「藤村大河」の版間の差分
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:Fateルート後のみ藤村邸で同居する。雷画のお気に入りという立ち位置を奪われ、基本的には天敵。 | :Fateルート後のみ藤村邸で同居する。雷画のお気に入りという立ち位置を奪われ、基本的には天敵。 |
2019年11月29日 (金) 10:01時点における版
藤村大河 | |
---|---|
読み | ふじむら たいが |
外国語表記 |
Tiger Fujimura[出 1] Taiga Fujimura[出 2] |
愛称 | タイガー |
年齢 | 25歳(2004年時点) |
身長 | 165cm |
体重 |
■■[出 1] 53kg[出 2] |
スリーサイズ |
■■[出 1] セイバーより大きく、ライダーより小さい[出 3] |
特技 | 剣道、自堕落、不思議空間 |
好きな物 | 万物全て |
苦手な物 | ライオン |
天敵 | イリヤ |
声優 |
伊藤美紀 金元寿子(生徒時代、弟子ゼロ号)[注 1] |
デザイン | 武内崇 |
イメージカラー | 虎 |
初登場作品 | Fate/stay night |
概要
衛宮士郎の姉的存在で、穂群原学園の教師。日常の象徴にしてギャグ担当。
- 略歴
- 深山町に本拠を据える藤村組の組長・藤村雷画の孫娘。
- 両親のいない士郎の保護者で、衛宮邸には時折様子を見に来る……とのことだが作中ではほぼ入り浸りである。衛宮家とは切嗣が生きていた頃からの付き合いで、当時は切嗣目当てで衛宮邸に遊びに来ては士郎と喧嘩していたらしい。
- 切嗣に外国語を教わっていた影響で、英語教師を目指す[出 4]。
- 衛宮邸に通い始めた頃は暗い性格であった桜に影響を与え、笑顔を取り戻させた。士郎や桜にとって姉のような人物であり、衛宮邸では最年長ではあるが、最近では飢えたトラ扱いされている面もある。
- 穂群原学園では英語教諭、2年C組の担任で弓道部の顧問。士郎曰く「学校ではきちんと教師をしている」らしいが自分のテリトリー(2-C教室や弓道場)ではだらけてしまうようだ。
- 2004年で25歳になる。
- 人物
- 自堕落な姉としっかり者の教師の二面性がある。教師としては信頼厚く、その親しみ易さから相談事を持ちかける生徒も多い。大河もまた相談内容を真摯に受け止める生徒想いな教師で、恋愛経験の浅さから生徒の気持ちを理解してやれずに思い悩むこともあった。
- 衛宮邸では自堕落、わがまま、暴君姉としてとにかく他の住人を困らせる(主に士郎)。しかしそれでも一番士郎の事を理解している人物なのだとか。
- 大食らいではあるが、セイバー、士郎、桜には及ばない[出 5]。
- 能力
- 剣道五段。剣術の腕前は両儀式と同じくらい[出 6]。虎のストラップを付けた竹刀、「虎竹刀」を愛用していたが、このせいで公式戦に出場できなかったことも数回ある。かつては冬木の虎と呼ばれ、親しまれた。
- 運動神経は抜群で何をやらせてもすぐに順応するが、団体競技は苦手[出 7]。
- 魔術とは関わりのない身でありながら、セイバールートではライダーの他者封印・鮮血神殿の中でも辛うじて動き回っていた。
- 強いといってもあくまで人間の範疇なので葛木宗一郎と戦っても本来は勝ち目などないが、大河の運はパラメーターに直すとEXというとんでもないもの。なので運次第では葛木がすっ転んで虎マウント、藤ねぇ完全勝利ということも十分にありうる。つまり藤ねえのような人間に喧嘩を売っても割に合わない、ということ[出 8]。
- ネコアルクと戦った場合、千日手になる。なお、ちょっと大河が不利らしい[出 9]。
バリエーション
タイガ
バッドエンド救済コーナー「タイガー道場」の道場主。
『トラぶる花札道中記』によればサーヴァントの一種らしく、クラスは「従者(サーヴァント)」。ぶるまと契約していたとかなんとか。クラス特性は無いものの、マスターが望む限り現界させ続けることができる。
主武装はストラップ付きの竹刀「虎竹刀」、みかん一個で発動可能な固有結界「無限の道場(タイガー・魔方陣)」を宝具とする。
フジたいちょう
