コハエース
コハエース
- 著者
- 経験値
月刊コンプティークで連載中の、TYPE-MOONの歴史を振り返る漫画。『コハエース+』『コハエースEX』『コハエースXP』を経て、現在は『コハエースGO』に改題。
TYPE-MOONとは全く無関係なゲームについて長々と語る、一部作品の制作が伸びに伸びている等の触れてはいけない事にも平気で言及する、などとアレな内容となっているが、「TYPE-MOON10周年記念漫画」として掲載が開始された、立派な「公認」の作品である。そもそもタイトルの名付け親は武内氏だったりする。
『月姫』を皮切りに、TYPE-MOON作品を振り返って琥珀が作品と当時の状況を解説(?)する内容となっている(『~+』以降は新作タイトルなど現在進行形の話題がメイン)。メインとなる登場人物は琥珀と遠野秋葉だが、解説作品の時代が下がるに従って、『Fate/stay night』を始めとする他の作品のキャラクター達も随時登場。特にライダーは作者の趣味によってほぼ毎回登場する。
なお、各タイトルのうち「EX」と「XP」は、合わせると「EXP」になるとか、エキスパッションな面白さを提供していくといった感じらしい。
登場人物
メインパーソナリティ
- 琥珀
- 本作の主人公(?)。TYPE-MOON作品を言いたい放題に解説(?)する。
マニアックなゲームが大好きで、その話題になるとTYPE-MOONの歴史そっちのけで熱く語るほか、隙あらば『月刊コンプティーク』誌の袋とじ企画の復活を要望したりする。
- 遠野秋葉
- メインキャラ。琥珀への突っ込み役だが、全く制御できていない。
暴走する琥珀に耐えかねて激しく罵倒したり、琥珀がTYPE-MOON上層部やコンプティーク編集部の神経を逆なでしかねない発言をした際には平謝りするなど、かなりキャラクター崩壊気味。
お馴染みさん
- ライダー
- 『stay night』発売前の時点から「一般市民役」等の名目で毎回のように登場する。
- 作者に愛されているためキャラ崩壊は比較的に軽微だが、早いとこお役御免になりたくて仕方ない。
- セイバー
- 『stay night』発売後の時系列から、作品メインヒロインとして毎回のように登場するが、『stay night』や『Fate/Zero』での微妙な活躍ぶり(?)をネタに、「最優のサーヴァント(笑)」、「赤可愛い。青はオワコン」などなど、ひたすらいじられる。遂には自らアホ毛を引っこ抜いて恐怖の大変身を遂げる事に。
- 赤セイバー
- 頭に「赤」と書かれている丹下声のわがままローマ皇帝。
- (青)セイバーとは対照的に作中ではかなり優遇されている為、彼女から対向心を向けられ時には激しく低レベルなケンカを繰り広げる。
- モードレッド
- 頭に「モ」と書かれている青の息子(正しくは娘)。通称「モーさん」。
- 万年反抗期のオレっ娘だが、自分以外が父を馬鹿にするのは許さない、と赤セイバーと仲が悪い。しかし桜セイバーには「母上」と呼ぶほどなついている。
- キャス狐
- 琥珀さんの出番を奪おうと狙っている。親戚がヤバイらしい。
- なぜか琥珀以外にも敵が多く、気を抜くとすぐに殺生石にされたりする。
- 坂田金時
- 『Apocrypha』企画段階では作者から熱い期待を寄せられていたリストラ系サーヴァント。
- 使用人「ダブルトマホークWithゲッター大暴れを期待していましたのに!?」
- 『XP』から誰にも気付かれぬままレギュラー化。ただし今のところお試し期間である。
ゲスト
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- アレな真祖。新しいデザインのミニスカを見せびらかしたりする。秋葉と仲が悪い。
- シエル
- パスタ。アルクェイドと共謀してリメイク版月姫から遠野家ルートを削ろうと画策する。
- 翡翠
- 洗脳探偵。独特の言い回しでセイバーなどを混乱状態に陥れる。
- たまに姉の代理として進行役を任されると、逆に秋葉が不安を覚えるほどにまっとうな仕事をする。
- 間桐桜
- セイバーと同じ、もしくはそれ以上に虐められる可哀想な子。本人やルートの存在を故意に忘れられたり、ラスボス扱いがデフォだったりなど、しょっちゅう泣かされてはライダーに庇ってもらっている。
