「救世主トネリコ」の版間の差分
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2024年3月12日 (火) 06:53時点における版
キャスター | |
---|---|
真名 |
雨の魔女トネリコ(霊基第一) 救世主トネリコ(霊基第二) |
性別 | 女性 |
身長 | 170cm |
体重 | 56kg |
好きな物 |
お父様、お母様、雨の国の妖精、図書室と雨垂れの音(霊基第一) 夜のキャンプ(霊基第二) |
苦手な物 |
脂っこい食べ物(霊基第一) 虫(霊基第二) |
出典 | アーサー王伝説、イギリス妖精史、及び異聞帯ブリテン |
地域 | 最果てのオークニー |
属性 |
秩序・善(霊基第一) 秩序・中庸(霊基第二) |
副属性 | 地 |
一人称 | 私 |
二人称 | あなた |
声優 | 石川由衣 |
デザイン | 武内崇 |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | 『Fate/Grand Order』 |
概要
- 略歴
- 妖精國となるブリテンを糾すため、楽園アヴァロンから地上に派遣された『楽園の妖精』。
- まだ赤ん坊だったその妖精はブリテンの最北にある『雨の氏族』が統治する街のオークニーに流れ着き、幼い自分を憐れんだ雨の氏族たちによって守られ、育てられる。
- いずれ旅立つ『楽園の妖精』がブリテンで困らないよう、雨の氏族の王妃はたくさんの知識と思い出を与えようと彼女を自分の娘として大切にし、最後にはオークニーに聳える巨大な世界樹と同じ「トネリコ」という名を与えた。
- トネリコは『ブリテンを終わらせる』という自分の使命を理解しながら、『雨の氏族』たちの優しい心に感じ入り、心優しく成長した。
- ブリテンを終わらせるのではなく、ブリテンを新しく始める―――罪の意識に苦しむ妖精たちを救う手段はないのかと模索し始めるほどに。
- しかしトネリコが16歳を迎えた日、オークニーは『楽園の妖精』による断罪を恐れた他の氏族たちの同盟が攻め入ったことで滅び去った(この時に『楽園の妖精』も見つけ出されて処刑されたが、その正体はオークニーの王妃の本当の娘だった)。
- 雨の氏族たちの最後の抵抗で生き残ったトネリコは、彼らの「ブリテンを争いのない平和な国にする」という願いを実現するため、他の氏族に対する憎しみを呑み込んでブリテン本土へと渡った。
- 本土に渡った頃はオークニーを失った悲しみで目が死んでいたり、やさぐれていたり、不良行為に走っていたりした。簡潔に言うと、童話に出てくる悪い魔女ムーブをしていた。しかし千年にも渡る旅の末に信頼できる仲間が増え、目的もハッキリしてくるとトネリコは無理やりやっていた悪い魔女ムーブを卒業する。
- それからはブリテンで、たえまなく争い合う氏族たちの戦いに介入し、虐げらていた下級妖精たちを救い、名声をあげていく。
- そうしていく内に『魔女』から『救世主』と呼ばれ方が変わったので、この頃からトネリコを名乗る事になった(義母である雨の国の王妃からもらった大切な名前なので、『悪者』として認識されているうちは使いたくなかったため)。
- 心の底ではオークニーを滅ぼされた怒り・憎しみが燻っているものの、持ち前の正義感、公平さ、そして芯の強さが負の感情を制し、トネリコは立派な救世主となった。
- 弱い妖精たち、奴隷として扱われている人間たちにとって『希望』そのものとなったトネリコは、各地の争いを平定しながら、やがて『円卓』を組織し、争い合う妖精氏族たちを調停し、人間たちの都ロンディニウムの建造に力を貸し、ついにはブリテンを統一する、初めての王を迎える事になった。
- それからは、王妃モルガンのおはなし。
- 人物
- 心の優しい無垢な少女。
- 厳しい時は厳しく、みなを安心させる時は柔らかく。
- マシュを導いたトネリコと同一の存在ではあるが、あの時より少し攻撃性が高い(おそらくあの時は雨の魔女と救世主の中間くらいと思われる)。
- 自分の行動はこれで正しい、と激しく誓っており、自分の心も含め、他者の裏切りを何よりも許さない。
- なお、ロンディニウムが無くなった後=自身がモルガンとなった後の記憶は持っていない。
- 雨の魔女としての服装は、白を基調としたローブを纏って帽子を被った眼鏡っ娘。救世主としても、やはり白を基調としたドレスにマントを羽織うが、眼鏡は外している。
- また、救世主である時は胸当てを着けているため、どこかアルトリア・アヴァロンの姿を想起させる。
- 能力
- 妖精でありながら独学で数多の魔術を編み出しており、それを駆使して戦う。
- しかしそれだけではなく、時にはアクロバティックな動きを見せて槍や剣で敵を切り裂くことも。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャスター | 主人公 (Grand Order) | C | C | B | EX | E | A++ | 陣地作成:EX 道具作成:C 対魔力:B 妖精眼:C |
雨の国の妖精:A 逆境のカリスマ:A ラスト・リゾート:A |
宝具
- 聖剣遥か夢の名残(メモリー・オブ・ロンディニウム)
- ランク:A++
種別:対軍宝具
レンジ:10~70
最大捕捉:300人 - 救世主トネリコが夢見た、理想郷ロンディニウムの残骸。
- 現在・過去・未来、かの地に集うはずだった騎士たちの輝ける武器を製造し、霧散させる。
- 『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&無敵状態を付与(1回・1ターン)&スキル3のスキルチャージを1進める<オーバーチャージで進める数アップ>+敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv]<宝具レベルで特攻威力アップ>&防御力をダウン(3ターン)」という効果のBuster宝具。
