ヤマトタケル

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2024年1月8日 (月) 21:02時点におけるKintani25 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Samurai Remnant)
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セイバー
真名 ヤマトタケル
性別[注 1]
身長 154cm
体重 49kg
好きな物 食事(特に米[注 2])
天敵 若旦那
出典 日本書紀、古事記など
Fate/Samurai Remnant(FGO)
地域 日本
属性 中立・善
副属性
一人称
二人称 キミ/貴様/呼び捨て
声優 山村響
デザイン 渡れい
武内崇(原案)
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Samurai Remnant
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概要

剣士」のサーヴァント
Fate/Samurai Remnant』では主人公である宮本伊織と共に戦う。

略歴
Fate/Samurai Remnant』において、盈月によって宮本伊織のもとに召喚されたサーヴァント。真名を明かすことを拒否したまま、盈月の儀を戦い抜く。
最初から宝具を抜きかけるも、伊織に令呪を用いて止められ、家屋を幾つか吹き飛ばしたことで宝具を抜くことを禁止される。
そして事態を飲み込めない伊織に「盈月の儀」のいろはを教え、「君は弱いのだから戦うな」と切り捨てる。
人物
古代日本の装束を身に纏った優美の剣士。性別を判別できないが、殆どから女性と思われている。
弱いものは躊躇なく切り捨てようとする性質を持っているのだが、『Grand Order』ではなるべくそうしないようにと努めている素振りがある。
非常に大食いであり、特に米が好物である模様。カルデアに来てからも新しく食べる料理に舌鼓を打っており、特にパンや米と合うカレーが気に入った様子。
大雑把なところがあり、周囲の被害を顧みずにあらゆるものを吹っ飛ばそうとする。だがその度に伊織によって釘を差されている。
初めて見るものや珍しいものに目がなく、見世物小屋や南蛮船に興味を示している。
(選択肢がある以上しょうがないことだが)伊織の決定を第一にする場面が多いものの、若旦那の旅に着いて行くことについてはそれで正しいのか3回も確認する。
生前は「慈悲なき戦闘装置」と言われるほどにただ敵を殲滅すべく行動し、そして勝利していた。
盈月にかける願いは作中では明かされなかったが、彼の台詞からして恐らく「友達が欲しい」だと思われる。
また『Grand Order』においては「可惜夜に希う」ルートの記憶があるからなのか、聖杯にかける願いはもう無いとしている。
能力
宝具『水神』による加護と、スキル『魔力放出(水)』による水流を用いた攻撃と剣術による戦闘を行う。
周囲の水を操ることも可能で、敵に水をぶつけたり、周辺の水を動かすことで船を動かすといったことが可能。
戦闘をほぼ天才的な才能に頼っているようで、その力量は人間の領域を遥かに超えているとも。そのため戦闘方法も大雑把で、何も考えずただ斬れば良いという考えであるため、剣の型に拘る伊織には苦言を呈する。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 宮本伊織 B A+  A? EX  対魔力:A
騎乗:A
神性:D
魔力放出(水):? 
主人公 (Grand Order) B A+  A? EX  対魔力:A
騎乗:A
神性:D
血塗れの皇子:EX
神魔鏖殺:A
魔力放出(水):B+ 

