FGOでは43kg)
- スリーサイズ:B/W/H
- 出典:史実
- 地域:日本
- 属性:秩序・中庸 / カテゴリ:人
- 性別:女性
- CV:釘宮理恵
- 略歴
- 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』では、陸軍が招いた外部の魔術師によって召喚されるが、現界するやいなや圧切長谷部で両断。新たなマスターと契約すると、瞬く間に陸軍内部を掌握。
- そのまま魔術協会、ドイツ第三帝国、冬木の御三家をまんまと出し抜き、大聖杯を奪取した。
- そして滅びに向かう日本を救うため、一発逆転の戦略兵器として大聖杯を「八一号聖杯爆弾」へと改造し、日本軍内で研究されていた超大型戦略爆撃機などの兵器開発に取り掛かる。
- 人物
- 輝く木瓜紋をあしらった軍帽と黒の軍服を纏った少女。一人称は「わし」「我」。
- 見た目は若々しいが、年季の入った尊大な口調で話している。口癖は「是非もなし」。場面によって言い方が変わり、「是非もなしかな?」「是非もないかな?」「是非もないんだよ!?」と使い分ける。
- 尊大で自信家、史実通り新しい物・珍しい物好きで旧弊とか仕来りに囚われない柔軟な思考を持つ、型破りな英霊。いつも着ている軍服は大日本帝国陸軍の物ではなく第三帝国の制服を元にしたもので、かっこ良かったのでマスターに似た物を作らせたらしい。
- また自己顕示欲が強く、「真の覇王」を名乗り、TYPE-MOONに登場する他の王様たちに対抗意識を燃やしている。基本的に賑やかな事を好むが、昔好きだった敦盛は、踊ると死亡フラグが立つので自重しており、酒の席でも披露する事はない。
- 独善的で好きな人間には甘く、嫌いな人間にはとことん冷たく、役に立たない人間に至っては無関心である。
- やりたい事は生前にあらかたやり尽くしており、聖杯にかける望みは特に持っていない。だが、敗戦直前の日本に大聖杯によって「救国英雄」の一人として召喚された事で、時代が再び己を望んでいると判断し、新たな革新をもたらすべく天下布武を敢行する。
- 能力
- 主武装は火縄銃と日本刀「圧切長谷部」。開催地が最大の知名度補正を受けられる日本である事に加え、その実力は帝都の聖杯戦争に参加したサーヴァントの中でも最強。まともに対抗できるのは同じ三英傑の英霊か、神霊級のサーヴァントぐらい。
- スキル「天下布武」の効力で、「神秘」や「神性」が高い相手や体制の守護者たる英霊に大して宝具の効果や能力値が強化される。反面、「神秘」が薄い近代の英霊に対しては性能が低下し、宝具の力も有効に発揮されなくなってしまう。「相性ゲーとか得意なんだよネ、わし!!」とは本人の弁。
- また、彼女の宝具のランクは相手が有する神性・神秘と同じものになる。
- コハエース作中では「カリスマ」を活かして英霊軍団を呼び寄せたりもしていた。
- 安土(AZUTI)
- アーチャー自慢の超大型戦略爆撃機。戦時中に計画が頓挫した「必勝防空計画」における大型長距離戦略爆撃機『Z飛行機』、後の『富嶽』をアーチャーが個人的な希望で再設計、開発した飛行要塞とでも言うべき超兵器。彼女の生前の居城から名付けられた。
- 武装として20mm機関砲を装備し、最大25tまでの爆弾を搭載可能。
- 機関は敷島ハ53空冷式4列魔石型36気筒(ハ219複列魔石型18気筒を2台串型置)7.800馬力(3950kw)6発を搭載。単独でのアメリカ本土への爆撃を可能とする。
- 奈須先生にこの話をしたところ、何故かウケたとか。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アーチャー | ??? | B | B | B | A | A- | E~EX | 対魔力:B 単独行動:B |
軍略:B カリスマ:B- 魔王:A 天下布武・革新:A |
|
アルトリア(帝都聖杯奇譚) | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ||
主人公 (Grand Order) | C | B | C | B | B | ? | 対魔力:B 単独行動:B |
戦略:B カリスマ:B- 天下布武:A 魔王:A |
知名度補正の恩恵がないためコハエース時よりも弱体化 |
宝具
- 三千世界(さんだんうち)
- ランク:E~EX(コハエース) / E~A(Grand Order)
