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: マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。 | : マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。 |
2018年11月29日 (木) 21:51時点における版
主人公 (Grand Order) | |
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性別 | プレイヤーが選択可能 |
誕生日 | プレイヤーが設定可能 |
声優 | 島﨑信長(男性) |
演者 |
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初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』でプレイヤーの分身たる役目を担う主人公。男性と女性が常時(ただしマイルームでのみ)選択可能。
アニメ版『First Order』、舞台版での名前は「藤丸 立香(ふじまる りつか)」。
- 略歴
- 人理継続保障機関カルデアのマスター候補の中から、数合わせとして呼ばれた「素人」の日本人。そのためサーヴァントや聖杯に関する知識はほとんど無いが、強い意志を内に秘めている。
- カルデアの最後の来館者として入館しており、それより以前の経歴は不明。しかし二十一世紀の日本都市部の光景に馴染みがあることから、それに近い水準環境で生活していた模様。
- 狂った人類史を正すため、英霊召喚システム「フェイト」を使ってサーヴァント達を召喚し、時空を超えて7つの聖杯探索に挑む事になる。
- 説明会で居眠りしてしまったために最初のレイシフト実験チームからは外されていたのだが、それがある意味幸運となり、レフ・ライノールの仕組んだ爆発事故に巻き込まれずに済む。成り行きでマシュ・キリエライトと共にファーストオーダー=冬木へのレイシフトを行うこととなる。
- カルデアの外は滅亡同然の状態となってしまった上、他のマスター候補は全員[注 1]爆発によって危篤状態にあり、治療も行き届かないためにやむなく凍結保存を行ったため、増員は不可能。主人公はただ一人、人類最後のマスターとして戦いに臨むこととなる。
- 人物
- カルデアのデータ上では、塩基配列はヒトゲノム、霊器属性は善性・中立、と登録されている。各所で酒を勧められるシーンがあるが、未成年なので飲酒は不可[注 2]。一人称はほとんどの場面で「自分」となっているが、「オレ(男主人公)」「わたし(女主人公)」が使われることがたまにある[注 3]。なお、ドラマCD・アニメの男主人公は「俺(音声なので表記は不明)」、『マンガで分かる!』の女主人公は「私」。
- 原則的に選択肢によってのみ発言するため、シナリオによって真面目な選択肢とギャグ選択肢の比率が違う事から、異なる印象を受ける。中にはツッコミに回る一面もあるが、天然なのか意図的なのかボケることが多い。
- 敵、どころかサーヴァントクラスの相手にも基本的に臆しないなど一般人らしからぬ大胆不敵さの持ち主であり、サーヴァント相手にキレて煽ったり皮肉を言ったり、シリアスな場面で「怖くないのか?」と思いたくなるような相手や場面でも堂々とした態度ではっきりと言い返す。一方で歯に衣着せぬ物言いや空気の読めない事を言ったり、マイルームでコミュニケーションにボディタッチをする事なども多いため、周りから突っ込まれたり怒られたりする事もしばしば。
- ただし、彼我の力の差の理解や死への感情など、状況判断や精神にこれといった欠陥・欠落や突出点があるわけではなく(歴代TYPE-MOON主人公としては異例なまでに)、ヘラクレスに追われたときや、マシュを守るためにモードレッドの前に立った時など、他人に見抜かれる程に恐怖心が露わになる時もある。時折挫けそうになり怯む事もあるがそれも一瞬で、己の弱さを言い訳にせず前に出る決断力、そして自分が一番苦しい状況であっても他者の恩義や想いなどに応えようとする強い気持ちを以って再び立ち向かう。そして自分に出来る事を出来る範囲で努力し、出来ない事は出来る範囲に収めようと最善を尽くし、人の敬遠する役割も進んで請け負い、何度酷い目に遭っても立ち上がり続けながら、どれほど過酷で絶望的な状況を前にしても諦めずに足掻き続ける。
- 強いて言うならば、かなり良心的で心の広く柔軟性のある性格。[注 4]善悪で他人を差別したり、おおよその「魔術師」のように目的のためならあらゆる非道や犠牲を許容するような人物では決してない。作中でも敵対者の非道や方針に憤りを見せて反論する事はあっても、その大元にあるものや価値観、出自などにまで侮辱や偏見を向けたり軽々しく否定したりする事は無く、また召喚に応じたサーヴァントに対してもその在り方や過去に関係なく慈しんで尊重する。
- そして世界の危機と関係ない他人事であっても、人助けや並々ならぬ信念からの行動などに対しては損得勘定抜きで真摯に応える姿勢を貫いており、自ら望んで変質し離れて行ったサーヴァントや見ず知らずの他人、また自分を裏切った相手や訳あって敵対する事になった相手などに対してもその事では責めずに真正面から受け止めるだけの度量を見せる。時には強く心を痛めながらも自分の良心に反した行動に出る覚悟を見せる事もあるが、それでも善意や優しさが下地にある信念や判断力は決して歪まず、どうしても必要だと強く進言されて納得した時以外は絶対に己の決断を譲らない。
- そうした性格や在り方は誰からも高く評価されており、形式として従うだけで馴れ合いを拒絶するサーヴァントも最終的には根負けした形で心服したり、渋々であっても主人公の決断に付き合うケースも多い。ただ、その関係で性別関係なく数々の女性サーヴァントからも好意を持たれており、中には愛が重い連中も数多いため、所謂「女難の相」を持っているともいえる。
- なお、様々なサーヴァントからの頼まれごとを気安く引き受け、解決のために助力することから、一部のサーヴァントから、主人公のマイルームは「サーヴァント悩み相談室」として扱われている[注 5]。
- 性別問わず小学生男子的な浪漫を理解できるようで、バベッジがロコモティブ・フォームに変形した際は感動のあまり涙を流したり[出 1]、メカエリチャンⅡ号機を見てMkⅡという形式に激しく興奮することもあった。
- その人柄をもって人理修復を成し遂げ、続くレムナント・オーダーも完遂したが、これまでの旅路は「聖杯探索」であって「聖杯戦争」ではなかった。これは即ち、歴代主人公が直面した「自身の願いや正義、生存のために他者のそれを踏みにじる」「何かを救うために何かを切り捨てる」などというFate主人公の通過儀礼を経験しないままに一つの大きな戦いを終えてしまった事にほかならない。この未知の欠陥は、ロストベルトとの「戦争」で大きく露呈。戦う相手の命どころか、何の罪もない全ての生物、その世界そのものを消滅させるという現実の前に完全に戦意喪失した。しかし、命を賭して主人公を守った友の最期の言葉を受け、涙ながらに再起。自分が背負っている自分達の世界のために、ロストベルトを消滅させる決意を固める。
- 能力
- マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。
- 非常に多くのサーヴァントと契約することになるが、維持し続けるだけの魔力を持ち合わせているわけではなく、カルデアの魔力提供によるところが大きい。そのため、カルデアがサーヴァントの体を繋ぎ止め、そして主人公が心を繋ぎ止めておくことで互いを補完し、多くの契約を成り立たせていると言えるが、それを差し置いてもこれほど多くのサーヴァントを繋ぎ止めたマスターは過去に例を見ない[注 6]。
- 実戦経験の少なさに反してサーヴァントの扱いには極めて長けており、どんなに破天荒でクセのある英霊であろうとサーヴァントであってもしっかり意思疎通して手綱を握るだけの力量がある。そして経験を積むにつれて戦力編制や敵対者との交渉などの面でも信頼を置かれるようになり、第五特異点では自ら手がけた編成により大規模な戦争の勝利に貢献し、「二代目オルタちゃん」では誰がどの役割に適しているか、誰がサンタ・リリィを導くべきかを理解した上で配役し、亜種特異点Ⅰでは巌窟王に変装したシャーロック・ホームズや呪腕のハサンに化けた燕青の微妙な違和感を見逃すことなく正体に勘付くほどの鋭さを見せる。
- 魔術師としての才能や魔力は平凡以下と評されることが多い。マスターになるような魔術師が基本的に修得している魔術も礼装に頼る形となっており、魔力についてはカルデアからのバックアップが有るとは言え、ダレイオス三世のようなバーサーカーが本気で暴れればすぐに魔力切れを起こして倒れてしまうほど。しかしレオニダス曰く、どのような天才でも人理焼却のような天変地異の前では無力なため魔術の才能は重視しておらず、寧ろ困難から目を背けない事の方が重要であるとのこと。どれ程絶望的な状況でも諦めずに人事を尽くし、さらに他人に対しても適切な距離感を保った上で卑下も軽蔑もせずに堂々としているため、平凡と評したサーヴァントもマスターの力を嘆いたり軽んじるような様子はなく、初対面の相手からも「良い指示(采配)だった」「またどこかで契約できれば」などと高く評価される事が多い。
- さらにここぞという時の運の巡りも非常に強く、しばしば苦境を切り開く武器になっている。序章で出会うクー・フーリンから、運命を掴む天運(およびそれを前にした時の決断力)を持っていると評され、彼以外にも新宿のアーチャー(悪)は「強運を持っている」、鈴鹿御前は「天運持ってる系?」と言い、坂田金時からは「このマスターは神も鬼も人間とも繋がっちまう傑物だ」と語っている。実際、今後の見通しや現在の状況すら分からない孤立無援の絶望的な状況でも偶然の出会いや予想外の支援などに助けられて道が開ける事はかなり多く、また自分が善意や好意でした人助けや寄り道などが思わぬ形で返ってくる事も少なくないなど、他人との縁に関する幸運は並外れた高さを秘めている。
