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:[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕]]と[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]のサークル<ref group = "注">イメージ映像では[[ジャンヌ・ダルク]]と(シルエットであるが)[[マリー・アントワネット]]が写し出されている。</ref>。サバフェスの優勝候補にして、前回サバフェスでの壁サークル<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 | :[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕]]と[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]のサークル<ref group = "注">イメージ映像では[[ジャンヌ・ダルク]]と(シルエットであるが)[[マリー・アントワネット]]が写し出されている。</ref>。サバフェスの優勝候補にして、前回サバフェスでの壁サークル<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 | ||
− | :ジャンヌはサバフェスの超大手で、開始一時間どころか前日搬入の時点で完売と言われるサバフェスの超勝ち組<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「サバフェス、開催六日前」。</ref>。それを聞いた[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]は黙っておらず、因縁の相手であるジャンヌに打ち勝つとサークル参加を決めた<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 | + | :ジャンヌはサバフェスの超大手で、開始一時間どころか前日搬入の時点で完売と言われるサバフェスの超勝ち組<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」"/>『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「サバフェス、開催六日前」。</ref>。それを聞いた[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]は黙っておらず、因縁の相手であるジャンヌに打ち勝つとサークル参加を決めた<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 |
:作風は狙っているのか天然なのか、清純な絵柄でそれはもうどぎつい展開を繰り出してくる。ヒロインがついに主人公に告白する時、まさかの大量のスマホを大砲にぶちこんで撃つなど、<ruby><rb>戦場</rb><rt>ラブコメ</RT></RUBY>の作法を無視した展開にちょっとオルレアン世紀末すぎると[[エドワード・ティーチ]]が心胆サムシングするほど<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 | :作風は狙っているのか天然なのか、清純な絵柄でそれはもうどぎつい展開を繰り出してくる。ヒロインがついに主人公に告白する時、まさかの大量のスマホを大砲にぶちこんで撃つなど、<ruby><rb>戦場</rb><rt>ラブコメ</RT></RUBY>の作法を無視した展開にちょっとオルレアン世紀末すぎると[[エドワード・ティーチ]]が心胆サムシングするほど<ref group = "出" name = "サバフェス2018「サバフェス、開催六日前」">。 | ||
:また、これを読んだ[[刑部姫]]はこのサークルの同人誌を初めて見た途端言葉にならない叫びをあげ、「同人であるが、アマチュアなのにベテランみたいな同人パワーを感じる」「画力もセンスもすごく、それでありながら青臭さがある」「世界の美しさというものをありのままに書いている」と評価しており、それを越えるには人外の努力を要する<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「青空の下、泥のように描く」。</ref>。 | :また、これを読んだ[[刑部姫]]はこのサークルの同人誌を初めて見た途端言葉にならない叫びをあげ、「同人であるが、アマチュアなのにベテランみたいな同人パワーを感じる」「画力もセンスもすごく、それでありながら青臭さがある」「世界の美しさというものをありのままに書いている」と評価しており、それを越えるには人外の努力を要する<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「青空の下、泥のように描く」。</ref>。 |
2018年8月19日 (日) 00:05時点における版
この記事ではTYPE-MOON作品の小辞典について、用語のうち読みが「あ行」から「か行」までを説明する。
用語の分量が増えてきたら分離します。また説明の分量が増えてきたら、別ページを制作してリンクするようにします。
用語
あ
- アーサー王伝説
- イングランドに伝わる騎士道物語。イギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。
アルトリア・ペンドラゴン、ベディヴィエール、ケイ、ランスロット、ガウェイン、モードレッド、アーサー・ペンドラゴン、トリスタン、マーリン、アグラヴェイン、トゥルッフ・トゥルウィス、モルガンらが登場する。
日本での知名度はかなり低く、物語の全貌を知る者は極めて少ない。アーサー王以外の登場人物の一般認知度はほぼ無名である。ただし、アーサー王が剣を抜いて即位したという点だけは誰もが知るほどの知名度となっている。 - 【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、円卓の騎士
- アーチャー
- サーヴァントのクラスの一つ。「弓兵」を意味する。
真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
- アーツ(Arts)
- 通常攻撃のうち、青いカードによって出る攻撃。NPゲージの増加効果がもっとも高く、威力もそこそこあるが、クリティカルスターは全く発生しない。
- アーツチェイン
- 3枚のカードをすべて「アーツ」でそろえることで、その攻撃に参加したサーヴァント全てのNPゲージが20%たまるチェイン。
- アーネンエルベ
- 境界線上の喫茶店。。作品の枠から外れた特異店(特異点)でもある。キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが製作に関わっている。通称「魔法使いの匣」。
- Fate側の入り口は冬木市の新都にある。作品によっては大量の半獣人らしき何かだけで店員が構成されていたり、某慢心王が金塊を代金代わりにして来店したりする。
- 【関連項目】三咲町、冬木市、魔法、魔法使いの匣
- アインツベルン
- 冬木の聖杯戦争を確立させた御三家の一つ。『Fate/stay night』『Fate/Zero』の中心に存在する一族。
『Fate/Apocrypha』では第三次聖杯戦争によって大聖杯が強奪されたことにめげる精神を持っていないらしく、奇跡の再現が行えないかと腐心している。
- アヴェンジャー
- サーヴァントのクラスの一つ。「復讐者」を意味する。基本の七つのクラスに該当しないエクストラクラス。
「ルーラー」のクラスとは対極に位置する存在。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス、エクストラクラス
- アガートラム
- 輝ける銀の腕。ケルト神話におけるダーナの戦神ヌァザが争乱のさなかに失った右腕の代替である神腕。医療と鍛冶と工芸の神ディアン・ケヒトによって生み出された神造兵装。
- 『Grand Order』に登場するベディヴィエールはこのアガートラムと同名の宝具を持つが、あくまでもレプリカである。
- 【関連項目】神造兵装
- 赤枝騎士団
- アイルランドにおけるケルト神話の最古期「アルスターサイクル」にその名を残す騎士団。クー・フーリン、フェルグス・マック・ロイ(一時期)らが所属していた。また、バゼット・フラガ・マクレミッツが末裔を名乗っている。
騎士団とはついているが構成員も荒くれ者が多く、精神的にはいわゆる「騎士道」とはかなり異なっており非常に野性的。
「不忠さえしなければ何をやっても許された」「独断で隣国に喧嘩を売ることもしょっちゅうで、敵より味方のほうが油断ならない」「敵が全員死ぬか自分が倒れるかするまで戦いをやめないような連中ばかり」など、ほとんど武闘派ヤクザの集団である。 - 【関連項目】ケルト神話
- 悪性情報
- 人類、ひいては知的生命体にとって害にしかならないものとカテゴライズされたデータ。知性活動から生まれた負の情報活動。『人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの』もまた悪性情報に含まれる。
