「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)」の版間の差分

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'''ここでは『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』におけるイリヤについて説明する。<br />'''
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{{登場人物概要
'''『[[Fate/stay night]]』でのイリヤについては「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]」を参照。'''
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| タイトル = イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
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| 外国語表記 = Illyasviel von Einzbern、Illya
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| 初登場作品 = [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
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| 声優 = 門脇舞以
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| 誕生日 = 7月20日
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| 身長 = 133cm
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| 体重 = 29kg
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| スリーサイズ = B61/W47/H62
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| 性別 = 女性
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| デザイン = ひろやまひろし<br>武内崇(原案)
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'''ここでは『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』におけるイリヤについて説明する。<br>『[[Fate/stay night]]』でのイリヤについては「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]」を参照。'''
  
== イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ) ==
+
== 概要 ==
* スペル:''Illyasviel Von Einzbern''
+
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]。
* 誕生日:7月20日
 
* 身長:133cm / 体重:29kg
 
* スリーサイズ:B61/W47/H62
 
* 性別:女性
 
<!-- * イメージカラー:
 
* 特技:
 
* 好きなもの: / 嫌いなもの:
 
* 天敵: -->
 
* CV:門脇舞以
 
  
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』におけるイリヤ。並行世界の可能性の一つ。
 
 
; 略歴
 
; 略歴
: 穂群原学園小等部(5年1組)に通う小学生。義兄の[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|衛宮士郎]]、本来はメイドだがほぼ家族同然に接している[[セラ]]と[[リーゼリット]]の姉妹と四人で暮らしている。父の[[衛宮切嗣]]、母の[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]は仕事で家を空けていてあまり帰ってこない。なお、[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|士郎]]は[[衛宮切嗣|切嗣]]の養子で、イリヤとの血縁はない。[[衛宮切嗣|切嗣]]と[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリ]]は夫婦ではあるがイリヤ曰くいろいろあって籍は入れていない。そのため、[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリ]]・イリヤと[[衛宮切嗣|切嗣]]・[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|士郎]]とでは姓が異なる。「魔法少女マジカル☆ブシドームサシ」というアニメを好んで見ている。
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: [[穂群原学園]]小等部(5年1組)に通う小学生。義兄の[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|衛宮士郎]]、本来はメイドだがほぼ家族同然に接している[[セラ]]と[[リーゼリット]]の姉妹と四人で暮らしている。父の[[衛宮切嗣]]、母の[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]は仕事で家を空けていてあまり帰ってこない。なお、[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|士郎]]は[[衛宮切嗣|切嗣]]の養子で、イリヤとの血縁はない。[[衛宮切嗣|切嗣]]と[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリ]]は夫婦ではあるがイリヤ曰くいろいろあって籍は入れていない。そのため、[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリ]]・イリヤと[[衛宮切嗣|切嗣]]・[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|士郎]]とでは姓が異なる。「魔法少女マジカル☆ブシドームサシ」というアニメを好んで見ている。
 
: [[マジカルルビー|カレイドステッキ]]に見初められ、ただの一般人だったイリヤが、詐欺同然の強引な手口で契約させられ、魔法少女プリズマ☆イリヤとなる。物語当初は「巻き込まれただけの一般人」だったイリヤだが、次第に彼女にも秘密があることが明らかになっていく。
 
: [[マジカルルビー|カレイドステッキ]]に見初められ、ただの一般人だったイリヤが、詐欺同然の強引な手口で契約させられ、魔法少女プリズマ☆イリヤとなる。物語当初は「巻き込まれただけの一般人」だったイリヤだが、次第に彼女にも秘密があることが明らかになっていく。
 
:
 
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; 人物
 
; 人物
: 基本的な性格骨子はFate本編のイリヤと共通だが、こちらでは重たい運命とか使命とかとは一切関係ない一般の家庭に育っているため、比較的素直な性格で捩れていない。言ってしまえば単純な性格。ただ、根幹は一緒なのか、隠れたSっケなどの素養は持っているようである。
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: 重たい運命とか使命とかとは一切関係ない一般の家庭に育っているため、比較的素直な性格で捩れていない。言ってしまえば単純な性格。精神的に追い詰められるととりあえず逃げの一手を打ち、安全圏に脱出してほとぼりが冷めるのを待ちながら打開策を考えようとする悪癖がある。
: 精神的に追い詰められるととりあえず逃げの一手を打ち、安全圏に脱出してほとぼりが冷めるのを待ちながら打開策を考えようとする悪癖がある。メイドというものに異常なまでに興奮してメイド姿の美遊を(たぶん)性的な意味で襲ったり、極限状態とはいえ士郎を幼女三人がかりで性的な意味で襲ったりと若干おかしな部分もある。
+
: ただ、基本的な性格骨子はFate本編のイリヤと共通なのか、隠れたSっケなどの素養は持っているようである。
: 義兄である士郎に異性として好意を寄せており、やきもちを焼いて士郎をトンカチで殴ったり素手で脇腹を殴ったりと意外と攻撃的な一面もある。
+
: 義兄である士郎に異性として好意を寄せており、やきもちを焼いて士郎をトンカチで殴ったり素手で脇腹を殴ったりと意外と攻撃的な一面、メイドというものに異常なまでに興奮してメイド姿の美遊を(たぶん)性的な意味で襲ったり、極限状態とはいえ士郎を幼女三人がかりで性的な意味で襲ったりと若干おかしな部分もある。
: 性格的にまっとうな為か見知らぬ相手と友達になる事が得意で、「敵とも友達になってしまえる事」が最大の長所だと言われている。実際、[[美遊・エーデルフェルト|彼女の周囲に]][[クロエ・フォン・アインツベルン|居る人間は]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ|ほとんどが]][[子ギル|かつては]][[アンジェリカ|敵だった存在]]である。
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: 性格的にまっとうな為か見知らぬ相手とも友達になる事ができ、「敵とも友達になってしまえる事」が最大の長所だと評される。実際、[[美遊・エーデルフェルト|彼女の周囲に]][[クロエ・フォン・アインツベルン|居る人間は]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ#バゼット・フラガ・マクレミッツ(プリズマ☆イリヤ)|ほとんどが]][[子ギル (プリズマ☆イリヤ)|かつては敵として]][[アンジェリカ|戦ったことのあった存在]]である。
: 本家のイリヤと異なりネコ好きで、好きな季節も夏と対になっている。
+
: 『Fate/stay night』のイリヤと異なりネコ好きで、好きな季節も夏と対になっている。ほぼ日本で育っている筈だが、漢字の人名も片仮名で呼ぶ。
:
+
 
 
; 能力
 
; 能力
: 能力の大半は彼女自身のものではなく、カレイドステッキの[[マジカルルビー]]及び回収した[[クラスカード]]を利用した「魔法少女」としてのもの。アニメで培った想像力と発想力のおかげで、本来難度の高い飛行能力を難なく習得するなどの才能を見せる。また、凛やルヴィアすら思いつかなかったクラスカードの夢幻召喚(インストール)という使い方を発見している。ただしこれは彼女自身も把握していない魔術の素養(すなわち『stay night』のイリヤの項で解説した聖杯の器、願望器としての機能)がもたらした発見であり、彼女の発想力から生まれたものではない。
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: 能力の大半は彼女自身のものではなく、カレイドステッキの[[マジカルルビー]]及び回収した[[クラスカード]]を利用した「魔法少女」としてのもの。アニメで培った想像力と発想力のおかげで、本来難度の高い飛行能力を難なく会得するなどの才能を見せる。
: 稀有な才能を持っていたイリヤだったが、後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]が分裂したことで出力は3分の1以下に弱体化。以後はそれを魔力の収束刃や、障壁を拘束に応用するなどの方法で補って、何とか戦っているという状態。ただ、『幸運』は異様に高く、クロエ分離後も生命の危機をすんでのところで回避し続けるなど、イリヤの安全確保に一役買っている。原作のイリヤはそこまで幸運とは言えないので、ある意味こちらのイリヤ特有のものともいえる。また、地味ながら足が非常に速く、短距離走ではクラスでは一番らしい。
+
: この他、凛やルヴィアすら思いつかなかったクラスカードの夢幻召喚(インストール)という使い方を発見している。ただしこれは彼女自身も把握していない魔術の素養(すなわち聖杯の器、願望器としての機能)がもたらした発見であり、彼女の発想力から生まれたものではない。
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: 稀有な才能を持っていたイリヤだったが、後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]が分裂したことで出力は3分の1以下に弱体化。以後はそれを魔力の収束刃や、障壁を拘束に応用するなどの方法で補って、何とか戦っているという状態。ただ、「幸運」は異様に高く、クロエ分離後も生命の危機をすんでのところで回避し続けるなど、イリヤの安全確保に一役買っている。原作のイリヤはそこまで幸運とは言えないので、ある意味こちらのイリヤ特有のものともいえる。また、地味ながら足が非常に速く、美遊が転入してくるまで短距離走はクラスで一番だったらしい。
 
:;ツヴァイフォーム
 
:;ツヴァイフォーム
:: 2本のステッキを合体させて変身する強化フォーム。黒化ギルガメッシュと融合した[[子ギル]]が繰り出した数々の宝具を通常攻撃だけで片っ端に粉砕するほどの出力に、それを可能とする斬撃・砲撃の強化、降り注ぐ宝具の雨を置き去りするほどのスピードを得る。
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:: 2本のステッキを合体させて変身する強化フォーム。黒化ギルガメッシュと融合した[[子ギル]]が繰り出した数々の宝具を通常攻撃だけで片っ端から粉砕するほどの出力に、それを可能とする斬撃・砲撃の強化、降り注ぐ宝具の雨を置き去りするほどのスピードを得る。
 
:: 最後に放った「多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)」は、黒化し巨大化したギルガメッシュが使用した最大出力の「天地乖離す開闢の星」を上回る威力を持つ。両者の激突で地形が変わり、円蔵山に大規模なクレーターが生まれ、巨大化ギルガメッシュはこれによって跡形もなく消滅した。
 
:: 最後に放った「多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)」は、黒化し巨大化したギルガメッシュが使用した最大出力の「天地乖離す開闢の星」を上回る威力を持つ。両者の激突で地形が変わり、円蔵山に大規模なクレーターが生まれ、巨大化ギルガメッシュはこれによって跡形もなく消滅した。
 
:: このモードは使用者の限界を遥かに超えた力を引き出し、実体化した最強クラスのサーヴァントですら圧倒するほどの力を得るが、通常の魔術回路だけでなく筋系、血管系、リンパ系、神経系まで擬似的に魔術回路として使用している。そのため非常に消耗が激しく、発動中は力を使えば使うほどそれらが摩耗していき、使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴う。
 
:: このモードは使用者の限界を遥かに超えた力を引き出し、実体化した最強クラスのサーヴァントですら圧倒するほどの力を得るが、通常の魔術回路だけでなく筋系、血管系、リンパ系、神経系まで擬似的に魔術回路として使用している。そのため非常に消耗が激しく、発動中は力を使えば使うほどそれらが摩耗していき、使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴う。
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; [[ヘラクレス|バーサーカー]]
 
