「Fate/hollow ataraxia」の版間の差分
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葛木はギルガメッシュと対決して死亡し、この際キャスターは生存する(ただし、キャスターも死亡している可能性がある)という結末を垣間見るシーンがある。葛木がFate/hollow ataraxiaに登場していることからもわかる通り、可能性の一つであってもこれが「初期設定」に含まれるかどうかは不明。 | 葛木はギルガメッシュと対決して死亡し、この際キャスターは生存する(ただし、キャスターも死亡している可能性がある)という結末を垣間見るシーンがある。葛木がFate/hollow ataraxiaに登場していることからもわかる通り、可能性の一つであってもこれが「初期設定」に含まれるかどうかは不明。 | ||
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2024年9月3日 (火) 18:39時点における最新版
Fate/hollow ataraxia | |
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発売日 |
2005年10月28日(PC版) 2014年11月27日(PS Vita版) |
機種 |
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開発元 |
ノーツ(PC版) 角川ゲームス(PS Vita版) |
発売元 |
ノーツ(PC版) 角川ゲームス(PS Vita版) |
定価 |
7,140円(PC版) 6,000円(PS Vita版 / 通常版) 8,000円(PS Vita版 / 限定版) |
前 |
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次 |
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Fate/hollow ataraxia | |
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原作 | TYPE-MOON |
作画 | 雌鳥 |
掲載誌 | 月刊少年エース |
連載期間 | 2013年7月号 - |
単行本 | 既刊2巻 |
発売元 | 角川書店 |
概要[編集 | ソースを編集]
『Fate/stay night』のファンディスク。
舞台は聖杯戦争が終結してから半年後の冬木市。聖杯戦争が終結しているにも関わらず、サーヴァントとマスターが全員生存しているという状況に、誰も気付かないまま繰り返される4日間を描いている。
内容はコメディ色が強く、前作では語られなかったキャラクターの一面が補完されていたりもする。
2014年にフルボイス化されたPS Vita版が発売された。
2024年8月3日にNintendo Switch/Steamでのリマスター版『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』の制作決定が発表された。
あらすじ[編集 | ソースを編集]
聖杯戦争の終焉から半年間が過ぎた。あくまでも穏やかに重ね綴られる爽秋の日々は、アンバランスを押し隠している。
在るべき感傷。もはや触れ得ぬはずの優しさ。語られることの無かった言葉。
奇妙な罠にとらわれた冬木の町に、その不条理に至らぬまま、再び現界するサーヴァントたち。
彼らの胸に残響するのは、安息か、それとも忘れ得ぬ誓いか。
死にも似た瞬きのつど、繰り返される夜と昼。
聖杯戦争は終わった。ではこの身に翳りゆく痛みは、何者との闘いの爪跡なのか。
再び運命の幕が上がる、
それは、約束の四日間―――
登場人物[編集 | ソースを編集]
今作からの登場人物[編集 | ソースを編集]
- バゼット・フラガ・マクレミッツ
- 魔術協会から派遣された武闘派魔術師。
- アヴェンジャー
- 第八のクラス「復讐者」のサーヴァント。物語の鍵となる人物。
- カレン・オルテンシア
- 冬木教会の司祭代行。聖職者なのが信じられない毒舌家。
- 蛍塚音子
- 大河の親友。愛称は「ネコ」。
- 柳洞零観
- 一成の兄。弟とは似ていない豪快な僧侶。
- 美綴実典
- 美綴綾子の弟。桜に想いを寄せるが……。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- 時計塔での凛のライバル。
- ステンノ
- ライダーの姉。
- エウリュアレ
- ライダーの姉。
前作からの登場人物[編集 | ソースを編集]
- 衛宮士郎
- 主人公で半人前の魔術師。終わったはずの聖杯戦争が再び始まったという情報に、市内各地を回って何が起こったのかを調べ始める。
- セイバー
- 士郎と契約したサーヴァント。staynight時よりも健啖家っぷりが強調されている。また、アホ毛を握ると黒化する。
- 遠坂凛
- 魔術師の家系「遠坂家」の現当主で本人も魔術師。連絡を受け、倫敦留学から舞い戻り……。
- 間桐桜
- 間桐慎二の妹。いつの間にか間桐家の実権すべてを掌握していたり、体重計を恐れたり。
- アーチャー
- 凛と契約していたサーヴァント。真実を探るものの一人。……釣りとかしてたりもするけど。
- ライダー
- 桜と契約しているサーヴァント。様々なコンプレックスが暴露される。
- ランサー
- ザ・サバイバー。本当にどこにでもいる。
- ギルガメッシュ
- 子ギル化。オニューのダサ私服解禁☆
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- メイドと一緒に愛車に乗って、爆走してきます。
- セラ
- イリヤのメイド。
- リーゼリット
- イリヤのメイド。
- 葛木宗一郎
- 穂群原学園の教師にして、キャスターのマスター。
- キャスター
- 若奥様。
- アサシン
- お地蔵さん。三枝由紀香といい雰囲気。
- 間桐慎二
- 士郎の同級生で数年来の友人。もう真っ白
(灰になった的な意味で)。 - 間桐臓硯
- 桜達の祖父。聖杯を失い、もはやボケ老人と化してしまった。
枯れたワカメ - 柳洞一成
- 士郎の同級生で友人。女狐に苦しむ。
- 後藤劾以
- 士郎の同級生で友人。
- 美綴綾子
- 凛の同級生で友人。乙女全開。
- 氷室鐘
- 陸上部三人娘の一人。氷室恋愛探偵。
- 蒔寺楓
- 陸上部三人娘の一人。はっちゃけすぎ。
- 三枝由紀香
- 陸上部三人娘の一人。地味にサーヴァントキラー。
- 藤村大河
- 士郎達が通う学園の英語教師。相変わらず食いますよ?
