アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
バーサーカー
真名 アルトリア・キャスター
愛称 アルキャス
A・A(第3再臨のみ)
性別 女性
身長 154cm
体重 42kg
好きな物 チョコレート、ハンティング
苦手な物 南国に来て考える人、いる?
アルビオンの竜、宇宙侵略体(第3再臨)
出典 アーサー王伝説、『Fate/Grand Order』
地域 潮騒のティンタジェル
属性 中立・善
副属性
声優 川澄綾子
デザイン 武内崇
設定作成 奈須きのこ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント。アルトリア・キャスター水着サーヴァントになった姿。

略歴
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』に登場。
提出するレポートをため込んで出立が遅れた主人公の同行者の一人として、特異点で発生しているサバフェス乗っ取り事件の解決に乗り出した。
道中で出会ったかつての親友そっくりなノクナレア・ヤラアーンドゥと対立しつつも友情を育んでいくが、終盤で特異点乗っ取りの犯人が自分の同一存在であるアルトリア・アヴァロンの水着霊基であるAAA(アルトリア・アヴァロン・アソシエイション)であった事が発覚。
親友すら目的のために(本人の同意ありとはいえ)利用するし同位体である自分を「そっちは楽しんでほしい」と切り離して自分で抱え込む上に割と私情塗れなAAAへ反発するが、ノクナレアのためにも事件の解決を決意。
終盤に来襲した三体のヌンノスシリーズを退けてノクナレアを正気に戻し、彼女と協力して音楽の力で特異点の発端となっていたワンジナにメッセージを届けることに成功し、無事に事件は収束した。
人物
元々感情的な人物であったがそれでも「でも失敗するかも」とネガティブで踏み出せない性質持ちだったのが水着霊基になった事でブレーキがなくなり、魔猪の氏族っぷりに磨きがかかっている。
そのために妖精眼で見えた事を悪意なく口に出してトラブルを起こしかけることもしばしば。
第三霊基以降のアルトリア・アヴァロンベースの方も、厳格で公正な「聖剣の守護者」としての側面はどこかに行っており、夏エンジョイ勢と化している。
その一方であまり人間の視点で物事を考えられないところは据え置きであり、期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では自分一人で事態を解決できると判断して解決の筋道は作ったものの、関係者の対立から暗礁に乗り上げかかっていた。
また、第三霊基ではAAA(アルトリア・アヴァロン・アソシエイション)とも名乗る。
能力
聖剣を利用して生み出した使い魔として、十束剣から生み出したシャチ「エクター」とミストルティンから生み出したイヌワシ「マッハ」と共に戦闘を行う。
また、水着霊基となった際に夏をエンジョイするためにトランペット演奏と踊りを身に着けてきている。
その一方で相変わらず調査についてはポンコツで、道具作成スキルも破壊工作系にしか使用できないことが発覚したことでランクは大幅に下がっている。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) B C B A B A+ 狂化:A
対魔力:B
道具作成:E
妖精眼:?
春の鼓動:EX
夏の妖精:B
聖剣操縦:A
 

宝具[編集 | ソースを編集]

宿願接ぐ希望の剣(ホープウィル・キャメロット)
ランク:A+
種別:対神宝具
レンジ:1~90
最大捕捉:1体
かつて妖精國で呪いの厄災を祓うために用いたエクスカリバーとロンゴミニアドの重ね技。
本来なら広範囲に影響する効果を目の前の一体に収束する結界魔術としての側面も持つ。
「混沌」「神性」「人類の脅威」に対して特攻であり、この宝具を使用する際には水着霊基のおふざけ一切なしの純然たる「予言の子」となる。
宝具演出も、妖精國でケルヌンノスと対峙した際に流れるゲーム内映像を意識したものとなっている。
『Grand Order』では「味方全体に対粛正防御状態<無敵貫通状態を無視して攻撃によるダメージを0にする状態>を付与(1回・1ターン)+自身に〔混沌〕特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&〔神性〕特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な〔人類の脅威〕特攻攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。 

真名:アルトリア・キャスター[編集 | ソースを編集]

妖精國を生きたアルトリア・キャスターが水着サーヴァントとなった姿。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