異界と化したアインツベルン第二城攻略部隊隊長。階級は軍曹。謀反を起こした弟子を返り討ちにしてヒロインの座を得るのだとか。
クイズ鬼
アインツベルンの森の廃墟付近、九出峠に彷徨う伝説のクイズ鬼。
出題されるFateクイズに全問正解すると生活用品(イベント開示キー)をくれる。ただし、売り文句ほどの効果は見込めない。
弟子ゼロ号
『お願い!アインツベルン相談室』に登場する、ジャージにブルマ姿の少女。「〜ッス」を語尾につけるのか癖。
山籠もり中に遭難していたところをアイリ先生に救助され、以降アイリを師匠と呼んで慕う。なおその際、記憶喪失になっていた。
本名は不明。アイリからは当初「ティーちゃん」と呼ばれていたが、師匠とされた後に「弟子ゼロ号」、「ゼっちゃん」と呼ばれるようになる。 作中ではアイリ師匠から先生向きだと太鼓判を押されていた。
ジャガーマン
ジャガーマンが「波長のよく合う人間」に宿った事で誕生した疑似サーヴァント。クラスはランサー。
詳細は「ジャガーマン」を参照。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/stay night
- 聖杯戦争には関わらない一般人。セイバーには力で、凛には知恵で敗れ、衛宮邸での地位を大きく落とすことに。後半では一般人なこともあり、影が薄くなり次第に物語からフェードアウトする。
- 西脇だっと版では切嗣の葬儀で涙を流す姿も描かれた。
- Fate/hollow ataraxia
- 見守り続けた姉として、担任として士郎を想うエピソードなどが語られる。
- Fate/Zero
- 『Fate/Zero material』でシークレットヒロインとして解説され、ポニーテールに制服姿のカットも出た。
- 行間を霊視することでその活躍を知ることができるとかなんとか。その詳細は下記のメモ参照。
- アニメ版では最終回で姿が確認できる他、BD特典のドラマCDで描かれた2年後では士郎への魔術の教育方針に(無自覚だが)助言したりしている。
- 漫画版では酒樽泥棒を成敗するため出陣する一幕と、2年後の一幕が出ており、『Fate/Zero』の中では最も出番が多くなっている。
- Fate/EXTRA
- 月海原学園教師。聖杯がその蔵書の中から「かつて聖杯戦争に関わった人物」として選び、再現した上級AI。『Fate/stay night』の大河とは別の存在。
- 主人公にアリーナから様々な物を取ってくるよう依頼し、その報酬に様々なインテリアをくれる。
- Fate/EXTRA CCC
- 前作に引き続き登場。
- 最終的には出口らしきものを見付けたとか。恐るべし、タイガー。
- Fate/EXTRA CCC FoxTail
- 言峰が序盤で死んだので、代わりに売店員役をやっている。
- 『Fate/EXTRA CCC』では2周目か裏技でもないと買えなかったセーラー服を買えるようにしてくれた功労者。またの名を割合の計算ミス。売店の売上には多大なダメージ。
- Fate/Grand Order
- 概念礼装のイラストの他、ジャガーマンに憑依された事で疑似サーヴァントになる。
Fate関連作品
- 氷室の天地 Fate/school life
- 英語の教科担任として主役の三人娘と関わる。
- 特に蒔寺楓にとっては怖い相手で、補習をすぐエスケープする蒔寺に竹刀を投げつけたり、英国のトンデモ兵器「パンジャンドラム」に縛り付けるなどの制裁を与える。
- 時折病欠した教師の代わりに他の科目を受け持つ事があるが、「正直、(科目名)の教え方なんか知らん!」と言ってフリーダムな授業を行う。
- トラぶる花札道中記
- タイガとしての登場。平行世界から跳んで来たイリヤと共に聖杯戦争に挑んだり支えたり仲間割れしたり。
- フェイト/タイガーころしあむ
- 主人公。虎聖杯のおかげで上機嫌な大河。しかしそこへ、カレンが忠告に現れる。
- カレンにそそのかされ、大河は悪の退治に乗り出す。
- フェイト/タイガーころしあむ アッパー
- 大河が気が付くと、そこは宇宙だった!現れたネコアルクに言われて地球を見てみると、そこには別人のような性格の自分自身が。
- どうやら謎の隕石落下が原因らしいが……?
