「アフロディーテ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→概要) |
|||
52行目: | 52行目: | ||
: 美と愛を司り、精神に働きかけることによって人心を掌握する権能を持っている。 | : 美と愛を司り、精神に働きかけることによって人心を掌握する権能を持っている。 | ||
: 原理としては精神汚染の一種であり、歌のように呼び掛けて人々の認知や感覚、価値観を支配する。 | : 原理としては精神汚染の一種であり、歌のように呼び掛けて人々の認知や感覚、価値観を支配する。 | ||
− | : この精神攻撃をして、[[シャーロック・ホームズ]] | + | : この精神攻撃をして、[[シャーロック・ホームズ]]は「美とは価値観、精神、自我の『再定義』である」<ref group="注">『[[Fate/strange Fake]]』においても、[[フィリア|顕現した美神]]が[[ハルリ・ボルザーク|信奉者]]の人格をカウンセリングしながら再定義するような行動をしていた。</ref>としていた。 |
: ギリシャ異聞帯ではこの能力を使い、自分たちに逆らう破神同盟を同士討ちさせたり、サーヴァントである[[宮本武蔵]]やホームズは過去の記憶が混濁して暴走、普通の人間である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に至っては廃棄孔の[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]に叱咤されるまでに追い込まれた。 | : ギリシャ異聞帯ではこの能力を使い、自分たちに逆らう破神同盟を同士討ちさせたり、サーヴァントである[[宮本武蔵]]やホームズは過去の記憶が混濁して暴走、普通の人間である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に至っては廃棄孔の[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]に叱咤されるまでに追い込まれた。 | ||
: ただしこの精神攻撃は[[カリギュラ]]の宝具「我が心を喰らえ、月の光」によって中和することができるため、それ以外の主立った能力を持たないために自身への攻撃を許すこととなった。 | : ただしこの精神攻撃は[[カリギュラ]]の宝具「我が心を喰らえ、月の光」によって中和することができるため、それ以外の主立った能力を持たないために自身への攻撃を許すこととなった。 |
2024年11月19日 (火) 21:34時点における最新版
アサシン | |
---|---|
真名 | アフロディーテ |
外国語表記 |
Aphrodītē ΑΦΡΟΔΙΤΗ |
性別 | 女性人格 |
出典 | ギリシャ神話 |
地域 | オリュンポス |
副属性 | 天 |
一人称 | 私 |
声優 | 日髙のり子 |
デザイン | ワダアルコ |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
『Fate/Grand Order』に登場する神霊。
正式な機体名は「知性体教導用大型端末・霊子情報戦型攻撃機」。
- 略歴
- Lostbelt No.5 『星間都市山脈 オリュンポス』にて、オリュンポス十二神の支配派として主人公たちの前に立ちはだかる。
- 人物
- ギリシャ神話におけるオリュンポス十二神のうち愛と美を司る女神で、ギリシャの主神であるゼウスの娘。また、金星の女神でもありローマ神話の「ヴィーナス」とは同一人物。
- 性格は残虐な戦闘回路の「アフロディーテ・パンデモス」と高貴で愛深き回路「アフロディーテ・ウラーニア」の二側面で構成されており、普段見せるアフロディーテの人格はその二つが混ざり合ったもの。
- それぞれの回路はある程度思考が独立しており、片方が考えていたことまでは覚えていないものの、何をしたかについては覚えている。
- 両方の回路が健在の汎人類史では慈悲深く優しい一面を覗かせているが、ギリシャ異聞帯では恐らくアフロディーテ・ウラーニアの回路をゼウスに破壊された結果、残酷かつ高慢で人類を見下す性格となってしまっている。
- アバターとしての姿は所々にハートマークのついた軽装をしており、背中には4枚の羽を持っている。女神ヴィーナスに縁のあるネロの水着霊基の霊基第三とはかなり服装が似通っている。
- 左手には煙草を持っているため、喫煙者だと思われる。
- 真体は両脇に笠の付いた弓のような姿をしている。この笠のような部分は回転させることが可能。
- 能力
- 美と愛を司り、精神に働きかけることによって人心を掌握する権能を持っている。
- 原理としては精神汚染の一種であり、歌のように呼び掛けて人々の認知や感覚、価値観を支配する。
- この精神攻撃をして、シャーロック・ホームズは「美とは価値観、精神、自我の『再定義』である」[注 1]としていた。
- ギリシャ異聞帯ではこの能力を使い、自分たちに逆らう破神同盟を同士討ちさせたり、サーヴァントである宮本武蔵やホームズは過去の記憶が混濁して暴走、普通の人間である主人公に至っては廃棄孔の巌窟王 エドモン・ダンテスに叱咤されるまでに追い込まれた。
- ただしこの精神攻撃はカリギュラの宝具「我が心を喰らえ、月の光」によって中和することができるため、それ以外の主立った能力を持たないために自身への攻撃を許すこととなった。
- 真体では、弓のような部分の青い宝玉のような箇所からビームを放って攻撃している。
- また、期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン!」ではネロの等身大立像を殻として被り、行動していた。
バリエーション[編集 | ソースを編集]
秋葉ねろ[編集 | ソースを編集]
- 秋葉原特異点においてメディアが制作した、ネロの等身大立像が特異点の力によって自意識を持ち、地域密着アイドルとして活動した存在。
- その正体は汎人類史のアフロディーテが殻を被った姿であり、全てはガラテアのために仕込んだ計画であった。
スターシップ・アフロディーテ[編集 | ソースを編集]
- サーヴァントユニヴァースにおけるアフロディーテ。
- 西方辺境宙域で発見された星間航行船団における船の一隻である超知性AI。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アサシン | - | ? | ? | ? | ? | ? | ? | 星の海を渡るもの:A- | 美の権能:A++ 愛の権能:A+ ソウルリラクゼーション:EX |
自身のスキルではないが、自身の精神攻撃の余波を受けたサーヴァントには「霊子情報攻撃:EX」というスキルが、精神攻撃によって支配したサーヴァントには「強制精神汚染:B」と「強制狂化:C」というスキルが付与される。
宝具[編集 | ソースを編集]
- 汝、星を紊す情動(マインドハック・ミュケーナイ)
- ランク:?