- CCCが発表されてからはBBの格好で登場することも。
- 遠坂凛
- セイバーや桜に比べると登場頻度がやけに少ない。その分、キャラ崩壊やいじられ度は低いものの……
- EXTRAの凛とあまり区別されていない。
- イリヤ
- 登場するシーンによって、本編イリヤだったりロリブルマだったり、中の人だったりプリズマ大先輩だったり微妙に変わる。
- 珍しく、琥珀さんがそれほど強い態度に出ない相手である。
- アーチャー
- 『stay night』のエミヤよりは『EXTRA』版の無銘としての登場が多い。CCC発表後はことあるごとに裸革ジャンを笑われている。
- ギルガメッシュ
- いわゆる『ドルアーガの塔』。キャラかぶりその他を理由に、赤セイバーほかにぶっ飛ばされたりする。
- 相変わらず慢心はしているのだが、本編よりも相当おとなしく、時には琥珀や赤セイバーに常識的なツッコミを入れたりもする。
- ガウェイン卿
- 円卓関連の話題になると登場。ものすごくランスロットと相性が悪い。嫁がBBA。
- ランスロット卿
- 花札と違い、暑苦しいバレバレ鎧をいつも身に着けている。キャラ崩壊が顕著で、王をはじめ他の騎士を煽りまくる。
- ベディヴィエール卿
- 円卓一まともな人。死に際でも王が出演するアニメ新作の宣伝を忘れない、忠勇の騎士。
- プロトセイバー
- 元祖ブリテン王。本人には特に悪気は無いが、なんとなくいつも青さんをdisるダシにされてしまい困惑気味。
- ついでに円卓の騎士たちのキャラ崩壊著しいことや、息子が娘になってることにも困惑している。
- 蒼崎青子
- 通称アオッパイ。Fateばかりクローズアップされているため、度々『まほよ』の出番が無いことに不満を漏らす。
- 久遠寺有珠
- 『魔法使いの夜』から登場。青子や琥珀に対して静かなツッコミを入れる。
- なぜか、テムズトロルについて琥珀から多大なる期待を寄せられている。
- イスカンダル
- 『Zero』の話題になるとマスターを小脇に抱えて登場。王がどうのという話題になっても登場。ゲーム好き設定を活かして、割と古めのゲームネタにも乗ってくる。Zeroアニメ化ネタの漫画ではうっかり女体化されたりロリ化されたりしそうになった。実にFate的。
- 欄外では中の人つながりでダンボールをかぶって潜入したり性欲を持て余したりするゲームのネタが多い。
- ウェイバー君
- たいていは自分のサーヴァントの小脇に抱えられて目の幅涙を流している状態で登場するが、たまにピンでレギュラー女性陣に囲まれて(わりと好意的に)弄られたりもする。
- というか、初期の頃はもっぱら独立して動いていたのが気が付くとあんなことに。
- ジャンヌ
- たまにジルが出てくる時などに一緒に登場。すっかりインスマス顔となった風貌にも動じず、きわめて普通に接している。
- 一応『Apocrypha』の主人公でヒロインの筈なのだが、モーさんより出番が少なく影が薄い。
- 葛木メディア
- 「キャスター」とネットで検索して、キャス狐の後の方に出てくる人。コンプとエルフ耳つながりで、時々ディードリットのコスプレで登場。
- また、キャス狐とはキャスター&良妻キャラ同士で相性が良さそうなのに、「ロードスにお帰り下さいまし」などと冷たくあしらわれたりする不遇キャラでもある。
- ジル・ド・レェ
- 通りすがりのジャンヌソムリエ。容姿だけはセイバーとそっくりなモードレッドを鼻で笑ってダメ出ししたりする。
「キャスター」とネットで検索するとキャス狐の次くらいによく出てくるらしい。
- 李老師
- 『拳児』大ファンの琥珀さんというか作者から熱い視線を注がれる最強八極拳士。毒で死ぬ。
- 麗しのアタランテちゃん
- マトモなアーチャーその一。アーチャーなのに弓を使わない変な奴らからディスられる。けど彼女も光るリンゴを投げる。
- 緑茶
- マトモなアーチャーそのニ。李先生に並ぶ人気キャラクターで、「使ってみたかったサーヴァント」上位に入る弓兵。
- 緑茶という名前は、生前に住んでいたシャーウッドがカテキン豊富な森だったためである。
- 斉天大聖
- 「俺様が斉天大聖・孫悟空様だ!」
- 琥珀さん(というか経験値氏)考案のオリジナルサーヴァント。
