小辞典 (た-)
この記事ではTYPE-MOON作品の小辞典について、読みが「た行」「な行」の用語を説明する。
用語
た
- ダーク・
ラウンズ - サーヴァントユニヴァースのヴィラン集団の一つ。暗黒の騎士団とも。マスター・アグラヴェインが所属していた。
- 新円卓との戦いの中でマスター達は次々と討ち取られ、マスター・アグラヴェインがバベジンに敗れて消息不明になったことで壊滅した。
- 第一次聖杯戦争
- 1810年以降に開催された聖杯戦争。聖杯降臨地は柳洞寺。
- もともと御三家にはこの儀式を聖杯を奪い合う戦争にする意図はなく、「聖杯戦争」というシステム自体が発足しておらず、この時には令呪すらなかった(聖杯戦争と呼ばれるようになったのも第二次から)。
- 実際には聖杯を使えるのは一組だけであることが発覚し、御三家の間で聖杯の所有権を決めるための諍いが発生する(アイリ師匠いわく「ちょっとした いがみ合い」)。
- 一回目なだけに、まともなルールが規定されていなかった。更にこの頃は令呪が存在しなかった為サーヴァントが制御不能になるなど大規模な混乱が発生し、儀式としての体をなさず失敗に終わる(殺し合いをしている間に終わってしまったらしい)。
- 第一魔法
- 詳細不明。第一魔法の使い手は不明。しかしその誕生は西暦前夜だという。既に世界から消滅。ただしその痕跡はまだ生きているため存命中とカウントされることもある。
- 久遠寺有珠の用いるプロイの魔術は「第一」に関連するとされる。エーテル塊はある意味で無そのものであり、「そも第一魔法の――」と関連を匂わされている。
- 『魔法使いの夜』では「はじめの一つは全てを変えた」と称される。
- 第一魔法の使い手は、ロンドン魔術協会のロードの一角、最強の「貴い魔術回路(ブルーブラッド)」を擁するバルトメロイが、他のロードすら見下す中、唯一敬意を払う対象でもある。
- 代行者
- 聖堂教会の異端審問員であり、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除するモノたち。法王を支える百二十の枢機卿たちによって立案された、武装した戦闘信徒。
- 一般的に連想される「エクソシスト(悪魔祓い師)」ではなく「エクスキューター(悪魔殺し)」であり、目的は悪魔を消し去ること。悪魔を追い払う(同時に犠牲者の魂を救う)わけではない。
- 【関連項目】聖堂教会、埋葬機関
- 第五元素、第五仮説要素、第五架空要素
- 「エーテル」を参照。
- 第五真説要素
- 真エーテル。第五架空要素を自壊させる。
- 第三次聖杯戦争
- 西暦1930年頃に開催。第二次世界大戦の直前に開催された聖杯戦争。帝国陸軍やナチスが介入し、帝都で戦いが繰り広げられる(詳細不明。冬木市で行われる前の前哨戦?)第二次が大まかな取り決めしかないルール無用の殺し合いになったため、第三次ではもっと細かなルールが決められた。
- 初めて魔術協会と聖堂教会が介入し、言峰璃正を監督役として置く(聖杯戦争を公正に監督させるために、アインツベルン側から教会に聖遺物を監督するようけしかけた)。
- 戦いの過程で小聖杯が破壊され無効試合となって終わった。
- アインツベルンが必勝を期して「復讐者」のサーヴァントを召喚するも早期に敗退。だが、この「復讐者」のサーヴァントの為に聖杯が「この世全ての悪」に汚染されてしまう。『Fate/Apocrypha』の世界では「復讐者」は召喚されず、代わりに「裁定者」のサーヴァントが召喚される。
- エーデルフェルトの双子姉妹が参戦し、妹が戦死。姉はなんとか生還し、この一件で同家の日本嫌いが始まる。聖杯降臨地は冬木教会。
- 「聖杯の器」が途中で破壊され、聖杯戦争は無効となって終わる。第三次までの「聖杯の器」は無機物であった。(『お願い!アインツベルン相談室』によれば、聖杯は起動したが正しい所有者を得られないまま消滅した)。 『Apocrypha』の世界ではユグドミレニアとナチスによる大聖杯強奪事件が発生し、冬木における聖杯戦争は幕を閉じる。
- また、『コハエースEX』の用語辞典にて「アインツベルンが復讐者を召喚し、帝国陸軍が聖杯を奪取する」と『帝都聖杯奇譚』の物語に繋がるなら夢があると語られているが、設定はあくまで『帝都聖杯奇譚』限定である。
- この聖杯戦争を参考にして、アサシンのマスターとして参加していた魔術師の一族がシステムを模倣し、末裔に当たるファルデウスの所属する組織の手によって後述するスノーフィールドにおける「偽りの聖杯戦争」が開催される。
- なお、この時点でアメリカ政府が協力していたらしく、第二次大戦末期の冬木空襲に乗じる形で何らかのアプローチを行った事が『氷室の天地』で語られている。
- 第三魔法
- 魂の物質化。別名『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』。使い手はアインツベルンの工房を作った魔術師たちの師。
- 『魔法使いの夜』ではそれまでの魔法の流れから「受けて三つは未来を示した」と称されている。
- もとは西暦元年以前に存在した魔法使いが到達したものだが、現在は失われたとされている(使い手それ自体がどうなったかも含めて不明な点が多い)
- 物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。
- 魂は星幽界という物質界より高位の次元に属しており、エーテル体に宿り、生物として活動したり、幽体になったりする。魂を物質界に降ろすのに要する魔力より、魂が保有するエネルギーの方が多いが、星幽界から降ろした魂は魂と同じ肉体でなければ留める事が出来ず、精々自分の魂を自分のクローンに魂を移す程度で、後は魂がこの次元から消え去るのを待つだけ。
- しかし第三魔法を用いれば、その自然の摂理を捻じ曲げ、魂を別人の肉体に定着させたり、永久機関とすることで魂のエネルギーを魔力として無尽蔵に汲み出す事が可能。
- 端的に言えば、真の不老不死。
- ちなみに、ロアやズェピアが行っているのは魂の「情報化」であってコピーの類であり、不老不死を目指す手法ではあっても第三魔法とは関係が無い。