; [[ヘラクレス|バーサーカー]]
; 限定展開
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:
: 宝具「射殺す百頭」を得る。
+
:; 限定展開
;  射殺す百頭(ナインライブズ)
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:: 宝具「射殺す百頭」を得る。
: 通常時のイリヤでは重過ぎて使いこなせない。[[子ギル]]戦で使用しようとしたが、技の発動前に子ギルが繰り出した「真・射殺す百頭」で破砕されてしまう。
+
::;  射殺す百頭(ナインライブズ)
 +
::: 通常時のイリヤでは重過ぎて使いこなせない。[[子ギル]]戦で上空から重力に任せて落下するという方法で使用しようとしたが、子ギルが繰り出した「真・射殺す百頭」で破砕されてしまう。
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:; 夢幻召喚
 +
:: 英霊[[ヘラクレス]]と一時的に同化し、バーサーカーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
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:: エインズワース家との最終決戦の際、ベアトリスとの戦いで使用。そのカードを排出へと導く。
 +
:: 特に性質が似通っている訳ではないが、不思議と相性が良いという。実際、ベアトリスが暴走した際に、狂化してしまうギリギリでイリヤの自我を保っていた。
 
:
 
:
 
; [[クー・フーリン|ランサー]]
 
; [[クー・フーリン|ランサー]]
; 限定展開
+
:
: 宝具「刺し穿つ死棘の槍」か「突き穿つ死翔の槍」を得る。
+
:; 限定展開
; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
+
:: 宝具「刺し穿つ死棘の槍」か「突き穿つ死翔の槍」を得る。
: 学校に突然現われたクロに対し使用しようとしたが、限定展開する前に邪魔が入って不発に終わる。
+
::; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
+
::: 学校に突然現われたクロに対し使用しようとしたが、限定展開する前に邪魔が入って不発に終わる。
: 番外編コラボコミックやドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で使用。
+
::; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
; 夢幻召喚
+
::: 番外編コラボコミックやドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で使用。
: 英霊[[クー・フーリン]]と一時的に同化し、ランサーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
+
:; 夢幻召喚
: 平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
+
:: 英霊[[クー・フーリン]]と一時的に同化し、ランサーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
+
:: 平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
: ルビー曰く「手加減できないガチ宝具」であるため、真名解放を行ったことはない。
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::; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 +
::: ルビー曰く「手加減できないガチ宝具」であるため、真名解放を行ったことはない。
 
:
 
:
 
; [[メディア|キャスター]]
 
; [[メディア|キャスター]]
; 限定展開
+
:
: 宝具「破戒すべき全ての符」を得る。
+
:; 限定展開
; 破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
+
:: 宝具「破戒すべき全ての符」を得る。
: ダリウスに対し使用。短い間合いを補うためにセイバーの夢幻召喚と併用して攻撃した。攻撃は命中したものの直後にカードを奪われ、正体を現したジュリアンに砕かれて「クラスカード・キャスター」は消失した。
+
::; 破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
; 夢幻召喚
+
::: ダリウスに対し使用。短い間合いを補うためにセイバーの夢幻召喚と併用して攻撃した。攻撃は命中したものの直後にカードを奪われ、正体を現したジュリアンに砕かれて「クラスカード・キャスター」の消失と言う結果を招いた。
: 英霊[[メディア]]と一時的に同化し、キャスターの宝具とスキル、身体能力を会得する。
+
:; 夢幻召喚
; 高速神言
+
:: 英霊[[メディア]]と一時的に同化し、キャスターの宝具とスキル、魔術能力を会得する。
: 神代の魔術を詠唱するスキル。ベアトリス戦で使用するも、「悉く打ち砕く雷神の鎚」に敗れる。
+
::; 高速神言
 +
::: 神代の魔術を詠唱するスキル。ベアトリス戦ではこれによって「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」を行使するも、「悉く打ち砕く雷神の鎚」に敗れる。
 
:
 
:
 
; [[メドゥーサ|ライダー]]
 
; [[メドゥーサ|ライダー]]
; 夢幻召喚
+
:
: 英霊○○○○○と一時的に同化し、ライダーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
+
:; 夢幻召喚
: 平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
+
:: 英霊メドゥーサと一時的に同化し、ライダーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
; 自己封印・暗黒神殿(ブレイカー・ゴルゴーン)
+
:: 平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
: イリヤの場合はと美遊違い、右目だけを覆う眼帯状になっている。
+
::; 自己封印・暗黒神殿(ブレイカー・ゴルゴーン)
; 石化の魔眼・キュベレイ
+
::: イリヤの場合は美遊と違い、右目だけを覆う眼帯状になっている。
: 宝具ではなくスキル。本来のライダーはランクA+だったが、イリヤの場合はランクB。しかも美遊と違って両目ではなく、右目のみに発現するにとどまっている
+
::; 石化の魔眼・キュベレイ
 +
::: 宝具ではなくスキル扱い。本来のライダーはランクA+だったが、イリヤの場合はランクB。しかも美遊と違って両目ではなく、右目のみに発現するにとどまっている。
 +
::; ベルレフォーン
 +
::: 本編では未登場だが、『ディバインゲート』とのコラボイベントでは宝具扱いになっていたため、使用可能と思われる。
 
:
 
:
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
; 限定展開
 
: 宝具「約束された勝利の剣」を得る。
 
; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
 
: イリヤが単独で本編中にこのカードで限定展開を使用した例はない。『[[カーニバル・ファンタズム]]』ドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」では使用例がある。
 
: 黒化バーサーカー戦では、イリヤと美遊とが協力しての「並列限定展開(パラレル・インクルード)」にて使用。九本同時に具現化し、黒化バーサーカーを倒した。
 
; 夢幻召喚
 
: 英霊[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]と一時的に同化し、セイバーの宝具とスキル、身体能力を会得する。イリヤが夢幻召喚した場合の衣装は美遊と違い、セイバー・リリィに近いデザインとなっている。
 
; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
 
: 真名解放せずともその切れ味は最強の聖剣にふさわしく、クロの投影した贋作を叩き折った。
 
 
:
 
:
; [[ハサン・サッバーハ〔百の貌のハサン〕|アサシン]]
+
:; 限定展開
; 限定展開
+
:: 宝具「約束された勝利の剣」を得る。
: 宝具「妄想幻像」によるデコイ。
+
::; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
: バゼット戦、子ギル戦にて使用。
+
::: 黒化バーサーカー戦では、イリヤと美遊が協力しての「並列限定展開(パラレル・インクルード)」にて九本同時に出現させ、一斉照射により黒化バーサーカーを倒した。
; 夢幻召喚
+
::: 『ドライ』では群れを成す泥の英霊の宝具への迎撃に用いた。
: 英霊○○○と一時的に同化し、アサシンの宝具とスキル、身体能力を会得する。
+
:; 夢幻召喚
; 気配遮断
+
:: 英霊[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]と一時的に同化し、セイバーの宝具とスキル、身体能力を会得する。イリヤが夢幻召喚した場合の衣装は美遊と違い、セイバー・リリィに近いデザインとなっている。
: 「暗殺者」のクラス特性。アンジェリカから一時的に身を隠す際に使用。
+
:: 後にジュリアンと戦った際には心機一転してアップグレードされたのか、『Fate/Grand Order』第三再臨のマントを着た鎧姿を赤色ベースにしたものに変更されている。
 +
::; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
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::: 真名解放せずともその切れ味は最強の聖剣にふさわしく、クロの投影した贋作を叩き折った。
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; [[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]
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:; 限定展開
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:: 宝具「妄想幻像(ザバーニーヤ)」による自身のデコイ。カレイドステッキの仕様上、転身状態との併用が不可能。
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:: バゼット戦、子ギル戦にて使用。
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:; 夢幻召喚
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:: 英霊ハサン・サッバーハと一時的に同化し、アサシンの宝具とスキル、身体能力を会得する。
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::; 気配遮断
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::: 「暗殺者」のクラス特性。アンジェリカから一時的に身を隠す際に効果を発揮した。
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; [[エミヤ|アーチャー]]
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:
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:; 限定展開
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:: 黒塗りの弓を得る。ただし矢は得られなかったため、戦闘では使用されなかった。
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:; 夢幻召喚
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:: 英霊エミヤと一時的に同化し、アーチャーの宝具とスキル、投影魔術を含めた各種能力を会得する。
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::; 干将・莫耶
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::: 黒化セイバー戦で使用。投影宝具。アニメ版では「オーバーエッジ」も披露した。
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::; 偽・螺旋剣(カラドボルグII) / 偽・偽・螺旋剣(カラドボルグIII)
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::: 投影宝具。TVアニメ版にて、黒化セイバー戦で使用。真名解放はしていない。コミック版にも同様のシーンは存在するが、はっきりとこの剣と判る描写はされていない(そもそもコミック版はカラドボルグでなかった可能性もある)。このため、この宝具の正確な名称は不明。
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::: クロが使う際は「III」だが、この時のイリヤは分離した後のクロと比べても高い出力を有していたため、「III」ではなく「II」だった可能性も否定できない。
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::; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
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::: 投影宝具。『ツヴァイ』にて、円蔵山の大空洞の崩落から身を守る為に使用。TVアニメ版では黒化セイバーとの戦いでも使用。
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::; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
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::: 投影宝具。黒化セイバー戦で使用。
 +
::: 本来このカードには神造兵装であるこの剣を投影する力まではないのだが、イリヤは10年間溜め込んだ魔力と小聖杯である自分の力によって投影ができ、真名解放までやってのけた。
 +
::: 黒化セイバーの持つ真作の「約束された勝利の剣」と競り合い、凌駕する。
 +
;[[メドゥーサ|ライダー(バーサーカー継承)]]
 
:
 
:
; [[エミヤ‎|アーチャー]]
+
:;限定展開
; 限定展開
+
::なし。
: 黒塗りの弓を得る。ただし矢が一緒に具現化されなかったために使えず、試しただけに終わる。
+
:;夢幻召喚
; 夢幻召喚
+
::バーサーカークラスの上書きにより、女神メドゥーサとしてではなく魔物ゴルゴーンとしての側面をより強く引き出す。
: 英霊○○○と一時的に同化し、アーチャーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
+
::イリヤが夢幻召喚した場合の衣装は、巨大な尾と先が鱗状になった手足、元からあった眼帯に加えて額の巨大な宝石と、純粋なライダーの時と比較してより[[ゴルゴーン]]に近い衣装。[[マジカルルビー]]は髪になり、蛇の形状に変化し独立して攻撃可能。
; 干将・莫耶
+
::上書き前と比べると鎖はなくなっているが、キュベレイの魔眼は健在であり、ルビーが変異した蛇のような髪とその牙に込められた石化の毒、さらには手足の爪とミョルニルを受け止める程の怪力を活用しての攻撃が可能である。
: 黒化セイバー戦で使用。投影宝具。アニメ版では「オーバーエッジ」も披露した。
+
::だが、バーサーカークラスを上書きした事により、徐々に理性を奪われてしまう。
; 偽・螺旋剣(カラドボルグII) / 偽・偽・螺旋剣(カラドボルグIII)
+
::;[[宝具]]
: 投影宝具。TVアニメ版にて、黒化セイバー戦で使用。真名解放はしていない。コミック版にも同様のシーンは存在するが、はっきりとこの剣と判る描写はされていない(そもそもコミック版はカラドボルグでなかった可能性もある)。このため、この宝具の正確な名称は不明。
+
:::; 騎英の手綱(ベルレフォーン)
: クロが使う際は「III」だが、この時のイリヤは分離した後のクロと比べても高い出力を有していたため、「III」ではなく「II」だった可能性も否定できない。
+
:::: ランク:A+
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
+
:::: 騎乗スキルが失われているため使用不可。
: 投影宝具。『ツヴァイ』にて、円蔵山の大空洞の崩落から身を守る為に使用。TVアニメ版では黒化セイバーとの戦いで使用。
+
:::; 強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)
; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
+
:::: ランク:A
: 投影宝具。黒化セイバー戦で使用。
+
:::: 女神としての最後の名残を放棄する事で、成れの果てたる「ゴルゴンの怪物」を一時的に実体化させる。
: 本来このカードには神造兵装であるこの剣を投影する力はないのだが、イリヤは何故か投影ができ、真名解放までやってのけた。
+
:::: だが、一時的とはいえ完全に怪物と化すことに人間の脳では耐えきれないため、実質使用不可。
: 黒化セイバーの持つ真作の「約束された勝利の剣」と競り合い、凌駕する。
+
::;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]
 