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:3000人 - 由来:長篠の戦いで信長が使ったとされる戦術「三段撃ち」。
- 自分の周囲に無数の火縄銃を配置し、両手に持った銃も合わせて全方位に向けた一斉射撃を行う。本人は「三千丁の火縄銃によるマミさん的な『火縄=カタ』アクション」と評している。
- 武田軍騎馬隊を葬った逸話から「騎乗」の適性を持ったサーヴァントに対しては攻撃力が倍増する。
- 騎乗スキルを持たない相手には単なる火縄銃でしかないが、それでも三千丁の銃火器の止まる事のない一斉射は脅威であり、絶大な破壊力と圧倒的な射撃密度によって、総統率いる人造英霊兵団ヘルト・クリーガーを殲滅させた。
- 火縄銃の威力もかなりのものであり、「騎乗」「神秘(古い時代)」とは無縁であるランサーを一撃で仕留めた。
- また、作中では「騎乗」「神秘(古い時代)」に該当すると思われるメドゥーサや赤セイバーを一蹴している。
- 『Fate/Grand Order』では、騎乗持ちに特攻の高威力全体攻撃を放ち、スターを集める性能になっている。彼女のクラスであるアーチャーはセイバーに対して有利が取れる上、セイバークラスのほとんどには騎乗スキルがついてくるため、ライダーよりもむしろセイバーの天敵になってしまっている。
- 第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)
- ランク:E~EX
種別:対神宝具
レンジ:-
最大捕捉:- - 由来:神仏を恐れず敵対する宗教勢力を悉く焼滅させたことで信長につけられた異名、そしてと生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業を合わせた物。
- 「神性」や「神秘」を持つ者に対して絶対的な力を振るう存在へと変生する固有結界。後世で民衆が彼女に対して抱き積み重ねた畏敬の念と恐怖により大焦熱地獄が具現化する。
- 神性を持たず神秘も薄い英霊は熱さを感じるだけで済むが、高い神性を持つサーヴァントは、この固有結界の中では戦うどころか存在を維持することすら難しい。
- なお、発動中の彼女はビジュアル的に裸になるらしい。
真名:織田信長
- おだのぶなが。戦国の風雲児と呼ばれた日本の大英雄。十六世紀の人物。
桶狭間で今川義元を破り、天下に名乗りを上げ、次々と強敵を打ち破り天下統一目前に迫るも、明智光秀の謀反により本能寺にて没する。
- 幼名は吉法師。父・織田信秀は当初、彼女の弟の信勝に家督を継がせるつもりだったが、時は乱世・戦国時代。信勝程度では、先の世まで織田家を存続させていく事などできないと判断し、女の子なのに幼い頃から妙に大物臭を漂わせていた彼女を当主に据えた。
- 家督相続後は男性として振る舞い続け、実は女性であることを隠すため情報規制を敷いていたが、それらの事情が『尾張の大うつけ』などと呼ばれる信長の若かりし頃の奇行として後の世に伝えられることになる。また信長にまつわる数々の面白エピソードは、性別を隠すために家臣が敢えて広めた情報工作によって生まれた物であるとも言われる。
- 目的を遂げるためには手段を選ばず、逆らう者には苛烈な弾圧と冷酷な裁定を下す暴君。
既成概念を次々と破壊しながら天下統一に邁進したが、その最後は家臣の謀反によるものであった。それ自体は「是非もなき事」として悔いを抱いていない。
- だが、滅びに向かおうとしている日本が自分を求めるのならば、救国の英霊として、日本の未来を思って行動するまで―――。
関連
- 三英傑
- 戦国時代において天下を統一へ導いた3人の戦国大名、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を指す。
- 信長は戦国大名を打ち破りながら天下統一に邁進し、秀吉は天下統一を果たし、家康は約260年にも及ぶ武家政権、江戸幕府を創設したという。
- 第六天魔王
- 信長自身が自称したといわれる仏教における欲界の魔王の名。
- 生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業や、後世に民衆が抱き積み重ねた恐怖、畏敬の念により、魔王としての英霊信長が顕現する。
登場作品と役柄
- コハエース
- 桜セイバーに続く新サーヴァントとして登場。一応ラスボス枠らしいのだが、漫画が漫画なので扱いの方はお察し。
- ちびちゅき!
