河上彦斎

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アサシン
真名 河上彦斎
読み かわかみ げんさい
異名 人斬り彦斎
ヒラクチの彦斎
性別 女性
身長 156cm
体重 43kg
好きな物 食べること(第一再臨)
アイスコーヒー(第二再臨)
おにぎり(第三再臨)
苦手な物 食事中に喋ること(第一再臨)
辛いもの(第二再臨)
跳ねに気を付けて食べること(第三再臨)
出典 史実
地域 日本
属性 混沌・悪
副属性
声優 白石晴香
デザイン 武内崇
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

暗殺者サーヴァント

略歴
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて登場。
特異点にレイシフトしてきた主人公と出くわし、松永弾正に襲われた彼/彼女を守り、特異点修正に同行する事となる。
特異点を利用しようとしていた皇都神剣組と戦いを繰り広げ、やがてマガツヒノカミと接続した弾正を斬り、その野望を潰えさせた。
おまけシナリオでもカルデアと共に弾正を倒し、その後はカルデアへ向かう事なく別の世界へと旅立っていった。
人物
和装の女剣士。髪は黒く、所々に白のメッシュが入っている。
口数はあまり多くないものの豪胆であり、剣を振るう際には躊躇せず、執念深く相手を追い詰める。
やや浮世離れした所があるのと、己の信条に忠実であるため、周囲にはおかしな印象を与える事も。
思い込みが強いが、空腹の所を助けられた事で恩義を返そうとする等、義理堅い部分もある。
能力
愛刀として同田貫宗廣を振るう。流派は我流であり、利き手自在の片手抜刀を繰り出す。
生前から「斬る」と思った物は何でも斬る事ができ、これは刃の軌道上に限定されるごくごく僅かな時間遡行をともなう魔術の一種で、彼女の精神性が「斬った」という結果を引き寄せているものとされている。剣ならば木剣でも斬る事ができる模様。
アサシンでありながら、気配が強すぎるために「気配遮断」の効果が相殺されているため、サーヴァントとしての気配を断つ事はできない。
魔力消費は激しいらしく、生前からすぐお腹が減っていたとか。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) C C A+ C C - 気配遮断:-
単独行動:B
対魔力:C
人斬り彦斎:A
抜刀無二:A
蝮蛇の眼:B

宝具[編集 | ソースを編集]

抜刀・神威(ばっとう・かむい)
ランク:なし
種別:対人魔剣
レンジ:1~30
最大捕捉:1~10人
片膝が地面につくほどの低い姿勢から抜き放たれる神域の抜刀術。
通常の物理法則を超えたありえない速度で放たれる抜刀は、文字通り、その刃を一つ上の高次元からの斬撃へと昇華させる。
生前は片鱗はあったもののこの域には踏み込まなかったが、サーヴァントとして召喚された際、いくつかの死地を超えた事で昇華・獲得した収斂宝具。
放たれた斬撃は対象の存在する連続した時間の座標の流れに干渉し空間ごと斬り裂く。
一時的に連続性を失った時間は時空間の裂け目という状態となり、対象はその裂け目における存在を失うため、結果的に両断される。
あくまで一時的な時空間干渉ゆえに即時に空間の修正が起こるため、見ただけでは間合い外で急に両断されたようにしか見えない。
仕組みとしてはあらゆる防御を無効化して刃を通す事が可能なため、受ける事は不可能な魔剣。
次元を同じくする、もしくはさらに高次元の防御宝具であれば防ぐ事は可能であると思われる。
強烈な胆力こそが彦斎の剣の正体であり、斬ると決めたら斬ったという結果すらを引き寄せる。人を斬ると思えば人を斬る、空を斬ると思えば空を斬り、神を斬ると思えば神を斬れるであろうという事を彦斎はひとかけらの疑いもなく信じている。「虚仮の一念岩をも通す」を地で行く、時として現実すら凌駕する彦斎の精神性をともなう理外の剣。
ただし、最大解放ともいうべき上記の空間断ちを達するまでの抜刀を行った場合、反動で霊基に甚大なダメージを受ける諸刃の剣。
彦斎はこの効果を理屈で理解しているわけではなく、己が斬ると信じるがゆえに斬れる程度にしか考えていないが、厳密には刃の軌道上に限定されるごくごく僅かな時間遡行をともなう魔術の一種である。
『Grand Order』では「〔納刀体勢〕状態の時、自身の攻撃力をアップ(1ターン)+自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&無敵貫通状態を付与(1ターン)&防御無視状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。