人間の悪性に飲まれると、存在意義を見失ったあげく、意味消失してしまう。魔力を込めることで物質化が可能でタタリが使用している。現実にも呪いがあるように、量子虚構世界であるSE.RA.PHにも呪いは存在するが、物質世界であれば一過性のものとして流されるのに対し、情報が基になるSE.RA.PHにおいてこれらの悪性情報は領域を侵食する穢れとして扱われる。悪質なアジテート、純粋に利益を求めるために重ねられた嘘と核となる対象が空洞のまま広がっていくデマゴギー、と情報的にただマイナスなだけである筈のものが、プラスである真相を汚染し、コミュニティ全体をマイナスのものにしてしまう癌。
月の裏側には人類が言葉による文明を築き上げた時から記録され続けた悪性情報が投棄されている。はじめはただの「使われないデータ」にすぎなかったが、何千万、何億万という悪性情報を溜め込むに至り、ついには現実を犯す泥となってしまった。月の表側には人間社会の正しい歴史が記録され、裏側には捨てられた忌まわしい犯罪の歴史が記録された。これら等価値か、あるいは表以上の悪性情報は表以上の霊子熱量を持つ。
『EXTRA CCC』ではこの莫大なエネルギーを飲み干してムーンセルを支配するに至ったAIがいたが、最終段階でその目的を諦め、月の裏側に沈んだ。 - 【関連項目】タタリ/ワラキアの夜、月の裏側、ヘブンズホール
- アクティブスキル
- 『Fate/EXTELLA LINK』からの新システム。サーヴァントがレベルアップすると7つまで習得する、戦闘用の個別スキル。
- 『Fate/EXTELLA』前作からの参戦サーヴァントは、前作におけるコンボ派生技がこちらに再編されていることが多い。
- スキルスロットは4つあり、任意で装備させることが可能。任意のタイミングで自由に使用できるがクールタイムがあり、一定時間経過するまでは再使用不可となる。
- スキルには攻撃(水色)・行動制限(紫)・カウンター(黄色)・回復(緑)・自己強化(オレンジ)の5種類があり、さらに攻撃には近距離・周囲・放出・突進・遠距離という細かい内訳がある。攻撃スキルはクラスに応じた種別のスキルが強化される特性があり、セイバーとアサシンは近距離、バーサーカーとルーラーは周囲、キャスターは放出、ランサーとライダーは突進、アーチャーは遠距離が対象となっている。
- 悪魔
- 第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。
- 悪魔の概念は人類にとっても最大の障害として扱われ、神が全知全能であるのなら、悪魔は人知無能の存在。手の届く範囲にありながら決して理解できない淵。
- 『stay night』においては悪魔は偽物しか存在せず、『EXTRA』でも真性悪魔を生み出した現象は2030年現在においてもひとつの成功例もない。
- 悪魔は人間の体を用いて受肉しようと働くが、苗床になる人間の精神が耐えられず、周囲に間を撒き散らして自壊するのが通例。
- 悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい。
- アグレッサー
- 攻性プログラムの中でも、より強い力と権限が与えられた上位種。セクター防衛及びセクター争奪の要。
- 拠点を守っているアグレッサーを一定数撃破されるとその拠点は陥落し占拠されてしまう。
- また、「侵略者」を意味するその名称の通り、時として敵セクターに攻性プログラムの軍勢を率いて侵攻し、陥落させようとしてくることもある。
- 該当する勢力のシャドウサーヴァントや複製サーヴァント、オリジナルサーヴァントなどにもアグレッサーとしての権限が付与されていることもある。
- 浅上女学院
- 『月姫』に登場する、遠野秋葉たちの通う全寮制のお嬢様学校。50年の歴史を持つ。最近校舎を新しくし、寮も改築中。学校では生徒会が権力を握り、寮では自治会が発言権を持つ。校門には「この門をくぐるもの、一切の青春を捨てよ」という悪戯書きが残されている。礼園女学院をモデルに作られたらしい。ちなみに、寮生は麻雀かバカラのどちらかの派閥につくという訳のわからない伝統がある。秋葉は麻雀派。
スピンオフ作品『花のみやこ!』では、少子化による経営難で近隣の学校を統廃合した「浅上学園」となっている。 - 【関連項目】礼園女学院
- アサシン
- 聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「暗殺者」を意味する。
真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
- 亜種聖杯戦争
- Apocryphaの世界において、十数年前から乱発されている極小の聖杯戦争。召喚される英霊数は冬木のものには届かず、わずか二騎で行われるものから相当の規模である五騎までと様々。大雑把に百の聖杯が作成された場合、九十五が途中で頓挫、残り五つのうち四つが不完全で暴発、最後の一つが冬木とは比較にならないほど劣化した儀式として成立するらしい。
- アステカ神話
- 中南米に伝わる神話大系。他の神話大系と違い、アステカ神話の神性は地球で生まれたものではなく宇宙から降ってきたもの。
- 白亜紀の地球に激突した小惑星に付着していた"何か"が植物に寄生して生き延び、やがて現地生物を神に変化させる微生物となり文明を築いたのだという。
ケツァル・コアトル、ジャガーマンが登場する。
- アゾット剣
- 剣の形をしているが、本質は魔術儀礼用の杖。見習いを卒業した魔術師が師から送られるものとして有名。
- 作品中に登場したものは、遠坂家伝来の宝石細工の品。魔力を溜め込む事ができる。遠坂時臣から言峰綺礼へ、その後遠坂凛の後見人となった言峰綺礼から遠坂凛へと受け継がれた。最終的にはゲームの各ルートによって使用方法が異なる。
- この剣は、言峰綺礼が遠坂時臣の命を奪った剣でもある。それを知らせず遠坂凛へと譲り渡すことに、言峰綺礼は歪んだ愉悦を感じた。しかし、セイバールートの最後、言峰綺礼は遠坂凛から譲り受けた衛宮士郎により、この剣で命を絶たれることとなる。
- あたまのわるい結界
- 『フェイト/タイガーころしあむ』の事態の原因。大河が虎聖杯にかけた願いが元で発生した。サーヴァントの命令権である令呪が消滅する程の威力がある。
- アダム・カドモン
- ドゥ・スタリオンⅡに備え付けられた霊基強化装置。ヘブライ語で人形、人間を意味する。
- これに必要量のアルトリウムを注入すると、霊基情報を元に同じ霊基を作り上げて宝具レベルを上げる事が出来る。ただしアルトリア系しか増やせない。
- 四枝の浅瀬
- アトゴウラ。
四隅にARGZ(アルジズ)、NUSZ(ナウシズ)、ANSZ(アンサズ)、INGZ(イングワズ)を刻んだ決闘の陣。
その陣を布いた戦士に敗走は許されず、その陣を見た戦士に退却は許されない、赤枝の騎士に伝わる一騎打ちの大禁戒。
そは、クー・フーリンがその最期に、倒れて果てることをよしとせず、己の身体を柱に縛りつけ、絶命するまで戦い続けた故事とその地である川瀬に因む。 - 【関連項目】ケルト神話
- アトラス院
- 魔術協会における三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。西暦以前から存在する、エジプトを根拠とする錬金術師の集団。
カルデアにレイシフトの中枢を担う召喚・喚起システムの理論を実現させるための疑似霊子演算器を提供した。 - 【関連項目】魔術協会、魔術
- アフリカ・ベルト
- エジプト共和国とビアフラ連邦を結んだ地域。
西欧財閥とレジスタンスの抗争の空白地帯であり、クローン売買シンジケートの総本山がある。
現代の奴隷売買というべき規模で行われているクローン製造・売買の中心組織。ビアフラ連邦はシンジケートの傀儡政権と言われており、エジプト共和国は『商品』であるクローンの集荷センターになっている。
クローンはエジプト共和国に集められ、アフリカ・ベルトを南西に下ってビアフラ連邦から輸出される。
クローンはアフリカ大陸内のみならず秘密裏にヨーロッパ、アジア、北米を中心と擂る先進諸国に輸出され続けており、その輸出ルートは2000年代の兵器のそれ並みに複雑化し、何十という国を経由して取引の身元を隠蔽しているため捜査当局はクローンの製造・売買ネットワークの根絶に至っておらず、取引の証拠を押さえる事すら出来ていない。
商品は先進諸国に輸出されてもいるが、ほとんどはアフリカ大陸内に供給されており、その有力な購入組織にアトラス院がある。アトラス院にクローンを供給するための製造工場はアフリカ大陸にある。
- アマゾネス・ドットコム
- サーヴァントユニヴァースの通販会社。アマゾネスCEOが営む。
- 注文さえすれば特異点だろうとカルデアだろうとどこだろうとお届けする。
- なお、CEOが自ら配達を行ったり社員のアマゾネスは無給無休の環境だったりと非常にブラックである。
- アムネジア・シンドローム
- 二十一世紀に確認された感染症。
脳神経を犯すウイルス。感染者は自己と他人の境界が曖昧になり、最終的には記憶の認識さえ不可能になり生命活動を止めてしまう。
感染経路は口内からの粘膜感染、要するに汚染された水を飲むだけで感染する。多くの感染者を出したが、感染ルートは現在も解明されていない。一説によると集団的無意識を同じくするものたちに感染していくという。
日本ではバイオテロに使用されたため、人工的に造りだされたウィルスの可能性が大だが、感染原因もルートも正確な事は分かっていないため真相は現在まで謎のままである。
1970年、トワイス・H・ピースマンによって治療法が発見されるも彼の死によって一時研究は頓挫。2030年、ワクチンが開発された。
なおアムネジアとは健忘の意。主人公の本体が感染しているのもこれ。
- アラヤ
- 抑止力の一つ。人類の持つ破滅回避の祈り。人類の存続は、必ずしも星の存続を意味しない。
- 【関連項目】抑止力、ガイア
- アリーナ
