「マシュ・キリエライト」の版間の差分

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== マシュ・キリエライト ==
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{{サーヴァント概要
* 身長:158cm / 体重:46kg
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| タイトル = シールダー
* 出典:Fate/Grand Order
+
| 真名 = マシュ・キリエライト
* 地域:カルデア
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| 外国語表記 = ''Mash Kyrielight''<ref group="出">[https://anime.fate-go.jp/FirstOrder/character.html アニメ「Fate/Grand Order -First Order-」Official Site]</ref>
* 属性:秩序・善 / カテゴリ:地
+
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
* 性別:女性
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| 声優 = 種田梨沙(初代)<br>高橋李依(2代目)
* CV:種田梨沙(初代)→高橋李依(2代目)
+
| 演者 = ナナヲアカリ
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| 身長 = 158cm
 +
| 体重 = 46kg
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| 誕生日 = 2000年<ref group = "注">ロマニ「今から16年前……西暦2000年の話だ。それがマシュの誕生年でもある。」- 『Grand Order』第六特異点「アバンタイトル」より</ref>
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| 年齢 = 16歳<ref group = "注">『Grand Order』プロローグ時点。</ref>
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| 出典 = Fate/Grand Order
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| 地域 = カルデア
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| 属性 = 秩序・善
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| 副属性 = 地
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| 性別 = 女性
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| スリーサイズ =
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| 好きな物 = 空の色、地面の匂い
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| 苦手な物 = 今のところはない
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| 一人称 = わたし
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| 二人称 = ○○さん/○○氏/ミスター・○○○……とTPOに合わせて敬称は変化<br>[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の事は先輩/マスター呼び
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| 三人称 = 彼/彼女
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| デザイン = 武内崇
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| 設定作成 = 奈須きのこ
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| レア度 = ☆3→☆4(1部7章クリアで変化)
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}}
  
[[Fate/Grand Order]]』で主人公が最初に出会う少女であり、彼/彼女のパートナー。
+
== 概要 ==
 +
『Fate/Grand Order』で主人公が最初に出会う少女であり、パートナー。<br>
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[[シールダー|盾兵]]」の[[デミ・サーヴァント]]
  
 
; 略歴
 
; 略歴
: 人理継続保障機関カルデアの局員。
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: [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|人理継続保障機関カルデア]]の局員。
: カルデアの前所長マリスビリーが人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作によって作り出した、英霊を呼ぶのに相応しい魔術回路と無垢な魂を持った人間。設定されている寿命は長くても18歳と短命で、『Grand Order』第六章の時点であと1年生きられるかどうかという状態。
+
: 西暦2000年にカルデアの前所長マリスビリーが人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作によって作り出したデザインベビーで、英霊を呼ぶのに相応しい質の良い魔術回路と無垢な魂を持った人間。30歳ほどで生命活動を停止するデザインベビーが、サーヴァントとの融合実験で肉体の寿命がさらに短くなり、長くても18歳と短命で、『Grand Order』第六章の時点であと1年生きられるかどうかという状態であり、終章では寿命的な面と戦闘面もほぼ限界に達していた。
: 英霊と人間を融合させるデミ・サーヴァント実験の被検体となり、英霊の召喚自体は成功したものの、彼女の中に召喚された英霊ギャラハッドはその高潔さから彼女と融合することも、彼女の死亡を招く彼女の体からの退去も拒み、彼女の中で眠りにつくことを選んだ。
+
: 西暦2010年、10歳の時に英霊と人間を融合させるデミ・サーヴァント実験の被検体となり、英霊の召喚自体は成功したものの、彼女の中に召喚された英霊ギャラハッドは人道に反する試みに不快感を示し、カルデアへの協力を断る。その高潔さから彼女と融合することも、彼女の死亡を招く彼女の体からの退去も拒み、彼女の中で眠りにつくことを選んだ。
: その後はDr.ロマンの「マシュのマスター適性は一流のものであり、これを活用しないのは資源の無駄だ」という説得によってカルデアのスタッフ入りし、半年も経たずにマスター候補Aチーム主席となる。
+
:誕生後14年間に渡り無菌室へ隔離・秘匿され監視されるという扱いを受けていたが、彼女が隔離されていたセクションの存在を知り憤ったDr.ロマンの「マシュのマスター適性は一流のものであり、これを活用しないのは資源の無駄だ」という説得によって15歳からカルデア内なら移動していいようになり、選りすぐりのマスターを集めたAチームのメンバーとして訓練を受け、半年も経たずにマスター候補Aチーム主席となる。
: ギャラハッドは召喚以降沈黙を守り続けたが、『Grand Order』本編開始から間もなくカルデアを襲った破壊工作で致命傷を負った彼女に手を差し伸べて最後まで寄り添おうとした主人公に心打たれ、マシュとの間に「過去の異変の排除」を条件に戦闘能力を譲り受ける契約を交わし、人間と英霊の融合体「デミ・サーヴァント」として彼女を蘇生させて消滅した。
+
:『Grand Order』のプロローグで16歳の誕生日の朝、カルデアにやって来た主人公と運命的な出会いを果たす。
: これ以降マシュは主人公をマスターとして、'''シールダー'''のクラスのサーヴァントとして共に聖杯探索を行っていくこととなる。
+
: ギャラハッドは召喚以降沈黙を守り続けたが、『Grand Order』本編開始から間もなくカルデアを襲った破壊工作で下半身が潰れるという致命傷を負った彼女に手を差し伸べて最後まで寄り添おうとした主人公に心打たれ、マシュとの間に「過去の異変の排除」を条件に戦闘能力を授ける契約を交わし、人間と英霊の融合体「デミ・サーヴァント」として彼女を蘇生させて消滅した。これ以降マシュは主人公をマスターとして、'''シールダー'''のクラスのサーヴァントとして共に聖杯探索を行っていくこととなる。
 
: なお、戦闘能力を譲ったギャラハッドは真名も告げずに消滅してしまったため、当初マシュは自身の宝具はおろかクラス名すら解らない状態であった(三章においては自身をシールダークラスのサーヴァントとして認識しているが、それ以前は何のクラスか他の英霊に質問されても答えられなかった)。
 
: なお、戦闘能力を譲ったギャラハッドは真名も告げずに消滅してしまったため、当初マシュは自身の宝具はおろかクラス名すら解らない状態であった(三章においては自身をシールダークラスのサーヴァントとして認識しているが、それ以前は何のクラスか他の英霊に質問されても答えられなかった)。
: ちなみに人間であった頃には眼鏡に白衣と研究者然とした服装を纏っていたが、シールダーとなってからは視力も向上したのか眼鏡を外し、初期状態のままでは少々露出の多いサーヴァントとしての姿のままで行動している。一応カルデアでの待機中には元の眼鏡を付けた白衣姿に戻っているようだ。
 
: 名前のスペルは「Matthew」。
 
 
; 人物
 
; 人物
: 一人称は「わたし」。
+
: ショートヘアーで片目が隠れるような前髪をしているが、[[ランスロット〔セイバー〕]]がマシュに融合した英霊の正体に気づきかけた時のポイントに「片目を隠す髪」を挙げていたため、髪型などの外見も融合した英霊にいくらか影響を受けている可能性がある。ちなみに、髪の色はグラフィックで見る限り薄い紫だが<ref group = "注">[[武則天]]からも色味に因んで<ruby>紫菜<rb></rb><rt>ずーさい</rt></ruby>(海苔の意味)というあだ名をつけられている。一方で、アニメ版や概念礼装等のイラストによってはピンク色に見える場合もある。</ref>、[[バーソロミュー・ロバーツ]]からは「亜麻色の髪」と言われている。(とはいえ、亜麻色の髪というのは賛辞の言葉としてありふれたものなので、マシュの髪の色が亜麻色だという事は確認されていない)
: 性格は真面目、純真さ故にたまに天然。時折「独特な台詞回し」をすることもある。
+
: 人間であった頃には眼鏡に白衣と研究者然とした服装を纏っていたが、シールダーとなってからは視力も向上したのか眼鏡を外し、初期状態のままでは少々露出の多いサーヴァントとしての姿のままで行動している。一応カルデアでの待機中には元の眼鏡を付けた白衣姿に戻っている。
: 研究員として以前からカルデアに居たにも関わらず、後からやって来た主人公を「先輩」と呼ぶ。読書や勉学は数多くしてきたのか知識は豊富で、魔術や歴史、英雄について主人公に説明するシーンも多いが、反対に人生経験は希薄であるため、主人公のような普通の人間なら驚かないような物事にも新鮮そうな反応を見せる。
+
: 性格は外交的<ref group = "注">自分からしっかり挨拶をする。相手に会話、意見を求める。</ref>、弱気<ref group = "注">しっかりしているようで恐がり。戦うのがいつも怖い。でも頑張る。</ref>、能動的<ref group = "注">控えめのようでぐいぐい前に出る。不思議ちゃん系に見えるのはここが原因。</ref>。無口、かつ無駄のないクールな態度と言葉遣いなため、まるで人形のような~といった形容詞がピッタリはまってしまう。実際にはマシュ本人は知的好奇心が旺盛で能動的、少しだけ無口で台詞回しがおかしいだけの、いたって普通の少女。真面目、純真さ故にたまに天然。
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:うまれたばかりのひな鳥のような精神構造をしており、純粋で疑う事を知らず、自分が信じるもののためだけに活動する。人間的な精神構造、矛盾は旅を通じて成長していく。
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:マシュの要素は「真面目でおとなしい優等生」「先輩をたてる後輩。それが愛情かどうかは見てる方には分からない」「ちょっとだけ不思議ちゃん(に勘違いされる)」といったものに要約される。
 +
: 研究員として以前からカルデアに居たにも関わらず、後からやって来た主人公を「先輩」と呼ぶ。読書や勉学は数多くしてきたのか知識は豊富で、魔術や歴史、英雄について主人公に説明するシーンも多いが、少し常識が欠けている。人生経験は希薄であるため、主人公のような普通の人間なら驚かないような物事にも新鮮そうな反応を見せる。
 
: 感情表現が苦手で、人の感情の機微などにも疎く、人間臭い一面を持つサーヴァントに驚いたり、感心することもある。
 
: 感情表現が苦手で、人の感情の機微などにも疎く、人間臭い一面を持つサーヴァントに驚いたり、感心することもある。
 
: 主人公に対して初対面の時から「敵意も脅威も感じなかった」と信頼を寄せ、シールダーとなってからも一途な信頼を向ける。主人公が特に女性サーヴァントから好意を向けられると「妬く」こともあり、中には必死に主人公を引き止めたり、叱ったりする場面もある。しかし自分が「恋心を抱いている」事を自覚しておらず、アルテミスや清姫にその事を指摘されても不思議がっている一面も見られる。
 
: 主人公に対して初対面の時から「敵意も脅威も感じなかった」と信頼を寄せ、シールダーとなってからも一途な信頼を向ける。主人公が特に女性サーヴァントから好意を向けられると「妬く」こともあり、中には必死に主人公を引き止めたり、叱ったりする場面もある。しかし自分が「恋心を抱いている」事を自覚しておらず、アルテミスや清姫にその事を指摘されても不思議がっている一面も見られる。
: 自分からしっかり挨拶をし、相手に会話、意見を求めている。一方で外面こそクールでしっかりしているように見えるが、芯は至って真逆の「恐がり」。どれだけ強くなっても戦うのはいつも怖いが主人公のために頑張っている。彼女はマスターを守ることを第一に考え、マスターが危機に陥れば命を投げ出すくらいであるが、そこに戦士としての覚悟や経験が全くなく、元から持つ恐怖と戸惑いを克服しないままソレを実行する姿を子ギルは「容易く折れそうが故の可憐さ」と評している。
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:一方で外面こそクールでしっかりしているように見えるが、芯は至って真逆の「恐がり」。どれだけ慣れても強くなっても戦うのはいつも怖く、できれば穏やかに過ごしたがっているが、主人公のために頑張っている。彼女はマスターを守ることを第一に考え、マスターが危機に陥れば命を投げ出すくらいであるが、そこに戦士としての覚悟や経験が全くなく、元から持つ恐怖と戸惑いを克服しないままソレを実行する姿を子ギルは「容易く折れそうが故の可憐さ」と評している。
: 意外とお祭り好きで、イベントの時には普段の様子からは想像もつかないほどテンションの高い振る舞いを見せることもある。また酒に非常に弱く、酔うと積極的になりやたらと主人公に抱きついたりする。他にも、『人魚姫』に胸をときめかせたり、[[チャールズ・バベッジ|主人公の夢の中]]で自分がお姫様として登場していたと知ると機嫌が良くなったりとかなりの乙女でもある。
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: 意外とお祭り好きで、イベントの時には普段の様子からは想像もつかないほどテンションの高い振る舞いを見せることもある。また酒に非常に弱く、酔うと積極的になりやたらと主人公に抱きついたりする<ref group="注">タチが悪いことに多分に心理的なものらしく、ノンアルコールカクテルでも「酒を飲んだ」と認識すると酔っぱらってしまう。</ref>。他にも、『人魚姫』に胸をときめかせたり、[[チャールズ・バベッジ|主人公の夢の中]]で自分がお姫様として登場していたと知ると機嫌が良くなったりとかなりの乙女でもある。
 +
:また、素直すぎるが故に嘘もつき慣れていないようであり、『二代目はオルタちゃん』では「こういう嘘が苦手で、絶対にバレるから」という理由でマシュに一切伝えなかった。
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:[[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ]]曰く、見た目は[[リーゼリット|リズ]]寄りだが性格は[[セラ]]寄り。かつての自分は皆と会話をしておらず、状況に対する意見を述べるだけで、自分の気持ちを伝える事をできなかった。だが人理修復の旅を経て、多くの場所で多くの人々に、個人が生きる意味、理由、その目的。善悪の観念と人間性の在り方などを教わった。それ故に[[クリプター|他のAチーム]]の事を、結成してからの一年間の時間にどのような意味があったのかを確かめたいと考えている。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 元々カルデアのマスター候補だったのだが、「戦闘訓練ではいつでも居残りだった」と語る辺り運動神経はそこまでよろしくは無かった模様。
 