+
:::;石化の魔眼:A+
==キャスター (Grand Order) ==
+
::::キュベレイ。常時発動。込める魔力を強め、かつ視線を合わせることでより強力な効果を発揮する。
* 真名:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
+
::::対魔力がC以下の者は石化。Bでも判定次第で石化する。A以上であれば判定は発生しないが、全能力を1ランク低下させる『重圧』の影響下に晒される
* 身長:133cm / 体重:29kg
+
:::;怪力:A+
* 出典:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
+
::::メドゥーサは人の身では到達不可能な領域。身体能力のみで宝具に迫る。
* 地域:日本・冬木市
 
* 属性:中立・善
 
* CV:門脇舞以
 
 
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
  
; 略歴
+
==バリエーション==
: 鏡面界への離界(ジャンプ)の際、友人の美遊と共にこの魔法少女の集う固有結界へ来てしまい、美遊がさらわれてしまい彼女を探していたところ、同じく迷い込んだ[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]と遭遇する。
+
=== イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order) ===
; 人物
+
カレイドステッキの[[マジカルルビー]]と契約して魔法少女になったイリヤスフィール・フォン・アインツベルン……がサーヴァントとして召喚されたもの。
: 穂群原学園小等部に通う、ごく普通の女の子。銀髪赤目で名前が貴族っぽくて、留守がちな両親は謎の仕事をしていて、なぜか一般邸宅にメイドが二人も居て、ついでに血の繋がらない兄がいるけれど、ごくごく普通の小五女子である。別世界に迷い込むのは割と慣れっこ。
 
: ヘンテコステッキを手懐けたり、寡黙な少女の心を開かせたり、自分を殺しに来た少女を家族として迎え入れたりと、なにげに適応力とコミュ力が極めて高い。悪く言えば流され体質。
 
; 能力
 
: 魔力の斬撃を飛ばす、魔力弾を複数飛ばす、魔力の全力砲撃、カレイドステッキの[[マジカルルビー]]を投げつけて[[マジカルルビー]]自体が体当たりするなどの攻撃を行う。
 
: カルデアが彼女の本来いた世界とは根本的に異なる為か、クラスカードの限定展開や夢幻召喚はできなくなってしまっている。
 
: 後にマジカルルビーが道具作成スキルを持つサーヴァント達と暗黒取引を交わした結果、封印されていたクラスカードの再使用も可能になったらしい。ゲーム的には絆礼装効果でカード性能が上がるだけで、クラスまで変更になる訳ではないが。
 
  
== ステータス ==
+
詳細は「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]]」を参照。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || C || D || B || A || A+ || 対魔力:B<br />無限の魔力供給:C || 愉快型魔術礼装:A<br />自然の嬰児:B<br />あやしい薬:A || style="text-align:left"|
 
|}
 
  
== [[宝具]] ==
+
== 使用技 ==
; 多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイア)
+
===[[トラぶる花札道中記#とびたて!超時空トラぶる花札大作戦|とびたて!超時空トラぶる花札大作戦]]===
: ランク:A+<br />種別:対人宝具
+
; カレイドスコープ
: 筋系、神経系、血管系、リンパ系を疑似的な魔術回路と誤認させることにより、瞬間的な出力を得る捨て身の技。
+
: 相手に与えるダメージが2倍になる。
: 全身を巡る五つの回路が奏で上げた壮絶な魔力の奔流は、星の光にも匹敵する殲滅力を誇る。
 
:『Grand Order』ゲーム内での性能は単体へ大ダメージを与えるが、使用後は攻撃力と防御力が低下してしまうというもの。なお、スキル「あやしい薬」使用時にランダム発動する弱体無効付与でこの欠点は相殺可能。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
: Fate本編とは異なる並行世界の存在。主人公。一般人であったが、たまたま出くわした魔法の杖のせいで魔法少女として戦うハメになった少女。
+
: 主人公。『Fate/stay night』などとは異なる世界の一般人であったが、たまたま出くわした魔法の杖のせいで魔法少女として戦うハメになった少女。
 +
 
 +
===Fate関連作品===
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
: 美遊、クロと共にチーム「盗んだステッキで走り出す魔法少女の夜」の一人として参戦。
 
: 美遊、クロと共にチーム「盗んだステッキで走り出す魔法少女の夜」の一人として参戦。
; [[Fate/Grand Order]]
+
 
: キャスターの'''サーヴァント'''として登場。
+
===その他===
: キャラクターデザイン:ひろやまひろし / 設定作成:??? / レア度:レア度:SSR(☆5)
+
; [[ALL AROUND TYPE-MOON|ALL AROUND TYPE-MOON ~アーネンエルベ狂詩曲~]]
: 一応、生身の人間のはずなのだが何故か擬似ですらないサーヴァント扱いである。
 
; [[アーネンエルベの一日|アーネンエルベ狂詩曲]]
 
 
: 美遊ともどもゲストとして出演。その場に居た士郎や凛やルヴィアとちょっとしたトラブルに。
 
: 美遊ともどもゲストとして出演。その場に居た士郎や凛やルヴィアとちょっとしたトラブルに。
 +
; かんぱに☆ガールズ
 +
: DMMゲームズ開発のブラウザゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
 +
; 天華百剣 -斬-
 +
: 電撃ホビーウェブ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
 +
; 戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED
 +
: ポケラボ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
 +
; アサルトリリィ Last Bullet
 +
: ポケラボ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
 +
; 雀魂 ~じゃんたま~
 +
: キャットフードスタジオ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
170行目: 196行目:
 
: 自分のパートナーの姉妹機にして、親友のパートナー。『ドライ』では一時的にパートナーとなる。
 
: 自分のパートナーの姉妹機にして、親友のパートナー。『ドライ』では一時的にパートナーとなる。
 
: ルビーよりはまともだと見なしているが、性格に問題があるのは姉妹共通だと諦めている模様。
 
: ルビーよりはまともだと見なしているが、性格に問題があるのは姉妹共通だと諦めている模様。
; [[遠坂凛#遠坂凛 (Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)|遠坂凛]]
+
; [[遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ)|遠坂凛]]
 
: 魔法少女になった原因のひとり。同じ女性として凛の女性としての姿勢に憧れているのか「かっこいい」と称することもあったが、トラブルメーカーなのも事実なので時折冷たい。
 
: 魔法少女になった原因のひとり。同じ女性として凛の女性としての姿勢に憧れているのか「かっこいい」と称することもあったが、トラブルメーカーなのも事実なので時折冷たい。
; [[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|衛宮士郎]]
+
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト (プリズマ☆イリヤ)|ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 +
:凛と同じく頼れる年上の魔術師にしてトラブルメーカー。お金持ちっぷりに圧倒されることも。
 +
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ#バゼット・フラガ・マクレミッツ(プリズマ☆イリヤ)|バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
 +
:当初は敵対し、辛うじて勝ちを拾う。その後明らかになったダメ人間ぶりに唖然とする。
 +
:対ギルガメッシュ戦をきっかけに、頼もしい仲間となる。でもやっぱり世捨て人っぷりはついていけない。
 +
; [[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)|衛宮士郎]]
 
: 義兄。イリヤ含め色々な女子に好かれており、時折腹いせに殴ったりしているが、義兄妹としては仲良し。むしろ大好き。
 
: 義兄。イリヤ含め色々な女子に好かれており、時折腹いせに殴ったりしているが、義兄妹としては仲良し。むしろ大好き。
 
: 仮にそうなったとしても法律上何も問題ないという事は知っているが世間体や士郎の気持ちや自身の幼さ、今の兄妹関係の居心地の良さ等々の理由により現状で満足している。
 
: 仮にそうなったとしても法律上何も問題ないという事は知っているが世間体や士郎の気持ちや自身の幼さ、今の兄妹関係の居心地の良さ等々の理由により現状で満足している。
; [[セラ]]
+
; [[セラ#プリズマ☆イリヤ|セラ]]
: アイリスフィールに雇われたハウスメイド。教育ママのような彼女を若干苦手にしている節はあるが、家族同然に接している。
+
: ハウスメイド。年上相手には珍しく呼び捨てにする。教育ママのような彼女を若干苦手にしている節はあるが、家族同然に接している。
 
; [[リーゼリット]]
 
; [[リーゼリット]]
: セラの妹(?)で同じハウスメイドのひとり……のはず。家事しないけど。イリヤと同じアニメ等を好んでおり、趣味が合うこともあってか「リズおねーちゃん」と慕っている。
+
: セラの姉妹(?)で同じくハウスメイド。ほぼ家事しないけど。イリヤと同じアニメ等を好んでおり、趣味が合うこともあってか「リズおねーちゃん」と慕っている。
 
; [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
; [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
: 母親。『プリズマ☆イリヤ』では普通に存命しており、何故か切嗣が「おとーさん」なのに対しこちらは「ママ」。奇行で雰囲気をぶち壊すエアブレイカーママと恐れているが、基本的に仲の良い母娘である。
+
: 母。『プリズマ☆イリヤ』では普通に存命しており、何故か切嗣が「おとーさん」なのに対しこちらは「ママ」。奇行で雰囲気をぶち壊すエアブレイカーママと恐れているが、基本的に仲の良い母娘である。
 
; [[衛宮切嗣]]
 
; [[衛宮切嗣]]
: 父親。「おとーさん」と呼んでおり嫌ってもいないが、本編で絡んだことが一度もない。切嗣は泣いていい。
+
: 父。「おとーさん」と呼んでおり嫌ってもいないが、本編で絡んだことが一度もない。切嗣は泣いていい。
 
; [[桂美々]]
 
; [[桂美々]]
: 小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。<br>美々の隠された趣味を知り、一瞬拒否感を示すが雀花の姉・火雀の言葉を受けて、彼女の気持ち無視して強要しようとした事を反省し、和解する。<br>でも美々の持論にはついていけない。
+
: 小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
 +
:美々の隠された趣味を知り、一瞬拒否感を示すが雀花の姉・火雀の言葉を受けて、彼女の気持ち無視して強要しようとした事を反省し、和解する。
 +
:でも美々の持論にはついていけない。
 
; [[栗原雀花]]
 
; [[栗原雀花]]
 
: 小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
 
: 小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
194行目: 227行目:
 
: 小学校の担任教師。
 
: 小学校の担任教師。
 
; [[カレン・オルテンシア]]
 
; [[カレン・オルテンシア]]
: 小学校の養護教諭。
+
: 小学校の養護教諭。[[アンリマユ|彼]]と同じ問いを投げるが、その答えは斜め上だった。
  
 
=== 平行世界の冬木市 ===
 
=== 平行世界の冬木市 ===
; [[子ギル]]
+
; [[子ギル (プリズマ☆イリヤ)|子ギル]]
 
: イリヤと聖杯を奪い合う。『ドライ!!』では一時共闘することに。
 
: イリヤと聖杯を奪い合う。『ドライ!!』では一時共闘することに。
 
:『Grand Order』にて、一回魔法少女の格好をさせてみたい等と危険な考えを持っていた事が判明した。
 
:『Grand Order』にて、一回魔法少女の格好をさせてみたい等と危険な考えを持っていた事が判明した。
205行目: 238行目:
 
: ドールズ達を使って美遊をさらった張本人。
 
: ドールズ達を使って美遊をさらった張本人。
 
; [[エリカ・エインズワース]]
 