- アインツベルンには、魂を数秒だけ物質化させるという第三魔法に近い魔術を帯びた限定礼装「天のドレス」が伝わっている。
- 大聖杯の英霊召喚(システム)の基盤は第三魔法の一部を使っているとされる(ただしサーヴァントは過去の魂を読み上げて複製を創る業に過ぎず第三魔法ではない)。
- アンリマユは第三魔法を成し得る可能性のある属性を持った英霊であり、条件が整えば大聖杯が起動させるはずの第三魔法と関係なく大聖杯を胎盤に第三魔法を体現することが出来る。
- 人間ではなく千年クラスの歴史を持つ幻想種――例えば人狼であるルゥ=ベオウルフは通常の物質的肉体を有してはおらず、存在自体が「魂の物質化をしているようなもの」と表現されている。
- 『Fate/EXTRA』世界における新しい魔術師(ウィザード)の使う新しい魔術は「電脳世界における魂の物質化」と称される。
- 『Fate/EXTRA』公式サイトの説明ではムーンセルの聖杯戦争ではサーヴァントは「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命である」とされている。
- 『Fate/Apocrypha』ではシロウ・コトミネが自身の願いである「人類の救済」を叶えるために、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造し、全人類に第三魔法を適用させようとした。
- 『Fate/strange Fake』における聖杯戦争は第三魔法を魔法ではなくし、魔術の段階にまで引きずり下ろすことを最終目的として開催されている。
- 『Fate/Grand Order』で閲覧できる聖杯の説明において、第三魔法は「形而上の存在を汲み上げて、物質に転換する」とあり、魂以外にも応用が利く可能性が示されている。
- 『Fate/Grand Order』で閲覧できる殺生院キアラの説明において、ヘブンズホールは第三魔法の亜種とされている。人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの(この世全ての欲)を吸収してくれる、社会においてなくてはならない機構。
- 『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』においてはズェピア・エルトナム・オべローンが人類滅亡を阻止するために挑み、敗れたモノとされる。
- 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では現代でもアトラス院院長として存在し続けているズェピアが希求する魔法としてこれを挙げている。
- 第三要素
- 「精神」を参照。
- 大神の牢獄
- 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』でスルトと、その肉体であるムスペルヘイムを封じ込めていたオーディンの封印。北欧異聞帯では偽の太陽となっていた。
- 強固な封印だが、脱するのは困難でも外からの力には脆いく、外側からなら容易く破壊される。
- オフェリア・ファムルソローネの魔眼を通じて召喚されたシグルドにスルトの魂が移ったことで、魂だけが封印から脱し、ブリュンヒルデによりシグルドの肉体が破壊されたことで、シグルドから抜け出したスルトの魂が外側から
- 大帝都
- 三咲町の焼肉屋さん(正確には、隣町にある)。品質よりも安さで勝負する、学生にはありがたいお店。
- 人間の限界に挑戦する食べ放題がスペシャルメニューとして存在し、上位メンバーの名が店には貼り出されている。一月単位で変動するそれらだが、一位と二位の「あおざきあおこ」「あおざきとうこ」の記録は化け物じみているので、向こう数年は変わらないだろう、と噂されているとかなんとか。
- 【関連項目】三咲町
- 第七聖典
- 教会所蔵「転生批判外典」たる概念武装。大型のパイルバンカー。
- もともとは祭礼用に使われていた一角獣の角。一角獣が臨終した際に、人身御供の少女と角に宿る動物霊を融合させた。融合して生まれたのが精霊「セブン」である。
- 表面には「転生かっこ悪い」といった意味合いの転生批判の文句がびっしりと書き込まれていた、という儀礼用のアイテムが武器として使用されることとなり、槍やら杭となったが、近代化にあわせて銃剣に、現在はシエルの趣味でミサイルランチャー付き大型パイルバンカーに改造されている。
- 第二次聖杯戦争
- 西暦1860年頃に開催された聖杯戦争。令呪を始めとする細部のルールを整備して、ようやく「聖杯戦争」というシステムが機能し出す。聖杯降臨地は遠坂邸。
- 外来の魔術師は聖杯の起動式を知る事だけを報酬として招かれ、本来は御三家だけが争う予定だったが、御三家が決裂していることをチャンスと見て他の4組も聖杯獲得を狙う。
- 儀式は失敗に終わる(「お願い! アインツベルン相談室」によれば、勝者が決することなく全滅したらしい)。
- 第二東京大学最先端情報科学研究所
- ネットワーク研究で名を馳せる研究所。魂の霊子化についての専門研究が行われている。この研究所の魂の霊子化研究の被験者リストにある魂を霊子化させる才能を持つ人間の名前と、西欧財閥に一斉検挙・摘発されたハッカー達の名前が97.2%の割合で一致していた。
- 第二魔法
- 並行世界の運営。使い手はキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。
- 『魔法使いの夜』では第一に対して「つぎのニつは多くを認めた」と称されている。
- 多世界解釈――ある時の選択でAではなくBを選んでいたら、世界は別の道筋を歩む。そういった、数限りなく存在する平行世界(パラレルワールド)を行き来するというもの。
- ただし、並行世界の「移動」ではなく「運営」であるため、応用も含めて並行世界に関係するあらゆる事象を引き起こせると思われる。
- 現在のところ、最も触れられる機会の多い魔法であり、第二魔法そのものではないものの、その応用や一部再現とされるものも多く登場している。
