織田信長
魔人アーチャー | |
---|---|
真名 | 織田 信長 |
読み | おだ のぶなが |
外国語表記 | Oda Nobunaga |
異名 | 尾張のうつけなど |
愛称 | ノッブ |
性別 | 女性 |
身長 | 152cm |
体重 |
39kg 43kg(FGO) |
好きな物 | 南蛮渡来の品物 |
苦手な物 | すぐ諦める人 |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・中庸 |
一人称 | わし/我 |
二人称 | そなた/お前/貴様など |
三人称 | あ奴/あれなど |
声優 | 釘宮理恵 |
デザイン |
経験値(原案) pako(FGO) |
設定作成 | 経験値 |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | コハエース |
概要
- 略歴
- 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』では、陸軍が招いた外部の魔術師によって召喚されるが、現界するやいなや圧切長谷部で両断。新たなマスターと契約すると、瞬く間に陸軍内部を掌握。
- そのまま魔術協会、ドイツ第三帝国、冬木の御三家をまんまと出し抜き、大聖杯を奪取した。
- そして滅びに向かう日本を救うため、一発逆転の戦略兵器として大聖杯を「八一号聖杯爆弾」へと改造し、日本軍内で研究されていた超大型戦略爆撃機などの兵器開発に取り掛かる。
- 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、沖田総司や風魔小太郎と共にⅩの座を統括する廃棄孔アンドロマリウスと交戦するが、相手が魔神とは名ばかりで神性スキルを持たないため若干苦戦を強いられていた。
- 人物
- 輝く木瓜紋をあしらった軍帽と黒の軍服を纏った少女。
- 見た目は若々しいが、年季の入った尊大な口調で話している。口癖は「是非もなし」。場面によって言い方が変わり、「是非もなしかな?」「是非もないかな?」「是非もないんだよ!?」と使い分ける。
- 尊大で自信家、史実通り新しい物・珍しい物好きで旧弊とか仕来りに囚われない柔軟な思考を持つ、型破りな英霊。いつも着ている軍服は大日本帝国陸軍の物ではなく第三帝国の制服を元にしたもので、かっこ良かったのでマスターに似た物を作らせたらしい。
- また自己顕示欲が強く、「真の覇王」を名乗り、TYPE-MOONに登場する他の王様たちに対抗意識を燃やしている。基本的に賑やかな事を好むが、昔好きだった敦盛は、踊ると死亡フラグが立つので自重しており、酒の席でも披露する事はない。
- 独善的で好きな人間には甘く、嫌いな人間にはとことん冷たく、役に立たない人間に至っては無関心である。
- やりたい事は生前にあらかたやり尽くしており、聖杯にかける望みは特に持っていない。だが、敗戦直前の日本に大聖杯によって「救国英雄」の一人として召喚された事で、時代が再び己を望んでいると判断し、新たな革新をもたらすべく天下布武を敢行する。
- もともと余人と隔絶した思考をしていたようで、彼女の認識で「聞くに値しない」と無意識に思ったことについては発言の内容を認識できず、逆に彼女の思考を言葉にしても彼女に匹敵する理解力を持っていない場合には発言が伝わらない、という状況になっており、生前は秀吉に出会うまでは自分自身については非常にネガティブに認識していた模様。
- 能力
- 主武装は火縄銃と日本刀「圧切長谷部」。開催地が最大の知名度補正を受けられる日本だったことを差し引いても、その実力は帝都の聖杯戦争に参加したサーヴァント中で最強。まともに対抗できるのは同じ三英傑の英霊か、神霊級のサーヴァントぐらい。
- だがスキル「天下布武」の効力で、「神秘」や「神性」が高い相手や体制の守護者たる英霊に対しては宝具の効果や能力値が強化される。反面、「神秘」が薄い近代の英霊に対しては性能が低下し、宝具の力も有効に発揮されなくなってしまう。「相性ゲーとか得意なんだよネ、わし!!」とは本人の弁。
- また、彼女の宝具のランクは相手が有する神性・神秘のスキルランクと同じものになる。
- 展開される火縄銃は空中から出現する為、応用としてそれを足場に空中を移動する事もできる。『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』ではそれを利用する事で日本本土に空襲に来たB-29と護衛の戦闘機を相手に空中戦を展開していた。
- コハエース作中では「カリスマ」を活かして英霊軍団を呼び寄せたりもしていた。
- 『Fate/Grand Order』では、どこまで真に受けていいか微妙だが、自身の霊基をある程度分割できるらしく、そこからちびノブを大量に生み出したり、一部分だけを切り離して織田信勝の体に隠したりと様々な使い方をしている。
- 安土(AZUTI)
- アーチャー自慢の超大型戦略爆撃機。戦時中に計画が頓挫した「必勝防空計画」における大型長距離戦略爆撃機『Z飛行機』、後の『富嶽』をアーチャーが個人的な希望で再設計、開発した飛行要塞とでも言うべき超兵器。彼女の生前の居城から名付けられた。
- 武装として20mm機関砲を装備し、最大25tまでの爆弾を搭載可能。
- 機関は敷島ハ53空冷式4列魔石型36気筒(ハ219複列魔石型18気筒を2台串型置)7.800馬力(3950kw)6発を搭載。単独でのアメリカ本土への爆撃を可能とする。
- 奈須先生にこの話をしたところ「何故かウケた」とか。
- 『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』では真瓦津少佐がこれと思わしきものを目の当たりにしていたらしく……?
