グレゴリー・ラスプーチン
アルターエゴ | |
---|---|
真名 | グレゴリー・ラスプーチン |
外国語表記 | Grigori Rasputin |
異名 |
怪僧ラスプーチン ゲー・ラスプーチン |
性別 | 男性 |
身長 | 193cm |
体重 | 82kg |
好きな物 |
香辛料(第一、第二再臨) 迷える隣人の悩み相談と解決(第三再臨) |
苦手な物 |
思い当たらない[注 1](第一、第二再臨) 学ぶ事で発生する不平等(第三再臨) |
依代 | 言峰綺礼 |
出典 | 史実、ゾロアスター教、オーストラリアの伝承、Fate/stay night |
地域 | ロシア、日本[注 2] |
属性 | 秩序・悪 |
一人称 | 私 |
二人称 | 君 |
三人称 | ○○殿/○○氏 |
声優 | 中田譲治 |
デザイン | 武内崇 |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『FGO』世界での言峰は西暦2004年の日本で死亡しており、遺体もその際に焼失している為、2017年末の時点で聖堂協会に所属していない[出 1]。
- 『序/2017年』では聖堂教会からの査問官と偽ってゴルドルフ・ムジークと共にカルデアに侵入し、異聞帯のサーヴァントであるアナスタシア率いる殺戮猟兵を用いてカルデアを襲撃させた。
- カルデアから脱出する直前、ダ・ヴィンチの心臓を背後から貫いて消滅させた後、管制室にあるカルデアスのアナスタシアによる物理凍結を見届けた。
- Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』ではマカリー枢機卿を騙ることでイヴァン雷帝の眠りを維持する等、アナスタシアに協力。彼女が雷帝を下した後は正体を明かすと共に姿を消す。
- Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では北欧に向かうシャドウ・ボーダーを追撃し、捕らわれていたカドックを仮死状態にすることでカルデアを欺き奪還する。その後はギリシャ異聞帯で汎人類史勢力との戦いに身を投じていたが、カルデアがキリシュタリアに勝利した後は、アナスタシアの願いに従ってアルターエゴ・リンボに重症を負わされたカドックの身柄をシャドウ・ボーダーに引き渡した。
- 人物
- 深い藍色の法衣を着た神父。性格面は依り代に近く、「外側も内側も神の従僕ではない」「エゴの塊」といった悲観的な考えと言葉遣いを多様するものの、一見すればウイットに富んだ人当たりのいい人物で、長身もあいまって威圧感はあるが誰であっても分け隔てなく会話をする人格者。
- Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』でアナスタシアを皇帝にした後はラスプーチン自体は消滅し、完全に言峰綺礼になっている。
- 一方ラスプーチンの方は自らの在り方、持って生まれた自らの悪性に悩み、苦しむ人物であったこと、アナスタシアをツァーリにする為に死体を依り代にした疑似サーヴァントになることを受け入れた事が伺える。
- 『異星の神』に仕える3騎のサーヴァントの1人で、赦しがなければ次の異聞帯に行く事が出来ない、中間管理職のような存在。
- 他の誰がマスターであっても契約した以上は人生成就のために微力ながら助力し、それは例え相手がどれほど悪の道をひた走ろうとスタンスは変わらず、善なり悪なりそれに相応しいと思う道を示してくれる。
- 能力
- ダ・ヴィンチに気付かれずに背後に接近して素手の一突きで心臓を貫く、時速90キロで移動するなど、サーヴァント相応の能力を持つ。
- また、近代兵器の扱いも心得ており、コヤンスカヤに提供された近代技術と魔術理論の複合装甲に通用するロケットランチャーを追跡しながらシャドウ・ボーダーに命中させていた。
- この他、依代である言峰が身に付けていた八極拳なども使いこなす。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アルターエゴ | 異星の神 | ? | ? | ? | ? | ? | ? | |||