- カプセルさーばんと
- 衛宮家のお隣さん。いきなり現れたキリツグの息子にショックを受けて寝込むが次は嫁を連れて帰ってきたため、なんかどうでもよくなったり乙女心を失ったりした。
- とあるEDでは戸籍上に娘ができた、というか勝手にそういうことにされた。
- 桜の私服は大河のお古という設定がやっと活かされ、例のピンクのカーディガンにスカートを着た姿を披露した。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- Fate本編とは異なる並行世界の存在。イリヤのクラス担任、すなわち小学校の教員。
- 衛宮家(アインツベルン家)が『stay night』とは別の家であり、士郎や切嗣とは隣人ではない筈だが、士郎のことは呼び捨てにしている。
- 衛宮さんちの今日のごはん
- 基本的な立ち位置は『stay night』、『hollow ataraxia』に準ずる。本作の作風故か、出番は多い。
- 生徒時代の夏には飾り気のないブラウスとスカートを着ていた。その頃は自身も調理場に立ち士郎と一緒に料理を行う場面もあり、「士郎の料理が(切嗣が満足するレベルまで)上達するのを見届ける」ことを押しかける理由の一つとして挙げている。
その他
- カーニバル・ファンタズム
- 出張タイガー道場で嘘次回予告を担当。ラストのアーネンエルベのパーティーでは、イスカンダルやギルガメッシュと意気投合してビールの大ジョッキを一気飲みしていた。
- ちびちゅき!
- 教員たちのまとめ役で、剣道部の顧問。
- 他作品ではフリーダムな言動で周囲を振り回すことが多い彼女だが、この作品では周囲にまともな大人が少ないために苦労人という珍しい立ち位置を獲得している。
人間関係
Fate/stay night
- 藤村雷画
- 祖父。いつまでもお年玉を貰うつもりでいる[出 10]。
- 父
- PC版でのみ、相撲でぎっくり腰になった彼に介抱を求められる。Réalta Nuaでは、ぎっくり腰になったのは雷画に差し替えられている。
- 衛宮切嗣
- 隣家に現れた男性。
- 存命時は憧れの人で、彼目当てに衛宮邸を訪れては士郎とがやがややっていた。
- 彼の「人生のあらゆる局面で女性を惹きつけ、なおかつその悉くを不幸な末路に追いやってしまう」というジンクスを唯一打ち破った。
- TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』では「デート」と称して月命日に切嗣の墓を大河が訪れている描写があり、未だに彼女の心には切嗣に対する恋慕や憧れが燻っている様子である。
- 現在の彼女の姿からは想像しにくいが当時はかなり真剣だったらしく、劇場版『Fate/stay night[HF]』ではわざわざパスポートを取得してまで(イリヤを連れ出すべく)海外へ出かける切嗣に自身を連れていくよう求める姿が描かれている。(結局切嗣にはやんわりと断られ、彼女も黙ってついていく勇気は無かったためその願いは叶わなかったようだが)
- 実際、『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』にて切嗣と再会した際は大喜びしている。
- 衛宮士郎
- 弟分。
- クラス担任、部活顧問、英語授業の担当教諭、さらにバイト先は知人の店、と監視体制はばっちりである。……姉バカ?
- 藤村大河ルートがもし存在したらプレイ時間は3秒で、大河がいつもの調子で結婚しようと言い、士郎が承諾して終わりだとか[出 11]。
- 間桐慎二
- 教え子。クラスでも問題の中心になることが多く、頭を痛めている。
- 遠坂凛
- クラスは違うが、教え子。聖杯戦争のため衛宮邸にやってきた凛に(舌先三寸で)説き伏せられ、居留を認めることとなる。
- そしてだんだんと天敵になっていく。
- 美綴綾子
- クラスは違うが、教え子。弓道部部長。
- 蒔寺楓
- クラスは違うが、教え子。補習からのエスケープ常習犯。
- 間桐桜
- 妹分、また「肝入りの子分」とも。衛宮邸にやってきた当初、塞いでいた桜に笑顔を取り戻させた。