水妃モルガン
妖精國での敵対者の水着霊基。
「冬の女王」のあまりの浮かれっぷりにドン引きしている。
ケット・クー・ミコケル
かつてのライバルの水着霊基。
着ぐるみについてはよくわからないものの、この状態なら友人になれるかもと思っている。
UDK-バーゲスト
かつてのライバルの水着霊基。
ワイルドな水着を期待していたのに全然水着を着ていない有様に苛立っている。
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』ではシナリオ中にUDKに参入してメンバーになっており、破壊消火で貢献はしていたものの打ち上げで食いまくって最後には赤字にしてしまっていたとか。
メリュジーヌ〔ルーラー〕
かつての妖精騎士の水着霊基。
AAモードの方としては彼女のあまりの自由っぷりにあきれ返っている。
ノクナレア・ヤラアーンドゥ
かつての親友の水着霊基。
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では当初は敵対していたが次第に仲良くなってゆき、最後には協力して事件に終止符を打った。
A・Aとしては、規模こそ違えど英霊の座と同じような自身の身を用いて強引に人材派遣した存在。ワンジナの想いを理解できる代弁者として、「もう一度ノクナレアに祭りを味わってほしい」という個人のワガママから彼女を選定した[出 1]
ワンジナ
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』で共演。
最後に彼女へと音楽を介してメッセージを届け、事件を解決に導いた。
カルデアでも精霊としての在り方を知り、ノクナレアを彼女自身の視点として選んでくれたことに感謝している。
ガレス〔セイバー〕
妖精國での友人「エインセル」そっくりの人物の水着霊基。
こちらでも仲が良いようで、サーフボードの乗り方を教えてもらいたがっている。
千子村正
妖精國での同行者。
特にアルトリア・アヴァロンベースの人格では彼に執心しており、期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では彼の第一再臨を無理やり水着霊基扱いとした挙句「視察のボディガード」と称して島の各所を訪れる際も終始連れまわしていた。後にアルトリア・キャスターが知ってブチ切れたのは言うまでもない。
オベロン
妖精國からの腐れ縁の相手。
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』で彼が着ている白衣装は当初アルトリア・キャスターが着ようとしてたものをパクったものであった。このためアルトリアはより開放的な装いで活動することになる。
BB (水着)
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』ではAAモードの方が彼女がワンジナに対して悪影響になると考え、彼女を追放してサバフェスを乗っ取った。
一応悪い事をしたという認識はあるようだが、彼女は不屈のヒロインなので問題ないだろうと突き放している。
モードレッド
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、「マネ子」呼ばわりされて妖精眼で見た真実から「どっちが!」とうっかり地雷を踏みかけたが、「(父上の)真似っ子」ではなく「マスターのマネージャー」から来た呼称だったため、一転して「いい子過ぎる!」と驚愕していた。
茨木童子〔ランサー〕
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、「嘘を真実だと信じ込んでいる」と妖精眼で見た真実から地雷を踏みかけた。
アスクレピオス
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、自分の身長体重その他のデータを全部赤裸々にした同人誌を発表しようとしたのにブチ切れて脅迫して取り下げさせた。
アーキタイプ:アース
自分達の最上位に位置する存在。敵に回ると10倍ワガママになるので、味方で良かったと称している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

第一・第二再臨[編集 | ソースを編集]
「対厄災大儀式、開門! 霊脈閉塞型兵装ロンゴミニアドから、龍脈焼却型兵装エクスカリバーに変奏。聖剣、抜刀――! 祭神よ、我らが罪を、許し給え――!」
宝具ボイス1。
2部6章のあのシーンの再現で、直前の生放送で公開された彼女の宝具演出でもこれが使われている。
「現実にその光はないとしても……諦めず、投げ出さず、強がって歩き出す。この希望を知っているから。『宿願接ぐ希望の剣ホープウィル・キャメロット』。」
宝具ボイス2。
楽園へと還り、ここにいる彼女にしか言えない、明るく前向きなセリフ。楽園の妖精は感謝の心を忘れない。旅の果てにたどり着いた答え、それに気づかせてくれた大切な者の名を宝具に刻み、彼女は戦場に身を投じるのである。いきなり真面目になられてもこちらとしては少し困るが……。
第三再臨[編集 | ソースを編集]