別クラス / バリエーション
バーサーカー
イシュタルカップにエントリーする際に水着姿になった織田信長。
詳細は「織田信長〔バーサーカー〕」を参照。
アヴェンジャー
「魔王」と呼ばれた逸話が強調された姿。
詳細は「魔王信長」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アーチャー | ??? | B | B | B | A | A- | E~EX | 対魔力:B 単独行動:B |
軍略:B カリスマ:B- 魔王:A 天下布武・革新:A |
|
アルトリア(帝都聖杯奇譚) | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | 天下布武:? | ||
淺間かなめ(type Redline) | C | B | C | B | B | E~EX | 対魔力:B 単独行動:B |
戦略:B 天下布武:A 魔王:A |
||
主人公 (Grand Order) | C | B | C | B | B | ? | 対魔力:B 単独行動:B |
戦略:B カリスマ:B- 天下布武:A 魔王:A |
知名度補正の恩恵がないためコハエース時よりも弱体化。 |
宝具
- 三千世界(さんだんうち)
- ランク:E~EX(コハエース) / E~A(Grand Order)
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:3000人 - 由来:長篠の戦いで信長が使ったとされる戦術「三段撃ち」。
- 自分の周囲に無数の火縄銃を配置し、両手に持った銃も合わせて全方位に向けた一斉射撃を行う。
- 本人は「三千丁の火縄銃によるマミさん的な『火縄=カタ』アクション」と評している。
- 武田軍騎馬隊を葬った逸話から「騎乗」の適性を持ったサーヴァントに対しては攻撃力が倍増する。
- 騎乗スキルを持たない相手には単なる火縄銃でしかないが、それでも三千丁の銃火器による止まる事のない一斉射は脅威であり、絶大な破壊力と圧倒的な射撃密度によって、偽総統率いる人造英霊兵団ヘルト・クリーガーを殲滅させた。
- 作中では「騎乗」「神秘(古い時代)」に該当すると思われるメドゥーサや赤セイバーを一蹴しているが、火縄銃の威力自体もかなりのものであり、特効対象である「騎乗」「神秘(古い時代)」とは無縁だったランサーを一撃で仕留めた。
- 『Grand Order』では「敵全体に強力な〔騎乗〕特攻攻撃[注 1]」という効果のBuster属性の宝具。
- 第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)
- ランク:E~EX
種別:対神宝具
レンジ:-
最大捕捉:- - 由来:神仏を恐れず敵対する宗教勢力を悉く焼滅させたことで信長につけられた異名、関連して生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業を合わせた物。
- 「神性」や「神秘」を持つ者に対して絶対的な力を振るう存在へと変生する固有結界。後世で民衆が彼女に対して抱き積み重ねた畏敬の念と恐怖により大焦熱地獄が具現化する。
- 神性を持たず神秘も薄い英霊は熱さを感じるだけで済むが、高い神性を持つサーヴァントは、この固有結界の中では戦うどころか存在を維持することすら難しい。
- なお、発動中の彼女はビジュアル的に裸になるらしいが、自身の手足もドンドン焼けていく諸刃の剣である模様。
真名:織田信長
- 織田信長。戦国の風雲児と呼ばれた日本の大英雄。十六世紀の人物。
桶狭間で今川義元を破り、天下に名乗りを上げ、次々と強敵を打ち破り天下統一目前に迫るも、明智光秀の謀反により本能寺にて没する。
- 幼名は吉法師。父・織田信秀は当初、彼女の弟の信勝に家督を継がせるつもりだったが、時は乱世・戦国時代。信勝程度では、先の世まで織田家を存続させていく事などできないと判断し、女の子なのに幼い頃から妙に大物臭を漂わせていた彼女を当主に据えた。
- 家督相続後は男性として振る舞い続け、実は女性であることを隠すため情報規制を敷いていたが、それらの事情が『尾張の大うつけ』などと呼ばれる信長の若かりし頃の奇行として後の世に伝えられることになる。また信長にまつわる数々の面白エピソードは、性別を隠すために家臣が敢えて広めた情報工作によって生まれた物であるとも言われる。
- 目的を遂げるためには手段を選ばず、逆らう者には苛烈な弾圧と冷酷な裁定を下す暴君。
既成概念を次々と破壊しながら天下統一に邁進したが、その最後は家臣の謀反によるものであった。それ自体は「是非もなき事」として悔いを抱いていない。 - だが、滅びに向かおうとしている日本が自分を求めるのならば、救国の英霊として、日本の未来を思って行動するまで―――。
関連
- 三英傑
- 戦国時代において天下を統一へ導いた3人の戦国大名、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を指す。
- 信長は戦国大名を打ち破りながら天下統一に邁進し、秀吉は天下統一の状況を確実なものとし、家康は全国の政権を磐石として約260年にも及ぶ武家政権「江戸幕府」の創設につなげていった。
- 第六天魔王
- 信長自身が自称したといわれる仏教における欲界の魔王の名。
- 生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業や、後世に民衆が抱き積み重ねた恐怖、畏敬の念により、魔王としての英霊信長が顕現する。
- 信長の首
- 信長が本能寺で討たれた際、焼け跡からは遺体や首は発見されず、光秀が本能寺後に求心力を発揮できなかった理由の1つとされている。
- 『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』では信長の首は森蘭丸の手によって持ち出され、蘭丸が死後サーヴァントになった際にも彼の宝具になっていた。
- また、上記のように首の存在が歴史を左右しかけたことから「信長の首」は無限に歴史の分岐を発生させるアーティファクトと化しており、聖杯と合わせることで特異点でマスターなしでサーヴァントが現界し続けて異聞帯に近い状態になっていた。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『ぐだぐだ本能寺』イベント報酬。
- 『復刻:ぐだぐだ本能寺 ライト版』の開催に際してバトルモーションが一新された。
- 事前告知漫画およびシステム解説漫画のぐだぐだオーダーにて登場しているが当初は本編には参戦しない(らしい)扱い。後に事前登録人数の増加に合わせて(なんらかの形での)参戦を運営から約束されたが、その後しばらく音沙汰無し。
- 一時は参戦の機会を失ったと思ったのかやさぐれてゲームをディスっていたが、イベント「ぐだぐだ本能寺」にて配布される限定サーヴァントとして悲願の参戦を果たした。
- また、『ぐだぐだ本能寺』ではぐだぐだオーダー風の「ちびノブ」、それを拡大した「でかノブ」、更にバリエーションとして「金のちびノブ」「銀のちびノブ」などが敵として登場。こいつらも釘宮理恵氏のボイスで「ノブ!」と鳴く、珍しい固有ボイス持ちのモブキャラになっている。
Fate関連
- カプセルさーばんと
- さーばんとの一匹。
- その場から動かず火縄銃を乱射する。射程がかなり長いので、壁役や動きの遅い鯖を仕留めやすい。
- 帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- アーチャーのサーヴァントとして登場。
- ぐだぐだ太閤伝ZIPANG
- 織田家の当主として登場。
その他
- コハエース
- 桜セイバーに続く新サーヴァントとして登場。一応ラスボス枠らしいのだが、漫画が漫画なのでぞんざいに扱われている。
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- アーチャーのサーヴァント。
- ちびちゅき!
