ネモ〔サンタ〕
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ライダー | |
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真名 | ネモ |
性別 | 男性 |
身長 | 150cm |
体重 | 40kg |
好きな物 |
サンタクロースを信じられる日常、デザートのサイズがおかしい喫茶店(キャプテン) フットボール(マリーン) |
苦手な物 |
ない(キャプテン) 初期不良、機械を殴って直す奴、キャプテン(エンジン) |
出典 | ギリシャ神話、『海底二万マイル(海底二万里、海底二万哩など)』 |
地域 | 欧州、インド |
属性 | 混沌・中庸 |
副属性 | 天 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君 |
三人称 | 彼/彼女/アイツ |
声優 | 花守ゆみり |
デザイン | DANGERDROP |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- 期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』にて先代のサンタサーヴァントであるマルタ〔サンタ〕から指名され、サンタサーヴァントとなった。
- 早速プレゼントの配送計画を立てて開始するが何故か主人公の協力を拒否して自分達のみでの配送を主張し、主人公はこっそり配送ルートの障害を取り除いていくことになる。
- 当然その事は秘密であったが実はネモの側でも主人公らとカルデアに対して秘密で作戦を練っており、配送の傍ら一日ごとに一年ずつ過去へとペーパームーンでピンを打ってマーキングを行い、最終日には八年分一気に過去へと飛び主人公来訪前のフィニス・カルデアへ行って主人公の礼装をお守り入りのものにすり替えるという作戦『8years Snow Carol』を実行しようとしていた。
- 失敗したら最悪の場合消失する危険な冒険であったが無事に成功して過去のフィニス・カルデアへと到達し、過去の主人公の礼装を守護術式[注 1]が仕込まれたものとすり替えた後にロマニ・アーキマンと出くわす。彼と対面することは計算外だったもののしばし言葉を交わし、彼のグローブを通常の支給品のグローブと交換する形で現代に持ち帰り、二つの意味で主人公への「プレゼント」とした。
- 人物
- ライダー時の衣装からサンタクロース服に着替えているが、キャプテンだけではなくネモ・シリーズもそれぞれクリスマス衣装に着替えており、サンタ帽かトナカイ帽を被っている。
- サンタに抜擢されたからか普段と比較してテンションが上がっており、海底二万マイルの「子供たちに夢を与える」という側面とも合致するために相当に乗り気である。
- それとは別の問題として「自分は主人公たちの仲間にはなれず、旅の最後まで同行することもできない」という一種の諦観も根本にあるようで、上記のようなある意味正気ではない航行を敢行したのもそこに由来している。
- 能力
- サンタとして陸上を行く存在になったからか、航海クルーよりは配送チームとしての側面が強くなっている。
- ネモの「誰でもない者」という側面はサンタクロースとも相性が良かったらしく、サンタサーヴァントとしては親和性がかなり高め。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考 ? シオン・エルトナム・ソカリス ? ? ? ? ? ? ? ? ライダー 主人公 (Grand Order) B C B B EX B 騎乗:A
神性:B
海神の加護:D聖夜の運転者:A
不屈の配達者:B+
ネームレス・セイント:EX
宝具[編集 | ソースを編集]
- 我は担う、聖夜祭の鸚鵡貝(ホーリーラン・ノーチラス)
- ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:20~50
最大捕捉:100人 - ノーチラス号に艦載されていた揚陸艇カロリヌスを改造して作成した陸上装甲車PP(ペンギンポーター)を用いた、ネモ・シリーズ協力による一斉突撃。
- ナースとベーカリーがプレゼントを用意し、プロフェッサーが測量し、エンジンは装甲車に活を入れ、キャプテンが操縦し、マリーンがはしゃぐ。
- PPによる突撃とばら撒かれるプレゼントはハッピーなクリスマスを邪魔するあらゆる悪を許さず粉砕する。