: 元々カルデアのマスター候補だったのだが、「戦闘訓練ではいつでも居残りだった」と語る辺り運動神経はそこまでよろしくは無かった模様。
: 人間だったころから謎生物であるフォウの言語を理解できた他、言語を話せない一部の[[バーサーカー|「狂戦士」のサーヴァント]]ともある程度なら意思の疎通は可能な模様。
+
: 人間だったころから謎生物であるフォウの言語をニュアンスを理解できるが、明確な言語として認識できる訳ではない。言語を話せない一部の[[バーサーカー|「狂戦士」のサーヴァント]]ともある程度なら意思の疎通は可能な模様。
: 「デミ・サーヴァント」として蘇生した後は融合したサーヴァント=ギャラハッドの能力が使用可能となっている。
+
: 「[[デミ・サーヴァント]]」として蘇生した後は融合したサーヴァント=ギャラハッドの能力が使用可能となっている。召喚の盾を持っているため、[[サーヴァント]]の気配に敏感。
 
: 身体能力などもかなり向上しており、人間や悪霊、魔物相手であれば危なげなく戦えるが、完全なサーヴァントと比べると劣るらしい。
 
: 身体能力などもかなり向上しており、人間や悪霊、魔物相手であれば危なげなく戦えるが、完全なサーヴァントと比べると劣るらしい。
 
: それでも通常のサーヴァントであるカーミラをして「熟練の技」と言わしめるほどの技量を持っているのだが、これはギャラハッドの技量がそのまま反映されていると思われる。
 
: それでも通常のサーヴァントであるカーミラをして「熟練の技」と言わしめるほどの技量を持っているのだが、これはギャラハッドの技量がそのまま反映されていると思われる。
 
: また、半分は人間であるために霊体化などは不可能なようだが、半分は英霊であるためか肉体的な疲労にはかなり耐性があり、眠らなくとも十全に能力を発揮できる。
 
: また、半分は人間であるために霊体化などは不可能なようだが、半分は英霊であるためか肉体的な疲労にはかなり耐性があり、眠らなくとも十全に能力を発揮できる。
 +
:デミ・サーヴァントが持つ特殊「憑依継承(サクスィード・ファンタズム)」によって憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華しており、マシュの場合は魔力をそのまま防御力に変換する『魔力防御』を継承している。
 +
:芸術面ではかなり残念であり、下記の『偉人と神話のぐらんどおーだー』では彼女のヘタウマ系の挿絵が拝める他、本編でも主人公の顔を描いた凧が「前衛芸術」と評されたり、中国異聞帯では主人公一行が総ツッコミした「多多益善号」のデザインをただ一人褒めていたりとその片鱗が伺える。もっとも、本人には自覚がないようで、曰く「風景画と人物画には絶対の自信がある」との事<ref group = "注">『偉人と神話のぐらんどおーだー』でも、彼女が絵を初披露した回のタイトルは「見たものしか描けないタイプ」なので、実際には(というか見たものであれば)もっと上手い可能性もある。</ref>。
  
:; 憑依継承
+
===霊衣解放===
: サクスィード・ファンタズム。
+
;常夏の水着
: デミ・サーヴァントが持つ特殊スキル。
+
:カルデアのみんなに選んでもらった初めての水着。2016年の思い出。
: 憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華する。
+
;常夏の水着Ver.02
: マシュの場合は『魔力防御』。
+
:ダヴィンチちゃんに見立ててもらった水着。2020年の思い出。
: 魔力放出と同タイプのスキルで、魔力をそのまま防御力に変換するというもの。
+
;Bright Voyager
: 膨大な魔力を持つ英霊なら一国をも守護する聖なる壁を形成可能というかなり強力なスキル。
+
:[[ミス・クレーン]]に製作してもらったアイドル衣装。『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』に登場した同名の曲がモチーフ。
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;華麗なるサーカス団員
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:『Fate/Grand Order Arcade』に実装された総身霊衣。2019年冬祭りの際の衣装がモチーフ。
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;オルテナウス、オルテナウス(改修型)
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:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が改良した霊基外骨格。シールダー・アーマードとも呼ばれる。
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:バイザーが付いている(改修型では付いていない)。オルテナウス計画に使う予定だった。
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:内部加圧、燃焼機関、ソフトウェアなどが組み込まれており、ソフトウェアは遠距離のシャドウ・ボーダーから更新する事が出来る。
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:魔力探知の機能も付いており、ソフトウェアによって動いている。駆動音と排気音を静音の護符を起動する事で緩和する静音モードがあり、戦闘する際は静音モードを解除する。自動調律機能があり、戦闘前に整備したて一歩手前の調子にしたり、戦闘中に出力が低下した際に回復してくれる。連続で戦闘を行う場合には、連続戦闘対応モードに自動調律され、排気を行う。アマルガムゴートによって機能を拡大し、出力を一時上昇させる事が可能。出力は数値で表示される。ボーダー観測機器と同期させることができる。
 +
:耐火設計も仕込まれており、自然界に存在する超高熱ならばそこそこ耐えることができる。だが溶岩の中に浸かるような状況は想定外で、魔力を帯びた氷雪の中心地でなければ[[スルト]]の超高熱によって吹き飛んでいたとされる。対閃光防御も付いている。
 +
:盾は格納スペースがあり、カルデア式簡易キャンプや寝袋などの野営道具、レーションなどの糧食や携帯食料、飲料水、皿などの一式を入れて常備している。[[フォウ]]を収納スペースに入れることもある。背中に加速用のブースターが付いており、これを用いて加速する。下部にはバンカーボルトが付いており、攻撃や全力防御時の姿勢固定に使う。
 +
:ただし、元の霊基ではないため[[ギャラハッド]]由来の<ruby><rb>技術</rb><rt>スキル</rt></ruby>は使う事が出来ない。それらの欠けた部分は霊基外骨骼で補う。
 +
:第2部ではギャラハッドが抜けた事で霊基の出力が半分以下になったマシュを補うために使用した。
 +
:外見だけでなくスキル・宝具・モーションもオルテナウス仕様へと変化する<ref group="注">スキルレベルなどは変化前のものを引き継ぐ</ref>。霊衣を第三再臨まで、または水着に変更するとスキル・宝具・モーションは以前の物に戻る。
 +
:ゲームではマシュ・キリエライトの霊衣として実装された。他のサーヴァントの文字通りの「着せ替え」に過ぎない霊衣とは異なり、ストーリー進行に応じて自動的に追加される上、オルテナウスを装備している事になっている第二部ストーリーの該当部分では、マシュの霊衣はオルテナウスで固定される。
 +
:なおメインストーリーと関係のない期間限定イベントや幕間の物語、フリークエスト等はマシュの霊衣を変更する事で以前のマシュの仕様に戻す事ができる<ref group="注">2019年正月イベント『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』が初の例外で、明確にメインストーリー第2部第3章以降の出来事とされており、イベント内でもマシュはオルテナウス固定となる。</ref>。
 +
:名前の元ネタは、ユーフラテス川に住み、その骨を握ると俗世の喜びや悲しみが消えるという伝説を持つ魚と思われる。なお、マシュと融合した英霊であるギャラハッドが持つ「ダビデの剣」の柄にこれが素材として使用されているという伝説もある。
  
=== スキル ===
+
==バリエーション==
[[Fate/Grand Order]]』にて戦闘中に使用するスキル。
+
=== マシュ・キリエライト〔デスクトップアーミー〕 ===
 +
メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるマシュ。<br>
 +
「SENTINEL GROLY」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[SD]s[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br>
 +
人格はカルデアのマシュそのものであり、自我を持った後はデスクトップアーミーの「人が消失した世界」も特異点であると結論付け、「先輩」や人類の手がかりを探すべくたった一人の「聖杯探索」に挑んでいく。<br>
 +
……世界の状況を鑑みると、コラボで出張した他のメンバーに比べると'''群を抜いて救いが無い。'''<ref group="注">上記のように、『Fate/Grand Order』はスマートフォンゲームである。つまり、特異点も人理焼却も「先輩」ですら架空の話である。サーヴァントであるなら自身が虚構であることを受け入れられる可能性はあるが、残酷な事にマシュは人間である。彼女を一言で言うなら'''「ありもしないものを探し、居もしない人を求める、自分をゲームキャラだと思い込んでいるロボット」'''である。</ref>
  
; 今は脆き雪花の壁
+
===真白キリエ===
: 初期状態から使用可能。
+
奏章Ⅱ『[[不可逆廃棄孔 イド]]』にて、[[巌窟王 モンテ・クリスト|「決意の巌窟王」]]が自らの魂からマシュをモデルとして生み出した存在。<br>
: 味方全体の防御力を3ターンアップする。
+
疑似東京では主人公の後輩かつ隣人であり、主人公やその家族と共に夕飯を食べるほどの関係だったが、「決意の巌窟王」によって殺害された。
; 誉れ堅き雪花の壁
 
: 「今は脆き雪花の壁」が強化されたスキル。六章途中に強化される。
 
: 味方全体の防御力を3ターンアップしダメージカット状態を付与する。
 
; 時に煙る白亜の壁
 
: 初期状態から使用可能。
 
: 味方単体に1ターンの無敵状態を付与し、NPを増やす。
 
; 奮い断つ決意の盾
 
: 霊基再臨第2段階で追加。
 
: 自身に1ターンのターゲット集中状態を付与し、獲得NPを1ターン大アップさせる。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
64行目: 100行目:
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[エクストラクラス|シールダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || A || D || B || C || - || 対魔力:A<br />騎乗:C<br />自陣防御:C<br />憑依継承:? || 今は脆き雪花の壁<br/>→誉れ堅き雪花の壁<br />時に煙る白亜の壁<br />奮い断つ決意の盾 || style="text-align:left"|第1スキル「今は脆き雪花の壁」は、<br />第六章で「誉れ堅き雪花の壁」に強化。<br />第3スキルは当初は「戦闘続行:C」だったが、<br />第四章追加時のアップデートにて「奮い断つ決意の盾」に変更された。<br />憑依継承、自陣防御はFGO未実装
+
| rowspan="2"|[[シールダー]] || rowspan="2"|[[主人公 (Grand Order)]] || rowspan="2"|C || rowspan="2"|A || rowspan="2"|D || rowspan="2"|B || rowspan="2"|C || rowspan="2"|? || rowspan="2"|対魔力:A<br>騎乗:C<br>自陣防御:C<br>憑依継承:?<br>星見の旅路 || 今は脆き雪花の壁<br>誉れ堅き雪花の壁<br>時に煙る白亜の壁<br>奮い断つ決意の盾 || style="text-align:left"|第3スキルは当初「戦闘続行:C」だったが、第4章追加時のアップデートにて「奮い断つ決意の盾」に変更となった。<br>「今は脆き雪花の壁」は第1部第6章第15節(1/3)クリアで「誉れ堅き雪花の壁」に強化。<br>「憑依継承」と「自陣防御」はゲーム内では未実装。<br>「星見の旅路」は第2部第1章の特定のクエストをクリアで追加。
 
|-
 
|-
 +
|バンカーボルト:A<br>アマルガムゴート:D<br>悲壮なる奮起の盾<br>ブラックバレル:B<br>パラドクス・シリンダー:C || style="text-align:left"|オルテナウス装備時<br>第2部5章オリュンポス第7節「汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)」をクリアで「バンカーボルト」→「ブラックバレル」に変化。<br>第2部7章第1節「死の国へ」をクリアで「悲壮なる奮起の盾」→「パラドクス・シリンダー」に変化。
 
|}
 
|}
  
 
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)
 
; 仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)
: ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:-
+
: ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:-
 
: 憑依した英霊の真名が分からぬままマシュが本能に従って展開した宝具。前方に強力な守護障壁を展開する。当然宝具の真名も知らないため、この名前は便宜上オルガマリーが命名したもの。
 
: 憑依した英霊の真名が分からぬままマシュが本能に従って展開した宝具。前方に強力な守護障壁を展開する。当然宝具の真名も知らないため、この名前は便宜上オルガマリーが命名したもの。
 
: 作中では「マシュにも意味のある名前」「ぴったりな名前」とどこか曖昧に表現されるが、プロフィールでは「カルデアスの名を冠しているのはマシュの根底にある願いが、“人類の未来を見る”ものであるからだと思われる」とより直接的に言及されている。
 
: 作中では「マシュにも意味のある名前」「ぴったりな名前」とどこか曖昧に表現されるが、プロフィールでは「カルデアスの名を冠しているのはマシュの根底にある願いが、“人類の未来を見る”ものであるからだと思われる」とより直接的に言及されている。
 
: 宝具ランクこそDと低いものの、シナリオ上では[[クー・フーリン]]曰く「抜群の相性」によって[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]の「約束された勝利の剣」を防いだり、[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]の「我が神はここにありて」とともに2人がかりでファヴニールのブレスを一時的にとはいえ防いで[[ジークフリート]]が回復するまでの時間を稼いだり、[[ブーディカ]]とともに2人がかりで対城宝具級の威力を発した[[アルテラ]]の「軍神の剣」を防いだりするなど、主人公たちの命を救う活躍を幾度も見せている。
 
: 宝具ランクこそDと低いものの、シナリオ上では[[クー・フーリン]]曰く「抜群の相性」によって[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]の「約束された勝利の剣」を防いだり、[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]の「我が神はここにありて」とともに2人がかりでファヴニールのブレスを一時的にとはいえ防いで[[ジークフリート]]が回復するまでの時間を稼いだり、[[ブーディカ]]とともに2人がかりで対城宝具級の威力を発した[[アルテラ]]の「軍神の剣」を防いだりするなど、主人公たちの命を救う活躍を幾度も見せている。
: 作中における戦闘以外での使い道として、触媒にしてカルデアの召喚サークルを設置する他、聖杯を一つ程度だか仕舞うスペースを作られている。何故か、ピクニック中にシート代わりに弁当の下にひいてたりする事も。
+
: 作中における戦闘以外での使い道として、触媒にして霊脈地にカルデアの召喚サークルを設置する他、聖杯を一つ程度くらい仕舞えるスペースを作られている。何故か、ピクニック中にシート代わりに弁当の下にひいてたりする事も。
:『Grand Order』ではゲーム的に「味方全体の防御力をアップ(3ターン)〈オーバーチャージで効果UP〉+ダメージカット状態を付与[Lv.1~](3ターン)」として設定されている。
+
: [[エミヤ|アーチャー]]曰く、本来は盾として用いるような代物ではないらしい。
: [[エミヤ|アーチャー]]曰く、本来は盾として用いるような代物ではないらしいが…?
+
:『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3ターン)」という効果のArts宝具。
 +
; いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)
 +
: ランク:B+++<br>種別:対悪宝具
 +
: 第1部第6章第17節「レプリカ(4/5)」クリア後に、上記の「仮想宝具 疑似展開/人理の礎」から変化。
 +
: 英霊・ギャラハッドが持つ宝具であり、「人理の礎」の本来の姿。白亜の城キャメロットの中心、円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守りにより、前方に白亜の城を展開する。
 +
: 強度は使用者の精神力に比例し、使用者の心が一切の穢れなく、また迷いがなく、折れない限り、その城壁と正門も決して崩れ去ることはない無敵城壁と化すが、逆に言えばその心に迷い・曇り・汚れがあれば綻びを生み、壊されてしまう。初めてその真名を解放した時は[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]の指南もあって、通常規格における宝具の最高級火力を遥かに超越していた獅子王の「最果てにて輝ける槍」を防ぎ切った。
 +
: またこの多くの英雄が集った円卓が「英霊を集めるもの」と見なされているため、カルデアが英霊の召喚を安定させるための触媒としても使用されている。すなわち、主人公とマシュとギャラハッドが契約していること自体が、カルデアに多くの英霊を集める下地となっている。
 +
:『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3ターン)+自身を除く味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)」という効果のArts宝具。
 +
;いまは脆き夢想の城(モールド・キャメロット)
 +
: ランク:D<br>種別:対人宝具
 +
: オルテナウス装備時の宝具。この宝具の展開が度重なると、クールダウンが必要になる。
 +
:『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3回・5ターン)」という効果のArts宝具。
 +
;いまに在りし夢想の城(ロード・キャメロット)
 +
:ランク:C<br>種別:対人宝具
 +
: オルテナウス装備時の宝具。第2部第7章第1節「死の国へ」クリア後、こちらの宝具に変化する。
 +
:『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3回・5ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 +
 
