「武則天」の版間の差分

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| 真名 = 武則天
 
| 真名 = 武則天
 
| 読み = ぶそくてん
 
| 読み = ぶそくてん
| 外国語表記 = Wu Zetian
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| 外国語表記 = Wu Zetian<br>Assassin of the Nightless City(真名判明前)
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 井澤詩織
 
| 声優 = 井澤詩織
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| 地域 = 中国
 
| 地域 = 中国
 
| 属性 = 秩序・悪
 
| 属性 = 秩序・悪
| 隠し属性 = 人
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| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
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| 二人称 = そなた/貴様など
 
| 二人称 = そなた/貴様など
 
| 三人称 = やつ/あやつ/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = やつ/あやつ/○○(呼び捨て)
| 異名 = 則天武后(そくてんぶこう)
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| 異名 = 則天武后(そくてんぶこう)<br>聖神皇帝
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:本来ならば多種多様の拷問方法で不届き者を罰する事が出来るのだが、最近は、かつて政敵を害した酒壺と毒を拷問用にアレンジしたものをよく使っているようだ。
 
:本来ならば多種多様の拷問方法で不届き者を罰する事が出来るのだが、最近は、かつて政敵を害した酒壺と毒を拷問用にアレンジしたものをよく使っているようだ。
 
:「拷問とは生かし続け、殺し続けること」つまり「拷問の痛苦を鋳型に形作られた生と死の坩渦」であるという解釈から、この宝具はそれらの概念が入り混じった一種の異界として機能するため、生と死を操り死んだまま在り続けるフェニクスなどの不死を殺すことも可能である。なお、フェルグスはこれの効果を魔力塊である玉手箱による再生と組み合わせ、『死』と『再生』を繋げて本来の自分の存在を部分的に引き出す荒業を引き起こした。
 
:「拷問とは生かし続け、殺し続けること」つまり「拷問の痛苦を鋳型に形作られた生と死の坩渦」であるという解釈から、この宝具はそれらの概念が入り混じった一種の異界として機能するため、生と死を操り死んだまま在り続けるフェニクスなどの不死を殺すことも可能である。なお、フェルグスはこれの効果を魔力塊である玉手箱による再生と組み合わせ、『死』と『再生』を繋げて本来の自分の存在を部分的に引き出す荒業を引き起こした。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に毒状態を付与<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>&自身のクリティカル威力をアップ<ref group = "注" name="3ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&毒状態を付与(3ターン)+自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
:強化後はランクがB+に上昇。「敵単体の強化状態を解除」という効果が追加される。
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:強化後はランクがB+に上昇し、宝具威力倍率の上昇に加え「敵単体の強化状態を解除」という効果が追加される。
  
 
==真名:武則天==
 
==真名:武則天==
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:武則天時代にやりたい放題をした酷吏の中で最悪の存在で、索元礼と共に悪辣を極めた。彼は復讐や私怨の為に無実の人や一族すら拷問などで皆殺しにし、民草でも「来俊臣に裁かれれば終わりだ」と恐れられた。
 
:武則天時代にやりたい放題をした酷吏の中で最悪の存在で、索元礼と共に悪辣を極めた。彼は復讐や私怨の為に無実の人や一族すら拷問などで皆殺しにし、民草でも「来俊臣に裁かれれば終わりだ」と恐れられた。
 
:だが彼も因果応報を受け、島流しにあったものの武則天に戻された能吏の徐有功によって告発。処刑場で憎悪と怒りに溢れた民衆の前で首を刎ねられた。その後に雪崩れ込んだ民衆に死体は滅茶苦茶にされて肉片しか残らなかったと言う。
 
:だが彼も因果応報を受け、島流しにあったものの武則天に戻された能吏の徐有功によって告発。処刑場で憎悪と怒りに溢れた民衆の前で首を刎ねられた。その後に雪崩れ込んだ民衆に死体は滅茶苦茶にされて肉片しか残らなかったと言う。
;狄仁傑
 
:武則天が抜擢した臣下の中で最も信頼・重用された。取り立てられた時点で既に高齢だったが、武則天の絶大な信頼を獲得し、最終的に地方官吏から宰相にまで成り上がった傑物。
 
:武則天も彼の陳言はよく聞き入れ、敬意を表して「国老」と呼び、老齢を理由とした引退を許さず、その死後も「なぜ天は私から国老を奪ったのか」その才を惜しんだ。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
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;「妾は一人で国を統べてきた。お飾りの愚王や即物的な僧はいたが、本当に頼れる者と一緒に国を治めた事など無い。<br> だからな、その、試しに次の国は共同統治者を置いてやってもいいというか……ええい、みなまで言わせるな! 気付けバカ!」
 