主人公 (Grand Order) | B | C | B | D | D | A | 代行者:B 洗礼秘蹟:A 対毒(機密):B |
信仰の加護(独):A+ 悪心祝祭:A 死なずのバールー:EX |
宝具
- 零れ氾く暗黒心臓(ザジガーニエ・アンリマユ)
- ランク:A
種別:対界宝具
レンジ:測定不可能
最大捕捉:断定不能 - 由来:英霊、神性、依代。三者三様の『世界を破滅させた』概念そのもの。
- 怪僧ラスプーチン、悪竜アジ・ダハーカ、嘲笑者バールー。出自も霊基も異なるがいずれもそれぞれの世界観を呑み込んだという共通事象を、何処かの編纂事象において『聖杯によって世界を焼いた』経歴を持つ言峰神父が三つ首の蛇、あるいは竜を触媒にし、世界に混乱をまき散らす最強の複合神性にして最悪の悪性宝具。
- 同時に『悪の心を
糧 にして世界を燃やす』概念そのものでもあり、人間が存在しなければまず成立しない宝具。あふれ出した呪いは質量すら持ち、触れた者の悪心、そして悪しき行いを重ねた肉体を燃やす炎となる。 - 『Grand Order』では「自身のArtsカード性能をアップ+敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃&やけど状態を付与&延焼状態を付与&呪い状態を付与&呪厄状態を付与&〔善〕特性の敵全体に確率で即死効果」という効果のArts宝具。
真名:グレゴリー・ラスプーチン
- グリゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン。
ロマノフ朝ロシア末期の聖職者兼祈祷師。 - シベリアの寒村で生まれ、幼少期は貧しさから読み書きも満足に出来ず素行不良な子供だったが、突如として「巡礼に出る」と言い残し村を出奔。帰郷した際は打って変わって信仰熱心な修行僧に変貌しており、その後は巡礼として国中の大修道院へ足を運び、教えを説く姿が上流貴族の目に留まる事となった。
また、万病を祈祷によって治療する『奇跡』を起こした霊能力者としても重宝される様になり、当時は不治の病とされた皇太子アレクセイの血友病を祈祷治療によって回復させた事から、時の皇帝ニコライ二世と皇后アレクサンドラ夫妻からの信頼を勝ち得ると、「ロマノフ王朝の守り手」「神の人」と称され讃えられるが、そのあまりにも神秘を通り越してオカルトじみた様から『怪僧』とも呼ばれ、反感を持つ輩によって聖職には不道徳とされた度重なる不純異性交遊を主とした数々のスキャンダルな噂が飛び交う事となるも、彼を信頼する皇帝一家の権限によってそれらは尽く握りつぶされ、しまいには政治にまで影響を与える程の権力を掌する。 - しかし、ニコライ二世が平和主義だったラスプーチンの請願を無視してドイツに宣戦布告。それを区切りに第一次世界大戦へ突入すると事態は急変。度重なる敗戦とそれに伴う戦争の長期化および戦況の悪化によって国民の間で皇室への不平不満が爆発し、ラスプーチンもまたその一端として暗殺され、結果的に帝国の崩壊の遠因となった。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『第二部/序』で登場し、以降は「Cosmos in the Lostbelt」における敵側キャラクターとして度々シナリオに登場。
- ストーリー上は敵対関係状態であったが、2023年の正月に期間限定の新規サーヴァントとして実装される。
人間関係
Fate/Grand Order
- 異星の神
- 直属の上司。主に身の回りの世話などを担当している。
- イヴァン雷帝
- マカリー神父であると騙していた相手。マカリー神父の振りをすることで彼を眠らせていた。
- 言峰綺礼
- 疑似サーヴァントとなった時に融合した相手。後に彼に肉体を譲り渡すことになる。
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- 異星の神に仕える同志。殺戮猟兵を率いて、共にカルデアを襲撃した。
- 自身がカルデアに召喚後は、ビーストの件を経たとはいえ二人に分裂していた事には流石に耳を疑っている。
- カドック・ゼムルプス