- SE.RA.PHが用意したダンジョン。
- 「情報の海」ということから、現実の海をモチーフに作られていて、それぞれ二階層で構成されている。一の月想海第一層から七の月想海第二層まで、深海から海面に向けて構成されており、七の月想海第二層は海上に出ている。なお日没はシステムに制御されているので、通常、探索中に陽が沈むことはない。
- 入り口は誰でも共通で、一階の奥の扉だが、転送されるアリーナは対戦者同士のみが共通のものでそれ以外は個別。
- 不適格なマスターを排除するためムーンセルが産み出したエネミーが徘徊しており、これを倒すことで経験値や霊子虚構世界で流通している通貨が入手できる。
- アリーナそのものへのハッキングは規制されているが、アリーナにトラップを仕掛ける程度ならば規制されない。
- データバグは一旦アリーナに転送され、消去待ち状態になり、アリーナ内に残された物は二日ほどで消去される。
- アリストテレス
- 『鋼の大地』において、人類と亜麗百種の大戦末期に現れ地上生物を無差別に破壊して回る謎の生命体。
名前の由来は古代ギリシャの哲学者だが、正体不明の生命体が何故そう名付けられたのか、経緯は不明。 - 【関連項目】アルテミット・ワン
- アリマゴ島
- 衛宮切嗣が父と共に少年時の一時期を過ごし、それまでの人生と決別する事件の起こった島。
封印指定の魔術師を巡り、聖堂教会と魔術協会の暗闘が繰り広げられた。蒼崎青子も関わっているとかいないとか。 - 【関連項目】封印指定、魔術協会、聖堂教会
- アルズベリ
- イギリスの片田舎。本来何も無い寒村が、十年をかけてV&Vインダストリィにより一大工業プラントに作り変えられた。
……たとえそれが死徒の牧場であったとしても、人間の手による正しい資金と労働によって作られたものなら、聖堂教会はおろか魔術協会、魔法使いですら、神秘の側の者には手は出せない。手出しできるようになるのは、その正しさが失われる時。地獄が開くと分かっていながら、開くまでは放置せざるを得ない土地。
(もしあれば)『月姫2』の舞台となる一大決戦場。死徒、魔術協会、聖堂教会の三つ巴に加えてさらに、真祖の白い姫と殺人貴、復讐騎が集い、魔法使いまでもが介入する。
挑むは第六、朱い月の定めた儀式。千年の悲願はここに。 - 【関連項目】死徒、真祖、魔術協会、聖堂教会、魔法
- アルテミット・ワン
- 究極の一。「アルティメット・ワン」と表記されることもある。
天体それぞれが持つ常識における系統樹の最優・最強として頂点に立つただ一つの生命種。転じて、星そのもの。「タイプ・○○(天体名)」と呼称される(例:タイプ・ムーン)。
最高種・最強種というが、相対的な評価だけで成るものではないらしく、地球における究極の一「タイプ・アース」は星の意思が作ろうとしても上手くいかなかった。
『鋼の大地』において、他天体から正体不明の生命体として地球に飛来する。(その他の作品においても、名称のみ登場する場合もある) - 【関連項目】アリストテレス
- アルトリウム
- 宇宙に遍在するエネルギー粒子。超高密度のエネルギー結晶。キラキラ光る。たいていの無茶は何とかできるらしい超粒子。
- サーヴァント界では全銀河周知の常識の、新たに発見された万能エネルギー粒子。宇宙船の航行にも欠かせない。
- アルミより軽く、ダイヤより頑丈で、黄金より輝く素敵な金属。主にアヴァロン星で採掘されており、『約束されたヒロインの証』とも呼ばれている。
- アングルボダ
- ロンドンの特異点にあった大聖杯。
- アンサモン
- 英霊などを召喚するのでは無く、逆に召喚されること。カルデアでは特異点へのレイシフトに使われている。
- 【関連項目】レイシフト
- アンジェリカケージ
- 七つの海の底に君臨する熾天の檻。月の中枢に位置し、外部からの知的生命体がムーンセルにアクセスする為の到達点とされる。
- アンチセル
- 遊星の尖兵。ヴェルバーが惑星に送り込む尖兵。遊星の指令を第一として活動する収穫者。
ムーンセルが地球文明から高度な情報生命体であるサーヴァントとデザインしたように、ヴォイドセルの手により文明を効率よく破壊するための有機生命体であるアンチセルをデザインした。
これが捕食対象の惑星に降り立ち、それぞれの手段で文明を破壊する。だがアンチセルたちは方法こそ異なるものの、知性体から霊子を吸収して成長するため、全生命体が消滅すれば栄養源がなくなり、やがて自壊する。
い
- イアソンエース
- イアソンワールド・ジャパンの人形。二十歳以下の女性を見ると勝負を挑んでくる。
- イアソンキラー
- イアソンワールド・ジャパンの人形。恋人、ないし友人と二人連れの人間を見ると暴走する。
- イアソンハンター
- イアソンワールド・ジャパンの人形。一般兵士レベル10。リア充を見ると問答無用で襲って来る設定になっている。
- イシュタルQPS
- クォンタムパワーシステム。『デッドヒート・サマーレース!』と『デスジェイル・サマーエスケイプ』に登場するイシュタルがGR(グガランナ・リビルド)計画の為に作り上げた強制徴収装置。イシュタル神殿の真の姿。人々から信仰を集める神殿を、ただの魔力集積機構に作り替えたもの。
グガランナの生体パーツをつけたマシンを「金星のテクスチャを貼付けたコノート」の上を走らせてる事で魔力とタイヤ痕を刻み込み、それがある種の魔法陣として役目果たし、イシュタルQPSにレースで使われた魔力資源の全てを集積させる。
それと同時に組み込まれた生体パーツはテクスチャと魔力で駆動するタイヤとの霊的摩擦力から生じた魔力をその中に秘密裏に溜め込み、グガランナの各部位としての励起準備を完了させる。
幼体を核に、この装置によって魔力が溢れたグガランナの生体パーツを合体させることでグガランナ・マークⅡを新しく作り出したが、最終的にケツァルコアトルによってグガランナ・マークⅡ諸共粉砕されてしまった。
後に『冥界のメリークリスマス』にてカルデアのマスターが最下層にある冥府の門を突破するためにイシュタルにコレを提示したことがあの事件の遠因となったことが示唆される。
『冥界のメリークリスマス』でアルテラ・ザ・サン〔タ〕は「何かの終末装置」「世界を滅ぼす系の宝具に見える」と、イシュタルは「まさに神をも恐れぬ所業」「これを考えたヤツは悪魔に違いない」とコメントしている。
- イタリア風悪魔さん
- 2030年にに地上で開発・販売されたRPG。通称・でぃあぼろさん。
ハック&スラッシュの金字塔とも言えるシリーズの最新作。発表から発売までに十年の月日が流れたという。
高難易度でありながら普遍的なゲーム内容、単純作業でありながら奥の深いコレクション性、キャラを育て始めたらなぜか止められない魔力に満ちた悪魔のようなゲーム。その中毒性から多くの自宅警備員を生み出した。
地上すべてを観測しているムーンセルにも当然コピーされており、カルナはジナコ=カリギリの命令でこれを探すクエストに出た。 - 【関連項目】Fate/EXTRA CCC
- イチイ
- ケルト、北欧における聖なる樹木の一種。
- ロビンフッドの弓はシャーウッドの森の木から作られている。
- 伝説によるとアーチャーは「この矢が当たったところに埋葬してほしい」と残したという。
- 偽りの聖杯戦争
- 『Fate/stay night』本編から数年後に開催された聖杯戦争。第3次聖杯戦争に参加した魔術師の一族とアメリカ政府によって計画されたもの。本来は100年単位を予定した長期的な計画だったが、冬木の大聖杯を盗み培養することで70年強と早期の開催に成功した。ただし模倣は不完全で霊脈との繋がりも冬木に比べて弱いため、サーヴァントはセイバー抜きの6柱しか存在しない。またこの6柱には現界に時間制限がつけられている。
- id_es
- イデス。アルターエゴたちが生まれながらに持つ能力。
違法改造の結果、既存のスキルが変質・強化したもの。通常のサーヴァントには発現しないものが多い。身体能力ではなく精神の在り方が発露したもの。
リップの被虐体質、メルトの加虐体質、幼児退行、緊縛嗜好、同族嫌悪、などのイデスがある。 - 【関連項目】Fate/EXTRA CCC、スキル
- 犬空間
- 虚数空間の底、悪性情報の底に作られた意識の底。
ムーンセルの監視すら届かないエデンの東。地面はベルベットに覆われているものの、それ以外には何もない虚無の寝所(ベッド)。
入り口・出口の概念もなく、果ての概念もないので脱出の手段はない。ここに落ちたものは数珠つなぎになった時間流の中、永遠に彷徨い続け、眠り続ける。
BBはさらに特殊ルール『よつんばいでなくてはならない』を追加し、主人公を陥落させにきた。 - 【関連項目】Fate/EXTRA CCC
- イブン・グハジの粉末
- 霊体を物質化する粉。
- イマジナリーアース・ソーシャルプラン・ワールド
- 略して、イアソンワールド・ジャパン。『Fate/Grand Order』のメディア幕間の物語で登場した、直径五十センチの
大地模型 の形をした箱庭。 - 分かりやすく言うなら、固有結界の亜種のような物。中は異空間になっており、人形たちが生きている。世界の管理者として権限を与えていた人形の王がメディアの指示書を無視し、勝手にうごき始めたのが原因で幕間の物語の事件になった。
- 増築したり付け加えるのは簡単に出来るが、取り除くのはその何倍もの技術とセンスが必要になり、1体でも下手に間引こうとするとその何倍もの被害が発生するので、基本的には内部で解決するしか無い。
- 内部には多種多様なアトラクションがあるが、基本的に『顔が良いだけの男は酷い目にあう』ように設定してある。
- 来客用の素体が存在し、そこに意識だけをシフトして中に入る。その素体が死んだ場合でも元の肉体に戻れるが多少の痛みは連動するため、死ぬようなダメージを受けて戻された場合死ぬほど痛い目に遭うらしい。