真名:トネリコ
- 妖精國に王として君臨した、モルガンの過去。
- それは幼い頃に見た夢。
- 穏やかで優しい物語を愛した、雨の国の魔女の話。
- 妖精でありながら独学で数多の魔術を編み出し、
- 王女でありながら野原を駆ける冒険を愛した少女。
- いずれ多くの運命に出会い、背かれ、変節していく救世主。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 8周年記念に伴い、期間限定サーヴァントとして登場。
- 後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にも登場する。
人間関係
Fate/Grand Order
- オベロン
- 自身が妖精國の女王となった後、敵対者となる相手。
- 雨の魔女の状態では、共に童話について語り合いたいとしている。
- モルガン (Grand Order)
- 自身の未来の姿。
- 露出度の高さや玉座の派手さなど、雨の魔女である自身とは似つかない変貌ぶりに驚いている。
- アルトリア・ペンドラゴン
- 汎人類史における聖剣の騎士で、汎人類史のモルガンのライバル。
- わずかな間でも、彼女のような理想の王がいたことに喜んでいる。
- 紫式部
- 雨の魔女としては、彼女の図書館で無限に時間を過ごせてしまう様子。
- しかし、その一方で新作を書いてほしいとも思っている。
- キルケー
- 彼女の作るキュケオーンを絶品としており、魔女の手本のようだと褒めている。
- しかし豚に変えるのは戴けないようで、どうせ変えるなら小鳥の方がよいと言及している。
- アルトリア・キャスター
- 自身が妖精國の女王となった次の救世主で、敵対者となる相手。
- 自分が知性派であったため、アヴァロンは肉体派の彼女を送り出したのだろうとしている。
- アーサー・ペンドラゴン
- 男性のアルトリア・ペンドラゴンという認識で、同じエクスカリバーでも細かな差異があるとしている。
- しかし、ウーサーとは似ていなかったのか彼を想起することは無かった様子。
- ハベトロット
- 汎人類史の妖精。
- 生前の友人と似ていたものの、宝具と名前が異なることに疑問を感じたが、可愛いので気にしないことにしている。
- カルデアでは彼女と仲良くなったようで、自身のスキル使用時には彼女が登場し足元で飛び跳ねる[出 1]。
- クー・フーリン、クー・フーリン (Prototype)、クー・フーリン〔キャスター〕、クー・フーリン〔オルタ〕
- 生前の知り合いであるグリムに似たサーヴァント。
- 余程そっくりだったのか完全にグリムだと思い込んでおり、たくさんいることに驚いていた。
- セタンタ
- クー・フーリンの幼少の姿で、生前の知り合いであるグリムに似たサーヴァント。
- 自身が知っているグリムの姿はこちらだったようであり、彼と「マジマッチ」なる競技を行おうとしている。
- ケット・クー・ミコケル
- 未来に自分の娘となる妖精が、祭神の巫女となった姿。
- ケルヌンノスに似た姿をしていたことから驚いており、その
可愛さと珍しさから目を丸くしていた。
- マシュ・キリエライト
- ブリテン異聞帯で過去に飛ばされた際に自身と出会い行動を共にしており、そのためか悲しみを帯びた信頼を寄せられている。
- なお、彼女が自身と出会ったことは無かった出来事となったため、自身にはその記憶は一切ない。
生前
- 雨の氏族
- ブリテン異聞帯北部の街、オークニーに暮らしていた妖精たちの一族。
- 彼らに拾われ、大切に育てられる。王妃には娘として可愛がられ、王妃の本当の娘はトネリコ自身の身代わりとなるほどであった。
- その上で彼らの願いを自ら引き継いでいたが、終ぞ叶えることはできなかった。
- 世界樹
- 自身の名前の元となった巨大な樹。
- 自身が妖精國の女王となった後、その中身を吸収して枯らすこととなる。
- ライネック
- 救世主となった後に戦いを繰り広げ、認められた相手であり信頼できる仲間。
- Extra Attackで見せる攻撃で彼に渾身の一撃を加えたことで、『自分より弱い者が性能差も運命力も押しのけて奇跡を起こした』と初めてのショックを与えたらしい[出 1]。
- 以来、自身が本当に窮地の時に(なぜか都合良く)駆け付ける自称・ライバルとして彼は振る舞っていたが、密かに自身に対し恋愛感情を向けていた。
- グリム
- 救世主となった後、共に旅をすることとなった信頼できる仲間。
- 彼からは魔術の手ほどきを受けていたらしい。
- エクター
- 救世主となった後、共に旅をすることとなった信頼できる仲間。
- 上述の通りトネリコは自分のことを知性派と思っていたようだが、エクターからは魔猪の氏族扱いされている。
- ウーサー
- 救世主時代に円卓軍を率いていた騎士の少年かつ弟子。
- 彼に対して恋心を抱いており、密かにその成就を願っていたが、後に叶わぬ夢となる。
- また彼を妖精國の王に擁立しようともしていたが、それも叶うことは無かった。
- マヴ
- 救世主時代のライバルで親友でもあった王の氏族の女王。
- 彼女には唯一妖精國にまつわる全ての事情を伝えていた。
名台詞
メモ
- 『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』では雨の氏族が襲撃された際「汎人類史のモルガンのレイシフトで知識の譲渡がされた」とされているが、自身のプロフィールではそのことについては触れられていない。
- また、シナリオ内で着ていたアルトリア・キャスターそっくりな衣装は今回着ていない。メタ的な理由を考えると、アルトリア・キャスターそっくりだと彼女と見分けが付きにくいためだろうか。
話題まとめ
脚注
注釈