; [[エリカ・エインズワース]]
: 平行世界で出会った少女。束の間の交流を持つが…
+
: 平行世界で出会った少女。束の間の交流を持つが………
 +
: 彼女の「正体」を知った後は心が揺らいでしまったが、過去へと遡った後には「友達になりたい」と決意を新たにした。
 
; [[アンジェリカ]]
 
; [[アンジェリカ]]
 
: ドールズの一人。何度も戦うが、無数の宝具と魔術の前に苦戦を強いられる。
 
: ドールズの一人。何度も戦うが、無数の宝具と魔術の前に苦戦を強いられる。
211行目: 245行目:
 
; [[ベアトリス・フラワーチャイルド]]
 
; [[ベアトリス・フラワーチャイルド]]
 
: ドールズの一人。こちらも何度も戦うが、ケタ違いの防御力と攻撃力に圧倒される。
 
: ドールズの一人。こちらも何度も戦うが、ケタ違いの防御力と攻撃力に圧倒される。
 
+
: エインズワース家との最終決戦の際はバゼットと組んで彼女とマッチアップした。
=== Fate/Grand Order ===
+
; [[ダリウス・エインズワース]]
; [[主人公 (Grand Order)|主人公]]
+
: エインズワースの首魁であり、イリヤにとっての本当の敵。
: 平行世界で出会った「かっこいい」人。男女どちらであっても、かっこいいと称する。
+
: エインズワースの皆も、世界も、何もかも無価値としていらないと切り捨てる有様に怒りを向けている。
; [[マシュ・キリエライト]]
+
: 過去へ向かった際には、置換によってパンドラへの想いを失う前の彼からとある「贈り物」を受け取った。
: 同行する「魔法少女」。事態解決の為に共闘する。
 
: 家族に雰囲気が似ていて、一緒に居ると落ち着くらしい。
 
; [[フォウ]]
 
: モフモフな毛並みに、変なスイッチが入りかけて撫で回したい衝動に駆られていた。
 
; [[ファースト・レディ]]
 
: 自分と美遊、クロエを[[固有結界]]内部に閉じ込めた張本人。
 
: その世界を救いたいという意志を、自分よりもずっと強固で大きいものと見なしつつも、美遊やクロエとの絆の為にも戦いを挑む。
 
; [[ナーサリー・ライム|ナーサリー☆ライム]]
 
: お菓子の国の女王。遊んでくれたお礼として宝石を受け取る。
 
; [[メディア〔リリィ〕|メディカル☆メディア]]
 
: 大海原と竜の国の女王。絶望の淵に沈んでいたが、イリヤに希望を託す。
 
; [[イアソン|イアソンくん]]
 
: メディアの使い魔。言動は辛辣だが、的確なアドバイスを送った。
 
; [[エレナ・ブラヴァツキー|マハトマ♀エレナ]]
 
: 死せる書架の国の墓守。イリヤとの戦いの中で彼女に希望を見出す。
 
; [[女王メイヴ|コハナト☆メイヴ]]
 
: 雪華とハチミツの国の女王。イリヤ達を自分の軍団に加えようとする。
 
; [[アストルフォ]]
 
: そのボーイッシュさに変なスイッチが入っていた。
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
243行目: 258行目:
 
: ドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で共演。琥珀の企みを打ち破るべく、彼女に協力した(させられた)。
 
: ドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で共演。琥珀の企みを打ち破るべく、彼女に協力した(させられた)。
 
; [[琥珀]]
 
; [[琥珀]]
: 同上。当初は声が一緒だったこともあったが、言動を聞いて完全にルビーの同類と認識した。
+
: 同上。声が一緒だった上に、言動を聞いて完全にルビーの同類と認識した。
 +
; 高町なのは
 +
: コラボコミックで共演した他社シリーズ『魔法少女リリカルなのは』の主人公。実は<del>18禁ゲームから</del>魔法少女モノへのスピンオフ作品であるという共通点も。
 +
: 年下(小学三年生)なのに非常に礼儀正しく可愛らしい姿ではあるが、正体不明のプレッシャーを感じていた。(ルビー曰く「魔法少女力」1万を持つイリヤのさらに53倍らしい)
 +
: 「友達になりたい人がいる」という彼女の願いに共感し、一緒にその友人を探すことに。
 +
: 戦闘では彼女の超火力にドン引きするが、一方の彼女からは「より先鋭的・限定的に特化した魔法体系で、おまけに戦い慣れてる」とどっちもどっちな感じにリスペクトされていた。
 +
; カレナ・ストレーム
 +
: 『かんぱに☆ガールズ』とのコラボイベントで共演。コスプレアイテム「変幻の鏡」で自身に仮装した彼女から「イリヤお姉ちゃん」と呼ばれて変なスイッチが入りかかっていた。
 +
: なお、彼女のCVもイリヤと同じく門脇舞以女史である。
 +
; 暁切歌
 +
: 『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』とのコラボイベントで共演。彼女に力を供給し、共に協力して事態を収拾した。
 +
: 「決して諦めずに友達のために力を尽くす」という共通点があり気が合う相手。「年上(15~6歳)の魔法少女の後輩」というシチュエーションにスイッチが入りかかっていた。
 +
: 余談だが、彼女の使用ギア「イガリマ」が『プリズマ☆イリヤ』のイガリマの元ネタではないかという説がある。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
=== Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ ===
+
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ===
 +
;あまりに突然の出来事だったけど…わたしの直感が告げていた―――<br>こいつは うさんくさい!
 +
:いきなり風呂場に飛び込んできた謎のステッキにいきなり魔法少女に勧誘されての独白。<br>……………うん。'''ですよねー。'''
 +
:一見単なるギャグシーンだが、この直感の鋭さは後述の思い込みの強さと並んで本作でのイリヤの強みの一つになっている。
 +
:ちなみに、アニメではこのシーンはカットされている。
 +
 
 
;「お兄ちゃんは朴念仁じゃないよ!」
 
;「お兄ちゃんは朴念仁じゃないよ!」
 
:初対面のうさんくさいステッキにお兄ちゃんを「朴念仁っぽい方」と評されてこの反論。
 
:初対面のうさんくさいステッキにお兄ちゃんを「朴念仁っぽい方」と評されてこの反論。
270行目: 302行目:
 
:アニメ第1期BD/DVD特典ドラマCD『アインツ家集合! 家族の団欒CD』より。今のところプリヤでイリヤと切嗣と絡んでいる唯一の場面。
 
:アニメ第1期BD/DVD特典ドラマCD『アインツ家集合! 家族の団欒CD』より。今のところプリヤでイリヤと切嗣と絡んでいる唯一の場面。
  
=== Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ2wei! ===
+
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ2wei! ===
 
;「うぬぬ…おのれ此奴め戯れ言を弄するか!」
 
;「うぬぬ…おのれ此奴め戯れ言を弄するか!」
 
:怒りのあまり語調が変になったイリヤ。
 
:怒りのあまり語調が変になったイリヤ。
278行目: 310行目:
  
 
;「みぎゃっ…」
 
;「みぎゃっ…」
:士郎をクロから守るためにとった最終手段。'''壁の角を足の小指のみで思いっきり蹴った'''。やらかしたイリヤはもちろん、当然、痛覚を共有するクロも悶絶して痛み分けとなった。
+
:士郎をクロから守るためにとった最終手段。'''壁の角を足の小指のみで思いっきり蹴った'''。やらかしたイリヤはもちろん、当然、痛覚を共有するクロも悶絶して文字通り痛み分けとなった。
  
 
;「わたしはもう逃げない!」<br>「出会った人も 起こってしまったことも」<br>「なかったことになんて絶対しない!」
 
;「わたしはもう逃げない!」<br>「出会った人も 起こってしまったことも」<br>「なかったことになんて絶対しない!」
 
:「普通の生活に戻りたい」という願いは、自分たち全員との出会いの否定だと受け取り、それが望みならわたしたちに関わらないでとクロは怒るがイリヤも引き下がらない。
 
:「普通の生活に戻りたい」という願いは、自分たち全員との出会いの否定だと受け取り、それが望みならわたしたちに関わらないでとクロは怒るがイリヤも引き下がらない。
 
:みんなとの出会いを否定する気などまったくないのだから。自分の力に怯え、逃げ出した頃よりイリヤは強く成長していた。
 
:みんなとの出会いを否定する気などまったくないのだから。自分の力に怯え、逃げ出した頃よりイリヤは強く成長していた。
 +
 +
;「わたし…ミユと友達になれてよかった」
 +
:言葉だけだときれいな台詞だが、実際には彼女が'''三百万くらいため込んでいる'''と聞いての反応である。流石に、クロに「あなたそれ、今言うには最低のセリフよ」とツッコまれた。
  
 
;「年収220万のT子さんは年収460万のKくんと結婚しました。<br> 月々の生活費を18万とした場合、3300万のマンションを買えるまで何年かかるでしょう。」
 
;「年収220万のT子さんは年収460万のKくんと結婚しました。<br> 月々の生活費を18万とした場合、3300万のマンションを買えるまで何年かかるでしょう。」
290行目: 325行目:
 
:同上の国語編。T子とKくんとN子の色恋沙汰について。なお、[[衛宮切嗣|Kくん]]、[[藤村大河|T子]]、[[蛍塚音子|N子]]には、どこかで見たような面々がキャスティングされている。
 
:同上の国語編。T子とKくんとN子の色恋沙汰について。なお、[[衛宮切嗣|Kくん]]、[[藤村大河|T子]]、[[蛍塚音子|N子]]には、どこかで見たような面々がキャスティングされている。
 
:因みにこのセリフを叫んだ時イリヤら三人が片付けている宿題は最後に残った漢字の書き取り。どうやらそれをやりながら直前に解いた文章読解の、クロの言うところの「100ページはある昼ドラのような小説」についての感想を熱くなって叫んでいる様子(三人とも目が据わっている)。ついでに言えばその漢字の書き取りに出題されたと思しき問題も、「年収」「柵」「結納」「不倫」「年金」「賠償」「姑」「相続」と小学生に出すレベルで無い上に生々しい。
 
:因みにこのセリフを叫んだ時イリヤら三人が片付けている宿題は最後に残った漢字の書き取り。どうやらそれをやりながら直前に解いた文章読解の、クロの言うところの「100ページはある昼ドラのような小説」についての感想を熱くなって叫んでいる様子(三人とも目が据わっている)。ついでに言えばその漢字の書き取りに出題されたと思しき問題も、「年収」「柵」「結納」「不倫」「年金」「賠償」「姑」「相続」と小学生に出すレベルで無い上に生々しい。
 +
:ちなみに「柵」は「さく」ではなく「しがらみ」と読む。これは'''漢検準一級'''レベルの問題で、下手すると高校生や大学生でも読めない代物である。<del>いい加減にしておけよ藤村。</del>
  
 
;「お兄ちゃんは…渡さないんだから!」
 
;「お兄ちゃんは…渡さないんだから!」
 
:コミックス4巻限定版ドラマCDより。小学生3人が士郎を奪い合って戦おうとしていた。
 
:コミックス4巻限定版ドラマCDより。小学生3人が士郎を奪い合って戦おうとしていた。
  
=== Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ3rei!!===
+
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ3rei!!===
 
;「わたしは―――」<br>「イリヤ」<br>「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」<br>「わたしは ミユを助けるために この世界に来た!!」
 
;「わたしは―――」<br>「イリヤ」<br>「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」<br>「わたしは ミユを助けるために この世界に来た!!」
 
:田中さんに自身が何者であるのかを問われた際に出た答え。
 
:田中さんに自身が何者であるのかを問われた際に出た答え。
322行目: 358行目:
 
;「立った――! 立ったよわたし!! <br> 動けるよぉぉぉ!! 空想と気合があればなんでもできるんだー!」
 
;「立った――! 立ったよわたし!! <br> 動けるよぉぉぉ!! 空想と気合があればなんでもできるんだー!」
 
:身動きがとれないぬいぐるみの体に絶望しかけるも、諦めない不屈の意思と気合が奇跡を起こす―――!
 
