近藤勇
ナビゲーションに移動
検索に移動
| セイバー | |
|---|---|
| 真名 | 近藤勇 |
| 読み | こんどう いさみ |
| 性別 | 男性 |
| 身長 | 185cm |
| 体重 | 82kg |
| 好きな物 |
不明（第一再臨） 刀（第二再臨） 三国志（第三再臨） |
| 苦手な物 |
（強いて言えば）薩摩の連中（第一再臨） （強いて言えば）沢庵（第二再臨） 薩摩の初太刀[注 1]（第三再臨） |
| 出典 | 史実 |
| 地域 | 日本 |
| 属性 | 混沌・善 |
| 副属性 | 人 |
| 一人称 | 私／俺 |
| 二人称 | お前／貴様 |
| 声優 | 新垣樽助 |
| デザイン | pako |
| レア度 | ☆5 |
| 初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』では沖田総司の宝具「誠の旗」によって召喚され、共に喚び出された仲間の新選組隊士たちと共に織田信長を打倒した事が示唆されている。
- 『Fate/Grand Order』では『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて登場。
- 王を求める松永弾正によって召喚された後、彼女によって新選組の行く末と隊士たちが座に刻まれている事を知り、マガツヒノカミによって霊基を作り替えられ、新選組の呪いともいえる縁から解放しようと新選組の仲間を座から消し去ろうと、皇都神剣組の一員として行動していた。
- やがて新選組一行がカルデアから特異点にやって来た後、「裏・局中法度」スキルによって永倉新八と斎藤一を手中に収め、他の新選組メンバーも鹵獲していく。
- そして聖杯戦争を模した儀式で彼らを座から消し去り、自身の体にマガツヒノカミを下ろして「マガツヒトノカミ」になろうとするも、寸での所で沖田と土方を殺せず断念。
- その後はカルデア一行に同行し、失意の底に在ったが、ちびノブ隊長の言葉によって当初の志を思い出し、マガツヒトノカミとなった藤堂平助を救い出そうとする。
- 勝海舟の助けもあって藤堂を救い出した後、今度は弾正がマガツヒトノカミとなるも、「誠の旗」を使い新選組の皆を召喚。河上彦斎の準備が整うまで時間を稼ぎ、見事弾正の打倒に成功する。
- そして自身の羽織と聖杯、そして旗を主人公に手渡し、特異点の起点であったために自害し特異点を解消しようと一行に別れを告げた。
- しかしマガツヒノカミの残滓の影響で生き残り、今度は筋を通すために藤堂と共に弾正の味方としてカルデアと戦う。
- 人物
- 白髪を生やし、黒い衣装に身を包んだ剣士。
- マガツヒノカミの影響で生前の姿から変質しており、本人曰く性格も変化しているとの事。
- 人物像としては冷徹な部分があり、「新しいものを取り入れるのも悪くはない」との事で英語を口にする時もある。
- 再臨が進むと生前の姿である黒袴、そして浅葱の羽織へと服装が変わり、髪色も黒色となる。
- 本来の彼は落ち着いた性格であり、常識的な人物。
- 三国志や武将、刀などを好んでおり、関連する人物にはミーハーになる一面も。拳骨を口の中に入れる特技も逸話通り行えている。
- しかし生前に新選組の局長として仲間たちをむざむざ死なせたと悔い、また彼らが座に刻まれた事を新選組の呪いに囚われていると捉えるなど、悲観的な側面もある。
- 己の存在と新選組を否定し、全てに背を向けて死んだ彼は本来召喚に応じる事はない。
- 能力
- 天然理心流の宗家を継いだという事もあり、土方が敵わない程の剣の腕を持つ一方、沖田には一度も勝ったことがないと語っている。
- 第一再臨では暗黒剣のような光を放つ、愛刀・長曽根虎徹を振るうが、この光は虎徹が空気を読んで出しているらしい。
- 本来の卓越した剣技に加え、マガツヒノカミの魔力によって圧倒的な力を見せる。
- 第二・第三再臨では元の刀になった虎徹を、霊衣「白の虎徹」では青い光を放つ虎徹を振るうようになる。
ステータス[編集 | ソースを編集]
| クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| セイバー | 主人公 (Grand Order) | A | A | C | C | D | B | 対魔力：C 騎乗：C |