- ほんの少しだけ登場。「あのふざけたデザインのノブがちびちゅきに出たら可愛く見える不思議」とは当主の弁。
- 当初は『帝都聖杯奇譚』が始まる気配が無かったため、真剣にコハエースからの移籍を考えていた。
- 2学期以降は「転校生」という形で参入。
人間関係
コハエース
- 桜セイバー
- 因縁のライバル。基本的に仲は悪いが『帝都聖杯奇譚』の宣伝をする時は息の合った連係を見せる。
- 坂本龍馬
- 手下。
- セイバーオルタ
- 手下……のはずが、安土城を乗っ取られ逆に子分として扱われている。
- 赤セイバー
- 余りのフリーダムさに押され気味。
- アーチャー
- 弓を使うアーチャーらに「弓とか古っ!! 時代は鉄砲じゃ鉄砲!!」と言ってしまったため、すかさず「それはもうアーチャーではなくガンナーではないか?」と突っこまれる。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- アルトリア
- マスター。陸軍幹部の妾腹の子で、母親が外国人だとか。
- 召喚した本来のマスターを圧切長谷部した後「少年のような外見の少女」ということで男の娘疑惑のある森蘭丸と近しいものを感じたのか彼女をマスターにした。
- セイバー
- ライバル。縮地で間合いを詰められるため白兵戦において鉄砲との相性は最悪で、且つ神秘の薄い近代の英霊であるためサーヴァントとしての特性上でも相性が悪いが、分かっていれば防御できるレベルなのでそこまで詰んでいるわけではない。
- バーサーカー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。生前の部下の1人であり、下記の蘭丸の兄。
- 父である可成に生前世話になっていたことと蘭丸に嫌われたくないのとで、フリーダムな行いも史実通りお目こぼししてきた。
- そんな経緯もあり、帝国陸軍幹部として、虐殺の宴を開こうとする彼を止める義務があるにも関わらず攻撃をするのに消極的。
- ライダー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。
- 最大のライバルと目しており、謎の女性「お竜」とのコンビ相手に苦戦を強いられる。
- 直接対決で彼を下した後は彼が今回の聖杯戦争に喚ばれた理由を教えられ、最悪の事態が発生した場合の対処法を託された。
- ランサー
- 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。
- キャスターを止める為に共闘するも、状況が悪化しライダーから託された最後の手段を取らざるを得なくなったため銃弾を撃ち込んで殺してしまう。
- 間桐少佐
- 帝国陸軍の同僚。「無能な働き者」と完全に馬鹿にしており、当の本人からも小娘と軽んじられている。
- 斎藤一
- セイバーの宝具で呼び出された新選組三番隊組長。
- 彼の牙突を防いで調子に乗っていたところで、続けざまの零式を喰らった[注 2]のがセイバー戦での敗因になったとか。
- 言峰璃正
- 第三次聖杯戦争の監督役。『帝都聖杯奇譚』の世界における彼を殺害した。
帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- 真瓦津玲二
- 上記の「間桐少佐」のコンバートキャラ。
- こちらでは本土空襲に来ているB-29を撃墜するのに駆り出されているためか、「どうしてここまで日本が不利になるまで放っておいた」とより強いマイナス感情を向けている。
- 淺間かなめ
- こちらは「マスターアルトリア」のコンバートキャラ。こちらの世界でもマスターになっている。
- 真瓦津少佐からは顎で使われており、「殺す手段はいくらでもある」とまで言われている。
- それほど悪感情はないようで、持ち帰ってきた砂時計の分析結果について深く突っ込んだ話を交わしていた。
- 元々召喚時には別のマスターが居たのだがあまりに無礼だったため首を刎ね、皆が平伏する中唯一顔を正面から見た彼女をマスターとした経緯がある。
- 魔術師
- 自身を召喚した、本来マスターになるはずだった人物。
- 召喚されるや、盛大に地雷を踏んだ彼を即座に殺害してしまった。
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。サル以来の家臣と評す程の見所もあるし実によい家臣。
- 『ぐだぐだ明治維新』でもかなり信頼している描写もあり、展開によって別れる選択肢を取ったとしてもツンデレ的になるレベル。
- 絆レベル5まで至ると上下関係を超えて友情が芽生えている。
- 沖田総司〔オルタ〕
- 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』にて、前半ストーリーではあまり絡みが無かったが、後半開始時に彼女の大太刀に自身の魔力の5分の3を流し込み、「煉獄」の銘をつけた。
- 柳生但馬守宗矩
- ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に鷹狩りに興じていた。
- なお、同じ戦国時代の日本出身ではあるが、活動時期がずれているため互いに面識はない。
- ウィリアム・テル
- ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に狩り勝負をしていた。
- 話の流れからすると、シミュレータで宗矩と鷹狩りをしようと思っていたところでシミュレータ前で出会い、彼女が勝負を吹っ掛けたようである。
- 千利休
- 『ぐだぐだ新邪馬台国』で共演した相手。生前にも若干の縁があった堺の商人にして茶人。
- 「見上げるような大男だった」生前と比べて少女のような姿になっていることを訝しんでいたが、生前から若干思うところがあった言動がそのままなため千利休本人だと認識した。
ちびちゅき!
- メカヒスイ
- 新しい物好きな性格な為か、『ちびちゅき!』挿絵では目からビームを乱射する彼女に対し、同じく目を輝かせていた。
- 主人公 (EXTRA)
- 『ちびちゅき!』にて、彼のことをフランシスコ・ザビエルだと信じ込み、リスペクトした。
生前
- 豊臣秀吉
- サル。戦国三英傑の1人。一介の農民から時の最高権力者にまで登りつめた稀代の出世者。
- 相手の得意技をことごとく潰せるため、戦う上では非常に相性の良い相手。
- 生前の彼女が生まれて初めて出会った「相互に意思疎通が可能な相手」。これにより「自分は他人の言葉を聞けない」のではなく「自分は聞くに値しない言葉は受け付けない」のだと認識した。
- 徳川家康
- タヌキ。戦国三英傑の1人。江戸幕府を興し、「徳川三百年の太平」を築いた。
- 相手のクラス・スキルごとに有利不利の差がつきやすい彼女にとって、クラスが自在に変動する為非常に相性が悪い相手。
- 明智光秀
- ミッチー。本能寺の変で自身を討った裏切り者。
- サーヴァントとして召喚された場合のクラスはアーチャー、もしくはエクストラクラスの「ガンナー」。
- 後に『Fate/Grand Order』の期間限定イベント「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」にて再び相見えたものの、服の家紋にはどういう訳か気付いていなかった。
- 彼にとっては非常に不本意だが「聞こえない」相手。
- 織田信勝
- 弟。かつて反逆されたが勝利した。
- 彼が死んだことがきっかけとなって、本気を出して覇道への道を突き進み始めた。
- 彼女にとっては死ぬまで「聞こえない」相手であり、そんな自分よりも彼に家督を継いでほしかったようである。
- 森蘭丸
- 彼女に仕えた小姓。男の娘だったらしい。なんともはや。
- 本能寺で自分の首が光秀に取られなかったことについて「でかした蘭丸」と言っており、本能寺では自分の首を持って逃げるように言い含めていた模様。
- 森可成
