アサシン
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アサシン (Assassin)とは、「暗殺者」の英霊。
概要[編集 | ソースを編集]
「マスターの天敵」とされるクラス。
「気配遮断」を保有していればこのクラスに適性がある。
冬木の聖杯戦争では必ずハサン・サッバーハのうちの誰かがこのクラスのサーヴァントになる。
これまで登場したのは以下55人。
英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B
『Fate/Grand Order』では、ライダーに強く、キャスターに弱いクラスになっている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 上記のサーヴァントの他にヘラクレス、呂布奉先、ネロ・クラウディウス、ウィリアム・テルがこのクラスの適性を持つ。
- スキル欄には記載は無いが、アサシンは多かれ少なかれ「あ、今なら殺せそう」と本能的に察する能力を持ち合わせているらしい。
- 冬木の聖杯戦争では必ずハサン・サッバーハが召喚されるためか、その制限を抜きにした条件は非常に緩い。そのためか、アサシンと言うクラス名ながら暗殺者の逸話とは関係のないサーヴァントが呼ばれる事も少なくない。
また、抑止力の代行者や捨て子達の怨霊の集合体など、本来召喚される筈の無いイレギュラーな存在や反英雄等も度々呼ばれている(クラスの常道に反したサーヴァントはキャスターの方が多い)。- 基本的にハサン以外では「隠密活動」か「直接刃を交えない形での他者の殺害」の逸話を持つ英霊が選ばれる傾向がある。前者は「気配遮断」に、後者は暗殺者のイメージに通じるためか。
一方「暗殺」その物の逸話を持つ英霊は非常に少ないが、これはそもそも「暗殺」が逸話として残っている=犯人だとバレている時点で成功とは言い難いという事情もあると思われる。- なお、原典となったハサンが所属するニザール派のように、暗殺には「見せしめ」の意味で誰の仕業か分かるようにする場合もあるため、「暗殺者として名を残す」という行為も一応成立する。
- 基本的にハサン以外では「隠密活動」か「直接刃を交えない形での他者の殺害」の逸話を持つ英霊が選ばれる傾向がある。前者は「気配遮断」に、後者は暗殺者のイメージに通じるためか。
- ハサンたちのみが呼ばれる理由について「Fate/complete material Ⅲ」では「アサシンというクラスそのものが触媒となっているから」、『Apocrypha』では「暗殺者という言葉そのものが触媒であるため」と説明されている。後者の理由から召喚時の追加詠唱の際に工夫を凝らし、ハサン以外の触媒を用意することで狙ってハサン以外の英霊をアサシンとして召喚することも可能となっている。
- 絶対にハサンが呼ばれると言う事は、「強い触媒を用意せずとも、ハサンと言う中堅サーヴァントの召喚が保証される」とも言える。また、ハサンは基本的に(妙な例外を除いて)「気配察知で潜み、殺す時だけ姿を現す」と言う戦術を取るため、魔力効率が良い可能性が高い。弱い英霊を強化するというコンセプトが破綻しているバーサーカーよりも、よほど弱小マスター向けクラスと言える。もちろん実際には暗殺戦術で勝ち残るのは難しいのだが、弱小サーヴァントで真っ向勝負するよりは遥かにマシであろう。
- 『Apocrypha』で、冬木の大聖杯を使っているのに「アサシン」として山の翁以外が召喚されるのは、ダーニックがトゥリファスの霊地に合うよう調整した結果、“英霊としての側面を持つだけの者”が召喚可能となった影響である。
召喚の際、追加詠唱に工夫を凝らしたり、ハサン以外の触媒を用いればハサン以外も召喚可能。 - 冬木の聖杯では性質上イレギュラーが無い限りハサンが呼ばれるが、ハサンたちはその出自から反英雄に分類されるため第三次聖杯戦争において聖杯がアンリマユに汚染される前から反英雄を呼び出すことが出来たクラスということになる。実際、『hollow』にて部分的に再現された第三次聖杯戦争でも『空想電脳』を使うハサンが登場している。
ハサンたちの中に本来の聖杯が呼び出す正純な英雄としてのハサンがいた可能性も絶対無いとは言いきれないが、同じ出自かつ同じ名前を継ぐ英霊候補の亡霊たちという性質からは考え難い。そのため、クラスの性質により生じた聖杯戦争のルールの穴と思われる。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]