種別:?
レンジ:?
最大捕捉:? - モーションでは弓のような部分の下部から極太のビームを放つ、というもの。
- 『Grand Order』では「敵全体に攻撃&魅了耐性をダウン(5ターン)+即死耐性ダウン状態が付与されている敵全体に確率で即死を付与」という効果のチャージ攻撃。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- Fate/EXTELLA
- 姿が登場した訳ではないが、アルテラの持つ宝具「軍神の剣」を触媒として召喚され、ネロ・クラウディウスと融合して彼女を「セイバー・ヴィーナス」へとパワーアップさせた。
- Fate/Grand Order
- 『星間都市山脈 オリュンポス』で登場した愛と美の女神。
- 現時点ではプレイヤー側未実装の敵専用キャラクター。
- また、期間限定イベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』では汎人類史のアフロディーテが登場した。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ゼウス
- ギリシャ神話の主神。自身の父でもある。
- ギリシャ異聞帯では彼に回路の一つを破壊された結果、性格が変化してしまっている。
- デメテル
- ギリシャ神話における豊穣神。
- ギリシャ異聞帯ではオリュンポス十二神の支配派として共に君臨している。
- アルテミス
- ギリシャ神話における月の女神。
- 期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン」では、自身が秋葉ねろの正体であることを見抜かれていた。
- ガラテア
- ギリシャ神話において生命を与えた相手。
- 期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン」では彼女の事を気にかけて秋葉ねろとなった。
- ヘファイストス
- ギリシャ神話における夫。
- 一般に知られている神話では彼女の方からは嫌っていたようだが、ギリシャ異聞帯では機能停止間際に彼の名を呟くほど愛し続けていた。
- アレス
- ギリシャ神話における愛人。
- ギリシャ異聞帯では彼に対する言及は一切なく、そちらでは愛人関係にはならなかったようである。
- メディア
- 彼女の住むコルキスへイアソンが訪れた際、年若い頃の彼女にイアソンを盲目的に愛してしまう呪いをかけた。
- ある意味ではメディアが「裏切りの魔女」の烙印を押される遠因となっているが、一説によると女神ヘラに騙されて彼女に呪いをかけたともされている。
- 期間限定イベント「愛の伝道師アムールちゃんのサン・バレンティーノ!」によると、この時は部下である神エロースに自身の力を込めた矢を射させて呪いをかけたらしい。
- パリス
- 三女神の中から最も美しい女神を決める「パリスの審判」において、自身を選んだ褒美として世界一の美女ヘレネーを彼に与えたことによりトロイア戦争が巻き起こることとなる。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- 自身と同一人物であるヴィーナスの子。
- ネロ・クラウディウス
- ヴィーナスの子であるカエサルの血を継いでいるため、遠い血縁に当たる。
- 『EXTELLA』では彼女と融合して『セイバー・ヴィーナス』となる。
- また期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン」では彼女の立像の姿を(勝手に)借りて行動していた。
- アルテラ
- 『EXTELLA』では彼女の宝具であるマルスの剣「軍神の剣」を触媒として召喚される。
- エロース
- ギリシャ神話における息子であり、愛を与える神。
- 『Fate/Grand Order』ではカレン・C・オルテンシアの疑似サーヴァント要素として組み込まれている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
本編[編集 | ソースを編集]
- 「知るはずがないでしょう。興味も関心もないのですから。
おおかた、都市の自動娼館で浮かれているのではありませんか?」 - 第2部第5章『星間都市山脈 オリュンポス』第6節「汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)」にて、ベリル・ガットからカドック・ゼムルプスの行方を尋ねられての返答。
- 根本的に無関心のようだが、ギリシャ異聞帯にある「自動娼館」なる謎の施設の存在に多くのプレイヤーは興味を惹かれたとか。
- なおベリルは特に否定しなかったため「カドックは自動娼館に行った」という風評被害がプレイヤー間に広まってしまった。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 『Fate/Grand Order』のゲーム内ではアサシンクラスで登場しているが、同様に機神であるゼウスのクラスがエンシェント・ゴッド/ルーラーである事から、本来のクラスは「エンシェント・ゴッド/アサシン」ではないか?とも考察する事ができる。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『Fate/strange Fake』においても、顕現した美神が信奉者の人格をカウンセリングしながら再定義するような行動をしていた。
出典[編集 | ソースを編集]