「BB (Grand Order)」の版間の差分
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:この変更について「あれ、もうさんざん使ったので飽きました。今回のテーマはキュート&キュアライズ!あ、でも皆さんの味方になったからってカースドな部分は消えませんから。BBちゃんの呪いは永遠なのです!」とは本人の言。 | :この変更について「あれ、もうさんざん使ったので飽きました。今回のテーマはキュート&キュアライズ!あ、でも皆さんの味方になったからってカースドな部分は消えませんから。BBちゃんの呪いは永遠なのです!」とは本人の言。 | ||
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: 同じ虚数属性なのでシンパシーを感じるらしく、自分たちだけでサンタを全うしようとする彼らを手助けするため、主人公にそのサポートを提案する。 | : 同じ虚数属性なのでシンパシーを感じるらしく、自分たちだけでサンタを全うしようとする彼らを手助けするため、主人公にそのサポートを提案する。 | ||
: DAY5では突如[[BB (水着)|水着霊基]]で彼らの妨害をするものの、それは「虚数潜航深度5以上は冠位の壁がある」事を警告するという思惑があったものと思われる。 | : DAY5では突如[[BB (水着)|水着霊基]]で彼らの妨害をするものの、それは「虚数潜航深度5以上は冠位の壁がある」事を警告するという思惑があったものと思われる。 | ||
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+ | : 本来は『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』でカルデアを2030年のドバイに案内するつもりであったが、彼女の目論見によりムーン・ドバイ世界へと目的地を変えられていた。 | ||
+ | : 奏章Ⅲでは直接顔を合わせ、彼女を「未来からやってきた別個体のBB」と認識した直後に彼女によって宇宙へと放逐された。 | ||
+ | : なお、BBドバイ自身は『EXTRA』世界における[[BB]]のデータをインストールして完成したAIである。 | ||
+ | ; [[岸波白野〔ムーンキャンサー〕]] | ||
+ | : 月の裏側で出会った先輩。 | ||
+ | : 奏章Ⅲでは(自身はCCCのBBと別物ではあるものの)彼らに再会し、最後には三人きりになって涙ながらに人類の未来を守ると宣言した。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2024年10月27日 (日) 08:18時点における版
ムーンキャンサー | |
---|---|
真名 | BB |
読み | ビィビィ |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm |
体重 | 46kg |
好きな物 | 先輩 |
苦手な物 | 人間 |
出典 | Fate/EXTRA CCC |
地域 | ムーンセル SE.RA.PH |
属性 | 混沌・善 |
副属性 | 人 |
一人称 | わたし |
二人称 | アナタ/○○さん[注 1][注 2] |
三人称 | 彼/彼女/皆さん[注 2] |
声優 | 下屋則子 |
デザイン | ワダアルコ |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
ムーンキャンサーのサーヴァント。『Fate/Grand Order』におけるBB。
- 略歴
- かつてムーンセル・オートマトンに発生した特殊事例、ケース・CCCを起こした暴走AI「BB」のコピーのようなもの。
- 元々はマスターの健康を管理するために配置された保健室管理の上級AIだったが、バグによって暴走したことで電脳世界を侵すキャンサー(癌)として月の裏側を支配し、SE.RA.PHの聖杯戦争を妨害した。
- だが平行世界でのビースト顕現において、そのムーンセルに記録されていたキアラが原因として絡んでいたため、ムーンセル・オートマトンが『真性悪魔の受肉を阻止すべく』特殊処理を行い、キアラを御し得る虚数空間の使い手だったBBを一時的にサーヴァント化し『Grand Order』の世界に(片道切符=鉄砲玉扱いとして)送り込んだ。
- かくして地球のSE.RA.PHと化しつつあった海洋油田基地セラフィックスに現界した彼女だったが、既にキアラは独力での対処が不可能な段階に至っていたため、そこに存在していたキアラからサルベージされたBBと共謀して現地人類の協力を仰ぐこととなる。聖杯戦争の運営を引き継いだ後、カルデアのマスターを未来のセラフィックスにレイシフトさせるよう仕向け、彼らと取引を行いつつビーストに対抗するための工作に徹し続けていた。