- 宝具は「藕糸歩雲履」、「鎖子黄金甲」、「鳳翅紫金冠」、そして「天河鎮定神珍鉄(通称・如意金箍棒)」で、大技として、固有結界的な身外身の法による平行世界の移し身同時運用による超絶次元反転分離攻撃を使うという。
- ……だが誕生から2ページで敢え無くリストラ。
- 使用人「ぐぬぬ…!!」
- バゼット・フラガ・マクレミッツ
- vita版『hollow ataraxia』の宣伝のために登場。『プリズマ☆イリヤ』での出番も控えているので地味に勝ち組街道を進んでいる。
- カレン・オルテンシア
- バゼットと同じく宣伝のために登場。いつもの「履いてない」格好ではなく、カソック姿。理由は経験値氏がカソック姿の方が好きだから。
- ORT&殺生院キアラ
- 型月一武道会エントリー1組目。未だに型月界で物理最強の座に君臨するORTと、知性体相手なら無敵の魔人キアラが組んだ、放送コード的にも最凶最悪タッグ。
- 両儀式&セイヴァー
- 型月一武道会エントリー2組目。絶対先行直死の型月界のジョーカーと、カラリパヤット:EXで防御も万全な覚者。
- 式は知り合いに見られたら気まずいので「首切りバニー」名義でエントリーしている。
- セイヴァーも立川にいそうなラフなTシャツを着て参加。
- 盾のサーヴァント
- 型月一武道会にゴールデンとタッグを組み出場。しかし公式からGOのメインビジュアルにいる姿以上の情報が何も出てこないためどうにも動かせない。
- 魔神セイバー
- 沖田とノッブが唐突に合体して誕生した褐色セイバー。正確には魔神の「神」は「神」の下に「人」を合わせたフォントの存在しない漢字。
- 社長
- 見た目は青セイバーだが頭に「社」と書いてある。型月の偉い人としてコハエースのネームにダメ出ししたり、いきなり無茶振りもいいところの仕事を持ってきたりする。金髪大好き。
- きのこアルク
- 見た目はアルクだが、中身はきのこ。毎日、ゲームしたりアニメ見るので忙しい。
- ダークソウル2に魂を奪われてからは、クラブを持って暴れる。余りに仕事していないので社長に追われているが、変装の名人である某怪盗三世の如く逃げ回っている。
コラボ
- マミさん
- 『Zero』からのウロブチつながりで引っ張り出される死に様ばかりがやたらに有名系魔法少女。死亡フラグ台詞の「もう何も怖くない」を琥珀さんの名前でもじって連呼されたり、併せてコスプレされたりする。
- パーン&ディードリット
- ドラマCDで共演した、『ロードス島戦記』の主人公&メインヒロイン。
- ながもん&ゴーヤ
- 型月一武道会エントリー3組目。ビッグでセブンな戦艦と、でち公な潜水艦。
- まさかのコラボに、会場がパニック状態に。
- 「型月か、相手にとって不足はないな。」
雑誌付録ドラマCD
- コハトーーク
- 月刊コンプティーク2013年10月号付録。
- シナリオ:経験値
- TYPE-MOON×ロードス島戦記 コンプはじめて物語
- 月刊コンプティーク2013年12月号付録。コンプティーク30周年記念ドラマCD。『ロードス島戦記』とのコラボドラマ。
- シナリオ:経験値
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
『コハエースEX』となったあと、聖杯戦争の開始が宣言され、
時ハ太平洋戦争末期
我ラ大日本帝国陸軍ハ聖杯戦争ヲ掌握セリ 聖杯戦争ヲ掌握セリ
大聖杯ヲ要トスル新型爆弾 驚天動地ノ必殺国防兵器 八一号聖杯爆弾同盟国ドイツ第三帝国ヨリ強襲セシ 人造英霊兵団ヘルト・クリーガー
ソシテ大聖杯ニ呼バレシ七騎ノ救国英雄ガ聖杯爆弾ヲ巡リ繰リ広ゲタ、歴史ノ影ニ埋モレシ聖杯戦争
というあらすじの新シリーズが始動した。
だがコハエースEXの終了に伴い、連載開始前に打ち切られるという衝撃的な結末を迎えた。
……が、「XP」終了後の『コハエースGO』中で「Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚」の本編が連載開始となった。
登場人物
本編
- 桜セイバー
- コハエースに登場した新たなセイバー。その正体は、幕末の京都で活躍したあの集団の病弱な人。
- いかにも大正浪漫ちっくで紛らわしいコスチュームはマスターにもらったものらしい。