- 呪腕のハサンから「危険感知は一流」と言われており勝ち目のない戦いであれば"少し"躊躇するとされるが、躊躇するだけで結局は誰かのために戦う。感知能力の専門ともいえる一流のアサシンから認められるのは相当なものであるが、それが生まれ持っての先天的なものか、数多もの死地を乗り越えた故に身についた後天的なものかは不明。時として選択肢にもよるが、マシュからも「カルデアに来る前はブラック企業に居たのでは?」と理不尽なハードワークに対する適正の高さに疑いを示されるシーンもある。
- 加えて、ランスロットを援護するために丸太の運搬と投げ渡しを数回行っている他、第三特異点では味方側サーヴァント達の援護があったとはいえヘラクレスから逃れるためにエウリュアレを、「二代目はオルタちゃん」では援護なしに人形から逃走する為にナーサリーやジャック、サンタ・リリィを抱えながら走る、ケツァル・コアトルに超高度からの捨て身のフライングボディアタックを掛け、その後もルチャ・リブレの受け身初級をクリアしているなど、土壇場になると火事場の馬鹿力を発揮して人並み以上の体力や胆力を発揮する。
- さらに、如何なる理由か猛毒に対する高い耐性「対毒スキル(仮)」を持ち合わせており、第四特異点では普通の人間なら無事では済まない魔霧の中でも問題無く活動し、第六特異点では通常なら即死する静謐のハサンの猛毒でも「ちょっと痺れた程度」で平然としている、「アーサー体験クエスト」では猛毒の大気に包まれた剪定事象の世界でも生きている。作中ではマシュとの契約の影響で彼女の盾の恩恵を受けて耐毒スキルの類が付加されているためだろう、とされているが、マシュが傍にいなくともこの耐性を得ているため詳細は不明。「鬼哭酔夢魔京~羅生門~」では、周囲に酒気が漂う中、主人公が無事であるのに対し、マシュが酔っ払うという状況も生じている。なお、第三特異点では、ドレイクから差し出された、聖杯により生成されたラム酒を飲み、マシュが二人に見えるといった酩酊状態となった。また、「葛飾北斎体験クエスト」において、"黄金のハチミツ風味の飲み物"を一口飲んだ事で、直後の記憶を失い、目覚めると江戸に居た、という例もある。セミラミスの見立てでは食べ物に関しては完全に無効化するのではなく、美味と毒の端境まで毒を劣化させる程度の効果であるらしく、実際にフグ毒として知られるテトロドトキシンやベニテングダケの毒成分が含まれたチョコを食した際は舌が痺れる程度で済んでいた。
- また、手先も中々に器用であるらしく、目が潰れた宮本武蔵の手当てを行ったり風魔小太郎の手ほどきで会得した概念礼装による礼装身代わりの術でマシュ達を欺いたなどの場面もある。
- いつも使用している通信機は機械でありながら一種の魔術礼装でもあるため、体内の魔術回路がまったく励起しなければ起動できない。通信礼装には再起動させるための特殊術式が存在する。
- 戦闘ではサーヴァントのサポート役に徹しており、装備した礼装に応じたサポートスキルや、令呪を用いた回復などで自身のサーヴァント達を支援する。実際の戦闘ではマスターの有無の差が度々サーヴァントから語られ、令呪や魔力供給の関係上マスターがいなければ正規サーヴァントとシャドウサーヴァントに差は殆どないらしい。そして主人公の魔力供給はサーヴァントとの距離が近いほどに万全になるらしい。故に、戦いの要・力の中心、勝つも負けるもマスター次第と言われ、重要な役割を担うことになっている。
- なお、戦闘時召喚しているサーヴァント達(戦闘画面で実際に使用するパーティー)は、カルデアに待機している霊基の影を一時的に借りて召喚するという形を採っているらしい。
- ゲーム内で装備する魔術礼装はプレイヤー自身が選択可能。礼装が切り替え可能なことはサービス開始初期から明言されていたものの、長らく基本であるカルデア礼装以外の礼装が実装されていなかったが、第四章の実装と同時に三種の礼装が追加され、以降もイベントによる期間限定で追加する機会が与えられている。追加礼装は、特定のクエストのクリアによって解放される。
- 『氷室行進曲』では英雄史大戦のカードとして登場しているが、「カード自身が意思を持って独自に判断して行動する」というアクション戦略ゲームとしてはありえない性能を持っているのに加え、100%相手を停止させる「ガンド」、メンバーを強化する「全体強化」、100%の確率でユニットを入れ替える「オーダーチェンジ」という三種類のスキルをコスト無しで使用でき、これらを高度な戦術眼で適切に運用するという無茶苦茶っぷり。さらには固有能力としてユニットを召喚する『グランドオーダー』を持つ。ステータスが非常に低くて前線で戦えない事が欠点と言えば欠点だが、それを補って余り在る程のぶっ壊れ能力である[注 7]。
魔術礼装
- マスターの服装として装備するアイテムで、礼装を切り替えることで戦闘中に使用できるマスタースキルを切り替えられる(イメージとしては『Fate/EXTRA』シリーズのコードキャストが近い)。外見も礼装に合わせて衣服と表情が変化し、同じ礼装でも男性と女性でデザインが異なっている。
- シナリオでも特異点に行く際、どの服か明記はされていないものの魔術礼装に着替えている模様。
- バレンタインで『ガンド』を、「屍山血河舞台 下総国」では『イシスの雨』を使用した。別のケースでは猛獣を前に動揺と困惑の中、ガンドが使える礼装を着てきたか思い返す等の描写があった。
- 魔術礼装・カルデア
- 人理継続保障機関・カルデアのマスターに支給される魔術礼装。デフォルトなだけあり多くの媒体ではこの姿で描かれる。アニメでの描写から、カルデア到着前に支給されていた模様。
- スキルは、味方単体のHPを大回復する『応急手当』、味方単体の攻撃力を超アップする『瞬間強化』、味方単体に回避状態を付与する『緊急回避』。マスタースキルの中でも全体的にCTが短く、効果も使いやすいものがバランスよく揃っている。更に、期間限定で入手できるものに次いで礼装レベルが上がりやすい。
- カルデア戦闘服
- 人理継続保障機関・カルデアの技術部が激化する戦闘に耐えられるように作りだした魔術礼装。体の線がハッキリ出るボディスーツのようなデザイン。アニメ「First Order」ではファーストオーダーに向かう他のマスターが着用していることが確認できる。男性は白とグレー、女性は黄色と白を基調としている。
- スキルは、味方全体の攻撃力を上昇させる『全体強化』、無効・耐性を持たない敵単体に確実にスタンを付与する『ガンド』、バトルメンバー1人をサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。基本礼装と比べるとかなり攻撃的で、『オーダーチェンジ』は所有戦力次第では強力な連携を可能とする。
- 魔術協会制服
- 魔術協会の時計塔が優秀と認めた生徒に送られる魔術礼装。外見はオルガマリーの服装に近い。
- スキルは、味方全体のHPを回復する『全体回復』、味方単体の宝具ゲージを増やす『霊子譲渡』、コマンドカードを配りなおす『コマンドシャッフル』。全体的に、どのサーヴァントを使っていても等しく戦局の補助に貢献する、安定した使い勝手のスキルが揃う。
- アトラス院制服
- アトラス院が「最強であるものを作る」目的で試作した魔術礼装。シオン・エルトナム・アトラシアの服装に酷似している。メガネ着用。
- スキルは、味方単体に無敵状態を付与する『オシリスの塵』、味方単体の弱体状態を解除する『イシスの雨』、味方単体のスキルチャージを2進める『メジェドの眼』。防御的な特殊支援に特化したスキル構成をしているため、「アトラス院の目指す最強ってなんだ?」とネタにされることも。
- アニバーサリー・ブロンド
- 騎士王がとある聖杯戦争中着用していた衣装を模した魔術礼装。女性ver.は遠坂凛から譲り受けたセイバーの私服、男性ver.はセイバー (Prototype)の私服がデザインベースになっている。
- スキルは、味方単体のバスター性能を超アップする『魔力放出』、スターを大量獲得する『勝利への確信』、味方単体にガッツを付与する『騎士の誓い』。セイバーとしての騎士王の保有スキルとよく似た効果のスキルが揃う。
- ロイヤルブランド
- ある聖杯戦争で使用された、麗しき騎士の魔術礼装。女性ver.は髪型がポニーテールに変化する。
- スキルは、味方単体のクイック性能を超アップする『反応強化』、味方単体にスター集中状態を付与する『鉄の専心』、味方単体に必中状態を付与する『必至』。
- 説明文は明らかにZeroセイバーを意識しているのだが、スキル名や内容は彼女のマスターに由来するものしかない。
- ブリリアントサマー
- ダ・ヴィンチ工房特製、対熱帯地帯用装備。つまりは水着であるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。男性ver.はグリーンのハーフパンツ、女性ver.はオレンジのチューブトップビキニ。
- スキルは、味方全体のクイック性能をアップする『ランブル・パーティー』、味方単体に無敵貫通状態を付与する『必殺トライデント』、味方単体のHPとNPを回復する『シーハウス・シャワー』。
- 月の海の記憶
- とある並行世界にあるという、ある学園の制服を模した魔術礼装。
- スキルは、味方単体のアーツカード性能をアップする『霊子向上』、味方単体のスター発生率をアップする『完勝への布石』、敵単体に1回の強化無効状態を付与する『パニッシュメント』。スキル名はいずれもEXTRAに由来するものではあるが、3番目だけは何故かCCCが元である。
- 月の裏側の記憶
- とある並行世界にあるという、ある学園の旧制服を模した魔術礼装。
- スキルは、味方全体のアーツカード性能をアップする『霊子向上・全』、味方単体に弱体無効状態を付与する『生存への布石』、敵単体のチャージを1減らす『ダウン・スライド』。
- EXTRA CCCコラボイベントに伴った実装であるためか、前提条件が「終局特異点クリア」と異例の厳しさとなっている。
- 2004年の断片
- 日本の地方都市にある学園の制服を模した魔術礼装。聖杯をめぐる戦いにおいて、幾人かのマスターが纏っていた。
