「プリテンダー」の版間の差分
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− | : | + | :例えば、誰かになりすましているだけでは適合せず、具体例として、怪傑ゾロは「他に本人がいる訳ではない」ため該当しないとされている。また、自身の伝承が歴史に残されている場合も該当しない。 |
− | :本編時点では説明が少なく、「役を羽織るもの」といういかようにも取れる意味合いから「既存のこの英霊が該当するのでは」「[[出雲阿国|役者]]や、[[シャーロック・ホームズ|変装の]][[燕青|得意な]] | + | :本編時点では説明が少なく、「役を羽織るもの」といういかようにも取れる意味合いから「既存のこの英霊が該当するのでは」「[[出雲阿国|役者]]や、[[シャーロック・ホームズ|変装の]][[燕青|得意な]]英霊も該当するだろう」と言う推測が挙げられていたが、この定義でいくと、実際には非常に狭いクラスであり、ほとんどが当てはまらない。 |
− | :例として[[武蔵坊弁慶]] | + | :例として[[武蔵坊弁慶]]は、常陸坊海尊が影武者を演じているサーヴァントなので該当者として有力視されていたが、「常陸坊海尊と言う名が歴史に残されている」ため、この条件に該当する可能性は低い。また、[[フランソワ・プレラーティ]]については「世界のテクスチャを騙す幻術」を駆使する事から「世界を相手に回して欺いたもの」として有力視されたものの、弁慶=海尊と同じ理由で可能性が薄まっている。 |
− | : | + | :現在登場している中でこの条件に適合しそうなのは、コハエース版徳川家康(影武者であり、自身の名が伝わっていない)か[[エウクレイデス]](複数名の共同ペンネーム説があり、かつその個々の具体的情報が無い)ぐらいであろうか。 |
− | : | + | :……と、初期情報ではそういった適正条件のクラスであったのだが、3人目として「[[マーリン〔プロトタイプ〕|真名]]秘匿のため、自らプリテンダークラスに霊基変換している」と言う設定のレディ・アヴァロンが登場。 |
− | : | + | :4人目として登場した九紋竜エリザに至っては、一応「九紋龍史進のふり」はしているものの、元が[[エリザベート・バートリー]]である事も'''全く隠しておらず'''、尚且つ取り込んだ史進の自意識も生きており、どうこじつけても初期設定と一致していない。 |
+ | :一応、オベロンとヘファイスティオンが「他のサーヴァントの霊基を纏う」と言う非常に特殊な発生をしている事を踏まえると、「霊基を弄る事で、プリテンダーのクラス適正が発生する」と考えられなくもない。ただ、それにしてもあまりに解釈が広すぎるため、ここまで行くともはや、設定が変更された、と考えた方が自然だろう。 | ||
+ | :理由としてはやはり[[ムーンキャンサー]]同様、ゲーム的にこのクラスのサーヴァントを増やす必要が生じたため、と言う所だろうか。前述の「可能性が薄まったサーヴァント」達も、やはり適正が有ったと言う事になるかもしれない。 | ||
− | : | + | :なお、[[ソロモン]]として活動していた[[ゲーティア]]は、[[ビースト]]としてのクラス相性がプリテンダーのそれと酷似している。 |
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2022年11月19日 (土) 00:19時点における版
プリテンダー(Pretender)とは「役を羽織る者」の英霊。エクストラクラスの一つ。
概要
ホームズ曰く、「誰かのふりをすることで本物以上の業績を残したもの」「世界を相手に回して欺いたもの」が適合するとされるクラスである。
サンプルが少なすぎて詳細は不明だが、オベロンは霊基が絶えず変動していて信憑性がまるでなく、正体が判明するとともに「真名熔解」の演出と共にルーラークラスのカードの表面が黒塗りになってプリテンダークラスのそれに変わり、へファイスティオンは正体判明と共に「真名析出」の演出と共に透明なカードに浮かび上がるようにプリテンダークラスのそれになった。他にもゲーム中でオベロンが一時的に味方NPCとして参加した時は毎回違うクラスになっており、このため「自身のクラスや真名を偽装する」能力を持っていることが推測されている。
これまで登場したのは以下4人。
名前 | 登場作品 |
---|---|
オベロン | Fate/Grand Order |
ヘファイスティオン〔プリテンダー〕 | Fate/Grand Order |
