宇津見エリセ (Grand Order)
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ランサー | |
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真名 | 宇津見エリセ |
読み | うつみ - |
外国語表記 | Utsumi Erice |
性別 | 女性 |
身長 | 158cm |
体重 | 48kg |
好きな物 | 静かな環境 |
苦手な物 | 英霊を愚弄する人 |
出典 | Fate/Requiem |
地域 | 日本・モザイク市《秋葉原》、《新宿》 |
属性 | 秩序・中庸 |
副属性 | 人 |
一人称 | 私 |
二人称 | キミ(君)/アナタ |
三人称 | ○○さん/○○様/○○(名前呼び捨て) |
声優 | 鬼頭明里 |
デザイン | NOCO |
設定作成 | 星空めてお |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
「槍兵」のサーヴァント。『Fate/Grand Order』における宇津見エリセ。
- 略歴
- 『「Fate/Requiem」 盤上遊戯黙示録』に登場。
- ルイ十七世関連の罪の意識から準サーヴァントと化し、特異点を形成してしまうがそれに気づかず事態を解決しようと空回りすることになる。
- 一緒にいたボイジャーが彼女を救うべくカルデアに助けを求め、主人公らが訪れた際にも過剰なまでに敵対するが、黒いマリーから真相を教えられて絶望。
- 黒いマリーの言うがままになろうとしたがカルデア一行の尽力で解決し、自分の道を見つめなおすことができた。
- 人物
- 古代日本風の服装の少女。本来の彼女は現代人だが、準サーヴァント化した際にこの姿になったとのこと。
- 原作でも未熟な言動が目立ったが初登場したイベント時にはそれが輪をかけて酷くなっており、主人公やカルデアを一方的に悪の組織と決めつけて抗弁には耳を貸さず、周りを異常と思える自分だけが事態を解決できると思い込んで攻撃的な言動を繰り返す、悪い意味で「年相応に思春期」な性格をしていた[注 1]。
- これらの豹変は初めてのサーヴァントであったボイジャーが行方不明なことと、普段なら過激な言動を諫めるカリンが居ないことが多分に影響しているようで、カルデアで召喚された際には多少は落ち着いた性格になっている。
- もともと英霊に対して思い入れが強かったためかかなりの博物館オタク。下記のようにシバの女王の幕間の物語「三匹のジンのレポート」では露骨に興味を示し、水着霊基でのバレンタインシナリオは丸ごと博物館関連のネタになっている。
- 能力
- 『Fate/Requiem』同様、邪霊による攻撃を得意としている。
- また、ランサー化した影響で手に入れた鉾での攻撃もできるようになっているが、これが何に由来しているのかは明言されていない。
別クラス / バリエーション[編集 | ソースを編集]
アヴェンジャー[編集 | ソースを編集]
スカサハ=スカディによって水着霊基に変換し、アヴェンジャークラスになった宇津見エリセ。
詳細は『宇津見エリセ〔アヴェンジャー〕』を参照。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランサー | 主人公 (Grand Order) | C | C | B | C | E | B | 対魔力(霊):B+ 騎乗:C+ 単独行動:B 神性:E |
巫邪霊媒:A 魔弾の射手(模造):B 死神:B |
宝具[編集 | ソースを編集]
- 天遡鉾(アメノサカホコ)
- ランク:B
種別:対霊宝具
レンジ:1~14
最大捕捉:1000人 - 大神・伊邪那岐と伊邪那美による"国産み"を逆転再現する忌まわしき祭事。
- 冥神の力を継承するエリセが、準サーヴァント化により獲得した独自の魔術。
- 神造祭器"天沼矛"のレプリカで時空をかきまぜ、その構造を推定演算し、対象空間を包有する構造、質量、意味、縁の全てを原初の混沌へおくり還す。
- サーヴァントが対象となる際はその霊基構造を解消、切断する。エントロピー逆転の黄泉返し。
- 『Grand Order』では 「敵全体に低確率で即死<オーバーチャージで確率アップ>&強力な攻撃[Lv]&防御強化状態を解除」 という効果のArts宝具。
真名:宇津見エリセ[編集 | ソースを編集]
- カルデアの歩みとは異なる未来史において、臨海都市≪秋葉原≫に暮らす14歳の少女。