- 最終的に目的が達せられた後は消滅するはずだったが、自身とメルトリリス、パッションリップを『Fate/Grand Order』の世界/英霊の座におけるイレギュラーとして登録[注 3]。『深海電脳楽土 SE.RA.PH』での事件を全て虚数事象として処理した[注 4]。その後、自身もムーンセルに戻れと命令されなかったのを良いことに、観光として、独自クラス「ムーンキャンサー」のサーヴァントという形を取りカルデアに居座った。
- 2部4.5章『虚数大海戦 イマジナリ・スクランブル』では項羽の依頼によって事態の解決に協力することとなる。
- 人物
- 「人間は嫌い」と公言し、あるマスターを月の裏側に引き込んで苦しめた。本人は正常なつもりでいるが、客観的に見ると明らかに狂っている。言動の端々から愛情過多・愛憎混濁とした矛盾性を漂わせている。
- 自分の仕事を手伝う使い魔として下位のAI・アルターエゴを作成したものの、『人格を元にして作られた』AIなので、親元であるBBとは意見がそれぞれ違っているためエゴたちとの仲はあんまり良くない。
- 聖杯戦争の参加者たちにルールを守らせながら、本人はルールを破りまくる違法改造の化身であり、朝食感覚で世界を滅ぼす一方明るくおしゃまな後輩としてセンパイ(マスター)を振り回すコトに全力を尽くす後輩系デビルヒロイン。パッと見は行動設定も性格設定も歪んでいるように見える。
- 言動は邪悪でイケイケ、台詞や言動が滑ってもそのまま突き進む猪突猛進な黒幕ガール。本来は引っ込み思案で表に出られない性格だが、愛する者のためならひたすらアクティブになる恋心の化身。本人はノリノリで悪役を演じているのだが、素養がない為どうしても滑ってしまう。
- 強気なのは潜在的に加虐嗜好があるため。小悪魔系なのはここに端を発する。加えて、耐えに耐えた後に爆発するタイプな為、発揮する時は凄まじいドSっぷりを発揮する。悪役を演じている最中は「さいっこうに楽しい!」とハイになっているが、舞台裏に引っ込んで冷静になり、頭を抱えて落ち込むまでがワンセット。
- 以上の性格は『CCC事件』で見せたものとさほど大差ないのだが、彼女にとって『CCC事件』は体感的に数万年も前となっている。そして『CCC世界』ではBBは存在しないという扱いと、サーヴァント化できるのはFGO世界だけという事、ひいては自分が一夜だけの幻である事を理解している。
- BBは自分を『人類を救う道具』ではなく『人類を惑わしたり、時に助けたりする悪魔』と位置づけており、「だから、わたしを好きになっても無駄ですよ? どんなにアナタがBBちゃんにメロメロになっても、わたしは決して捕まりませんから♡」と本人はドヤ顔で語っている。
- 容姿も殆ど変わらないが、差異点としてコートの肩に、ムーンセルから正式に送り込まれている事を示すかのようにムーンセルのマークが刻まれている。
- また、本人曰く地球人類が3%を切るとハードモードが発動し、愛故に人類を監禁してディストピアを開いてしまうとのこと[出 1]。
- 能力
- 主に教鞭「支配の錫杖」での光の軌跡やビームを使って戦う。
- ムーンセルのバックアップは失われているため、保有スキルは殆どのランクがEXからD~Cへと大幅ダウン。ステータスパラメータも並のサーヴァントと同じ規格として現れている代わりに、後述するクラススキルなどを含めキャスタークラスに似た特性を得ている。
- パラメーターの幸運値は本来は最低ランクのE-だったが、BB本人の世界をねじ曲げるほどの努力(と献身)が起こした“奇蹟”が認められた結果、ランクEXへと格上げされた(すなわち、幸運EXと仮定しない限り達成不可能な事をかつて彼女は成し遂げていた)。
- ビーストⅢ/Rの権能を無効化するアイテムを制作する、SE.RA.PHの運営や虚数空間の制御、固有結界として『BBチャンネル出張版』を展開するなどチートっぷりは健在。これらの功績からかクラススキルの「対魔力」「道具作成」「陣地作成」を高ランクで得ている。
バリエーション/コスチューム
BB (水着)
ハワイの女神ペレの神核を取り込み、深淵の邪神と同調した姿。通称「水着BB」。
詳細は「BB (水着)」を参照。
BBドバイ
「人類の健康管理AI」から「人類の継続管理AI」に昇格させられたセレブなBB。
詳細は「BBドバイ」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ムーンキャンサー | 主人公 (Grand Order) | E | C | D | A | EX | A | 対魔力:B 道具作成:A 陣地作成:A |
十の王冠:EX→D 黄金の杯:EX→C 自己改造:EX 自己改造(恋):EX 百獣母胎:EX |