:身動きがとれないぬいぐるみの体に絶望しかけるも、諦めない不屈の意思と気合が奇跡を起こす―――!
:しかし魔法少女というよりプロレスラーか何かのような根性論である。
+
:<del>しかし魔法少女というよりプロレスラーか何かのような根性論である。</del>
  
 
;「どっちかしか選べない……なんて、はじめからそれが間違ってる!」<br>「聖杯なんでしょう!?人の願いを!希望を託すのが聖杯なんでしょう!?」<br>「だったらどうして…全ての人の幸せを願わないの!!!」
 
;「どっちかしか選べない……なんて、はじめからそれが間違ってる!」<br>「聖杯なんでしょう!?人の願いを!希望を託すのが聖杯なんでしょう!?」<br>「だったらどうして…全ての人の幸せを願わないの!!!」
 
:世界(たすう)を殺すか、美遊(ひとり)を殺すか。アンジェリカから詰問された末の回答。
 
:世界(たすう)を殺すか、美遊(ひとり)を殺すか。アンジェリカから詰問された末の回答。
:「全ての人が救われるなど空想のおとぎ話」「誰かを救うことは誰かを犠牲にすること」そんな小賢しい理屈を踏み越え、魔法少女は進んでいく。未だかつて誰も成し得なかった領域……「みんなを幸せにする」道へと。
+
:「全ての人が救われるなど空想のおとぎ話」「誰かを救うことは誰かを犠牲にすること」そんな型月世界の負った宿業―――小賢しい理屈を踏み越え、魔法少女は進んでいく。未だかつて誰も成し得なかった領域……「みんなを幸せにする」道へと。
:それは奇しくも、平行世界の父・衛宮切嗣の夢、兄・衛宮士郎の理想と同じ「願い」だった。
+
:それは奇しくも、別世界の父・衛宮切嗣の夢、兄・衛宮士郎の理想と同じ「願い」だった。
 +
 
 +
;「だめっ!!」<br>「まだ… 終われない…!!」<br>「お願い… まだ……」<br>「もう少しだけ 力を貸して……」<br>「バーサーカー!!!」
 +
:最終決戦・対ベアトリス戦。ベアトリスのクラスカードの正体を見誤った結果、狙いは潰え、時間切れでクラスカード・バーサーカーの強制排出が作動する。しかしイリヤは祈り願う。自身と戦っている眼前の敵を救うために、もう少しだけでも力を貸してほしいと。
 +
 
 +
;「ああ」<br>「このカードで良かった」<br>「強くて」<br>「頑丈で」<br>「狂化してしまう ギリギリまで 待っててくれる……」<br>「優しい<ruby><rb>英霊</rb><rt>バーサーカー</RT></RUBY>で良かった」
 +
:自らの記憶を雷にして放ち続けるベアトリスを前にして、イリヤは彼女のかけがえのない「思い」を救うために走り出す。
 +
: その少女の願いに応えた、かの大英雄へ―――。強く頑丈でギリギリまで主のために踏ん張ってくれる、奇妙で遠い縁の、あのバーサーカーへの感謝を込めて。
 +
 
 +
;「それも 嘘なんだね」
 +
;「恋心を失って」<br>「……だけど」<br>「五年かけて もう一度」<br>「同じ人を好きになったんだね」
 +
:戦いを通じて知ったベアトリスの記憶と本心。ジュリアンに対する恋心をなくしたと嘆く彼女に対して、それは嘘だと指摘する。なぜなら。
 +
:記憶を失くし、恋心を失い、それでもベアトリスはそれを取り戻していた。だからこそ、彼女は戦えた。その共感にベアトリスは涙を流す。
 +
 
 +
;「じゃ、わたし 次あるんで」
 +
:ベアトリスの号泣で戦いの幕は引かれるが、イリヤにとってはまだ序章に過ぎず、戦いの次を急ぐ。
 +
:…しかしベアトリス側にしてみれば心も体もいたぶられ、自分の恥ずかしいトコロを全部つまびらかに凝視されちまった上での放置プレイ状態。ドSの才能が溢れすぎた一言。
  
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
;「こ、怖かった―……。<br> 世の中には小さな子どもに興奮する特殊な人がいるって聞いてたけど……こういう人たちのことだったんだね」
 
;「こ、怖かった―……。<br> 世の中には小さな子どもに興奮する特殊な人がいるって聞いてたけど……こういう人たちのことだったんだね」
:ロリコンとかそんな範囲で語れない――もっとヤバイ、[[ジル・ド・レェ]]と[[雨生龍之介]]と出会ってしまった。
+
:ロリコンとかそんなチャチな物じゃ断じて言い表せない、もっとヤバイ面々――[[ジル・ド・レェ]]と[[雨生龍之介]]と出会ってしまった時。
  
 
;「ママ、おとーさん!わたしだよ、イリヤだよー!」<br>「ちょっと!?」<br>「私だって好きで恥ずかしい格好してるんじゃないんですけどー!?」
 
;「ママ、おとーさん!わたしだよ、イリヤだよー!」<br>「ちょっと!?」<br>「私だって好きで恥ずかしい格好してるんじゃないんですけどー!?」
:[[Fate/Zero|平行世界]]の両親と遭遇し、娘だと分かってもらおうとするが、「よく見たら全然似てない」やら「うちの娘があんなふざけた恥ずかしい恰好するはずがない」と踏んだり蹴ったりであった……。
+
:[[Fate/Zero|別世界]]の両親と遭遇し、娘だと分かってもらおうとするが、「よく見たら全然似てない」やら「うちの娘があんなふざけた恥ずかしい恰好するはずがない」と踏んだり蹴ったりであった。まああちらのイリヤはもっと年下だからね……。
  
 
;「うわーん、やっちゃったー!もうお家に帰れないよー!」
 
;「うわーん、やっちゃったー!もうお家に帰れないよー!」
:両親とそのサーヴァントを負かした際の台詞。別世界の両親だと知らないため家に帰れないと勝利を喜べず困っていた。
+
:両親とそのサーヴァントを負かした際の台詞。別世界の両親だと知らないため、勝利しても家に帰れないと涙目で困っていた。
  
 
;「まぁまぁ、泣かないで最長老さま」
 
;「まぁまぁ、泣かないで最長老さま」
343行目: 395行目:
 
:これにはクロも「誰が最長老さまか!」とお約束のようにツッコんだ。
 
:これにはクロも「誰が最長老さまか!」とお約束のようにツッコんだ。
  
===Fate/Grand Order===
+
===その他===
; 「おっきくなったかな……? はっ、身長がだよ!?」
+
;「うるせえええええええ俺だってそろそろ勝ち馬に乗りてぇんだよォおおオおおォ!!」
: レベルアップ時。自分でも気にしてるのか突っ込まれる前に反応した。
+
:『[[Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件]]』で、イリヤ(をアバターにしたひろやまひろし)が主人公(磨伸映一郎)を裏切った際の酷すぎる発言。
 +
:全体的に彼女?は全編こんな感じにアバターを考えない突っ込みどころ満載の発言が大半であり、最後には「まかり間違ってアニメ化されたら門脇舞以さんがアフレコするんだぞ!?」とツッコまれる事態に。
  
;「お疲れ様でーす!でも、まだまだお仕事あるんだよね。頑張ってー!私も応援するからー!」
+
== メモ ==
:マイルーム会話。魔法少女特有の明るさが溢れ出る。
+
*『Fate/stay night』にはイリヤが士郎の魂を人形に入れてしまうバッドエンドがあるが、『プリズマ☆イリヤ』では自身がエリカによって精神をぬいぐるみに入れられてしまう。とんだ別世界の因果もあったものである。
 
 
;イリヤ「マスター、かぁ…前にもそう名乗ってきた赤い人がいまして…」<br />ルビー「なにやら主従関係の階層が複雑化してきましたねー」
 
:マイルーム会話。[[マジカルルビー]]と契約したせいで、[[遠坂凛#遠坂凛 (Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)|赤い人]]に一時期下僕扱いされていたことについて。
 
 
 
; 「最近、ときどき視線を感じるの。振り返るとサッといなくなるんだけど、その時に赤い外套がチラッと見えちゃった。<br /> 何か用があるのかなぁ……ハッキリ言ってくれればいいのに」
 
: マイルーム会話。[[エミヤ|カルデアのおかん]]も彼女に対してはより心配性なお兄ちゃん。しかし行為自体はストーカーと化してしまっている。
 
 
 
; 「ん……えへへー。マスターさんに頭なでられるの、好き……。<br /> あ、今度お風呂上りに髪乾かしてほしいなー、なんて……ほぇっ!? お、お風呂いっしょには、ダメーっ!……まだ……」
 
: マイルーム会話絆Lv5。優しい[[主人公 (Grand Order)|お兄さん(お姉さん)]]に完全に心を許しているようだがお風呂はダメ。しかしボソっと付け足した言葉に、お兄さん(お姉さん)の期待は膨らむ。
 
: 並行世界であり直接の繋がりがないとはいえ、カルデアには[[エミヤ|彼女の]][[エミヤ〔アサシン〕|家族が]][[アイリスフィール・フォン・アインツベルン #キャスター (Grand Order)|召喚]][[ヘラクレス|されている]][[クロエ・フォン・アインツベルン|可能性もある]]ため、周りが許してくれるかどうかは別問題。
 
 
 
; 「それとあの、こちらの (ごにょ) かっこいい (ごにょ)<br /> お兄さん(お姉さん)は……?」
 
: 『魔法少女紀行~プリズマ・コーズ』にて初めて会ったカルデアのマスターに対して。
 
: 小学五年生の少女らしく、顔を赤くしてかっこいい年上の男(女)を意識している。
 
: マシュやロマンには普通に接しているため、好みのタイプだったのかもしれない。主人公の容姿を作中で具体的に評した珍しいケース。
 
: なお、サービス開始前から明言されている通り、主人公の容姿は士郎と凛をがモデルとなっている(性別は逆だが)。
 
 
 
; 「ちょっとそのイアソンくんにチョップしていいですか!」
 
:  同上イベントにてイアソンから「嘘をつくだけの知性がない。その胸のようにまっすぐな、公正な性格だ」と言われて。
 
: 平和主義なイリヤが珍しく攻撃の意思を露わにしたシーン。胸のことはやっぱり禁句。しかしその報復がチョップであるあたりがやはり優しい子供である。
 
  
; 「自分が一番苦しいのに、他の人に手を差し伸べられる。それって、どんな魔法でも起こせない奇跡だと思います。」<br />「そんな人にしかたぶん世界は救えないんです」
+
== 話題まとめ ==
: お別れのとき。子供ながらに主人公が背負っている大きな使命を察していたらしく、そんな状態で無関係な自分やミユやクロを助けてくれたことに感銘を受けている。
+
;誕生日について
: しかしながらスケールの違いはあれど、誰かのために戦うという奇特な精神はイリヤ自身にも言えることであり、そんな二人だからこそ縁が結ばれ、共に戦い、そして魔法少女達を救うことができたのだろう。
+
:『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』におけるイリヤの誕生日は7月20日となっているが、作中では生後8ヶ月後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|本来の人格]]が封印されて現在のイリヤの人格が生まれたという設定になっており、7月20日の8ヶ月前(11月20日)が本来の誕生日と考えられる。
: なお、主人公の行いに対するこの見解は、本編6章における[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]の評価とほぼ同じ。
+
::詳細は「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#話題まとめ]]」を参照。
: 小学生にして本質を見抜く洞察力を持っている……要は、人を見る目がある、ということだろう。
 