- 人類の心臓に「聖杯」が与えられたその世界において、ただ一人「聖杯」を持つことが許されなかった人間。
- 生まれつき悪霊に憑かれる体質で、自身に取り憑いた邪霊の力を使役し、違法なはぐれサーヴァントを狩る夜警(ナイトウォッチ)の仕事を請け負っていた。
- その苛烈な仕事ぶりをして、一部の人々やサーヴァントたちからは“死神”と呼ばれて疎まれ、恐れられていた。
- サーヴァントとして成立するにあたり、準サーヴァント化している。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『「Fate/Requiem」 盤上遊戯黙示録』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- ボイジャー
- 自分のサーヴァントだった少年。自分自身もサーヴァントになり、マスターとサーヴァントと言う関係で無くなってからも、変わらずお互いを大切に思う間柄。
- 当初主人公を敵視し敵対していたのも、一番の理由は「世界中の人間がパートナーとしてサーヴァントを召喚しているRequiem世界において、ずっとサーヴァントを持てないことをコンプレックスに生きてきたエリセがやっと召喚できた自分のサーヴァントであるボイジャーを取られてしまったから」と言うものだった。
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアに所属するマスター。当初は激しく敵視しており、幾度も戦いを挑んだ。
- カルデアに来てからは誤解が解けて和解したが、魔術関係者らしくないメンタルについては喜ばしく思うものの忠告してくれる。
- 黒いマリー
- 自身のルイ十七世への罪悪感を核に、邪霊が形を成した存在。
- 飲み込まれる寸前まで行ったが、カルデア一行の尽力により邪霊とは離れられないものの決別を告げた。
- イアソン、アタランテ
- 『「Fate/Requiem」 盤上遊戯黙示録』で縁のあったサーヴァント。
- 主人公への対抗策として呼び出すが、いつも通りのやりとりに呆れてしまう。
- フランシス・ドレイク
- モザイク市にいたときから興味があったサーヴァント。女性だったことについてはかなり意外だった模様。
- ランスロット〔セイバー〕
- アレな知り合いの父親ということで、その性格と強さにある意味納得している模様。
- カレン・C・オルテンシア
- 『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で共演。当然ながら、かつての恩師を思い出した。
- 「体質を利用して悪霊を誘い出す誘蛾灯に使用する」という外道な行為についても呆れつつも流した。
- とはいえ、「はいてないクイーン」を襲名させられそうになったことについては「穿いてますから!」と抗議した。
- また、汎人類史におけるバレンタインの風習については彼女に出鱈目を吹き込まれまくったようである。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、クロエ・フォン・アインツベルン 、美遊・エーデルフェルト
- 『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で共演。一緒に行動していた。
- なお、アーチャーの方のイリヤの「子供」の対象に入るように、彼女達との年齢差は3歳しかない。
- シバの女王
- 彼女の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて、彼女が提示した美術品目録に夢中になり、危うくリボ払いで購入しそうになってしまった。
- ナポレオン
- シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて、上記のやり取りの直後に助け舟を出され、美術品の楽しみ方のレクチャーを受けることになった。
- 「ボナパルト」と呼んでおり、もうちょっと背の低いライダークラスの彼の事を知っているとのこと。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fae/Grand Order[編集 | ソースを編集]
イベント[編集 | ソースを編集]
- 「はぁ……慣れない業務でメッチャ疲れた。戦ってた方がよっぽど楽だ……。
ホットコーヒーでも淹れようかな。カルデアの魔術師さんは、なんにする?
……オーケー、ホットデスソースだね?