- スキルは、味方単体の宝具威力をアップする『コード:F』、味方単体のBusterカードへのスター集中度をアップする『コード:U』、味方単体のNP獲得量をアップする『コード:H』。スキル名のアルファベットは『Fate/stay night』の各ルート名の頭文字から来ている。
- 極地用カルデア制服
- 極限環境での活動を想定した魔術礼装。外見は白を基調にした「魔術礼装・カルデア」とは真逆の黒をベースとした色合い。
- ロシアの異聞帯で極地対応機能が付与されているが、過度の高温環境での活動には対応できない。
- FGO第二部を象徴する礼装であり、他の礼装とは異なりストーリー中に解説が入るなど手の込んだ扱い。
- 大きなベルトポーチを腰に着用していたり、スパイクブーツを履いているので「Fate/EXTELLA LINK」で月の王が着ている野戦服を彷彿させる。
- 「カルデア戦闘服」と同様、令呪が見えるように右手の手袋の甲には穴があけてある。
- 7部袖やスカートなどからある程度の露出が確認できるが、礼装の術式によって極限環境の外気(氷点下180度の大気など)を遮断することでこれを補う。ただし一部損傷しただけでも機能停止により即座に無防備になるリスクを抱えるため、こまめなメンテナンスを要している。
- スキルは、単体のHP回復&防御弱体解除する『浄化回復』、単体の攻撃力&宝具威力を1ターンアップさせる『幻想強化』、単体に1回・3ターンの回避付与をする『予測回避』。
- 「魔術礼装・カルデア」と似たような効果や構成になっているが、上位互換というわけではない。
- トロピカルサマー
- ダ・ヴィンチ工房特性、対南国用装備。つまりアロハであるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。
- 名称や説明からしてブリリアントサマーを意識・踏襲したもの。男性ver.はライトブルー、女性ver.はオレンジを貴重としたカジュアルシャツ、下はハーフパンツとショートパンツという違いがあり、軽快な装いになっている。
- スキルは味方単体のArtsカード性能と宝具威力をアップをする『ブルー・スプラッシュ 』、味方単体のArtsカードへのスター集中度をアップする『サプライ・ウォーター 』、味方単体に強化解除耐性をアップとNPを増やす『セーフティ・オイル 』。
- Artカードの威力向上も含め、NPの上昇に重きを置いた礼装である。
バリエーション
主人公 (マンガで分かる!FGO)
マンガで分かる!Fate/Grand Orderで登場する主人公。
詳細は「主人公 (マンガで分かる!FGO)」を参照。
名も無きマスター
無限に広がる平行世界の果て、主人公とは異なるカルデアから来たマスター。
詳細は「名も無きマスター」を参照。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 主人公。
- アニメ『The First Order』では男性の方が主人公として登場しており、女性の方はマスター候補として少しだけ登場する。
- 舞台劇『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』では公演回によって男性と女性のどちらかが出演している。
- 教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー
- 男性の方が主人公として、ゲストの英霊たちに逸話を聞いてゆく。
- ちなみに女性の方も男性主人公が本の登場人物に憑依するという形で登場している。
Fate関連作品
- 氷室行進曲 冬木Game Over
- 女性の方が登場している。
- 冬木市の特異点を修正する為にレイシフトしたが、何故か「英雄史大戦」のカードとして氷室鐘のもとに転がり込んでしまうことに……
その他
- ちびちゅき!
- 高等部所属。男女両方登場するが、転入早々遅刻した挙句廊下で寝腐れるというやらかしっぷり。(FGO本編でもカルデア施設内の廊下で寝ている場面から始まる)
- さらに寝言を聞くに、男のほうはエロキャラ、女のほうは所謂『リヨぐだ子』準拠の「とんでもない濃いキャラ」の疑惑が濃厚である。
人間関係
Fate/Grand Order
- マシュ・キリエライト
- パートナー。彼女に投げかける選択肢にはとても気遣いをかけ、彼女の成長を逐一褒めたり等優しい言葉が多い。
- また後述のように彼女が他者にバカにされた時は怒りを覚えもする。
- フォウ
- カルデアで最初に接触した相手。何故かはわからないが、カルデアの中でマシュと並んでよく懐かれている。
- ロマニ・アーキマン
- 様々な面からサポートを行ってくれる上司。基本は敬語で接するも、サポートに障害があればロマニのせいかと疑ったり、空気を読めないときはタメ口で辛辣な言葉をぶつけたりもする。
- 揉めたり険悪な空気になることはなく、仲が良いと言える。
- オルガマリー・アニムスフィア
- 上司。初対面で遅刻・居眠りの上に全くのド素人ときて、あちらからの心象は最悪。冬木でなし崩し的に同行するうちに少しずつ認められるものの……
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ロマニと共にサポートを行ってくれる天才サーヴァント。
- 基本はロマニに任せているが、要所でその並外れた知識や見識または技術を以って窮地を救ってくれる。……が、平穏時には混乱を招くこともある。
- レフ・ライノール
- 本性を現す前は好意的に接されていた。
- ゲーティア
- 聖杯探求の旅における仇敵。狂った人類史における最後のマスターとして敵対する立場だが、完璧な計画と全能性を持つ当人からは歯牙にもかけられていない。
- 「聖杯を七つ回収してみせたら敵として認識してやろう」「諦めろ、それが一番楽な生だ」などと挑発してきて、憐れみと嘲笑の入り混じった視線を投げられる[注 8]
- しかし最終決戦で彼の勝算を完全に崩した上であと一歩の所まで追い込み、そこで破れかぶれになった彼に「ある言葉」を投げかけた際、彼は初めて人間というものを理解し―――
- ハリー・茜沢・アンダーソン
- レイシフト適合者のスカウトマン。
- 日本の都心で献血サービスに偽装した適合試験を行い、偶然見つけた100%適合者である主人公をスカウトしたらしい。
- カルデアは普通の若者ならまず行くことを断るであろう極地にあり、主人公も2部序章までその事を完全には知らなかったため、その辺りは伏せた上で半ば騙すような形で口説いたと思われる。
- アーノルド・ベックマン
- セラフィックスで遭遇した生存者。
- 当初は救助対象として安全地帯で保護したが、自己保身に躍起になる彼が自分を脅迫してメルトリリスを手酷く侮辱したことには流石に堪えかね、一方的に通信を切って彼を無視した。
- 巌窟王 エドモン・ダンテス
- ゲーティアに放り込まれた監獄塔にて自身を導き、脱獄を助けてくれた「共犯者」。
- 最終章でも窮地に陥った主人公を助けに真っ先に現れ、それ以降も何だかんだ言いながら救援の手が届かない所まで駆け付けては決定的なサポートをしていくなど、マシュとは違う「もう一人/陰の相棒」のようなポジションの筆頭格に。
- エリザベート・バートリー
- 苦手な相手。特にハロウィンでは彼女の歌を毎年聞かされてきた為に、トラウマレベルでハロウィンがダメになってしまったという。
- アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕
- 特異点Fおよび亜種特異点Ⅰで出会った相手。クリスマスイベントや2017年の水着イベントでも顔を合わせている。
- 度々重い役割を持った彼女と出会った為か、主人公にとって「エクスカリバーの担い手」「アーサー王」は事実上セイバーオルタとして定着した節がある。
- ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
- 第一特異点および亜種特異点Ⅰで出会った相手。 いけ好かない別のオルタ同様、クリスマスイベントや2018年の水着イベントでも接点がある。
- 異質なサーヴァントであり、死闘による敗北、復活への策略、復讐者としての昇華、そして泡沫の夢―――特殊な出生の経緯に主人公が深く関わっており、彼女にとってはただのマスターではない重要人物となっている。
- メルトリリス (Grand Order)
- 無かったことになったとある未来において、128のサーヴァントが殺し合う地獄へ味方も支援も無しで放り出されるという状況下で出会った相手。
- 過去様々な局面で幾度となくあった「窮地に登場し救ってくれた」という形のそれではなく「死が確定している運命を覆してくれた『命の恩人』」という、修正された現在を生きる主人公自身は認識の余地がないが極めて強い恩のある相手。
- とはいえ主人公も彼女の消滅の危機を二度に渡って救っている(特に一度目は自身が死んでまで彼女を庇い生かした)ため、お互い様といったところか。
- 哪吒
- ステータス分類の性別について気になっており、質問した時に『男』『女』『男の娘』『ボクっ娘』『両方』『なし』『宇宙』『自由記入欄』と書かれた表を見せた。
- 遠坂時臣
- 礼装「優雅なおじさん」。イベント『Fate/Accel Zero Order』では面識がないままだったが、何故か原作で背後から刺されて死んだ事を知っている。
- 後に『ハロウィン・ストライク!』では「優雅な人」が写った礼装を用いて、小太郎から教わった礼装身代わりの術で一時的に逃走に成功した。
- ジュリエット・ヴァイオレット
- イベント『虚月館殺人事件』において意識が飛ばされた主人公が最初に出会った女性であり、肉体の元となった人間の友人。
- 主人公自身も彼女にかなり感情移入してしまったようで、「現在進行形で彼女がピンチかもしれない」と思った瞬間意識を無理矢理飛ばすべく壁に頭を叩き付けるという奇行に出たほど。
- パツシィ
- ロシアの異聞帯で出会ったヤガ。
- 行動を共にする中で心を交わしてゆくが、最後には悲劇的な別れを迎える事になった。
- その事を以降の北欧の異聞帯でもずっと引きずり続けている。
ちびちゅき!