 +
==真名:マシュ・キリエライト==
 +
:カルデア局員、マシュ・キリエライトがサーヴァントと憑依融合した姿。
 +
:デミ・サーヴァントと呼ばれる。
 +
 
 +
:マシュは自身に憑依した英霊の真名を獲得した。
 +
:その騎士の名はギャラハッド。
 +
:アーサー王伝説にある円卓の騎士のひとり。
 +
:ただひとり聖杯を手に入れ、そして天に返した聖者。
 +
:カルデアは独自の方法で英霊召喚を成功させたが、その根幹にあるのがギャラハッド召喚の触媒になった『英雄たちが集う場所』───マシュが持つ、円卓を利用した盾である。
 +
 
 +
:七つの特異点を越え、多くの戦いを乗り越えた事で彼女は歴としたひとりの人間、
 +
:借り物ではないサーヴァントとして成長した。
 +
 
 +
:真名を知り得なかった彼女が使っていた仮想宝具、人理の礎(ロード・カルデアス)。
 +
:それは“人類の未来を見る”という、
 +
:彼女の根底にある願いがカタチになったものだった。
  
; いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)
+
:……人理焼却を巡る戦いはじき終わる。
: ランク:B+++<br />種別:対悪宝具
+
:彼女の旅はどのような結末を迎えるのか。
: 英霊・ギャラハッドが持つ宝具であり、「人理の礎」の本来の姿。白亜の城キャメロットの中心、円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守り。前方に白亜の城を展開する。
+
:その雪花のような光景を、
: 強度は使用者の精神力に比例し、使用者の心が折れなければその城壁と正門も決して崩れないが、逆に言えばその心に迷い・曇り・汚れがあれば綻びを生み、壊されてしまう。初めてその真名を解放した時は通常の規格の宝具の最高級火力よりも桁違いの威力を有していた獅子王の「最果てにて輝ける槍」を[[ベディヴィエール]]の指南もあって防ぎ切った。
+
:星の獣は静かに見守り続けている。
: またこの多くの英雄が集った円卓は「英霊を集める」ものであるためカルデアが英霊の召喚を安定させるための触媒としても使用されており、マシュと契約していること自体が多くの英霊を集める下地となっている。
 
:『Grand Order』ではゲーム的に「味方全体の防御力をアップ(3ターン)〈オーバーチャージで効果UP〉&ダメージカット状態を付与[Lv.1~](3ターン)+自身を除く味方全体の攻撃力をアップ(3T)」として設定されている。防御力アップ、ダメージカットそれぞれが(宝具レベルが上昇したことで)「疑似展開/人理の礎」より強化されており、また倍率の大きい攻撃力アップ効果が追加されたため、攻防ともに味方を大きく強化する。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===MELTY BLOOD===
 +
; [[MELTY BLOOD: TYPE LUMINA]]
 +
: DLCキャラとして参戦。
 +
 +
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 主人公のパートナーとなるシールダーのサーヴァントとして登場。レア度は☆3(R)→☆4(SR)。
+
: 主人公が最初に出会う少女であり、パートナー。ゲーム内においては初期実装かつプレイ開始時から所持しているサーヴァントで、唯一編成コストが0。
: キャラクターデザインは武内崇。設定作成は奈須きのこ。
 
 
: レア度が設定されているのはシステム上のもので、召喚(ガチャ)から登場することはなく、また他のサーヴァントと違ってシナリオの進行に伴ってレベル上限の解放、及び絆レベル、レア度の上昇が行われる特別な扱いをされる。
 
: レア度が設定されているのはシステム上のもので、召喚(ガチャ)から登場することはなく、また他のサーヴァントと違ってシナリオの進行に伴ってレベル上限の解放、及び絆レベル、レア度の上昇が行われる特別な扱いをされる。
: また、第五章途中で発生するイベントで「より強い決意の表れ」として戦闘モーション及び戦闘中のボイスの大半が一新される。
+
: 特に第六特異点後半からクリアにかけて、宝具の真名解放による変化および宝具レベルの上昇、そしてレア度が上昇することによる基礎ステータス及び上限レベルの変更(順番はこちらが先)と、大きく強化される。
: 特に第六章後半からクリアにかけて、宝具の真名解放による変化および宝具レベルの上昇、そしてレア度が上昇することによる基礎ステータス及び上限レベルの変更(順番はこちらが先)と、大きく強化される。
+
: また、第五特異点途中で発生するイベントで「より強い決意の表れ」として戦闘モーション及び戦闘中のボイスの大半が一新される。そのあと前述のレア度上昇によって戦闘グラフィックが変化するが、これは他のサーヴァント同様外見のみでモーションやボイスは一新後のものと共通。
: クラスの都合上弱点が存在しないことに加え、宝具・スキル共に守りに特化した盾役だが、反面攻撃力は低く、相手の弱点も突けないので攻撃性能は最低クラスと両極端。攻撃力は高いが非常に脆いバーサーカーなどと並べてそれを守るといった形で真価を発揮するため、お手軽に使いやすいという類ではなく、むしろ玄人好みの性能と言える。
+
: 『復刻:カルデアサマーメモリー ~癒やしのホワイトビーチ~ ライト版』開催に伴い、水着霊衣である「常夏の水着」が実装された。
: また、他のサーヴァントには存在するコストの値が「0」(概念礼装を装備した場合はその分上昇する)という特殊性も有しており、パーティの構成の自由度を上げられる利点を持つ。高コストのイベント礼装を大量に装備させる場合などにお世話になるマスターも多い。
+
: 2部1章『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』開幕に伴い、マシュの性能が変わる「オルテナウス」霊衣が実装されている。
: セクシーな衣装のせいか、主に男性サーヴァントから度々セクハラを受ける。ちなみに、カエサルによるとバストサイズはネロよりは下とのこと。
+
: 後の2部5章『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』開幕時には、上記のオルテナウスのバイザー無しバージョンである「オルテナウス(改修型)」霊衣が実装。
 +
: 『サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~』開催に伴い、2つ目の水着霊衣である「常夏の水着Ver.02」が実装された。
 +
: 『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「Bright Voyager」が実装された。
 +
; [[Fate/Grand Order Arcade]]
 +
: こちらでも初期実装かつプレイ開始時から所持しているサーヴァントであり、コストも0。
 +
: また霊基再臨回数やレア度も、アプリ版よろしくストーリーを進めていくことで上昇する。
 +
: なおストーリーが少ない関係上、宝具レベルは『[[臨界繁栄都市 バビロン]]』のクリアでレベル5を達成でき、『[[背徳果実都市 リリムハーロット]]』のクリアで絆レベル上限が10となって聖杯転輪が解禁される。
 +
: 霊衣としては、「FGO 冬祭り 2018-2019 ~トラベリング大サーカス!~」のキービジュアルで見せたサーカス団員姿となる総身霊衣「華麗なるサーカス団員」が実装されている。
 +
; [[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]
 +
: 主人公と共にロストルームへと誘われ、ダンスを踊る事に。
 +
: ゲーム内では彼女の振り付けに合わせて画面をタップし、ハイスコアを狙う。
 +
 
 +
===Fate関連作品===
 +
; [[Fate/Grand Order|Fate/Grand Order -turas rèalta-]]
 +
: ゲームではずっと一緒に行動しているが、別マガ版コミカライズではレイシフト直後にはぐれ、アサシンに襲撃されたタイミングで英霊状態で助けに来てくれる。
 +
: なお、助けに来た時の状況も「咄嗟に逃げ込んだ武家屋敷で敵に全力で蹴っ飛ばされて土蔵に転げ込み、危機的状況で助けが入り、倒れた状態で逆光の中見上げる」という、完全に[[衛宮士郎]]と[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を意識した構図になっている。
 +
 
 +
; [[氷室行進曲 冬木Game Over]]
 +
: 藤丸立香の奥義によって召喚されるものの、まだレベルが低かったために5秒程で消えてしまった。
 +
 
 +
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 +
: 準レギュラー。主人公にやたらと弄られる。
 +
: 後に「マンガで分かるライダー」のマスターとなり、カルデアの聖杯戦争に巻き込まれるハメに。
 +
 
 +
;[[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 +
:準レギュラー。授業の進行に併せて絵を描く事も多いが、出来はお察しである。
 +
 
 +
; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 +
: 準レギュラー。基本食べる側だが、歴史の知識が多少はあるので解説をすることも。
 +
 
 +
; [[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 +
: 準レギュラー。主人公の天然な言動に振り回されているが、彼女もそこそこ天然気味。
 +
 
 +
; [[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 +
: 端役としてたびたび登場していたが、31話でメインを担当。
  
 +
===その他===
 
; [[コハエース]]
 
; [[コハエース]]
 
: 型月一武道会に[[坂田金時]]とペアを組んで出場。
 
: 型月一武道会に[[坂田金時]]とペアを組んで出場。
102行目: 208行目:
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 相も変わらずの後輩属性のために可愛がられ、生徒会に勧誘される。
 
: 相も変わらずの後輩属性のために可愛がられ、生徒会に勧誘される。
 +
 +
===外部コラボ===
 +
; デスクトップアーミー
 +
: メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ。『Fate/Grand Order』コラボ第一弾として出張した。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 +
==== カルデア関係者 ====
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
: マスター。「先輩」と呼び慕い、彼(彼女)に対して何かと世話を焼く。「マスター」呼称を使うことも多く、その時はサーヴァントに徹している。
+
: マスター。「先輩」と呼び慕い、彼(彼女)に対して何かと世話を焼く。サーヴァントに徹している時は「マスター」呼称を使うことも多い。
: ムック本付属ドラマCDの収録現場では、声優を務める種田氏に奈須先生は「(主人公に対して)まだ自覚はしてない淡い恋心を抱いているような感じで」という演技指導をしたとのこと。
+
: サーヴァントになってからは主人公の力になろう、主人公の役に立とう、と頑張る。マシュはそれが何より嬉しいと思っている。
 +
: あまり「!」を使わないマシュが戦闘時に「マスター、指示を!」「先輩、お願いします!」と強く言うのは、“弱いわたしを助けてください!” というお願い&信頼の顕れ。
 +
: ムック本付属ドラマCDの収録現場では、初期に声優を務めていた種田氏に奈須先生は「(主人公に対して)まだ自覚はしてない淡い恋心を抱いているような感じで」という演技指導をしたとのこと。
 +
: また、何かとマスターに権力を持たせたがる節があり、マスターが何らかのリーダーや長に就くと明らかにテンションが上がる。
 +
 
 
; [[オルガマリー・アニムスフィア]]
 
; [[オルガマリー・アニムスフィア]]
: 同じカルデアの一員。冬木での言動から、局員として十分に信頼していることが窺える。ただ、当初はその生い立ちからマシュに復讐されるのではと恐れてもいたらしい。
+
: 同じカルデアの一員。冬木での言動から、局員として十分に信頼していることが窺える。ただ、当初はその生い立ちからマシュに復讐されるのではと恐れていたらしい。
: マシュの側は特にそんな気はなかったようで、同じように信頼を寄せている。
+
: しかしマシュにそんな考えは一切なく、同じように信頼を寄せている。おそらく、その態度を受けてオルガマリーも考えを変えたものと思われる。
 +
 
 
;[[ロマニ・アーキマン]]
 
;[[ロマニ・アーキマン]]
: たいへんお世話になっているので信頼も信用もしている。マシュにとっては隣の家の親切な父親とも、隣の家の親切なお兄さんとも取れる人物。
+
: たいへんお世話になっているので信頼も信用もしている。マシュにとっては隣の家の親切な父親とも兄とも取れる人物。
 
: 親しさの裏返しなのか、時に頭痛を覚えるほどお気楽な彼の言動にはきついツッコミを入れることもある。
 
: 親しさの裏返しなのか、時に頭痛を覚えるほどお気楽な彼の言動にはきついツッコミを入れることもある。
 
: ロマニの事は普段「ドクター」と呼ぶが、前述したようにボケがあまりにも酷いと辛辣な評価を下す形で「Dr.ロマン」と呼んでいる。
 
: ロマニの事は普段「ドクター」と呼ぶが、前述したようにボケがあまりにも酷いと辛辣な評価を下す形で「Dr.ロマン」と呼んでいる。
 +
 
; [[フォウ]]
 
; [[フォウ]]
 
: カルデア内を闊歩する彼(?)に非常に懐かれており、スキあらば肩を(乗り場的な意味で)狙われるらしい。フォウに直感的に(鳴き声を聞いたから)「フォウ」と名付けた。
 
: カルデア内を闊歩する彼(?)に非常に懐かれており、スキあらば肩を(乗り場的な意味で)狙われるらしい。フォウに直感的に(鳴き声を聞いたから)「フォウ」と名付けた。
 
:ちなみにマシュはフォウを「フォウさん」と敬称付で呼んでいる。
 
:ちなみにマシュはフォウを「フォウさん」と敬称付で呼んでいる。
 +
 
; [[レフ・ライノール]]
 