- 『Fate/hollow ataraxia』において、魔術師バゼットの口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられ、蒼崎橙子からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。
- ゼルレッチ自身は魔術礼装として自身の名を冠する「宝石剣ゼルレッチ」という限定的ながら第二魔法を行使する剣(隣り合う世界の壁に穴を開ける程度)を持ち、弟子の家系・遠坂にはその製法に関する記録の断片が伝わっている。
- 「他世界の自分自身が持つスキルのみをダウンロードする」という機能を持つ「カレイドステッキ」のマジカルルビーとマジカルサファイアという魔術礼装が存在する。
- 純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」を目指した結果、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる「現象を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す」第二魔法の領域に届いた例もある。
- 第二要素
- 「魂」を参照。
- 第八秘蹟会
- 聖遺物の管理・回収を任務とする聖堂教会の特務機関。構成員の一部は代行者。
- 「秘蹟」とは、聖堂教会の教義において神から与えられる七つの惠みを指す。「第八秘蹟」とは、正当な教義には存在しない恵みを指し、この名を冠するこの特務機関は、異端と深く関わる部署であることを意味する。
- 退魔四家
- 浅神、七夜、巫浄、両儀の四家。混血の天敵だったが、混血が社会に迎合したことで、彼らは必要とされなくなった。
- 長いことファンの間でのみ使われていたが、『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』の「Q&A」コーナーにて奈須きのこも使用した。
- 第六架空要素
- 「悪魔」を参照。
- 台湾製の不味い煙草
- シリーズの要所に登場する小道具。蒼崎橙子の知り合いの煙草職人がダンボール1箱分だけ製作したもので、橙子が愛飲している。作中で繰り返し不味いと言われながら、愛用者が幾人も存在する。
- 『Fate/Apocrypha』に出てくる獅子劫界離もこれと思わしきモノを吸っている。
- タクティカルフェイズ
- サーヴァント毎に保有する固有スキルの使用、またはマスターの魔術礼装のスキル、令呪を使用することでサーヴァントを援護することが可能なフェイズ。
- ダニエル・K・イノウエ国際空港
- オアフ島にある空港。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』で主人公たちが乗った民間の飛行機が着陸した場所。特異点化したせいか写真とはちょっと違い、入国審査の通過もなかった。日本円を両替したところ、アメリカ紙幣ではなくギルドルッシュが出て来た。
- 魂
- 第二要素。存在のひな形である『魂(本質)』。知性持つ生命に一つ一つに宿る、肉体的ではなく精神的な命。
- 物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられ、単体でこの世に留めることはできない。
- 記憶、魔術回路などは本来、肉体ではなく魂に存在する。魔術において必要な要素とされていながらも、魔術的には扱いが難しい物とされ、魔術による干渉はあくまで「内容を調べるモノ」、「器に移し替えるモノ」に限られ、魂本体には加工や消費といった利用価値は無いとされる。真に利用法を確立した人物は第三魔法の体現者である一人しかいない。(ミハイル・ロア・バルダムヨォンやタタリ/ワラキアの夜が行っているのは、魂の「情報化」であってコピーの類)。
- EXTRA世界では“その容器を生命たらしめる根源”と言われている。かつての医学界では、肉体は生命、魂を動かす為の出力装置であり、生命活動なくして魂は発生しないと考えられていた。魔術世界ではその逆で、魂は別次元にある“意思”であり、その意思が肉体に宿っている、と考えられた。何方が正解なのかはいまだに応えは出ていないが、EXTRA世界では疑似霊子理論が確立され、以後、魂は肉体が無くとも稼働する“その人間の源”として扱われる事になった。
- また、人間霊であるサーヴァントにとっては精神と並んで魔力の供給源となる「食事」ともなる。
- 【関連項目】魔法、魔術、サーヴァント
ち
- チェイテハロウィン叙事詩
- チェイテピラミッド姫路城の姫路城の部分の屏風にメカエリチャンが2017年までのハロウィンイベントの記録を参照し、ジェットインク技法で出力したもの。
- この屏風はハロウィンの記録であると同時に、エリザベート=バートリーのやらかした多くの不手際の歴史の証拠。
- これを見た者は誰もが、エリザベート・バートリーはチェイテの領主に向いていない、と実感するとか。
- メカエリチャンは題材はともかく、アートとしてはなかなか良いできだと思っている。
- チェイテピラミッド姫路城
- チェイテ城の上に逆様のピラミッドがぶっ刺さり、その上に姫路城が乗っているという禍々しい混沌の城塞。西洋/中東/東洋の建物全文乗せ。
- ダ・ヴィンチちゃん曰く、「ハンバーグの上にチョコパフェと刺身を乗せてチリソースで食べさせられる」みたいなグロテスクさらしい。
- 逆さまのピラミッドはオジマンディアスから借りたものであり、クレオパトラはライブステージの役目を果たすチェイテ城の強化、領民の安眠が減少するリスクを間接的に止めるためにそのまま放置している。
- このため、エリザベートが撤去しようにも「多額に賠償金を支払われる」ことや領民それをさせるわけには行かないということから2017年度では後回しにしていた。その上に聖杯が刑部姫の「引き籠もりたい」という願いを叶えるために、姫路城が着陸した。
- 置換魔術
- フラッシュ・エア。何かを何かで置き換える魔術。