- 本の少しだけ登場。「あのふざけたデザインのノブがちびちゅきに出たら可愛く見える不思議」とは当主の弁。
- 当初は『帝都聖杯奇譚』が始まる気配が無かったため、真剣にコハエースからの移籍を考えていた。
- カプセルさーばんと
- さーばんとの一匹。
- その場から動かず火縄銃を乱射する。かなり遠くまで届くので、壁役や動きの遅い鯖を仕留めやすい。
- コスト500 戦闘力C 突破力- 移動力- 体力D 忍耐力D リキャストB
- Fate/Grand Order
- アーチャーのサーヴァントとして参戦。
- キャラクターデザインはpako(原案は経験値)。設定作成は経験値。レア度はSR(☆4)。
- 事前告知漫画およびシステム解説漫画のぐだぐだオーダーにて登場しているが当初は本編には参戦しない(らしい)扱い。
- 後に事前登録人数の増加に合わせて(なんらかの形での)参戦を運営から約束されたが、その後しばらく音沙汰無し。一時は参戦の機会を失ったと思ったのかやさぐれてゲームをディスっていたが、イベント「ぐだぐだ本能寺」にて配布される限定サーヴァントとして悲願の参戦を果たした。
- また、「ぐだぐだ本能寺」ではぐだぐだオーダー風の「ちびノブ」、それを拡大した「でかノブ」、更にバリエーションとして「金の~」「銀の~」が敵として登場。こいつらも釘宮理恵氏のボイスで「ノブ!」と鳴く(?)。
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- アーチャーのサーヴァント。
人間関係
コハエース
- 桜セイバー
- 因縁のライバル。基本的に仲悪いが、『帝都聖杯奇譚』の宣伝をするときは息の合った連係を見せる。
- 坂本龍馬
- 手下。
- セイバーオルタ
- 手下……のはずが、安土城を乗っ取られ逆に子分として扱われている。
- 赤セイバー
- 余りのフリーダムさに押され気味。
- アーチャー
- 「弓とか古っ!! 時代は鉄砲じゃ鉄砲!!」と言ってしまったため、すかさず「それはもうアーチャーではなくガンナーではないか?」と突っこまれる。
帝都聖杯奇譚
- アルトリア
- マスター。陸軍幹部の妾腹の子で、母親が外国人だとか。
- セイバー
- ライバル。縮地で間合いを詰められるため鉄砲との相性は最悪だが、分かっていれば防御できるレベルなのでそこまで詰んでいるわけではない。
- バーサーカー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。生前の部下の一人であり、下記の蘭丸の兄。
- 父である可成に生前世話になっていたことと蘭丸に嫌われたくないのとで、フリーダムな行いも史実通りお目こぼししてきた。
- そんな経緯もあり、帝国陸軍幹部として、虐殺の宴を開こうとする彼を止める義務があるにも関わらず攻撃をするのに消極的。
- ライダー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。
- 企画段階から最大のライバルと目されており、謎の女性「お竜」とのコンビ相手に苦戦を強いられる。
- 撃破後は彼が召喚した理由を教えられ、最悪の場合の対処法を託された。
- ランサー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。
- キャスターを止める為に共闘するも、最後の手段を取らざるを得なくなり、銃弾を撃ち込んで殺してしまう。
- 間桐少佐
- 帝国陸軍の同僚。「無能な働き者」と完全に馬鹿にしている。