真名:河上彦斎[編集 | ソースを編集]

幕末四大人斬りの一人に数えられた、肥後熊本藩の藩士。
尊王攘夷派として数々の暗殺に携わったとされるが、松代藩士であった佐久間象山の暗殺以外にはっきりとした事は伝わっていない。
片手抜刀の達人であり、片膝が地面につくほどの低い姿勢から抜刀する必殺の袈裟斬りを得意としていたとされる。
幕末の世を生き延びたものの、明治維新後に新政府から危険視され、最期は罪人として処刑された。
史実では小柄で色白、一見女性の様な男性とされているが、□の世界では女性として召喚されている。
己が振るうべき一太刀を求めて、時空を彷徨うはぐれサーヴァント。とある理由によって、この世界にはじき出されてきたイレギュラーな存在。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
同時に、第三再臨の姿で笠を外す簡易霊衣「笠無し彦斎」が実装されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
カルデアのマスター。
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では彼/彼女に助けられた事で、特異点修正に同行する事に。
初めて会った気がしないらしく、どうやら以前似た人物に出会っていたようだが、詳細は不明。
松永弾正
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、神剣組に属していたサーヴァント。
特異点に来て早々彼女と対峙し、沖田と険悪な空気になった際も騒いでいた事から、彼女と共に攻撃を加えている。
初対面から軽口を叩かれており、マガツ弾正となってからも侮られていたが、最終的には彼女を斬り野望を阻止した。
マガツヒノカミ
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて相対した神霊。
限界まで魔力を高め、令呪の後押しもあって斬る事に成功した。
原田左之助
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、神剣組に与していたサーヴァント。
主人公と共に神剣組の本拠地に乗り込んだ際、立ちはだかった彼を下し、後のマガツヒノカミ戦では共闘した。
新選組の槍使いとして名を聞いた事はあったようだが、実物を見て彼の槍をトンデモ武器と称している。
藤堂平助
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、神剣組に属していたサーヴァント。
戦いの中で彼の義手に興味を持ったらしく、カルデアでは後で見せてもらえるよう主人公に頼んでいる。
近藤勇
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、神剣組に属していたサーヴァント。
計画を遂行しようとする彼と対峙し、後に神剣組を離れた彼や新選組とは共闘している。
なお、生前にも遠まきに見た事があったとか。
カルデアでは自分と在り方が違うとしており、いずれ彼の剣は「誠」に至るだろうと言葉を送っている。
織田信長
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて、主人公に同行していたサーヴァント。
特異点では弾正の暗躍で歴史がおかしくなっていたが、主人公と共に元の信長の歴史を覚えていた。
実際に顔を合わせた際は「誰こいつ」と言った事で殺意を向けられ、ノッブという愛称についても「ダサい名前」としていた。
カルデアでは特異点での礼を述べつつ、彼女のように伝承や逸話と異なる様子の英霊の多さについて触れている。また、自分もその一人と自覚はしている模様。
マシュ・キリエライト
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』のおまけシナリオ「後輩IN修学旅行」にて出会ったデミ・サーヴァント。
主人公と一緒にいたのを見られ、「運命の人みたいなもの」と語り喫茶店の共同経営も見据えていると言った事で、主人公のファーストサーヴァントと返され険悪な雰囲気に。
その影響かは不明だが、直後にマシュもマガツヒノカミに取り憑かれている。
出雲阿国雑賀孫一
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』のおまけシナリオ「確殺!カルデアお仕置き人スペシャル」にて、カルデアお仕置き人として組んでいたサーヴァントたち。
彼女らとは喫茶店で意気投合したらしいが、メイド衣装の代金の支払いがまだ残っていたため、金銭目的で組んでいた模様。
岡田以蔵
自身と同じ四大人斬りの一人。
頭の方はともかくとしつつ彼の剣才を認めてはいるが、自分の抜刀は見切れまいとしている。
なお、彼の言動からして生前に直接の面識は無かった模様。
紅閻魔
同じ居合使いとして、彼女の閻雀抜刀術はリスペクトせざるを得ないらしい。
美味しいおにぎりを握ってくれる所も、特大リスペクトだとか。
坂本龍馬
生前に彼を狙った覚えはないとの事。
しかし、彼が連れている妙な女を斬るのは少し疲れそうだとして、彼を殺した人物はとてつもない幸運か、悪意を持っていたのだろうとしている。
“山の翁”
彼の佇まいや得物である大剣から、尋常ならざる雰囲気を感じ取っている。
とはいえ、アサシンではなくセイバーなのではないかとも感じた模様。
UDK-バーゲスト
彼女を妖精国の最強メイドと称し、どことは言わないが圧を感じると語っている。
玉兎
彼女の正体である「両儀式」の名は知らないが、立ち姿で相当な使い手であると見抜いている。
また、水着姿である事にも反応しており、兎耳を素敵と評している。
佐々木小次郎
高名な剣豪である彼の剣を拝見しようと声を掛けているが、鍬も振るったと聞いて詳しい話を聞こうとしている。
宮本武蔵〔バーサーカー〕
かの剣豪が水着姿でいる事に、想像の斜め上を行かれたとして驚いている。
なお、普段から水着姿で数々の決闘を制したと思い込んでいたようだが、流石に水着は夏だけと訂正されている。