- 『Fate/hollow ataraxia』ではおやつを奪っては折檻されている。桜が弓道部主将となってから立場が逆転、天敵になっている。……姉妹だね。
- 葛木宗一郎
- 同僚。何らかの武術の達人であることを見抜いており、一度戦ってみたいとしている。
- 人格的にも信頼しているようで、『Fate/hollow ataraxia』では彼に相談を持ちかけ、『氷室の天地』では柳洞寺でのガス漏れ事故(実際にはキャスター撃破の隠蔽)後に行方不明になったことで、容疑者と見ざるを得ない状況に苦悩していた。
- 蛍塚音子
- 同窓生であり親友。名前のまま「オトコ」と呼ぶが、音子本人は「男と言っているように聞こえる」という理由で嫌がっていて、「ネコ」と呼ぶよう求めている。
- 柳洞零観
- 同窓生。柳洞寺と藤村組は家族ぐるみの付き合いがある。「零ちゃん」と呼ぶ。
- セイバー
- 弟分を取っちゃった人。
- 武人として、セイバーの力量や潔い姿勢には感心しているらしい。
- セイバールートでは瞬殺されたが、HFルートでは彼女がつい本気になるくらいには善戦した模様。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- Fateルート後のみ藤村邸で同居する。雷画のお気に入りという立ち位置を奪われ、基本的には天敵。
- 劇場版『Fate/stay night[HF]』では、彼女の何気ない言葉がイリヤの切嗣へのわだかまりを解消するきっかけとなった。
- ブルマとの関係はまた別。
- アーチャー
- UBWルートで昏睡状態になった際、彼から気に掛けられる。英霊となって記憶の殆どが摩耗していても、大河が大切な存在であるということに変わりはないのだろう。
- 『トラぶる花札道中記』のロリブルマが言うには「アーチャーは大河に甘い」。
- 『フェイト/タイガーころしあむ』では彼が唯一「あなた」と敬称で呼んだ。なお、『タイころ』の作中では何故か大河もアーチャーの正体に気づいている。
Fate/hollow ataraxia
- ランサー
- 港で知り合った話し相手。気が合ったのか、釣った魚とお酒を物々交換する仲になる。
- 彼からは「あの姉ちゃんそのものが不思議の塊」と評される。
- カレン・オルテンシア
- 本編では接点がないが、衛宮邸にご飯を食べに来ることがある。大河評は「わりといい子」[出 12]。
Fate/Zero
- アイリ師匠
- 「お願い!アインツベルン相談室」で登場した師匠。
- 彼女の「全てのバッドエンドを救う」という願いを受け継いだ。
- シャーレイ
- 切嗣が大河と重ねて見ていた少女。弟子ゼロ号とシャーレイの髪型は確かにそっくり。
- チビと大男
- 非公式ドラマCD「ノケモノたちの競演」で出会った二人組。うら若き女子高生だったとある昔、友人の家の酒蔵から盗まれたワインの大樽を追っていた夜道でバッタリ出会った不思議な外国人たち。人の隠れた才能を見抜くスキルを持つ小さい方にアドバイスを受けたことが、後に天職たる教師の道を選ぶきっかけとなった……かもしれない。
Fate/EXTRA
- 主人公 (EXTRA)
- 「タイガークエスト」という名のお使いをお願いする。報酬としてインテリアをあげているが、困った顔をされることも。
- 無差別級の変な奴
- 願いが叶う魔法瓶で呼び出してしまったおかしなモノ。
プリズマ☆イリヤ
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 生徒。平行世界のイリヤ。
- 美遊・エーデルフェルト
- 生徒。彼女の小学生とは思えないハイスペックに圧倒され、教師の尊厳が危うい。
- クロエ・フォン・アインツベルン
- 問題児。はじめてのキスを奪われた相手でもある。
- 嶽間沢龍子、森山那奈亀、栗原雀花
- 生徒であり、「初ちゅー奪われまし隊」仲間。青竜・朱雀・玄武に「トラ」が加わり、四神が揃う。
- 桂美々
- 生徒。嫌われてはいないのだろうが、嫁入り前の顔にボールがめり込んでも、美々は平常心でジャッジをする。
ちびちゅき!