- 意味消失
- 本来の(能力)数値とは異なるイフの存在へとブレてしまう現象。
虚数空間や特異点といった、あやふやな世界で起こる。 - 【関連項目】Fate/EXTRA CCC、Fate/Grand Order
- インストールスキル
- 『Fate/EXTELLA』で使用されるスロットにセットすることで、サーヴァントにスキルを付加し強化することができる全58種のスキル。
- インド神話
- インドに伝わる神話大系。北欧神話、ギリシャ神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ヒンドゥー教や仏教など、宗教と結びつきが強い。
話のスケールが壮大で、インフレしたかのごとくありえない数字が乱舞するのが特徴的。
カルナ、アルジュナ、ラーマ、シータらが登場する他、パッションリップに組み込まれたパールヴァティーとドゥルガー、メルトリリスに組み込まれたサラスヴァティー、ヴァイオレットに組み込まれたアプサラスはこの神話の女神である。
二大叙事詩としてアルジュナを主人公としカルナを最大のライバルとする『マハーバーラタ』、ラーマを主人公とする『ラーマーヤナ』が存在する。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
- ∞黒餡子
- インフィニティ黒餡子。謎のヒロインX〔オルタ〕が所持する謎のアイテム。
- 欲求(ソウル)、糖分(パワー)、売り場(スペース)、原価(リアリティ)、製作(タイム)、需要(マインド)という六つの原始力によって作られたもので、持つ者に無限の力を与えるというがX・オルタはよく分かっていない。
う
- ヴァルハラ
- 北欧神話での死後の世界。大神の宮殿。戦士の館。選ばれた勇士の魂が集う場所。
- 勇者、勇士、英傑、英雄、そういった戦士たちの魂が辿り着く場所。大神オーディンの遣いである戦乙女に選ばれた勇士の魂だけが赴く事が出来る伝説の領域。生者が行けるような場所ではない。
- 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』の集落では、愛された証として子供たちが半年かけて育てた特別な花の花束を持って、定めの日に巨人に殺されればヴァルハラに行けるとされている。
- ヴィーナス・スタチュー
- 『Fate/EXTRA CCC』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。
本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部はBBですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、主人公たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないとBBは想定していた。
しかし心の専門家であるキアラの秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。
ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターはBBからのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。
スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、BBの支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。
サーヴァントたちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい。
ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった。 - 【関連項目】Fate/EXTRA CCC
- ウィザード
- 『Fate/EXTRA』の世界における最新の魔術師。魔術理論を基にした演算処理、霊子変換を身につけた霊子ハッカー。
- 【関連項目】疑似霊子、疑似霊子コンピューター、霊子構造
- 黒魔術
- ウィッチクラフト。生贄を捧げることで、特定の対象に対する災厄の招来及び呪殺、悪魔召喚、儀式による精神集中を目的とした魔術。
- その特性上、何の躊躇いもなく生贄を解体するために、生贄の懇願に惑わされない「冷酷さ」と、必要に応じた苦痛を与え殺戮の快楽を抑制するための「理性」が必要とされる。また「呪術」に非常に近い性質を持つ。
- 使用者は沙条綾香、玲瓏館美沙夜、セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア、周瀬律架など。また、メイ・リデル・アーシェロットも近代黒魔術という系統を扱う。
- ヴィラン連合
- サーヴァントユニヴァースのヴィラン集団の一つ。ダークラウンドとは別に存在していた有力組織。
- とはいえ「連合」の名前通り一枚岩ではないようで、キャプテン☆ニコラと触手元帥サニティ・ジルのように組織内でも対立していることもある。
- ヴェッテルン湖
- スウェーデン南部にある1900平方メートルを超える、氷河期後に形成された大型の湖。
- 異聞帯では山間部になっており、存在しない。
- ウェンディゴ
- 人間を素体にした人型の怪物。アルゴンキンの民に伝わる人食いの精霊憑き。こうなったものを戻す術はない。
- 『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』でエネミーとして登場した。『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』のウェンディゴはポール・バニヤンの中から生まれたもの。
- ヴォイドセル
- 霊子収集体と呼ばれるもの。ムーンセルと同格のものだが同質のものではない。星船にあったコア箱のヴォイドセルである。
アルキメデスは星舟に接触した際、自らこのヴォイドセルに汚染され、その後エリザベートにも移植してしまった。
- ヴォーティガーン
- 「卑王」の異名を持つブリテン王の一人。戦乱の最中にあるブリテンに、大陸から流入してきたサクソン人を招き入れて統一を目指し、さらなる混乱を生み出した。
白き竜の血を飲み、ブリテン島の意思と同化して魔竜と化し、ブリテンを守護するために人間を滅ぼそうとした。
「約束すべき勝利の剣」と「転輪すべき勝利の剣」といった聖剣の光を喰らい、ただの一撃でガウェインを地に伏せ、二人の騎士を除く遊軍を全滅に追い込んだ。
アーサー王が単独で数時間粘り、復帰したガウェインとアーサーが同時に放った聖剣で動きを封じられ、聖槍ロンゴミニアドで仕留められてしまう。 - 【関連項目】ブリテン島、アーサー王伝説、竜種
- ヴォーパルの剣
- 理性のない怪物に有効な概念武装。ナーサリー・ライムが召喚した怪物ジャバウォックを倒すため、ラニ=Ⅷの協力を経て錬成した。
- 錬成するにはマカライトが必要。所有して近づくだけで効力を発揮し、無銘が驚くほど即効性が高い。
- 遠坂凛はヴォーパルの剣を概念武装と呼び、ラニ=Ⅷは特定対象に作用する魔術礼装と説明している。
- 月霊髄液
- ヴォールメン・ハイドラグラム。ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの切り札である魔術礼装。ケイネスが持つ数多の礼装の中でも最強の一品。
- 水と風、ふたつの属性に共通する流体操作術式をベースに、ケイネスの魔力を充填して意のままに操る水銀。簡易ゴーレムの一種であり、使用中は礼装というよりも使い魔に近い。
- 本来の用途は超高性能な演算機械だが、自在に形態を変化させ、水銀をその性質と質量を生かした武器兼防具として自由自在に扱うことができる。攻撃・防御・索敵の三つの要素を兼ね備えた万能武器。ただし、総合力では高い性能を持つが、各要素にはいずれも機能の制限とそれに伴う弱点が存在する。
- 「攻撃」の場合、圧力をかけ、主に鞭や刃状に変化して高速で稼働することで、ダイヤモンドを切り裂く刃になり、もあらゆる物体を破壊し切り刻む。ただし、水銀を圧力によって操っている特性上、強度があるのは基部のみで末端には力がない。攻撃の威力は鞭や刃状の攻撃部位の強度ではなく、スピードと遠心力に依存している。また、攻撃パターンも魔術師であるケイネスが作成したこともあり、接近戦の心得が実戦レベルである人物なら軌道を容易に読むことができる。
- 「防御」においては、自律防御モードによって主に害を及ぼさんとする事象全てに反応して、クレイモア地雷やマシンガン掃射、即座にビルの倒壊から守るほどの超剛性の防護膜を最適な形で展開する。しかし、薄く延びた液体に瞬間変形を遂げるだけの圧力をかけることは流体力学上不可能なため、瞬間的に圧力を超えるだけの威力がある攻撃を撃ち込まれれば突破されてしまう。
- 「索敵」においては、滴を周囲に散らせて広範囲の空気振動と熱源の感知によって高い知覚力を獲得している。ただしそれを誤魔化す――例えば、心拍音と呼吸音、体温を「通常の人間が行うものではない」ものに変化させる――などされると、反応出来なくなってしまう。
- 総じて、行動パターンが見切られると対処されやすく、複雑な形状をとると消費魔力が一気に上昇する。一旦液圧をかけるのが難しい形態に変形してしまうと次の動作は反応速度・パワーともに著しく劣化するという弱点を持つ。