  
== メモ ==
+
== 脚注 ==
*『stay night』のバッドエンドの一つにイリヤが士郎の魂を人形に入れてしまうというものがあるが、『プリズマ☆イリヤ』では自身がエリカによって精神をぬいぐるみに入れられてしまう。とんだ平行世界の因果もあったものである。
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===注釈===
<!-- == 話題まとめ == -->
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<references group = "注"/>
  
== 商品情報 ==
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===出典===
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<references group = "出"/>
  
<ref>注釈文をここに入力してください</ref>
 
 
== リンク ==
 
== リンク ==
* [[登場人物]]
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*[[登場人物]]
  
 
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[[Category:コハエース]]
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[[Category:Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件]]

2024年9月17日 (火) 22:06時点における最新版

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
外国語表記 Illyasviel von Einzbern、Illya
性別 女性
誕生日 7月20日
身長 133cm
体重 29kg
スリーサイズ B61/W47/H62
声優 門脇舞以
デザイン ひろやまひろし
武内崇(原案)
初登場作品 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
テンプレートを表示

ここでは『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』におけるイリヤについて説明する。
Fate/stay night』でのイリヤについては「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」を参照。

概要[編集 | ソースを編集]

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』におけるイリヤスフィール・フォン・アインツベルン

略歴
穂群原学園小等部(5年1組)に通う小学生。義兄の衛宮士郎、本来はメイドだがほぼ家族同然に接しているセラリーゼリットの姉妹と四人で暮らしている。父の衛宮切嗣、母のアイリスフィール・フォン・アインツベルンは仕事で家を空けていてあまり帰ってこない。なお、士郎切嗣の養子で、イリヤとの血縁はない。切嗣アイリは夫婦ではあるがイリヤ曰くいろいろあって籍は入れていない。そのため、アイリ・イリヤと切嗣士郎とでは姓が異なる。「魔法少女マジカル☆ブシドームサシ」というアニメを好んで見ている。
カレイドステッキに見初められ、ただの一般人だったイリヤが、詐欺同然の強引な手口で契約させられ、魔法少女プリズマ☆イリヤとなる。物語当初は「巻き込まれただけの一般人」だったイリヤだが、次第に彼女にも秘密があることが明らかになっていく。
人物
重たい運命とか使命とかとは一切関係ない一般の家庭に育っているため、比較的素直な性格で捩れていない。言ってしまえば単純な性格。精神的に追い詰められるととりあえず逃げの一手を打ち、安全圏に脱出してほとぼりが冷めるのを待ちながら打開策を考えようとする悪癖がある。
ただ、基本的な性格骨子はFate本編のイリヤと共通なのか、隠れたSっケなどの素養は持っているようである。
義兄である士郎に異性として好意を寄せており、やきもちを焼いて士郎をトンカチで殴ったり素手で脇腹を殴ったりと意外と攻撃的な一面、メイドというものに異常なまでに興奮してメイド姿の美遊を(たぶん)性的な意味で襲ったり、極限状態とはいえ士郎を幼女三人がかりで性的な意味で襲ったりと若干おかしな部分もある。
性格的にまっとうな為か見知らぬ相手とも友達になる事ができ、「敵とも友達になってしまえる事」が最大の長所だと評される。実際、彼女の周囲に居る人間はほとんどがかつては敵として戦ったことのあった存在である。
『Fate/stay night』のイリヤと異なりネコ好きで、好きな季節も夏と対になっている。ほぼ日本で育っている筈だが、漢字の人名も片仮名で呼ぶ。
能力
能力の大半は彼女自身のものではなく、カレイドステッキのマジカルルビー及び回収したクラスカードを利用した「魔法少女」としてのもの。アニメで培った想像力と発想力のおかげで、本来難度の高い飛行能力を難なく会得するなどの才能を見せる。
この他、凛やルヴィアすら思いつかなかったクラスカードの夢幻召喚(インストール)という使い方を発見している。ただしこれは彼女自身も把握していない魔術の素養(すなわち聖杯の器、願望器としての機能)がもたらした発見であり、彼女の発想力から生まれたものではない。
稀有な才能を持っていたイリヤだったが、後にクロが分裂したことで出力は3分の1以下に弱体化。以後はそれを魔力の収束刃や、障壁を拘束に応用するなどの方法で補って、何とか戦っているという状態。ただ、「幸運」は異様に高く、クロエ分離後も生命の危機をすんでのところで回避し続けるなど、イリヤの安全確保に一役買っている。原作のイリヤはそこまで幸運とは言えないので、ある意味こちらのイリヤ特有のものともいえる。また、地味ながら足が非常に速く、美遊が転入してくるまで短距離走はクラスで一番だったらしい。
ツヴァイフォーム
2本のステッキを合体させて変身する強化フォーム。黒化ギルガメッシュと融合した子ギルが繰り出した数々の宝具を通常攻撃だけで片っ端から粉砕するほどの出力に、それを可能とする斬撃・砲撃の強化、降り注ぐ宝具の雨を置き去りするほどのスピードを得る。
最後に放った「多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)」は、黒化し巨大化したギルガメッシュが使用した最大出力の「天地乖離す開闢の星」を上回る威力を持つ。両者の激突で地形が変わり、円蔵山に大規模なクレーターが生まれ、巨大化ギルガメッシュはこれによって跡形もなく消滅した。
このモードは使用者の限界を遥かに超えた力を引き出し、実体化した最強クラスのサーヴァントですら圧倒するほどの力を得るが、通常の魔術回路だけでなく筋系、血管系、リンパ系、神経系まで擬似的に魔術回路として使用している。そのため非常に消耗が激しく、発動中は力を使えば使うほどそれらが摩耗していき、使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴う。

クラスカード / 宝具[編集 | ソースを編集]

各カードと宝具の詳細な性能はクラスカードのページを参照。ここではイリヤの固有の仕様や、作中での使用状況を記述する。

バーサーカー
限定展開
宝具「射殺す百頭」を得る。
射殺す百頭(ナインライブズ)
通常時のイリヤでは重過ぎて使いこなせない。子ギル戦で上空から重力に任せて落下するという方法で使用しようとしたが、子ギルが繰り出した「真・射殺す百頭」で破砕されてしまう。
夢幻召喚
英霊ヘラクレスと一時的に同化し、バーサーカーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
エインズワース家との最終決戦の際、ベアトリスとの戦いで使用。そのカードを排出へと導く。
特に性質が似通っている訳ではないが、不思議と相性が良いという。実際、ベアトリスが暴走した際に、狂化してしまうギリギリでイリヤの自我を保っていた。
ランサー
限定展開
宝具「刺し穿つ死棘の槍」か「突き穿つ死翔の槍」を得る。
刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
学校に突然現われたクロに対し使用しようとしたが、限定展開する前に邪魔が入って不発に終わる。
突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
番外編コラボコミックやドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で使用。
夢幻召喚
英霊クー・フーリンと一時的に同化し、ランサーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
ルビー曰く「手加減できないガチ宝具」であるため、真名解放を行ったことはない。
キャスター
限定展開
宝具「破戒すべき全ての符」を得る。
破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
ダリウスに対し使用。短い間合いを補うためにセイバーの夢幻召喚と併用して攻撃した。攻撃は命中したものの直後にカードを奪われ、正体を現したジュリアンに砕かれて「クラスカード・キャスター」の消失と言う結果を招いた。
夢幻召喚
英霊メディアと一時的に同化し、キャスターの宝具とスキル、魔術能力を会得する。
高速神言
神代の魔術を詠唱するスキル。ベアトリス戦ではこれによって「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」を行使するも、「悉く打ち砕く雷神の鎚」に敗れる。
ライダー
夢幻召喚
英霊メドゥーサと一時的に同化し、ライダーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
平行世界で合流したクロとの屋上の戦闘で使用。
自己封印・暗黒神殿(ブレイカー・ゴルゴーン)
イリヤの場合は美遊と違い、右目だけを覆う眼帯状になっている。
石化の魔眼・キュベレイ
宝具ではなくスキル扱い。本来のライダーはランクA+だったが、イリヤの場合はランクB。しかも美遊と違って両目ではなく、右目のみに発現するにとどまっている。
ベルレフォーン
本編では未登場だが、『ディバインゲート』とのコラボイベントでは宝具扱いになっていたため、使用可能と思われる。
セイバー
限定展開
宝具「約束された勝利の剣」を得る。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
黒化バーサーカー戦では、イリヤと美遊が協力しての「並列限定展開(パラレル・インクルード)」にて九本同時に出現させ、一斉照射により黒化バーサーカーを倒した。
『ドライ』では群れを成す泥の英霊の宝具への迎撃に用いた。
夢幻召喚
英霊アーサー王と一時的に同化し、セイバーの宝具とスキル、身体能力を会得する。イリヤが夢幻召喚した場合の衣装は美遊と違い、セイバー・リリィに近いデザインとなっている。
後にジュリアンと戦った際には心機一転してアップグレードされたのか、『Fate/Grand Order』第三再臨のマントを着た鎧姿を赤色ベースにしたものに変更されている。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
真名解放せずともその切れ味は最強の聖剣にふさわしく、クロの投影した贋作を叩き折った。
アサシン
限定展開
宝具「妄想幻像(ザバーニーヤ)」による自身のデコイ。カレイドステッキの仕様上、転身状態との併用が不可能。
バゼット戦、子ギル戦にて使用。
夢幻召喚
英霊ハサン・サッバーハと一時的に同化し、アサシンの宝具とスキル、身体能力を会得する。
気配遮断
「暗殺者」のクラス特性。アンジェリカから一時的に身を隠す際に効果を発揮した。
アーチャー
限定展開
黒塗りの弓を得る。ただし矢は得られなかったため、戦闘では使用されなかった。
夢幻召喚
英霊エミヤと一時的に同化し、アーチャーの宝具とスキル、投影魔術を含めた各種能力を会得する。
干将・莫耶
黒化セイバー戦で使用。投影宝具。アニメ版では「オーバーエッジ」も披露した。
偽・螺旋剣(カラドボルグII) / 偽・偽・螺旋剣(カラドボルグIII)
投影宝具。TVアニメ版にて、黒化セイバー戦で使用。真名解放はしていない。コミック版にも同様のシーンは存在するが、はっきりとこの剣と判る描写はされていない(そもそもコミック版はカラドボルグでなかった可能性もある)。このため、この宝具の正確な名称は不明。
クロが使う際は「III」だが、この時のイリヤは分離した後のクロと比べても高い出力を有していたため、「III」ではなく「II」だった可能性も否定できない。
熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
投影宝具。『ツヴァイ』にて、円蔵山の大空洞の崩落から身を守る為に使用。TVアニメ版では黒化セイバーとの戦いでも使用。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
投影宝具。黒化セイバー戦で使用。
本来このカードには神造兵装であるこの剣を投影する力まではないのだが、イリヤは10年間溜め込んだ魔力と小聖杯である自分の力によって投影ができ、真名解放までやってのけた。
黒化セイバーの持つ真作の「約束された勝利の剣」と競り合い、凌駕する。
ライダー(バーサーカー継承)
限定展開
なし。
夢幻召喚
バーサーカークラスの上書きにより、女神メドゥーサとしてではなく魔物ゴルゴーンとしての側面をより強く引き出す。
イリヤが夢幻召喚した場合の衣装は、巨大な尾と先が鱗状になった手足、元からあった眼帯に加えて額の巨大な宝石と、純粋なライダーの時と比較してよりゴルゴーンに近い衣装。マジカルルビーは髪になり、蛇の形状に変化し独立して攻撃可能。
上書き前と比べると鎖はなくなっているが、キュベレイの魔眼は健在であり、ルビーが変異した蛇のような髪とその牙に込められた石化の毒、さらには手足の爪とミョルニルを受け止める程の怪力を活用しての攻撃が可能である。
だが、バーサーカークラスを上書きした事により、徐々に理性を奪われてしまう。
宝具
騎英の手綱(ベルレフォーン)
ランク:A+
騎乗スキルが失われているため使用不可。
強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)
ランク:A
女神としての最後の名残を放棄する事で、成れの果てたる「ゴルゴンの怪物」を一時的に実体化させる。
だが、一時的とはいえ完全に怪物と化すことに人間の脳では耐えきれないため、実質使用不可。
スキル
石化の魔眼:A+
キュベレイ。常時発動。込める魔力を強め、かつ視線を合わせることでより強力な効果を発揮する。
対魔力がC以下の者は石化。Bでも判定次第で石化する。A以上であれば判定は発生しないが、全能力を1ランク低下させる『重圧』の影響下に晒される
怪力:A+
メドゥーサは人の身では到達不可能な領域。身体能力のみで宝具に迫る。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)[編集 | ソースを編集]