; [[レフ・ライノール]]
: 二年の間、魔術部門の恩師であるが、敵対関係に。
+
: 二年間限定だが、魔術部門の恩師で。彼がカルデアを爆破した際、 マシュも巻き込まれた。以降は敵対関係に。
: しかし、彼もまた例外的にマシュを"一人の人間"として扱っていたため、マシュは彼が悪人だという意識が持てないでいる。
+
: しかし、彼もまた例外的にマシュを“一人の人間”として扱っていたため、マシュは彼が悪人だという意識が持てないでいる。
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;[[クリプター|Aチーム]]
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:主人公に出逢う前、カルデアにいた頃のかつての仲間達。マシュが“心”を得る前だったこともあり、あまり仲間同士での接点はなかったが、彼女が知らない所で[[オフェリア・ファムルソローネ|幾]][[スカンジナビア・ペペロンチーノ|人]][[ベリル・ガット|か]]<ref group="">その内ベリルの人物像や、彼が過去に自分へ向けていた『愛情表現』について主人公に黙っていたのは、当時マシュが人としての感情や感覚を十二分に把握出来ておらず、その意図も理解していなかったので半ばなすがままの状態であり、後々に主人公やサーヴァント達、及び特異点や異聞帯における現地人との交流を経てあの時の事実を客観的に見つめ直し、今の自分に置き換える事で改めてその異常性と嫌悪感に気づいたからだと思われる。</ref>。に影響を与えていた。マシュにもまた『仲間意識』があり、全てが終わったらもう一度向き合いたいと思っていた。
 +
 
 +
==== サーヴァント ====
 
; [[ギャラハッド]]
 
; [[ギャラハッド]]
 
: 融合しているサーヴァント。マシュにとっては二度に渡って命を救われ、戦う力を授けてくれた恩人。
 
: 融合しているサーヴァント。マシュにとっては二度に渡って命を救われ、戦う力を授けてくれた恩人。
: デミ・サーヴァントとなったマシュの中には既に彼の意識は残っていないが、サーヴァントとしての霊基を通してマシュに影響を与えている。
+
: デミ・サーヴァントとなったマシュの中には既に彼の意識は残っていないが、サーヴァントとしての霊基を通してマシュに影響を与えている。
; [[ランスロット]]
+
:第一部クリア後は詳細不明だがギャラハッドの力を失ってしまうも、[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|ブリテン異聞帯]]で彼女が戦う決意を示した時は改めて力を貸した。
 +
 
 +
; [[ランスロット〔セイバー〕]]
 
: 融合しているギャラハッドの父親。
 
: 融合しているギャラハッドの父親。
: 上述の通りマシュはギャラハッドの霊基から感情面で影響を受けているようで、基本的に礼儀正しい態度で他人と接するいつもの彼女からは信じられないほどの辛辣な言動で対応する。
+
: 上述の通りマシュはギャラハッドの霊基から感情面で影響を受けているようで、基本的に礼儀正しい態度で他人と接するいつもの彼女からは信じられないほど辛辣に対応し<ref group = "注">特にランスロットが女性絡みに関するプレイボーイな一面を見せた時に強まる傾向がある。</ref>、劇場版『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』後編では一方的に叩きのめし、それがランスロットに決意を起こさせる引き金となった。
; [[クー・フーリン]]
+
 
 +
; [[クー・フーリン〔キャスター〕]]
 
: デミ・サーヴァント化してから初めて出会ったまともなサーヴァント。
 
: デミ・サーヴァント化してから初めて出会ったまともなサーヴァント。
 
: ごく自然にセクハラしたり、宝具の使用法が解らないマシュに稽古をつけてやったり、悩んでいるときにアドバイスを送ってやったりと、かなり世話を焼かれている。
 
: ごく自然にセクハラしたり、宝具の使用法が解らないマシュに稽古をつけてやったり、悩んでいるときにアドバイスを送ってやったりと、かなり世話を焼かれている。
 +
 
; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
: 「人間は好きなものを自分で選べる」という[[マリー・アントワネット|マリー]]の今際の言葉が理解出来ない故に彼女と旧知の仲たる彼に質問してみた所、「人間は何かを好きになる義務がある」と説かれる。
 
: 「人間は好きなものを自分で選べる」という[[マリー・アントワネット|マリー]]の今際の言葉が理解出来ない故に彼女と旧知の仲たる彼に質問してみた所、「人間は何かを好きになる義務がある」と説かれる。
 
: 世界からあらゆるものを受け取って、いつか世界を越えよと激励を受けた。偉大なる音楽家の善や悪を超越した人間賛歌に感銘を受け、彼女は一歩成長する。
 
: 世界からあらゆるものを受け取って、いつか世界を越えよと激励を受けた。偉大なる音楽家の善や悪を超越した人間賛歌に感銘を受け、彼女は一歩成長する。
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: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではさらに掘り下げが成されており、上記の経緯の後、サンソン相手に苦戦する彼に対し、初めて自分から「誰かを助けたい」という思いを抱いた。
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; [[ブーディカ]]
 
; [[ブーディカ]]
 
: 世話焼きの彼女の心の琴線に触れたのか、まるで妹か娘のように可愛がられる。また、融合している英霊について何か感じ取ったような言動を見せていた。
 
: 世話焼きの彼女の心の琴線に触れたのか、まるで妹か娘のように可愛がられる。また、融合している英霊について何か感じ取ったような言動を見せていた。
 
: 抱きしめられるのは胸で苦しいやら気恥ずかしいやらでやや遠慮気味。
 
: 抱きしめられるのは胸で苦しいやら気恥ずかしいやらでやや遠慮気味。
 
: まっとうな人格者であるため信頼は厚いようで、「頼りになって、優しくて、抱きしめられるとほわっとする」とのこと。
 
: まっとうな人格者であるため信頼は厚いようで、「頼りになって、優しくて、抱きしめられるとほわっとする」とのこと。
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; [[フランケンシュタイン]]、[[呂布奉先]]
 
; [[フランケンシュタイン]]、[[呂布奉先]]
 
: 呻き声の意味を理解できる。
 
: 呻き声の意味を理解できる。
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; [[ランスロット|ランスロット(狂)]]
 
; [[ランスロット|ランスロット(狂)]]
: 同上。また、セイバーのランスロットと異なり正体に気がついていないのか、親しげに会話している。
+
: 同上。また、セイバーのランスロットと異なり親しげに会話している。<del>あっちのお父さんは泣いてもいい</del>
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; [[エミヤ]]
 
; [[エミヤ]]
 
: 彼のことも「エミヤ先輩」と呼び歴戦のサーヴァントとして敬っている。また、彼の方も主人公とマシュには存分に世話焼きぶりを発揮している。
 
: 彼のことも「エミヤ先輩」と呼び歴戦のサーヴァントとして敬っている。また、彼の方も主人公とマシュには存分に世話焼きぶりを発揮している。
 
: 歴史・伝説上の人物ではないということで気安く接しやすいのか、あるいは[[間桐桜|本家後輩]]リスペクトか。
 
: 歴史・伝説上の人物ではないということで気安く接しやすいのか、あるいは[[間桐桜|本家後輩]]リスペクトか。
: レフの言によれば「マシュにとって主人公ぐらいの年頃の人間はみんな先輩」とのことなのだが、実際にマシュが主人公以外で「先輩」と呼ぶキャラクターは他に全くいない。というかエミヤと主人公では歳が近いかすら怪しいところだが……。
+
: レフの言によれば「マシュにとって主人公ぐらいの年頃の人間はみんな先輩」とのことなのだが、実際にマシュが主人公以外で「先輩」と呼ぶキャラクターは未だに確認できていない。というかエミヤと主人公では歳が近いかすら怪しいところだが……。
 +
 
 
; [[エドワード・ティーチ]]
 
; [[エドワード・ティーチ]]
 
: 四六時中アレな発言を垂れ流しているため、最早発言に怒ったり驚いたりせず無視を決め込んでいる。
 
: 四六時中アレな発言を垂れ流しているため、最早発言に怒ったり驚いたりせず無視を決め込んでいる。
 +
: しかし彼の「~~氏」呼びが感染してしまった一人でもあり、彼とのイザコザが終わった後に彼の話題で数度「黒髭氏」と呼んでいる。
 +
 +
;[[ギルガメッシュ]]
 +
:彼の[[幕間の物語]]「天の理」では、[[エルダードラゴン]]の様子を見て「ギルガメッシュが関わると思いっきり怖いのか、思いっきりおかしいのしか出てこない」と呆れていた。
 +
 
; [[モードレッド]]
 
; [[モードレッド]]
 
: 二つの特異点においてそれぞれ味方、敵として出会う。どちらにおいても、マシュと融合しているサーヴァントの正体及びマシュの盾の特性を把握していた。
 
: 二つの特異点においてそれぞれ味方、敵として出会う。どちらにおいても、マシュと融合しているサーヴァントの正体及びマシュの盾の特性を把握していた。
 +
 
; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]
 
; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]
 
: 愛読者。特に「人魚姫」がお気に入りのようだが、彼の少女の夢を破壊するようなやさぐれた言動には辟易している。
 
: 愛読者。特に「人魚姫」がお気に入りのようだが、彼の少女の夢を破壊するようなやさぐれた言動には辟易している。
 +
 
; [[シャーロック・ホームズ]]
 
; [[シャーロック・ホームズ]]
: 彼の物語についても愛読していたようで、英霊として現れた彼に尊敬の念を表しており、あちらもそんなマシュに好意的。
+
: 彼の物語についても愛読していたようで、英霊として現れた彼に尊敬の念を表しており、あちらもそんなマシュに珍しく好意的。
 +
:第2部6.5章で彼が霊基消滅という形で戦線離脱してしまった際は、「原作で復活を遂げたように、サーヴァントの彼もきっとまた戻って来てくれる」と激励の言葉をかけ皆を鼓舞させた。
 +
 
 +
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 +
:セイバーオルタとは別人として接する。
 +
:目的の為に意図的に作られた、という点で似ている。
 +
 
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]
: 期間限定イベント『セイバーウォーズ』にて、事前登録特典として1体のみ配布された彼女と「宝具成長しない同盟」を結成。
+
: 期間限定イベント『セイバーウォーズ』にて、事前登録特典として1体のみ配布されていた彼女と「宝具成長しない同盟」を結成。
: しかし、『セイバーウォーズ』はそのリリィを配布して宝具レベルを上げられるようにするイベントなので、すぐに崩壊する運命にある哀しい同盟なのであった。現在では第6章実装によりマシュもめでたく宝具レベル2となったが、やっぱりそれ以上は上げられない。
+
: しかし、『セイバーウォーズ』はそんなリリィを配布して宝具レベルを上げられるようにするイベントなので、すぐに崩壊する運命にある哀しい同盟なのであった。現在ではストーリーを進めることによりマシュもめでたく宝具レベル3まで上げられるようになったが、それ以上はやはり時を待つ必要がある。
 +
 
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
: 死が怖いと言った自分にその恐怖を楽しめと言った人物。
+
: 死が怖いと言った自分にその恐怖を楽しめと言った人物。後、亜種特異点Ⅰでは明確に配下として扱われている。
 +
 
 
; [[タマモキャット]]
 
; [[タマモキャット]]
 
: 料理の師匠。ついでに恋愛関係のアドバイスも受けている。
 
: 料理の師匠。ついでに恋愛関係のアドバイスも受けている。
 +
 
; [[レオニダス一世]]
 
; [[レオニダス一世]]
 
: 同じ盾使いということで、最大限にリスペクトしている。
 
: 同じ盾使いということで、最大限にリスペクトしている。
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)]]
+
: レオニダスがメインストーリーで初登場した第二章では何の接点もなく、イベントでマシュがやたらに熱く語っているだけの関係だったが、第七章では味方として関わりを持つことになった。
 +
 
 +
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]]
 
: 自分よりも年下の相手は珍しいのか、積極的に面倒を見ようとする。
 
: 自分よりも年下の相手は珍しいのか、積極的に面倒を見ようとする。
 
: 同時に、どんなに過酷な運命に置かれても決して諦めようとしない強さを見て、その支えになろうとしている。
 
: 同時に、どんなに過酷な運命に置かれても決して諦めようとしない強さを見て、その支えになろうとしている。
  
== 名台詞 ==
+
; [[沖田総司〔オルタ〕]]
===Fate/Grand Order===
+
: 主人公に対して過剰に懐いているためか、若干当たりがきつい。
;「戦闘です。マスター、指示を」<br />「武装完了……行きます、先輩!」
+
 
: モーション変更前の戦闘開始時の台詞。武器を装備し、マスターでもある先輩の指示を仰ぐ。
+
;[[ポール・バニヤン]]
 +
:彼女が「友達」と明言した数少ない人物。お互い「人為的に創られた存在」という事でシンパシーを感じるのだろうか。
 +
 
 +
; [[紫式部]]
 +
: 『ボイス&レター・これくしょん!』にて、彼女が開催した作文教室に通い、主人公に対する感謝の手紙を作っていた事が示唆されている。
  
;「見ていてください、マスター」<br />「武装完了……行きますね、先輩」
+
;[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕]]
: モーション一新後の戦闘開始時の台詞。若干の自信とマスターに自分の勇姿を見せたいという思いが伝わって来る。
+
:いつの間にかカルデアに居たサーヴァントだが、セラフィックスでの顛末は歴史に残っていない為「とても頼りになる、有能な人」と真相を知っていたら卒倒しそうな程信頼している。
  
;「はい…」<br />「了解です」<br />「行きます」
+
;[[清姫]]、[[源頼光]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]
: モーション変更前のカード選択時の台詞。マスターの指示に従順に従う。
+
:『ハロウィン・カムバック』で、彼女達を『'''マイルームの寝床に勝手に入り込んでくるトリオ'''』と称した。
  
;「はい」<br />「落ち着いて……落ち着いて……」<br />「了解、押し切ります」
+
;[[マルタ]]、[[牛若丸]]、[[荊軻]]、[[マタ・ハリ]]
: モーション一新後のカード選択時の台詞。より強い決意と共に、決意による緊張が見て取れる。
+
:『二代目はオルタちゃん』で、彼女達の宴会を『'''へべれけ残念女子会'''』と称した。
  
;「真名、偽装登録――行けます」<br />「宝具、展開します……!」
+
;[[クリストファー・コロンブス]]、[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]
: 宝具選択&発動。台詞の通り真名解放ではないが、真名解放出来ずとも、マスターを守る壁となる。
+
:劇中でも非常に珍しい、マシュが面と向かって嫌悪感を顕にした外道な人物達。
  