- 魔人アーチャー
- 桜セイバーに続いて、コハエースオリジナルの聖杯戦争から推参。真の覇王とはわしのコトよ!! なロリババア。
- 第六天魔王とか、軍帽に輝く木瓜紋とか、真名を隠す気/Zeroである。
- 金髪じゃないため、社長に描き下ろしてもらえない。
- 坂本龍馬
- 桜セイバーに続く、二人目のセイバー。「坂本龍馬」と名乗っているが、どうにも胡散臭い……。
- やっぱり金髪じゃない上に男なので、社長に描いてもらえない。
- 琥珀
- 桜セイバーのマスター。
- 遠野秋葉
- 遠野家当主。シエルからの依頼を受け、突如終了した第三次聖杯戦争に介入しようとする。
- シエル
- 聖堂教会からの使いとして、琥珀たちに聖杯戦争への介入を依頼する。
- 遠野志貴
- 直接の登場はしていないが、存在はしているらしい。
- 本編では『月姫』の物語は1940年代前半に終了しており、その後徴兵されてインド戦線に送られたとのこと。
- 重度の貧血持ちなのに徴兵検査に通ったのであろうか。そしてインドでは1944年にインパール作戦が実行されているはずだが無事に生き残れたのであろうか。
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 直接の登場はしていないが、存在はしているらしい。
- 徴兵された志貴にくっついてインドに行った後、現在は欧州戦線で暴れているとのこと。
- 間桐少佐
- 陸軍士官にしてバーサーカーのマスター。魔人アーチャーとは対立関係にある。
- バーサーカー
- 巨大な槍を振るう筋骨逞しい偉丈夫。外見は二十代半ばだが、陸軍第四魔導機関謹製の『甲型英霊拘束具』を纏っている。
- 意思疎通は「可能」だが、明らかに目と言動がヤバく、兎に角目を合わせたくないタイプの男。経験値氏のディフォルメ絵では某洗脳探偵の如く目がグルグルになっている。
- 起動してすぐに暴走、マスターの右腕を切り飛ばした後、陸軍の秘密基地にて虐殺の宴を繰り広げる。
- ランサー
- 花蓮に仕えるサーヴァント。見た目はコートを羽織った老人だが、その槍捌きはまさに『神槍』と言うべき超絶的なもの。
- 「槍兵」であるにも関わらず槍の宝具を持たず、ただ技量のみでランサー足りえているという特異なサーヴァント。
- 言峰花蓮
- ランサーのマスター。
連載前設定
- 桜セイバーのマスター
- とある事故によって聖杯戦争に巻き込まれたマイナー魔術師の家の息子で、帝都聖杯奇譚の主人公。
- 戦時中でありながら妙にのんびりとした、悪く言うと平和ボケした価値観を持ち、特にこれといった信念もなく聖杯戦争の渦中に飛び込むことになる。
- セイバーを召喚したのも嘘みたいな偶然と事故の連続によるもの。
- ムサシ
- 桜セイバー、坂本龍馬に続く第三のセイバー。
- ムサシといえば佐々木小次郎を下した剣豪が有名だが、日本史には「武蔵」という名の英雄・偉人は何人いるか分からないほどいるため、現時点ではどの「ムサシ」かは不明。
- なぜセイバーばかり何人もいるのかも分かっていない。
- ライダー
- 織田信長と並ぶ位有名な英霊。外見は少々とぼけた雰囲気の二十代半ばの青年。傍らには常に謎の美女が寄り添っている。
- かなり格の高い英霊だが意外と話の分かる人で、桜セイバーと共闘する事もあった。
- 騎乗型のEXランク宝具を有し、終盤、最大の力を発揮した魔人アーチャーと死闘を繰り広げたが、敗れ去っている。
- アサシン
- 暗い目付きの浪士風の男。闇夜に紛れて陸海軍の良識派を斬って回る人斬り。
- 正体は名のある剣客だが、とあるスキルによって真名を掴ませず、彼を追う桜セイバー達は大変苦労する事になる。
- キャスター
- 経験値氏曰く、「ぶっちゃけ、まだ考えていない」が、本編が連載された際に英霊は決まった模様。
- 豊臣秀吉
- 天下人ヒデヨシ。サーヴァントとして召喚された時のクラスはセイバー。
- 帝都聖杯奇譚そのものには登場しないが、ノブがちょくちょく口に出すらしい。
- 徳川家康
- 信長、秀吉と並ぶ戦国三英傑の一人であり、彼らと三すくみの関係にある英霊。
- 正確には徳川家康本人ではなく、家康が早い段階で死んでしまった為「徳川というシステム」を維持する為に抜擢された影武者が英霊となったもの。