虎徹・BLADE：A 真打・虎徹：A 天然理心流（極）：A+ 至誠：EX 裏・局中法度：？ |
第二・第三再臨のみ「虎徹・BLADE」→「真打・虎徹」に変化。 |
宝具[編集 | ソースを編集]
- 誠の旗（まことのはた）
- ランク：B
種別：対軍宝具
レンジ：1～50
最大捕捉：1～200人 - 最終決戦宝具。新選組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ「誠」の一字を示す一振りの旗。
- 発動すると、かつてこの旗のもとに集い共に時代を駆け抜けた、新選組隊士達が一定範囲の空間内に召喚される。
- 各隊士はそれぞれが独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-ランク相当の『単独行動』スキルを有すため、近藤の旗のもとであれば短時間の間、マスター不在でも活動可能となる。
- 「我らが心に刻んだ一字……、それだけは偽りのない真実……、新選組、出陣！」
- この宝具は新選組の隊長格全員が保有しており、効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の顔ぶれや性格が、多少変化するという特性を持つ。
- しかし、近藤が使用する場合は前提から異なり、各々の隊士が自身の最高の状態で旗のもとに集うという、全員がまさに新選組最高フィーバー状態。効果時間中は沖田の病弱すら無効化する沖田さんも大勝利宝具。
- 『Grand Order』では「味方全体の〔新選組〕のQuickカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Artsカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Busterカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&弱体状態を解除+敵全体に強力な攻撃[Lv]」という効果のArts宝具。
- 『コハエースEX』では近藤が使った場合お堅い新選組が召喚されるとされていたが、『Grand Order』では上記の通り設定が変更され、実装時点でプレイアブルとなっている新選組隊士全員が召喚されている。
真名：近藤勇[編集 | ソースを編集]
- 幕末の京都を中心に活動した治安組織「新選組」の局長。
- 古流剣術・天然理心流の四代目宗家にして、試衛館道場の主でもある。
- 元は武州多摩の農民出身であったが、才覚を認められ、近藤家の養子となり、天然理心流の四代目宗家となった。その後、浪士組に参加して京に行く。のちの新選組の局長となる。池田屋事件で名をあげると、幕府に功績を認められ、正式に幕臣として取り立てられた。
- しかし王政復古などによって、時代は幕府を倒そうとする勢力へと傾き、鳥羽伏見の戦いで敗れた新選組は、江戸に移り、甲陽鎮撫隊と名を変え、甲府に向かうも敗走。
- 流山にて、ついに近藤は投降、捕縛される。近藤の処遇を巡っては新政府軍でも対立が生じたが、最終的には板橋にて斬首された。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO』にて、期間限定サーヴァントとして実装。
- 同時に、イベント内で見せた、刀身が白い虎徹を振るう簡易霊衣「白の虎徹」が実装されている。
その他[編集 | ソースを編集]
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- 沖田の宝具「誠の旗」によって、終盤に召喚された事が示唆されている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- 松永弾正
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』における召喚者。
- 彼女によって新選組の行く末を見せられ、新選組の仲間たちを座から消し去ろうとする。
- しかし途中で計画からは下りてしまい、後にカルデアと共に彼女を止めるため戦った。
- おまけシナリオでは藤堂と共に、筋を通し彼女の味方をして戦った。
- 勝海舟