- ロビンフッド
- 彼の格好を見て注意しようとするが、もっと碌でもない格好をしている生徒が沢山いると返された。
- 巫条霧絵
- 彼女が教室の中に入れるように工夫する。本人は少し恥ずかしがっていた。
- カルナ
- 彼の言動を見て虐められていると勘違いした。
- アンリマユ
- 彼を一目見て士郎が不良になったと勘違いした。
- スカサハ
- 女教師が似合うと思ったのか、スーツをプレゼントした。
- アルジュナ
- いつも着ている白い服を見て、応援団員の学ランと勘違いした。
名台詞
Fate/stay night
- 「うわぁぁぁぁぁあああん! ヘンなのに士郎とられちゃったーーーー!」
- セイバーと出会って。子供の反応。『Réalta Nua』ではこのセリフ専用の立ち絵が用意されている。
- 「この、ばかちんがーーー!」
- タイガー道場で一番多かった台詞。
- タイガ「なんかなー。あんな悪趣味なイベントが残して、私がバビロニアの神の力で変身、
アンリマユと一騎打ちしているイベント画を没にするなんてヘンだよねー」
イリヤ「―――ねえタイガ。どうでもいいんだけど、バビロニアの神の力で変身するヒーローは豹○ンよ。虎じゃないわ」 - ある条件を満たせば見られるムービーのやり取り。
- ……まさか後の作品においてこのような形で登場するとは誰が想像したのだろうか。
Fate/Zero
- 「や、それならそれで、すっごいことですよ。むしろ褒めてあげられます」
「だって、その子は意味もない役にも立たないただ辛いだけのデタラメを、本当の努力と情熱で最後までやり通した事にことになるのでしょう?」
「それは、もはやデタラメじゃなくて本物です。剣道とは違うもう一つの道を極めちゃったんですからね」
「不屈の根性を培う奇妙な素振り精進法。その開祖としてその子は大成したことになりますよね。そこまで辿り着けるほどの人物になったなら、もう真剣で人を傷付けるなんて浅はかな真似をするはずがありません」
「最初にデタラメを教えた師匠が恨まれることもないでしょう。結果オーライってやつですよ」 - BD-BOX Ⅱ特典ドラマCD及び漫画版73話にて、切嗣から「士郎に魔術を教えてもいいのだろうか」と剣道を比喩に使って非常に遠回しに尋ねられ、「素振りのみのデタラメな剣術を教えればいい」と説明しての続き。
- まったく意味の無いものを最後までやり通したのなら、それはもう本物であり、安易な目的になど使う筈が無い。「壊す者」ではなく「生み出す者」である衛宮士郎について、(本人にはまったく自覚はないだろうが)非常にエレガントな理解である。
お願い!アインツベルン相談室
- 「はい! あやしげな暴漢を一刀両断した腕前、記憶喪失のわたしを仔猫気分で預かる度量、なんか人間を超越したキラキラ感……」
「アイリ師匠と呼ばせてください!マジリスペクトしたいっす!」 - アイリを師匠と呼ぶ理由。
- 「うう…酷いのです…。 悪魔なのです。
ランサーさんは出演するアニメを間違えてるッス…。」
「こんなに完璧な美男子なのに…
どうしてケルト神話を舞台にした乙女ゲーは
出てないんでしょうか…。」 - 16話の台本を目に涙を溜めながら読んでいた。そしてランサーが相談室に訪れた際にはきゅんきゅんする。
- 「やりました師匠! これでじじいの貯金箱を壊して、師匠に恩返しができるのです!」
- 記憶が戻りかけてる事に喜んでの発言。なんて物騒な孫だ。
- 「こ、この人、とんでもないダメ人間です!
要は、セイバーさんが怒らなかったから、
逆に怒ったってコトですよね!?」
「ホントに恥ずかしいっス! 地獄! キャメロットはマジ地獄…!」 - ランスロットのセイバーを憎む経緯と理由を聞いた時の反応。
- 「あわわわわ……
自分でもゆとりだと思っていましたが、まさかここまでのんびり屋さんだったとは…」 - 残骸に襲われているのを助けただけで、ここ(聖杯の中)にいる時点で既に死んでいると師匠に告げられ、自分の呑気さに呆れた。
- 「だって師匠は悲しんでいます! ここが完璧な世界と云うけれど、師匠、今にも泣きそうなのです!」
「だから、未熟者でも弟子はがんばるのです!」
「師匠を泣かせる悪いヤツは、アタシがぜんぶやっつけるのです! だから走りましょう!」
「ひとりじゃ無理でも、ふたりならミエとやせ我慢で何処まででも行けるッス!」 - 聖杯を否定するなら貴女ひとりで外に行くよう言われ自分の思いをぶつけアイリの手を掴み走り出す。
- 「これがアタシの始まり――
すべてのバッドエンドを救う、
師匠の夢の第一歩ッス!」 - これもまた「Zeroに至る物語」だった。
フェイト/タイガーころしあむ
- 「と、お約束はここまでにしておいて。なるほどなー、黒いレザースーツに見えない事もないなー、
つーかどっか別のところでボンテージになってそうな、そんな感じね!」 - 大河ルートで黒桜に出会った際の台詞。確かに別のところ(アニメ)でなっていた。
- 「狭ぇー! 銀河狭ぇー!」
- 同上。桜たちにあっさり裏切られた。カレン「ボトルキャップも温めればすぐに開きますしね。」
- 「でも、やっぱりフツーが一番だよねぇ。
わたしはこうして、のんびり士郎のごはんを食べてるのがサイコーに幸せだよ。」 - 同上。これ完全にフラグだ、藤ねえルートだ。
- 「ちょっとシャレで黒くしたらあーた。 えらいことになりましたよ…やっべえええ!」
「逃げちゃダメかな!逃げちゃダメかな!」 - 黒桜ルート。軽い気持ちで黒桜にした結果ヤバイことになった。
- 「ですよね~、ちくしょーう。」
- 同上。願いを聞いたら「乙女の願い。ア・レ」と言われ、黒桜の願いを察し聖杯あげるから仲間に入れて欲しいと頼んだが断られた。
- 「こらこら、目の前の私を無視するでない!