- 主人公 (EXTRA)
- いずれ開催されるであろうコラボイベントに先駆けて夢の主人公対決が実現。……内容はアメ食い競争であったが。
名台詞
Fate/Grand Order
本編
- 「おまえこそ何者だ」
- Dr.ロマンとの出会い。初めて入った自室に何故かいた彼に、何者かと聞かれての選択肢の一つ。
- 開口一番「サボッてた」と言うロマニの残念な人柄を見抜いたのか、あるいは部屋を使われた不満なのか、先輩らしき初対面の相手を"おまえ"呼ばわりである。
- 「いや、つい面白くて」
- 『炎上汚染都市 冬木』にて度々所長を刺激していることについて。
- 出会いからして印象最悪、嫌われていると言っても過言ではないが、主人公の方は所長に好意的で、あえて地雷を踏み抜く台詞。
- 怒鳴られても嫌われても気にせず、率直に踏み込んでいくこのスタンスは、後に契約する多くのサーヴァントとの関係に活かされていく。
- 「は虫類よりマシだ」/「ほ乳類の方が格上だ」
- 『邪竜百年戦争 オルレアン』より。町のど真ん中で大喧嘩しているトカゲとヘビへの仲裁の二択。当然どちらを選んでも2人は怒って襲いかかってくる。
- 直前の会話でマシュを「子犬」「猪武者」とバカにされたのが相当腹に据えかねたのか、サーヴァント相手に恐ろしく肝が座っている。
- 「よし、容赦なく倒してしまおう!」
- 『永遠狂気帝国 セプテム』より。トカゲか竜かアイドルらしき生物反応に対しての選択肢で、一章で共闘して以来の再会だが敵と認識する方。
- これを選んでもエリザベートの制止により
残念ながら戦闘にはならない。
- 「海賊とか関係ない」/「フランシス・ドレイクが必要だ」
- 『封鎖終局四海 オケアノス』より。海賊だろうが頼るしかないんだろ、と揶揄するドレイクに対しての選択肢。
- 初対面、それも
悪魔 と呼ばれる程の大海賊に対して、真っ直ぐな言葉で口説く主人公に、豪快なドレイクも珍しく顔を赤くして感嘆するように息をついた。 - 善人・悪人問わず好かれやすい人柄が出ているシーンの一つ。
- 「傷は深いぞ、がっかりしろ」/「がんばれ、乙女」
- 『封鎖終局四海 オケアノス』より。信仰していたアルテミスの
恋愛脳 を目の当たりにし、傷心状態のアタランテに対しての心ない追い打ち。 - 明らかに冷かしており嫌がらせ以外のなにものでもなく、当然ながらアタランテに怒られることに。
- 「マシュと戦うのなら、その前に自分が――」
- 『死界魔霧都市 ロンドン』より。マシュに襲いかかろうとするサーヴァントに生身で挑もうとする無謀なシーン。
- 足が震えていると指摘されており相当の恐怖は感じているようだが、それでもマシュを守るという彼女への想いと心の強さが窺える。
- その姿からモードレッドには「担ぎ甲斐のある阿呆」、マシュからは「カルデア一のマスター」と称賛される。
- 「言いたいことを言ったんだよ」
- 『死界魔霧都市 ロンドン』より。アルトリアが敵対した理由を述べるマシュと、それを同情や慰めと捉えて顔をしかめたモードレッドへの仲介。
- 言いたいことがあるならまずはっきりと言え――それはモードレッドが度々発していた言葉。逆手に取られた彼女は、一転して笑顔を見せた。
- 共に死線を越えてきた3人は言いたいことを言える仲になっていた。
- 「気のせいじゃないかなななな」/「幻覚だだだだ」
- 『北米神話対戦 イ・プルーリバス・ウナム』より。どこかで聞いたことがあるような歌を聞いたときの主人公の発言。流石にトラウマになっていた模様。そして……。
- 「何度も出てきて恥ずかしくないんですか?」
- 『北米神話対戦 イ・プルーリバス・ウナム』。
性懲りもなく本編に3度目の登場を果たしたエリザベートに対しての発言。マシュに促されてついにぶっちゃけてしまった。 - 元ネタ、というか元のセリフは言うまでもなく専属マネージャーの発言。面食らった彼女は当然怒ったが、発言者が発言者なのですぐに怒りは収まった。
- なお、本作は選択肢が一つのみ表示される場面が時々あるが、この台詞はわざわざ同じ台詞の二択である。
- 「あなたは子どもたちの憧れだ」
- 『北米神話対戦 イ・プルーリバス・ウナム』より。トーマス・エジソンと和解を果たした際の選択肢の一つ。誰もが知る近世の先導者が迷いを振り切った様子に、この上ない称賛の言葉をかける。
- 「信じてもらえたようですね!」
「貴女を助けたものですが、何か!」
「ところで水が飲みたいのですが!」
「果物とかも食べたいです!」 - 『神聖円卓領域 キャメロット』より。誤解が解けたニトクリスに対して。
- レイシフトした場所はカルデアとの通信も利かない砂嵐吹き荒れる砂漠の真ん中。休める場所を求めて歩き続けたと思ったらハサンに襲われるわ、完全な誤解から助けたニトクリスに攻撃されるわと散々な目にあったからか、ダ・ヴィンチちゃんの煽りを受けていつになく強気な口調でふてぶてしく攻め寄っている。
- 「記録には残らなくても、意味は残るよ」
- 『神聖円卓領域 キャメロット』より。消えゆく運命にある特異点での交友を悲しむマシュに対して。
- たとえみんなから忘れられても、その時あった気持ちが今を積み上げている――。
- 人の記憶にも人類史にも残らない、名誉すら与えらえない中で、世界を救い続ける最後のマスターならではの言葉。
- 「そんなの、ただの標本だ!」
- 『神聖円卓領域 キャメロット』最終盤にて。世界を閉ざそうとしているその理由を淡々と明かした獅子王に対して。
- これは端的に言えば、「選ばれた『理想の人間』は聖都に閉じ込め、聖都の外の世界及び選ばれなかった人間は消滅するが見殺し」というもの。
- 獅子王は「この行為が、円卓の騎士達の信条とは相容れぬものである事」も理解しており、結果として召喚された騎士たちは二つに分かれて殺し合うこととなった。獅子王に従う道を選んだ騎士達も心を殺し、中には心を壊しまともに戦えなくなる者までいた。
- それでもなお、彼らは同胞たちと民たちの血で自身を染め、主人公達の敵として立ちはだかってきた。第四特異点で共に戦ったモードレッドでさえも。
- しかし、人類最後のマスターはそのやり方を真っ向から否定する。サーヴァントをも萎縮させる獅子王の神格を跳ね除けて、最後の戦いへの決意を固める。
- 「……これ、ダメだ……」/「……………ちくしょう」
- 『神聖円卓領域 キャメロット』最終盤にて、獅子王との一戦目が終わった後に出てくる選択肢。
- これまで数多くの強力なサーヴァントや魔神柱を相手にしてもマシュやサーヴァント達との絆で勝利を掴んできた。魔術王と対面した時も見逃される形になったとはいえなんとかその場を切り抜けることができた。
- しかし、幾多の修羅場を潜り抜け強くなった主人公でさえ挫け、弱音を吐いてしまう程に獅子王の力は圧倒的過ぎた。
- 「……行くぞ、ベディヴィエール!」/「……貴方が、それを望むなら」
- 『神聖円卓領域 キャメロット』最終盤にて。自身の正体を明かし、かつての罪に対する贖罪を望むベディヴィエールに対して。
- 「主君を死なせたくない」。その願いは彼の王を「死ぬことができず彷徨い続ける亡霊の王」にする結果を生んでしまった。その罪を悔やみ、清算すべく悠久ともいえる時を行き抜いてきた旅の果て。銀腕の輝きに焼かれ、体は土塊のように崩れ、すぐそこに死が迫る状況になっても、彼は最後の贖罪を望んだ。
- そんな彼の決意に対し主人公とマシュは悲しみを抑えながら応え、最後まで彼と共に戦うことを誓う。そして…本当の決戦が始まる。
- 「最後にはならないよ」
- 『絶対魔獣戦線 バビロニア』より。あなたは人類最後のマスターで間違いないか、とイシュタルに問われて。
- 最終決戦前夜にも「最後の挨拶に来たか?」と問うギルガメッシュに対して同様に「最後にはなりませんよ」と答えるシーンもあり、過去最大級の脅威を前にしても、決して諦めない鋼鉄の決意を感じる言葉である。
- 「デ・ナーダ。ムーチョムーチョ!」
- 『絶対魔獣戦線 バビロニア』より。主人公にラブラブだと言うケツァル・コアトルに対しての返事。
- スペイン語で『どういたしまして』『もっともっと』の意味。
- その場のノリと勢いによるいい加減な返事であり「シリアスな場で覚えたてのスペイン語を使わないでください」とマシュに叱られることになる。
- 他にも「これが……ムーチョ……ムーチョ……」や「グラシアス、アミーゴ! ルチャドーラ!」などという発言もあり、大変気に入った様子。
- 「―――いいえ。いいえ―――!」/「っ……ウルクはここに健在です!」