;「妾は一人で国を統べてきた。お飾りの愚王や即物的な僧はいたが、本当に頼れる者と一緒に国を治めた事など無い。<br> だからな、その、試しに次の国は共同統治者を置いてやってもいいというか……ええい、みなまで言わせるな! 気付けバカ!」
 
:マイルーム会話「絆Lv5(真名開放時)」。
 
:マイルーム会話「絆Lv5(真名開放時)」。
:史実では、全部1人で国を治めていたかといえばそうではない。人材収拾の鬼だったので家臣たちには恵まれていた。特に狄仁傑という家臣を国老と尊敬しており、彼に先立たれた後、折りに触れて「天はなぜ、自分から国老を奪ったのだ」と悲嘆にくれたそうである。要は頼れる恋人が…以下略
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:史実では、全部1人で国を治めていたかといえばそうではない。人材収拾の鬼だったので家臣たちには恵まれていた。特に「狄仁傑」という家臣は、武則天に地方官吏から取り立てられた時点で既に還暦を迎えていた(それでも武則天よりは年下ではあったが…)にも関わらず、最終的に宰相にまで成り上がったほどの才覚者だった。武則天は仁傑を「国老」と呼んで尊敬し、陳言されればまず聞き入れるほど強く信頼し、老齢を理由に引退を申し出ても決して許さなかったという。彼に先立たれた後、折りに触れて「天はなぜ、自分から国老を奪ったのだ」と悲嘆にくれたそうである。要は頼れる恋人が…以下略
 
;「うぅ……猫。猫っぽいやつがおる。ワンとか言っておるし、全然意味がわからん。こ、恐くはないぞ。ただ嫌いなだけじゃ!」
 
;「うぅ……猫。猫っぽいやつがおる。ワンとか言っておるし、全然意味がわからん。こ、恐くはないぞ。ただ嫌いなだけじゃ!」
 
;「うぇ……猫。猫っぽいやつがおる。トラ猫かのう……なんじゃあの凶悪な鉤爪は。……恐ろし、くはないぞ。次の拷問に借りようかなと思って見ておっただけじゃ!」
 
;「うぇ……猫。猫っぽいやつがおる。トラ猫かのう……なんじゃあの凶悪な鉤爪は。……恐ろし、くはないぞ。次の拷問に借りようかなと思って見ておっただけじゃ!」
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[[category:サーヴァント]]
 
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2024年5月2日 (木) 15:05時点における最新版

不夜城のアサシン
真名 武則天
読み ぶそくてん
外国語表記 Wu Zetian
Assassin of the Nightless City(真名判明前)
異名 則天武后(そくてんぶこう)
聖神皇帝
愛称 ふーやーちゃん
性別 女性
身長 138cm
体重 35kg
好きな物 派手で豪華なこと(真名判明前)
自分の国(真名判明後)
苦手な物 猫、幽霊
天敵 ゴースト系エネミー、猫系サーヴァント、フォウ
出典 史実
地域 中国
属性 秩序・悪
副属性
一人称 妾(わらわ)
二人称 そなた/貴様など
三人称 やつ/あやつ/○○(呼び捨て)
声優 井澤詩織
デザイン 原田たけひと
設定作成 水瀬葉月
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