;「真名、開帳――私は災厄の席に立つ……」<br />「其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷――顕現せよ、『<ruby>いまは遙か理想の城<rb></rb><rt>ロード・キャメロット</RT></RUBY>』!」
+
;[[ハベトロット]]
: 真名解放後の宝具選択&発動。顕現した白亜の城は、使い手の心に曇り無き限りあらゆる害悪を阻み、その正門は決して崩れない。
+
:ブリテン異聞帯にて、シェフィールドの砦城で出逢った糸紡ぎの妖精。前半で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に変わって彼女をサポートする役割を担う。
 +
:また過去のブリテン異聞帯では彼女と約束を交わし、その約束のために親身になってもらったり、彼女自身の身を犠牲にしながらも、「ブラックバレル」を送り届けてもらうなど多大なサポートを受けた。
 +
:汎人類史の彼女がカルデアに召喚されてからは、自身の守護霊として支援をされている。
  
;「これで、倒れて!」
+
;[[救世主トネリコ]]
: エクストラアタック時の台詞。彼女は英霊と融合しただけであり、決して英雄ではない。
+
:ブリテン異聞帯にて、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]の「水鏡」によって過去に飛んだ際に出会い、行動を共にすることとなった妖精。
 +
:その時は自身の存在が消えないよう配慮をしてもらった他、別れ際には自身に眠る力についてアドバイスをもらった。
 +
:カルデアに召喚された彼女には信頼を寄せている様だが、トネリコからはそれが悲しみを帯びたものであることを見抜かれている。
  
;「これで、倒します!」
+
;[[ラーヴァ/ティアマト]]
:モーション一新後のエクストラアタック時の台詞。経験を積んだことでの心境の変化を感じさせる。
+
:『Fate/Grand Order Arcade』で共演。
 +
:その母性っぷりに「主人公は自分が抱えていくから防御を頼む」という普段なら即答できないようなお願いについ頷いてしまったり、うっかり「ティアマトお母さん」と言ってしまったりと懐きまくっている。
 +
:なお、アーケード世界のマシュは『Fate/Grand Order』本編の世界とは微妙に異なっているため、[[ティアマト]]そのものとはまったく面識がない。
  
; 「最大火力、発揮します」
+
;[[ヴラド三世 (Grand Order)|ドラキュラ]]、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|モンテ・クリスト]]、[[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ]]
: スキル使用時の台詞の一つなのだが、彼女のスキルは全て防御系のものであり、「火力」と言えるような部分には一切影響しない、いささか不可解な台詞。
+
:マシュが個人的に「三大伯爵」と呼んでいる三人。
 +
:ドラキュラと混同されているヴラド三世とは面識があり、彼の幕間の物語「レジェンド・オブ・ドラキュリア Ⅰ」では特異点に同行しているものの、彼にとっての地雷であるため目の前ではドラキュラの名前はぼかしている。
 +
:モンテ・クリスト伯爵を名乗っていた巌窟王ことエドモン・ダンテスとは、あまり話したことがないとのこと。彼が霊基を変化させた[[巌窟王 モンテ・クリスト]]とは未だ面識がない。
 +
:カリオストロに関しても未だ面識がないものの、フェルセン伯爵とどちらを第三の伯爵にしようかと迷っていた様子。
 +
:ただし「異星の使徒」として召喚されたカリオストロとは面識があり、カリオストロとは気づかなかったものの[[U-オルガマリー]]の遺体を悪用していたため、あまり良いイメージを持っていない。
  
; 「シールドエフェクト、発揮します」
+
==== その他 ====
: CV変更後はこちらに変更された。全台詞中、CV変更に伴って「内容」が変わったものはこれだけ。やはり開発上の意図通りの台詞ではなかったのだろうか。
+
;ドクター・ドリトル
 +
:動物と話せることに憧れてはいるが、ニュアンスまでしか分からない自分には才能がないと考えている。
 +
:主人公からは動物話せる人はあんまりいないから大丈夫、と言われている。
  
; 「ステータスアップ……頑張ります」
+
;ロブ、ワグ、ウィンキー
: スキル使用時の台詞の一つ。確かに防御力を上げられるが、こちらも見方によっては違和感のある言い回しではある。
+
:ブリテン異聞帯で記憶を失くした自分を保護し「アニス」という仮名をくれた妖精達。
 +
:彼等の生き様と最後に託した願いが、彼女を奮い立たせると同時にギャラハッドの力を再び呼び起こした。
  
; 「ステータスアップ。これで耐えます」<br>「まだ、倒れません」
+
;[[ボガード]]
: 第五章以降のスキル使用時の台詞の一つ。シールダーらしく耐えることを宣言する。
+
:ブリテン異聞帯でマシュを『花嫁』という形で匿ったシェフィールドの領主。
  
; 「だめ…まだ、戦わなく…ちゃ…」<br />「ごめん…なさい……」
+
;[[カマソッソ]]
: 消滅時の台詞。マスターに対する申し訳なさが伝わって来る。
+
:南米異聞帯では主人公の令呪を勝手に使用して、サーヴァント達をオルタ化させまくっていたため、'''『重犯罪蝙蝠(クライムマン)』'''呼ばわりして敵視していた。
  
; 「見事な采配です……先輩」<br />「戦闘終了。…何とかなりましたね」
+
;[[テペウ]]
: 戦闘終了時の台詞。マスターを褒め、戦闘が無事終わった事を安堵する。
+
:南米異聞帯の住人。
 +
:[[ORT〔亜種〕|ORT]]との決戦時には戦場に向かおうとする彼を止めようとするものの、その理由と信念を聞き、感謝と励ましの言葉を貰って、泣きながらも笑顔で彼を見送った。
 +
:彼からすると初対面でマシュが武器を構えずに、まず挨拶をしてくれたことがとても嬉しかった様子。
  
;「戦闘終了……。あの、お役に立てましたか……?」
+
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
: 第五章以降の戦闘終了時の台詞。役に立っているか不安な模様。
+
;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)]]
 +
:マスター。
 +
:奇矯な言動やセクハラに振り回されてばかりだが、<del>主に性的に</del>依存気味。
 +
:第二部時空ではこれまでの行動にいい加減思うところがあったのか別れて別行動中。
  
;「お疲れ様です。レベルアップですよ、先輩」
+
;[[マンガで分かるライダー]]
:レベルアップ時の台詞。レベルアップさせてくれた主人公を労う言葉。
+
:サーヴァント。
 +
:マスターとしてはきちんと認められているが、若干フリーダムな性格なので振り回されがち。
 +
:後に彼女に裏切られて勝手に聖杯戦争を始められたため、「自分が育てたのに人の道に外れてしまった」と嘆いている。
  
;「少しはサーヴァントらしくなってきたでしょうか…」<br />「基礎能力向上。レベルアップです、マスター」<br />「もっと先輩のお役に立てるよう……頑張ります」
+
;[[マンガで分かるセイバー]]
:霊基再臨1回目、2回目、3回目の台詞。成長する過程で、マシュは充分[[サーヴァント]]に相応しい活躍をして来たが……まだまだ不安は拭えない様子。
+
:サーヴァント。
 +
:上記の裏切りの後にアルトリアから預けられたうどんサーヴァントの幼体を成長させた結果誕生した。
  
;「探索を続行しますか? 私はいつでもOKです」
+
;[[メアリー・アニング|マンガで分かるランサー]]
:マイルームでの会話「会話1」。暗に自身の休憩はいらないと言いつつ、マスターの事を気遣う台詞。
+
:主人公を背後から貫いたり、[[大黒天|キャスター]]の陣地に蹴り落としたりと碌でもないことをされたのを根に持っていたようで、捕獲時には上記のセイバーの手を借りて、彼女のイクチオサウルスを楽器に改造して演奏を聴かせるという慰問行為(という名の嫌がらせ)で意趣返しをした。
  
;「まだまだ未熟なサーヴァントですが、先輩の力になれるよう努力します」
+
;[[芥ヒナコ]]
:マイルーム会話「会話2」。自分のサーヴァントとしての力にに自信がない模様。
+
:クリプターの一人。
 +
:ゲーム本編とは打って変わってセンパイ呼びして懐きまくっている。当初は先輩の代用のように扱っていた。
  
;「好きなもの? 空の色とか、地面の匂いとか…好きです」<br />「嫌いなもの? …すみません。目下のところ、そこまで否定するべきものはありません」
+
=== MELTY BLOOD: TYPE LUMINA ===
:マイルーム会話「好きなこと」「嫌いなこと」。普通の人間にしてみれば「ごく当たり前なこと」を特別なものと感じ、何かを特別嫌うだけの経験もないと言う。
+
;[[ネコアルク]]
 +
:同じDLCでの参戦キャラ。
 +
:カルデアでイロモノどもに慣れているためか、怪生物っぷりについては完全にスルーしている。
 +
:持ち前の天然っぷりで明らかに裏がある胡乱な言動を信じながら一緒に様々な世界を回っていく。
  
;「聖杯を探索し、回収することが私の使命です。頑張りましょう、マスター」
+
;[[シエル|完全武装シエル]]
:マイルーム会話「聖杯について」。聖杯を回収する事を自身の使命としている。
+
:戦闘前ボイスでサインをねだっている。
 +
:彼女からも記念写真をと返されており、別作品のヒロイン同士良好な関係である模様。
  
;「将来的には、アイコンタクトだけで戦闘、炊飯、掃除、談話ができる……そんな関係を目指しています」
+
;[[ノエル|死徒ノエル]]
: マイルームでの会話。…どんな関係だろうか。というか、目くばせだけでいいのなら"談話"とは呼ばない気が…。
+
:いろいろと英霊を見てきているためか、彼女については「絶望に酔っているだけ」とバッサリ切り捨てている。
  
;「外の世界はすごいですね。カルデアでは知りえなかった情報ばかりで……毎時間新しい発見の連続です。先輩は、どうですか?」
+
;[[遠野志貴]]
: マイルーム会話「絆レベル1」。カルデアで生まれ育った彼女は、カルデア以外のことを知らない。
+
:同じ一作品のメインキャラ同士の間柄。
: この会話が開放されるのは序章クリア直後であり、その時点ではまだ語られないマシュの素性を窺わせる台詞となっている。
+
:彼について「シバの危険予知が一切鳴りやまないなんて[[“山の翁”]]以来だった」と戦慄していた。
  
; 「私達の時代に至るまで、多くの人々の戦いと、生活があった。歪んだものとはいえ……人類史をこうして肌で感じられる事は、私にとって幸福な事だと思います」
+
;[[翡翠]]
: マイルーム会話「絆レベル2」。歪んだものとはいえ、多くの人々の紡いだ人類史を感じている。
+
:実物のメイドを見るのは初めてだったようで、興味津々でいろいろと教えてもらいたがっていた。
  
;「不謹慎だと自覚していますが……わたしはこの旅に感謝しています。わたしは、もっと多くの空を見たいと感じています。それに……先輩のお役に、もっと立ちたいんです」
+
== 名台詞 ==
: マイルーム会話「絆レベル3」。彼女が今まで見ることも触れることもなかった「世界」。それを見て、感じる喜びを示しつつ、慕っている先輩の力になりたいと願っている。
+
===Fate/Grand Order===
 +
====戦闘====
 +
;「真名、偽装登録───行けます」<br>「宝具、展開します……!」
 +
: 宝具選択&発動。台詞の通り真名解放ではないが、真名解放出来ずとも、マスターを守る壁となる。
  
;「あと一つで、魔術王の企みは崩壊する……。先輩の旅も、サーヴァントとしての私の在り方も、もうじき終わるんですね」
+
;「真名、開帳───私は災厄の席に立つ……」<br>「それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷───顕現せよ、『<ruby><rb>いまは遙か理想の城</rb><rt>ロード・キャメロット</rt></ruby>』!」
: マイルーム会話「絆レベル4」。第六章終盤で開放される(内容的には、そのまま第六章を終了させてカルデアに戻ってきた後を想定していると思われる)。果たして、彼女の旅路の果てに待つものは何なのか。
+
: 真名解放後の宝具選択&発動。顕現した白亜の城は、使い手の心に曇り無き限りあらゆる害悪を阻み、その正門は決して崩れない。
 +
: "災厄の席"とは、伝説においてギャラハッドが円卓13番目の呪われた席を選び、その呪いに打ち勝った事からと思われる。
  
;「お誕生日おめでとうございます。大変めでたいので、国を挙げての祭日にするべきではないでしょうか」
+
;「真名、凍結展開───。これは多くの道、多くの願いを受けた幻想の城───呼応せよ、『<ruby>いまは脆き夢想の城<rb></rb><rt>モールド・キャメロット</rt></ruby>』!」
: マイルーム会話「誕生日」。流石に言い過ぎである。というか、ここで指す"国"ってどこだろうか?
+
:オルテナウス霊衣時、第2部7章までの宝具展開。弱体化し、以前ほどの防御力はなくなったものの、それでも彼女は戦い続ける。
  
; 「特殊事象の発生を確認…!先輩、急ぎましょう!張り切ってレアゲットです!!」
+
====マイルーム====
: マイルーム会話「イベント開催中」。案外物欲的……?
 