- イヴァン雷帝の相手をする傍ら、彼の拗れた行き先に皮肉たっぷりにアドバイスしていたが、終盤では重傷を負った彼の身柄をカルデアに預けた。
- アルターエゴ・リンボ
- 異星の神に仕える同志。インドの異聞帯に滞在していることが示唆されていたが、後に大西洋異聞帯で合流。
- 依り代的には性格的に相性最悪の相手であり、露骨に嫌っている。
- 千子村正
- 異星の神から召喚されたアルターエゴの1人。大西洋異聞帯では彼と共同で汎人類史のサーヴァントを何騎も撃破していた。
- 依り代同士の縁から蟠りを持たれているものの、互いに性格が真面目なためか関係性は悪くない。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 『序/2017年』にて殺害したサーヴァント。
- 彼女が今際に残した『仕事』については敬意を払っている。
- 依代となる言峰綺礼の関係者
- 『Fate/stay night』に連なる時空を筆頭に、作品を跨いで多数の関わりが確認されているが、霊基再臨毎に相手が異なっている。
- 第一再臨
-
- ギルガメッシュ
- 第四次聖杯戦争において契約したサーヴァント。別霊基の姿を引き合いに出しつつ『いつまでも変わらぬ老舗の味』と評している辺り。
- クー・フーリン
- 第五次聖杯戦争において本来のマスターを騙し討ちした末に契約したサーヴァント。
- 刺々しい方の別側面を引き合いに出し煽っている。
- カレン・C・オルテンシア
- 第五次聖杯戦争後において依代同士が親子関係にある事が示唆されている人物。お互いマイルームで言及しているが、当然ながら関係性は最悪の模様。
- 苦手なものにも彼女の言動を挙げる等その奔放ぶりには頭を痛めているようだが、一方で神の愛を謳い上げるその姿を前にして、かつて『聖歌隊になるのが夢だった』という人物[注 3]の事を思い返すなど、どこか感慨深げな様子を見せる。
- 第二再臨
-
- イシュタル、エレシュキガル
- 第五次聖杯戦争において依代が妹弟子かつ後見人であった。
- 片や奔放な能動の女神、片や冥府を司る受動の女神でありながら、彼女の影響を受けて善属性となっているため興味を抱いている。
- マナナン・マク・リール〔バゼット〕
- 第五次聖杯戦争において騙し討ちにした人物。
- 何も知らないバゼットは『相変わらず穏やかで理解力に満ちた笑顔』と評しているが、海神マナナンの方は彼の内面と依代にやらかした事を覚えているのか右ストレートをボディに打ち込もうとした。
いいぞもっとやれ - BB
- とある月の世界の聖杯戦争においてタッグを組んでいたAI。ちゃっかりとだが『stay night』で知り合いだった同じ顔の少女の名前を引きあいに出している。
- 第三再臨
-
- アンリマユ
- 生前依代が求めた「答えの果て」といえる存在。
- 同じくゾロアスター教に準ずる神性を取り込んでいる為、第三再臨の姿には類似点が多い。
- その一方、かつてトラぶる花札道中記であった「娘さんをボクに下さい」というセリフに対し、今後まともな教育と矯正の自信があるなら好きなだけ手を取るがいいと言う、実に18年越しの返答がかえった。
その他
- ヴリトラ
- 「他者が苦痛を浮かべている所を見るのが好き」という共通点を持っている為趣味が合うと語っているが、ヴリトラはそれを乗り越えて成長する様を悦びとしているので、そもそもの根幹が全く異なる。
- と言うよりもまずラスプーチン…強いては依代が今までやらかしたこと自体、下手すると彼女の地雷源になる可能性が高い。
- 殺生院キアラ
- 元となったビーストの姿もあって『規格外の怪物』と評していると同時に、信仰の自由は認めつつも規律戒律は必要だと苦言を呈している。
- 天草四郎時貞
- 別時空において「シロウ・コトミネ」の名で義兄関係だった人物。聖杯関係者である事を認識した上で明確に『敵』と断じており、強く警戒している様子がうかがえる。
- エミヤ〔アサシン〕
- 第四次聖杯戦争においての因縁相手かつ天敵の別時空の姿。その為か現時点で互いに言及はない。
- 李書文〔アサシン〕
- 八極拳の使い手同士という共通点があるが、現時点で互いに言及はない。
- 宇津見エリセ〔アヴェンジャー〕