- 錬金術から派生した魔術系統だが、原理的には劣化交換にしか至れない下位の基礎魔術であり、それゆえ使い手はほとんどいない。
- イメージとしては、金属のフォークを溶かしてスプーンの形の型に入れて固めてスプーンを作る、というのを途中の過程をすっ飛ばしたような感じだとか。
- 当然ながらスプーンとフォークを交互に置換し続けるたびに劣化が進み、最終的にはフォークともスプーンともつかない「何か」に成り果ててしまう。
- 大規模な置換魔術を使えば、時間流の異なる空間同士を置換して繋いで妖精郷のようなものを創造したり、街を丸ごと異なる時代のそれで置換したりできるとのことだが、さすがにそのレベルになると神霊クラスの魔術行使となってしまう。
- エインズワース家の魔術はこれのみに特化しており、精神の在り処を肉体から人形に置き換えたり、空間の繋がりを置換することができる。
- ちくたくくん
- カルデアゆるキャラ。長らくフォウくんが守っていたマスコットの座を簒奪せんと企んだメフィストフェレスが企画した。
- 可愛らしい見た目だが、衝撃を受けると爆発するので人気がない。「どうしてだろうねー」とナーサリー・ライムと共に不思議がっている。
- 治癒魔術
- 傷を治す魔術。傷口からの出血を止めるものはともかく、失われた手首の再生となるとかなり高レベルの治癒魔術が必要となる。
- 超過剰武装多目的棺桶『ライヘンバッハ』
- ジェームズ・モリアーティが主武装としている棺桶型の武器。シャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティを飲み込んだ瀑布の名を冠する。
- 重機関銃にロケットランチャー、ビーム砲といった多様な小型兵器を内蔵しており、幻霊「魔弾の射手」を取り込んだことで技術的に狙いを付けなくても敵に背中を向けていてさえも当たるようになっている。また、これ自体を振り回して敵に叩きつけたりもする。
- 超能力
- 「魔術」という神秘に根ざしたある種の技術ではなく、「混血」のようにヒト以外の魔の力を取り入れた結果でもなく、ヒトがヒトのまま持つ特異能力。俗に言う超常現象を引き起こす回線。
- 魔術と違い、先天的な資質が不可欠とされ、基本的には「一代限りの突然変異」。ただし、近親婚を繰り返すなどして血脈の中に超能力を留めておこうとする一族等の例外はある。また、別の資質だったものが、後天的に変化して、別の超能力を持つに至る場合もある。
- 高度なものになると、魔術では再現できない。直死の魔眼などがこれに相当する。これを「魔」に対抗するための人類という種の祈りの結晶――つまりアラヤの抑止力と捕らえる考え方もあるが、真偽は定かではない。
- 一見すると魔術でできないこと=魔法=超能力のように思えてしまうが、魔術と魔法の差は「結果をもたらせるか否か」であるので、例えば直死の魔眼がもたらすのは「死」であり、どれほど特殊な過程を経ようと結果は結果であるため、魔法の域には至らない。
- 【関連項目】直死の魔眼、抑止力
- 直死の魔眼
- 対象の「死」を視覚情報として捉えることが出来る目。死の情報は黒い「線」と「点」で示される。
- 【関連項目】超能力、魔眼
- チョコ英霊
- 歴史に刻まれたチョコレートの英雄。独裁者の愛したチョコ、偉業を成した冒険家の命を救ったチョコ、数多の人を殺した反チョコなど。
- チョコレートの英霊が集う場所、『座』は確かに存在している。
- チョコラミスは術式を使い、その記録を座からダウンロードして七騎のチョコ英霊を召喚し、チョコ聖杯戦争を行った。
- チョコカビ人間
- 詳細不明の謎の生命体。2018年のバレンタインイベントに乗じて地球侵略を目論んでいたとか。
- カルデアから乗り込んできたクリストファー・コロンブスの手で彼らの野望は挫かれたが、彼らの生態のせいで資源も奴隷も持ち帰れなかったようである。
- チョコ鉱山の惑星
- サーヴァントユニヴァースの惑星。正式名称は不明。チョコレートの鉱山が主要産業。大人気すぎて常に植民地化を狙われているデンジャーゾーンとのこと。
- チョコ工場
- 『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備。カカオから製造したチョコレートを本格的な生産ルートに乗せるべく建造した工場。
- 同品質のものを多く生産することに意義があり、トーマス・エジソンは大量生産システムの構築と工場設計を担当、ガイウス・ユリウス・カエサルが空中庭園産チョコレートの基礎となる味のセッティングを行っている。
- 電源システムは直流であったため、侵入してきたニコラ・テスラが交流に切り替え、工場の稼働マニュアルをすり替えようとしたが、エジソンに見つかって例のごとく喧嘩をした所を、安眠妨害されたチョコラミスの鶴の一声で直流と交流のどちらかが多く生産できるか競わせ、二人が別々の工場に同時に電力を送れるようにしたことで一応収まった。後に第三のエネルギーとともに名乗りを上げたチャールズ・バベッジも、この生産競争に参加する。
- ニコラ・テスラが用意したマニュアルは、目に見えないレレベルで印刷用紙にサブリミナル交流回路図が仕込まれ、どのページにも『A』と『C』の文字が不必要に太字で印刷されている、マニュアルを読むだけで、知らず知らずのうちに交流であるべきことを脳にすり込むようにできている。
- 工場の床で丸くなって眠るフランの姿がよく目撃されるが、どうやら居心地がよいらしく、誰かが工場の隅にフラン用の小屋を作る。犬小屋のようだと問題視される一方、本人は気に入っている様子。
- 角、本、「かいたいするよ!」といった子供のチョコレート泥棒に悩まされていたが、歯医者と名乗るドリル男を番人として雇用したことで被害は激減した。
- チョコゴーレム
- 『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備。チョコ工場の忠実なる従業員。チョコで出来たゴーレムであるが、術式はチョコラミスが組んだもの。