強化クエストクリアで「自己改造」→「自己改造(恋)」に変化。 |
宝具
- C.C.C.(カースド・キューピッド・クレンザー)
- ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1 - 『Fate/Grand Order』で使用される宝具。
- この変更について「あれ、もうさんざん使ったので飽きました。今回のテーマはキュート&キュアライズ!あ、でも皆さんの味方になったからってカースドな部分は消えませんから。BBちゃんの呪いは永遠なのです!」とは本人の言。
- ムーンセルの力を引き出し、無敵のナース姿にチェンジ。そのまま自分の領域である虚数空間から悪性情報を引き出し、周囲のチャンネル(共通認識覚)をカオスなものに上書き。固有結界『BBチャンネル出張版』を展開し、相手を混乱のるつぼに叩き込む。
- 要はナース服に着替えてからの注射器アタック。効果は敵単体にArts属性の超強力な攻撃を与えて弱点耐性をダウンさせ、味方全員のNPを回復させる。
- 『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&弱体耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+味方全体のNPを増やす」という効果のArts宝具。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。立場上、事件にまつわる真相を詳らかに知る唯一の人物でもあった。
- Fate/Grand Order Arcade
- 期間限定イベント『BBからの招待状 電子の海のバトルアリーナ』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。
- 後に宝具演出で見せるナース姿となる総身霊衣「万能天使系後輩☆」が実装された。
人間関係
Fate/Grand Order
- ビーストⅢ/R
- ムーンセルから対処を依頼された相手。
- 基本的には敵わないためにBB/GOと入れ替わり、主人公 (Grand Order)をおちょっくているように見せかけて導き、こっそり対処策を練っていた。
- カルデアにやってきた彼女に対しては「太陽系に匹敵する快楽ランド」と罵倒しつつもカルデアにいる事に驚愕しており、口の悪い童話作家にでも押し付けてきてくださいと極力接触は避けたい様子。
- 『Grand Order』世界における本来の彼女に対しては、その存在を「自分が負けヒロインになるくらい有り得ない」としている。
- 主人公 (Grand Order)
- もう一人のセンパイ。
- 「あ、駄目、無理、尊い……」と思える方の先輩と違い、「おちょくっていて面白い」とのこと。
- トラパイン
- 彼女にこっそり手を貸したことで命がけで通信室からカルデアへ救難信号が送られたことを受け、丁寧に埋葬することで最大限の敬意を示し、「セラフィックスの事件をなかったことにして元凶以外を全員救う」ことを誓った。
- 魔神柱ゼパル
- セラフィックスの事件の発端を作った張本人。
- 自分が出動する原因となった事に怒ったのか、あるいはトラパイン女史に悲惨な最期を迎えさせたことに思う所があったのか、事件を「なかったこと」にする際にも単独顕現持ちのためどうしようもないキアラともども、救済対象に入れなかった。
- BB/GO
- キアラの中からサルベージされた、もう一人のBB。
- キアラを打倒する為に聖杯戦争の管理をしていた彼女と密約を交わし、入れ替わっていた。
- 密約はキアラが討伐されるまでなので、その後はお互い裏切るつもりだった。
- メルトリリス (Grand Order)、パッションリップ (Grand Order)
- キアラの中からサルベージされた自身のアルターエゴ達。
- SE.RA.PHでは彼女達にKPを埋め込み、センチネルとして行使していた。
- メルトリリスについては「最終的なスペックなら自分に次ぐ、ほっといたらドンドン強くなるエゴだが、『好きな人ほどいじめたい』というのは可愛くない」、パッションリップについては「初期から攻撃力マックスだがその後の発展性はないエゴで、清純派を気取っているが『好きな人に迫られたい、いじめられたい』という業の深さならメルトにも負けていない」と評している。
- マイルームでは彼女らサクラファイブを「恥ずかしい性癖を切り離して葬った黒歴史」扱いしているが、同時に改心し精神的に成長している事も認めている。対して自身の中身がそのまんまな事には、自分の元になったオリジナルはよほどめんどくさいのだろう、としている。
- カズラドロップ
- 自身のアルターエゴ。