- 斎藤一
- セイバーの宝具で呼び出された新選組三番隊組長。
- 彼の牙突を防いで調子に乗っていたところで、続けざまの零式を喰らったのがセイバー戦での敗因になったとか。
- 言峰璃正
- 第三次聖杯戦争の監督役。帝都聖杯奇譚の世界ではアーチャーによって殺された。
生前
- 豊臣秀吉
- サル。戦国三英傑の1人。一介の農民から時の最高権力者にまで登りつめた稀代の出世者。
- 相手の得意技をことごとく潰せるため、戦う上では非常に相性の良い相手。
- 徳川家康
- タヌキ。戦国三英傑の1人。江戸幕府を興し、「徳川三百年の太平」を築いた。
- 相手のクラスごとに有利不利の差がつきやすい彼女にとって、クラスが自在に変動する為非常に相性が悪い相手。
- 明智光秀
- ミッチー。本能寺の変で自身を討った裏切り者。
- サーヴァントとして召喚された場合のクラスはアーチャー、もしくはエクストラクラスの「ガンナー」。
- 森蘭丸
- 彼女に仕えた小姓。男の娘だったらしい。なんともはや。
その他
- メカヒスイ
- 新しい物好きな性格な為か『ちびちゅき!』挿絵では目からビームを乱射する彼女に対し、同じく目を輝かせていた。
- 主人公 (EXTRA)
- 『ちびちゅき!』にて、彼のことをフランシスコ・ザビエルだと信じ込み、リスペクトした。
名台詞
コハエース
- 「え? わしの真名知りたい?
知りたい? やっぱり!? えー?
でも、わし、有名だしなぁ」 - 初登場回にて。真名バレバレなのに、このノリです。
- 「えー? そういわれたらのう。でも人気出たら困るしのう。
超面白いんだけどネ!!」 - 普段は意地の張り合いをしている桜セイバーと共同戦線を張り、『帝都聖杯奇譚』のアピールをする。だが周囲の反応はというと、
- ライダー「いえ、やっぱり」秋葉様「結構です」という有様。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- 「無駄なことを…列車ごとふきとばしてもよいのだぞ」
- 今までさんざん嘘予告されていた『帝都聖杯奇譚』であったがまさかのコハエースGO内での連載開始。
- 第1話は列車内での桜セイバーとの一騎打ちから始まるが流石に本編という事で今までに無くシリアスな振る舞いで登場する。
- 「森のおやじには借りがあるのじゃ
蘭丸にヘソ曲げられたりしたら恥ずかしいし!!」 - 帝都に現れたバーサーカーの真名が森長可と判明して帰ろうとしている時のセリフ。バーサーカーの暴れぶりを聞いて「わしが出るしかないか」などとキメていた次号でこれである。
- 森長可の暴虐に対してダダ甘だった生前からの強い因縁は変わらないらしいが結局ここで駄々をこねたので数百年ぶりの再会は叶わなかった。
- 「ハッ!! 竜退治とは面白い」
「わが三千世界に敵は無し!!」 - 坂本龍馬の宝具を前にして。宝具には宝具で。大蛇を前にして、腕を組んで堂々と迎え撃つ。
- 龍馬との決戦ともいえるこのシーンは見開きという大きな扱いであり、勝利するものの第六天魔王波旬まで使用したことが語られている。
- 「やれやれ今生もまたあと1歩のトコロでか…
わしの業かのう…」
「是非もなし……」 - 桜セイバーとの最終決戦、とうとう追いつめられての呟き。
- 何かと思うところはある様子。こうして彼女はシリーズ恒例の強力な中ボス枠の務めを果たして消えていった。
- 「さて 命がおしい輩はとくうせよ」
「これよりは大焦熱が無間地獄」
「三界神仏燼と帰せ」