- 生前の部下で長可や蘭丸の父。「森のおやじ」と親しげに呼ばれている。生前の忠義に対して「大きな借り」があると未だ感じており、その為に森一族に対しては贔屓気味である。
- 茶々
- 姪の1人。伯母上と呼ばれるが特にリスペクトはされていない様子。
- お市同様、長政の手前あまり強く出られない相手。
- 柴田勝家
- 「権六」と呼ばれる生前の部下の1人。石頭の頑固者。一時期は信勝派だった。
- 生前の描写からすると、おそらくは「聞こえない」側。
- 丹羽長秀
- 「ゴローちゃん」と呼ばれる生前の部下の一人。無茶振りをなんでもそれなりにこなしてくれるオールラウンダーだったらしい。
- 滝川一益
- 「タッキー」。『Fate/Grand Order』で言及している。
- 松永久秀
- 同じく『Fate/Grand Order』にて「爆弾正」と呼ばれている人物は、茶器を愛好する一面にも言及されていることも考えれば恐らく彼のことか。
- 佐久間信盛
- 生前の部下の1人で「退き佐久間」と呼ばれた退却戦の名人。後年には働きが足りなくなった事から追放した。
- 林秀貞
- 生前の部下の1人。佐久間同様に後年に追放した。
- 『ぐだぐだ新邪馬台国』でも悪夢の中で謀反を起こしてきた時には追いかけて鉄砲の的にしながら「もっと働け」と文句を述べていた。
- 織田信雄
- 『Fate/ぐだぐだオーダー第8回』にて[出 1]、ノブヲという音から連想したバカ息子。
- 長尾景虎
- 直接の対面はなかったが、手取川で配下の柴田勝家が敗北する等攻めあぐねており、直接対決は避けておべっかまみれの手紙を送っていたとか。
- 子供達
- 『帝都聖杯奇譚』第6話の欄外で、小牧・長久手の戦いにおけるノッブの息子たちのアレさを引き合いに出された時に「アーアー、キコエナイー」と返していたため、居はするらしい。
- 因みに歴史上の織田信長には記録がはっきりしていない人物を含め20人以上の子供がいたとされる。この信長の下でどうやって産まれたんだ……。
- 土田御前
- 母親。史実通り嫌われていたようで、信勝を自刃させる行為を「人のすることではない」と言われたことも、「第六天魔王」を志した理由の1つと見られている。
- 生前の回想シーンを繋ぎ合わせると、彼女についても「聞こえない」側と思われる。
- 織田信秀
- 父親。才能を見抜いていたのか、信勝ではなく彼女に家督を継がせた。
- 彼女にしては珍しく「たまに聞こえた」相手。おそらく、後述する「銭じゃ」のあたりは高レベルな話なので意思の疎通ができたのだろう。
- お市の方
- 妹。浅井長政のところに嫁に行ったが、彼が裏切ったため戦になって討ち取ることになってしまった。
- さすがにその事は悪いと思ったのか、身内に甘めなのと合わせてだいぶ気を遣っていたようである。
- 今川義元
- 東海地方に名を馳せていた大大名。
- 彼の上洛の際に交戦し、圧倒的に不利な戦局の中桶狭間の奇襲で討ち取った。
- ちなみにアヴェンジャークラスの第二再臨・織田吉法師が佩刀している刀「宗三左文字」はこの時の戦利品である。
名台詞
コハエースEX
- 「え? わしの真名しりたい? しりたい? やっぱり!? えー? でもわし有名だしなぁ」
- 初登場回にて。真名バレバレなのに、このノリである。
- 「えー? そういわれたらのう でも人気出たら困るしのう 超おもしろいんだけどネ!!」
- 普段は意地の張り合いをしている桜セイバーと共同戦線を張り、『帝都聖杯奇譚』のアピールをする。だが周囲の反応はというと、
- ライダー「いえ やっぱり」秋葉様「けっこうです」という有様。
- 「ええい 良い機会じゃ! わしがコハエースに来た真の目的を教えてやる!! ビックリするぞ! マジで いやホント だからちゃんと聞いてネ! わしはコハエースをおわらせに来たのじゃ!!」
- 遂に真の目的を明かした魔人アーチャー。
- しかしライダーや秋葉様、琥珀ちゃんには冗談半分で聞かれていた。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- 「無駄なコトを… 列車ごとふきとばしてもよいのだぞ」
- 今までさんざん嘘予告されていた『帝都聖杯奇譚』であったがまさかの『コハエースGO』内での連載開始。
- 第1話は列車内での桜セイバーとの一騎打ちから始まるが流石に本編という事で今までに無くシリアスな振る舞いで登場する。
- 「鬼武蔵ならしかたない!!」
「森のおやじには借りがあるのじゃ 蘭丸にヘソまげられたりしたらハズかしいし!!」 - 第5話より。帝都に現れ、ランサーと交戦するバーサーカーの真名を察した途端に帰ろうとして。
- 第4話においてバーサーカーの暴れぶりを聞いて「例のアレの件もあるゆえ わしが出るしかないか」などとキメていた後にこれである。
- 森長可の暴虐に対してダダ甘だった生前からの強い因縁は変わらないらしいが、結局ここで駄々をこねたので数百年ぶりの再会は叶わなかった。
- 「ハッ!! 竜退治とはおもしろい わが三千世界に敵は無し!!」
- 第10話にて、坂本龍馬の宝具を前にして。宝具には宝具を。大蛇を前にして、腕を組んで堂々と迎え撃つ。
- 龍馬との決戦ともいえるこのシーンは見開きという大きな扱いであり、勝利するものの第六天魔王波旬まで使用したことが語られている。
- 「やれやれ今生もまたあと1歩のトコロでか… わしの業かのう…」
「是非も無し……」 - 第13話にて、桜セイバーとの最終決戦、とうとう追いつめられての呟き。
- 何かと思うところはある様子。こうして彼女はシリーズ恒例の強力な中ボス枠の務めを果たして消えていった。
- 「さて命がおしい輩はとくうせよ これよりは大焦熱が無間地獄」
「三界神仏灰燼と帰せ 我こそは 第六天魔王波旬 織田信長!!」 - 第14話にて、自身の前で神を嘯いたキャスターとネオ・フューラーに対して。両手と両足を燃やしながら宝具を展開する。
ぐだぐだエース
- 「オイラはヴィイ!!」
- アナスタシアがぐだぐだエースにおいて宝具を使用した際に発したセリフ。
- セリフの元ネタは中の人が某アプリゲームで演じているキャラクターである(おおまかな事情はアナスタシアの記事の「話題まとめ」の項を参照)。
- 「ははは こやつめ」
- 『昭和戦国絵巻』より、自身を召喚した魔術師からの命令に対して。
- その直後、あっけなく圧切長谷部してしまった。
- 『type Redline』においても召喚の件が再現されているが、台詞の部分ではより禍々しい笑みを浮かべていた。
- 「銭じゃ」
- 2巻のおまけページ『尾張うつけばなし』にて、父から国を守る為に肝要なのは何かと問われての端的な答え。
- この答えについて信勝は理由は分からないがきっと正しいのだろうといつも通り納得し、父は苦い顔をし、彼女はそれ以降ますます奇行に走るようになっていった[注 3]。
- 「わしの耳は聞こえん」
- 『RE』2話の冒頭で語られた衝撃的な言葉。彼女もまた「王は人の心がわからない」側であった。
- あまりに濃密な話に、ライダーさんも「幕間でやれ」とツッコミを入れるのであった。
Fate/ぐだぐだオーダー
- 「戦国大戦の新カードにもいないしどうなっておるのじゃ!!」
「士気6単体超絶強化「三千世界」とかでお願いします!! 土橋の阿修羅君みたいな感じの計略で!!」 - 「Fate/ぐだぐだオーダー第22回」にて[出 2]。セガ・インタラクティブのATCG『戦国大戦』への参加を希望していたが、2017年2月にネットワークサービスが終了し、叶わず終いに。
- 余談だが『三国志大戦(2代目)』の関連アプリ『さんぽけ』は『Fate/EXTELLA』とコラボしているが……コラボの評価はお察しください。
- 「わしのPVも流れてたみたいじゃし!!」
- 「ぐだぐだオーダー第24回」にて[出 3]。無論、Twitterで投稿されたネタ画像のことで、桜セイバーに突っ込まれた。
- 信長なアーチャー繋がりでpako氏が描いた物で、同氏が織田信長のキャラデザインも担当するきっかけになった。
Fateぐだぐだお得テクニック!