幸運値については自己申告。

宝具

水神(みなかみ)
ランク: C
種別:対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
ヤマトタケルが持つ『天叢雲剣』の刀身を水の魔力で覆い隠し、蛇行剣の形と成す隠蔽宝具。
スキル『魔力放出(水)』を強化する効果もあり、宝具を使用することで水の魔力による水流を駆使した攻撃を行うことができる。
魔力を消費して本宝具を使用することで、ジェット水流による遠距離攻撃も可能としている。
宝具自体が鞘となることや、魔力放出による攻撃を加える等、アルトリア・ペンドラゴンの宝具『風王結界』のオマージュになっている。
絶技・八岐怒濤(ぜつぎ・はっきどとう)
ランク: B 
種別:対人/対軍絶技
レンジ:1〜10
最大捕捉:1〜20人
水の斬撃を1度に8本放つ絶技。蛇のようにうなる斬撃は、さながら八岐大蛇を彷彿とさせる。
破壊力が高すぎるため、対人技であるはずが範囲効果まで付帯してくる(当然、対軍とまでなれば威力は落ちる)。
作中では魔性・神性に対して効果を発揮すると伊織に目されており、実際にアサシンの召喚した大おろちに向けて放った。
この宝具を見た伊織はその迫力に圧倒されると同時に、「切らねばならない」と打ち勝つことを目標にする。
界剣・天叢雲剣(かいけん・あめのむらくものつるぎ)
ランク: EX 
種別:対界宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:1〜900人
スサノオ神話にて生み出され、ヤマトタケル伝説にて振るわれた神剣。
水の鞘を開放した神剣本来の姿。伊吹童子の『神剣・草那芸之大刀』と同一の剣。
普段は宝具『水神』によって隠蔽されているが、開放することで白色の蛇行剣から翡翠色の刀身が顕になる。
討ち取られた災害竜の尾から生じたこの剣は、かの竜自身が備える数多の威、天地自然の諸力の具現である神造兵装の一種と扱われている。故にこれを行使することは、一時的に「神/カミ」すなわち世界と一体になる事と同義である。
真名解放した場合、ただちに「神/カミ」の力が行使される。
効果については使用者が選択可能。破壊を望めば、一帯に無尽の暴威をもたらす。或いは何をも傷付けず、護ることや、救うことを望むならば―――神剣は、対界規模の奇跡を顕すかもしれない。
天叢雲の名は大蛇の纏っていた雲気に由来し、元は『史記』の斬蛇剣伝説に連なるものであるという。別名は草薙剣、都牟刈の太刀、草那芸之大刀。
一振りにより青白い光が放たれる光景は、さながらアルトリアの『約束された勝利の剣』を彷彿とさせる。

真名:ヤマトタケル

古事記や日本書紀に登場する、景行天皇の皇子「小碓尊おうすのみこと」。「ヤマトタケルノミコト」とも。
列島各地を平定した大征服者にして神剣使い。
古代日本最大の英雄であり、父に命じられ、九州、出雲、東国などに遠征し、多くの兵士、王、神々を殺して、血を流した。日本における最初の英雄とも言える。
だが、血の繋がった兄弟すら手にかける凶暴な性格は父に疎まれ冷遇される。そして、遠征最中に最愛の妻──オトタチバナヒメを亡くしてしまう。
父の命に従い続け、戦い続けた彼だが、最後まで「救い」がもたらされることは無かった。
最期は伊吹山の神の力によって死んだとされている。死後は白鳥となって羽ばたいた、とも伝わっている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Samurai Remnant
初登場作品。他の登場サーヴァントと違い、ほとんどの場面でプレイアブルキャラクターとして使用できる。
Fate/Grand Order
年末アニメ『藤丸立香はわからない ~大忘年お楽しみ会2023~』で先んじて登場し、『ヤマトタケル体験クエスト』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装された。
出典に『Samurai Remnant』とある通り、盈月の儀についての記憶を持ったままの参戦。

