異星の神

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異星の神
読み いせいのかみ
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

『Fate/Grand Order』で登場した謎の存在。

略歴
カルデアから選抜されたマスター候補の中の上位7名、Aチームがレフ・ライノールの爆破で危篤状態になった際、キリシュタリア・ヴォーダイムを選び蘇生させたが、キリシュタリアが推薦し、必要な対価を払った事で他のAチームメンバーもクリプターとして蘇生させた。
第2部では汎人類史に対して異聞帯を用いた侵略を行った。
そしてLostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』にて空想樹を依り代に顕現しようとしたが、当てにしていたマゼランが別の空想樹であるセイファートの炎上に巻き込まれたために想定外の形で現れた。…と思われていたが、後に明かされたところによると現れたのはあくまで異星の使徒のリーダーであり、異星の神本人ではなかった。
また、南米異聞帯にてデイビット・ゼム・ヴォイドが明かした「異星」の正体とは「カルデアス」のことであったため、彼もまた「カルデアスの神」ではないかと思われるが詳細は不明。
人物
感情表現が一切ないため、人格のほどは不明。いまだその肉体がないとされる。
能力
方法は不明だが汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持った異聞帯を侵略兵器として用いた。
また、何らかの方法で7人のクリプターを蘇生した。人間1人を蘇生させるのに、数秒であれ世界を止めるだけの苦痛と労力が必要になり、世界を敵に回すだけの苦しみに耐えるという対価が必要となる。また、虚数に沈んだ状態では対価を払えない。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
カドックやキリシュタリアの回想シーンでのみ登場。
ただしここでは暗闇の中に浮かぶ光として描写されている。

人間関係

Fate/Grand Order

アトラス殺し司祭悪性化身
異星の使徒として選ばれたアルターエゴサーヴァントたち。
ロシアの怪僧の力を譲り受けた平成の神父、平安時代の怪人、平成の高校生と融合した戦国時代の刀鍛冶と、何故か全員日本人で構成されている。
言峰の台詞や『選ばれた』というフレーズからわざわざこの面子を選定したらしいことが窺えるが、何を基準として選ばれたのかは不明。依り代の出所をはじめ不可思議な点が多数指摘されているラスプーチン、そもそも正規手段では召喚が不可能なはずの村正がいる辺り手間をかけてでも呼び出す理由があったのか、それとも……。
第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』の終盤において、窮地に陥ったリンボは情報提供として二騎の使徒さえ知りえぬ秘密を仄めかしていたが、真偽は不明[注 1]
第2部7章エピローグでは、クリプター側の監視及び誘導が目的だったことが明かされた。
タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
不干渉の契約を結んだ、「ビジネスパートナーのような相手(コヤンスカヤ談)」。
キリシュタリア・ヴォーダイム
本来、異星の神が自らの伝道者として選んだ人物。
カドック・ゼムルプスオフェリア・ファムルソローネ芥ヒナコスカンジナビア・ペペロンチーノベリル・ガット
蘇生したクリプター。キリシュタリアが推薦したから蘇生したのであって、本来は異星の神に選ばれずに捨てられていた。
ゲーティア
異星の神の侵略を予期し、人理焼却を行った者。
とはいえ異星の神からすると、予想外ではあっても予定を変える程ではなかった模様。
探偵
上記の3名より先に任命されていた、最初の異星の使徒。
彼に与えたオーダーは明言されていないが、おそらくは「人理焼却の解決への協力」および「2017年へのカルデアの誘導」と思われる。
なお、彼からはカルデアのメンバーのため、自分が使徒であるという記憶を棄却されてしまっていた。
カルデアの監視及び誘導が使徒としての目的だった。
教授
使徒がラスプーチン(正確には言峰)しか残らなかったために、新たに採用した使徒。
とはいえ彼からは「異星というシステムに仕えた」と言われているように、自分の目的に利用されていた面もあった。
カルデアの監視及び誘導が使徒としての目的だった。
U-オルガマリー
異星の神本人…と思われていた異星の使徒のリーダー。
伯爵
異星の使徒の一騎。
カルデアの監視及び誘導が使徒としての目的。

名台詞

Fate/Grand Order

「———状況の変化を確認した。」
「選ばれし君たちに提案し、捨てられた君たちに提示する。」
「栄光を選ぶならば、蘇生を選べ。怠惰を望むならば、永久の眠りを選べ。」
神は、どちらでもいい。・・ ・・・・・・・ 
キリシュタリアの望みを受け入れ、他のクリプター達を蘇生させての言葉。
何とも上から目線の言葉であるが、後に明かされたキリシュタリアとのやりとりを見る限り、本当にどちらでもいいと思っていたようである。

メモ

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 例によって段蔵からは言い逃れの嘘と見なされていたが。

出典


リンク