- 『絶対魔獣戦線 バビロニア』、最終決戦直前にて。
- 民のほとんどは死に絶え、街もケイオスタイドやラフムに蹂躙され、象徴たるギルガメッシュはティアマトから致命傷を受けた。
- もはやウルクの滅亡は避けられないという最悪な状況に陥った中で、それでも。まだ自分という戦える者が残っている限り、完全な滅亡には至っていないと、王に向かって声を張り上げた。
- 「決まっている…!」「『生きる為』だ――!」
- 『冠位時間神殿 ソロモン』、魔神王との最終決戦にて。
- 令呪の力を込めた渾身の一撃をゲーティアに叩き込みながら、何故ここまで戦ってこれたのかという彼の問いへの答えを返す。
- 世界を救うためでも人理を守るためでもなく、ただ、ごく普通の人間として生き続けるという普遍的な願いの元に足掻いたからこそ――。
- その答えに、人類悪はついに人間というものを理解する。
- 「…戦う理由はある、んだろう?」/「…オレがおまえでも、同じ事をするよ」
「…戦う理由はある、でしょう?」/「…わたしがあなたでも、同じ事をするよ」 - 『冠位時間神殿 ソロモン』より。
- 『譲れないもの』の為に、無駄なはずの戦いを挑もうとする人王ゲーティアに対して、その行動に共感を示す。
- 決して結果が覆らないと知っていても、今できることすべてを込めたそれは、断じて無価値なものではない。
- 「違うよ、マシュ」
「皆が知ってる」 - 『悪性隔絶魔境 新宿』冒頭――つまり、世界を救った直後の日常でのこと。
- 政争利用や暗殺等から身を守る為に、世界を救ったという主人公の偉業や努力の痕跡を書き換えることで、それらを知る人がいなくなることを悲しむマシュに対する言葉。
- マシュやダ・ヴィンチやカルデアのスタッフ。あの時間神殿に集まった英雄、反英雄、そしてソロモン、ゲーティア…世界を救った人を知る者たちは、主人公にとっては充分すぎる程にいるのだ。
- 「チョコレート!」/「タマネギ!」
- 『悪性隔絶魔境 新宿』より。空腹そうな野良犬を見かねたアルトリア・オルタから食べ物はないのかと言われて。
- 両方とも犬に与えると命に関わる食べ物なので、当然ながらアルトリア・オルタから怒られたのであった。
- というか、それ以前にチョコレートはともかく何故タマネギを生で持ち歩いているのか、とアルトリア・オルタでも突っ込みたくなってしまう。
- 「それでも、民が笑わない国は間違っている」
- 『伝承幻想都市 アガルタ』より。デオンやアストルフォなどの英霊すらも黙らせるほどの、武則天の壮絶な努力と怒りを受けての返答。
- その努力は否定せずとも、今の不夜城の光景を受け入れることはできないと、かつてのセプテムでの経験を真っ向からぶつけ返す。
- (反省で震えるお肉というものがある……ちい覚えた)
- 『伝承幻想都市 アガルタ』の桃源郷にて、不夜城のキャスターの震えるお肉を見て率直な感想。
- 元ネタは漫画「ちょびっツ」のヒロイン・ちぃの台詞からだったが流石にネタが古すぎる上にそのまますぎたためか、後に(よし覚えた)に修正された。
でも本編やイベントでこれ以外にもお前何歳だよって発言があったのはナイショ。
- 「―――告げる」
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に」
「我に従え―――ならば」
「この命運、汝が剣に預けよう!」 - 『禁忌降臨庭園 セイレム』で、ミドラーシュのキャスターとの仮契約の台詞。
- これまで百を超えるサーヴァントと契約しているであろう主人公だが、初めて本編で語られた詠唱である。
- 「いつものことさ」
- 第2部序章より。カルデアを追われる身になっても彼/彼女の歩みが止まる事はない。人理を救った主人公にしてみれば、この程度の事件は日常茶飯事であった。
- 「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」 - 第2部1章『永久凍土帝国 アナスタシア』での英霊召喚の儀式。Fate/Zeroでの詠唱と全く同じものである。
イベント
- 「そんな事より眼鏡似合ってるねマシュ」
- お月見イベント冒頭より。カルデアの月見菓子パーティー用の菓子が何者かにより持ち去られたことを報告に来たマシュに投げかけた選択肢の一つ。
- …なんだかすごくどこかの誰かの陰謀を感じる台詞である。ちなみにマシュはこの言葉に上述の件を一瞬忘れて頬を染め嬉しがった。
- なお、磨伸氏がライターを担当したドラマCD「The Blue Bird」でもこれとほぼ同じ台詞を発している。
むしろ眼鏡狂いで有名な彼のことだからそれを言わせたかったのかも。
- 「応ッ!!!」
- スカサハ体験クエストより。フェルグスとの遭遇をきっかけに、ケルト流に中てられてしまった主人公。
- この後のシナリオでもスカサハやフェルグスに返す選択肢ではほぼ毎回一方がコレになっている有様である。「!」の数は二つになったり一つになったりする。
- 「ダンボールに入って恥ずかしくないんですか?」
- 『歌うカボチャ城の冒険』にて。元の場所に戻れなくなったエリザベートに「捨てられた子竜を放っておけないタチでしょアナタ」と言われて。
- 元ネタは彼女の専属マネージャーの発言。何だかんだ言っても拾ってあげるので「ちょろい」と思われている。
- そして、時が進んで第五章にて、先述した通りついに元ネタそのままのセリフを発することになる。
- 「もうスキップしていいかな?」/「二人とも倒す方法はないかな!?」
- 『ぐだぐだ本能寺』最終幕より。現れた良いノッブと悪いノッブの2人に対して。良いノッブは味方であり倒す必要は全くないが、面倒なのでさっさと終わらせたいらしい。
- 「つまり、他に頼る人がいなかったんだね?」
- 『ほぼ週間サンタオルタさん』より。サンタオルタの呼び出し・要求に対しての選択肢の一つ。まだ面識の少ない相手(しかも元序章ボス)に、遠慮のない直球すぎる一言。
- 「でもゲームはちゃんとやらないと……」
- 同上。モノポリーで自分本位な特別ルールを行使するジャンヌ・オルタの横暴を見て。
- 「友達もできない」という指摘や「自分はひとりでいい」という返答など、真面目で悲しい話に移る中……それはさておきと、話を元に戻して冷静に指摘する。主人公の図太さがよく出ているシーンである。
- 「強い英霊、弱い英霊、そんなの人の~」
- イベント『セイバーウォーズ』より。アルトリア・リリィの悩みを聞いての選択肢の1つ。よほど言いたいのか同じ選択肢が2回も発生する。
- マシュが元ネタを知っているのか、あるいはおふざけの空気を感じ取ったのか、「口にホッチキスをしますよ」と注意されてしまい、2回とも最後まで言えなかった。
- なお、続くフレーズはおそらく「~勝手。本当に強いマスターなら好きなサーヴァントで勝てるように頑張るべき。」であり、別クエストで病弱サーヴァントも自己弁護のため使用している。
- ちなみに元ネタはゲーム「ポケットモンスター 金・銀」に登場するある人物の言葉である。
- 「細かいことはいいんだよ」/「あの顔はみんなセイバーの筈だよ」
- 同上。アサシンであることを認めない謎のヒロインXに対しての適当なフォロー・曲論。ヒロインXは「…………話のわかるマスター……いい……」と感動しており、やはりサーヴァントの扱いは手馴れている。
- 実際のところは彼女も含め、セイバー以外のアルトリア顔が増加中であるが、時には真実から目を背け、曖昧にするのも処世術。
- 「だいじょうぶ、マシュはきっと強くなる」
- 同上。宝具レベルが1から上がらない現実に「いつまでも不甲斐ない」と嘆くマシュに対する言葉。
- ヒロインXから「嘘のないまっすぐな言葉」「いいマスター持った」と言われており、心からマシュの成長を信じていることがわかる。
- 「神様、夢でありがとう!」
- 2016年バレンタインイベントより。バレンタインデーの朝にとんでもない悪夢を見て、思わず神に感謝する。しかしこの後に待っていたのは、悪夢より質の悪い現実だった…。
- 「やばい法に触れてる!」/「かくじつに殺される!」
- 同上。バレンタインの期間中ずっとアリスの固有結界の中で過ごした場合を想定しての
選択肢 。 - 監禁されているのは主人公の方だが、幼女と人目につかないところに隠れて失踪した場合、世間がどう思うかは明白。
「先輩最低です」 - 法に社会的に殺されるか、主人公を慕う女性サーヴァント逹に物理的に殺されるか(もしくは両方か)の違いしかない。
詰んだ!