人間関係

Fate/Samurai Remnant

宮本伊織
自身のマスター。最初は剣の腕前はともかく、無謀にもサーヴァント相手に立ち向かう姿に呆れ、「弱い」と断じるも、互いに信頼関係を築いていく。
彼と協力して「共闘絶技」という大技を放ったり、進む道を切り開いて、共に盈月の義を勝ち進む。
しかし、彼の潜んだ本性も感じ取っているようで、「可惜夜に希う」ルートではその本性と正面から向き合うこととなる。
余談だが、『Samurai Remnant』のキャッチコピーにある「━━きみの願いを、切り捨てる。」という部分は「可惜夜に希う」ルートでの彼との戦闘を表していると思われる。
小笠原カヤ
伊織の義妹。出会った当初はいきなり伊織の恋人と勘違いされてしまうが、全く気付いていない。
彼女の手料理を気に入り、良好な関係を築くものの、やがて彼女が自身の最愛の相手の依代となっていることに気づいてしまう。
若旦那
傲岸不遜な態度である故に苦手意識を持っている。
その一方で彼の王気や強さを感じ取っているらしく、侮れない相手だともしている。
彼のルートでは不本意ながらも「盈月の儀」を放棄して旅に同行することとなり、「これでいいのかなぁ……」と首を捻っていた。
地右衛門ランサー
ランサー陣営。度々カヤを攫うため、目の敵にしている。
由井正雪
ライダーのマスター。物語序盤では御家人を操り、けしかけてきていると思い込んで敵視していた。
土御門泰広
儀の監督役。彼の仕掛けた術にかかり、操られかける。
また、彼の術によって他のサーヴァントが操られる状況を見て「ツチミカドめ!」と憤っていた。
キャスター
キャスターのサーヴァント。古事記の編纂者であるために、真名を一目で見抜かれてしまう。
アサシン
自身の宝具はよく効くが、死因とされる伊吹大明神の力を使うため非常に相性の悪い相手。そのためアサシン討伐の際には伊織が注意を引き付けてタケルの宝具による一撃必殺を狙った。
バーサーカー
バーサーカーのサーヴァント。健啖家である点が共通しており、竹を割ったような快活な性格だからか気が合う様子。
そのため、カルデアに召喚された際には既に彼女がいないことを残念がっていた。
新井助之進
伊織と顔馴染みの同心。完全に伊織の恋人だと思われており、時々飛び出る物騒な発言も都合よく解釈されてしまう。

Fate/Grand Order 

アルジュナクー・フーリン李書文〔アサシン〕
「盈月の儀」で友誼を結んだ逸れのサーヴァントたち。
カルデアで再会したことを喜んでいたものの、彼らにはその記憶がないと知って残念がっていた。
キルケー
「盈月の儀」で友誼を結んだ、逸れのサーヴァントのうちの一騎。
目の前で伊織や紅玉の書を豚に変えられたことがよほど衝撃だったのか、カルデアで再会した際には非常に驚いている。
玉藻の前タマモキャット
逸れのライダーことタマモアリアの名前を口にした途端、ものすごい剣幕で詰め寄ってきてどこで会ったのかと問い詰められたため困惑している。
坂田金時
平安京特異点にて、彼が神剣「草那芸之大刀」を用いて空想樹を伐採したことから、剣を借りたことについて礼を言われる。
しかし、特異点においては自身ではなく伊吹童子が剣を貸したために「伊吹童子に礼を言うべきでは?」と返した。正に!正論!
霊基第三では神剣の振るい心地について聞き、返事を聞いて上機嫌になっていた。
ジャンヌ・ダルク
「盈月の儀」におけるランサーが精神汚染を受けていない、元々の姿。
ランサー時と全く雰囲気が違ったからなのか、彼女の真名を聞いた際に「もしかして……ランサー、か?」と聞き返していた。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
ランサーと似た姿の黒いジャンヌ。
一瞬ランサーかと思いかけるが、放つ炎がランサーのものとは秘めるものが違う事に気づき、別人と看破した。
源頼光
「盈月の儀」におけるライダーと同じ気配だが姿形が違う事を疑問に感じるものの、彼女の真名を聞いて納得した様子。
巴御前
「盈月の儀」における逸れのセイバーこと木曽義仲に仕えており、その妻でもあった女武者。
義仲から話を聞いていたのか、お似合いだと褒めている。
望月千代女
「盈月の儀」のアサシンの一族である甲賀望月家の忍者。
蛇の気配から、彼女がアサシンの子孫であると見抜いている。
千子村正
「見事な鍛冶師」と褒めるが、彼からはやはりというべきか、自身の宝具を見せてほしいと懇願される。
蘆屋道満
盈月の儀をどこで聞いたのか、直接ではないものの安倍晴明が関係するとあってか彼への嫌味たっぷりに講釈を垂れてきた。[注 3]
カイニス
海の神に人生を狂わされた者同士[注 4]、仲がいい様子。
なんでも彼が「海の神ぶっ殺してやるぜ同盟」を作ろうとしているのを聞いたらしいが、マスターからは参加はよく考えるようにと言われた。
佐々木小次郎
彼の秘剣「燕返し」を見て、彼が伊織の第二の師であることに気づいた。
謎のヒロインX
自分以外のアルトリア顔絶対殺すウーマン。
彼女曰く「髪の一部パーツにやや近いものはあるがアルトリア顔ではない」とのことで、抹殺対象判定としてはセーフの模様。

