松永弾正

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バーサーカー
真名 松永弾正
読み まつなが だんじょう
本名 松永久秀
愛称 爆弾正
性別 女性[注 1]
属性 混沌・善
副属性
声優 若山詩音[出 1]
デザイン 武内崇[出 2]
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント

略歴
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』で登場。
特異点で皇都神剣組の幹部として登場し、リーダーの近藤勇をサポートしつつ、天敵であると同時に計画のキーでもある魔王信長を捕えるなど暗躍していた。
実のところ特異点を形成したのも彼女であり、近藤をリーダーとしていたのも彼の望みを叶えつつ「絶対的な王として彼をマガツヒノカミの力を振るうマガツヒトノカミとする」という目的であった。
だが近藤が土壇場で沖田総司土方歳三を殺せずに心が折れてしまったことで彼を見限り、セカンドプランとして藤堂平助をマガツヒトノカミとするも勝海舟の宝具と近藤の手によって藤堂が救出されて絆されてしまったためにこれも頓挫。
一番やりたくなかった手段として自身がマガツヒトノカミになるも、近藤の宝具「誠の旗」によって召集された新選組によって時間を稼がれている間に河上彦斎の宝具を受けて敗北を喫した。
……と思われていたがおまけシナリオで魔王信長がマガツヒノカミとバグじみた反応を起こしてマガツヒノカミが増殖してしまったために「特異点ごとカルデア一行を自分もろとも爆破する」という展開を立ち上げるもこれも頓挫した。
人物
紅白の髪をした露出度の高い服装をした少女。
見た目通りのギャルギャルしいノリで変顔をしながらハイテンションで捲し立てる、まさに「メスガキ」と言うべき性格。
なお生前はれっきとした男性であり、最期が爆死だったのをいいことに「せっかくだから召喚される際には女性になってみよう」とばかりにバ美肉[注 2]した結果こうなったとのこと。
史実では「乱世の梟雄」と呼ばれるくらいに裏切りを繰り返した人物だが、実際のところは主に対して「絶対的な王」としての理想を押し付けすぎなところがあり、結果として見限るのを繰り返した結果そうなった模様。
信長からは「人間はお前の理想に叶うほど自分に厳しくは生きられないし、出来る者がいたとしてもそれは人ではない」と称されており、本人もそれを自覚した上で「神を王とする」という結論に至った。
能力
史実でネタにされている最期のように、爆発を使用した戦闘を行う。手に持つ大筒らしき物から砲撃する事も。
二条城付近に城塞を築いたり、その中に本能寺を模した信長を捕獲するトラップを作り出したりと高い改造技術を持っており、藤堂平助の義手と義足もメンテナンスしていた。
特異点では信長と自身の歴史上における立ち位置を入れ替えた事で、織田家を召喚していた。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー なし ? ? ? ? ? ? ?

宝具[編集 | ソースを編集]

不明。
戦闘でのチャージ攻撃では平蜘蛛を抱えて相手に特攻して爆発する攻撃を行う。

真名:松永弾正[編集 | ソースを編集]

戦国時代に近畿地方で活躍した戦国武将。本名は松永久秀。
多くの武将に仕えたが、最後に仕えた信長に対する裏切りを繰り返し、最期は信貴山城で名物茶器「古天明平蜘蛛」に火薬を詰めて諸共に爆死したとされている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO』にて、NPCとして登場。
専用ボイスや戦闘モーションもあったが、プレイアブルキャラとしては実装されなかった[注 3]