「我こそは第六天魔王波旬 織田信長!!」 - 自身の前で神をうそぶいたキャスターとネオ・フューラーに対して。両手と両足を燃やしながら宝具を展開する。
Fate/ぐだぐだオーダー
- 「わしのPVも流れたみたいじゃし!!」
- 無論、Twitterで投稿されたネタ画像[1]であるため、桜セイバーに突っ込まれた。
- ちなみにその画像を書いたのは某信長アーチャーのキャラデザを務めたpako氏だったりする。そしてそのpako氏がノッブのキャラデザを担当することに。
Fateぐだぐだお得テクニック
- 「このゲームつまらんのじゃが……」
「このゲームもうやってないんじゃが……」
「まだあんなクソゲーやっとるのか」 - いきなり言ってはならないことをぶちまけるフリーダムっぷりである。
- 自分が細かいルールやテクニックを知らないだけでそういう扱いをするのは非常に失礼なので真似してはいけないが、このコーナー実装前の公式の説明不足もあるので非常にコメントに困る。
- ノッブ「ところでわしらの参戦……(真顔)」
おき太「どうなって……(真顔)」 - 最終回になっても朗報を聞けず終わってしまう様式美っぷりである。
- もっとも彼女ら以外の登場予定サーヴァントの参戦自体、ペースが遅めな方なので、当分先になるのではないかと思われたが……。
- 「今なら無料でノッブが貰えるのじゃ!! え? わしタダなの!?」
「でも鯖落ちするんじゃろ?」
「きのこじゃないとかオワタ」 - イベント「ぐだぐだ本能寺」詳細告知内にて。あれほど熱望していた参戦告知であるにも関わらずお得意のディスり節は健在。鯖落ち云々は直前のハロウィンイベントを踏まえたネタであり、プレイヤーにしてみれば(おそらくスタッフも)笑うに笑えない。そしてイベント中実際にサーバーが落ちた。
- 「天魔轟臨! 戦国の風雲児こと、そう、わしじゃ!」
- 二頭身じゃない方のノッブによる参戦セリフ。二頭身だった頃とは別次元の凛々しい姿の割に、相変わらず自己主張は激しい。
Fate/Grand Order
- 「三千世界に屍を晒すが良い……天魔轟臨! これが魔王の三段撃ちじゃぁ!」
- 宝具発動。無数の火縄銃が姿を顕し、敵を一掃する。
- 「失礼な南蛮人め! この侘び寂びがわからんとは利休にぶんなぐられるぞ!」
- ぐだぐだ本能寺序章にて。
- 戦闘後に落ちていた極東の茶器らしきもの。
- その価値が全く理解できない
南蛮人マシュとダ・ヴィンチちゃんに食ってかかった。 - とりあえずよくわからない理由で工房で引き取ってもらうことになったが、利休の心境やいかに。
- 「万能の聖杯? さてはそなた、騙されやすいタイプか。あんなもの、爆弾にでもするぐらいしか使い道はないぞ。……ん? そうじゃ! 爆弾じゃ、爆弾はいい考えじゃな!」
- マイルーム会話。碌なことにならないのでやめてください。
- 「いざ、―――三界神仏灰燼と帰せ! 我が名は第六天魔王波旬、織田信長なり!」
- ぐだぐだ本能寺再終幕、炎上する世界を作り出しながら。やはり、本来の第二宝具「第六天魔王波旬」の発動の言葉なのだろうか。
- 「あの人斬り…ええい、忌々しい!彼奴さえおらねばワシの天下じゃったというに、そもそもワープとかおかしいじゃろワープとか!」
- 因縁のライバル沖田総司について。天下取りの邪魔をされたことを忌々しく語っている。
- 銃撃を避ける縮地(ワープ)と神性特攻が効かないために、コハエース内では沖田は信長にちょー有利な模様。
- しかしFGOの世界では、アーチャーである信長がセイバーである沖田に対してちょー有利なのであった。是非もないよネ!