用語[編集 | ソースを編集]
- 聖杯戦争
- 万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。冬木市を舞台に行われる。
- マスター
- 聖杯戦争の参加者。聖杯の助けでサーヴァントを召喚し、従える。
- サーヴァント
- 過去・現在・未来に存在する英雄の魂が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。
- 冬木市
- 前作に引き続き舞台となる。今回は戦場としてだけではなく、日常を謳歌する場所として町の魅力を存分に見せてくれる。
ミニゲーム&おまけ[編集 | ソースを編集]
- トラぶる花札道中記
- 花札。ストーリーモードあり。後に配布パッチによりバージョンアップが可能となった。
- Vita版では封入特典として実装されているが、Fate/stay night [Realta Nua]の封入特典と同一の内容となっている。
- 風雲イリヤ城 〜とつげきアインツベルン〜
- いわゆるヘタレ絵のサーヴァントを操作して難関を突破していくアクションゲーム。
- タイトルや個々のゲーム内容は往年の人気テレビ番組のパロディー。
- TYPE-MOONのHPから、スマートフォン用アプリとして発売中。
- Vita版ではフルボイス化されている。
- 開運 遠坂神社
- 御神籤と絵馬が購入できる。
- Wall Paper
- 壁紙ギャラリー。24種。
- カプセルさーばんと
- Vita版のミニゲーム。対戦型のタワーディフェンスゲームで、少年シロウと少女リンが街の平和を守るために様々なマスターと多数のさーばんとを率いて戦っていく。フルボイスで、48騎のさーばんとが登場。
スタッフ[編集 | ソースを編集]
- 原画:武内崇
- シナリオ:奈須きのこ、阿羅本景、森崎亮人、星空めてお※
- プログラム:清兵衛
- スクリプト:つくりものじ
- グラフィック:こやまひろかず、BLACK、蒼月誉雄、moriya
- サウンド:KATE & NUMBER201
※スタッフロールには記載されていない。『Girls' Work』発表を強調する目的で伏せてあった。(タイプムーンエースVol.6 p.40)
主題歌[編集 | ソースを編集]
- PC版
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- オープニングテーマ
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- 「アタラクシア」
- 作詞:奈須きのこ / 作曲:KATE / 編曲:James Harris / 歌:rhu(from "Colorvariation")
- テーマソング
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- 「hollow」
- 作詞:芳賀敬太 / 作曲:KATE / 編曲:James Harris / 歌:rhu(from "Colorvariation")
- エンディングテーマ
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- 「僕たちの未来」
- 作詞:芳賀敬太 / 作曲:KATE / 編曲:NUMBER 201 / 歌:rhu(from "Colorvariation")
- PS Vita版
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- オープニングテーマ
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- 「broKen NIGHT」
- 作詞:aimerrhythm / 作曲:浅見武男 / 編曲:玉井健二、大西省吾 / 歌:Aimer
- 挿入歌
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- 「holLow wORlD」
- 作詞:aimerrhythm / 作曲:岡本剛、玉井健二 / 編曲:玉井健二、大西省吾 / 歌:Aimer
- エンディングテーマ
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- 「Open The Doors」
- 作詞:芳賀敬太 / 作曲:KATE / 訳詞:深野香 / 編曲:玉井健二、大西省吾 / 歌:Aimer
- 上記の「僕たちの未来」の英訳アレンジ。アップデートにて追加された。
雑誌付録ドラマCD[編集 | ソースを編集]
- あるいは怪物という名の食卓
- 月刊コンプティーク2014年8月号付録。
- シナリオ:磨伸映一郎
- ノーマネーノーライフ バゼット=サン
- 月刊コンプティーク2015年1月号付録。
- シナリオ:ACPI
メモ[編集 | ソースを編集]
hollowの状況は原作Fate/stay nightのどのルートにも該当しない。各ルートの最終結果が混ぜ合わさったような状態。当然それでは矛盾を内包するわけだが、その矛盾について登場人物達は気づいていなかったり、考えないようにしていたり、気づいているが無視していたりする。
各ルートそれぞれで死亡している登場人物も「生存の可能性」が他(Fate/stay nightで語られるものとは限らない別の可能性も含めて)にある限りはこの四日間に登場する資格を持つ。根本的な矛盾は抱えたままだが、表面的に多少は整合性を持たせるための「初期設定」が設定されている。
- 奈須きのこ氏の発言ほか より類推。
- 1. 士郎は令呪を2回行使し、最後の令呪を残している。
- 2. 聖杯は凛の令呪でセイバーが破壊した事になっている。
- 3. 桜の正体が士郎に知られている。他にも聖杯戦争中秘匿されていたそれぞれのサーヴァントとマスターの関係、ギルガメッシュの存在などは、関係者全員に公開された状態になっている。
- 4. 凛と士郎の師弟関係は継続中。
- 5. 凛はアーチャーと「聖杯戦争後」に契約破棄。
- 6. アーチャーの正体が知られている。
- 7. ライダーとセイバーは宝具同士で激突し、セイバーが勝利した。
- 8. 言峰綺礼は確実に死亡。登場せず。
2.補足=よってセイバーのマスター権は一時的に凛に委譲され、その後再び士郎に戻されている
8.補足=彼が聖杯戦争で生存する可能性は、どのような結末であれ存在しない。少なくとも、Fate/hollow ataraxiaが引き起こされる可能性を持った次元においては。
葛木はギルガメッシュと対決して死亡し、この際キャスターは生存する(ただし、キャスターも死亡している可能性がある)という結末を垣間見るシーンがある。葛木がFate/hollow ataraxiaに登場していることからもわかる通り、可能性の一つであってもこれが「初期設定」に含まれるかどうかは不明。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]