- ……それとさー『なんでここに居るの美人のお姉さん!?』って聞いてくれなきゃいやー!いやー!」
- 「んーふふふん! ヒ・ミ・ツ!!」
- ランサールート。タイガが「聞いて欲しいアピール」するから、ランサーはそれどころじゃないのに聞いてあげた。というのにこれである。
- 「強く…なったね…士…ろ……」
- アーチャールート。凛やセイバーですらすぐには気付かなかった彼の正体を一目で見破る。
例え外見が変わろうと、ずっと近くにいた大河の眼は誤魔化せなかった。彼女もまた士郎の事を大切に思っている事が伺える台詞である。
- 「な、なんてコト、ヒロインには休む暇もないってコトね!
行くわよネコちゃん、またサクッと世界とか救ってみたい!」 - 「アッパー」大河ルート。騒がしいが、楽しく頼もしい名コンビなのかもしれない。
- 「き……切嗣さーーーーーん!!!! 何で何で切嗣さんがここにいるのー!
わーん、これは夢? 幻? ほっぺたつねってみよう、ぎりぎり」 - 「アッパー」切嗣ルート。突然の再会に喜び、現実かどうか自分ではなく士郎のほっぺをつねって確かめる。
Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ
- 「私…ファーストキスだったの… 責任とってくれる…?」
- 『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』にて、クロにファーストキスを奪われる。
- 「ちなみにわたしの初めてのひとなの…」
- 転校してきたクロを担任として紹介。顔が乙女になっていて、しかも担任クラス児童らからツッ込まれる。
- 「虎を……ご所望かい?」
「初ちゅー奪われまし隊 隊員No.4!!」
「藤村大河 参戦するわよコンチクショー!!」 - クロにファーストキッスを奪われたクラスメートたちこと「穂群原小の四神」がドッジボールでのリベンジを挑む。四神と言いながら、揃っているのは朱雀青龍玄武のみ…だったのだが、白虎に先生が名乗りを上げる。子ども目線で全力を尽くす教師と言えなくもないが同レベル状態である。ちなみにドッジボールではボールを顔に一撃(しかも勢いよろしくめり込んでいる)で瞬殺されてしまった。
- 「うう…イリヤちゃんの顔に傷が残ったらわたしが責任とって士郎のお嫁さんに…」
- 上記と同じ作品の番外編にて。以前イリヤ達に出したお仕置き宿題の内容を見る限りK君を好いてる様な感じだったがどっちが本命なんだ。
- ビキ・・
- セリフではなく効果音。クロの大暴言「行き遅れのヒスのはけ口にされちゃたまらないわ…」に対してココロのナニカが盛大にヒビ割れて大崩壊した音。その瞬間、激情のあまり顔の血管が浮き出ている。その後、無表情で怒りを見せ、イリヤたちには盛大な量の宿題が出された。ちなみに、この時の事を思い出したイリヤは後々も蒼ざめて震える事になる。
カーニバル・ファンタズム
- 「どうせあとで予算がなくなるんだったら今のうちに動いておくのよ。宵越しの銭は持たねえ」
- タイガー道場がアニメ化したことでこれでもかと動きまくる。しかし、この無駄な動きが予算を圧迫し、その次の回では大河だけ色なしのラフ画仕様にされてしまった。ちなみに「宵越しの銭を持たない」というのはその日稼いだ金はその日に使ってしまう江戸っ子気質をさした言葉である。
- 「お便りありがとう、焼き払え!
振り返るな! かえりみるな! 反省でおなかが膨れるか! 欲しがりません勝つまでは!」 - イリヤから抗議の手紙が大量に届いているという報告を受けるも、竹刀で手紙の山をなぎ払う。あまりの暴走振りにイリヤのツッコミも追いつかない。
- 「待てーまだ終わらんぞ。シーズン4! シーズン4!