暗殺者」のサーヴァント。亜種特異点Ⅱで真名が明かされる前は不夜城のアサシンと呼称されている。

略歴
亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』ではシェヘラザードの手で西暦2000年のアガルタに歪曲召喚され、本来の自分の治世より後の時代であるはずの不夜城の支配者として君臨していった。
ダユーが支配するイースを調査する主人公の前に現れ、身元が分からない少女のふりをして[注 1]居城に案内して行方を晦ましたが、ダユーが逃走を図る時に再び現れてシェヘラザードが裏切って自分の手に渡った事を告げ、主人公達に不夜城に訪れる許可を出して去って行った。
その後、不夜城の元に訪れた主人公達に自身の国を自慢したが、その在り方を含めてイースと大差ないと一蹴されたことで対立して戦いになるも、その最中に現れた巨英雄の攻撃で潰されてしまう。霊基の反応が消えたことで消滅したとカルデア側は判断していたが、実際は気配遮断スキルを用いて密かに生存していた。
そしてシェヘラザードと同化したフェニクスの気配を察して機を伺うべく身を隠し続け、最終盤で主人公達と戦うフェニクスを倒すべく姿を現した。国を荒らす不届きものであるフェニクスを「告密羅職経」に落として撃破する機会を生み出したが、その際フェニクスに反撃を食らって重傷を負ってしまう。そしてフェルグスが「極・虹霓剣」でフェニクスを討ち滅ぼしたことを見届けた彼女は消滅した。
カルデアへと来た後は見た目の年齢の近いジャック・ザ・リッパーナーサリー・ライム茨木童子らと一緒にいるところを確認されている(『ネロ祭り再び~2017Autamun~』)。
人物
人への態度は傲岸不遜、振る舞いは得手勝手の限り。根本的に派手好きな童女。
実力で王座を手にする過程で並々ならぬ苦労を重ねてきた努力家であり、常に理想の統治者たる事を意識している。自分の笑い方を素の「にゃはは」ではなく威厳のある(?)「くふふ」に変えるように気を付けていたり、上下の隔たりない実力重視の人材登用を心掛けていたりと、正しい治世や皇帝としての矜持の為には極めて積極的に行動する。
そのような自分の在り方ややってきた事については非常に高い誇りと矜持を持っているが、そうした彼女の理想と民草が望む理想には乖離が目立っており、その現実を目の当たりにしても決して持論を曲げない強気で凝り固まった所もある。
童女呼ばわりされておちょくられると怒り出し、主人公からちゃん付けする選択を選ぶ度に怒る場面が度々見られる。……が、見た目に精神年齢が引っ張られているせいかその扱い自体は不快でないようで、絆を結べば向こうから童女扱いを望むような言葉を聞くこともできたりする。
飽き性で、ストーリー中では「飽きた」と言いながら何度か主人公の呼び方を変えているほか、マイルーム会話では自分の肩書を更新しようと考えていた。
ただし、その傾向は『縁起担ぎ』の面も強いと考えられる。かなり信心深い性格であり、自分にかけられた呪いを信じて猫を怖がるほか、噂を聞いて都を変えるほど幽霊も苦手であるようであるなど、凄惨な拷問好きという人格に反し可愛らしい面もある。
能力
皇帝であって暗殺者ではないためクラススキルの気配遮断のランクはDと低い。しかし敵の本拠地へ直接潜入しその泣き所を直接攻撃する、カルデアの観測を誤魔化しつつアマゾネスの跋扈する不夜城から脱出するなど隠密行動は意外にも得意なようである。
攻撃方法は不夜城で使役していた『酷吏』を召喚して鞭打ちや大鋸での人体切断を行うほか、相手の周囲に大量の針を召喚して貫いたり手ずから携えた鞭で滅多打ちを行うこともある。漫画版では大量に使役している酷吏と同じ格好をして紛れ、隙を突いて毒を塗った針を投げつけて攻撃するなどアサシンらしいしたたかさも見せつけている。
来歴からやはり拷問具について詳しいようで、『ネロ祭再び~2017Autamun~』では何故か持ち歩いていた余り物の「可愛い果物型の拷問具(おそらく『苦悩の梨』)」をナーサリーらに与えた。

別クラス / バリエーション[編集 | ソースを編集]

キャスター[編集 | ソースを編集]

水着霊基に変換し、キャスタークラスになった武則天。
身体が此方のアサシンクラスよりも成長し、大人の女性になっている。

詳細は『武則天〔キャスター〕』を参照。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) D E A B A B 気配遮断:D 拷問技術:A
皇帝特権:B
女帝のカリスマ:A
焦骨牡丹:A+
女中英主:B+
強化クエストクリアで「拷問技術」→「焦骨牡丹」に変化
強化クエスト2クリアで「皇帝特権」→「女中英主」に変化

宝具[編集 | ソースを編集]

告密羅織経(こくみつらしょくけい)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~3
最大捕捉:1人
この宝具は「彼女は自由に罪人を生み出せる」という国家的法則の体現に等しい。すなわち、彼女がこの宝具を展開した時、彼女は誰に対しても「拷問するもの」となり、相対するものは問答無用で「拷問されるもの」となる。
本来ならば多種多様の拷問方法で不届き者を罰する事が出来るのだが、最近は、かつて政敵を害した酒壺と毒を拷問用にアレンジしたものをよく使っているようだ。
「拷問とは生かし続け、殺し続けること」つまり「拷問の痛苦を鋳型に形作られた生と死の坩渦」であるという解釈から、この宝具はそれらの概念が入り混じった一種の異界として機能するため、生と死を操り死んだまま在り続けるフェニクスなどの不死を殺すことも可能である。なお、フェルグスはこれの効果を魔力塊である玉手箱による再生と組み合わせ、『死』と『再生』を繋げて本来の自分の存在を部分的に引き出す荒業を引き起こした。
『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&毒状態を付与(3ターン)+自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
強化後はランクがB+に上昇し、宝具威力倍率の上昇に加え「敵単体の強化状態を解除」という効果が追加される。