レディ・アヴァロン | Fate/Grand Order |
九紋竜エリザ | Fate/Grand Order |
『Fate/Grand Order』ゲーム上ではバーサーカーのクラスに互いに2倍弱点を突き合う相性になり、フォーリナーのクラスに不利で、アルターエゴに有利。また、セイバー、アーチャー、ランサーのクラスに攻撃のみ有利で、ライダー、アサシン、キャスターのクラスに攻撃のみ不利。[注 1]
メモ
- プリテンダー(Pretender)の意味は「誰かのふりをする者」。まさにそのままの意味である。作中ではホームズが「役を羽織る者」と書いてプリテンダーとルビを振った形で呼んでいる。
- また、「王位を狙うもの」という意味もあり、こちらは最初に登場したプリテンダーであるオベロンの本性にぴったりである。
- プリテンダーというクラス名称はホームズによって看破されたものだが、亜種特異点Ⅳのメインテーマとして登場したフォーリナーと比較すると比較的あっさり明かされる。単に珍しいだけで、フォーリナーほどには「ありえない」クラスではないのか、それともそもそもホームズがその時考えて名付けた全く新しいクラスなのかは不明。
- 比較として、フォーリナーは「外世界からの来訪者」と言うこの世界にとっての異物であるのに対し、プリテンダーはどれほど世界の脅威であっても、この世界から生じた物である、と言う違いが考えられるか。
- 偽りの姿という意味ではフェイカーが先行登場しているが関係性は不明。
- 後にこのクラス属性を持つサーヴァントがプリテンダークラスとなりFGOに実装された。
話題まとめ
- 適性を持っている可能性のある英霊
- 初めてタイプムーンエースでクラス適正について解説された際、このクラスは『「本物ではなかったが、本物そのものとして人理に刻まれた偽物」「本人の名前は歴史に残されていないが、その功績は別の英雄の物として歴史に残されている」と言った者でなければ該当しない』と言う極めて厳しい登録条件が課されていた。
- 例えば、誰かになりすましているだけでは適合せず、具体例として、怪傑ゾロは「他に本人がいる訳ではない」ため該当しないとされている。また、自身の伝承が歴史に残されている場合も該当しない。
- 本編時点では説明が少なく、「役を羽織るもの」といういかようにも取れる意味合いから「既存のこの英霊が該当するのでは」「役者や、変装の得意な英霊も該当するだろう」と言う推測が挙げられていたが、この定義でいくと、実際には非常に狭いクラスであり、ほとんどが当てはまらない。
- 例として武蔵坊弁慶は、常陸坊海尊が影武者を演じているサーヴァントなので該当者として有力視されていたが、「常陸坊海尊と言う名が歴史に残されている」ため、この条件に該当する可能性は低い。また、フランソワ・プレラーティについては「世界のテクスチャを騙す幻術」を駆使する事から「世界を相手に回して欺いたもの」として有力視されたものの、弁慶=海尊と同じ理由で可能性が薄まっている。
- 現在登場している中でこの条件に適合しそうなのは、コハエース版徳川家康(影武者であり、自身の名が伝わっていない)かエウクレイデス(複数名の共同ペンネーム説があり、かつその個々の具体的情報が無い)ぐらいであろうか。
- ……と、初期情報ではそういった適正条件のクラスであったのだが、3人目として「真名秘匿のため、自らプリテンダークラスに霊基変換している」と言う設定のレディ・アヴァロンが登場。
- 4人目として登場した九紋竜エリザに至っては、一応「九紋龍史進のふり」はしているものの、元がエリザベート・バートリーである事も全く隠しておらず、尚且つ取り込んだ史進の自意識も生きており、どうこじつけても初期設定と一致していない。
- 一応、オベロンとヘファイスティオンが「他のサーヴァントの霊基を纏う」と言う非常に特殊な発生をしている事を踏まえると、「霊基を弄る事で、プリテンダーのクラス適正が発生する」と考えられなくもない。ただ、それにしてもあまりに解釈が広すぎるため、ここまで行くともはや、設定が変更された、と考えた方が自然だろう。
- 理由としてはやはりムーンキャンサー同様、ゲーム的にこのクラスのサーヴァントを増やす必要が生じたため、と言う所だろうか。前述の「可能性が薄まったサーヴァント」達も、やはり適正が有ったと言う事になるかもしれない。
- なお、ソロモンとして活動していたゲーティアは、ビーストとしてのクラス相性がプリテンダーのそれと酷似している。
- 設定としても「ソロモンになりすまして行動していた」と言う点から、プリテンダーとの関連性が疑われている。
脚注
注釈
出典