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、自身が召喚したサーヴァント。
- 自身の願いに協力するという約束で召喚に応じられた事もあり、計画を完遂できなかった場合自身を殺すように頼んでいた。
- しかし実際に計画を下りた後、約束は果たされなかった。
- 物語終盤には彼の宝具「無血開城」による助力で、マガツヒノカミに囚われた藤堂を救い出した。
- ちびノブ隊長
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、ニュー新選組の隊長となっていたちびノブ。
- 彼から新人の隊士と勘違いされてしまい、武士に大事な事として「剣で困ってる人を助けること」と教えられ、初心へと立ち返り迷いを吹っ切る事ができた。
- その後も自身が新選組局長だとは気づかれておらず、隊長である彼に倣おうとしている。
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアのマスター。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では当初敵対していたが、後に彼／彼女の中に「誠」を見出す。
- 呂布奉先
- 『三国志』に登場する武将。
- 彼がカルデアに居ると聞くと、張飛・関羽・劉備のように、土方と沖田と自分とで三人がかりで挑もうとしている。
- 謎のヒロインX
- 彼女の持つ剣に興味を持ったようだが、その名前については混乱している。
- 両儀式〔セイバー〕
- 彼女の立ち居振る舞いに底知れぬものを感じ、また彼女が持つ刀をして只者ではないと見ている。
- また彼女の趣味が刀の蒐集だと聞くと、話が合いそうだとしている。
- 赤兎馬
- 『三国志』に登場する馬。
- 関羽の愛馬である彼がいると聞いて実際に会おうとしているが、主人公からは止められ、逃げられている。
生前[編集 | ソースを編集]
- 土方歳三
- 新選組副長。
- 幼馴染であり、「歳」と呼んでいる。
- 生前、彼が自身を大名にすると意気込んでいた事には喜んでいたが、その内苛烈になっていく彼の歩みを止めることは出来ず、徐々に蟠りが広がっていった。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では最後に残った彼と沖田を始末しようとするも、付き合いの長さからか刃を振り下ろす事ができなかった。
- 第二再臨では嫌いなものとして沢庵を挙げているが、その理由としては「隣に山ほど食べる男がいると、少々辟易してしまう」との事。まず間違いなく彼の事だと思われる。
- 沖田総司
- 新選組一番隊隊長。
- 試衛館時代からの付き合いで、彼女からも慕われていた。
- 『帝都聖杯奇譚』では彼女の誠の旗によって召喚されている。
- 山南敬助
- 新選組総長。
- 自身が率いた新選組が破滅した事で彼を思い悩ませており、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では芹沢に与していた。
- 生前からも、土方のやり方に皆が不満を抱いていると、新選組の今後を憂いての進言をされていた。
- カルデアでは彼に対して詫びており、また戻って来てくれて嬉しいとも声を掛けている。
- 永倉新八
- 新選組二番隊隊長。
- 自身にそのような意図はなかったが、土方が自身を持ち上げる方向性であったため、それに付き合いきれなかった彼は新選組と袂を分かった[注 2]。
- カルデアでは彼の活動写真に興味を示している。
- 斎藤一
- 新選組三番隊隊長。
- 試衛館時代からの仲で、カルデアでは彼に損な役回りをさせてしまったと反省する部分もあった模様。
- なお、一説では斬首された自身の首を土方の下へ届けた人物が彼であるとも。
- 藤堂平助
- 新選組八番隊隊長。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では彼と共に行動していたが、沖田と土方に手をかけられなかった事で見限られた。
- その後はマガツヒノカミに囚われた彼を救い出し、共に弾正へと立ち向かった。
- 原田左之助
- 新選組十番隊隊長。
- 実は幕府の密偵であったが、彼は近藤がその事を知った上で自身を使っていたようだとしている。