真名:武則天[編集 | ソースを編集]

ぶそくてん。中国史上唯一の女帝。またの名を「則天武后」。本名は武照。
「武則天」は通りの良さを優先して名乗っているが、死後の諡「則天大聖皇后」に基づくもの。
彼女自身としては、初めて帝位についた際の「聖神皇帝」の肩書がお気に入り。
始めは唐の二代皇帝太宗の後宮、妾の一人であったが、太宗の息子高宗と通じ、太宗の死後高宗の妾にもなる。
そして武氏は高宗の子を産むが、その小さな命の火はほんの乳飲み子のうちに消えた。
武氏はその子を殺した犯人として王皇后を追求し、寵姫・蕭氏とともに失脚させ、自らが高宗の皇后の座に付いたと言われている。
その際、武氏は二人の手足を切り取った上で「骨まで酔わせてやる」と酒壺に投げ込むという刑により処刑したという。
この流れから、武氏が自ら子を殺して皇后に罪をなすりつけたのではないかと考える者もいたが、真実は定かではない。
皇后として実権を握った彼女は、邪魔な親族・政敵を次々と殺害(暗殺)。
高宗の死後、国号を「周」と変え、ついに自ら帝位につき「聖神皇帝」を名乗ることになる。
彼女は国を治めるにあたり、密告を奨励する恐怖政治を敷いた。「酷吏」と呼ばれる役人達による残虐な拷問を、民草は心から恐れたという。
彼女は生まれによって女帝になった人間ではない。ただの役人の娘であったが、父が死んで引き取られた親戚共々憂さ晴らしに虐げられる日々を送っていた。
そんな彼女が女帝になったのは学問を、武芸を、女の技を、自分にとって不要な他の全てを捨てて磨いた事に他ならない。
単にそう願い、そう決意し、そう努力してその地位にまで上り詰めたのである。
自分はなるべくして女帝になった。絶対になるのだから、なって当然。その為に努力し続けてきたのだから、なって当然。
後宮に入り、大人になり、権力を手に入れてからの血塗られた道筋は、言わば消化試合のようなものだった。
女帝になる為に真に必要としたのは「ただ最初の決意」のみ。
虐げられた子供時代に、天を見上げて誓った。
「この国を必ず手に入れてやる」という、無雑なる決意。
「この国を正しく導いてやる」という、崇高なる決意。
彼女は「その瞬間」こそが「自らの生の全盛期」であると考えている。
肩書きではなく、在り方の話として―――
「いつから女帝なのか」と問われれば「その瞬間」が答えだからだ。
「なぜ女帝になれたか」と問われれば「その瞬間」が答えだからだ。
「人生で最も輝いていたのがいつか」と問われれば「その瞬間」が答えだからだ。
故にこそ、彼女はこの「年若い少女の姿」で現界しているのである。

関連[編集 | ソースを編集]

告密羅織経
彼女の統治時代に記されたと言われる、酷吏(拷問官)達の指導書。言わば罪人を作り上げるための、拷問と尋問のハウツー本であった。
酷吏(こくり)
法を威にかざして、民衆を苦しめた悪徳役人への蔑称。元々の語源は司馬遷の『史記』の『酷吏列伝』から取られたもので、時代が下るにつれて冤罪の捏造や拷問係といった「汚れ仕事」を行う役人を指すようになった。ちなみに役目を終えた酷吏を武則天自身が一掃している。
科挙
中国で隋代から始まり、清の時代まで続いていた役人登用試験。
それまでも下級役人の採用試験として存在していたが、武則天はこれを本格化させ、貴族への対抗勢力となる上級官僚を登用するための試験として最大限に活用した。いわば中国を貴族制から科挙制へと移行させた存在として、武則天の名は史実にも刻まれている。
試験の難易度は苛烈を極め、受験者には十年以上試験を受け続ける者や精神を病む者も続出したとか[注 2]
中国三大悪女
武則天と呂雉(漢の高祖帝の妻)、西太后、妲己の内の3人を指す他、最近は江青(毛沢東の妻)を加えた四大悪女とする事もある。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の解禁に際して真名を伏せる形で実装。

その他[編集 | ソースを編集]