- 『アークティック・サマーワールド!』にて、彼女のフードコートを訪れていたことが示唆されている。
生前
- アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
- 生前仕えたロマノフ家の皇女。何かと気にかけていたらしい。
- Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』では彼女がツァーリとなったことに満足し、綺礼に肉体を譲り渡して自身は消滅。その後彼女の頼みでマスターのカドックを救出、カルデアに託す事になる。
名台詞
Fate/Grand Order
- 「お初にお目にかかる。私は言峰綺礼。」
「聖堂教会 から査問団顧問 として派遣された神父だ。査問が終わるまでの数日、ここに滞在する。」
「よろしく、人理継続を果たしたカルデアの諸君。短い間だが、どうか苦楽を共にせん事を。」 - 『序/2017年』における初登場時。
- 「神父で結構だ。特に理由のある名前ではない。」
- この台詞により「ただの言峰綺礼でないのでは?」と感じる人も多かった模様。
- 「子供に現実を教えるのも大人の仕事だ。」
- イベントにおいて全体の立絵が公開された時に採用された台詞。
- 「―――喜べ少年。
君にようやく、戦う機会が訪れた。」 - Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』第1節にて。
- 内容的にはこれといって重要なセリフではない。おそらくstay nightの言峰のセリフのセルフオマージュだろう。
- 「……フッ。してやったりという顔だが、それは違う。私はラスプーチンではない。」
「たった今、その役割は終わったのだよ。カドック・ゼムルプス。」 - 第22節「獣国の皇女」にて、カドックから正体を明かされたことに対して。
- この時アナスタシアは彼をマカリー枢機卿と信じていたために驚いていた。
- 「ラスプーチンの望みは既にして果たされた。故に、
彼は自由になった。 」
「彼は聖職者であるが、同時にロマノフ王朝の守り手でもある。だからこそ、彼は彼女 を帝位に就けるために、疑似サーヴァントになる事も受け入れた。」
「そしてイヴァン雷帝が倒れた今、アナスタシア以外に皇帝 はいない。」
「分かるかね? もう彼がこの世にとどまる理由がない、という事だ。」 - 自身がラスプーチンの疑似サーヴァントであると認めるものの、すでにそうではないと語る。
- 「さて、どうだろう。ラスプーチンとしての望みはもうないが……第二の生というものに関心がない訳でもない。」
「私は自由に、私の仕事を全うするさ。この異聞帯 と私の関係は終わったからね。」 - ラスプーチンとしての望みはなくなるも、第二の生に関心はあるため自身の仕事を全うすると誓う。
- 「神父の仕事は決まっているだろう。
生まれ落ちる 、新たな生命の祝福だよ 。」 - カドックに仕事の内容を聞かれた際の返答。
- この台詞は汎人類史においてアンリマユ生誕を見届ける彼の台詞に関するセルフオマージュなのだろうか。
- 「……勿論。しかと
承 りましたとも。それでは最後の皇帝 、おさらばです。」 - 去り際にアナスタシアから一つ「お願い」を聞いて。アナスタシアに再会する気はないことから、カドックに関することと思われる。
- 「貴方はかつて、人理焼却を『神話級の殺人事件』と呼称した。であれば、この侵略も同じようにラべリングするがいい。」
「これは『誰が、どのようにして行った犯罪』なのか。それが貴方の中で組みあがった時、もう一度お会いしよう。」
「いったい誰に咎があったのか。それを貴方自身の口から聞き出す為に。」 - Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro2‐1」にて、ホームズから「その遺体はどこから手に入れたものなのか。死体が無い者にいかにして憑依したのか」を問われた際に返した言葉。
- ただホームズがかつてゲーティアの起こした人理焼却を『神話級の殺人事件』と形容したのは、カルデアに知られないようにアトラス院で語っている時。