カレイドステッキのマジカルルビーと契約して魔法少女になったイリヤスフィール・フォン・アインツベルン……がサーヴァントとして召喚されたもの。

詳細は「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)」を参照。

使用技[編集 | ソースを編集]

とびたて!超時空トラぶる花札大作戦[編集 | ソースを編集]

カレイドスコープ
相手に与えるダメージが2倍になる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
主人公。『Fate/stay night』などとは異なる世界の一般人であったが、たまたま出くわした魔法の杖のせいで魔法少女として戦うハメになった少女。

Fate関連作品[編集 | ソースを編集]

とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦
美遊、クロと共にチーム「盗んだステッキで走り出す魔法少女の夜」の一人として参戦。

その他[編集 | ソースを編集]

ALL AROUND TYPE-MOON ~アーネンエルベ狂詩曲~
美遊ともどもゲストとして出演。その場に居た士郎や凛やルヴィアとちょっとしたトラブルに。
かんぱに☆ガールズ
DMMゲームズ開発のブラウザゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
天華百剣 -斬-
電撃ホビーウェブ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED
ポケラボ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
アサルトリリィ Last Bullet
ポケラボ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。
雀魂 ~じゃんたま~
キャットフードスタジオ開発のスマホゲーム。コラボイベントでゲスト出演した。

人間関係[編集 | ソースを編集]

冬木市[編集 | ソースを編集]

美遊・エーデルフェルト
親友。同様にカレイドステッキを持つ魔法少女だが、彼女のもつ友情の価値観は「正直重い」と思っている。
クロエ・フォン・アインツベルン
イリヤから分裂して誕生した、もう一人のイリヤ。当初は命を狙われたり日常生活を浸食されかけたことなどから険悪だったが、イリヤがクロの気持ちを理解したことや母・アイリスフィールの仲裁もあって和解し正式に家族になる。
マジカルルビー
魔法少女になった最大の原因で、うさんくさくてはた迷惑な魔法のステッキ。しかし、共に過ごすうちにお互いにとって大切なパートナーへと変わっていく……はず。
マジカルサファイア
自分のパートナーの姉妹機にして、親友のパートナー。『ドライ』では一時的にパートナーとなる。
ルビーよりはまともだと見なしているが、性格に問題があるのは姉妹共通だと諦めている模様。
遠坂凛
魔法少女になった原因のひとり。同じ女性として凛の女性としての姿勢に憧れているのか「かっこいい」と称することもあったが、トラブルメーカーなのも事実なので時折冷たい。
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
凛と同じく頼れる年上の魔術師にしてトラブルメーカー。お金持ちっぷりに圧倒されることも。
バゼット・フラガ・マクレミッツ
当初は敵対し、辛うじて勝ちを拾う。その後明らかになったダメ人間ぶりに唖然とする。
対ギルガメッシュ戦をきっかけに、頼もしい仲間となる。でもやっぱり世捨て人っぷりはついていけない。
衛宮士郎
義兄。イリヤ含め色々な女子に好かれており、時折腹いせに殴ったりしているが、義兄妹としては仲良し。むしろ大好き。
仮にそうなったとしても法律上何も問題ないという事は知っているが世間体や士郎の気持ちや自身の幼さ、今の兄妹関係の居心地の良さ等々の理由により現状で満足している。
セラ
ハウスメイド。年上相手には珍しく呼び捨てにする。教育ママのような彼女を若干苦手にしている節はあるが、家族同然に接している。
リーゼリット
セラの姉妹(?)で同じくハウスメイド。ほぼ家事しないけど。イリヤと同じアニメ等を好んでおり、趣味が合うこともあってか「リズおねーちゃん」と慕っている。
アイリスフィール・フォン・アインツベルン
母。『プリズマ☆イリヤ』では普通に存命しており、何故か切嗣が「おとーさん」なのに対しこちらは「ママ」。奇行で雰囲気をぶち壊すエアブレイカーママと恐れているが、基本的に仲の良い母娘である。
衛宮切嗣
父。「おとーさん」と呼んでおり嫌ってもいないが、本編で絡んだことが一度もない。切嗣は泣いていい。
桂美々
小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
美々の隠された趣味を知り、一瞬拒否感を示すが雀花の姉・火雀の言葉を受けて、彼女の気持ち無視して強要しようとした事を反省し、和解する。
でも美々の持論にはついていけない。
栗原雀花
小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
森山那奈亀
小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
嶽間沢龍子
小学校のクラスメイトで、親友である仲良し四人組の一人。
藤村大河
小学校の担任教師。
カレン・オルテンシア
小学校の養護教諭。と同じ問いを投げるが、その答えは斜め上だった。

平行世界の冬木市[編集 | ソースを編集]

子ギル
イリヤと聖杯を奪い合う。『ドライ!!』では一時共闘することに。
『Grand Order』にて、一回魔法少女の格好をさせてみたい等と危険な考えを持っていた事が判明した。
田中
平行世界で出会った記憶喪失の少女。エインズワース家打倒のために、行動を共にする。
ジュリアン・エインズワース
ドールズ達を使って美遊をさらった張本人。
エリカ・エインズワース
平行世界で出会った少女。束の間の交流を持つが………
彼女の「正体」を知った後は心が揺らいでしまったが、過去へと遡った後には「友達になりたい」と決意を新たにした。
アンジェリカ
ドールズの一人。何度も戦うが、無数の宝具と魔術の前に苦戦を強いられる。
後にジュリアンを救う事を約束して和解し、友人同士となる。ディアンドル風のブラウス(通称「童貞を殺す服」)を着て微笑む彼女を前に変なスイッチが入りかかったことも。
ベアトリス・フラワーチャイルド
ドールズの一人。こちらも何度も戦うが、ケタ違いの防御力と攻撃力に圧倒される。
エインズワース家との最終決戦の際はバゼットと組んで彼女とマッチアップした。
ダリウス・エインズワース
エインズワースの首魁であり、イリヤにとっての本当の敵。
エインズワースの皆も、世界も、何もかも無価値としていらないと切り捨てる有様に怒りを向けている。
過去へ向かった際には、置換によってパンドラへの想いを失う前の彼からとある「贈り物」を受け取った。

その他[編集 | ソースを編集]

衛宮士郎(Fate世界?)
「アーネンエルベ狂詩曲」で共演。誕生日プレゼントを買う為にアルバイトしており、アドバイスを受けた。
なおその際にちょっとしたトラブルに巻き込まれるのだが、おそらく意図的に「衛宮士郎が投影を使うシーン」を認識しないように描写されていた。(ルヴィアがルビーの力で謎空間を展開したため、投影した物が花束になり、「手品」と認識された)
遠野秋葉
ドラマCD「イリヤエ・ロボマエ」で共演。琥珀の企みを打ち破るべく、彼女に協力した(させられた)。
琥珀
同上。声が一緒だった上に、言動を聞いて完全にルビーの同類と認識した。
高町なのは
コラボコミックで共演した他社シリーズ『魔法少女リリカルなのは』の主人公。実は18禁ゲームから魔法少女モノへのスピンオフ作品であるという共通点も。
年下(小学三年生)なのに非常に礼儀正しく可愛らしい姿ではあるが、正体不明のプレッシャーを感じていた。(ルビー曰く「魔法少女力」1万を持つイリヤのさらに53倍らしい)
「友達になりたい人がいる」という彼女の願いに共感し、一緒にその友人を探すことに。
戦闘では彼女の超火力にドン引きするが、一方の彼女からは「より先鋭的・限定的に特化した魔法体系で、おまけに戦い慣れてる」とどっちもどっちな感じにリスペクトされていた。
カレナ・ストレーム
『かんぱに☆ガールズ』とのコラボイベントで共演。コスプレアイテム「変幻の鏡」で自身に仮装した彼女から「イリヤお姉ちゃん」と呼ばれて変なスイッチが入りかかっていた。
なお、彼女のCVもイリヤと同じく門脇舞以女史である。
暁切歌
『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』とのコラボイベントで共演。彼女に力を供給し、共に協力して事態を収拾した。
「決して諦めずに友達のために力を尽くす」という共通点があり気が合う相手。「年上(15~6歳)の魔法少女の後輩」というシチュエーションにスイッチが入りかかっていた。
余談だが、彼女の使用ギア「イガリマ」が『プリズマ☆イリヤ』のイガリマの元ネタではないかという説がある。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ[編集 | ソースを編集]

あまりに突然の出来事だったけど…わたしの直感が告げていた―――
こいつは うさんくさい!
いきなり風呂場に飛び込んできた謎のステッキにいきなり魔法少女に勧誘されての独白。
……………うん。ですよねー。
一見単なるギャグシーンだが、この直感の鋭さは後述の思い込みの強さと並んで本作でのイリヤの強みの一つになっている。
ちなみに、アニメではこのシーンはカットされている。
「お兄ちゃんは朴念仁じゃないよ!」
初対面のうさんくさいステッキにお兄ちゃんを「朴念仁っぽい方」と評されてこの反論。
……残念ながら、お兄ちゃんはこちらの世界でも筋金入りの朴念仁である。
「あ、そっか。飛んじゃえばよかったんだね」
「魔法少女って、飛ぶものでしょ?」
本来なら訓練を必要とする飛行を、思いついただけであっさりこなす、頼もしい思い込み。
この強固なイメージ力が、本作におけるイリヤの強みの一つでもある。
「倒さなくちゃ………倒さなくちゃ……」
セイバーの強大な力に打ちのめされるも、無意識のまま立ち上がる。直後、秘められた力が発動してアーチャーのクラスカードを夢幻召喚する。
アニメ版では、このとき画面いっぱいに「どうやって?」という問い掛けが映し出される。
「なん…なの?どうしてわたしがこんなこと…」
「敵も…ミユたちまで巻き込んで…」
「もう…もう…もういや!!」
敵に追い詰められた際に秘められた力が発動。結果を見ればイリヤのおかげで美遊達は助かったのだが、イリヤは自分の力への恐怖と、覚えのない自分の力の余波で傷ついた美遊達の姿に心を痛めて逃げ出してしまう。
イリヤの人間的弱さが露呈したともいえるシーンだが、そもそもこちらの世界のイリヤはただの小学生であり、今までこうならなかった方が奇跡だったのかもしれない。
原作ではイリヤが自責の念に駆られ突然逃げ出し、凛たちが内心でツッコミを入れるというコメディ要素が含まれている展開が、アニメ版では美遊から拒絶の言葉をかけられた結果逃走するという完全なシリアス展開に改変されている。
「でも、本当にバカだったのは、逃げ出したことだ!」
「〝友達〟を見捨てたままじゃ、前へは進めないから…ッ!」
一期クライマックス。ウソみたいな現実と自分の力への恐怖を乗り越えて、大切な友達のためにイリヤは前へ進みだす。
「私のパパはおとーさんだけだよ」
アニメ第1期BD/DVD特典ドラマCD『アインツ家集合! 家族の団欒CD』より。今のところプリヤでイリヤと切嗣と絡んでいる唯一の場面。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ2wei![編集 | ソースを編集]