  
;「まったくもって困りものです。うっかり迷い込んだレベルです。ほぼネコと同義です。」<br />「―――まあ、わたしも同じようなものですが。」<br />「勤めて二年ほど経過しますが、よくわかりません。のんびり忍びこんだレベルです。ほぼワニと同義です。」
+
====本編====
:主人公のカルデアに対する無知(によってオルガマリーが怒っていること)を指摘する、謎の比喩。
+
;「まったくもって困りものです。うっかり迷い込んだレベルです。ほぼネコと同義です。」<br>「───まあ、わたしも同じようなものですが。」<br>「勤めて二年ほど経過しますが、よくわかりません。のんびり忍びこんだレベルです。ほぼワニと同義です。」
 +
: 第一部序章、主人公のカルデアに対する無知(によってオルガマリーが怒っていること)を指摘する、謎の比喩。
  
;「先輩。起きてください、先輩。<br /> ……起きません。ここは正式な敬称で呼びかけるべきでしょうか……<br /> ―――マスター。マスター、起きてください、起きないと殺しますよ。」
+
;「先輩。起きてください、先輩。<br> ……起きません。ここは正式な敬称で呼びかけるべきでしょうか……<br> ───マスター。マスター、起きてください、起きないと殺しますよ。」
:序章、レイシフト直後の初っ端で主人公に言った台詞。突然の不穏な発言に主人公も思わず聞き返すが、本人によると、殺されますよの言い間違いとのこと。
+
: 第一部序章、レイシフト直後の初っ端で主人公に言った台詞。突然の不穏な発言に主人公も思わず聞き返すが、本人によると「殺されますよ」の言い間違いとのことらしい。
  
 
;「マシュ・キリエライトと言います! デミ・サーヴァントです!」
 
;「マシュ・キリエライトと言います! デミ・サーヴァントです!」
: 第三章にて、黒髭から「名前教えてくれないと今夜夢に見ちゃうゾ」と脅されての即答。そんなに嫌だったのだろうか。
+
: 第一部第三章にて、黒髭から「名前教えてくれないと今夜夢に見ちゃうゾ」と脅されての即答。そんなに嫌だったのだろうか。
 
: 余談だが後半については、サテー氏の四コマ漫画のマシュが事あるごとにデミ・サーヴァントだと主張することからのネタだろうか。
 
: 余談だが後半については、サテー氏の四コマ漫画のマシュが事あるごとにデミ・サーヴァントだと主張することからのネタだろうか。
  
;「魔術王ソロモン。あなたはレフ・ライノールと同じです。」<br />「あらゆる生命への感謝がない。人間の、星の命を<ruby><rb>弄</rb><rt>もてあそ</RT></RUBY>んでいる……!」
+
; 「た────あっっっっっ!<br> お──こ──り――ま――し――た――っ!!!!」<br>「完全に怒り心頭です! 私の中にはもういませんが、<br> きっと彼もそうだと思います!」<br>「ですので、代弁させていただきます!<br> サー・ランスロット! いい加減にしてください!」
:第四章でソロモンに対しての台詞。
+
: 第一部第六章にて。自分と融合した英霊の正体を知ったことから、王が過ちを犯していると知りつつ従い続けるランスロットに対し、怒りを爆発させた。
 
+
: その後も彼に対しては辛辣な態度を取り続けることとなった。
; 「た――――あっっっっっ!<br />お――こ――り――ま――し――た――っ!!!!」<br />「完全に怒り心頭です! 私の中にはもういませんが、<br />きっと彼もそうだと思います!」<br />「ですので、代弁させていただきます!<br />サー・ランスロット! いい加減にしてください!」
 
: 第六章にて。自分と融合した英霊の正体を知ったことから、王が過ちを犯していると知りつつ従い続けるランスロットに対し、怒りを爆発させた。
 
 
 
; 「ご安心を、マスター!<br />わたしは決して、あの人には負けませんっ!」<br />「この盾が、この鎧が、この胸が、そう叫んでいるのです!<br />だって、だって――!」<br />(霊基第3段階へ再臨)<br />「わたしはマシュ・キリエライト!<br />与えられた英霊の<ruby><rb>真名</rb><rt>な</RT></RUBY>はギャラハッド!」<br />「この<ruby><rb>霊基</rb><rt>からだ</RT></RUBY>にかけて、<br />今こそ円卓の不浄を断ちましょう――!」
 
:怒りのまま、ランスロットに決闘を申し込んでマスターの度肝を抜いた後に。
 
:これによりマシュの鎧はギャラハッドのものに更に近づき、能力も上昇した。
 
 
 
; 「いえ、ノーです三蔵さん。」<br />「父に見えたのは子供の頃だけ。<br />そうギャラハッド氏の霊基は証言したがっています。」<br />「実際、ランスロット卿とギャラハッド卿の仲は<br />そう良くなかったはず。」<br />「そうですよね、お父さん!」
 
:ランスロットとギャラハッドが親子と教えられ、「親子なの、あの二人!?」と驚愕した三蔵に対する無慈悲な即答。一方で生前は呼ばなかった父呼ばわりを唐突にされたため、ランスロットもショック死しかけていたが、彼の受難はまだまだこれが始まりに過ぎなかった。
 
 
 
; 「穀潰し!<br />顔に似合わずやりますね、お父さん!」<br />「――なにを言ってるんですか?<br />もう一度言いますよ、なにを言ってるんですか?」<br />「いままさに開戦一分前なのに、<br />ランスロット卿は頭の病気なのですか?」<br />「サー・ランスロット!<br />今さらノコノコお疲れ様です!」
 
:上述の台詞の後、第六章後半の各所で容赦なく投げかけられるランスロットへの痛烈な言葉の矢の数々。
 
:<del>もうやめて!ランスロットのライフポイントはゼロよ!</del>
 
 
 
; 「――以上が、ルシュド君とのお別れでした。<br /> わたしには彼の気持ちは分かりませんが、<br /> いま、とても胸が温かくて」<br />「特異点では悲しいことばかり起きますが――<br /> 同じぐらい、良い事があるのだと」
 
: 呪腕のハサンにルシュドとの別れに交わした言葉の内容を語った後で。母の死を受け止め、それでも強く生きようとする少年の言葉は彼女の胸に温かな想いをもたらし、後に奮い立たせる力となった。
 
 
 
; 「でも、私はそれ以上に、あの信頼を信じたい。<br /> あの奇蹟を、大切にしたいのです。」<br />「……はい。<br />わたしは一度、死にました。」<br />「すごい爆発が起きて、瓦礫が落ちてきて……<br />下半身の感覚が、すべて失われて。」<br />「あと二分保たない、と正確に把握もできました。<br />……正直、ちょっと怖かったです。」<br />「残されたわずかな時間で何ができるのかを考えたら、<br />何もできないと分かったので。」<br />
 
:深夜に一人で泣いていたベディヴィエールに会い、成り行きから「獅子王と対決することは怖くないのか」と聞かれ、胸中を語り始める。
 
 
 
; 「――でも。」<br />「手を握ってくれる人がいた。<br />あの炎の中で、助けてくれた人がいた。」<br />「……もちろん、わたしを助けることは不可能です。<br />その人も、それをはっきりと理解していました。」<br />「その人はわたしと違って、自分の命が大切な人です。<br />自分が死ぬ事が怖くて、両膝が震えていました。」<br />「なのに、わたしを気遣ってくれました。<br />わたしのせいで、その人まで死んでしまう――」<br />「そんな思いをわたしがしないようにと、<br />笑顔で、わたしの手を握ってくれたのです。」<br />「……いま目の前にあるわたしの死は変えられない。」<br />「ならその最期の瞬間まで、せめて気持ちを楽にする事が<br />いまできる最善だとその人は信じ、行動した。」<br />「……あの時の手の温かさを、わたしは覚えています。<br />そしてそれが、ギャラハッドさんを呼び起こした。」
 
: 最悪の中での最善を信じ、寄り添ってくれた者がいた。その思い出を、その手の温もりを、彼女は決して忘れない。
 
 
 
;「今なら分かります。英霊ギャラハッドが認めたのは<br />わたしだけではないのです。」<br />「彼はわたしと先輩を――<br />そういう事ができる人間の善性を信じてくれた。」<br />「わたしは助けられたのではなく、委ねられた。<br />そういうもののために生きなさい、と。」<br />「……だから、怖くても戦うのです。<br />わたしはわたしが見た、あの美しいものの為に――」<br />「素晴らしい奇蹟のお礼に、<br />こうしてまだ生きているのですから。」
 
:自分が見た人間の善性、美しさをギャラハッドも認めてくれたからこそ力を委ねられたと彼女は信じ、それを守るために戦うと言葉を結ぶ。
 
 
 
;「それはありません。<br />決して、そんな事はありえない。」<br />「わたしも、このわたしの体も断言しています。」<br />「ベディヴィエールさんが求めた旅の終わりが、<br />無意味なもののはずがない。」<br />「だって貴方は……<br />きっと、いつでも旅を終わらせられたはずです。」<br />「でも終わらせなかった。<br />どんなに辛くて怖くても、ここまでやってきています。」<br />「それは自分のためではなく、<br />他の誰かのための旅だったから。」<br />「ベディヴィエール卿は臆病者ではあっても、<br />卑怯者ではなかったから。」<br />「だから――きっと、旅の終わりには意味があります。<br />貴方の長く歩いた痕跡に酬いるだけの、最後の救いが。」
 
:旅の終わりが無意味なものかもしれないことへの恐怖を吐露したベディヴィエールの言葉を静かに否定し、励ます。彼女もまた、終わりの見える長い旅を続けている身であるからか。
 
  
;「それは違う!<br />違う、ことです!」<br />「あなたは間違っている。<br />あなたのいう幸福を、わたしは認めません!」<br />「なぜなら、わたしは!<br />この時代で、多くの命を見てきたから!」<br />「子供を助けるために命を落とした人がいました!<br />その事を嘆く人がいました!」<br />「そして――それでも、生き続けると。」<br />「自分が生きているかぎり、<br />お母さんの人生は続くと顔をあげた人がいました!」<br />「終わりは無意味ではないのです。<br />命は先に続くもの、その場かぎりのものではなく!」<br />「いつまでもいつまでも、多くのものが失われても、<br />広く広く繋がっていくものなのです!」
+
;「よろしくお願いします、ジャガーマンさん。先輩の正式サーヴァント、マシュ・キリエライトです」
:「自分によって価値が落ちないように停止され、保管されることこそが人間の幸福」と語った獅子王に、彼女は真っ向からそれを否定し、立ち向かう。最果ての荒波を前に、命の在り方を示さんとして。
+
: 第一部第七章『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、ジャガーマンと笑顔で握手して。
 +
: 仲間になった経緯があっさりとしたマスター目的だったためか、この素早い牽制にジャガーマンは野生の感で「怖い子」と理解した。
  
;「いきます……!<br />マスター・○○、わたしに力を……!」<br />「見ていてください所長――<br />今こそ、人理の礎を証明します……!!!!」<br />「其は全ての疵、<br />全ての怨恨を癒す我らが故郷――」<br />「顕現せよ、<br />『<ruby>いまは遙か理想の城<rb></rb><rt>ロード・キャメロット</RT></RUBY>』!」
+
;「マスター!その!とってもお似合いです!」
:放たれた聖槍の一撃を前に、遂に宝具が解放されその真の姿を現す。
+
;「写真、宝物にしますね……!」
 +
:亜種特異点Ⅰにて、カルデアサーバーに転送された[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]が撮った主人公の変装姿を見た時の台詞。
 +
:主人公を励ますため、後輩として彼女なりに精一杯の労いとお世辞の言葉なのだろうが、実はこの時男性主人公だと'''女装'''、女性主人公だと男装をしており、前者の場合'''どう聞いてもあとの台詞が<del>担当声優の欲望ダダ漏れの</del>危ないセリフ'''に聞こえてしまう。<del>まさに[[ランスロット〔セイバー〕|あの父親]]にしてこの子あり…</del>
  
;「……はい!<br />サー・ベディヴィエールの要請に全力で応えます!」
+
;「……あなたは最低です。クリストファー・コロンブス。奴隷制は、今の世では決して肯定されません」
:ベディヴィエールの真実を知り、最後の供を頼まれて。彼の忠義と覚悟に涙しながら、獅子王との最後の戦い――「聖剣の返還」に臨む。
+
:亜種特異点Ⅱにて、アガルタにいる女達を奴隷としか見なさなかった[[クリストファー・コロンブス]]を非難した時の台詞。
 +
:基本的に他人を悪く言うことのないマシュが冗談抜きで他人を罵倒する数少ないシーンである。それほどまでに彼女の価値観からして論外だったようである。
 +
:(ただしこの後[[シェヘラザード]]に対して激怒するシーンもあるなど、担当シナリオライターの解釈ゆえか普段のマシュより攻撃的である点にも留意したい)
 +
:だがコロンブスに生前の価値観に基づいて行動しているだけで、現代の価値観に基づいた善悪の判断はできないと論破される。
  
;「――そして、巨王は立ち上がりました」<br />「それは古代ペルシャの王。アケネメス朝最後の王」<br />「逆臣バガアスを粛清し、国を正し、運命の相手たる征服王イスカンダルと激突した巨王」<br />「世界最高の戦闘王に立ちはだかった、大いなる壁。無限の勇猛を称えた、巨大な男」<br />「その名はダレイオス三世。彼を倒し得るのは世界にただひとり、イスカンダルのみ」<br />「故に彼は無敵でした。並み居る敵兵をものともせず、打ち砕きます」<br />「左翼から敵大隊、接近。けれど」<br />「絶対無敵。ただ、敵兵は打ち砕かれてゆきます」<br />「右翼から敵大隊、接近。当然――」<br />「究極無敵。ただ、敵兵は薙ぎ払われるのみです」<br />「強大なり、ダレイオス三世。勇壮なり、ダレイオス三世」<br />「その猛進は止まることがありません。それは、まるでかつての生前に戦った征服王を彷彿とさせて」
+
;「…………。」<br>「オフェリアさん。クリプターの事情がどのようなものなのか、わたしは分かりません」<br>「でも、たとえ知っていても退く事はできない───あなたの操る異聞帯サーヴァントが如何に強くとも!」<br>「強いだけの相手に負けるなと、弱くとも強く叫んだ人を、わたしたちは知っている……!」
: ダレイオス三世のキャラクエでのマシュのナレーション。ロマ二が「やることがなさそうだから、取りあえずこれを朗読してなさい」と台本のようなものを送信してきたので読んでいた。実際ダレイオス三世は周囲の骸骨兵を薙ぎ払っていて、下手に接近できない状況だった。
+
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』での台詞。[[パツシィ]]の最期の叫びは今も二人の仲に息づいている。
  
; 「ああ、でもお団子の回収もしないと……特にレア中のレアであるレアお団子はレア死守しなければ……」
+
;<font size=4>「つまり<ruby><rb>婚約者</rb><rt>およめさん</rt></ruby>ですね!」</font>
: イベント「月の女神はお団子の夢を見るか?」第0話にて、お団子を持ち去った怪しい3人組を追いかけに行く際に発した言葉。「食い意地が張っているワケでは」ないらしい。
+
:同上。ナポレオンがオフェリアを婚約者だとブチ上げ、その経緯を「自分が求婚し、相手が拒まなかった」と説明した返事。
 +
:それまでのシリアスな雰囲気はどこへやら、完全にぐだぐだである。それにしてもマシュの恋愛観はどうなっているのであろうか。
  
 +
====イベント====
 
; 「先輩最低です」
 
; 「先輩最低です」
: イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』にて、「バレンタイン期間をずっとナーサリーライムと過ごす」シミュレートをした想像上でのマシュの冷たい一言。
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: イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』にて、「バレンタイン期間をずっと[[ナーサリー・ライム]]と過ごす」シミュレートをした想像上でのマシュの冷たい一言。
: 元ネタはおそらく、2016年1月に行われたニコニコ生放送番組「Fate/Grand Order カルデア放送局 ~お正月生放送~」での、欲望に忠実すぎる行動をキメた島崎氏(ドラマCD主人公役)に対する種田氏の発言。詳しくは[[スカサハ#話題まとめ|こちら]]。
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: 元ネタはおそらく、2016年1月に行われたニコニコ生放送番組「Fate/Grand Order カルデア放送局 ~お正月生放送~」での欲望に忠実すぎる行動をキメた島崎氏(主人公役)に対する種田氏の発言。詳しくは[[スカサハ#話題まとめ|こちら]]。
 