- 『Grand Order』では「敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&スキル封印状態を付与(1ターン)」という効果のArts宝具。
真名:ネモ[編集 | ソースを編集]
『海底二万里』に登場する潜水艇ノーチラス号の船長「ネモ」に、ギリシャ神話の海神「トリトン」を掛け合わせた複合サーヴァント……がサンタサーヴァントになった姿。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 2023年クリスマスの期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』開催に伴い配布サーヴァントとして実装。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- 主人公
- カルデアにおける人類最後のサーヴァントにして、多くのサンタサーヴァントを見守ってきた名誉トナカイ。
- 『雪原のメリークリスマス』では彼/彼女からの協力を拒み単独でのプレゼント配布を敢行するが、それにはとある理由があり、それを無事に果たしてある意味最高の「プレゼント」を贈ることとなった。
- また、プレゼントを用意する過程で彼/彼女が「失意の庭」に囚われた際の記憶を垣間見ることとなる。
- マルタ〔サンタ〕
- 先代のサンタサーヴァント。彼女から次のサンタに選ばれ、サンタサーヴァントになった。
- 当初は断るつもりだったようだが、ネモシリーズ達が大賛成したのと『雪原のメリークリスマス』での計画に活用できると考えて了承した。
- BB
- 『雪原のメリークリスマス』では、当初「同じ虚数属性のよしみ」として陰ながら主人公に配達ルート上の障害排除を提案したり、主人公に秘密の作戦について自身に尋ねないよう告げるなど遠回しにサポートをしていたが、DAY5では敵として立ちはだかる。
- なお妨害行為は親切心のつもりだったようで、プロフェッサーからは「虚数潜航深度5以上は冠位の壁があることを警告しに来た」と捉えられていた。
- マイルームでは自由に虚数空間を観測できる彼女について、ある種の懸念を抱いている。
- メアリー・アニング
- DAY1にクリスマスプレゼントを届けた相手。
- 化石掘りである彼女の話を聞いて作戦に必要な過去へのアプローチの参考にした。
- ハベトロット
- DAY2でクリスマスプレゼントを届けた相手。
- 彼女からは主人公のものと寸分たがわぬカルデア制服作りに協力してもらった。
- ニコラ・テスラ
- DAY3でクリスマスプレゼントを届けた相手であり、エンジンとしては同じ技術スタッフとして話がある茶飲み仲間。
- エンジンとの交流は、怪我をしたカモメの手当てをしているところに彼女が話しかけたのが発端だったとか。
- キャプテンとしては彼の成した偉業(後世の誇張含む)は憧れだったようで「フィラデルフィア実験などで物質転送装置を作っていた」というトンデモ説を本人から否定されかけた時は本気でショックを受けていた。
- 後にマーリンから「物質転移の理論についてアテが外れた」と触れられているため、恐らく彼からは物質転移の理論について話を聞くつもりだったと思われる。
- アシュヴァッターマン
- DAY4でクリスマスプレゼントを届けた相手。
- 彼からシヴァ神の時間に関する権能の話を聞き、過去へのアプローチの参考にした。
- “山の翁”
- DAY6でクリスマスプレゼントを届けた相手。
- 自身が行おうとしている作戦について見抜かれており、忠告を告げられた。
- マーリン曰く「物質転移の理論についてお目こぼしをしてくれた」とのこと。
- マーリン
- 2015年へと飛ぶための虚数潜航中に、自身の元へ忠告にやってきたサーヴァント。
- 「作戦が失敗した場合に必要な人材を失うのは見過ごせない」「成功したとして何があるわけでもなく、
一日程度 の奇跡に命を掛けるなんて馬鹿らしい」「時間移動という不正行為はらしくない」などと自身の行為に意味がないことを告げたが、ネモ自身の言葉を聞いて道を空けた。
- ジングル・アベル・ムニエル
- ノウム・カルデアの職員の一人。フィニス・カルデアの頃からの古参職員で、かつてはロストルームの倉庫番を担当していた。
- 『雪原のメリークリスマス』でかつてのカルデアに至った際には修正力を免れるために彼の外装を拝借することにした。
- ロマニ・アーキマン
- フィニス・カルデアの医療担当者にして、主人公のかつての仲間。
- 『雪原のメリークリスマス』では彼としばしの会話を交わし、主人公への「プレゼント」を預かって持って帰った。