メモ
- なぜ桜セイバーと同じように社長が描かなかったのかと言われると、社長曰く「セイバーじゃなきゃやだよ」との事。だが下欄の「TONO地下王国」では「ってか、また描いたりしたら、なんかコハエースに弱みでも握られてるのかと思われて恥ずかしいし……」と生々しいコメントがされている。
実際のところ、経験値氏は「社長は金髪大好き」という事しか握っていない。つまり、弱みなど何も握っていない。 - ファンの間での主な通称は「ノッブ」。信長の「ノブ」を、いわゆる「なんJ語」風にしたもののようである。これはサポート漫画のぐだおから広まったとされている。「おき太」と仮称されたがあまり浸透していない桜セイバーとは逆である。
- 口癖の「是非もない」は、主に『仕方がない』といった意味。本能寺の変が起こった際、敵が明智光秀だと知って「是非に及ばず(同じ意味)」と言ったとされたのが元で、多くの創作において信長の一般的な口癖として使われるようになった。何故「是非に及ばず」が「是非もなし」になったのかは不明。
- 神を自称したとも言われるが、神性スキルは持っていない。
- なお現在、織田信長は「建勲」という神号を得て正式に神として祀られている。ただ、死後に神になったり神として祀られたりする英霊は非常に多く、神性スキルを持たないのが通例。
- Fateシリーズ、と言うよりTYPE-MOONにおいては、「実力よりも相性」と言う戦いの組み合わせは多いが、「戦い方」ではなく「ステータス・スキル」によって相性ゲーが保証されていると言うのは珍しい。アキレウスが近いが、あちらは数ある宝具の中で「勇者の不凋花」一つのみが神性スキルの影響を受けるのに対し、こちらは「天下布武・革新」の効果がステータスから全宝具にまで適用される。
- 条件次第でステータスが過剰に変動するのは同じコハエース組の豊臣秀吉も同じであり、この辺りは経験値氏の好みによる物だろう。
- 神秘の高い相手に有利という彼女だが、「帝都聖杯奇譚」に登場するサーヴァントは、その多くが神秘を用いない近代の英霊である。特にランサーなどは、「時代が最も新しく、戦いに神秘を用いない、非常に強力なサーヴァント」と言う、本来の宿敵である桜セイバー以上の天敵であるように見える。
- ただし、桜セイバーに対し「三段撃ちによる飛び道具を用いた圧倒」という戦術で敗北寸前まで追い込んでいる辺り、相性のよくない相手に対しても戦闘力が低いわけではない。そもそも神秘が低いという事はその分神秘によるブーストも弱いという事であり、火縄銃とはいえ3000丁による一斉射撃ともなると神秘抜きにしても単独で対応できるサーヴァントは限られてくると思われる。
- ただそれを考えると、本人の言う「相性ゲー」と言う言葉が疑わしくなる。
- 非常にメタな予想として、「詳細なストーリーを書く事を考えずに設定したが、実際ストーリー化されたら予想以上に使い難かった」のではないかと思われる。「超強敵との戦闘結果が、始まる前からほぼ決まっている」と言うのは、描写すると盛り上がりに欠ける事甚だしい訳で……。
- 彼女の服装はナチスドイツの制服を元にしたものだが、これあくまで桜セイバーの桜色の和服と同じく「帝都聖杯奇譚」中に新たに得たものであり本来の服装は不明。
- 身長は152cmに対し、体重は39kgと軽めであり、これはスキル「魔王」による意図的なものなのか、あるいは生前からそうなのか不明。なおジャックや、 ネロは150cmと彼女より身長が低いのだが、体重45kg、42kgとまだ身長相応なのでこれがいかに軽いのかが分かる。
- 『Fate/Grand Order』では体重が43Kgと調整されており、これで身長相応となった。
- 彼女の呼び名の一つである第六天魔王に在り方が非常に近い人物が型月世界には存在している。
- 大英雄と作中でも評される様に日本史上最も有名な武将の一人であり、これまで織田信長が登場する小説、漫画、ゲーム、映画やドラマのタイトル合計数は100以上を超えているとされ、源義経などにも匹敵する知名度や数々な逸話を持っている。
- 魔人アーチャーが外部の魔術師を切断したとされる圧切長谷部とは、無礼を働いた茶坊主が棚の下に隠れた所を信長が棚の上から棚ごと圧し切ったとする逸話を持つ名刀であり、信長が持つ刀としては最も切れ味の鋭い刀と逸話されている。資料によっては棚の下に逃げ込んだところを棚と人体の隙間に差し込んだ刃で(要するに振りかぶるなどの勢いもつけずに)大した力も入れずに両断してしまったとも言われている。
- なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。Grand Orderのヴィジュアルにてノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。要するに時代的にちょっとおかしいが是非もないよネ!