生前

オトタチバナヒメ
最初の妻。海神を静めるために海に身を投げた彼女の犠牲と、彼女への思いを伝えきれなかったことをサーヴァントとなった今でも悔やんでいる。
しかし「盈月の儀」において再会を果たすことができ、再び言葉を交わして今度は自分の思いを伝える事ができた。
クマソ兄弟(熊襲兄弟)
九州の豪族であり、大和朝廷に反抗し続けた。そのため、景行天皇は自身の息子である皇子(後のヤマトタケル)に彼らの討伐を命じる。
皇子は父の命に従い、宴会時に女装して二人を暗殺した。その豪胆さから、クマソ兄弟は景行天皇の皇子に「タケル」の名前を贈った。
伊織がセイバーの精神世界に入った際、彼に殺されながらも讃えている豪族の台詞があるが、これは彼ら兄弟のものだと思われる。
景行天皇
タケルの父。多くの遠征を命じる。時には彼の兄弟の暗殺を命じることもあった。
タケルとの関係性は古事記と日本書紀で大きく異なる。古事記ではろくな兵力も与えず立て続けにタケルに出陣を命じることから、タケルが「父は私を殺したいのだ」と嘆く場面がある。
作中ではセイバーの精神世界で彼に命を出している。
大碓命
双子の兄。父の命により手に掛けることとなった。[注 5]
シナリオ上で何度か言及されている「兄弟殺し」は名前こそ出てこないものの、彼を殺したことを指していると思われる。
なおタケルが兄に対して行った殺害方法というのが、「素手で掴み殺した後、手足を引きちぎった」という凄まじいもので、タケルの怪物的な能力を示す逸話でもある。
伊吹童子
自身の死因とされている伊吹山の神。
そのためカルデアで再会した際は(霊基が再臨しても)非常に苦手意識を持っているものの、彼女からは一方的に距離を詰められスキンシップされている。
水着霊基からは『苦手克服個人レッスン』なるものを持ちかけられるも、遠慮している。
霊基第三では立ち向かおうとするもやはり強く抱きしめられ、水着霊基には逆に応援されてしまう。

その他 

アルトリア・ペンドラゴン
デザイン担当が武内崇氏であり、彼女のオマージュと見られる箇所がいくつも見受けられる。
曰く、「黒髪のアルトリア」を意識している模様。健啖家な点も共通している。
しかし、『Grand Order』では、所謂「アルトリア顔」と認定されていない(ヒロインXの独断だが)。
ヘラクレス
「父に疎まれる」、「凶暴な性格」、「多くの試練」「神話の英雄」など共通する部分が多く、ギリシャ神話と日本の神話の共通性の一つに挙げられる。

名台詞

Samurai Remnant

「察するに、きみが私の喚び人か?」
召喚して初めて伊織に対面した時の台詞。
Fate名物の運命構図。
「じゅるり……」
町の屋台を通った時の台詞。
食事好きの彼らしく、美味しそうな匂いを嗅ぐとよだれが止まらなくなってしまうようだ。
「どうだ。私の特大ばびゅーんは!」
突然伊織を担いで、崖をジャンプした時の台詞。
伊織からは「次からはもう少し優しく頼む……」とリアクションされた。
「わからいでかー!」
アーチャー陣営との同盟を組んだ後に、「『セイバーに剣を抜くなと言ったのは正しかった』と思っていたな」と伊織に聞くと、「解るか?」と伊織が返して放った台詞。
セイバーは伊織に宝具を禁止されて不服を言い、最終的に「ぶー」と言って、拗ねてしまう。