- 使用しない時には陶磁の大瓶に入れて運んでいる。ケイネスは小脇に抱えて運んでいたが、重量軽減魔術のおかげ。10リットルの水銀の質量は約140キログラムに及ぶ。ケイネスの死後はライネス・エルメロイ・アーチゾルテによって使用人兼ボディガードとして改良された。
- ウォッチャー
- 聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「番人」を意味する。基本の七つのクラスに該当しないエクストラクラス。
- 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス、エクストラクラス
- 運命力
- 生存のために使われている当然のような幸運。
- どのような生命も"危険に遭遇しない"という幸運を使って生きているため、
- 運命力の低下した者は、歩いていると運転ミスした車がぶつかってくる、等の間の悪い事故に遭遇する。
え
- エアバスケ同好会
- 人理継続保障機関フィニス・カルデアのサークルの一つ。
- 永遠の国
- エジプト神話における死後の世界。
- 一般的な宗教における「死んだ後に行く世界」とは異なり、現世とそう変わらない生活を送ることができるとされている。
- 歴代のファラオ達は死後は現世の肉体を返上し、魂のみが永遠の国に行き復活を待つため、通常は「英霊の座」には登録されない。
- このため、サーヴァントとして登場するファラオ達はファラオとしての責務以外に現世に執着する理由があることが多い。
- 英雄史大戦
- 学生達の間でブームとなっているオンラインカードアーケードゲーム。元ネタはセガの「三国志大戦」。
プレイヤーは任意で5枚のICカードを選び、自軍を編成。テーブル型読み取り筐体の上に乗せ操作する。敵プレイヤーのカードを殲滅しても勝ちだが、基本的には相手陣地を落城させることが目的。戦闘不能になったカードも、自軍陣地に回収することで回復が可能。
古今東西の英雄や偉人などがカードとなっている。英雄史大戦と銘打ってはいるが、英雄や偉人に限らず政治家、学者、文化人、果ては妖怪など、有名であればなんでも良い様子。
各カードはウォリア(近距離で戦う)、アーチャー(遠距離で戦う)、ライダー(乗り物で戦う)の三クラスに分類され、三すくみの関係になっている(ウォリア>ライダー>アーチャー>ウォリア)。
カードは1~10の数値で『武力』と『防御力』、そして『特殊能力』が設定されている。特殊能力は基本的にそれぞれの逸話に基づいたものだが、「地震学者の能力が『地震を起こす』」など往々にして逸話を極端に拡大解釈した変な能力になっている事もある。
特殊能力を発動させるためには「士気」を消費する必要があり、対戦中に攻撃を行うなどすると徐々に溜まっていく。デッキのカード構成で、同一地域の英雄が複数いる場合は士気の初期値にボーナスが受けられる。このため、個々の能力は強くとも、出身地がバラバラのカード構成にした場合、士気の面で不利になる。
純粋なカードシミュレーションゲームではなく、カードを筐体上で操作するアクションゲームとしての側面もあり、カード同士の接触やカードの位置を利用して有利な判定を得るテクニックも存在する。
その戦いはさながら卓上の聖杯戦争。他のFateシリーズでサーヴァントとして召喚された英雄のカードも登場している。ただし、キャラクターデザインや特殊能力はサーヴァントに似せていたり(メデューサ、玉藻の前)、全くの別物(アーサー王)だったり、とカードによって様々。
スターターパック(構築済みデッキ)は少なくとも三種類あり、中国は古代武将が強く、欧州はバランスよく初心者向け、地中海(ギリシャ神話)は特殊能力が多い玄人向けの模様。500円で販売。
後にバージョンアップ版『英雄史大戦Ver.2 グランドオーダー』としてリニューアルされる。リニューアルの目玉はコスト制の導入。これまでは5対5の固定数対戦であったが、個々のカードにコストが設定され、強い英雄ほどコストが高く少数しか入れられず、逆に弱い英雄は大量に組むことが可能。なお同一カードはデッキに1枚しか組み込めない。
またバージョンアップに際し『「僕の考えた最強偉人」大募集』というプレイヤー参加型の企画が開始される。なおこれは物語内にとどまらず、現実でも掲載誌において平成26年9月22日~12月1日まで実際に募集されていた。
- 英霊
- 過去・現在・未来を問わず、あらゆる時間の中で存在した英雄たちの霊。
神話や伝説の中でなした功績が信仰を生み、その信仰をもって人間霊である彼らを精霊の領域にまで押し上げた人間サイドの守護者。英霊を英霊たらしめるものは信仰――人々の想念であるが故にその真偽は関係なく、確かな知名度と信仰心さえ集まっていれば物語の中の人物であろうがかまわない。
『世界』の外にある『英霊の座』に留められ、輪廻・因果を超えた不変のものとなっている。 - 【関連項目】サーヴァント、抑止力
- 英霊剣豪
- “一切鏖殺”の宿業を埋め込まれて英霊本来の霊基を歪められ、変生して凶暴性の塊のようになったサーヴァント。
- 【関連項目】英霊、サーヴァント
- エインズワース家
- 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』にて登場する魔術師の家系。錬金術から派生した魔術系統である置換の魔術を得意とする。
- 置換の魔術を用いて、クラスカード(正式名称サーヴァントカード)を作成し、聖杯戦争を開催していた。
- その目的は、地球のマナが尽きたことにより、世界のルールが置き換わり、全ての生物に対して猛毒な未知の粒子が発生した。なので地球に残った最後のマナを使い、聖杯に人類が新世界でも生きられる生物に置き換えよと願う事。
- 城の上空に現れた「ピトス」と呼ばれる泥の様な物が溢れ出る、巨大な黒い箱など謎も多い。
- Aチーム
- カルデアから選抜されたA級マスター。天才ぞろいの魔術師集団であるが、局員であるマシュもこのチームに含まれていた。
- マリスビリー・アニムスフィアはマシュ以外の七人をマスター候補と呼ばず、クリプターと呼んでいた。
- メンバーとして、リーダーであるキリシュタリア・ヴォーダイム、オフェリア・ファムルソローネ、カドック・ゼムルプス、スカンジナビア・ペペロンチーノ、芥ヒナコ、ベリル・ガット、デイビット・ゼム・ヴォイドとなっている。
- しかしカルデアが準備してきたAチーム含め、47人のマスターたちはレフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
- 2017年12月31日、ゴルドルフを始めとする新たなカルデアのスタッフによって解凍され救出されるはずであったが、コフィンの中にいるAチームの面々はいかなる原理か、既にどこか別の次元へと跳んだ後であった。
- エーテライト
- 正式名称エーテル・ライト
- アトラス院のエルトナム家に伝わる秘伝。元々は医療用に開発された、第五架空元素(エーテル)で構築した擬似神経繊維。他者の神経へ介入(ハッキング)し、脳髄からは情報を、魂からは思考法則を読み取ることができる。ただし自身の自我が成長すると他者の知識や理念を拒絶してしまうため、完璧に使いこなすには完全な中立を保つ必要がある。鞭のように振るい、鋭い切れ味を持つ鋼線としての使用も可能。
- 第五真説要素。ラニ=Ⅷの炉心や黒い銃身に使用されており、第五架空要素を自壊させる。
- 【関連項目】エーテル、アトラス院、魔術協会、概念武装、魔術礼装
- エーテル
- 第五架空要素。西暦以後の人工的に作られたマナ。四大の要素に溶け合い、形を成す為に必要な媒介。これ単体にはカタチはないが、これがなくては魔術は成立しない要素。
- 【関連項目】魔術、エーテル塊、真エーテル
- エーテル塊
- 本来、エーテルは地水火風のいずれかになるものだが、不出来な術者によっては四大のいずれにもならず、成りそこないとして物質化する事がある。これをエーテル塊という。
エーテル塊にはいかなる使い道もない。ある意味無を作るようなもの。
そう言うと「魔法」のようだが、エーテル塊はそも第一魔法の―――― - 【関連項目】エーテル、魔術、魔法
- AUOキャストオフ
- 『Fate/EXTRA CCC』の第五章でギルガメッシュが晒す至高の美。要するに全裸。
シナリオ制作時につい興が乗ってキャストオフさせてしまい、スタッフさんには「ここはギルの水着で代用。カメラをアップでうまく肌の部分だけ映す事で誤魔化す」と注釈を入れたところ「え? ギルのヌードでしょ? ありますよ?」とあたかも我の方が空気読めてないライターのように返答された。
後に、ギルの裸ばかりか女主人公の水着、体操服、はてはタイツまで『労働時間外で、自発的に』作っていたスタッフのモデル班の国光さんが発見され、めでたく採用になったらしい。
おかげで二週目以降の主人公はどう見ても変態だとか。
- エクストラクラス
- 聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスで、基本の七つに該当しない特殊なクラスである「アヴェンジャー (復讐者)」「セイヴァー (救世主)」「ルーラー (裁定者)」などの総称。
- 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
- EXTRA世界
- 『Fate/EXTRA』の世界。西暦2030年の地球。『Fate/stay night』の世界とは違う、1970年代から異なる歴史を歩んだイフ。
大規模な魔術を成すためのエネルギーとなる大源が枯渇し、魔術は本格的に地球上から失われた。
古い魔術師たちは表舞台から消え去り、神秘の時代は完全に終わりを迎えた。
以後“魔術師”を名乗るのは、霊子ハッカーと呼ばれる新時代の人類となる。
- エゴ