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

近藤勇
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』における皇都神剣組のリーダー。
彼の望みを叶えつつ自分の望みも叶えようとサポートしていたが、意志が挫けたため見限った。
最終決戦時には彼の宝具「誠の旗」で時間を稼がれ、やられる原因の一つになってしまった。
おまけシナリオでは勝の計らいによって、筋を通そうと彼と藤堂に味方される。
藤堂平助
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』における皇都神剣組のメンバー。
彼の義手と義足をメンテナンスしたり、『ぐだぐだ超五稜郭』における伊東甲子太郎の復讐をわざと見せるなど、期待を寄せていた様子。
上記の近藤が頓挫した結果彼をマガツヒトノカミとするプランに切り替えたが、最終的にそちらも頓挫した。
マガツヒノカミ
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』において利用していた神。
魔王信長の神殺しの力で「殺して」力を誰かに取りつかせてマガツヒトノカミにしようとしていた。
魔王信長
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』において捕えた相手であり、生前の主君。
彼女に暴れられると計画がご破算になるという危惧と、マガツヒノカミを「殺す」ために彼女の力が必要になるという点、特異点内にて歴史上の織田信長と松永弾正の立ち位置を入れ替えパワーアップするため、コントロールしようとしていた。
しかし「一部の霊基を切り離す」という手には気づかず、アーチャーの彼女がカルデアに合流する事を許してしまった。
生前は彼女に攻め入られたとされているが、気に入らなかったキンカンについて忠告しており、捕らえた際にも一緒に写真を撮るなど、仲はそこまで悪くない模様。
また、女性で大名をやっていた彼女の気持ちが気になっていたらしい。
河上彦斎
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』で敵対した相手。
「たかが神秘の薄くなった時代の人斬り」と軽視していたが、最終的にその人知を超えた能力で野望を挫かれる結果となった。
坂本龍馬〔ランサー〕
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』で出会った相手。
天逆鉾とお竜さんという規格外の持ち物から、高天原の神の一柱かとドン引きしていた。
森長可謎の蘭丸X
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、龍馬らに仕向けたサーヴァント。
自身の歴史上の立ち位置を信長と入れ替えた事で、織田の家臣であった彼らを召喚した。
高杉晋作
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』のおまけシナリオで出会った相手。
彼からアラハバキの技術の提供を受け、マガツヒノカミを利用する参考にしようとしていた。
なお「絶対的な統治者を生み出してどうしようもない人間を統べさせる」という目的を抱えていた同士であり、全体的な色合いも似ている。
主人公 (Grand Order)
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』で敵対したマスター。
「甘ちゃん」と称する一方で、誰彼構わずに「仲間」として取り込む姿を「頭がおかしい」と呼んで警戒する。

生前[編集 | ソースを編集]

三好長慶
かつて仕えていた君主。
「日本の副王」として称えられるほどの名君だったが、身内の不幸が続くうちに心が折れてしまったと伝えられている。
弾正としても名前を出されると黙ってしまうくらいには思い入れがあった相手の模様。
実際、長慶が存命中の間は弾正は三好家の忠実な家臣として動いていた(長慶の身内を暗殺した、などの逸話は後世の軍記物の創作である)。
果心居士
史実では妻の亡霊を呼び出されたとされており、Fate世界の汎人類史では彼女の最終形態のボディは妻の姿をモデルにしたとのこと。
ぐだぐだ世界の自身と彼女との関連性については2025年10月現在では言及されていない。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

イベント[編集 | ソースを編集]

「爆・DAN・ジョー!」
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』での決め台詞。
言うまでもなく、彼女の「爆弾正」というあだ名が由来である。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 実は女性だった」「別の女性の肉体を利用している」など様々な理由がある「現実の歴史では男性だった人物が女性としてサーヴァントになっている」という事例だが、「生前は男性だったのがサーヴァントとして召喚される際に自分の意志で女性になった」というのはダ・ヴィンチに次いで二人目である。
  • イベント直前生放送ではCMに一瞬登場したのみだったが、腰に下げていた平蜘蛛でプレイヤーたちからすぐに真名を看破されていた。
    • ちなみに平蜘蛛については、過去に『ぐだぐだ本能寺』で交換用のアイテムとして登場していた。
  • 潔癖症の域にまで達した「完璧な王」を求めるという思想から、一部のプレイヤーは「人の心がわからない王こそが理想」「獅子王の事は気に入るんじゃないか」と言われている。
  • 立ち絵の絵柄が武内崇氏のものであった事と、笑顔の表情差分がそっくりな事から、阿良句寧子を想起した人もいたとか。
    • また、立ち絵については、武内氏が急に自分が描くと言い出したらしい[出 2]
  • 平蜘蛛に火薬を詰めて自爆した、という壮絶な最期が有名だが、これは昭和に入ってから広まった俗説。平蜘蛛を破壊した(もしくは破壊するよう命じた)ことと、自害して果てたことをより劇的に脚色したものである。
  • 「弾正」というのは朝廷の官庁の一つである「弾正台」の所属であることを示す役職名。松永久秀は実際に朝廷から任官を受けている他、長尾景虎や織田信長も任官を受けた記録がある。また、「攻め弾正」の異名を持つ真田幸隆のように自称するケースもあった。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 生前は男性。
  2. 「バーチャル美少女受肉」といった言葉の略。一部のVTuberなど、中身は男性だがバーチャル空間では女性のアバターで活動している人物がこれにあたる。
  3. 海幸彦同様、敵として登場した際の髪の左右の色が正しかったため、最初の戦闘時にプレイアブル実装されないと感づいたプレイヤーもいたとか。

出典[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]