- 工場だけでなく他のあらゆる仕事もこなす上に、待遇に文句も言わず、休息もメンテも給与もいらず、しかも食べても美味しい。比較的熱さに弱いので、火を吐いたり纏ったりする者には接近できない。
- ホワイトチョコゴーレム、アーモンドチョコゴーレム、麦チョコゴーレム等の亜種にも開発成功。ウィスキーボンボンチョコゴーレムは突然陽気になるなど動作が不安定になったため開発中止したが、酒好きの鬼は再開発を希望している。
- パッションリップはチョコゴーレムに喜びの正拳突き。『これなら私でもお料理ができます!』とコメントしている。
- チョコ・サーヴァント
- カルデアのサーヴァントたちが湯煎で溶かしていたチョコレートが合体してサーヴァントを模した人型になり走って逃げだしたもの。
- ヴァン・ホーエンハイム・パラケルススがチョコの食べ過ぎはマスターの健康に良くないと考え、魔術で食材としてのチョコレイトを根絶やしにしようとしたのが原因。
- チョコ聖杯くん
- 『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備。カーニバル・ファンタズムに出てきた聖杯くんを模したチョコレート。
- 七騎のチョコ英霊の召喚ができないことに悩まされたが、どこからか現れたジャガーマンが『逃れ得ぬ死の爪』で召喚陣に攻撃を加えたことで起動してしまった。
- この儀式の本質は、それら同士を戦わせ、座に戻ろうとするチョコ英霊のエネルギーを利用することにあり、その結果として生まれたのがこれである。
- 簡単に言うなら、この世すべてのチョコという概念をその身の内に飲み込んだ、無限に近しい力を持つ器。
- よって、『虚構の空中庭園』を形作っている聖杯とは別モノであるが、無限にチョコを吐き出し続けるという、今までの設備とは比べ物にもならない性質を持つ。
- また、オリジナルと同様喋ることができるだけでなく、たまに口から包丁のようなチョコを出す。
- チョコ聖杯戦争
- 七騎のチョコ英霊を召喚して行う儀式。この儀式の本質は、それら同士を戦わせ、座に戻ろうとするチョコ英霊のエネルギーを利用することにある。
- その結果として、チョコ聖杯くんが生まれた。
- 死チョコ魔術
- チョコラマンシー。『過去に捨てられて死んだチョコ』という概念を再利用して死んだチョコを蘇らせる術式。
死霊魔術 ならぬ死チョコ魔術 とも言うべきもの。現代風に言うならリサイクル。 - 術式を組んだのはチョコラミスであり、実際に行使しているのはジル・ド・レェの持つ魔道書。
- 死チョコ魔術研究所
- 『過去に捨てられて死んだチョコ』という概念を再利用しチョコを蘇らせる、
死霊魔術 ならぬ死チョコ魔術 とも言うべき術式。その術式を行使、更なる発展を目指す施設がこの研究所である。術式を組んだのはチョコラミスであり、実際に行使しているのはジルの持つ魔道書。 - 純度100%の死チョコ魔術によるチョコリザレクションのみを使用しており、血、呪い、異端の神、愛の媚薬等は一切含まれていない。
- 研究所銘菓、ぬめぬめ☆海魔チョコ(12個入り)は特価にて大好評販売中とのことだが、蠢いているように見えるためか、当菓子に関する問い合わせが出た。
- 研究所の稼働に伴い「洗礼詠唱を受けたチョコが消えた」という噂が出回るが、真偽の程は不明。
- ジルを筆頭にメフィストフェレスやファントム、契約社員として働いている百貌のハサン、新人受付嬢のアビゲイルが確認されている。ゴルゴーンは冷たく不吉な気配が心地よいらしく、研究所の床下で昼寝している。
つ
- 使い魔
- 魔術師が使役する従者。
- 【関連項目】魔術、サーヴァント、マスター
- 月の裏側
- 『Fate/EXTRA CCC』の舞台。地球からは見る事のできない月の裏側……ではなく、ムーンセル内部の裏側を指す。表は地球側、裏はその反対側である。
- ムーンセル内部は表と裏、上部分と下部分とに分かれており、それぞれ半月型の空間となっている。地球で言うなら地面の下に広がる地獄といったところ。
- この領域はムーンセルが不要と判断した情報、主に知的生命体にとって害にしかならないもの、人類史に不要なもの、ムーンセルでは理解できない情報を保管しておく廃棄場として使用されている。月の裏側は多くの怨念と妄想が渦巻く混沌のプールとなっている。
て
- デーモン
- 真性悪魔とは異なる「幻想種としての悪魔」。捻れた角や蝙蝠の翼、巨大な爪や牙を持つ、ステレオタイプな「悪魔」の外観をしている。
- ジャック・ザ・リッパー (Fake)は宝具『悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて』によってこれへの変身能力を得ており、強さも周囲の人口密度で大型の獣から武闘派サーヴァントのレベルまで変動する。
- テオス・クリロノミア
- 「ナノマシン」とも形容される、ギリシャ異聞帯に存在する神の鋼体を構成・補助する流体金属。クリロノミアとは『遺産』を意味する。これを肉体に投与する事で対応するオリュンポス神の権能の一部を付加する事が出来、これによってアトランティスの防衛軍兵士はサーヴァントにも匹敵する力を発揮していた。
- オリュンポス十二神それぞれの名を冠したクリロノミアが存在し、これまでに能力が明かされたのは以下の6つ。
- ゼウス・クリロノミア…全能力向上
- アテナ・クリロノミア…全戦闘能力向上、スキルを一つ付与
- ポセイドン・クリロノミア…海における戦闘能力向上
- ハデス・クリロノミア…擬似的な不死能力付与
- デメテル・クリロノミア…強化型。自己再生特化
- ヘファイストス・クリロノミア…耐久力強化、鍛治がもたらす役割強化(『金属成形』、『金属にある種の指向性を与える』、等)
- 織物
- テクスチャー。惑星に存在する"世界"を表現する際の言葉。惑星の地表に張り付いた"外観"。
- 現在の物理法則を持つ人間が住む世界は、惑星の地表に薄く広がる織物のようなもので、その織物の下に人間が住む以前の世界……即ち、幻想種たちが闊歩していた時代の織物が存在し、一番下に惑星の地表が在る。