- 「このゲームつまらんのじゃが……」
「なんかサーヴァントすぐ死ぬし」 - 第1回冒頭でいきなり言ってはならない発言をぶちまけるフリーダムっぷり。
- 自分が細かいルールやテクニックを知らないだけでそういう扱いをするのは非常に失礼なので真似してはいけないが、このコーナー実装前の公式の説明不足もあるので非常にコメントに困る。
- ノッブ「ところでわしらの参戦……(真顔)」
おき太「どうなって……(真顔)」 - 最終回になっても朗報を聞けず終わってしまう様式美っぷりだった。
- もっとも彼女ら以外の登場予定サーヴァントの参戦自体、ペースが遅めな方なので、当分先になるのではないかと思われたが……。
- 「このゲームもうやってないんじゃが……」
- イベント『ぐだぐだ本能寺』開催予告内にて。念願叶って沖田と信長の参戦が決定した直後、もう『FGO』をプレイしていないと暴露した。
- 「今なら無料でノッブが貰えるのじゃ!! え? わしタダなの!?」
「でも鯖落ちするんじゃろ?」
「きのこじゃないとかオワタ」 - イベント『ぐだぐだ本能寺』詳細告知内にて。あれほど熱望していた参戦告知であるにも関わらずお得意のディスり節は健在。鯖落ち云々は直前のハロウィンイベントを踏まえた時事ネタであり、プレイヤーにしてみれば(というかおそらく運営スタッフの方が)笑うに笑えない。そしてこのイベントでも実際にサーバーが落ちた。
- 「今なら無料で茶々がもらえるのじゃ! え? 茶々ってあの茶々!?」
「もちろん楽しいメンテもあるんじゃろ?」 - イベント「ぐだぐだ明治維新」詳細告知内にて。定例となっているイベント前のメンテは大方の予想通り延長されていた。
Fate/Grand Order
戦闘
- 「三千世界に屍を晒すが良い……天魔轟臨! これが魔王の三段撃ちじゃぁ!」
- 宝具発動。無数の火縄銃が姿を顕し、敵を一掃する。
マテリアル
- 「天魔轟臨! 戦国の風雲児こと、そう、わしじゃ!」
- 期間限定イベント「ぐだぐだ本能寺」詳細告知内の台詞。
二頭身だった頃 とは別次元の凛々しい姿の割に、相変わらず自己主張は激しい。
マイルーム
- 「万能の聖杯? さてはそなた、騙されやすいタイプか。あんなもの、爆弾にでもするぐらいしか使い道はないぞ。
……ん? そうじゃ! 爆弾じゃ、爆弾はいい考えじゃな!」 - マイルーム会話「聖杯について」。ろくな事にならないのでやめてください。
- 「あの人斬り……ええい、忌々しい! 彼奴さえおらねばワシの天下じゃったというに、そもそもワープとかおかしいじゃろワープとか!」
- マイルーム会話「沖田総司」。天下取りの邪魔をされたことを忌々しく語っている。
- 銃撃を避ける縮地(ワープ)と神性特攻が効かないせいで『コハエース』では「沖田は信長にちょー有利」という設定だったが、『FGO』では対セイバーと対騎乗で倍率ドン更に倍なので「信長は沖田に対してちょー有利」という逆転現象が起きてしまった。
是非もないよネ!
本編
- 「これでは敦盛を舞うも何もない! 乱波ー! ラッパーはおらぬか!」
「いま時代イモータル、もう舞台ブリゲイド、カオスなブレイク、決めるはブレイブ、
小太郎 小太郎 辞世の句でも詠んで桶 !
とか言うヤツ、おるじゃろ!?」 - 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』にて、空気を読まない即興でのラップ。
- 韻を踏もうとしてるだけで内容もかなり適当だったため、元々武士が嫌いだった風魔小太郎に「本能寺のように燃え尽きてください」と辛辣な言葉で素っ気無く返されてしまった。
- 「なんじゃ、お主も太ももに惑わされた口かー! わしだって最後まで行くと凄いんじゃけどなー!」
- 同上。武士が嫌いという小太郎が「くのいちっぽいので」という理由で沖田だけ助けようとしていることに対して。
- 信長は顔以外一切素肌を見せない戦闘衣装であり、配布サーヴァントのため再臨しても着替えてくれない。
- しかし彼女が言うとおり最終再臨の一枚絵では「外套の下から裸体を覗かせる」という、とても艶やかな"凄い"姿を見せてくれる。
- ……小太郎が惑わされるかどうかは疑問だが。
イベント
- 「失礼な南蛮人め! この侘び寂びがわからんとは利休にぶん殴られるぞ!」
- 「ぐだぐだ本能寺」序章にて。
- 戦闘後に落ちていた極東の茶器らしき物。その価値が全く理解できない
南蛮人マシュとダ・ヴィンチちゃんに食ってかかった。 - 信長が怒るのも当然で、この時見つかった茶器は全世界で完品が3点しかない曜変天目茶碗だったりする。とりあえずよくわからない理由で工房で引き取ってもらうことになったが、利休の心境やいかに。
- なお、後に実装された利休は物理で殴るクラスだったので、この時点でクラスが確定していたと思われる。
- 「なっ!? 上杉じゃと!? ……って女ではないか。越後の龍が女なわけなかろう、出直して来い!」
- 「ぐだぐだ本能寺」第二幕。武田ダレイオスとの対決に現れた上杉アルトリアを見て。
- 越後の龍こと上杉謙信は彼女と同年代に生きていたはずだが、憶測でものを言っている辺り直接の面識はなかった模様。
- 沖田からは「私たちも人のことは言えない」、アルトリアからも「私は女性説もありましたし……」とツッコミを喰らう。
- そして後に越後の龍は『Grand Order』に参戦することになるのだがやっぱり女であった。
- 「いざ―――三界神仏灰燼と帰せ! 我が名は第六天魔王波旬、織田信長なり!」
- 「ぐだぐだ本能寺」最終幕、炎上する世界を作り出しながら。やはり本来の第二宝具「第六天魔王波旬」の真名開放なのだろうか。
- 「なーにが、豊臣幕府に永遠の世界じゃ! くだらん! よいか信勝―――
『人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり!』
短い人生、一瞬でも輝くから人間はかっこいいんじゃ! とくと目に焼き付けよ!