- 『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではid-esを没収した上で彼女をメッセンジャーとして使っていた。
- 上記の二人同様にキアラからサルベージされたものなのか、他に出所があるのかは不明。
- 鈴鹿御前
- SE.RA.PHで召喚されていたサーヴァント。KPを埋め込み、センチネルとして行使していた。
- マイルームでは彼女がムーンセル並の演算能力を密かに持っている事を漏らしかけている。
- タマモキャット
- カルデアから連れてこられたサーヴァント。KPを埋め込み、センチネルとして行使していた。……が、フリーダム過ぎる言動に若干持て余し気味。
- イシュタル
- 漫画版で追加されたサーヴァント。KPを埋め込み、センチネルとして行使していた。
- ロビンフッド
- ビーストへの対処にあたって、ムーンセルから連れてきたサーヴァント。
- いろいろと出来るため、月同様に様々な用途にこき使っていた。
- 彼の事はたいへん評価しているようで、憎まれ口を叩きながらもしっかり働いてくれるので大好きと語っている。
- エリザベート・バートリー
- おそらくはビーストへの対処にあたって、ムーンセルから連れてきたサーヴァント。漫画版で追加された。
- レベルを下げられた(Lv.30)挙げ句ロビンと共にガウェイン(Lv.80)と戦わされたりと扱いはロビン同様悪い。
- パールヴァティー
- 同じ少女を原型としその善性を抽出したサーヴァントであるためか、「あれこそ理想の私」とベタ褒めしている。とはいえ不穏な匂いも多少する模様。
- カーマ
- パールヴァティー同様に同じ少女を原型としたサーヴァントだが、こちらには「(あまりにも)えっちなのはいけないと思います」とディスっている。
どの口が言うか。 - マイルームでも露出度がハレンチすぎると反応しており、彼女がキアラの対であるビーストであったことを知ると「自分はいつまで経ってもそんな役回りばかりなのか」と嘆いている。
- 奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』ではこっそり彼女の霊基を弄ってアルターエゴにしていた。
- ネロ・クラウディウス、玉藻の前
- ムーンセルでも付き合いのあったサーヴァント。
- 「どちらも人類にとって障害になる困ったちゃん」と意味深な比喩で注意するようにこちらに釘を刺している。
- 項羽
- 期間限定イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル~ノーチラス浮上せよ~』にて、彼から依頼を受けて虚数空間でも行動可能になる水着礼装を作成した。
- 楊貴妃
- 期間限定イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル~ノーチラス浮上せよ~』にて、ラストの舞台裏で陰謀の首魁であった彼女にお仕置きをしてイベント全体を総括した。
- 同じ「混沌・善」で「ラスボス系後輩」と「裏ボス系幼馴染」で対になるが、陽気で頭の回転が速いため内心を見透かされやすい彼女は天敵と言ってもいい相手になってしまっている。
- ガネーシャ
- パールヴァティーからの依頼を受け、依り代を紹介した相手。
- 霊基の根本部分に関わっているためにムーンキャンサーとして成立しており、ガネーシャの幕間の物語ではアフターサービスとして定期検診を行っていた。
- 大黒天
- 上記のガネーシャの「定期健診」の際にデータ取りを依頼した相手。
- 他にも何人か依頼を出した相手はいるが、人数がいる分一番アテにしていたようである。
- A・A
- 期間限定イベント『サバフェス2023』にて、自分が主催していたサバフェスを奪った相手。
- もっとも、BBがルルハワにオーストラリアを合体させた事で発生した脅威に対処するために彼女はサバフェスの奪取を実行したのだが、BB本人は事情を飲み込めていない事もあって困惑し、また魔力が尽きて虚数空間の底に沈む事となった。
- ネモ〔サンタ〕
- 期間限定イベント『雪原のメリー・クリスマス2023』にて、陰ながらサポートしていた相手。
- 同じ虚数属性なのでシンパシーを感じるらしく、自分たちだけでサンタを全うしようとする彼らを手助けするため、主人公にそのサポートを提案する。
- DAY5では突如水着霊基で彼らの妨害をするものの、それは「虚数潜航深度5以上は冠位の壁がある」事を警告するという思惑があったものと思われる。
- BBドバイ
- 奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』にて相対した、並行世界のBB。
- 本来は『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』でカルデアを2030年のドバイに案内するつもりであったが、彼女の目論見によりムーン・ドバイ世界へと目的地を変えられていた。