- センチネルにされた少女たちの人格が分裂して現れたもの。基本的には“写し身”にすぎない。ラテン語で自我を意味する。『Fate/EXTRA CCC』では『欲身』と書かれる。
そのフロアからにじみ出た意識体なので、シールド同様、基本的には攻撃を受け付けない。
SGを抜かれると消滅し、本体のいるレリーフ内部に戻っていく。
そのフロアの心なので、フロアを探索すればエゴを発見する事は難しくない。問題はその後、欲望そのものといえるエゴとどう対話し、これを解決するか。
- st.オルレアン
- ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕とマリー・アントワネット〔キャスター〕のサークル[注 1]。サバフェスの優勝候補にして、前回サバフェスでの壁サークル引用エラー:
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タグが不足しています。それを聞いたジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)は黙っておらず、因縁の相手であるジャンヌに打ち勝つとサークル参加を決めた引用エラー:<ref>
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タグが不足しています。 - エドワード・ティーチもBB]にお願いして一冊キープしている引用エラー:
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タグが不足しています。 - 例の一つとしては「ある一国が滅ぶ」という『結果』があるとする。その『結果』に対して過去や未来からの介入によって結末を変えようとしたとしても、「介入によって繁栄はしたが、最終的には滅ぶ」というように過程を僅かにしか変えれず、大筋の『結果』は変わらない。ひと握りの人間の人生を救えることはできるが、人類史という大きなうねりを変えることは決して出来ない。それこそが量子記録固定帯によるものである[出 1]。
- 逆に言えば大偉業によって量子記録固定帯を破壊することができれば人類史を根底から否定することは可能だが、この方法でも破壊した固定帯から先の人類史のみ否定するのが限界である。そして次に訪れる量子記録固定帯の決定ができるのは原則その時代を生きた者のみであり、過去・未来からの介入では基本的に手が出せない[出 1]。
- 前述の剪定事象と編纂事象のタイミングは100年単位の統計だが、量子記録固定帯がかかるタイミングはもっと短く最短で1ヶ月プラスαであることが確認されている。『EXTELLA』においては主人公が分裂したのが量子記録固定帯Aで、次の量子記録固定帯Bに差し掛かるまでにアルキメデスがセファールを利用してムーンセルを破壊することで量子記録固定帯B以降の歴史をムーンセルの破壊という前提の歴史で確定させようとしたが、その前に主人公が「平均的かつ、今後の可能性が最も広がる世界」のルートを証明したことにより『EXTELLA』の量子記録固定帯Bが決定された[出 1]。
- GR計画
- グガランナ・リビルド計画。イシュタルがイシュタルQPSを使って神獣グガランナを造り出すための計画。
- ぐだぐだ粒子
- 『ぐだぐだ本能寺』で登場した汚染されたサーヴァントがことごとく残念になる粒子。ファジーなもの。レオナルド・ダ・ヴィンチ曰く「前年期カルデアにおいて最も微妙な解析仕事」。『ぐだぐだ明治維新』で再び反応が検知された。
- クトゥルフ神話
- 20世紀初頭にハワード・フィリップス・ラヴクラフトを初めとした作家達によって創作された作品群における神話。
- 人知がまったく通用しない神々やその眷属によって翻弄される人間達が主題となっており、以降のフィクションに多大な影響を与えた。
- TYPE-MOONではそれらの神々は「この世界(=地球とその円環、太陽系の内的宇宙)」には実在しないとされているが、フランソワ・プレラーティが薬でトリップした結果天文学的な確率で異界と繋がってしまったり、ハワード・フィリップス・ラブクラフトが自身の想像力で創作した結果天文学的な確率で偶然完全に一致してしまったりとごく稀に繋がりができることもある。
- なので、TYPE-MOONにおけるクトゥルフの神々は厳密には「ラブクラフトの創作した架空の神々と酷似した性質を持つ名状しがたい何か」といえる。
- 霊子筐体
- クラインコフィン。略称はコフィン。レイシフトする際に用いるカプセル状の用具。人間を霊子に変換し過去に転写する量子の箱。個人登録が必要。
- コフィンに入らずにレイシフトを試みた場合、高確率で意味消失に耐え切れず失敗する。シフトの成功率が95%を下回ると電源が落ちるというブレーカーが付いている。
- また、コフィンの内部にいる人間を凍結保存する機能も付いている。
- クラス
- 聖杯戦争におけるサーヴァントに割り当てられる「役割」。英霊を完全な形で召喚するのは聖杯の補助があっても容易ではなく、「役割に即した英霊の一面」というものに限定することでその負荷を抑えている。
基本的に「セイバー(剣士)」「アーチャー(弓兵)」「ランサー(槍兵)」「ライダー(騎乗兵)」「キャスター(魔術師)」「バーサーカー(狂戦士)」「アサシン(暗殺者)」の七つのクラスが存在する。が、例外もある。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
- クラスカード
- 自身を触媒に英霊のスキル・宝具・能力を行使するカード状の魔術礼装。
- 【関連項目】エインズワース家
- クラススキル
- サーヴァントの生前に関わりなく、各クラスごとに与えられる特定のスキル。
『Fate/Grand Order』では、ゲームシステム上常時有効なスキルをクラススキル、任意発動するスキルを保有スキルと分類しているため、本来英雄個人の保有スキルであるものがクラススキルとされていたり、逆にクラス別スキルが保有スキルになっていたりする。 - 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス、スキル
- 投影
- グラデーション・エア。オリジナルの鏡像を、魔力で物質化させる魔術。
- 非常に効率の悪い魔術で、投影でレプリカを作るなら、ちゃんとした材料でレプリカを作った方がよほど手軽で実用に耐える。
- 本来は失われた道具などを儀式のためなどに一時的に復活させる魔術。数分間だけ自分の時間軸に映し出して代用する魔術。つまり(外見だけの)レンタル。投影した道具はオリジナルの道具と比べると劣化が激しく、さらに時間を経れば投影したものは世界の修正により魔力に戻ってしまう。
- ……で、ありながら、投影した品がずっと残っているなど、衛宮士郎の投影がどれだけデタラメであるかは、『Fate/stay night』にて語られている通り。
- 二十八人の怪物
- クラン・カラティン。魔術師であり、スノーフィールド市の警察所長であるオーランド・リーヴに率いられた魔術集団。
- 冠位
- グランド。定義は複数あるが、「ある集団の中で並外れた能力を持つもの」という点は共通している。
- 冠位指定
- グランドオーダー。西暦以前から続く古い魔術士の家系が興るときに神から授かった責務。魔術刻印とともに受け継がれ、一族が途絶えるまでその使命に殉じさせる呪いじみた絶対遵守の始まりの命令。魔術世界においてもっとも崇高な血の掟。
- グランドクラス
- 人理を護るその時代最高峰の七騎としてクラスの頂点に立つ「冠位」のサーヴァント。
- 【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
- クリチャーチ
- ロシアの異聞帯に棲息する魔獣。
- 臆病だが、仲間を呼んで際限なく押し寄せてくる。
- 撃って殴ったら死ぬため、ヤガにとっては手軽な魔獣。
- クリティカルスター
- 攻撃やスキルによって蓄積された「スター」は、コマンドフェイズ開始ごとにカード5枚へランダムに配分され、その数に応じた確率でクリティカル(威力を含む全ての効果が2倍になるボーナス)が発生する。
- スター1個で+10%、カードごとのクリティカル率が100%を超えることはないため、スターが50になれば全てのカードでクリティカルが確定する。
- クリティカル
- クリティカルスターの数に応じた確率で発生する、威力を含む全ての効果が2倍になるボーナス。
- クリプター
- 7人のクリプター。カルデアを襲った敵。ソラから降り注いだもの。構成されるメンバーとして現時点ではカルデアが準備してきたAチームの一人キリシュタリア・ヴォーダイムが確認されている。
- 人類の文明と成長を間違いだと断じ、これまでの人類史、汎人類史に叛逆し、地球を古く新しい世界に生まれ変わらせる。
- 彼らの目的は、今一度世界に人ならざる神秘を満たし、神々の時代をこの惑星に取り戻すこと。
- その為に遠いソラから神は降臨し、七つの種子を以て選抜された新たな指導者がこの惑星を作り替える。
- 最も優れた『異聞の指導者』が世界を更新するというものだが、その競争に汎人類史の生命は参加も観戦することもない。
- コレを以て、旧人類が行っていた全事業が凍結され、汎人類史は2017年を以て終焉を迎えた。
- カルデアから選抜されたAチームのマシュ以外の七人のマスター候補のマリスビリー・アニムスフィアの呼び方でもある。
- グレートスリー
- プロイキッシャーの中でも初代の魔女から伝わる三つの奇跡、特に強い三大プロイ。
- 「第一(はじまり)より別たれた、この世で最も大きな虚構」