- そのためカルデアの記録にも残っておらず、いつどこで知ったのかは不明である。
メモ
- 『FGO material Ⅲ』では天の衣から辛辣なコメントを投げかけられたことから、寄り代が彼女と因縁のある人物ではないかと考察されたが、後に第2部では予想通りの答えであったことが明らかとなった。
- なお、依り代となった『FGO』での言峰は作中の年代においては既に死亡していたが、Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』ではラスプーチンが綺礼に肉体を譲り渡して消滅した。
- よく「怪僧」などとあだ名される人物だが、何の僧かと言うとキリスト教である。
- ただし貧困ゆえにほぼ独学であったためどの宗派にも属しておらず、一時期は「鞭身派」[注 4]と呼ばれるカルト分派に熱心に参加していたとも言われるが、宗教的な立場としては「自称」キリスト教徒の「自称」祈祷僧に過ぎない。
- 比較的近代かつロシア史に大きな影響を与えた人物にしては経歴・人物像に曖昧な部分や謎が多いが、これには「胡散臭すぎるので当時研究対象にされず調査が遅れた」という冗談のようで手痛い理由や、「政敵が多すぎて過剰な悪評や真偽不明の風評だらけで検証が難しい」等といった理由がある。
- 「生まれつきひねくれ者、幸福の意味を知りながら、幸福に価値を見出だせない。隣人の幸せを祝いながら、隣人の不幸から目を離せない。その矛盾、その苦しみを否定し続ける人生だった。自身の存在意義や人生の意味に悩んだ人物である」という言峰との共通点も、彼が宗教の道に入ったきっかけとして実際に唱えられている学説の1つである。
- 結婚歴があり妻を愛せなかった(娘も居る)という点も共通だが、きちんと妻と向き合った言峰と違い、ラスプーチンのほうは信仰に目覚めた後に家出同然で出奔している。…愛のあり方について悩んだという点では同じだろうか。
- ただし貧困ゆえにほぼ独学であったためどの宗派にも属しておらず、一時期は「鞭身派」[注 4]と呼ばれるカルト分派に熱心に参加していたとも言われるが、宗教的な立場としては「自称」キリスト教徒の「自称」祈祷僧に過ぎない。
- よく言われる事として、彼は帝政ロシアの終わりを「早めた」人物であり、終わらせた人物ではない。
- 当時の帝政ロシアは国内外の様々な情勢から既に限界であり、ラスプーチンが現れなかったところでどのみち崩壊していたとされる。
- ちなみに、ラスプーチンをロシア皇帝夫妻に紹介したのはナポレオンの末裔(正確にはジョセフィーヌの連れ子の子孫)である。
- 使用する宝具が、善悪どちらの属性にも特攻を持つ極めて特異なもの。善属性は確率で即死させ、悪属性にはダメージ増加の効果を持つ。
話題まとめ
時節ネタ
- まさかの元旦実装であり、当日中に召喚されると律儀にも新年のご挨拶をしながらやって来てくれる。
- ちなみに偶然だが、実装日となる元旦は男性主人公や巌窟王等の声優でお馴染みの「回す方のノッブ」こと島崎信長氏が結婚発表をした日でもある。なのでプレイヤーの中には「神父が結婚祝いに来たけど全然嬉しくない」という声もあったとかなかったとか…
脚注
注釈
- ↑ かつては幸福を自ら手放すような輩に憤る事もあったが、今はさほどでは無いとの事。また、それとは別に「頭が痛くなるもの」としてとある神霊の依代になったシスターの言動を挙げている。
- ↑ 依代の出身地。
- ↑ 流れ的に依代であるカレン自身の事を指しているように思えるが、原作でこの2人は全く面識がなく将来の夢を知る術があったとは考えにくい事や、夢『だった』と過去形の台詞である事などから、娘ではなく妻のクラウディアを指しているようにも思われる(タイころでもカレンの容姿に亡き妻の面影を見出している描写がある)。
- ↑ 元々は文字通り肉体を鞭などで打ち、肉体を蔑む事で神の許しを請うたり、集団トランス状態になる事で神と交信する等を目的とした宗派だったが、そういった儀式がエスカレートした結果なのか、ラスプーチンの頃には何故か最終的に乱交を始める派閥と化していた。
出典
- ↑ Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』第2節「ヤガ」より。