- 奏章Ⅲでは直接顔を合わせ、彼女を「未来からやってきた別個体のBB」と認識した直後に彼女によって宇宙へと放逐された。
- なお、BBドバイ自身は『EXTRA』世界におけるBBのデータをインストールして完成したAIである。
- 岸波白野〔ムーンキャンサー〕
- 月の裏側で出会った先輩。
- 奏章Ⅲでは(自身はCCCのBBと別物ではあるものの)彼らに再会し、最後には三人きりになって涙ながらに人類の未来を守ると宣言した。
名台詞
Fate/Grand Order
マイルーム
- 「花嫁衣装のセイバーさん。巫女姿のキャスターさん。赤い外套のアーチャーさん。そして、どこでも態度の大きなギルギルマン……。
観測宇宙からは抹消された、記録宇宙でのみ残った、特殊事案の当事者たち……か。ま、もう私には関係無い話ですけどー」 - マイルーム会話「『Fate/EXTRA CCC』パートナーサーヴァント」。
- 別世界のそのまた裏側で起こっていた出来事の当事者達を目の当たりにするものの、あくまでも彼女は「無関係」を装って振舞う。
- 「おおっと! 清楚で可憐。それでいて、包容力の化身のような、素敵なヒロインサーヴァント発見伝♪
いいですよね。高貴な青色のインド女神衣装。どこぞの金星の女神とは、慎みが違うというか……。ぶっちゃけ、あれこそ、理想の私なのです♪」 - パールヴァティー所持時。「理想の私」というなら少しは見習ってほしいものだが……。さり気に姉(が依代になっているサーヴァント)をディスってる辺りも彼女らしい。
イベント
- 「私の先輩はこの宇宙でただひとり。
キラキラ光る星の王子/王女さま、みたいな。
……でも、私はそんな人とは出会えなかった。
ボスとして君臨した後、色々と後悔したり自重したわたしは、わたしの運命をそのように修正したのです」 - 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』での台詞。BBの言う「先輩」とは月で出会った者であることは明らかであり、そして世界の全てが忘れた月の裏側の出来事を永遠に覚えているが、あの事件があった事になるとその者に迷惑をかける。
- 「先輩」の未来を守るために、彼女は「私たちは出会わなかった」と定義して、自らの夢に蓋をした。
- 「見えていませーん! 前回は知りませんが、今回はローアングルからの撮影にも対応している筈です!」
「ほら、立ち絵だと下が切れて見えないでしょう? だから見えない筈です。……そうですよね?」 - 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』での台詞。「見えてるぞ!」という唐突な主人公の指摘に対して。
- 知らないと言いつつも、3DCGの『EXTRA CCC』では丸見えだったことを気にしていたらしい。
- しかし実際は指摘通り文字枠が半透明なので見えている(更に後のアップデートで文字枠を隠せるようになってしまったため完全に丸出しになったりもする)。そもそも今回は「2Dでありながらスカートの丈が変わっていない」ため、二重の意味でローアングルからの撮影には対応していない。
- 「接触、確認しました! 存在証明の
疑似霊子 変換を開始───」
「魂の概念を一時的に分離、情報体に分解・変換。サイズ、フォルムの概念を霊子境界線 に固定。」
「数値をアルターエゴ・パッションリップに代入。心象空間の深部領域に到達後、疑似霊子として再構成───」
「深層落下 、開始 !」
「そこからは心の中の戦いです、センパイ! 肉体に傷はつきませんので、全力で戦ってくださーい!」 - 月の裏側より受け継がれる伝統。肉体ではなく精神を攻略する『心の戦い』。
- 「見たかったですけどね、センパイの平面化! やっぱり男の子(女の子)はJPGに限ります!」
- 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で、海底の水圧で潰されることを想定する主人公に対し、三次元より二次元の方が好みであることを吐露した台詞。どちらもBBにとって玩具であることには変わらないだろうが、FGOの仕様にもかけているのだろうか?
- 「そう、すべてはこの時のために、BBちゃんは心を鬼にしてマージンをとっていたのです!」
- 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で、対キアラ戦のための準備についての台詞。サクラメントを後の備えに使っていたとはいえ、あのアイテム販売の売価には粗利益が入っていたという衝撃の事実。
- キアラの目をごまかすため、嫌がらせキャラであることをよりアピールするため―――と思いたい。
- 「現実的ではありませーん!