「うぬぬ…おのれ此奴め戯れ言を弄するか!」
怒りのあまり語調が変になったイリヤ。
「なんてこと…! テロだわ!! これは兄妹の仲をヤバい感じに破壊するテロ行為だわ!」
ルヴィアたちの拘束をブッちぎって兄の士郎に「イリヤとして」迫るクロを物陰から目撃しての一言。士郎との兄妹の仲が壊れる事に危機感を抱いたイリヤだったが、一方のルビーからは「望んでたことじゃないんですか?」とツッコミが入った。そしてイリヤは兄の貞操を守るため、自衛のための自傷行為に走る。
「みぎゃっ…」
士郎をクロから守るためにとった最終手段。壁の角を足の小指のみで思いっきり蹴った。やらかしたイリヤはもちろん、当然、痛覚を共有するクロも悶絶して文字通り痛み分けとなった。
「わたしはもう逃げない!」
「出会った人も 起こってしまったことも」
「なかったことになんて絶対しない!」
「普通の生活に戻りたい」という願いは、自分たち全員との出会いの否定だと受け取り、それが望みならわたしたちに関わらないでとクロは怒るがイリヤも引き下がらない。
みんなとの出会いを否定する気などまったくないのだから。自分の力に怯え、逃げ出した頃よりイリヤは強く成長していた。
「わたし…ミユと友達になれてよかった」
言葉だけだときれいな台詞だが、実際には彼女が三百万くらいため込んでいると聞いての反応である。流石に、クロに「あなたそれ、今言うには最低のセリフよ」とツッコまれた。
「年収220万のT子さんは年収460万のKくんと結婚しました。
 月々の生活費を18万とした場合、3300万のマンションを買えるまで何年かかるでしょう。」
タイガから出されたおしおき問題・算数編。あまりの生々しさにクロが「解きたくない!」と叫んだ。
「ていうかさー! この二人がうまくいってないのって結局T子が臆病だからじゃない!?」
同上の国語編。T子とKくんとN子の色恋沙汰について。なお、KくんT子N子には、どこかで見たような面々がキャスティングされている。
因みにこのセリフを叫んだ時イリヤら三人が片付けている宿題は最後に残った漢字の書き取り。どうやらそれをやりながら直前に解いた文章読解の、クロの言うところの「100ページはある昼ドラのような小説」についての感想を熱くなって叫んでいる様子(三人とも目が据わっている)。ついでに言えばその漢字の書き取りに出題されたと思しき問題も、「年収」「柵」「結納」「不倫」「年金」「賠償」「姑」「相続」と小学生に出すレベルで無い上に生々しい。
ちなみに「柵」は「さく」ではなく「しがらみ」と読む。これは漢検準一級レベルの問題で、下手すると高校生や大学生でも読めない代物である。いい加減にしておけよ藤村。
「お兄ちゃんは…渡さないんだから!」
コミックス4巻限定版ドラマCDより。小学生3人が士郎を奪い合って戦おうとしていた。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ3rei!![編集 | ソースを編集]

「わたしは―――」
「イリヤ」
「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
「わたしは ミユを助けるために この世界に来た!!」
田中さんに自身が何者であるのかを問われた際に出た答え。
そして少女は前に進む。ただ「友情」という何よりも尊い願いのために。
「ラーメン屋さんが放っていいレベルの殺気じゃないよッ!!?」
おごりだと思ってたラーメンが実は有料(2杯で3200円)だった。料金を請求された際に文無しをラーメン屋さんに見抜かれ、スープの材料にされかけた際の絶叫。
平行世界のラーメン屋さんというのはである。そりゃ背後に髑髏が浮かぶほどの殺気も放つ。
「人は 飛べる」
「飛びたいと願って 飛ぼうとする意志があれば きっと誰だって―――」
「あなたたちが奪った翼は わたしが取り返す!!」
イリヤ、エインズワース家に対する真の宣戦布告。友を助ける決意の言葉。
作内では田中さんの言葉からの対峙であるが、実は『プリズマ☆イリヤ』第1期の美遊の言葉「人は…飛べません」との対語にもなっている。
「今は…敵わなくても、届かなくても、いつか、必ず助け出す!」
「ミユは、あなたたちの道具じゃない!!!」
美遊を捕らえたエインズワーズの力に撤退を余儀なくされるイリヤだったが、同じような状況でかつて敵の強大さに震えていた時とは違い、美遊を必ず助け出すことを大声で宣言する。
いつかまた、大事な親友と笑い合うために。
「……ひとりじゃ何もできないの」
「ルビーがいて、ミユがいて、クロがいて…いつも誰かが一緒にいてくれたから戦えてた」
「そんな当たり前のことを…ようやく思い出せたの」
「だから…クロ。わたしの隣にいて。もう離れ離れになるのは…ヤだよ」
敵の強大さを思い知り、また、美遊の孤独さを知ったイリヤ。美遊を助けたいのなら甘えを捨てろと忠告するクロの言葉を理解しつつも、イリヤは誰かの助けがなければ何もできないと漏らす。
だがそれは、その誰かの後ろにいるという意味ではなく、隣に立ち、一緒に戦うという意味。もう誰も、自分の隣からいなくなってほしくないから。
なおこの時のイリヤの表情はとても可愛らしく、あのクロですら頬を染めて一瞬黙り込んだ。
「こっ……この子…!!」
「本気で言ってる…! 無邪気に…何の悪意もなくこんな方法を選んだんだ…!」
「いったいどんな育ち方をしたらこんなふうになるの…!? なんて……なんて」
「歪な子…!!」
なんの因果かぬいぐるみに意識だけ入れられてしまったイリヤ。それを実行して無邪気に喜ぶエリカを目の当たりにして。エリカに対しては美遊も全く同じ評価をしており、それ自体は間違ってはいないのだが……。
原作のイリヤを知る読者は「お前が言うな」と突っ込まずにはいられない。
「立った――! 立ったよわたし!! 
 動けるよぉぉぉ!! 空想と気合があればなんでもできるんだー!」
身動きがとれないぬいぐるみの体に絶望しかけるも、諦めない不屈の意思と気合が奇跡を起こす―――!
しかし魔法少女というよりプロレスラーか何かのような根性論である。
「どっちかしか選べない……なんて、はじめからそれが間違ってる!」
「聖杯なんでしょう!?人の願いを!希望を託すのが聖杯なんでしょう!?」
「だったらどうして…全ての人の幸せを願わないの!!!」
世界(たすう)を殺すか、美遊(ひとり)を殺すか。アンジェリカから詰問された末の回答。
「全ての人が救われるなど空想のおとぎ話」「誰かを救うことは誰かを犠牲にすること」そんな型月世界の負った宿業―――小賢しい理屈を踏み越え、魔法少女は進んでいく。未だかつて誰も成し得なかった領域……「みんなを幸せにする」道へと。
それは奇しくも、別世界の父・衛宮切嗣の夢、兄・衛宮士郎の理想と同じ「願い」だった。
「だめっ!!」
「まだ… 終われない…!!」
「お願い… まだ……」
「もう少しだけ 力を貸して……」
「バーサーカー!!!」
最終決戦・対ベアトリス戦。ベアトリスのクラスカードの正体を見誤った結果、狙いは潰え、時間切れでクラスカード・バーサーカーの強制排出が作動する。しかしイリヤは祈り願う。自身と戦っている眼前の敵を救うために、もう少しだけでも力を貸してほしいと。
「ああ」
「このカードで良かった」
「強くて」
「頑丈で」
「狂化してしまう ギリギリまで 待っててくれる……」
「優しい英霊バーサーカーで良かった」
自らの記憶を雷にして放ち続けるベアトリスを前にして、イリヤは彼女のかけがえのない「思い」を救うために走り出す。
その少女の願いに応えた、かの大英雄へ―――。強く頑丈でギリギリまで主のために踏ん張ってくれる、奇妙で遠い縁の、あのバーサーカーへの感謝を込めて。
「それも 嘘なんだね」
「恋心を失って」
「……だけど」
「五年かけて もう一度」
「同じ人を好きになったんだね」
戦いを通じて知ったベアトリスの記憶と本心。ジュリアンに対する恋心をなくしたと嘆く彼女に対して、それは嘘だと指摘する。なぜなら。
記憶を失くし、恋心を失い、それでもベアトリスはそれを取り戻していた。だからこそ、彼女は戦えた。その共感にベアトリスは涙を流す。
「じゃ、わたし 次あるんで」
ベアトリスの号泣で戦いの幕は引かれるが、イリヤにとってはまだ序章に過ぎず、戦いの次を急ぐ。
…しかしベアトリス側にしてみれば心も体もいたぶられ、自分の恥ずかしいトコロを全部つまびらかに凝視されちまった上での放置プレイ状態。ドSの才能が溢れすぎた一言。

とびたて!超時空トラぶる花札大作戦[編集 | ソースを編集]

「こ、怖かった―……。
 世の中には小さな子どもに興奮する特殊な人がいるって聞いてたけど……こういう人たちのことだったんだね」
ロリコンとかそんなチャチな物じゃ断じて言い表せない、もっとヤバイ面々――ジル・ド・レェ雨生龍之介と出会ってしまった時。
「ママ、おとーさん!わたしだよ、イリヤだよー!」
「ちょっと!?」
「私だって好きで恥ずかしい格好してるんじゃないんですけどー!?」
別世界の両親と遭遇し、娘だと分かってもらおうとするが、「よく見たら全然似てない」やら「うちの娘があんなふざけた恥ずかしい恰好するはずがない」と踏んだり蹴ったりであった。まああちらのイリヤはもっと年下だからね……。
「うわーん、やっちゃったー!もうお家に帰れないよー!」
両親とそのサーヴァントを負かした際の台詞。別世界の両親だと知らないため、勝利しても家に帰れないと涙目で困っていた。
「まぁまぁ、泣かないで最長老さま」
某国民的人気漫画の某星人のような肌色になったクロに対して。
これにはクロも「誰が最長老さまか!」とお約束のようにツッコんだ。

その他[編集 | ソースを編集]

「うるせえええええええ俺だってそろそろ勝ち馬に乗りてぇんだよォおおオおおォ!!」
Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件』で、イリヤ(をアバターにしたひろやまひろし)が主人公(磨伸映一郎)を裏切った際の酷すぎる発言。
全体的に彼女?は全編こんな感じにアバターを考えない突っ込みどころ満載の発言が大半であり、最後には「まかり間違ってアニメ化されたら門脇舞以さんがアフレコするんだぞ!?」とツッコまれる事態に。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Fate/stay night』にはイリヤが士郎の魂を人形に入れてしまうバッドエンドがあるが、『プリズマ☆イリヤ』では自身がエリカによって精神をぬいぐるみに入れられてしまう。とんだ別世界の因果もあったものである。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

誕生日について
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』におけるイリヤの誕生日は7月20日となっているが、作中では生後8ヶ月後に本来の人格が封印されて現在のイリヤの人格が生まれたという設定になっており、7月20日の8ヶ月前(11月20日)が本来の誕生日と考えられる。
詳細は「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#話題まとめ」を参照。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]