: 東出祐一郎氏はこの言葉をいたく気に入っており「どこかにねじ込みたい台詞」と発言していたため、その縁で挿入されたものと思われる。
 
: 東出祐一郎氏はこの言葉をいたく気に入っており「どこかにねじ込みたい台詞」と発言していたため、その縁で挿入されたものと思われる。
  
; 「ドクター、ゲラアウッ!」<br />「盾持ちの英霊に悪い人はいないのです!」
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; 「ドクター、ゲラアウッ!」<br>「盾持ちの英霊に悪い人はいないのです!」
 
: 「空の境界 / the Garden of Order 」より。[[レオニダス一世|レオニダス]]もまた他のサーヴァント同様変質したと語るDr.ロマンに対しての強い叱責。
 
: 「空の境界 / the Garden of Order 」より。[[レオニダス一世|レオニダス]]もまた他のサーヴァント同様変質したと語るDr.ロマンに対しての強い叱責。
 
: マシュにしては珍しく感情が高ぶっており、尊敬する盾持ち英霊のレオニダスに、暗黒面などないと言い切った。
 
: マシュにしては珍しく感情が高ぶっており、尊敬する盾持ち英霊のレオニダスに、暗黒面などないと言い切った。
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; 「デミ魔法少女です!……じゃなくてっ、デミ・サーヴァントです!!」
 
; 「デミ魔法少女です!……じゃなくてっ、デミ・サーヴァントです!!」
: イベント『プリズマ・コーズ』にて、エレナに「<ruby>肉食酒乱<rb></rb><rt>ビースト</RT></RUBY>系魔法少女ふかふか☆マシュ」と言われての返し。
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: イベント『プリズマ・コーズ』にて、エレナに「<ruby><rb>肉食酒乱</rb><rt>ビースト</rt></ruby>系魔法少女ふかふか☆マシュ」と言われての返し。
: なお、公式で使われたことにサテー氏当人はかなり驚いた模様 [https://twitter.com/syatey_12/status/774445333375881216]。是非もないネ!
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: なお、公式で使われたことにサテー氏当人はかなり驚いた模様<ref group = "出">[https://twitter.com/syatey_12/status/774445333375881216 サテーTwitter2016年9月10日12:12]</ref>。是非もないネ!
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;「これは……ギルドルッシュ……? え? なんで? ふざけてるんですか?」<br>「こんなのは憧れのハワイではありません! BBさん、これはいったいどういう事ですか!?」
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:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での台詞。マシュにしては珍しく攻撃的な発言をしている。
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:まあ、夢にまで見たリゾート地に来たら紙幣が訳の分からないモノだったらそりゃ温厚なマシュでも過激にもなる。
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;「うるさい!?」<br>「マスター、おにぎりは一旦お預けです。」<br>「とりあえずこの朝と夜が逆転してしまった<br> 作家サーヴァントのようなエネミーを、退治します!」
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:同上。主人公と夕食がてらビーチに出てみたら、鶏(のような何か)にコケーッ!! とやられて。
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:マスターといい雰囲気の所を邪魔されたせいか、対応に容赦がない。
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;「ナイスタイミング! 野生化した鶏軍団です! ダックハントならぬチキンハントですね、先輩!」<br>「よーし、オープンコンバット! 訓練の成果、いま見せなくていつ見せましょーか!」
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:同上。スカサハ師匠のスパルタシュートレンジツアーが終わったと思ったら、例によって例の如くなんかどこにでもいる鶏たちが襲来。師匠はツアーが終わったのでほん投げて帰ってしまうし、結局自分達で撃退する羽目に。
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:おまけになんか知らんがこの時のマシュはやたらめったらテンションが高く、主人公が思わずツッコんでしまうほどである。<del>トリガーハッピーの気でもあるのだろうか……。</del>
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;「陣触れですよ、皆さん! ぶおおー! ぶおおー!」
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:『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、イベント開始時の掛け声の一つ。
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:後半はボイスで直接再現してくれるため、本当に法螺貝を吹いているのか、声真似をしているのかは不明。
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:これが気に入ったのか、後の『ぐだぐだ龍馬危機一髪』ではクライマックスで盛大に吹き鳴らしたようで'''「法螺貝を吹きながら進軍してくる盾の英霊」'''呼ばわりされる羽目になってしまった。
 +
:また、第2部7章第1節クリア後はエクストラアタックのボイスでも法螺貝の声真似をする。
 +
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でも普段から持ち歩いており盾の次くらいに大切なものと見なしているようである。そして『ぐだぐだ超五稜郭』では実際に法螺貝のSEが実装された。
  
; 「止まった時を生きる英霊でも、何かを理解し、何かを育もうとする。」<br />「たとえそれが一夜限りの夢だとしても、夢を見たこと自体は、決して無駄ではないはず」
+
;「あなたは。あなたは―――!」<br>「もしかして……リリィさんのお母さんでしょうか?」
: イベント『ハロウィン・カムバック!』にて、ハロウィンを無事開催させたエリザベート、そしてハロウィンを楽しむ街の様子を見て。
+
:『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて。リリィから元の姿に戻った水着キアラに対し天然爆発の大暴言。
: それはマシュにとっても無駄ではない一夜であり、穏やかな表情の彼女を見て、何かに気付いている[[ニトクリス]]も「何も言う必要はない」と見守っていた。
+
:それまでのシリアスな雰囲気や(カルデア側は覚えていないが)元ビースト・ボスキャラとしての威厳は吹き飛び、BGMもキアラも固まってしまった。
  
;「1周年を記念しての贈り物です これからもよろしくお願いします」
+
====幕間の物語====
:「FGO夏祭り2016∼1st Anniversary∼」の特別ログインボーナス一日目。
 
  
;「何事も小さな備蓄から始まるもの。この調子でいきましょう、先輩」
+
====その他====
:マスターミッション画面での台詞。
 
  
;「報酬獲得です。大切にしましょうね、先輩」
+
===コミカライズ版 Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH===
:マスターミッション画面での台詞。
+
;「先輩!<br> お気をつけて……。ピンチの時は貴方の後輩マシュ・キリエライトをお忘れなく!」
 +
:コミック『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』にて、SE.RA.PHへとレイシフトする主人公に対するエール。
 +
:台詞だけなら普通なのだが、わざわざカルデアの全チャンネルを開いた上で、要するに主人公をセンパイ呼ばわりした'''BBに聞こえるように'''した上での発言。笑顔の裏の闇に周囲のカルデアスタッフも若干引いていた。
  
;「カッキ―ン。カッチーン。……あ、あぁ、大丈夫です。大切な資源で遊んだりはしていません。……していません」
+
===マンガで分かる!Fate/Grand Order===
:マスターミッション画面での台詞。大切な資源である聖晶片で遊んでいたのを隠すところが可愛らしい。
+
;「こんなところでお着替えするなんてマシュはいけない後輩だね……本当は見られたいんだろう……?」
 +
:『ますます』18話より。VRマシュをプレイしながら顔を赤らめてハァハァし興奮しながらのセリフ。
 +
:もう1度言うがプレイしているのは'''VRマシュ'''、つまりマシュ自身の映像である。主人公に調教されもう引き返せないところまで来てしまっていることが窺える。
  
;「資源回収に成功しました、マスター。小さすぎて手の平から零れ落ちそうですが、これも立派な資源です」
+
;「さあもう一度そのかつらをかぶって」<br>「それでは先輩になりきって私に触れ愛の言葉をささやいてください バラされたくなかったらこれから毎日その変装で私と遊んでくださいね」
:マスターミッション画面での台詞。聖晶片は結構小さいらしい。
+
:『ますます』50話より。主人公の変装をしたオルガマリーにとんでもない頼みごとをする。
  
;「纏まったらダ・ヴィンチちゃん工房に。使い道はマスターにお任せします」
+
=== ちびちゅき! ===
:マスターミッション画面での台詞。聖晶片は七つ集めることでダ・ヴィンチちゃん工房で聖晶石一個と交換できる。それをどう使うかはマスター次第。
+
;「そうですね… またみんなで 素敵なイベントが出来ますように!」
 +
:体育祭が終わって、MVPを受賞して聖杯にかけた願い。
 +
:形は違うが、些細な日常に価値を見いだせたようである。[[Fate/Grand Order|出典元]]のほうでも、素敵なイベントをずっと続けていけるのであろうか。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
* 元々は『Fate/stay night』のボツキャラであり、その後TVアニメのディーン版『Fate/stay night』のオリジナルストーリー用に正式なデザインが作られ、小次郎の代わりに登場する予定だったが、結局こちらもデザインだけでお蔵入りに。そのまま眠らせるのは惜しいということで、本作で初めて日の目をみることとなった。
+
* 元々はPC版『Fate/stay night』のヒロイン予定だった盾のサーヴァントのキャラクター。ギルガメッシュ同様第四次聖杯戦争から生き延びている「はぐれサーヴァント」として予定されていたのだがこれ以上登場人物を増やしてプレイヤーを混乱させてはいけないとプロット段階にて没になってしまった。当時から既に髪で片目が隠れたデザインであり、現在のマシュの原型が伺える。設定はマスターを殺して暴走している捨てられた子犬系ヒロインでセイバーのライバルというもので現在のマシュとは全く違うキャラクターになっている。<ref group = "出">『Fate/side material』 Encyclopedia 用語辞典 P69</ref><ref group = "出" name="『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』奈須きのこ×武内崇 インタビュー P105">『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』奈須きのこ×武内崇 インタビュー P105</ref>
**キャラクターデザインを担当した武内氏によると、元のデザインはSF的なボディスーツ姿で重厚な盾を振り回すモノだったが、『Grand Order』用に鎧部分と胸のボリュームを追加したのが今のデザインとのこと。
+
**その後2006年のアニメ『Fate/stay night』においてオリジナルストーリーにて小次郎の代わりに登場する予定となり、「ギャラハッドの宝具。城壁で攻撃を防ぐ。[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]はエクスカリバーを精神的に向けられない」というコンセプトで依頼されたPFALZ氏によって改めて盾などの正式なデザインがなされたものの、再びお蔵入りになってしまった<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。そのまま眠らせるのは惜しいということで、ついに『Grand Order』で初めて日の目をみることとなった。<ref group = "出" name="『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』奈須きのこ×武内崇 インタビュー P105"/>
**また、私服のメガネ姿も「似合いそうなので付けてみた」とのこと。きっと[[氷室の天地 Fate/school life|あの人]]も喜んでいるのは想像に難くない。
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***キャラクターデザインを担当した武内氏によると、元のstay night時のデザインはSF的なボディスーツ姿で重厚な盾を振り回すモノだったが、『Grand Order』用に鎧部分と胸のボリュームを追加したのが今のデザインとのこと。<ref group = "出" name="『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』奈須きのこ×武内崇 インタビュー P105"/><ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅰ』 P17</ref>このように、セクシーな衣装のせいか、主に男性サーヴァントから度々セクハラを受ける。ちなみに、カエサルによるとバストサイズはネロよりは下とのこと。
* 最終的に死亡するのではないかという意見がよく出ている。[[衛宮士郎|力を使う度に確実に死が近づいたり]]、[[ジーク|邪竜になり果てたり]]した過去の類似の能力と比べても高水準で、デメリットらしいデメリットが一つも出てきてないことが不吉な予感を駆り立てるのだろう。だが、実際のところは主人公がマシュと出会ってた時点で死を間近に控える状態だった。デザインベイビーとして作られた当時は30年の寿命だったが、無菌室で育った体に英霊融合術式の影響で18年へと既にただでさえ短かった寿命が更に削られている。
+
***また、私服のメガネ姿も「似合いそうなので付けてみた」とのこと。きっと[[氷室の天地 Fate/school life|あの人]]も喜んでいるのは想像に難くない。というか実際作中のイメージ図やおまけ漫画に出している。
 +
*立ち位置的には、ある意味主人公の分身、主人公の代わりに世界を覗くカメラとしての役割。そのため初登場時の彼女は非常にフラットな性格だが、主人公と人理修復の旅をする中で、どんどん人間性を獲得していく。そんなマシュの成長に合わせ、プレイヤーに『Fate/Grand Order』を好きになってもらう、といったシンクロ感を少し意識している<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。
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*配信当初から最終的に死亡するのではないかという意見がよく出ていた。[[衛宮士郎|力を使う度に確実に死が近づいたり]]、[[ジーク|邪竜になり果てたり]]した過去の類似の能力と比べても高水準で、デメリットらしいデメリットが一つも出てきてないことが不吉な予感を駆り立てるのだろう。だが、実際のところは主人公がマシュと出会ってた時点で死を間近に控える状態だった。デザインベイビーとして作られた当時は30年の寿命だったが、無菌室で育った体に英霊融合術式の影響で18年へと既にただでさえ短かった寿命が更に削られている。
 
**インタビューでOPテーマソングが「まるで(FGOの)ラストシーンをそのままあらわすかのような歌詞」とも言われており、そもそも創造主こと菌糸類は以前から「英霊との別れがFateの醍醐味」と言うようなことを仰せになっているせいで不吉な予感はますます深まるのであった。
 
**インタビューでOPテーマソングが「まるで(FGOの)ラストシーンをそのままあらわすかのような歌詞」とも言われており、そもそも創造主こと菌糸類は以前から「英霊との別れがFateの醍醐味」と言うようなことを仰せになっているせいで不吉な予感はますます深まるのであった。
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**結果的には生還を果たしたものの、一度は完全に死亡した為、第1部で完全完結するならその予感は的中したともいえる。
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**フォウによって蘇生された際に、細胞組織は十代の少女同然に蘇り、神経や血管部分も新品同様となっているが、それはあくまで普通の人間としての範囲であり、第一部のようなデミ・サーヴァントとしての膨大な魔力は失われ、魔術回路も錆び付いたかのようになっている。
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***なお2部7章冒頭ではダ・ヴィンチから、「いま以上の力を求めるならキミはじき『デミ』ではなくなる」という、'''マシュが正真正銘のサーヴァントになってしまう'''可能性が示唆されている。
 
*たびたび'''チョロイン'''(チョロいヒロインのこと)とも言われる。確かに爆発で瀕死の状態の中助けようとし、最期になるかもしれない瞬間に手を握り付き添ってくれた主人公には心を許すのも止む無しかもしれないが、それ以前に初対面の頃から廊下で爆睡していた主人公に疑いなく近づき起こしたり、彼(彼女)の言葉に一喜一憂したりと対応が全く変わりない。おかげで「マシュはコスト0」=「マシュにかかるコストは0」=「'''マシュは安い女'''」という超解釈をするようなマスターもいたりする。
 