- 本体のステータスは非常に低いが、七種の宝具を使い分けることで七つのサーヴァンとクラスとそれに応じたステータスに変化するという特異な能力を持つ。
- これらは柳生宗矩や本多忠勝なども持ち回りで影武者を勤めていたためと思われる。
- その特性上、クラスごとの相性差が激しい信長には有利を取れるが、宝具を没収してくる秀吉には不利になる。
帝都聖杯奇譚に登場する用語
- 八一号聖杯爆弾
- 帝都聖杯奇譚における聖杯。大聖杯を元に魔人アーチャーが造りだした魔導兵器。
- 人造英霊兵団ヘルト・クリーガー
- ドイツ第三帝国が存亡をかけて送り出した、秘匿魔道兵器。
- 聖杯戦争における英霊召喚を、大聖杯を介さずに実現させた超魔術で、生体部品の使用によってサーヴァントの霊核を仮想再現し、「擬似英霊」とでも言うべきものを生成する。
- 構想から無理のある魔術で、実際問題としてこのような計画を実現するのは不可能だったのだが、とある事故により“実現せずして実現してしまった”。
- 通常のサーヴァント召喚と異なり、運用にマスターを必要とせず、通常は三画存在するはずの令呪は緊急処分用の一画のみ。
- 基本的にはあくまで「擬似英霊」であり、元となった英霊とは全く別の存在で、その名の通り英霊を「兵士」として運用する事を可能としている。またこの性質によって、通常は召喚することができない神霊クラスのサーヴァントも制限付きで稼働させることができる。
- 量産性も高く、ドイツ第三帝国は聖杯戦争のためにこの兵器を大量生産しており、擬似英霊の軍勢が帝都に大挙として押し寄せる。
メモ
- 2012年エイプリルフールでは、『コハACE』というネタマンガがTYPE-MOON公式サイトにアップされるということもあった(作画:経験値)。
- 「Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚」ではオリジナルサーヴァントが登場し、事前の告知があったとはいえ余り本気にしていなかったファンが多かったが、武内氏作の桜セイバーの登場によって新たな衝撃を受ける事となった。
- 経験値氏が試しに出してきた新サーヴァント・斉天大聖。
だが周囲の反応は芳しくなく、ライダーさんからは「ボクの考えたFate感。どうにも反応に困る」
秋葉からは「名乗りから何まで微妙。きのこ製サーヴァントとの違い、はっきり分かるんだね。」
赤セイバーからは「取り敢えず女にしたらどうだ?」と酷評されている。
追い打ちをかけるように、武内氏からは「引っ張った割になんか微妙だね……」と気の毒そうに言われてしまったという。
……まぁ、「仙人」は型月世界では余りの強さから出演禁止されるほどの力があり、斉天大聖も「闘戦勝仏」と呼ばれる最高位の神霊になるため、神霊状態のキャス狐よりヤバイかもしれないと言われており、没にされても仕方ない所がある。後は宝具の名称がそのまんまで捻りがない、ハッキリ言えば厨二感が足りないことも要因と思われる。- ちなみに「藕糸歩雲履(ぐうしほうんり)」は南海龍王から奪った藕(はす)糸で編まれた靴、「鎖子黄金甲(さしおうごんこう)」は西海龍王から奪った金の鎖帷子、「鳳翅紫金冠(ほうししきんかん)」は南海龍王から奪った鳳凰の羽付き冠。また、有名な天河鎮定神珍鉄(如意棒)は東海龍王から奪ったもの。
- ついでに言うと、その斉天大聖を文字通り手玉に取ったお釈迦様という大天敵が公式に登場人物としているわけで、登場前からなんかもう。
- 同じく武内氏作の魔神セイバー(厳密には神という文字の下人が付く)というのも登場している。
琥珀さんの発言やコハエース内のネタでの合体っぷりから、桜セイバーとノブの合体サーヴァントと思われる反面で、
それ以外からは彼女が何であるのかという発言は一切されておらず、結局彼女が何者かは不明。というのもコハエース自体ギャグ時空の世界であるので嘘である言われても無理な話でもなく、
さらに肝心の武内氏はノーコメント。極め付けにはその次の描写ではカラーでノブや桜セイバーがそれぞれ単独で出せらている為、益々何者か不明である。- 一応、登場ページのセリフの「運命を終わらせるもの」という文字通りFateという概念に対するカウンターガーディアンという設定を持ちあわせており、Fateのキャラの攻撃は通用しないという描写をされている。