- 『Fate/Grand Order Material』中のイラストレーターpako氏のコメントでは「圧切長谷部も(ドイツ風の)軍服同様、現界してから入手したもの」とのこと。つまり福岡市博物館からパク……取り戻してきたもののようだ。
- 織田信長の愛刀といえば他にも建勲神社に奉納されている義元左文字や本能寺で運命を共にした実休光忠、領国尾張と共に後継ぎ信忠へ与えられた星切の太刀など数多くの名刀揃いであるが、そこからなぜ圧切長谷部をチョイスしたのかといえば……まあ「へしきり」という名前が面白かったからという可能性もあるが。
- なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。Grand Orderのヴィジュアルにてノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。要するに時代的にちょっとおかしいが是非もないよネ!
- 『Fate/Grand Order』参戦に当たり、パラメータや宝具の数値がコハエース時のものから若干ランクダウンしている。帝都でのご当地開催分の補正が抜けた形となるが[2]、概念礼装「ぐだお」でおき太に「どーでもいいですけどノブのステータス弱体化ワロタ」と思いっきりコケにされている。当の本人も「弱体化するまでもない沖田のクソステワロタ」と小馬鹿にしているのでどっちもどっちではあるが。
- 他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。
これが知名度補正の減退からくる弱体化なのか公式参戦にあたっての調整かははっきりと明言はされていない。
- 他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。
- 歴史上の織田信長には記録がはっきりしていない人物を含め20人以上の子供がいたとされる。この信長の下彼らがどのようにして産まれたのかについては不明。
- CVの釘宮理恵氏は型月関連作品では初出演。『Fate/Grand Order』正式参戦までCVの情報は一切無かったため、判明時には驚きをもって迎えられた。
- 当初の演技はもっと愛らしい声であったのだが、愛らしすぎるという理由で泣く泣く没になり、凛々しさを増した今の演技になったとのこと。
話題まとめ
- 「三段撃ち」の真偽
- 信長が長篠の戦いで使った火縄銃による銃撃を三人一組で行わせ、お互いの射撃と装填の時間をずらし、常に射撃できる態勢を作ることで火縄銃の弱点を無くした新戦術「三段撃ち」は余りに有名。信長は三千人の鉄砲隊を千組に分けて一斉射撃させて武田騎馬軍を打ち破ったとされ、これがアーチャーのクラスに据えられた最大の理由と思われる。だがこの逸話は、現在では事実かどうか疑問視されている。
- 「三千丁の火縄銃」の出典は『信長記』や『信長公記』であるがどちらも記述があいまいで、特に前者は資料として信頼性が低く、当時の状況を考えると信長が用意できた火縄銃は1000丁から1500丁ほどと言われている。「三段撃ち」という戦術自体も存在が疑問視されている。また信頼性の高いとされる『信長公記』には「鉄砲奉行5人に指揮を取らせた」としか書かれておらず、具体的な戦術について記されていない。そして「三段撃ち」の名称が登場する最初の記述は江戸期に出版された通俗小説であり、信憑性に欠ける。
- また、武田軍が朝から昼過ぎまで数時間に渡って当時の火縄銃の有効射程である50~100メートル圏内に留まり、ひたすら掃射を受け続けていたことも不自然と言う他ない。『信長公記』では柵から出入りしていたという記述もあることから、「三段撃ちは事実ではない」というのが現在の学界での通説となっている(ただし『信長公記』には、まだ若い頃、父の命令で敵の砦を攻めた時、砦より高い丘から鉄砲隊を連続で段々撃ちにした、との記述があり、家督相続以前から『三段撃ち』と同様の戦術を取っていた)。
- まぁ、設定上逸話さえあれば宝具となれるので、史実かどうかは関係ないのだが。
- なお、合戦において信長自身が鉄砲を撃っていたことも少々ある他、本能寺の変の際には初めに弓を取って戦ったといわれるので、飛び道具を使ったという伝承がないわけではない。
- 神仏を恐れぬ革新者?