- 「だって、みんな苦しそうだ」/「おまえと同じ、自分の趣味だよ」
- 空の境界コラボイベントより。事件の黒幕に加担した悪メフィストになぜ骨を折ってまでサーヴァントを助け、放置しても問題ない特異点もどきを破壊しようとするのかと疑問を投げかけられた際の答え。
- 利益とは関係なく、必要だと感じたから解決する。変質したサーヴァントの明かされた悲しく辛い一面から目を背けず立ち向かう。マシュはそんな主人公に心から信服し、両儀式は幹也を重ねていた。
- 「ハウス、式ちゃん!」
- 同上。高層ビルの屋上から飛び降りてでも事態の黒幕を追おうとする式に対しての制止の言葉。
直死 の向き先が変わりかねない命令である。 - しかし式も気が抜けてしまったのか、無言のまま白けた顔で立ち止まるので、結果的には成功と言える。しかし彼女のマスターとして失ったものもあるかもしれない。
- なお初対面のときにも「両儀ちゃん」と呼ぶこともでき、この時は「恥ずかしくないのか?」と真顔で突っ込まれるのだが、やはり全く懲りていないことがわかる。
- 「ダ・ヴィンチちゃんの真作が見たい」
- イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』より。ダ・ヴィンチの作品の贋作を追求することは人理修服とは関係ない案件と知り、カルデア一行をレイシフトで退却しようとするロマニにレイシフトを中止させ、その行動に驚いたダ・ヴィンチちゃんに対して。
- 「そちらが撤退するならこちらも手出しはしない」とアルジュナに取引を持ちかけられても、ダ・ヴィンチが人理修復を優先してあえて贋作を黙認しようとも、そこで騒動を放っておくつもりはなかった。
- 「デンジャラス……ビースト……!」/「この感触……ビーストですよコイツは……」
- イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』より。酒の匂いに酔った
おっぱいサーヴァントマシュに抱き着かれての表現。 - あえてなにが、どこがとは明かされていないが、ノリを金時に合わせているものと思われる。
- 「お師さんは大切な人ですよ」/「聞く必要あるの?」
- イベント『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』より。三蔵に「大切な人のもとへと帰るべき」と諭されて。
- 道を阻む強敵牛魔王を前にしても迷うことなく、大切な師と共に。
いざ――西へ !
- 「ハグしてくれたら許します」/「じゃあハグを……」
- イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』より。迷惑をかけたことの謝罪をする源頼光に対しての見返り要求。
- 頼光からにじみ出る母性愛に魅入られたのか、彼女を母と慕う金時や、主人公を慕うマシュや義経の前で、堂々と己の欲望を口にした。
- 一度目は冗談とも取れたが、類似の選択肢を2回続けるのはかなり稀であり、2回目は選択すらできず1択強制と、主人公の強い意志を感じさせる。
- 「真の英雄は……眼で肉を焼く!」
- イベント『夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer』より。カルナが佐々木小次郎に唆されて、宝具『梵天よ、地を覆え』で肉を焼こうとした時の台詞。
- カルナの例の台詞を元にしたネタ。尚、カルナが実際にやってみた結果、焼いた肉は炭火肉ならぬ炭化肉となってしまった。
- 「マルタさんの聖水、飲みたぁい!」
- 同上。一緒に作った井戸から汲んだ最初の水を、マルタからいただくという何とも微笑ましいシーン、のはずだが……。
- マルタから貰っただけで聖水になるわけではないのに、なぜかこのテンション上々なセリフが出る。
- 後日別イベントで「マルタさんの聖水……おいくらですか?」と尋ねるシーンもある。他意はない、はず……。
- 「クールな顔で、交尾、とか……いいですね」 / 「クールな顔で、繁殖、とか……いいですね」
- 同上。スカサハと言えど家畜用の動物を増やすにはつがいが必要であり、交尾させて繁殖させようと真面目に語っていたところで一言。
- 思春期の主人公には刺激的だったのか、怪しげな視線で呟き始めた。強制の2択であることから冗談やセクハラではなく本心であることが窺える。
- 「私もイヴなんですけど…」
- 同上。再び無人島に流れ着いた時、スカサハが「このままだと、アダムとイヴSになる」と答えた時、女性主人公だとこの台詞で突っ込む。……が、当の師匠は「ルーン魔術で何とかする」とどこかで聞いた事がある台詞で返す……
師匠もソッチの人でしたか!?
- 「令呪を以て魔法少女エレナに命ず。イリヤを手助けせよ」/「一緒に来るように」
- イベント『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~』にて。
- 石を奪うことでエレナを
亡霊 にしたくない勝者イリヤと、亡霊 達のことを想う敗者エレナ……2人の思いを汲んだ主人公が辿りついた答え。 - エレナは主人公のサーヴァントではないため令呪は効かないし従う理由もないが――エレナは呆れながらも敗者として"仕方なく"その偉そうな
命令 を受け入れた。
- 「よし、マシュ!今日は解散だ!」
- イベント『ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~』より。
- 騒動の原因がチェイテ城にあることを知るや否や、去年の
悪夢 が蘇って反射的に叫び、マシュも速攻で同意するも、逃げる事を予期していたカルデアの職員一同に取り押さえられて無理矢理コフィンに入れられ…。
- 「来ちゃったかー……」 / 「気が重い……」
- 同上。これまで人理修復はもちろん、それと全く関係のない騒動でも自分が必要だと感じたから解決してきた。人並みの恐怖心を持っても前に進み、自分が一番苦しくても他者に手を差し伸べてきた。
- そんな主人公でさえ自分からこの騒動を避けようとし、挫けてしまう程にエリザベートの歌は圧倒的にすぎた。
- 何せ、報酬がエリザベートのライブの特等席だと分かっているときは気が落ち込み、ライブが中止になるかもと知ったときは声が弾んでいるので……。
- 「おうちかえる!!!」
- 同上。溶岩地帯に進んだ所で、清姫、頼光、静謐のハサンに出くわしてしまい、その場から逃げ出そうとした。なお、このシーンのくだりでこの三人は恒常的に主人公に夜這いをかけていた事が判明する。勿論、男女どちらであっても。
- 「集合、全員集合。」
- 同上。クレオパトラの望みを一通り聞いた後、彼女の知るカエサル像に衝撃を受け、クレオパトラ以外の面子を集めて内緒話を始める。主人公の知っているカエサルは例の胡散臭いDEBUなのだから無理もないが。
- 「背中からぐさーっ! されるおじ様」
- イベント『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』より。
- サンタ・リリィから『優雅なおじ様』について質問されるが、よりにもよってその
あっけない最期を挙げるあたり容赦ない。 - なお、サンタ・リリィはその事を理解できなかったが、荊軻のプレゼントとしては相応しくないと述べた。
- 「ノッブ、ステイ!」
- イベント『ぐだぐだ明治維新』より。
- 事件の騒動の一人である信勝を射殺しようとした
ノッブ信長に対しての選択肢。身内に甘かった信長はその気もなかった。 - 元ネタは『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.4 第七特異点配信直前SP』において、
回す方のノッブ島﨑信長が『Fate/EXTELLA』で物語のネタバレをしそうになった際にマフィア梶田が静止したお叱りの言葉から。 - 「先輩最低です」といい、ここでも小ネタを拾う公式のフットワークの良さを発揮しており、島﨑信長はこれに驚いた模様[出 2]。
- 「鈴鹿御前、どうやって下に降りるの?」
- イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』より。
- セラフィックスの下層に転落したメルトリリス、彼女をどう助けるか考える仲間達、そんな中で安全地帯にいるアーノルドは自分達の救出を優先するよう命令したが、彼女を見殺しになど出来ない主人公は毅然とした態度で自分達の意志を告げた。それでも彼は主人公の決定を受け入れず、逆に彼女を侮辱しながら主人公を脅迫するが、主人公はそんな彼を無視して通信を切り、そのまま仲間達と共にメルトリリスを助けに向かった。