ちびちゅき!
小学部所属。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
カルデアのマスター。
亜種特異点Ⅱでは不夜城の主として敵対関係となり、コミカライズ版では「これから戦う相手に理由を聞くのは自分が正しいと信じて疑ってないからだ」とぴしゃりと言い切った。
カルデアではマスターと共謀関係のようにはなるもののそれ以上の思い入れはない……と思われていたが、期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』では清姫らに交じってマスターの布団を奪い合うアレっぷりを見せつけた。
シェヘラザード
亜種特異点Ⅱではダユーを見限り自分の側に付くことを選んだ彼女を不夜城に迎え、軍師として側近に取り立てる。
状況的にスパイなどの可能性もある彼女の有用性を見抜いて要職に就かせるあたり、人事に秀でる彼女らしい采配だったと言える。
ダユー
亜種特異点Ⅱで対立していた国であるイースのトップ。
イースそのものが享楽的で混沌としていて彼女の美意識に反するのに加え、彼女自身も「何にも拘らず何も持たない者が国を持つ等笑止千万」と辛辣。
タマモキャットジャガーマン
カルデアにいる彼女らを「猫っぽい奴がいる」とやたら怖がっている。
これは上述の王皇后を処刑した際、拷問にかけられる中で王皇后が「武則天は死後生まれ変わって鼠になる。私は猫に生まれ変わってそれを食い殺してやる」と言い残したことが原因で、生前の彼女はそれ以降宮中で猫を飼うことを禁止するほど恐れていたという。
フォウ
上と同様の理由で苦手な相手。さすがに小動物が相手だと敵対心が先に来るようであるが。
荊軻
中国史上唯一の女帝である彼女にとって、生前始皇帝の暗殺を企てた荊軻の存在はやはり不安になるらしく、自身の暗殺を企てていないかと心配している。
刑部姫
期間限定イベント『姫路城大決戦』で共演。
努力家の彼女にとっては、怠惰な引きこもりである刑部姫は見過ごせないらしく、泣かせたくなるそうな。
カーミラ
期間限定イベント『姫路城大決戦』で共演。
同じ拷問が趣味という点で仲が良いが、混沌属性と秩序属性なため完全に意気投合しているわけではない。
後に期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、自分の姪ということにして中国代表タッグ「モースト・デンジャラス・チーム」を組んで出場した。
赤兎馬
期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、自分の乗騎扱いでタッグの人数制限外にして中国代表タッグ「モースト・デンジャラス・チーム」に組み込んで出場した。
マイルーム会話では赤兎馬に騎乗するが、あまりにも速すぎて(効果音付きで)落馬してしまう。
更に武則天の幕間の物語「女帝+」にも登場。しんみりした空気を最後の最後でぶち壊していった。
玄奘三蔵
武則天の幕間の物語「女帝VS」に登場。
玄奘三蔵に天竺行きを命じた時の皇帝太宗、その後宮に入っていた縁で、生前に接点があった模様。
幽霊対策要員として同行を命じられ、二つ返事で了承する。
また彼女の治世についての問いかけに答え、仏僧として助言を行った。
ニトクリス柳生但馬守宗矩ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
武則天の幕間の物語「女帝VS」にて、幽霊嫌いを克服する為に協力を求めた相手。
ニトクリスには幽霊を使う敵として立ちはだかってもらい、宗矩には自分宛の脅迫状を代筆してもらい、パラケルススにはそれらの記憶を消す薬を作ってもらった。
クレオパトラ
武則天の幕間の物語「女帝+」にて、長所を伸ばす修行のために協力を求めた相手。
長所の一つである「美」を鍛えるため、クレオパトラ流のトレーニングを受けることになる。
紫式部
武則天の幕間の物語「女帝+」にて、書道の講師として協力を求めた相手。[注 3]
身分の違いについつい下手に出てしまうが、あくまで学問の場は無礼講と武則天に諭され、本格的な添削を行う。
中華の歴史書、思想書も嗜んでいるだろうとそちらの講義も依頼する。
トリスタン
武則天の幕間の物語「女帝+」にて、詩の講師として協力を求めた相手。
図書館の中で琴を鳴らし始めるので、図書館に静寂を求める紫式部の怒りを買ってしまった。
織田信長〔バーサーカー〕
武則天の幕間の物語「女帝+」に登場。
突如図書館に現れ、ギターを響かせ火を吹き、紫式部を怒らせる。予定にはなかったが、学ぶのもありと考えその後は何気に武則天にロックを教えた模様。
それなりにギターも弾けるようになったらしいが、教え方は「そこをギュインとしてバーンじゃ!炎上だけに!」と感覚派だった。
始皇帝
皇帝としての大先輩であるため強い敬意を抱いており、政治について語り合うことを望んでいる。
蘭陵王
生前愚鈍な主君に振り回された事に同情しており、自分の部下になるように勧誘している。
実は、2人は義理の親戚関係でもある。かなりの遠縁になるが。[注 4]
楊貴妃
孫の嫁に当たる人物。
それでも奶奶(おばあちゃん)呼ばわりされたのは腹立たしいのか、鋸まで持ち出して拷問したようである。
期間限定イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル~ノーチラス浮上せよ~』では暴走した彼女の霊基を調整して人理のためにまともに行動できるようにしていた。
以降のカルデアでも積極的に面倒を見て教育を施しているようである。
メドゥーサ〔ランサー〕
期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて共演。
不死殺しの刃に目を付け、「鬼魂討伐隊(ぐいふぇんばすたーず)」の一員として雇った。
彼女が恐れるのはドロドロした怨霊的なものなので、怪物としてのメドゥーサはまったく怖がっていない。
美遊・エーデルフェルト (Grand Order)
期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて共演。
巫女っぽいから幽霊にも効果があるだろうと、「鬼魂討伐隊(ぐいふぇんばすたーず)」の一員として雇った。
「怨霊なんて実在しない」という彼女の論理的な部分も非常に優秀とみなしている。自分が怖いものを否定してほしいからかもしれないが。
エレシュキガル
期間限定イベント『水怪クライシス』にて共演。
共に特異点解決に尽力していたが、ガルラ霊を行使する彼女には終始引き気味であった。