……冗談だよ。冗談だってば! ねえ、ちょっと!」 - 『「Fate/Requiem」 盤上遊戯黙示録』でのショップ台詞。
- 辛い物好きなのは原作でも語られていたが、これはさすがにドン引きである[注 2]。本人は冗談だと言ってはいるが……
- 「ピクニックに行くんじゃないんだから、余計な物は持っていかないで。
……え? これ? これは……十秒で飲めるゼリー・激辛麻婆味。戦闘中の魔力補給に最適」 - 同上。
- 上記のホットデスソースは冗談かもしれないが、こちらはマジなようである。ボイジャーが苦言を呈するのも無理はない。
- 「これでも私、秋葉原では結構稼いでたんだ。並大抵の呪具やら古代遺物だったら、自分で手にした事が……
うわ、何コレ。嘘でしょ? カルデアこわ。こわ~……」 - 同上。
- 忘れがちだが、サーヴァントの強化に使用するのはどれも魔術的に貴重な素材であることを思い出させてくれる言葉である。前にショップ店員をしていたケイネス先生であればもう少し見慣れているのであろうが。
- 「ああ、また来たんだ。もう閉店の……
ん? 私の宝具の口上をフルで聞かせて欲しい? って、そんなサービス扱ってないよ?……う~ん、しょうがないな。んん、
『芦原をなずさう虚ろ船。これなるは我が臍の緒、黄泉大神の器の沼鉾。さ迷える御霊を言寄せ、解き賜わん。千人の帰泉は神代よりの約定なれば──いざや掻き鳴らせ、天遡鉾!! ……こおろこおろ、こおろこおろ』
……ちょ、拍手とかはいいから!」 - 同上。閉店時。
- 宝具使用時のセリフもかなり長いが。正式な詠唱も非常に長い。そしてやはりイザナミの関係者であることがわかる。
- 「───だから実は興味があって。よければさ、
摸擬戦 ……をさせてもらえないかな?」
「えっと……まずはチョコを咥えて、全裸になって、自分の体をリボンで丁重にラッピング……する?」
「───というのは、か、かなり特殊な例なの? し、知ってた。勿論、しってましたぁ。じゃ、じゃあ、」
「一枚の板チョコを二人で両端からねぶっていってぇ……涎を我慢した方が勝ちのチョコレートゲーム……」
「て、いうのも、そ、そうだね、フィクション! フィクションだよね。そんなのあるわけないものね。」 - 自身のバレンタインシナリオにて。
- 知識はあるが経験がないため、バレンタインの歴史を学びたいと、戦いに見立てて取り組もうとする真面目なエリセだが……主人公の反応を見て慌てふためく。
- 他にも「歳の数だけベッドに麦チョコを撒いて描く」 「下着に隠した場所を探るチョコ当てゲーム」など、小悪魔な先生にでたらめなバレンタインの贈り物を教えられていたことがわかる。
- 騙されたとはいえ、マスターが男であろうと女であろうとかなり大胆な摸擬戦である。マスターのことを信頼しているのか、あるいは純粋すぎてから回りをしてしまったのか…。ちなみにこのあと、マスターに「こちらの歴史では初耳」と伝えられるが、恥ずかしさのあまりかあやうく座に還りそうになってしまった。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 初登場イベント『「Fate/Requiem」盤上黙示録遊戯』における状況は「世界からただ一人爪弾きにされていた所で漸く現れてくれたサーヴァントが元より嫌っている魔術師の組織についている」「気が付くと街が豹変しており、知人が皆消えてしまっていたところに怪しげな組織が現れる」「自分がサーヴァントになったなど容易には信じられない事態が起こっている(そもそも人間がサーヴァントになるなどといった事例を「あーはいはいいつものね」で済ませられるカルデアのメンツ(プレイヤー)が異常とも言える)」等、本人からすれば混乱して当然と言える状況なのだが、彼女のバックボーンを知らないカルデアの面々(やFGOプレイヤー)には快く映らなかった様子。
- イベントの期間中、TYPE-MOONコミックエースのサイト上で『Fate/Requiem』1巻が無料公開されるというフォローは行われていた。
- 後のイベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』では、「自分のサーヴァントが盗られると早とちりして敵対した」と盛大に弄られる羽目に。