第六天魔王『織田信長』の生き様をな!」 - 「ぐだぐだ明治維新」にて、姉のために永遠の世界を作ろうとした信勝に対しての一蹴。
- 基本おちゃらけた性格であるものの、ここで乱世の覇道を全力疾走してきた戦国武将のカッコよさをみせた。
- 「……わしにはわかるぞキンカン。おまえ怖くなったんじゃろ? わし無き世が。」
「わしを殺してみたものの、怖くなったんじゃお前は、その先の世が。」
「―――そこがおまえとあやつとの差よ。」
「あやつは、わしが死んだとき、わし無き世ではなく、己ある世を見た、己が照らす天下をな。」
「おまえはあいつに負けたのではない。」
「おまえは己を恐れる、己に負けたんじゃ。」 - 「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」で明智光秀と対峙して。信長を殺した理由を病的なまでの愛と嫉妬で語る彼を前にして、信勝の中で様子を窺っていた信長も黙ってはいられず「つまらん」と切り捨てて、淡々と彼の弱さと秀吉との差を口にした。
- 「……のう、光秀。」
「わしが神になんぞなりたがるわけないじゃろ。だから分かっとらんというんじゃ貴様は……。」
「いや、わかっとらんかったのはわしの方かもな……。」 - 自分自身が信長公になると擬似的な神へと変貌した光秀に対して。憐れみながら、信長自身も己の至らなさを口にした。
- 「え? 美少女戦国大名は厠に行かない? そんなわけないじゃろ、越後の龍も厠で乙っとるわ。」
- ダビデ印のコーヒー牛乳の飲みすぎでお腹を壊し、厠に行く際の発言。
- 上述した通り面識がないどころか「女な訳ない」と言い切ったはずだったが、謙信が女性であることと便所死にしたことを断定している(謙信の死因は諸説あるが型月世界ではコレが採用されてしまった模様)。
- なお、美少女かどうかまでは知らないとのことで「美的感覚は人それぞれ」なのか「同時代の戦国大名だが顔ははっきり見ていない」のかこの時点では不明だったが、後に謙信が『Grand Order』に参戦した際に、「互いに面識はないが文でのやり取りはしていた(信長が下手に出ている)」事実が判明している。
- どちらにせよ品のない下ネタである。
メモ
- なぜ桜セイバーと同じように社長が描かなかったのかと言われると、社長曰く「セイバーじゃなきゃやだよ」との事。だが下欄の「TONO地下王国」では「ってか、また描いたりしたら、なんかコハエースに弱みでも握られてるのかと思われて恥ずかしいし……」と生々しいコメントがされている。
実際の所、経験値氏は「そうですね。金髪大好きとかでしょうか?」とコメントしたものの当主に「それ、弱みじゃなくて強みじゃね?」と突っ込まれている(つまり弱みなど何も握っていない)。 - CVを担当する釘宮理恵氏は型月関連作品で初出演。『Fate/Grand Order』正式参戦までCVの情報は一切無かったため、判明時には驚きをもって迎えられた。
- ファンの間での主な通称は「ノッブ」。信長の「ノブ」を、いわゆる「なんJ語」風にしたもののようである。これはサポート漫画のぐだおから広まったとされている。「おき太」と仮称されたがあまり浸透していない沖田とは逆である。
- 近頃ではFGOイベント本編中でも他キャラから「ノッブ」と呼ばれ、名前欄まで「ノッブ」「魔王ノッブ」となっている場合がある。
- 口癖の「是非もない」は、主に『仕方がない』といった意味。本能寺の変が起こった際、敵が明智光秀だと知って「是非に及ばず(同じ意味)」と言ったとされたのが元で、多くの創作において信長の一般的な口癖として使われるようになった。何故「是非に及ばず」が「是非もなし」になったのかは不明。
- 神を自称したとも言われるが神性スキルは持っていない。
- なお現在、織田信長は「建勲」という神号を得て正式に神として祀られている。ただ、死後に神になったり神として祀られたりする英霊は非常に多く、この程度では神性スキルを付与され得ないのが通例。
- Fateシリーズ、と言うよりTYPE-MOONにおいては「実力よりも相性」と言う戦いの組み合わせは多いが、「戦い方」ではなく「ステータス・スキル」によって相性ゲーが保証されていると言うのは珍しい。アキレウスが近いが、あちらは数ある宝具の中で「勇者の不凋花」一つのみが神性スキルの影響を受けるのに対し、こちらは「天下布武・革新」の効果がステータスから全宝具にまで適用される。こうした条件次第でステータスが過剰に変動するのは同じコハエース組の豊臣秀吉も同じであり、経験値氏の好みによる物だろう。
- が、実際の所、本人の言う「相性ゲー」という言葉は非常に疑わしい。例えば桜セイバーに対し「三段撃ちによる飛び道具を用いた圧倒」という戦術で敗北寸前まで追い込んでいる辺り、相性のよくない相手に対しても戦闘力が低いわけではない。そもそも神秘が低いという事はその分神秘によるブーストも弱いという事であり、火縄銃とはいえ3000丁による一斉射撃ともなると、神秘の有無にかかわらず単独で対応できるサーヴァントは限られてくると思われる。
- そもそも『帝都聖杯奇譚』に登場するサーヴァントは本来の宿敵である桜セイバーに限らず、その多くが神秘を用いない近代の英霊である。特にランサーなどは「時代が最も新しく、戦いに神秘を用いず、騎乗もしない、非常に強力なサーヴァント」という事で、相性面においては完全に彼女の天敵であり、にも関わらず火縄銃を用いて一撃で仕留めている。
- 逆に「神代の生まれで、神秘が濃く、神性が高い」ギルガメッシュには完全に相性勝ちしているにも関わらず勝てない、とされている。一応ギルガメッシュが「神秘に関係ない宝具も所有しているから」と理由付けはされているものの、彼女の各種スキルは相手サーヴァント本体の神秘性こそが重要であり、使用する(少なくとも文面通りに取る限り)重要ではない。
- このように、相性ゲーと言うにしては、相性と異なる部分で勝敗が大きく左右される。非常にメタな予想として「詳細なストーリーを書く事を考えずに設定したが、実際ストーリー化されたら予想以上に使い難かった」のではないかと思われる。「超強敵との戦闘結果が、始まる前からほぼ決まっている」と言うのは、描写すると盛り上がりに欠ける事甚だしいというか、いかにそれを覆すかにフォーカスされがちというか……。
- スキルに「魔王」があり、このスキルは所有者は能力や姿が変貌してしまうが信長の場合は任意にON/OFFが可能とある。「無辜の怪物」と似て非なるスキルと説明されてはいるが、「無辜の怪物」スキル所有者であるヴラド三世 (EXTRA)やエリザベート=バートリーのようにステータスはもちろん宝具すらも変化し、神秘の低い相手に対する相性なども変化する可能性がある。
- このためなのか生前王位についたことがないにも関わらず「王」特性を持っている。なお別バージョンの魔王信長でも「魔性」や「悪魔」特性はつかず、「王」であり「人」のままである。
- 彼女の服装はナチスドイツの制服を元にしたものだが、これあくまで桜セイバーの桜色の和服と同じく『帝都聖杯奇譚』中に新たに得たものであり本来の服装は不明。
- 身長は152cmに対し、体重は39kgと軽め。ジャックや、 ネロは彼女に比べて身長は150cmと低く、体重は45kg、42kgと重いので、これが如何に不健康な数値かが分かる。