生前[編集 | ソースを編集]

太宗李世民
武則天を妾とした唐王朝2代目皇帝。
父で初代皇帝である李淵と共に唐王朝を建国した。彼の治世は貞観の治と呼ばれ、中国史上でも屈指の名君とされる。
妾にしたはいいものの、武則天を気味悪がり、遠ざけていたという。
余談ではあるが、唐代では避諱の原則に従って「世」と「民」の字が300年近くに渡って使用禁止となったので、その代用として「代」と「人」が一般的に使われるようになった。
また、凌煙閣二十四功臣という中国版円卓の主でもある。[注 5]
高宗李治
武則天の夫で唐王朝3代目皇帝。武則天の言うところの「お飾りな愚王」。
元々は皇位につく人物ではなかったが、皇太子の長兄と有能な兄が皇位を巡って皇位継承争いを起こしたので、惰弱ではあるが兄弟を殺さないだろうという人の良さを父帝に買われて皇位についた。
玄宗李隆基
武則天の孫にあたる、唐王朝9代目皇帝。武則天が抜擢した姚崇と宋璟を用いて、「開元の治」と呼ばれる優れた政治を行った。しかし、後に楊貴妃に現を抜かして安史の乱を招き、唐を半壊させて、国威と国力を大きく損ねた。
楊貴妃に入れ込んで唐を傾かせたことについてはかなり思うところがあるようで、『Fate/Grand Order』では「李隆基のクソガキ」呼ばわりしている。
薛懐義
武則天が言うところの「即物的な坊主」。早い話が武則天の愛人で、出家して僧になった。
莫大な寵愛を受けたが、後に武則天の寵が他人に移ったのに激怒して暴れたので誅殺された。
来俊臣
武則天時代にやりたい放題をした酷吏の中で最悪の存在で、索元礼と共に悪辣を極めた。彼は復讐や私怨の為に無実の人や一族すら拷問などで皆殺しにし、民草でも「来俊臣に裁かれれば終わりだ」と恐れられた。
だが彼も因果応報を受け、島流しにあったものの武則天に戻された能吏の徐有功によって告発。処刑場で憎悪と怒りに溢れた民衆の前で首を刎ねられた。その後に雪崩れ込んだ民衆に死体は滅茶苦茶にされて肉片しか残らなかったと言う。

その他[編集 | ソースを編集]

シャルルマーニュ
直接の面識は無いが、亜種特異点Ⅱにて、追い詰められてなお異様な圧を発する武則天を見て、アストルフォはシャルルマーニュが本気で怒った状況と同じ空気であると分析した。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

マイルーム[編集 | ソースを編集]