- そして現在メジャーとなっている信長像といえば、「神仏を恐れず、体制を破壊する改革者」と言うものだろう。
- 彼女の特徴的なスキルである「天下布武・革新」も、「神性スキル持ちや体制の守護者に強い」と言う、この一般的印象を元にしている。
- ところが近年の研究によれば、この説は大きな誤り……と言うか後の時代の為政者による情報操作によるものである、と言うのが定説である。
- 例えば、将軍家や天皇家に対してかなりの敬意と配慮を見せているし、神仏に対しても祈願を行ったり保護をしている。楽市・楽座も信長以前に存在した制度を自領の広範囲に拡大しただけな上、堺などの既得権益は保護している。かの有名な比叡山延暦寺の焼き討ちも、敵対したのは事実だが、「実際に虐殺があったかどうかは疑わしい」と言う研究結果が出ている。
- このように、むしろ保守的で合理的な政策を取っており、革新者と言うのは誤りである可能性は高い。
- 無論、英霊は「史実」より「逸話」に左右されるため、魔人アーチャーがこのようなサーヴァントである事自体は問題ない(経験値氏製のサーヴァントは彼女にかぎらず皆、史実より創作を重視している事だし)。ただ、ヴラド三世(EXTRA/Apocrypha)のように、「史実を重視した別の信長」が登場する可能性はあるかもしれない。
- 女性説の説得力
- 信長は青年の頃、女子と見まがう美男子であったとする記録がある。また500m向こうから声が聞こえたという逸話があるほど、かなり甲高い声であったとされる。
- まあこれだけで女性説を唱えるのはかなり無理があるのだが、そこは信長。日本史の人物においておそらく最も創作に登場したキャラだけあって、女体化された作品も多数存在するため、Fateで女体化されても違和感が薄い。
- ちなみに、信長以外の戦国武将では上杉謙信の女性説が有名。こちらは信長以上に根拠が多い(それでもトンデモ説の域は出ないが)。
- 「アーチャー」ってラスボスなの?
- 「ラスボスがアーチャーなのはFateのお約束ですよね!」と紹介されているが、実際は「アーチャー」のクラスのサーヴァントがラスボスだったことはほとんどない。というかギルガメッシュ以外は今の所該当してない。
- しかも、『Fate/stay night』はともかく『Fate/Zero』におけるギルガメッシュがラスボスかどうかは微妙なところである。確かにラストバトルの場にはいたものの、そこに辿りつくまでにメインのイベント戦闘を済ませていたセイバーからは「聖杯を目前にしての障害物」程度の認識であり、一応の主人公である衛宮切嗣にとってはもはや視界にも入っていない(むしろ切嗣からすればそのマスターの言峰綺礼がラスボスであろう)。
- もっとも、『コハエース』的な意味での『Zero』クライマックスは冬木大橋がオケアノスすぎたアニメ23話だったっぽいので、ライダー陣営からしてみれば確かにアーチャーはラスボスといってもいい……のかもしれない。
- ちなみに『帝都聖杯奇譚』本編でアーチャーが倒れたあとに現れたキャスターと「人造の神(ネオ・フューラー)」がラスボスの立ち位置となった。