- 彼女のマイルーム会話は、主人公に対して呼びかける二人称の部分は主人公の性別によって「キミ」「貴方」と変化するようになっている。変わるのは二人称の部分だけでセリフの内容自体は同じだが、これらは全て別ボイスとして別枠収録されているため、エリセは他のサーヴァントに比べてマイルーム会話の数が1.5倍くらいある。
- イベント『「Fate/Requiem」 盤上遊戯黙示録』にて、ミッションをすべてクリアした際に聞けるボイス内で「頑張っている人を軽んじていた自分を変えてくれた人物がいた」として恐らく原作第1巻におけるカリンとの衝突を話題に挙げているが、当時のエリセは(カリンの言い分に一時圧されたものの)聖杯トーナメントに対する考えを変えた訳ではないようで、その旨は原作2巻でも語られている。一体彼女はどの時点のエリセなのだろうか。
- カルデアに対してはいろいろと思うところがあったようだが、彼女が加わってから最初のイベントがよりにもよって『水着剣豪七色勝負』の復刻版。「水着サーヴァント」「チェイテピラミッド姫路城」「特異点で好き勝手するサーヴァント達」「聖杯でうどんを食べるサーヴァント」「そもそも特異点の原因がカルデア関係者」というトンチキイベントの属性てんこ盛りの代物である。サーヴァントを悪用どころか、サーヴァントにいつも振り回されているカルデアの有様を見て彼女は何を思うのだろうか。
そして、当のエリセ自身がカルデアを散々振り回したサーヴァントの1人である。- チェイテピラミッド姫路城については後日映像で見たようだが、『アキハバラ・エクスプロージョン!』で語った際には「記憶に焼き付くレベルのミーム汚染」と強烈に印象に残ってしまったようである。
- 古代日本を思わせる格好をしていること、天遡鉾を宝具として使用すること、冥神の力を継いでいるという記述があることから、日本神話のイザナミとの関係が推測される。
- 『Fate/Requiem』で言及された母親の名前が「ナミ」であることや宝具の演出で船が出てくることから、一時はイザナミの最初の子供である「ヒルコ」ではないかとも推測されていた。…が、「母親は同じとしても父親がイザナギではない」「少なくとも手足の形状異常、最悪人の形をしていなかったと思われるヒルコと、フィジカル的には健康優良児に見えるエリセとのイメージが剥離している」等の要素が重なり、この説は下火となっている。
- また、他にヒルコであることが示唆されている存在としてお竜が登場しているが、こちらの方はぐだぐだ時空のみにおける存在なので、エリセとどちらもヒルコである可能性もある。
- 下着は褌のみ、体の前後に垂らした布を首と腰で結わえただけという、横から見るとほとんど丸見えの霊衣が話題となった。この危険なファッションセンスは先生の影響か。
- なお、絵面的に言うとトップレスビキニにチュニックを合わせたようにも見え、実のところ先述の『水着剣豪七番勝負』に放り込んでもほとんど違和感が無かったりする。
- 彼女曰く、古代日本の貫頭衣をベースにいろいろ改造した結果とのこと。つまり、純粋に彼女自身のセンスである。
- 上記のように原作以上に辛いものに傾倒しているような言動であるが、実際にバレンタインシナリオでプレゼントしてくれるものは、キャロライナリーパー99%の超絶激辛チョコ[注 3]。おまけにこれを「ふつうの友チョコ」として渡してくれる。「サプライズチョコ」ではなく。
- なお、キャロライナリーパーを含有するチョコは普通に市販されているが、スパイスの香りを楽しむためにごく微量含まれるだけか、あるいは食べた人を驚かせるサプライズチョコとしてである。
- 主人公と立場が近く、マスター経験があり、明白に年下ということで、一部のプレイヤーの間では「後輩(真)」などと「後輩(偽)」と比較して呼ばれている。
- 他にも「エリち」とあだ名で呼ばれることが多い。アヴェンジャークラスの彼女の言動を参考にすると、カルデアでも主人公からその名前で呼ばれているようである。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]