「才有る者は重く用いられ、才無き者はその下につく。生まれや育ちなど関係無く、そうあるべきじゃ。わかっておらん奴が多すぎるがの」
マイルーム会話「会話3」。カルデアにて語る人事論。彼女の人事登用は、どれだけ否定的なスタンスで彼女を研究する歴史家でもその点の優秀さだけは認めざるを得ないとまで言われるほどである。
「妾は一人で国を統べてきた。お飾りの愚王や即物的な僧はいたが、本当に頼れる者と一緒に国を治めた事など無い。
 だからな、その、試しに次の国は共同統治者を置いてやってもいいというか……ええい、みなまで言わせるな! 気付けバカ!」
マイルーム会話「絆Lv5(真名開放時)」。
史実では、全部1人で国を治めていたかといえばそうではない。人材収拾の鬼だったので家臣たちには恵まれていた。特に「狄仁傑」という家臣は、武則天に地方官吏から取り立てられた時点で既に還暦を迎えていた(それでも武則天よりは年下ではあったが…)にも関わらず、最終的に宰相にまで成り上がったほどの才覚者だった。武則天は仁傑を「国老」と呼んで尊敬し、陳言されればまず聞き入れるほど強く信頼し、老齢を理由に引退を申し出ても決して許さなかったという。彼に先立たれた後、折りに触れて「天はなぜ、自分から国老を奪ったのだ」と悲嘆にくれたそうである。要は頼れる恋人が…以下略
「うぅ……猫。猫っぽいやつがおる。ワンとか言っておるし、全然意味がわからん。こ、恐くはないぞ。ただ嫌いなだけじゃ!」
「うぇ……猫。猫っぽいやつがおる。トラ猫かのう……なんじゃあの凶悪な鉤爪は。……恐ろし、くはないぞ。次の拷問に借りようかなと思って見ておっただけじゃ!」
マイルーム会話「タマモキャット」「ジャガーマン」。怖がっている理由は前述の通り。
「お主は赤兎……いや、呂布……? ええい、もうどっちでもよいわ!
とにかく、妾をその背に乗せる栄誉を与えてやろう。ふん、ゆけーい!(馬の走る音)
……ああ! ちょ、ま! すす少し速すぎ! あぁふぎゃっ!(落馬する音)」
マイルーム会話「赤兎馬」。赤兎に乗ったはいいが、あまりの速さに落馬してしまった。皇帝特権で騎乗スキルを会得すればあるいは…
なお、マイルーム会話で効果音が使用されたのは武則天が初のケース。

本編[編集 | ソースを編集]