- 『Fate/Grand Order』では体重が43Kgと調整されており、これで身長相応となった。因みに上記の数値はダイエット中だったからとのこと[出 5]。
- 彼女の呼び名の1つである第六天魔王に在り方が非常に近い人物が型月世界には存在している。
- 実の親子ではないが第六天魔王の娘ともされるJKセイバーも、月の空間におけるサーヴァントとして登場している。
- 大英雄と作中でも評される様に日本史上最も有名な武将の1人であり、これまで織田信長が登場する小説、漫画、ゲーム、映画やドラマのタイトル合計数は100以上を超えているとされ、源義経などにも匹敵する知名度や数々な逸話を持っている。
- 魔人アーチャーが外部の魔術師を切断したとされる圧切長谷部とは、無礼を働いた茶坊主が棚の下に隠れた所を信長が棚の上から棚ごと圧し切ったとする逸話を持つ名刀であり、信長が持つ刀としては最も切れ味の鋭い刀といわれている。資料によっては棚の下に逃げ込んだところを棚と人体の隙間に差し込んだ刃で(要するに振りかぶるなどの勢いもつけずに)大した力も入れずに両断してしまったとも言われている。
- なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。ノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。生前所持していた際の拵でないため、サーヴァントの所持品として座から持ち込んだものではないと思われる。
- 『Fate/Grand Order material Ⅱ』で絵を担当したpako氏は「個人的にへし切り長谷部は現界後手に入れたものだと思っております」とコメントしている。桜セイバー同様、触媒に使われていたか、現界先の福岡市博物館から
借りパク取り戻してきたのかもしれない。
- 『Fate/Grand Order material Ⅱ』で絵を担当したpako氏は「個人的にへし切り長谷部は現界後手に入れたものだと思っております」とコメントしている。桜セイバー同様、触媒に使われていたか、現界先の福岡市博物館から
- 織田信長の愛刀といえば他にも建勲神社に奉納されている義元左文字や本能寺で運命を共にした実休光忠、領国尾張と共に後継ぎ信忠へ与えられた星切の太刀など数多くの名刀揃い。そこからなぜ圧切長谷部をチョイスしたのかというと、『コハエースGO』第8話の人物紹介(コンプティーク2016年2月号掲載、単行本未収録)によれば、やはり逸話のインパクトらしい。[注 4]
- 「現界後にかつての愛刀を入手する」のが前提の場合、信長のお気に入りはほぼ本能寺で焼失しており、秀吉に渡ったものも大阪の陣で焼けたり、家康に渡ったものも明暦の大火で焼けたりと、なかなか健全な状態で残っているものは少ない(焼けた後に打ち直されたものは強度で劣ってしまう)ため、意外と選択肢が少なかったという可能性もある。
- なお、普段は福岡市で厳重に保管されている圧切長谷部だが、大正12年の関東大震災が発生した際には折悪しく東京に研ぎに出されており、被災した研ぎ師が決死の覚悟で長谷部ほか数点の宝刀を携え大火の中を避難したことが当時の刀剣雑誌の記事となっている。この震災で重文・国宝クラスの刀剣も、幾つも焼亡したり倒壊物に巻き込まれて折れ曲がるなどしており、あと少しでも運が悪ければ圧切長谷部も回収できないところだった。
- なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。ノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。生前所持していた際の拵でないため、サーヴァントの所持品として座から持ち込んだものではないと思われる。
- 『Fate/Grand Order』参戦に当たり、パラメータや宝具の数値がコハエース時のものから若干ランクダウンしている。帝都でのご当地開催分の補正が抜けた形となるためだが[出 6]、概念礼装「ぐだお」でおき太に「どーでもいいですけどノブのステータス弱体化ワロタ」と思いっきりコケにされている。当の本人も「弱体化するまでもない沖田のクソステワロタ」と返してるあたりどっちもどっちだが。
- 他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。
これが知名度補正の減退からくる弱体化なのか、公式参戦にあたっての調整かははっきりと明言はされていない。
- 他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。
- 『Grand Order』では宝具『三千世界』は、彼女のクラスであるアーチャーはセイバーに対してクラス相性で有利であるばかりか、セイバークラスのほとんどには騎乗スキルもある(加えて特攻効果は相手のスキルランクに左右されない)ため、ライダー以上にセイバーに対してはまさに必殺の威力を誇る。
話題まとめ
- 「三段撃ち」の真偽
- 信長が長篠の戦いで使った火縄銃による銃撃を3人1組で行わせ、お互いの射撃と装填の時間をずらし、常に射撃できる態勢を作ることで「再装填中は隙だらけ」という火縄銃の弱点を無くした新戦術「三段撃ち」は余りに有名。信長は三千人の鉄砲隊を千組に分けて一斉射撃させて武田騎馬軍を打ち破ったとされ、これがアーチャーのクラスに据えられた最大の理由と思われる。だが現在ではこの逸話が事実かどうか疑問視されている。
- 「三千丁の火縄銃」の出典は『信長記』や『信長公記』であるがどちらも記述があいまいで、特に前者は資料として信頼性が低く、当時の状況を考えると信長が用意できた火縄銃は1000丁から1500丁ほどと言われている。「三段撃ち」という戦術自体も存在が疑問視されている。また信頼性の高いとされる『信長公記』には「鉄砲奉行5人に指揮を取らせた」としか書かれておらず、具体的な戦術について記されていない。そして「三段撃ち」の名称が登場する最初の記述は江戸期に出版された通俗小説であり、信憑性に欠ける。
- また、武田軍が朝から昼過ぎまで数時間に渡って当時の火縄銃の有効射程である50~100メートル圏内に留まり、ひたすら掃射を受け続けていたことも不自然と言う他ない。『信長公記』では柵から出入りしていたという記述もあることから、「三段撃ちは事実ではない」というのが現在の学界での通説となっている(ただし『信長公記』には、まだ若い頃、父の命令で敵の砦を攻めた時、砦より高い丘から鉄砲隊を連続で段々撃ちにした、との記述があり、家督相続以前から『三段撃ち』と同様の戦術を取っていた)。
- まぁ、設定上逸話さえあれば宝具となれるので、史実かどうかは関係ないのだが。
- なお、合戦において信長自身が鉄砲を撃っていたことも少々ある他、本能寺の変の際には初めに弓を取って戦ったといわれるので、飛び道具を使ったという伝承がないわけではない。
- ちなみに当時は最先端とされていた銃を何故にそこまで用意できたのかというと、一説では鉄砲の産地である堺や近江を抑えたことにあり、自家製産によるコストダウンによって約50万円相当という安価に仕上げたからとされている。これは他家でも抑えてようやく200万もかかった程の話であり、信長の戦略家としての着眼点の良さが伺える逸話とされている。
- 神仏を恐れぬ革新者?