生前[編集 | ソースを編集]

沖田総司
新選組の隊士。
「壬生のノライヌ」と呼び、宮部の仇として一度立ち会いかけた事があった。
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では彼女から警戒されており、主人公と一緒にいた事から会って早々斬りかかられた。
宮部鼎蔵
尊皇攘夷派の熊本藩士。彼の下で学んでいた。
道場で手を抜いている事を見抜かれていたが、それを指摘された際に目の前で木剣を使い庭石を斬ってみせ、彼を驚かせた。
彼が池田屋事件で死んだ事は、自分も何かのために人を斬っていたと割り切っている様子。
佐久間象山
暗殺した相手。
しかし彦斎自身は彼の暗殺に乗り気でなかったらしく、「振るうべきでなかった一太刀」として以降は暗殺を止めている。
勝海舟
史実においては交流があり、ぐだぐだにおいても生前から面識があった模様。
「おまえ」と呼んだり、その人を食ったような喋りをやめるよう言ったりと、扱いはぞんざいである。
『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では一時期の離反もあったが仲間として事態の解決を目指し、おまけシナリオでは路銀に困っていた事もあって、彼の喫茶店で住み込みで働いている。
彼のせいで自分が見境なしと後世に伝わっているのは遺憾としているが、特異点の一件では感謝しているからと、斬らない事にした模様。
一方、彼には自身の剣が理解し難いものであった事から恐れられており、特異点でも警戒されていた。
高杉晋作
尊王攘夷派の長州藩士。
昔から馬が合わなかったようで、文字通りの腐れ縁としつつ、彼を信用できない奴の極みと称している。
「確殺!カルデアお仕置き人スペシャル」では弾正と悪巧みをしていた彼の下に現れたが、互いに嫌っている様子を見せていた。
清川八郎
新選組の前身となる浪士組の結成に関わった人物。
少し話をした事があるらしく、自分の策から新選組メンバーのような人物たちが出てきた事は計算外だっただろうとしている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 岡田以蔵や田中新兵衛に続いて登場した、三人目の幕末四大人斬り。
    • しかし宮本武蔵と同じく時空を彷徨う存在のようであり、主人公との関係が匂わされているなど、謎も多い。
      • 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』や本人のプロフィール・ボイスでも明かされていない情報が多く、『ぐだぐだエース』等で補完されるか、今後の『Grand Order』で仔細が語られるのではないかとファンの間で予想されている。
      • ぐだぐだの沖田らと面識がある事から、出身自体はぐだぐだ世界だと思しい。また、『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』冒頭で特異点に出現した際は「ヒ……」と以前の標的らしき名前を口走っていた。
  • セイバークラスでの召喚については、本人が言っているだけで本当に適性があるのかは不明。
  • 待機中のバトルグラフィックは従来の横向きではなく、斜めを向いているという珍しい立ち姿になっている。
  • 関係があるのかは不明だが、黒髪に白のメッシュ、そしてイラスト担当が武内崇氏である事から、第三再臨の上杉謙信との外見上の類似をファンから指摘されている。
  • 異名になっている「ヒラクチ」というのは蝮蛇の別名で、「執念深く相手を付け狙う危険人物」という畏怖からのもの。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]