- 人理という布が星全体を覆うことで、この世界は成り立っている。
- つまり一番上にある今の織物をベロリと捲りあげ、無くしてしまうと、世界の法則は以前のモノに戻ってしまうことになる。
- 故に剥がれないように、聖槍ロンゴミニアドで縫いつけてある。
- 【関連項目】世界の裏側
- デザインベビー
- 遺伝子操作で人工的に作られた子供。遺伝的にノーマルな両親からでも、魔術回路を持った子供を生み出すことができる[出 1]。
- EXTRA世界では間桐シンジやユリウス・ベルキスク・ハーウェイが該当する。勘違いされがちだが、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイはデザインされた子供ではない。レオの知識・経験は生後に行われた睡眠学習によるもので、人工的に作られた整体部品は一箇所もない。彼の在り方は人の手によるものではない“天性の王”である[出 1]。
- 竜告令呪
- デッドカウント・シェイプシフター。ジークの左手に発現した、全く前例の無い令呪。
- 一画につき3分間限定で自らの体に「英霊ジークフリートそのもの」を憑依させ、その身体能力、戦闘経験値、宝具を含む保存能力を完全具現化することができる。
- また、通常の令呪と同じく聖杯戦争のマスター資格として認められ、サーヴァントとの契約や命令、消費分の補填が可能。変身だけでなく自己強化に用いることもできる。
- 通常の令呪は使用する度に消えていくが、この「竜告令呪」は使用後も聖痕のような黒い痣が残り、使用者を肉体的、精神的に蝕んでいく。黒い痣の正体は竜鱗であり、最終的には竜の血に肉体が耐え切れなくなって死亡する。
- 彼がこのような荒業を身に着ける事ができたのは、彼の魂が純粋で何物にも染まっておらず、ホムンクルスとして生まれた事で肉体にも年月の蓄積がなく、憑依の際の急激な変化にも適応することが可能だったためである。
- 死相(デッドフェイス)
- デッドフェイス。チャクラ・ヴァルティン成立後、ごく稀に発露するようになった強化現象。
- 発動すると憎悪の仮面を被ったような凄まじい表情になり、全身を滅多刺しにされたのも関わらず蘇生したり、人間離れした運動能力を見せたり、ダン・ブラックモア顔負けの狙撃を放ったりと超常的な能力を示すようになる。
- ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。
- その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊基に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。
- サイバーゴーストは、生を求めて彷徨う肉体の無いもの。一方でデッドフェイスは生きながら死に囚われた、何も生み出さない悪性情報の一種。SE.RA.PHでは肉体の死と精神の死が別物のため、死に切らなければ精神活動も呪いとして蓄積される。熾天の檻が閉ざされ、聖杯戦争が終わった事で死者の無念を分解する浄化機能が停止し、死を放置する事になった。そこから生まれたものがデッドフェイスである。
- 死を迎えながら死に切れない精神情報は電光の仮面となり、死した肉体を動かし、いずれ肉体すら悪性情報に変質させ、その素顔を死の貌に塗り替えてしまう。満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる。
- 異常なまでの不死性はデッドフェイスという存在が死者であること、すなわち『既に死亡している』ことに起因している。そのため、岸浪ハクノは第七階層での戦いを経て生者しか持ちえない『生存への願い』を獲得し生者へと転じて以降は不死性を失っている。同時に『死者には生者の影は掴めない』という理屈から他のデッドフェイスの一部として取り込まれるということもなくなっている。
- デミ・サーヴァント
- サーヴァントの情報を自身に取り込み、その能力を継承したもの。人間と英霊の融合体。融合した者は身体能力、魔術回路、全てが向上する。
- 基本的には召喚し、契約したサーヴァントでしか成立しない。
- どのようなマスターであれ、英霊の霊基に耐えきれず途中で崩壊してしまうが、「生まれながらにそう調整された個体」であれば耐えられる可能性はある。
- 【関連項目】サーヴァント
- デモン・スピア
- 魔神柱の移動の起点となる部位。
- 転換
- 魔術特性の1つ。魔力、霊魂、精神といったものを別のモノに移して定着させる魔術。応用範囲は広いが、それだけに極めるのが困難な魔術でもある。
- 遠坂家、エーデルフェルト家がこれを得意とする。また、ロアの「転生の魔術」もこの発展系であるとされている。
- 天使
- 天使の翼は古代エジプトの有翼神に由来する。
- 伝承防御
- 限定的な概念防御。ある決まりに沿った攻撃でなければ通らない。
- 【関連項目】久遠寺有珠、ロビンフッド
- 天声同化機動聖都 -Carolus Patricius-
- カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。
- カール大帝の第二宝具。電脳体を覆う鎧のようなもので、機動聖都領域そのものである。シャルルマーニュの空中庭園とは同じ仕組みである模様。
- 天のドレス
- アインツベルンに伝わる純白のドレスで、大聖杯を制御する心臓であり、魂を数秒だけ物質化させるという第三魔法に近い魔術を帯びている。『Fate/complete material Ⅲ』にて限定礼装とされる。
- 『Fate/hollow ataraxia』では千年かけて積み上げた、第三魔法に至る為の魔術回路とも表される。『Fate/Zero』によるとイリヤスフィール・フォン・アインツベルンに追加の魔術回路として被せることで、心臓だけでなく全身を聖杯の器として機能させる。
- 黄金でできており、万物を統べる指輪が変形した7つの孔はサーヴァントの魂を収める度に1つずつ光り出していく。人間が触ると黄金に変じてしまうため、運用は精霊や小人、ホムンクルスが行う。