……が「FGO」参戦に期待したアルクと青子に縛られた挙句、どこぞの超弩級戦艦に全砲門撃たれて、仕舞いにはダサい名前の技で止めさせられるという存外なオチで終わされている。 - ライダーからは「FGO」にも出るのではと思わしき発言をしているが、武内氏からは「最近描いてなかったから……」とも言っている辺り、没になったかあるいは一発ネタだったという可能性も否定できない。
- 一応、登場ページのセリフの「運命を終わらせるもの」という文字通りFateという概念に対するカウンターガーディアンという設定を持ちあわせており、Fateのキャラの攻撃は通用しないという描写をされている。
- 経験値氏が試しに出してきた新サーヴァント・斉天大聖。
- 「帝都聖杯奇譚」は既存のどの聖杯戦争とまるで関係のないパラレルワールド。なので時期的に近いとはいえ第三次聖杯戦争とは関係ない。
- 帝都聖杯奇譚は用語集では
基本的に全部でたらめ設定なので本気にしないようにしよう!!え?きのこアルク先生の見解?
限りなくアウトに近い黙認姿勢だよ!!妄想設定、お許しください!!
とされており現時点ではあくまで妄想として受け取るのが吉であろう。…桜セイバーとノブはカプさばに原作鯖何体か差し置いて出ちゃってるが。 - 「公認」であって「公式」ではないところがミソ。各種のアンソロジーコミックと同じで、それぞれのネタ・漫画の内容は、作者・経験値氏の独自のものであって、この作品がTYPE-MOONの公式見解を示しているわけではない。
- また作品の内容はTYPE-MOONでチェックしており、奈須氏がキレてボツになったものもあるとか。
- 基本的に琥珀以外のキャラは琥珀への突っ込み役だが、いずれも琥珀に振り回される役回りとなっている。
- 『カーニバル・ファンタズム』3rd Seasonのライナーノーツや、ニコニコ動画のバンプレちゃんねるに出張版が掲載されている。
- 『プリズマ☆イリヤ』アニメBD初回限定版1~5巻のブックレットに『プリズマエース』として出張版が連載。プリヤで初めて型月に触れたようなライトなファンを全力で置き去りに、いつもの琥珀ちゃんが色々な意味でギリギリなネタをいつものノリでお送りします。
- 欄外では、TYPE-MOONキャラがそれぞれのあだ名で匿名座談会を行っている。
- 掲載誌の関係で、TYPE-MOON関連作品であっても『空の境界(講談社及びその子会社である星海社)』や『氷室の天地 Fate/school life(一迅社)』など角川グループ以外の出版社が権利を持っている作品については触れられていない。
- …というのが建前なのだが、掲載誌が同じ『ちびちゅき!』に『らっきょ』組が平然と出演している。
経験値氏は『ちびちゅき!』で式が普通に登場していたのに驚いたらしく、「コハエースXP」でようやく解禁された。なお、肝心の奈須氏は
「そんなコト言ったっけ?」
「コハエースにらっきょキャラは出せないと言ったな……アレはウソだ」との事。いつも通りと言えばいいのか……。
- …というのが建前なのだが、掲載誌が同じ『ちびちゅき!』に『らっきょ』組が平然と出演している。
- ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」とは角川系列同士という事もありたびたびコラボレーションしている。経験値氏自身もかなりの提督(プレイヤー)である。下記の『コハエースこれくしょん』収録作品にて赤セイバー等が型月から出張して艦娘達と共演している。
- 2014年のTYPE-MOONエイプリルフールでは氏のアカウントを使い(キャス狐のアカウントを留守中に来訪した何も知らない赤セイバーが勝手に使うという形で)資材(燃料や弾薬などの消費アイテム、基本これらが無いと潤沢にプレイ出来ない)は大型艦建造(レアキャラが出る宝くじのようなもの、要大量資材)に露と消え、高難易度海域に艦娘達をダメージ回復もさせず大破(キャラクターは死んだら戻ってこない)寸前まで出撃させる等捨て身のエンタメを披露した。
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