- 千年以上前に詠唱され、今も機能し続ける魔術。世界を探しても他に二つあるかないかという貴重品。グレートスリーの価格は「一つの王国より希少」と値付けられ、「至高の幻想(クラウン・ファンタズム)」と称される、魔術世界においての至宝である。
- 紅赤朱
- くれないせきしゅ。遠野とその分家における「先祖還り」とその能力。または完全に先祖還りを果たした人。
遠野秋葉の檻髪と式神行使、軋間紅摩の灼熱など、個々で能力の詳細は異なる。 - 【関連項目】混血、反転
- 玄木坂の赤ずきん
- 『Fate/hollow ataraxia』のオープニングで語られる、実話を元にした怪談。
美綴綾子と氷室鐘が住む蝉菜マンションにおいて、氷室の部屋の真下で夫婦が心中し、3歳になる娘が行方不明になった事件を元に、その部屋の隣に住む「A氏」を語り部にした怪談となっている。
『hollow』では単なる怪談という扱いであったが、『Fate/strange Fake』において本筋と密接な関係があると語られ、PVにも「玄木坂の魔術工房の残滓」等という不穏な言葉が現れている。 - 【関連項目】冬木市、Fate/strange Fake
け
- ケイオスタイド
- ティアマトが持つ真なる権能。生命の海。原初の生命。混沌の海。侵食海洋。
魔術世界においては聖杯の泥と呼ばれる。
- ケース・CCC
- かつてムーンセル・オートマトンに発生したBBという暴走AIが起こした特殊事例。
- ゲシュペンスト・ケッツァー
- 主人公 (Grand Order)、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)、牛若丸〔アサシン〕、マシュ・キリエライト、ロビンフッド[注 2]のサバフェスのサークル。後に茨木童子〔ランサー〕も参加。場所は『か』の『01』席。
- メインはジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)。主人公 (Grand Order)はアシスタントリーダー。牛若丸〔アサシン〕、マシュ・キリエライトはアシスタント。ロビンフッドはマネージャー。
- サークルの名称はドイツ語で意味は『異端の怪物』みたいな。命名の理由は響きが無暗にカッコイイから。
- ケツアルコアトルス
- ケツァル・コアトルに由来する名を与えられた白亜紀の翼竜。
- 宝具『翼ある蛇』でケツァル・コアトルが召喚、騎乗する。
- 『翼ある蛇』で召喚される個体は、実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遙かに強化されており、ランクは幻獣~神獣クラスの幻想種。
- 結界
- 魔力を編んだ網を張り、その内部、あるいは境界部に手を加えるという地形魔術。地形にかけるものであるため、普通は移動できない。
- ここ数百年の結界は術者を守るものと相場は決まっている。人目につかないよう区域を遮断してしまうものや、魔術行使を制限するなど効果は様々。固有結界という大例外も存在する。
- 誓約
- ゲッシュ。「禁忌」を表すアイルランド語で、ゲッシュ(geis)の他にギャサ(geasa)とも言う。
ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。
ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。 - 【関連項目】ケルト神話
- 決戦場
- 七つの海を模した、対戦相手との決着の場。二つの陣営が向き合って戦闘を行い、勝者は次の戦いに移動し、敗者は攻性防壁(ファイヤーウォール)によって空間ごと消滅させられる。世界を区切る攻性防壁は突破不可能の壁であり、これを無効化できるのは神霊クラスのサーヴァントのみとされる。
原則として、この決戦場以外でのマスター同士の戦闘は禁止されているが、破ってもペナルティを与えられるだけで聖杯戦争への参加権を失う訳ではない。やろうと思えば校舎内でもアリーナでも相手マスターを攻撃することは出来る。
しかし、決戦場では以下の絶対的な法則が存在し、
1.サーヴァントはサーヴァントにしか攻撃できない。
2.マスターは相手マスター・相手サーヴァントの両方に攻撃できる。
ゲーム本編では主人公の性格や資質の問題から、これらの選択をする権利すら与えられていない。だがマスターは本来、コードキャストなどで相手に直接攻撃を行って決着をつける事も許されている。
ただし、マスターが死亡して敗北が確定してもそのサーヴァントがすぐに消える訳ではない。月の聖杯戦争の勝敗基準は「どちらのサーヴァントが敵サーヴァントを倒したか」で決定するため、サーヴァントはマスターを失っても戦闘は可能であり、この状態で相手サーヴァントを倒すと勝者無しの“共倒れ”となる。
……尚、なんか地球からやってきた金髪の美女があっさり攻性防壁を無効化していたが、アレはもともとムーンセルとはまったく関係のない生命体なのでノーカン。
- 月面空戦起動/エクステラマニューバ
- 今回の戦いで召喚された全てのサーヴァントへ、ムーンセルが付与した対軍スキル。
- ケルト神話
- 古代ヨーロッパの神話体系。
クー・フーリンは西洋圏では高い知名度を誇るが、この神話の日本での知名度が低かったため冬木の聖杯戦争では力を存分には発揮できなかった。
クー・フーリン、ディルムッド・オディナ、クー・フーリン (Prototype)、スカサハ、フェルグス・マック・ロイ、フィン・マックール、女王メイヴらが登場する。 - 【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、赤枝騎士団、フィオナ騎士団
- ケルピー
- イギリス・スコットランド地方の伝説で登場する、水面を闊歩する蹄と魚の鱗に似た尾を持つ青ざめた馬。
- 別名アハ・イシュケ。人肉、特に少女の肉を好んで喰らう危険な魔獣。
- サーヴァントと戦える程の攻撃性と、ダイラタンシー流体を魔術的に成立させた防壁である魔の水膜を有する。また有翼の飛翔形態である「水の鳥(ブーブリー)」へと変身する事ができる。
- ケルベロス
- 三つの首を持ち、象ほどの巨体を誇る魔犬。
- ハデスの加護を受けられる状態では神獣ランクを誇るが、加護を受けられない状態では弱体化し、サーヴァントと同程度の実力になる。
- アルケイデスの「十二の栄光」で召喚される。
- 幻影魔人同盟
- 新宿の特異点を支配する四人のサーヴァントの同盟。
実際は、魔神バアルは主人公を殺すためにジェームズ・モリアーティはシャーロック・ホームズを超えるために、共に不可能に等しい難行をを成し遂げるために人と魔神でありながら盟を結んだ、魔神と人間の同盟。
- 幻想空中都市 ラピュタ
- 天に昇り、地を睥睨した亜種特異点「アガルタ」の一部。
- 内包した他の物語、さらには召喚したサーヴァントという物語が絡み合い・闘争した末に消滅したことにより、「アガルタ」という物語は徐々に結実し、魔神フェニクスの力も加わることで、最後にふさわしいカタチとなって真に具象化した。
- ラピュタ(la puta)はスペイン語で「娼婦」を意味する。シェヘラザードは生前では凶王に物語や自分の身体を捧げた事から、自らの物語を締めくくるに相応しい名前であると語っている。
- シェヘラザードはこれを大都市に墜落させようとしていた。そうなれば何百人から何千人、あるいはそれ以上の桁での死亡者が出るだけでなく、『Fate/Grand Order』の世界は人理修復後の大混乱の真っ只中であるうえこれ自体が現実に出現した「空想の都市」であるため、神秘の秘匿が不可能となり世界は作り替えられてしまう。
- ただ、仮にこれが成就したとしても、神秘の秘匿が破壊されるのはFGO世界のみに止まる。すなわち、他のFate系列世界にも波及している召喚システムの破壊、ひいては彼女の望みである座の消滅が叶うかどうかは些か疑問だと言わざるを得ない。
- 限定礼装
- それ自体が高度な魔術理論を帯び、魔術師の魔力を動力源として起動して定められた神秘を実行する「限定機能」を持つ魔術礼装。
- 権能
- 魔術(コードキャスト)やスキル、宝具とは異なる、事象の変動や時空流操作、国造りといった、世界創造を可能とする特殊能力。
神代と呼ばれた紀元前約6000年以上前には在り、文明レベルが向上した西暦以降にはその任を解かれて消え去った。
スキルが「ある現象を可能とする原理」ならば、権能は「ある現象をただ起こせる権利」に相当する。
神霊クラスなら保有して然るべき能力だが、物理法則で安定した今の時代では、この権威を振るえば自身の崩壊という代償を支払う必要がある。 - 【関連項目】神代、魔術、スキル、宝具
- 幻霊
- 英霊に至れなかった存在。虚構の存在であったり、成立するためのそれ相応の理由もなかったもの。
- 【関連項目】サーヴァント
こ
- 降下エレベーター
- 聖杯戦争において、六日間の猶予期間を終え、七日目を迎えたマスターたちを決戦場に送る装置。その在り方は教会のの懺悔室に似る。
- ファイヤーウォールで区切られた密室の中、マスターたちは最後の会話を交わす。
- お互いの過去、未来、思想、因縁、それらを再確認する最後の時間。
- 手を取り合う事のできない敵と味方。けれど、わかり合えたかもしれない関係。
- 数分後に戦いを開始する両者の心の揺らぎを、ムーンセルは観測する。
- 攻性プログラム
- アリーナやサクラ迷宮に存在した敵性プログラム。レガリアの力で軍勢として使役され、各勢力の主戦力として機能する。サーヴァント相手には通常の攻撃でもまとめて蹴散らされてしまうなど戦闘力は低いが、一部の上位種には有効打を与え得るだけの力を持ったものも居る。
- 自我や知能を持たないがためにどこまでも従順にして冷徹で尚且つ死を全く恐れず、兵士としては完璧な存在だと言える。