- テンプル騎士団
- 聖地巡礼する信徒たちを守るために、聖職者によって結成された騎士団。
- その任務の一つに教徒や騎士の財産を管理運営するという役割もあり、信徒と十字軍が増えることに比例して、管理する財産も膨れ上がり、最終的には貸し付けも行う銀行業務へと発展し、一国の財産を預かるまでに至った。
- 巨額の負債を抱えたフランス王国は借金の帳消しと財産没収のために彼らを逮捕、拷問にかけ、借金の帳消しには成功したものの、財宝の大部分は危険を察知していた彼らに秘匿され手に入れることができなかった。
- 一説では聖杯を所有したとも、黒魔術に関わったとも言われている。
- 『Grand Order』の幕間の物語「テンプル騎士団の財宝を追え!」ではアンとメアリーが闇に消えたテンプル騎士団の財宝を捜し求めている。
- 『Prototype』におけるバーサーカーのマスター、サンクレイドはこの組織の一員。
と
- ドイツ第三帝国
- 1933年から1945年にドイツに存在していた国家。通称「ナチスドイツ」。
- 投影六拍
- 無限の剣製による投影の理屈。創造理念(どのようないとで)、基本骨子(なにをめざし)、構成材質(なにをつかい)、製作技術(なにをみがき)、成長経験(なにをおもい)、蓄積年月(なにをかさねたか)。これを追想(トレース)することで、より高度な複製を可能とする。
- 【関連項目】衛宮士郎、エミヤ、無銘、クロエ・フォン・アインツベルン
- ドゥ・スタリオンⅡ
- 謎のヒロインXの愛機である宇宙船。謎の通信装置により自動的に援護射撃を行う。
- 物凄いオーパーツで、資産価値にするとイングランド位あるらしい。霊基強化装置、通称『アダム・カドモン』と呼ばれるカプセルが備え付けてある。
- 動力源は夢のクリーンエネルギーである超粒子「アルトリウム」。トランGスター、バンノウレンズ、シンクウカーンなどののパーツが存在する。
- 概念礼装を強化する不思議なエネルギーが満ちている謎の物質が宇宙船からこぼれ落ちている。
- 遠坂家
- 冬木の管理者の家。キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグに宿賃代わりに少し筋を見てもらい、宝石剣の設計図を宿題として残された。
- 武術で根源に至ろうとしたが、マキリとアインツベルンに勧誘され聖杯戦争を行う場所を提供した。
- 遠坂邸
- 冬木市にある遠坂凛の自宅。西洋建築の館で丘の頂上に立っており、周囲一帯も遠坂の地所となっている。冬木で2番目に格高い霊脈で、遠坂は代々この地から冬木の魔術師達を束ねてきた。
- 第二次聖杯戦争での聖杯召喚地。
- 遠坂マネーイズパワーシステム
- 別名、遠坂ATM。お金を払えば道をふさぐエネミーが弱体化される悪魔のシステム。凛の、凛による、凛のための集金制度。主人公 (EXTRA)からひたすらサクラメントをかっぱぐために作られたループシステム[出 2]。
- このシステムに囚われた者は凛が作った職場で、凛のために働き、凛の預金を積み上げていく。そもそも第一階層は凛なので、その中で『お金を稼ぐ』行為そのものが矛盾している。攻性プログラムは凛の心を切り崩して作られたもので、プログラムを破壊するとサクラメントに変換されるが、それは元々凛の『心の貯金』である[出 2]。どれだけ主人公が攻性プログラムを破壊し、小銭に変換し、遠坂ATMに振り込んだところで凛の得るサクラメント総量は全く変わらない[出 3]。凛が求める金額は既に凛の中にあるわけである。このあたりのおかしさに気付いていないあたり、欲身凛の迷走っぷりが伺える。実際の所、お金が欲しいのか、ワガママを聞いてほしいのか。[出 4]。
- ちなみに指定された金額を振り込まなくてもボスは倒せる。[注 1]その場合、「チート!チートしてんじゃない!?」と女王様の反応がちょっと面白い[出 4]。
- それはそれとして労働は尊いもの。面倒臭がらずに攻性プログラムを倒していくのが正道。くれぐれもハーウェイトイチシステムに頼ってはいけない。ハーウェイトイチシステムに頼ると、某騎士に鬼のような取立てをされる。
- トゥリファス
- 聖杯大戦の舞台となったルーマニアの小都市。
- ドールズ
- エインズワース家の使役する兵隊。『概念置換』を使い「死者の人格を人形と置換することによる擬似的な死者蘇生」を行われた人形。
- 【関連項目】エインズワース家
- トールダークマターチョココスモキャラメルウィズダークチョコソースエクストラホイップエクストラグラビティ
- 謎のヒロインX〔オルタ〕がバレンタインイベントで渡したチョコの名称……だと思われるもの。スペースバックスのメニュー。
- なお二度目はこれとは別の名前を言っていた。どちらが本当なのかは不明。
- 特異点
- 魔術王ソロモンが人理定礎を掻き乱すことで誕生した「間違った歴史」。
- 特撮
- 特殊な撮影からなる魔力の意味。
- 時計塔
- 魔術協会における三大部門の一角。倫敦は大英博物館を拠点とする、現在の魔術協会の総本部。
- 作中で用いられる魔術協会という呼称は、特に注釈がない限りほぼこの時計塔のことを指す。
- 【関連項目】魔術協会、魔術
- ドジソン
- 「ルイス・キャロル」としてよく知られている人物。SPRの支持者。本職は数学者であるが、肖像や詩などの芸術に遊ぶうち、執筆した児童小説、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』で作家として有名になった。
- ありすが彼の児童書を好んだため、これらは彼女のサーヴァント、ナーサリー・ライムのモチーフとなっている。
- また、同じく久遠寺有珠の母も彼の作品を好んだため、彼女が先代から引き継いだ魔女の遺産(プロイキッシャー)の一部は彼女の手によりドジソンの作品をモチーフとしたものにアレンジされ、後に遺されている。
- アレンジされたプロイキッシャーの中でも月の油(フラットスナーク)と薔薇の猟犬(ワンダースナッチ)は橋の巨人(テムズトロル)も含めてグレートスリーと呼称され、それら全てが第一に関わるものとして大変な価値を持っている。