無理じゃないやいやい。奇跡は自分の力で起こすも……」 - 最終話にて「終わりじゃない始まりなんだ」と力説するも容赦なくシャッターが下ろされる。下りてくるシャッターに必死で抗うが……。
その他の作品
- 「なんでさ!」
- 士郎の口癖として有名なセリフだが実は大河も結構使っている。どちらが元々使っていてどちらに伝染ったのかは謎。
- 『カーニバル・ファンタズム』ではこれを連発する「士郎のテーマ(ラップ調)」を歌っていた。
- 「そうよねー、出番ない菌が移ったらタイヘンだもんねー」
- 『トラぶる花札道中記』にて。小学生のイジメのような発言。言いたい放題で人の話聞かないわ嫌味は通じないわで言峰神父さんは握り締めた手から血を出すレベルで困っていた。
- 「ちょっと待ちなさい、私の子ってどういう事!?というかフジムラの出番ここだけなんですか!?」
- 「カプセルさーばんと」にて。黒幕として登場するかと思ったらそんなことはなかった。出番はここだけです。
- 「あらぁ~? ふふーん、余が簡単になびくと思ったら大間違いよ、まずは……」
- ドラマCD「ノケモノたちの共演」にて。酒樽泥棒を追いかけていて出会った変な二人組と珍道中を繰り広げる中、小さい方の英語を大きい方が余計な脚色付きで翻訳したセリフへの返答。一人称は訳している人の独特な喋り方の真似っこである。
- 「ん~、まあ……
あの変な二人組と出合った事で、コミュニケーションって重要だな~、って思って英語を勉強したし、それが高じて英語教師やってるんだから……
うん、教師って職業を意識したのは、確かに彼らのおかげかもしれないわね」 - 同上。10年くらい前の不思議な一夜の思い出をセイバーに語りながら。
- 聞いているセイバーも妙に嬉しそうなので、この出来事の何時間か前、酒樽泥棒に精神的にペッタンコにされた事は既に懐かしい記憶として完璧に昇華されているものと思われる。
- 余談ながら、この台詞では大河が教師を目指したきっかけはライダー陣営と受け取れるが、後にあくまでドラマCDの中での話であり本編とは無関係と明言された。下記のメモも参照。
メモ
- スリーサイズは非公表だが、PS2版説明書において虎の足跡で塗りつぶされたスリーサイズの項目の隙間から十の位が9であることが伺える。
- 肌の露出が少なく、武内崇による水着のイラストもコミックマーケット72の1枚のみ。ここでは谷間に実線が描かれていない。このイラストは『Fate/complete material Ⅳ』に再録されている。
- TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』で服装が一新されてからは巨乳に描かれる傾向にある。
- 基本的にネタキャラでヒロインではないのだが、ギャグテイストの派生作品では虎視眈々とヒロインの座を狙っておおよそ大河には合致しない美辞麗句を自分で言いながらアピールしている。
- その痛々しさと、元々持っているトラブルメーカー的側面から、ユーザーからは「いい加減にしておけよ藤村」「そこまでにしておけよ藤村」と愛を込めたコメントが寄せられる。
- 色々なガラクタを拾って帰る癖があり、藤村組では倉庫の整理に四苦八苦している。その内の使えそうな物はお祭りの縁日で景品に出されたりしている。
- 氷室鐘が縁日でゲットした軍師扇も、元々は大河が拾ってきたガラクタである。
- また、組の備品を倉庫から勝手に持ち出すことも日常茶飯事であり、若い衆がそのどばっちりを受けて雷画爺さんから怒鳴られるんだろうなと士郎が心配することも。
- 「剣道五段」という設定は、実は非常にすごい。昇段試験の難易度もさることながら、そのシステム上初段を得ることができるのは中学2年生からで、そこから五段の試験を受けることができるのは、どんなに早くても10年必要となるためである(つまり、ほぼ最速最短で五段まで昇りつめている)。
……まあそれでもセイバーには手も足も出ないわけだが。- ちなみに、5段の合格率は20〜30%程度。この数字だけではそう難しくないように見えるが、これまでの段位を合格し、かつ相応の期間修練をした人だけが受けることを考慮する必要がある。
- 1994年には14、5歳、つまり中学3年生の筈だが、『Fate/Zero』では高等部と同じ制服を着ている。
- 『Fate/hollow ataraxia』によるとセーラー服を着ていた時期もあったらしい。
- 『るりひめ』で中学生としてデザインしているといわれた弟子ゼロ号も高等部と同じジャージなので、かつては中高共通だったのかも。
- 『Fate/Zero』では本編の裏側で、ある日クラスメイトの蛍塚音子の父兄が営む酒屋「コペンハーゲン」から極上樽ワインが盗難されたことを機に、猟奇殺人鬼や都市ゲリラなどが跋扈しまくる夜の冬木を虎竹刀片手に颯爽と駆け抜けつつ、下着泥棒を捕まえたり迷子の子犬を保護したりと八面六臂の大活躍を演じる。大河の奮迅がもたらしたバタフライエフェクトによって大地震が防がれたり海の荒神が鎮守されたり冬木市直撃軌道にあった巨大隕石がどっかに消えたりと、物凄い勢いで事なきを得たらしい。[出 13]