- マーリンからは「彼とは気が合うだろう」と告げられていた。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕
- ノウム・カルデアの技術担当顧問。
- 彼女の手によるシャドウ・ボーダーに対して対抗心があるようで、ノーチラス・ジープはサンタだからプレミアム感で勝ると主張している。
- 光のコヤンスカヤ
- 戦車を気軽に持ち出してくる点で度し難い相手。それはともかくNFFサービスにはクリスマス配送を手伝ってほしい模様。
- 闇のコヤンスカヤ
- 戦車を生き物と主張してくる点で度し難い相手。それはともかくNFFサービスにはクリスマス配送を手伝ってほしい模様。
- 坂田金時〔ライダー〕
- エンジンとしてはバイクに憧れがあるらしく、彼のようなバイクに一度乗ってみたいとか。
- ドン・キホーテ
- ナースとしてはあの髭には憧れるらしい。そしてキャプテンの付け髭がずっと前から用意してあったものであるとバラした。
- 刑部姫
- 毎日のように配送がある点には相当に腹が立つらしく、自分で買い物に行けとマスターに言づけている。
- ビーマ
- ベーカリーとしては彼のナンは我を忘れて発狂するほど美味しいらしく、強烈な対抗心を抱いている。……実はナンではなくチャパティーだったらしいが。
- ビーマの方でも他のパン焼きでは負けているからとあちらも対抗心を抱いている模様。
- ナイチンゲール〔サンタ〕
- サンタサーヴァントの先輩。
- ナースとしては医療スタッフとしても同僚なので一緒に医療行為をするつもりだったようだが、後方のキャンプに彼女がいない点について首を傾げている。
- 果心居士
- プロフェッサー的には彼女の知識、技術、何より精神性は未来に生きていると強くリスペクトしている。
- 殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
- 深海に棲む巨大貝である蜃の化石を食らった存在。
- かつて深海に行ったときに蜃と縁があったためその危険性について知っており、マリーン達としては非常に怖い相手。
- アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕
- クリスマスの歌を教えて貰った相手。メロディは「黒猫パンケーキの歌」と同じ。複数で歌う為に合いの手もある。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
イベント[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- デザインを担当したDANGERDROP氏は、制作時の「サンタ服を着てくれるネモ・シリーズ」の個人的な所感を公開している(ただし、個人的なものなのであくまで非公式)。[出 1]
- 上記でサンタ服を着てくれないと目されているエンジンとプロフェッサーの二人は、立ち絵にてトナカイ帽を被っている。
- 2024年の時点で『Fate/Grand Order Arcade』を含めた〔サンタ〕或いは〔クリスマス〕サーヴァントの中では、初出時からクラス変更されていない唯一のサーヴァント。
- 奈須きのこ氏によるとネモとネモ〔サンタ〕の立ち位置は若干異なるようであり、ネモは「メインストーリーにおいて、シオンによって召喚・成立した英霊」で、ネモ〔サンタ〕は『雪原のメリークリスマス』の出来事があったかもしれない、という前提で「ネモ〔サンタ〕自身の願いによって成立したサーヴァント」と述べられている[出 2]。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 泣き虫のマリーン
- 『雪原のメリークリスマス』内のボックスガチャで「そろそろ種火とQPの補充が必要かな……うわーん、やだー、誰か代わって~!」というマリーンの台詞があるが、「うわーん」という部分から彼は南米異聞帯にて消滅した「泣き虫のマリーン」ではないか?という説が浮上している。当イベントは2部6.5章のトラオムがクリア条件であり、時系列的に矛盾は無いため有り得ない話ではない。
- 公式から断言はされていないがもし本当に彼が泣き虫のマリーンだとすると、これも奈須きのこ氏からマスターたちに向けてのクリスマスプレゼント、と捉えることもできるかもしれない。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 作中でも指摘されたように本人に気づかれては意味がないがお守りとしては気づかれなければ効果がほとんどなく、最終的には「主人公が見る悪夢が1秒早く覚める」くらいの効果に落ち着いた。