「妾は赤子のころ、この子はいずれ天に至ると道士に予言されたという。
 それをのちに聞かされたとき、妾は憤った。――余計なことを、と。
 妾がこの頂に辿り着いたのは、天命ではない!そのようなものに邪魔はさせぬ!
 妾は妾の足でここに立っておる。なればこそ、その足を動かせるのは自分だけじゃ。
 他の誰かではない。他のいかなる要因でもない。賢者の諫言でも、愚者の刃でも、万の懇願でもない!
 そう、たとえ天の意志ですらも! 妾以外に、妾の膝を屈させることなど――できようはずもないッ!」
亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界アガルタ』より。主人公達に追い詰められた際に放った台詞。
今にも消滅してしまいそうなぼろぼろの霊基の中、その力強い言葉は追い詰めているはずの主人公達にさえ圧を感じさせた。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 日曜朝7時に放映されたアニメ『ヘボット!』の公式ツイッターが亜種特異点Ⅱ配信時に実装された後に「そろそろ眠らないと アサ シン どいヘボ」[1]というツイートがある。
    • これは武則天を演じる井澤氏が同作に登場するメインキャラクター「ヘボット」を演じており、それに関連したネタと思われる。というか、井澤氏もそれに反応するようにツイートしている[2]。…その後、9月9日放送分の回にて「夜ナシ城アサシンヘボット!」とヘボットが叫んでしまった。…うん、そういうなんでもありの不条理アニメなので。
  • 見て分かる通りに明らかな幼児体型なのだが、彼女のイラスト担当である原田たけひと氏を知るユーザーからは巨乳キャラと判断されることがある。…というのも原田氏の描くキャラクターは極端に体型が描写される傾向があり(下手をすればワダアルコ氏と同等以上)、巨乳キャラはとにかく巨乳、それ以外の設定である者はたいてい寸胴・まな板・平面とさえ称されるレベルに描かれていることが珍しくないからである。「成長する前の姿であり文献などを読む限り巨乳に育っている」「原田氏の絵でありながら第一再臨以降の絵で膨らみが確認でき、寸胴まな板ではない」という理由から「相対的評価として巨乳枠にされる」という、実に奇妙な判断をされている。
    • また、日本一ソフトウェアのゲーム『魔界戦記ディスガイア』シリーズのキャラクターデザインを原田氏が担当した事に起因して「ディスガイアのアサシン」なる呼び方をするユーザーもいる。
    • なお、幼女になっている理由は上記の解説の通りで「全盛期」が「皇帝になることを決意したその時点であり、それ以降はすべて消化試合だから」である。本人としては自分の体は自慢であったため幼児体型はかなり気にしている模様。
      • 亜種特異点Ⅱのコミカライズ版では大人の時の姿も回想で登場しており、体型にも恵まれた美人の姿である。
  • 日本における歴史の授業では単に「中国史唯一の女帝」として紹介される程度に済まされることが多いが、実はかつて朝鮮半島に存在した百済などを滅ぼし白村江の戦いにも勝利する軍を起こしたのが彼女であり、その後の40年続く唐との国交断絶や、倭国から日本への改革などの切欠となるなど、実際は日本史にも相当大きな影響を与えている。
  • シェヘラザードと並んで早い段階から「不夜城のアサシン」としてビジュアルが公開されていた。中華風の装束に加え、背景に皇帝の象徴である龍を象った台座が描かれていたことから、中国史上唯一の女帝である武則天説は当初から有力であった。他に髪の毛の色がラニに似ていることとアサシンの逸話から貂蝉説、三大悪女仲間の西太后説などがあった。
    • また、本編配信時に主人公の呼び名を勝手に名付け、再会時に更に改名を行ったことから武則天と確信したプレイヤーも多い。史実の武則天は非常に名前を変えることを好んだとされており、政府機関の「中書省」を「鳳閣」に、「門下省」を「鸞台」に、「尚書省」を「文昌台」に改名している。他にも役職「中書令」を「内史」、「門下侍中」を「納言」に改名。元号も15年の統治の間に16回も変更したとされる。まだ、自身も即位時には「聖神皇帝」と称したが、693年に「金輪聖神皇帝」、694年に「越古金輪聖神皇帝」、695年に「慈氏越古金輪聖神皇帝」、「天冊金輪大聖皇帝」と次々に改名を行った。
  • 元号や役職の名称を頻繁に変えているが、その最たるものが則天文字であろう。
    • 様々な漢字を独自の感性に基づいて変更していったもので、およそ20個前後の漢字を変えたとも言われている。
    • これらの文字は、武則天の死と共に唐では使われなくなったが、敦煌などの西域では200年余りも使われた。
    • 日本にも一部が伝わっており、中でもの字は水戸黄門のモデルとして知られる徳川光圀が自身の名前に用いた事で、現在でも知名度を保ち使われ続けている。
  • 洛陽郊外の龍門にある泰先寺の大仏は、武則天の容姿を模したものという説がある。
  • 型月の武則天はかつての風潮から悪女、独裁者の側面が強かったが、史実の武則天は名君と再評価されるに至った。政治力が高く、治世は安定していた為に農民反乱は一度も起きず、李一族が庶民に造反を求めても全く支持を得られずあっさりと鎮圧された。特に人材登用や鑑識眼は後世の専門家が認めざるを得ないレベルであり、貴族が幅を利かせる社会で身分が低かった為に下級役人として甘んじていた狄仁傑や姚崇、宋璟などの有能な人材を彼女が高官として抜擢したという。今後これらの面を活かし、「聖神皇帝」にふさわしい威厳ある女帝としての姿を見せてくれる機会が期待される。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. ゲーム版では本人の立ち絵がそのまま使われたため、モブキャラによく使用される立ち絵とはあまりにもかけ離れていたためプレイヤーからは速攻で疑われた。そのことを反省してか漫画版ではきちんと違和感の無い変装をしていた。
  2. 楊貴妃の幕間の物語で展開されていた「科挙を首席で合格しないと出られない部屋」は文字通りの拷問か終身刑そのものである。まして三元(三次試験まですべて満点。麻雀の大三元の語源でもある)まで達成ともなれば、それだけで英霊になれてもおかしくはない。事実、千年以上続く科挙の歴史の中でも三元達成者は十数人しかいない。
  3. ちなみに、武則天の筆跡は現存している。評価としては、要約すると「実力はあるけど、一流レベルではない」とのこと
  4. 北斉の開祖、高歓(蘭陵王の祖父)の従弟の家系が、唐朝で栄達。その従弟の孫娘が長孫家に嫁ぎ、長孫家から生まれた娘(曾孫)が唐・太宗に嫁いで、その息子の一人が武則天の旦那である高宗という関係
  5. 唐建国に功績のあった二十四人の名臣・名将の事。メンバーには哪吒の父親である李靖も含まれる

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