- 後にこれを元にして、ドラマCD「ノケモノたちの共演」(『コンプティーク』2009年7月号付録、『Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1』に再録)が作られた。
この時、とあるちっこい留学生さんのアドバイスによって、天職とも呼べる教師となるキッカケを与えられた。なおその留学生さんは英語しか喋ることができなかった。傍らにいた大男が同時通訳していたので会話は成立したが、直接話せなかったことを残念に思う。これも英語教師を目指す一因になっているかもしれない。
ちなみに、酒樽泥棒の犯人はその大男だったのだが、最後まで気付かなかった。 - 「ノケモノたちの共演」は、あったかもしれない日常というコンセプトで制作された「アンソロジー」であり、制作に関わった九条ケントは「最後の最後のオチで大河が英語教師を目指した理由になっている……と聞かれた方は思われたかもしれませんが、『きっかけだったかもしれない』と説明しており、あれは一夜のユメでしかありません」[出 14]「限りなく本編に近く、ですが決して本編に組み込まれないオトギバナシとしてあの4編は楽しんでいただければと思います。」[出 15]と発言している。
「ノケモノたちの共演」に限らず『Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1』に収録されてる全4編がそういう扱いで「本編設定」ではない。
- 後にこれを元にして、ドラマCD「ノケモノたちの共演」(『コンプティーク』2009年7月号付録、『Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1』に再録)が作られた。
- 奈須曰くアニメ『Fate/stay night』の制作であるスタジオディーンのスタッフは藤ねえ好きが多いとの事。山口監督は彼女を「とってもキュートなキャラクター」と絶賛しており、ギャグとシリアスどちらもできる自由度の高いキャラクターだったとコメントしている。また、動きが非常にアクロバティックであり、人間でありながらセイバーに次いでアクションが多いキャラクターと評している。
- 大河を演じた伊藤美紀はTYPE-MOON作品では他に、ドラマCD『空の境界』にて巫条霧絵、『劇場版 空の境界』にて臙条楓(臙条巴の母)の役も演じている。
- タイガー道場の背景にある掛け軸の文字は桐原小鳥氏が書いたとのこと。[出 16]
話題まとめ
- もう一人の「大河」
- 名前繋がりで奈須きのこが、竹宮ゆゆこの小説「とらドラ!」(ヒロインの名前が逢坂大河)第2巻の帯のコメントを担当したことがある。
- 煽り文句は「こっちの虎はパーフェクトです!」。
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脚注
注釈
- ↑ 『Fate/Zero Blu-ray Disc Box Ⅱ』の特典ドラマCDに登場する藤村大河は伊藤美紀が演じている。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 『Fate/side material』 p.38
- ↑ 2.0 2.1 『Fate/complete material Ⅱ Character material.』 p.98
- ↑ 「Fate道場」『コンプティーク』2006年6月号
- ↑ 「Fate道場」『コンプティーク』2007年2月号
- ↑ 「Fate道場」『コンプティーク』2007年12月号
- ↑ 「きのことたかしの一問一答」DVD版『劇場版 空の境界』 第二章 殺人考察(前)オリジナル特製小冊子
- ↑ 「Fate/stay night 〜無限の解析〜」『コンプティーク』2005年1月号
- ↑ 「Fate Dream Battle」『電撃姫』2006年2月号
- ↑ 「Fate道場」『コンプティーク』2005年11月号
- ↑ 「Fate道場」『コンプティーク』2007年3月号
- ↑ 「第1回人気投票結果 第9位」
- ↑ 「Fate Dream Battle Round 3」『電撃姫』2006年7月号
- ↑ 「Fate/Zero用語辞典-藤村大河」『Fate/Zero material』p.103
- ↑ 「九条ケントさんのツイート 2014年5月30日7時59分」
- ↑ 「九条ケントさんのツイート 2014年5月30日8時2分」
- ↑ 桐原小鳥 2019年6月23日23:26 Twitter
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