- トップ・サーヴァント
- 大英雄として広く伝わる英雄の中の英雄、または通常の七分類とは異なる特殊クラスで召喚された英傑。トップサーヴァントは7騎と明言されている。
- ドライヴスキル
- 『Fate/EXTELLA LINK』で追加されたシステム。ムーンドライヴ中に任意で発動できるスキルであり、宝具の力の一部を解放し、周囲の敵を一気に殲滅する。ただし発動と引き換えにムーンドライヴ状態が終了する。任意のタイミングで発動できるため、終了直前まで粘ってから発動という手もある。
- 虎聖杯
- 虎のマークが付いた虎縞の水筒。一応魔力的には聖杯レベルのものがある。
- 分割や修復が可能な上、魔力を使い切らない限り何度でも願望機として機能することが続編で判明する。
- ただし、聖杯のように何でもかんでも願いを叶える訳ではなく、日常レベルの願いを叶えるのが限界の模様(それでも、魔術礼装としては破格の能力)。『タイころアッパー』では別の並行世界の人物を冬木市に呼び寄せたりもしている。
- 虎聖杯であると明言はされていないが、「虎の魔法瓶」というアイテムが『Fate/EXTRA』にも登場し、両儀式をムーンセルに召喚した。
- トンプソン・コンテンダー
- 衛宮切嗣が扱う銃器の中で唯一の魔術礼装。起源弾を放つために使用する、トンプソン/センター・アームズ社が開発した単発式ハンティング・ピストル。
- 非常に単純な構造で、銃身を交換することで拳銃弾からライフル弾まで様々な弾種に対応できる。
- コンテンダー(競技者)の名の通り、本来は競技スポーツ用の拳銃。威力・命中精度ともに優れるライフル弾を使用できることで人気を博した。
- 撃つ度に排莢と再装填を手動で行わなければならず、実戦には向かないが、切嗣は拳銃として携行できる最大火力を求めてこの銃を採用した。
- 正規品は.30-06スプリングフィールド弾には対応していない為、銃身を魔術的行程で鍛造してライフリングにも細工した物に交換し、撃針にも魔術的に手を加えている。
に
- 肉体
- 知覚される事のない習慣である『肉体(本能)』。物質界に形あるモノとして存在する。しかしこれだけでは動物も人間も機械と相違ない。
- 日本
- 極東にある島国。権能によって出来た国。
- 日本三大化生
- 日本における、強大な力を持つ三体の化生を指す呼称。玉藻の前が日本三大化生の一人であることについて言及されているものの、残りの二人については不明。
- 一般的に日本三大妖怪として挙げられる大嶽丸、酒呑童子、玉藻前が、そのまま日本三大化生である可能性もある。
- ニャントマッスル大砲
- ネコアルクが持ち出してきた超兵器。適当なマッスルを込めて撃ち込めば撃つ前から当たることが決まっている的に狙った場所に必ず当たるとか。
- 胡散臭いことこの上ないが、設計思想は似て非なるがレイシフトに近いとか。
- 移動に際しては虚数空間を介しているようで、後に『Fate/Grand Order』第二部序章で登場したゼロセイルを行う「ペーパームーン」と移動方法が似ている事が指摘されている。
- ラニ=Ⅷ曰く、構造は極めてシンプルかつエレガントだが挙動は屈折して予測不能で、根源を識りアトラスの業に近い技術を持つ人物による産物だとか。レフの反応からすると、カルデアの関係者か、あるいは彼が関わっているのだろうか。
ね
- ネイキッドイアソン
- イアソンワールド・ジャパンの人形。自意識過剰が極まって、まわりすべてを壊さないと気が済まない。
- 死霊魔術
- ネクロマンシー。読んで字のごとく死体と共に発展してきた魔術。
- 会得する者は先ず、己の「死」を見つめる所から修練を開始する。自分自身に幻術をかけ、肉体が腐乱していく様を幾度となく観察する。そして鏡越しに見ていた自分が朽ち果てていく姿から「死」を見つめ、「死」を抱き、命が「死」と共にある事を知り、最終的に「死」を統べることを目標とする。
- シンプルな用途としては死者を食屍鬼に作り変え、死体を継ぎ接ぎして生み出した怪物を蘇生させて使役する。この魔術を操る獅子劫界離は魔術使いとして研鑽を積んでおり、魔術師の死体や魔獣の屍から礼装を作り出す。
- 元々、この魔術は研究する上でも大量の死体を必要とし、一流の死霊魔術師は革命やクーデターで大量虐殺が行われると狂喜乱舞して死体を掻き集める事が宿命と言われ、古来から常に戦場で危険と共に在ったとされる。
- ネコ二十七キャット
- 死徒二十七祖とは別に太古から活動している謎のクリーチャーアライアンス。グレートキャッツビレッジのネコ精霊たちの頂点に立つネコたち。
- 『AATM』の時点で空席は24あったが、わるい由紀香、きれいな蒔寺、ヘンな氷室が加入した。一番下っ端のネコアルク・バブルスはリストラ予定。
- 『TYPE-MOON Fes. オフィシャルパンフレット』では番外も含めて23匹。
の
- ノウブルカラー
- 特例。魔術協会における、生まれ持った特殊な資質に対する呼称。魔術回路の働きが天体運営に近い(通常は地殻流動に近い)。
- 主に「魔眼」持ちに与えられており、志貴の直死やライダーの石化のように、先天的に他者への運命干渉が可能である強力な魔眼は確実にノウブルカラー。「主に」とされるように、「先天的な資質」が該当するのであって、魔眼だけが対象ではない。厳密な意味では魔眼のカテゴリから外れる直死の魔眼でも、ノウブルカラーである。
- 【関連項目】魔術協会、魔眼、直死の魔眼
- 貴い幻想
- ノウブル・ファンタズム。宝具のこと。
- NPゲージ
- 宝具カードを使用するために必要な、各サーヴァントごとに管理されるゲージ。100%以上になることで宝具カードが解禁され、使用すると0%になる(100%を上回る端数がいくら存在しても0%になる)。
- なお、敵には存在せず、代わりにターン経過ごとに1増えて規定数になると宝具やチャージ攻撃が可能になるチャージゲージが存在する。
脚注
注釈
- ↑ 二周目以降(レベル、行動パターンの開示)はもちろん一周目でも(パターンを読めれば)普通に打倒が可能