- コーバック・アルカトラスの第七迷宮
- 聖典トライテンを守るためにコーバック・アルカトラスによって作られた迷宮。作ったものの、自分もその中から出られなくなった。
- 大魔術師が作った迷宮だけあって、テロでフィナーレされたどこぞの工房よりも、極めて悪辣な迷宮となっている。幻想種が徘徊し、即死トラップが多数仕掛けられている。
- 誰にも侵入できないとされるが、後に侵入された。
- コードキャスト
- 電脳空間で使用される
簡易術式 。ウィザードはコードを予め設計・製造しておき、これに魔力を通すことで起動させる。
- 刻印蟲
- 間桐の魔術において用いられる不可思議な蟲。魔術回路を補うなど、多彩な種類がある。
- 古代メソポタミア神話
- 古代メソポタミアから伝わる神話大系。
ギルガメッシュ、子ギル、エルキドゥ、ギルガメッシュ (Prototype)、イシュタル、ティアマト、キングゥ、エレシュキガルらが登場する他、『Grand Order』第七章ではこの神話時代のメソポタミアが物語の舞台となる。
この神話の神々は紀元前1万2000年にセファールが襲来した際、彼女に見逃されたことがあり、その代償を何らかの形で返却することを誓っていた。 - 【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
- 黒鍵
- 「浄化」に用いる「節理の鍵」たる概念武装。代行者たちの正式武装とされる。
- 刃渡り80〜90cmの投擲剣。刀身は聖書のページを精製したもので作られている。その気になれば、柄だけを大量に持ち歩き、刃はその場で作ってしまうことも可能。
- シエルは刻印を刻むことで「火葬式典」や「土葬式典」などといった魔術的効果を付与して、より強力にしたものを扱うことも多い。
- しかし、投擲に特化した形状ゆえに剣戟には向かず、扱いには熟練を要することから現在では敬遠される傾向にあるという。
- 言峰綺礼は令呪を使って強化し、巨大化した刀身で衛宮切嗣の起源弾を防いだ。
- 天草四郎時貞は一度標的に弾かれても、再度標的に襲い掛かるよう術式が組み込まれており、刀身を伸ばして即席の壁を作り出すことも出来る。
- 飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)
- イスカンダルの『神威の車輪』を牽引する二頭の牛。ランクは神獣。
- 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能で、踏みしめた跡にはどこであれ雷が迸る。
- 『Fate/Grand Order』の概念礼装『幻想種』のイラストにも描かれている。
- コマンドオーダーバトル
- 『Fate/Grand Order』で、サーヴァントに命ずるコマンドをカードで表現した、ターン制コマンドバトルの名称。
- バトルは、タクティカルフェイズとコマンドフェイズから成り、マスターが選択した結果に応じて、サーヴァントが攻撃を行い、その後、敵側のリアクションがあり、1ターンが終了となる。
- コマンドフェイズ
- サーヴァントたちにどんな攻撃をさせるのかを、5枚の手札の中から3枚の「コマンドカード」を選択することで攻撃を指示するフェイズ。
- コマンドフェイズに移行した時点でクリティカルスターの配分が行われるため、タクティカルフェイズに戻ることはできない。
- サーヴァント3体の合計15枚のコマンドカードで構成されるデッキから5枚をドローし、その5枚の中からそのターンで使用する3枚を選ぶ。選ばれたコマンドカードに応じて、対応するサーヴァントが対応する「クイック」「アーツ」「バスター」の攻撃を行う。
- カードの選び方によって、様々な効果が発動することがあるが、ドローされる5枚はランダムなので、毎回狙って発生させられるとは限らない。ただし、デッキと比喩するように完全なランダムではなく「3ターンで15枚全てを引き切る」という形なので、3ターンに1回は「次のターンでどのカードを引くか逆算できる」状況が発生する。
- 1枚目に選んだカードによって全てのカードに特定の効果が強まるボーナスがかかるが、一方で後に置かれたカードほど全体的なカード性能が高くなる。
- 固有結界
- リアリティ・マーブルとも。
- 空想具現化の亜種。個と世界、空想と現実、内と外を入れ替え、現実世界を心の在り方で塗りつぶす魔術の最奥。術者の心象風景で現実世界を塗りつぶし、内部の世界そのものを変えてしまう結界のこと。空想具現化の亜種にあたり、似て否なるもの。
- 空想具現化と異なるのは、結界の形を思うままに決定できないこと。結界の内部の世界の法則は術者の心象世界を体現するが、術者のただ一つの内面を形にするだけであり、それを術者の意志によって手を加えて自由にはできない。ゆえに、空想具現化のように思うままに世界を変えることは出来ず、必ずワンパターンになる。
- ただし、空想具現化が変化させることのできるのは自身(精霊)と自然物のみという制限があり、自然から離れてしまった、例えば人工物を変化させることはできないが、固有結界にはその制限はない。
- 『月姫読本』によると本来は悪魔が持つ異界常識であるが、長い時間を経て心象風景を形にする魔術が確立され、上級術者の一部が固有結界に辿り着いた。
- 魔法に最も近い魔術とされ、魔術協会では禁呪のカテゴリーに入り、魔術師たちにとっては最大級の奥義であり、魔術の到達点のひとつとも言われる。
- 魔術理論"世界卵"を使い、殻の部分はそのままに内外、つまり現実と心象風景を入れ替える。『Fate/complete material Ⅲ』曰く卵の中に閉じ込められた世界ということでこの理論の名が付いた。
- だが固有結界は現実に出来た「染み」であり、世界に対する「異物」ないし「矛盾」。精霊種が作ったものでもない限り、顕現した心象風景という「異世界」には世界からの修正が働く。現在の世界を(一部だが)壊しているため、抑止力による排斥対象となるわけである。
- このため、維持には莫大な魔力を要し、大魔術師でも数分、死徒二十七祖クラスの死徒でも数時間しか維持することはできない。
- 一方で、「持って生まれた肉体と外界との遮断」は概念的に最も無理がないことを利用し、結界の範囲を自らの体内に限定するという手法をとることで、長時間の展開も可能である。
- 【関連項目】空想具現化、魔術
- 固有時制御
- 衛宮の家伝である「時間操作」の魔術を戦闘用に応用したもの。
- 本来儀式が煩雑で大掛かりである魔術であるのだが、「固有結界の体内展開を時間操作に応用し、自分の体内の時間経過速度のみを操作する」ことで、たった二小節の詠唱で発動を可能とし、戦闘時に用いている。
- 問言は「time alter 〇〇 accel(加速)またはstagnate(停滞)」。〇〇には倍率を示す単語が入る。
- なお、固有時制御を解除した後に世界からの「修正力」が働くため、反動によって身体に相当の負担がかかる。この弱点のせいで、通常は2倍速(ダブルアクセル)か3倍速(トリプルアクセル)程度の使用にとどめている。「全て遠き理想郷」を体に埋め込んだ時には4倍速(スクエアアクセル)まで使用したが、それ以上の加速が可能かどうかは不明。
- 『Fate/stay night』にアーチャーがキャスターが固有時制御を使っているのではないかと疑う場面が存在する。
- 『Fate/Zero』で時間操作は固有結界の一種であり、これを体内に限定することで発動を簡単にしたものが固有時制御とされた。アニメ版及び漫画版ではより単純に固有時制御は固有結界の体内展開であると述べられている。
- 娯楽に耽る千年魔京 Mare Luxuria:色欲の海
- 『Fate/EXTELLA』で玉藻の前が治める平安京風エリア。桜並木や神宮など和のテイストが中心だがディスコのような場所も存在するカオスな領域。
- 混血
- かつて、ヒトならざるものと交わって力を得た人間たちの末裔。
- 【関連項目】紅赤朱、反転
- 根源
- または「根源の渦」とも呼ばれる。
ゼロ。全ての原因。あらゆる現象が流れ出したもと。
有り体に言うと「真理」「究極の知識」ということになる。全ての原因であるがゆえに、全ての結果を導き出せるもの。この一端の機能を指してアカシックレコードと呼んだりもする。
魔術師が生涯はおろか子孫にも受け継がせて追い求める究極にして唯一の研究テーマ。魔術師にとってあらゆる魔術は結局のところここへ至るための手段にすぎない。
辿り着いた前例はあるが、到達した瞬間にその魔術師はあちら側に行って世界から消失し、この世界には帰ってこないため、誰かから学ぶことはできず、自分の力で辿り着かねばならない。根源に直接的に接続している者は現状では3名のみ、両儀式と沙条愛歌はそういう生き物として生まれ落ち、エレナ・ブラヴァツキーは後天的に異星文明によって接続させられた。 - 【関連項目】魔術、魔法
- 混沌魔術
- 世界各地の魔術のいいとこどりをした魔術。現代魔術では混沌魔術とカテゴライズされるが、ロード・エルメロイⅡ世はゲテモノ魔術と評した。
- 通常はそんな術式は通らず、実際、混沌魔術の魔術基盤は極めて脆弱なものであり、使える魔術のバリエーションはたかが知れており、いいとこどりと言われて考えるような万能性どころか、まともに術式を成立させることすら難しい。それなのに、何故かフラット・エスカルドスはそれを通し、術式を成立させてしまう。
- 対象となる魔術師と全く同じ姿勢を取ることにより相手に似せた人形を使って呪いをかける類感魔術と同じ効用をもたらす、ある種の外法や東南アジア周辺で時々見られるような呪いを使用することで、魔術のベクトルを弄って術者本人に直撃させることが出来る。