マイルーム[編集 | ソースを編集]

第一・第二再臨[編集 | ソースを編集]
第三再臨[編集 | ソースを編集]
「……は?どうして村正さんは泳ぎに来ていないのです?……『水着霊衣がない』?あの方の霊基第一、水着のようなものではありませんか?至急、連れて来てください。」
マイルーム会話「千子村正」。
恩人がバカンスに来ていないことに疑問を抱く彼女。それどころか割と理不尽な難癖をつけて連れ回そうとするのであった。
実際2023年度の水着イベントでは、第一再臨の時のみ特攻対象になっていた。そしてストーリーでは彼女の護衛として雇われて、二人で夏の島でのバカンスをたっぷり満喫していた(村正は雇われたとはいえ無理やりさせられていたようなものだが)。一方アルキャスはその事実を知り普通にキレた。「何やってんだ村正ァ!」「仕方ねえだろ、雇われたんだよ!」

イベント [編集 | ソースを編集]

「──────。(一応関係者なので教育が必要だと思っている目)」
2023年度夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて。
馬鹿三人衆名乗りを見てドン引きするアルキャス。聖剣の守護者として、聖剣を振るう誇り高き騎士がいくら夏とはいえ浮かれまくっているのは見過ごせない彼女。しかしすんでのところで堪えるが……
「こちらの円卓の騎士のみなさんは愉快な人ばかりなんですね。とっちめますか?」
同上。謹慎中でありながら遊ぶ気満々だと主人公 (Grand Order)に指摘されながら、ほぼ反省する気のない紳士3人にアルキャス、キレた!
しかしマスターに「いざという時には頼りになるから」と言われ、その場では矛を収めるのだった。
「成長のための素材、ですね?『全体にすっごい無敵をはれるキャスター』か、『宝具がヤッバい単体攻撃のバーサーカー』に使うと良いでしょう。」
『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』のアイテム交換所でのセリフ。
前者は水着でない普通の彼女、後者は水着の彼女を指している。まるで他のサーヴァントにリソースを割くなど無駄だとでも言いたげなAAAなのであった。
「あ、やっば!落としちゃった!……いえ、なんでもありません。私は聖剣の守護者、完璧なアルトリア・アヴァロン。ほ、ホントですよ……?」
同上。マスターが交換を頼んだものを落とす魔猪の氏族。夏の空気にやられているのか、普段であれば見られない『アルトリア・アヴァロン時のアルトリア・キャスター』の声が聞ける少し貴重なセリフ。それはそれとして、取り繕っても遅いです……。
「アイスソーダ……ふーん。それ、誰にあげる用のやつです?……まぁ、いいですけど。」
同上。イベントのメインストーリーを進める際に必要なキーアイテムを交換する際に彼女が店番をしていると聞ける限定セリフ。当人はどうでもいいように振る舞っているが、感情が漏れ出しているのはマスターにバレバレなのであった。
なお、マスターがアイスを渡す相手は彼女ではなくオベロンである。

その他[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 彼女が使役する使い魔のうち、「エクター」のベースとなった十束剣(厳密には日本神話に登場する長剣の類の総称であり、特定の剣を指す固有名詞ではない)の一振りとして有名なものに須佐之男命が八岐大蛇を退治する際に振るった「天羽々斬」がある。
    また、「マッハ」の素体であるミストルティンはヤドリギを意味し、盲目の神ヘズが意図せずして兄バルドルを死に至らしめたアイテムでもある。
    いずれも神殺しのアルターエゴと浅からぬ因縁を持つ剣であり、これらを自身の使い魔のベースとしたのも単なる偶然ではないのだろう。
    • 「エクター」という名前は、妖精國で彼女に鍛冶の手ほどきをした妖精エクターが由来だと思われる。
    • 「マッハ」の名前の由来は不明。ケルト神話に同名の戦いの女神が登場しているが、関連性は明言されていない。


脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 週刊ファミ通 2024年8月22・29日合併号 P.30

リンク[編集 | ソースを編集]