- カルデアでは彼が大陸に渡ったという話を聞き、それを肴に一杯やろうとしている。
- 芹沢鴨
- 新選組初代局長。
- 彼の暗殺の事は予め土方から聞いていた模様。近藤自身は芹沢の強さを認めており、そこまで悪感情は抱いていない様子。
- カルデアでは沖田から主人公が彼に会った事があると聞き、その時の事を聞いているが、突如邪馬台国が出てきたために困惑している。
- なお、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では彼から思想がない事を指摘されていたが、その評は的を射ていたと言えよう。
- 伊東甲子太郎
- 新選組の参謀兼文学師範。
- 途中合流した彼にも新選組のやり方を分かってもらうつもりでいたようだが、後に脱退され、結局土方らによって暗殺されてしまった。
- なお『ぐだぐだ超五稜郭』では彼から言及され、同情されている事から悪感情は抱かれていない模様。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
戦闘[編集 | ソースを編集]
- 「今宵の虎徹は血に飢えている」
- 戦闘開始1（第二再臨）。
- 下記のメモ欄にある通り、創作等で有名な近藤の台詞。
- この台詞についての言及は多く、第三再臨ではそれに絡めた冗談を発している。
- 沖田総司「一番隊、ここに」
永倉新八「二番隊、行けんぜ！」
斎藤一「三番隊、同じく」
原田左之助「うす」
藤堂平助「ああ」
山南敬助「お任せを」
土方歳三「新選組！出るぞ！！」
近藤勇「いざ！『誠の旗』の下に！！」 - 第二・第三再臨時の宝具使用。
- 「誠の旗」の下に集ったかつての仲間達による一斉攻撃。
- 沖田総司「First unit.」
永倉新八「Second unit！」
斎藤一「Third unit, ready.」
原田左之助「Got it.」
藤堂平助「Yeah.」
山南敬助「Leave it to me.」
土方歳三「Shinsengumi！ Draw your sword！！」
近藤勇「Band together beneath the banner of our truth！」 - 第一再臨時の宝具使用。……なお、北米版ではなく日本語版。
- 上記のように第一再臨時にはテンションが高く英語にも理解を示しているのだが、まさかの全員英語での詠唱。
- 洋学を学んでいた藤堂が流暢だったり、土方が物凄く日本人的な棒読み英語（所謂カタカナ英語）だったりと演技も細かくなっている。
マイルーム[編集 | ソースを編集]
- 「ぐぅっ……マガツヒが暴れている！」
- 第一再臨時のレベルアップ時。
- 確かに霊基にマガツヒノカミが組み込まれているため言っていることは間違っていないのかもしれないが、容貌や普段の言動も相まってどうにも邪気眼的なアレな印象を与えている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 史実の近藤勇は写真にもあるように豪傑であるが、FGOにおける姿は優男風だったため、プレイヤーは驚かされることになった。
- また、第一再臨の姿は「黒の剣士」として先行して登場していたものの、当初近藤勇だとは判明していなかったため、様々な憶測が立てられていた。
- イベント中盤で本来の近藤の姿が明かされ、黒の剣士も近藤であると判明したが、それまでは上記のような史実の印象や、逸話として残っていた「口の中に拳骨を入れる特技」ができなさそうという点から、近藤ではないとする意見もあった。
- この「口の中に拳骨を入れる特技」については元々武将である加藤清正の特技とされており、彼に憧れた近藤が真似して時々していたらしい。マイルームボイスでも言及してやってみせようとするし、第三再臨の浅葱の羽織姿ではスキルモーションで実際にやっていると思しき描写がある。
- 第三再臨の浅葱の羽織姿は肩のファー部分と色合いから、プレイヤーにはポケモンのチルタリスに似ているとして話題になった。それに合わせて第一再臨の「黒の剣士」姿は色合いからルガルガン（まよなかのすがた）に似ているとも。
- 創作にて「今宵の虎徹は血に飢えている」という台詞があるためか、長曽祢虎徹と血に関連した台詞が幾つかある。また、この台詞自体も戦闘で発している。