- そして現在メジャーとなっている信長像といえば、「神仏を恐れず、体制を破壊する改革者」と言うものだろう。
- 彼女の特徴的なスキルである「天下布武・革新」も、「神性スキル持ちや体制の守護者に強い」と言う、この一般的印象を元にしている。
- ところが近年の研究によれば、この説は大きな誤り……と言うか後の時代の為政者による情報操作によるものである、と言うのが定説である。
- 例えば、将軍家や天皇家に対してかなりの敬意と配慮を見せているし、神仏に対しても祈願を行ったり保護をしている。楽市・楽座も信長以前に存在した制度を自領の広範囲に拡大しただけな上、堺などの既得権益は保護している。かの有名な比叡山延暦寺の焼き討ちも、敵対したのは事実だが、「実際に虐殺があったかどうかは疑わしい」と言う研究結果が出ている[注 5]。
- このように、むしろ保守的で合理的な政策を取っており、革新者と言うのは誤りである可能性は高い。
- 情報操作の理由は、秀吉が天下統一を成し遂げるにあたって「信長様の遺志を継いで改革を行う」と言うのを対抗勢力を排除する口実としたためと考えられる。
- 無論、英霊は「史実」より「逸話」に左右されるため、魔人アーチャーがこのようなサーヴァントである事自体は問題ない(経験値氏製のサーヴァントは彼女にかぎらず皆、史実より創作を重視している事だし)。ただ、ヴラド三世(EXTRA/Apocrypha/Grand Order)のように「史実を重視した別の信長」が登場する可能性はあるかもしれない。
- ……などと言っていたら本当に……それも一体どころかいっぱい出て来てしまった。イベントの性質上、魔王・反神性の側面が濃くなっているが、その中でも本物信長は、本物だけあって史実に近い堅実な性格をしている。
- 女性説の説得力
- 信長は青年の頃、女子と見まがう美男子であったとする記録がある。また500m向こうから声が聞こえたという逸話があるほど、かなり甲高い声であったとされる。
- まあこれだけで女性説を唱えるのはかなり無理があるのだが、そこは信長。日本史の人物においておそらく最も創作に登場したキャラだけあって、女体化された作品も多数存在するため、Fateで女体化されても違和感が薄い。少なくとも女体化アーサー王よりはよほど前例のある人物である。
- なお、真面目に考えた場合、実子が20人くらいいるという事実が大きな壁として立ちふさがるので、あくまで創作の域を出るものではない。実際女性のノッブの場合、そのへんの扱いがどうなっているのかは不明。
- ちなみに、信長以外の戦国武将では上杉謙信の女性説が有名。こちらは信長以上に根拠が多い(それでもトンデモ説の域は出ないが)。
- 「アーチャー」はラスボスか否か
- 「ラスボスがアーチャーなのはFateのお約束ですよね!」と紹介されているが、実際は「アーチャー」のクラスのサーヴァントがラスボスだったことはほとんどなく、現時点ではギルガメッシュ以外は今の所該当してない。
- しかも『Fate/stay night』はともかく『Fate/Zero』におけるギルガメッシュがラスボスかどうかは微妙なところである。確かにラストバトルの場にはいたものの、そこに辿りつくまでにメインのイベント戦闘を済ませていたセイバーからは「聖杯を目前にしての障害物」程度の認識であり、一応の主人公である衛宮切嗣にとってはもはや視界にも入っていない(むしろ切嗣からすればそのマスターの言峰綺礼がラスボスであろう)。
- もっとも『コハエース』的な意味での『Zero』クライマックスは冬木大橋がオケアノスすぎたアニメ23話だったっぽいので、ライダー陣営からしてみれば確かにアーチャーはラスボスといってもいい……のかもしれない。
- ちなみに『帝都聖杯奇譚』本編では、アーチャーが倒れた後に現れたキャスターとネオ・フューラーがラスボスの立ち位置となった。
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脚注
注釈
- ↑ オーバーチャージで威力UP
- ↑ 元ネタの明治剣客浪漫譚で2回もあったシチュエーションである(ただし1回は不発)。
- ↑ 推測するしかないが、おそらく信秀はこの時点で嫡男である信勝を差し置いて信長に家督を譲る事を決意し、信長は周囲の反応を探る為か信勝に家督を継がせる為かで意図的に奇矯な振る舞いをしていたのだろう。
- ↑ メタな話をすると『帝都聖杯奇譚』が始まる少し前の『コハエースXP』連載時に艦これメンテ中の暇つぶしとして刀剣乱舞をプレイしていたからという可能性が高い。同ゲームには信長所持の刀剣としてへし切長谷部、宗三(義元)左文字、薬研藤四郎(薬研通吉光)らが実装されているが、中でも最も信長に関するコメント(ほぼ「直臣でもない黒田に下げ渡された」件に関する恨み言である)量が段違いに多いのがへし切長谷部である。
- ↑ ただし、石山本願寺を中心にした一向一揆に対しては、"根切り"と言われるような徹底的な殲滅戦を行っている。特に長島一向一揆では、一族の多くが戦死した事から情け容赦ない殺戮を実行している。