- いざとなれば自分の命さえ擲つ覚悟のある主人公からしたら、ここまで冷徹で強気な行動を取ってでも今まで自分達を助けてくれた仲間の救助を選ぶのは当然の事。ましてや、ただ一人の反対者がその仲間の最期を喜んで嘲笑う卑劣漢であるとなれば尚更である。
- 「せめてエリちゃんでさえなければ……」/「せめてこちらにもエリちゃんがいれば……」
- イベント『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』より。本編ですら無かった明確な諦めの言葉「勝ち目がないのでは……」の後に続く選択肢。
- 姫路城の最上階に到達しとうとう刑部姫が裏切って攻撃を仕掛けてきた。そして敵はメカエリチャンが2体、しかも片方は巨大ロボで、援護射撃により体力をジワジワ削られてやむなく撤退を決めた際の愚痴である。味方である新宿のアサシンからは「そっちが理由かよ!」と突っ込まれたが、まぁエリちゃんのぶっ飛び具合を考えると仕方ないとしか言えないのである。
- 「あっ、来ちゃった」
「当然来ますよね(怯)」 - イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』より、幻影として現れていた酒呑を見つけていきなり一刀両断した源頼光について。
- この時の主人公は怯えるような目で彼女を見ていたが、それも当然。頼光はあの二人が絡むと融通が効かなくなるので無理からぬ話である。
- ダ・ヴィンチもそれでは丸くはすまないだろうと踏み、今回の主将を巴御前に任せたわけだ。
- 「召喚に応じて来てくれた、その彼女は……」
「召喚に応じて来てくれた、彼女だよ」 - そう答えるしかない。
鬼を喚びたいとか、人を喚びたいとか、最初から決めて彼女を喚んだわけではないのだから。
ただ、事前にはっきりしている事があるとすれば、それは感謝だけだ。
助けを求める声を聞いて応じてくれた、”まだ名前も知らない誰か”への感謝は、何であろうと変わらない。 - 同上。酒呑童子からの巴御前についての問いかけに対して。
- 人だろうと鬼だろうと、ましてや神や魔性に対してさえ、この者の見せる意志は変わらないだろう。同じ旅路を歩む同じ仲間として…
幕間の物語
- 「だ、脱皮したぁ!?」
- ステンノの幕間の物語『本当に、無理難題ではないのよ?』での台詞。
分身の術 を披露したメドゥーサに対しての選択肢の一つ。蛇に縁があるとはいえ、女性にはあまりに酷い爬虫類扱いである。- こちらの選択肢を選ぶと、当然だがメドゥーサの台詞が怒ったものになる。
- 「それを、聞いて、どうする、つもり」
- 清姫のキャラクエ『虚ろな唇を重ねて』にて。清姫からの質問攻めに対しての動揺。
- 1日のスケジュール、身長・体重・視力・握力・速力・持久力・肺活量、贔屓にしている寺等々……。あらゆるサーヴァントと向き合うマスターも
清姫 の重い愛は持て余し気味。
- 「はい、女神様」/「……。」
- エウリュアレの幕間の物語にて。
- 「誰からも愛されるべき存在」として存在する女神であるエウリュアレの魅了にあてられてしまった主人公は、エウリュアレが面倒くさい洞窟突入を提案しようとしているのに、どちらを選んでも一切拒否の言葉を発する事ができない。マシュの言葉もろくに届かず、マシュの指示でフォウが噛み付くまでこの状態は続いた。
- 「同感だ」
- フランケンシュタインのキャラクエ『11月の物寂しい夜の出来事』にて、自分を慕うイヴを利用するだけ利用した挙げ句肉体を乗っ取ったヴィクター・フランケンシュタインに対して心底の嫌悪を見せたマシュに対する返答。
- 他の質問同様選択肢が出てくるが、ここでは選択肢は一つきりで他には選べない。マシュ同様、彼/彼女も心底腹が立ったのだろう。
- 「マシュはいつだってオンリーワンだよ」
- トーマス・エジソンのキャラクエにて。エミヤであっても、マシュの盾は模倣が不可能な領域の代物であり、それに安堵するマシュへの言葉。
- マシュの心情を理解した上で、彼女への信愛が感じられるやりとりであり、横で見ていたメディアは「肌が潤うわ」と若い青春に顔を綻ばせた。
- 「未来が欲しい」/「平和が欲しい」
- アン&メアリーのキャラクエにて「聖杯が欲しい?」というメアリーの質問に対して。
- 一見欲が無い言葉だが、メアリーはその逆だと感じており、未来や平和を望むのはもの凄い欲張りであり、小さい願い事など考える余裕がないと言う。
- すなわち、人類の未来を背負ったマスターの大きな願いを受けるには、聖杯は小さな器であり、通過点でしかないのだ。
- 「よしきた。跡形も残さない」/「やろう。生まれてきた事を後悔させてやる」
- アストルフォのキャラクエにて、追いかけていたローランが残留思念であった事が判明し、どうするのかで一言。
- 彼を追跡する道中で被害者達から仲間と間違われて襲われ続け、彼の奇行の痕跡に辟易し続け、挙げ句にマシュを口説きにかかり、そこまでやって「本人ではないから座には迎えられないので無駄骨でした」というオチなので、堪忍袋の緒も切れるというものであろう。
- なお、同行していたアストルフォも殺気立ったマスターを一切止めず、ノリノリでヒポグリフを呼び出していた。
- 「うん」/「大丈夫?」
- ラーマの幕間の物語『ヴィシュヌの試練』にて、偽物のシータからの誘いを拒絶するラーマに対して。短い言葉ながら、偽物だと分かっているとはいえ親しい者を拒絶するのはつらいというラーマを理解し、確かに気遣う様子が窺える。
- 「待った!」/「待って!」
「辛いことをさせたくない」/「射ちたくないよね?」 - アルジュナの幕間の物語『問い掛け続けることにこそ』にて、立ち塞がったカルナを討つために矢を放とうとしたアルジュナに掛けた言葉。生前、放つべきではなかった矢を放ち、その代償として生涯の後悔を抱き続けているアルジュナ。それらの感情をすべて押し殺し、あくまでもサーヴァントとして務めを果たそうとする彼を、しかし主人公は心配した。彼の心を気遣い、寄り添うかのような優しい言葉が出る。
- 「……オレ(私)にも、会いたい人はいる」
「もし会えるなら、すぐに駆け出して会いに行きたいんだ」
「でも……オレ(私)は……カルデアのマスターだから」
「いつか、胸を張って、あの人に伝えたいから……」 - アビゲイルの幕間にて。ラヴィニアに会いたいと嘆く彼女を慰めるシーン。
- 泣いてもいいと言われた主人公は彼女と共に、他の誰にも見られない空間で慰め合い、泣き疲れるように眠りについた。
- 主人公はアビゲイルを他のサーヴァントとは少し違う『未完成な存在』とし『苦悩してくじけそうなこともある』『独りでは解決できず、不器用に弱音を吐くこともある』と語っており、自分を見失いそうな彼女に共感していることがわかる。
アニメ
- 「上手くできないことだらけで……それでも……みんなに助けられるだけじゃ駄目だ……まずは自分にできることをやらなくちゃって。頑張ってきたけど……。
時間が経てば経つほど自分が凡人だって思い知らされる。どんなにトレーニングをしても。魔術の勉強をしても。
たまにこうして一人になると……なんで俺なんかが……他に適任者がいたはずだって……そんな良くないことまで……」 - 『MOONLIGHT LOSTROOM』でオルガマリーを前にして零した弱音。
- トレーニングで傷ついた手の平に視線を落としながら、これまでの日々を思い返すシーン。
- 「でもまぁ……何にもできないのはどうあがいてもほんとのことだし。そこからは逃げられないのなら……せめて強がらないと。
凡人であるのなら、その平凡さを発揮しないとそれこそ役立たずだし。
俺は誰かの代わりじゃなくて、藤丸立香としてみんなの信頼に応えたいんだ」 - 上記の続き。立香を叱責するオルガマリーを制するように、落ち着いた声で笑い手を握り締めた。
- 諦めるのはもうちょっとへこたれてから、と応える立香を見て、オルガマリーは背中越しに「応援している」と言って姿を消した。
- 「そんなことを言っていた奴を知っているよ。
でもそれは机上の空論だった。人が、戦う者が残っている限り。未来はいつだって白紙だ。
滅びてなんかいるものか!」 - 同作品にて。人間の世界は滅びる。そのように未来は決定したと見知らぬ男に告げられて。しかしその直後、その男から「文字通り白紙のように何も無くなった未来」の光景を見せられ、言葉を失うことになる。
- 『でも、何があろうと、どれほど未来に不安があろうと、怖がることはないと思う。
基本人間は無力で上手くいくことなんて滅多にない。大抵は骨折り損で。こんなこともあるさと、笑ってごまかすのが日常だ。
それを思い知って、その強さに助けられた……短くも長い旅だった。
とりあえず、自分にはまだできることがある。それを疑うことなく、新しい一年を始めよう。』 - 同作品のラストを締めくくる言葉。
ちびちゅき!