- なお、諸説あるものの近藤が所持していた虎徹は、贋作であったというのが現在の通説である。
- 子母澤寛の小説『新選組異聞』では、近藤の刀は虎徹と作風が似ている江戸三作が一つ、山浦清麿（源清麿）の刀に手を加えて偽造したものを、江戸の刀屋が虎徹と称して近藤に売りつけた贋作とされている。とはいえ、この山浦清磨も当代屈指の刀匠であり、その真作はめったに市場に出ない。なんならモノによっては虎徹よりも値が付く。
- 演者である新垣樽助氏は、『刀剣乱舞』にて長曽祢虎徹を演じており、キャスティングにはその辺りの事情も絡んでいるのかもしれない。ちなみにこの長曽祢は、ゲーム上において前述の通り贋作という扱い[注 3]である。
- 史実においては調子に乗りやすい性格であったらしく、池田屋事件後に増長しすぎたことを受け、永倉、斎藤、原田を含めた6名が近藤の横暴を纏めた非行五ヶ条を会津藩に提出する事態を招いている。
- 保有スキルの一つ「至誠」はゲーム内において「味方全体に〔新選組〕特性を付与」という効果があり、少し前に実装された敵味方をイリヤ化する巫女とは異なって「浅葱の羽織を着せる」という穏やかな方向にユーザーからは解釈されている。
- SNS上では、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』等の作者である三田誠氏の名前にあやかり、氏の著作を触媒として近藤の召喚を試みるプレイヤーが複数見られた。
- 三田氏本人の反応としては「「誠」の悪用じゃない？！」との事[出 1]。
- 史実では坂本龍馬の妻の楢崎龍に懸想し、物を贈るなどして、実は龍馬と三角関係という説がある。
- ぐだぐだの彼が三国志や武将好きなのは上記の通りだが、史実でも源義経、楠木正成、関羽、加藤清正などに憧れていたとされ、他にも赤穂浪士も好きだったとされる。
- そのため、芹沢が赤穂浪士を参考にデザインした、浅葱の隊服は気に入っていたとされる。
- 近藤の逸話として「たまごふわふわ」なる料理が好物と語られる事があるが、これは大河ドラマ『新選組！』における創作設定である。
- 『Grand Order』ではたまごふわふわについて触れられておらず、ぐだぐだの近藤がこれを好いているのかは不明。
- たまごふわふわ自体は江戸時代から作られていた料理であり、『東海道中膝栗毛』にも登場している。『Grand Order』では『南溟弓張八犬伝』のショップにてお路から言及されていた。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 天然理心流
- 保有スキルにもある天然理心流は、江戸時代後期に近藤内蔵之助（長裕）が創始した日本古武道の剣術流派であり、近藤勇が継承し、試衛館道場で沖田総司や土方歳三らを指導した。
- 理に適った自然な身のこなしを重視する「理心」の理念を基盤とし、剣術だけでなく槍術や柔術も含む総合武術で、竹刀でなく木刀を鍛錬に使う、型に拘らず柔軟な戦術を行うなど実戦的であった。
- だが、武士には田舎剣術と陰口を言われ、人気は無かったとされる。
- 池田屋事件
- 1864年（元治元年）に京都三条木屋町の旅館・池田屋に潜伏していた尊王攘夷派の志士たちを、新選組が襲撃し制圧した事件。この事件は、新選組の名を広く世に知らしめた最も著名な功績の一つとされている。
- 近藤勇は、沖田総司、永倉新八、藤堂平助らを率いた先遣隊を指揮し、池田屋に突入した。しかし、沖田、永倉、藤堂が次々と戦闘から離脱する中、孤立した近藤は土方歳三率いる本隊が到着するまで、20人以上の志士を相手に単身で戦い続け、無傷で切り抜けるという卓越した剣術と武運を示した逸話を残している。
- ぐだぐだ世界においても近藤は無傷で生還したらしく、『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では、永倉や沖田が池田屋における彼の活躍について語る場面が描かれている。
- 上述の通り新選組の躍進に関わる事件であったため、近藤は『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』において、池田屋事件当時の自身を斬る事で、新選組隊士たちの座との繋がりを失わせていた。