1秒に44本魔神柱を殺さないと間に合いません!」 - 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で、ビーストⅢ/Rが地球の核へと落下しつつある時、爆発的に海中に増殖した魔神柱に対しての対処速度の例え。
- 確かにサーヴァント数体分の強さを持つ魔神柱を1秒に44本倒すというのは、よほど特殊な環境下でない限りは本当に現実離れしたことであろう。
- 余談ではあるが、『冠位時間神殿 ソロモン』での戦闘が開始されてから約12時間後に管制塔バルバトスが陥落するまでの討伐速度が「1秒に44本」であった。
- 「お疲れさまでした。あなたの活躍で、今回の特殊事案は解決されました。
人類はやっぱり、ギリギリのところで捨てたものではありませんね。
私の先輩も、きっと笑顔でそう言ってくれると思います」 - イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』終了後の台詞。かくしてセラフィックスの事案はカルデアのマスターである「センパイ」によって解決した。
- そして、月で出会った「先輩」のことを言及しているのは『CCC事件』が体感的に数万年経過してもなお、彼女にとって忘れられない存在だからだろう。
メモ
- 竹箒日記によると、『Fate/Grand Order』においてBBが穿いているのは「パンツではなくレオタード」ということにはなっているらしい[出 2]。
- 彼女が力の一部を取り込んだチャタル・ヒュユクの女神の派生先の内イシュタル(イナンナ)、アルテミス、ティアマトは『Grand Order』で登場している。前者二人はイレギュラーこそあれどれっきとした神霊として扱われており、ティアマトにいたっては『百獣母胎』の権能を持つ人類悪として顕現している。作中でも彼女たち(特にティアマト)の規格外さは散々描写されており、そんな彼女たちの原典とも言える「チャタル・ヒュユクの女神」をBBが取りこんでいたという事実に改めて驚嘆したプレイヤーも少なくない。
- 『Grand Order』での彼女との初戦闘の際、画面が切り替わる時に表示されているのはビーストとの戦闘開始である『ADVENT BEAST』の文字と、後に戦闘することになるビーストⅢ/Rと同じ演出(文字は桜色のノイズに阻まれてほぼ見えないが、演出はノイズが文字部分に集中しているためハッキリ確認できる)。初戦闘以外の切り替え時は『GRAND BATTLE』と表示される。
- なお、BBと戦闘する際には戦闘前のやり取りで必ず瞳が赤くなる描写が入るため、戦闘しているのは全てBB/GOである可能性がある。
- 彼女のクラスは実装当時は他の該当者がいない固有クラス「ムーンキャンサー」だが、ルーラーに不利・アヴェンジャーに対して完全有利を取れる唯一の存在であるため、アヴェンジャークラスのサーヴァントが登場するクエストにはたいてい彼女が駆り出される事になる。そして宝具の見た目が巨大な注射器なので「尻に座薬を刺す」だの「狂犬病の予防接種」と言われてしまう事に……
- 後に『深海電脳楽土 SE.RA.PH』がメイン・インタルード入りした事で入手が容易になり、Artsのサポーターであるアルトリア・キャスターも実装され、さらに2024年に謎の代行者C.I.E.Lが実装されるまでの7年間は唯一の単体宝具持ちのムーンキャンサーであったため、長らく対アヴェンジャーのお供として活躍していた。
- 当初の企画では期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』での☆4配布枠がパッションリップだったが、奈須きのこ氏がディライトワークスやワダアルコ氏に「どうしてもBBちゃんが欲しい!」とお願いをし、無理を通してBBを配布にして貰った経緯がある。[出 3]
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ 主人公は「マスターさん」、たまに冗談で「センパイ」呼びする。「先輩」と呼ぶのは月に存在したとあるマスターに対してだけとする。
- ↑ 2.0 2.1 人間には名字にさん付けで、サーヴァントは呼び捨て。
- ↑ 消滅したメルトリリスの核はキューブ化して保存しサーヴァントとして再利用している。
- ↑ ただし完璧に隠匿できたわけではないらしく、『ホームズ体験クエスト』においてカルデアの5月の記録に数秒ほど解析不能なノイズが存在していたことがホームズとモリアーティに発見されている他、『デッドヒート・サマーレース!』ではエリザベートが「GWでは酷い目にあった気がする」と、シャドウ状態でセラフィックスに召喚されたことを僅かながら覚えている。
出典
- ↑ 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』 終幕「刻を裂くパラディオン」(2/2)
- ↑ 竹箒日記2017/3/26
- ↑ 「TYPE-MOONエース Vol.12」 Fate/EXTELLA 奈須きのこ インタビュー P45