- ぐだ子「体は正直ね、うふふ…」
ぐだ男「マシュマロ…」 - 『ちびちゅき!』初登場時、廊下で寝ている時の寝言。特にぐだ子の発言から『リヨぐだ子』的な危険な香りが漂ってくる。
- 「んー この刺激がたまんない!」
- 体育祭にて、静謐のハサンお手製のおにぎりを食べながら。
やはりこのぐだ子、中身はリヨぐだ子なのでは……。 - 弁当からは危険なオーラが発せられており、セミラミスだけでなくマシュも「耐性のない方はやめた方が……」と、女性陣に昼食をタカリにきたフィン・マックール&ディルムッド・オディナ主従に警告しているほどの代物だが、ぐだ子はむしろ楽しんでいる。
メモ
- キャラクターデザインのコンセプトは衛宮士郎と遠坂凛の性別をそれぞれ反転したもの。つまり女主人公は士郎、男主人公は凛をイメージしてデザインしたという(髪や目の色等を見ると解りやすいか)。[出 3]
- 設定上は二人とは無関係であるが、ある意味では彼らの子供だと感じても不思議ではないとの事。今や本人達を含め多数登場済みの士郎/凛の関係者からも、外見の相似に関する言及はない。
- ゲーム中ではいつでも性別を変更可能で、イラスト以外の実用面での差異はなく、シナリオについても「彼/彼女」のような性別を示す言葉及び一部の会話、選択肢として現れる主人公の言葉遣いを除いて大きな変化はない。
- なお、亜種特異点Ⅰでは燕青のアジトを突き止めるためにモリアーティの発案として変装する事になるが、女主人公は男装、男主人公は女装をする羽目となる。
- スマホ用ゲームである『Grand Order』は主人公=プレイヤーとしての設計がより徹底されているため、『EXTRA』を含むこれまでの作品の主人公のように「実は○○」などの背景設定が全く無存在しない、真実ただの一般人。「たまたま駅前でマスター募集しているのを知って、軽い気持ちで受けてみたら「合格です」と採用され、いつの間にかカルデアまで連れて行かれた人が主人公」、といった認識でいいとのこと。
- …が、案の定「あのヘラクレスからエウリュアレを抱えて走り、逃走でのおびき寄せに成功する」「イシュタルに高空から落とされケツァル・コアトルがきっちり受け止めたとはいえ捨身のボディプレスをこなす」「燃え滓状態とはいえゲーティアの残留存在と(設定と描写的に)サーヴァントの戦力なしで一対一で殴り合って勝つ」等とんでもないことをこなしだしている。…「一般人」とはなんであろう。まぁ、型月ではよくある事であるし、多くのサーヴァントとの交流の中で日々研鑽しているためでもあるのだろう。
- アニメ『First Order』で名付けられた名前は上記の通り藤丸立香。奈須氏曰く、「基本的に主人公の名前はないほうが好ましいが、アニメ版である以上付けなければならないし、男性主人公にも、女性主人公にも合う名前として、男性の場合は名字で、女性の場合は名前で呼ばれるとそれっぽく感じるように名付けた」とのこと。ネットなどで検索すると「藤丸立花」と表示されることがあるが、誤記。要注意。
- 選択肢という形でセリフはあるが声はなく、CVはドラマCD・テレビアニメのみである。
- ファンからの愛称はぐだ男・ぐだ子。男主人公はぐだお・ぐだ夫とも。名前の由来は「グランドオーダー」もしくは「ぐだぐだオーダー」から。
- 公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称として付けられたが、セイバーとライダーから「ヘンなアダ名つけないでください!!」と突っ込まれてしまう。
- ちなみに名付け親である経験値氏は「さすがにこの愛称をネットとかで見た時は、ぐだぐだオーダーの功罪とはなんぞや、と自問自答せざる得ない感じでした」とコメントしている。
- 『Fate/Grand Order』公式ホームページやPV、『ちびちゅき!2学期』の予告漫画、『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』などでこの名称が使われていることから公式でも定着しているようだ。
- 『マンガで分かる!FGO』では女主人公があまりに強烈なキャラ付けをされているためか、ファンからは作者の名前を取って通称「リヨぐだ子」と呼ばれている。作中ではほぼ「主人公」「先輩」「マスター」とだけ呼ばれているが、一度「藤丸立香」と自身で名乗ったことも。
- 男女ともに基本的なストーリーや人間関係の変更はないため、女性主人公の場合はマシュや清姫ら主人公に好意を抱く女性キャラクターとの関係から『EXTRA』の女性主人公よろしくある種の百合ゲーと化す。本人もマリーにキスされて喜んだり、メドゥーサの個別イベントにて彼女とノリノリでデートしたりと満更ではない模様。
- 主人公の性別によって対応が少し変化することはある。エミヤの場合だと男性なら「おまえ」、女性だと「君」、先述のメドゥーサとの個別イベント「ゴルゴンの花嫁」では、女性主人公の場合の方が若干嬉しそうだったりする。
- マシュの盾の効果によってか、毒耐性スキル(仮)が付与されている模様。
- 「鬼哭酔夢魔京 羅生門」ではマシュのみが酒気に酔い主人公は無事という状態になっていたが、これはロマンの推測によれば本来はマシュが持つべき守護の力を主人公のために譲渡したということらしい。
- 第六章において、サーヴァントでも即死するレベルの猛毒である静謐のハサンの毒ですら少し痺れた程度で済ませている。
- 同じくサーヴァントすら脅かす毒の使い手であるセミラミスはバレンタインチョコを使った検証を行っており、主人公の耐毒について「食べ物の毒に対しては完全に無効化するのではなく、美味と毒の端境まで劣化させる形で作用する」ことを突き止めていた。
- 人物像に明確な設定がされていないため、さまざまな漫画で描かれる主人公はかなり自由。自己主張の少なかった主人公 (EXTRA)と比べてかなり濃いキャラ付けをされる事が多い。
- マルタからは彼女の妹に、クー・フーリン (Prototype)からはスカサハに、スカサハからはクー・フーリンに、ベディヴィエールからはアルトリアに似ていると評され、オジマンディアスにはモーセの気風があると言われる[注 9]。更には、清姫からは安珍と、ファントム・オブ・ジ・オペラからはクリスティーヌ・ダーエと混同されたり、カリギュラからは姪のネロや妹のアグリッピナに似ていると言われ、巌窟王 エドモン・ダンテスは自身やエデ、ファリア神父と重ねる(後に主人公は主人公であると認識し直したが)。一部精神汚染や狂気の影響と思われる者もいるが、「これらの人物が全員互いに似ている」「どのサーヴァントにとっても理想のマスター像に映っている」とネタにされることも。しかしアルトリアやメディアやネロや玉藻等、あくまでマスターとサーヴァントの関係と割り切っている者や前のマスターを強く想い恋慕を抱かない者も存在する。
- 令呪のデザインは男女で異なる。男主人公のデザインは『Fate/Apocrypha』の近衛乙嗣氏が、女性主人公のデザインは御大(武内崇氏)が担当した[出 4]。
- アニメ『First Order』では主人公は男性だが、その他47人のマスター候補の中に女性主人公と同じデザインの人物がいる。デザインが共通しているというのみで特別他のマスター候補との違いは語られておらず、彼女もまた爆破事件で重症を負いコールドスリープ状態になっていると思われる。
- ゲーティアを倒し人理修復を果たした功績から、時計塔から「開位」の称号を与えられた。しかし、主人公が果たした功績はあまりに絶大すぎるという他なく、カルデアもろとも政治的抗争に巻き込まれ暗殺か行方不明という結末を迎えかねない。
- そこで、カルデアスタッフは、『カルデアのバックアップは人理焼却事件の後も万全で、素人のマスターはあくまでサーヴァントをつなぎ止める楔にすぎず、英雄との交渉など、複雑な問題は全てロマニが解決した』という形に修正することで対応した。
- アニメ『First Order』の終盤、多くの視聴者が「セイバーオルタの攻撃を受けて瀕死のマシュの元にやって来る藤丸はどうやって攻撃を避けて来たのか」という質問がスタッフにかなり寄せられた模様。アニメ担当監督のTwitterによると、尺の都合でオルガマリー・アニムスフィアが魔力を込めた石を使って一瞬裂け目を作る流れをカットしたらしい[出 5][出 6]。
- ゲーム内ではマナプリズムやQPが通貨としての役割を果たしているためあまり言及がないが、一応金銭による給料も支給されている模様。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での牛若丸の発言によると日本円で支払われているらしい。
話題まとめ
- ぐだ子の中の人?
- 上記の通り、今のところCVが存在するのは男主人公のみだが、イベント「ハロウィン・カムバック!」にて、「主人公が酒呑童子の声真似をした後、男主人公の場合は『似てない』と評されるが、女主人公の場合は『異常なほど似ていた』と評される」というシーンがあったことから、「女主人公のCVが(酒呑童子役の)悠木碧氏になるのでは?」という説が唱えられた。
- そもそも異性か同性かという大きな差はあれど、似ているか否かが性別だけで決まるわけでもない以上、このような真逆の差分を設定する理由になるとは言い難く、何かしらの含みがあると考えるのもおかしな話ではないとは言える。
- ただ、イベントの直後に発表されたメディアミックスはTVアニメで、そちらも男主人公であった。
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脚注
注釈
- ↑ マシュは除く。作中では「47人全員」と表記されており、二人を除けば46人のはずであるがこの表記。なお、アニメ「the First Order」ではマシュは48人に数えられていないことが確認できる。
- ↑ 佐々木小次郎のマイルーム会話でハッキリ未成年だと言う場面がある
- ↑ 初めて使われた1部5章などは多用されているが、以降の大半の章・イベントでは全然使われないことが多い。ライターの裁量に委ねられているのだろうか。
- ↑ 作中では『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許す』『善でありながら悪を憎まない。悪に苛まれようとも、善を貫こうとする』『どんな冒険を過ごしても、他人に染まらず、自分の感じた正しさを信じられる』とも評されている。
- ↑ ただし、何でも引き受けるわけではなく、無茶ぶりや気ままばかり言うアルテミスが主人公の元に来た際は「帰ってください」と要件を聞かずに拒絶したり、エリザベートに至っては歌がトラウマとなっていることもあってか、逃げ出そうとした事も。それでも何だかんだで付き合うのが殆どだが。
- ↑ そのことからエリザベート・バートリーやエミヤ曰く「世界で一番サーヴァントを知っているマスター」、ジェームズ・モリアーティからは「サーヴァント鑑定眼ならば一、二を争う」と評される。
- ↑ 元ネタの三国志大戦や本編の英雄史大戦のルールを知っているなら自明の理であるが、強弱以前に下手をしたらゲームが成立しなくなるレベルのチート級能力である。
- ↑ 巌窟王によると、視線を合わせた事で魂を縛られて監獄塔に送り込まれる為、もう”終わるもの”と思われていた事が理由となっている。
- ↑ ただし、もう少し付き合いが長くなると「よく見るとまったく似ていない」と言った上で高く評価してくれるようになる。
出典
- ↑ イベント『デッドヒート・サマーレース!』より。
- ↑ 島﨑信長Twitter2017年4月10日17:15
- ↑ TYPE-MOONエース Fate/Grand Order 奈須きのこ×武内崇インタビューより
- ↑ 近衛乙嗣Twitter2018年1月7日21:07
- ↑ 難波日登志Twitter2017年4月1日22:49
- ↑ 難波日登志Twitter2017年4月1日22:54