メモ

  • 健啖家であり、食べ物は積極的に食べる。特に白米を好んでおり、食べ物をねだる姿についつい買い与えてしまうプレイヤーも。
  • 古代の人間であるためか江戸の町は非常に新鮮に映ったようで、まるで遊園地へ来た子供のようにはしゃぐ。
    • 「わくわくポイント」ではその様子が顕著だが、満開の桜など古代日本を思わせる風景を見ると、普段の様子が嘘のように感傷に浸る。
  • 伊織と比べると、戦いに無辜の市民を巻き込むことも視野に入れるなど、情が薄い場面が多い。史実でも敵に対して「騙し討ち」「暗殺」「奇襲」などの卑劣な手段を使って殲滅してきた性格を反映していると思われる。
    • とはいえ、父である景行天皇が遠征に対してまとな兵を出さず[注 6]、このような手段を取るしか無かったことも考慮して置く必要がある。  
  • 伝承ではオトタチバナヒメを亡くした後も何人か妻を娶ったとされているが、作品内では言及されていない。
  • 『Grand Order』におけるSR初登場サーヴァントの実装第一号だが、実装までの期間が相当なまでに短く、プレイヤーからも驚きを以て迎えられた。
    • 実装に対する伏線は一週間以上前から張られていたと言え、前年の12月22日付でFate/SR公式サイトにおいて彼の真名のみ公開されていた。
    • 実装直前の年末特番は、恒例のスタッフ&キャストトークが一切なく、ゲーム情報もほとんどが既出のおさらいで、1コーナーの「セイバーとバーサーカーの日本列島くいだおれの旅」ではほぼほぼ前フリと言ってもいいくらいにタケル関連の内容が放送されていた

話題まとめ

実は女性?
本編では女性と間違えられるが、結局否定はしておらず、性別は不明なままである。
女装してクマソ兄弟を討った逸話から、女装しても違和感がないほど容姿が女性に似ていた=元々女性だったという説もあり得る。
「古事記」と「日本書紀」での差異
Fateシリーズでは出典を記紀の両者とされているが、それぞれの書でヤマトタケルの行為に差異が見られる。
大きな違いとしては、古事記では兄殺しを行い父・景行天皇から疎まれたのに対し、日本書紀では兄殺しを行っておらず父に遠征の功績を讃えられていることが挙げられる。
『Samurai Remnant』では兄を殺したという言及が多く、また古事記の編纂者に一目で真名を見破られていることから、出典の比重としては古事記をベースにしていると思われる。
日本神話の英雄
ヤマトタケルが実在したという資料は挙げられておらず、神話のキャラクターという見方が多数である。しかし、大和朝廷が遠征を続け領土を広げたことは事実であるため、複数の天皇の偉業をまとめたのが「ヤマトタケル」であるという一説がある。また、「雄略天皇」の遠征と重なる部分も指摘され、同一人物説もある。
また、彼の子供は「仲哀天皇」で、その后は著名な「神功皇后」である。この神功皇后は卑弥呼と同一人物説がある。


脚注

注釈

  1. オトタチバナヒメを妻としているため、男性だと思われる。
  2. カルデアに来てからはパンやカレーも好きになった模様。
  3. 『Samurai Remnant』作中では盈月及び「盈月の儀」に関しては聖杯戦争を基にして土御門泰広が考案したものだとされている。ただし、土御門家は安倍晴明の子孫でもあるため、晴明が一枚噛んでいる可能性も決して無いわけではない。
  4. ヤマトタケルの場合は「海神を鎮めるためにオトタチバナヒメが海に身を投げたこと」だと思われる。
  5. 暗殺の動機については、古事記では「父の命令を勘違いした」とされているが、Fateシリーズにおいてその設定が反映されているかは不明。
  6. 荷物持ちや食事係レベルが数人程度のみであった。

出典


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