*たびたび'''チョロイン'''(チョロいヒロインのこと)とも言われる。確かに爆発で瀕死の状態の中助けようとし、最期になるかもしれない瞬間に手を握り付き添ってくれた主人公には心を許すのも止む無しかもしれないが、それ以前に初対面の頃から廊下で爆睡していた主人公に疑いなく近づき起こしたり、彼(彼女)の言葉に一喜一憂したりと対応が全く変わりない。おかげで「マシュはコスト0」=「マシュにかかるコストは0」=「'''マシュは安い女'''」という超解釈をするようなマスターもいたりする。
** 没となったシールダーは『stay night』マテリアルの紹介文において「捨てられた子犬系ヒロイン」と書かれており(英霊本人ではなくマシュというキャラクターの人格ではあるが)性格も恐らく初期案から変わっていないのだろう。
 
 
* 比較的豊満な体つきとそれが強調される衣装の為、名前と掛けて「マシュマロ」と作内外の多数の人物からネタにされている。
 
* 比較的豊満な体つきとそれが強調される衣装の為、名前と掛けて「マシュマロ」と作内外の多数の人物からネタにされている。
* 名前の綴りが安定していない。最初に「マシュ」の綴りが登場したのは「チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 」で女性サーヴァント達から送られるチョコ礼装で、彼女から送られたチョコには彼女の名前のスペル「Matthew」がつづられている。これは十二使徒の一人の聖人マタイと同じものである。『FGO material』に於いては、「マシュ・キリエライト」を「Mash Kyrielight」、16年末TVスペシャル放送予定のアニメ公式サイトでは「KYRIELIGHT MASH」と表記している。
+
*特別に食いしん坊キャラというわけではないのだが、ソーシャルゲームという特性上作内で季節の話題が多いため必然的に食べ物の話題も多くなっている。実際に食べているかどうかは置いておくとしても、季節のイベントごとに色々な食べ物と関わっており、概念礼装「花より団子」では団子を実際に食べている様子が描かれている。
**なおアニメ公式サイトでは当初「KIRIERAITO MASHU」とローマ字読みそのままで表記していた。恐らくは誤植だったと思われる。
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**マスターミッションの確認画面でも月ごとに会話が変化するため食べ物の話題も非常に多い。極めつけは2017年1月のボイスでなんと'''3個の会話のうち2個が餅関連の話題になっていた。'''おまけに月ごとの会話なのでこの状態が一か月間続いた。食べ過ぎが色んな意味で心配である。
* ムック本にて彼女の紹介ページでは、最終ステータス、及び宝具のランクが「????」表記であった。真名の判っていない後者はともかく、前者はゲーム内にて明確な値が示されているにもかかわらずこのような対応がとられていることから鑑みて、ステータスそのものの上限などを改変するような大幅な強化がこの先あるであろうと推測されている。
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*一時名前の綴りが安定していない時期があった。
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**最初に「マシュ」の綴りが登場したのは「チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 」で女性サーヴァント達から送られるチョコ礼装で、彼女から送られたチョコに「Matthew」とつづられていた(現在は「Mash」に変更済み)。これは[[マシュー・ホプキンス]]と同じものである。
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**また『First Order』公式サイトでは当初「KIRIERAITO MASHU」とローマ字読みそのままで表記されていた。恐らくは誤植だったと思われる。
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* ムック本にて彼女の紹介ページでは、最終ステータス、及び宝具のランクが「????」表記であった。真名の判っていない後者はともかく、前者はゲーム内にて明確な値が示されているにもかかわらずこのような対応がとられていることから鑑みて、ステータスそのものの上限などを改変するような大幅な強化がこの先あるであろうと推測されていた。六章にて真名と共についに真の宝具が開帳され、その予想が的中することとなった。
 
** 第六章において、マシュに融合した英霊の真名が明かされるとともに、マシュのステータス及び宝具が大きく強化された。
 
** 第六章において、マシュに融合した英霊の真名が明かされるとともに、マシュのステータス及び宝具が大きく強化された。
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***なお『Fate/Grand Order material Ⅰ』においては、真名が「召喚形式の不備により照会できず」と記載されている。
 
* [[エドワード・ティーチ]]の最終霊基再臨時イラストにはマシュのフィギュアがある。ちなみに他にはロムルスのフィギュアなんかも置いてあったりする。
 
* [[エドワード・ティーチ]]の最終霊基再臨時イラストにはマシュのフィギュアがある。ちなみに他にはロムルスのフィギュアなんかも置いてあったりする。
*担当声優の種田梨紗氏は2016年9月より病気療養に専念するため声優の仕事を当面の間休業しており、これに伴って同10月1日からキャラクターボイス担当が高橋李依氏に変更されることになった。なお、長編TVアニメ『Fate/Grand Order ‐First Order‐』でも同様の措置をとっている。
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*担当声優の種田梨紗氏は2016年9月より病気療養に専念するため声優の仕事を当面の間休業しており、これに伴って同10月1日からキャラクターボイス担当が高橋李依氏に変更されることになった。一時的な代役ではなく、種田氏が復帰した後も引き続き高橋氏が担当している。
**これは、10月1日更新分のマスターミッションに使用されているボイスの追加収録が必要となることから、これまで収録されているボイスも含めて変更する措置を取ったため。
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**これは、10月1日更新分のマスターミッションに使用されているボイスの追加収録が必要となることから、これまで収録されているボイスも含めて変更する措置を取ったため。なので「ゲーム中で実際には使われず、ボイス再生機能でしか聴けない高橋氏版のボイス」が存在する。
**なお、種田氏が他に担当したキャラである[[清姫]]、[[マリー・アントワネット]]、[[マタ・ハリ]]に関しては変更の予定はない模様。
+
**なお、種田氏が他に担当したキャラである[[清姫]]、[[マリー・アントワネット]]、[[マタ・ハリ]]に関しては特に変更の措置はとられなかった。
<!-- == 話題まとめ == -->
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* 第2部第1章『永久凍土帝国 アナスタシア』の終盤から登場する新しい盾のデザインはこやまひろかず氏が担当。大幅パワーダウンした性能を補うために無骨に盛ってほしいとのオーダーを受けたらしい。大袈裟な装備と反して弱体化してるという設定なので第一稿は強そうに見えるのでNGされたとか<ref group = "出">[https://twitter.com/k_hiroriro/status/985513452083949568 こやまひろかずTwitter2018年4月15日22:41]</ref>。
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*「オルテナウス」とはユーフラテス川に在る魔魚の種類の名前。[[ギャラハッド]]の愛刀の柄は半分オルテナウスの肋骨一本で作られている。その肋骨に触れる者は手を放すまで全ての楽しみや苦しみを忘れると言われている。
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**ちなみに、柄の片方の半分はパパグステスの肋骨である。パパグステスとは恐るべきスコットランドの大蛇で、その肋骨を手に持っている者は熱の影響を受けないとされている。
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*マシュが使用するブラックバレルは『[[MELTY BLOOD]]』でシオンが使用していたものとはデザインが異なっている。もともとはアタッチメントとしてマシュの盾に装着するという設定だったが、ハッタリとしては弱かったのでブラックバレル状態に換装するぐらいまでにデザインを大きく変更して派手にした。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p135</ref>
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*第2部6章ではシェフィールド陥落の際にブラックバレルを失くしてしまうが、これはただ失くした訳ではなくマシュの深層意識にある『戦いの忌避感』から放棄してしまったとのこと。<ref group = "出">『Fate/Grand Order material ⅩⅢ』 P.199</ref>
 +
**また、同じく第2部6章ではプロット提出の直前まで、奈須氏はマシュを[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]配下の第四の妖精騎士とするか、実装された通りの展開にするかでギリギリまで悩んでいたとのこと<ref group = "出">[https://www.youtube.com/watch?v=jtLGCsFyKrU Spotlight Lostbelt No.6 1:36:40~]</ref>
  
== 商品情報 ==  
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== 話題まとめ ==
*<amazon>B01LYO1PE2</amazon><amazon>B01KUNPRMW</amazon>
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;色彩
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:『Fate/Grand Order』オープニングテーマであり、TYPE-MOON作品において[[ジャンヌ・ダルク]]や[[両儀式]]役を演じた坂本真綾氏が歌っている。
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:竹箒日記によると、2014年には曲作りの際に坂本真綾氏と打ち合わせをして物語のラストがどうなるかを説明し、ゲームのテーマに合わせた曲を作っていた<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記2016/12/26]</ref>
 +
:予めラスボス戦でアレンジ版を流すことが決められ、それからの一年『色彩』を聴きながら終章のイメージを広げ、ゲーティアの怒りと主張、極天に降る流星雨と、盾を振るうマシュの姿を夢想したものとなっている。
 +
:『Grand Order』のプロットは坂本真綾氏のアルバム少年アリスに収録された楽曲『スクラップ』を聴きながら書いたものであり、奈須氏はロマンが10年で得た答えと、スクラップの雰囲気がメチャクチャ近く、『スクラップ』を採用しようと武内氏に相談したところ、「それなら坂本氏に新曲をやってもらおう」という話になった。それを打ち合わせの時に告げて、「スクラップのような、早いビートでありつつ、根底には寂しさと力強さと打開していく言葉の強さがほしい」とオーダーした。
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:ちなみに『色彩』は勇気をもってゴールまで駆け抜ける詩であり、マシュの物語を指している。
 +
:余談ではあるが、『色彩』の歌詞が「二人で未来を生きる事」よりも「二人で現在を生きる事」を重視しているように聞こえる事や、Fateシリーズの物語の最後が「別れ」で終わる事が多い事などから、終章前までは「主人公とマシュの別れを象徴する曲」と一部では囁かれ、マシュが主人公を守って消え去ってしまう未来を「色彩する」等と表現するような若干の風評も広がっていた。
 +
:また、期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて主人公に成りすました[[徐福]]が「永遠にこんな日が続くといいのにね……」と発言し、主人公らしくない台詞を聞いたマシュが違和感を覚えるという場面があったのだが、これが『色彩』の中の「永遠など少しも欲しくはない」という歌詞と妙にマッチしている事でネタにされた。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references/>
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===注釈===
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<references group = "注"/>
 +
 
 +
===出典===
 +
<references group = "出"/>
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
 
* [[サーヴァント]]
 
* [[サーヴァント]]
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* [[デミ・サーヴァント]]
  
 
{{DEFAULTSORT:ましゆ きりえらいと}}
 
{{DEFAULTSORT:ましゆ きりえらいと}}
  
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
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[[Category:サーヴァント]]
 +
[[category:シールダー]]
 +
[[Category:マスター]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
[[Category:エクストラクラス]]
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[[Category:Fate/Grand Order Arcade]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order Duel -collection figure-]]
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[[Category:Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
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[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
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[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
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[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
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[[Category:Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件]]
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[[Category:氷室行進曲 冬木Game Over]]
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[[Category:衛宮さんちの今日のごはん]]
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[[Category:MELTY BLOOD: TYPE LUMINA]]
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[[Category:ちびちゅき!]]
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[[Category:コハエース]]
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[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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[[category:人理継続保障機関フィニス・カルデア]]

2024年12月13日 (金) 21:57時点における最新版

シールダー
真名 マシュ・キリエライト
外国語表記 Mash Kyrielight[出 1]
性別 女性
年齢 16歳[注 1]
誕生日 2000年[注 2]
身長 158cm
体重 46kg
好きな物 空の色、地面の匂い
苦手な物 今のところはない
出典 Fate/Grand Order
地域 カルデア
属性 秩序・善
副属性
一人称 わたし
二人称 ○○さん/○○氏/ミスター・○○○……とTPOに合わせて敬称は変化
主人公の事は先輩/マスター呼び
三人称 彼/彼女
声優 種田梨沙(初代)
高橋李依(2代目)
演者 ナナヲアカリ
デザイン 武内崇
設定作成 奈須きのこ
レア度 ☆3→☆4(1部7章クリアで変化)
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

『Fate/Grand Order』で主人公が最初に出会う少女であり、パートナー。
盾兵」のデミ・サーヴァント

略歴
人理継続保障機関カルデアの局員。
西暦2000年にカルデアの前所長マリスビリーが人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作によって作り出したデザインベビーで、英霊を呼ぶのに相応しい質の良い魔術回路と無垢な魂を持った人間。30歳ほどで生命活動を停止するデザインベビーが、サーヴァントとの融合実験で肉体の寿命がさらに短くなり、長くても18歳と短命で、『Grand Order』第六章の時点であと1年生きられるかどうかという状態であり、終章では寿命的な面と戦闘面もほぼ限界に達していた。
西暦2010年、10歳の時に英霊と人間を融合させるデミ・サーヴァント実験の被検体となり、英霊の召喚自体は成功したものの、彼女の中に召喚された英霊ギャラハッドは人道に反する試みに不快感を示し、カルデアへの協力を断る。その高潔さから彼女と融合することも、彼女の死亡を招く彼女の体からの退去も拒み、彼女の中で眠りにつくことを選んだ。
誕生後14年間に渡り無菌室へ隔離・秘匿され監視されるという扱いを受けていたが、彼女が隔離されていたセクションの存在を知り憤ったDr.ロマンの「マシュのマスター適性は一流のものであり、これを活用しないのは資源の無駄だ」という説得によって15歳からカルデア内なら移動していいようになり、選りすぐりのマスターを集めたAチームのメンバーとして訓練を受け、半年も経たずにマスター候補Aチーム主席となる。
『Grand Order』のプロローグで16歳の誕生日の朝、カルデアにやって来た主人公と運命的な出会いを果たす。
ギャラハッドは召喚以降沈黙を守り続けたが、『Grand Order』本編開始から間もなくカルデアを襲った破壊工作で下半身が潰れるという致命傷を負った彼女に手を差し伸べて最後まで寄り添おうとした主人公に心打たれ、マシュとの間に「過去の異変の排除」を条件に戦闘能力を授ける契約を交わし、人間と英霊の融合体「デミ・サーヴァント」として彼女を蘇生させて消滅した。これ以降マシュは主人公をマスターとして、シールダーのクラスのサーヴァントとして共に聖杯探索を行っていくこととなる。
なお、戦闘能力を譲ったギャラハッドは真名も告げずに消滅してしまったため、当初マシュは自身の宝具はおろかクラス名すら解らない状態であった(三章においては自身をシールダークラスのサーヴァントとして認識しているが、それ以前は何のクラスか他の英霊に質問されても答えられなかった)。
人物
ショートヘアーで片目が隠れるような前髪をしているが、ランスロット〔セイバー〕がマシュに融合した英霊の正体に気づきかけた時のポイントに「片目を隠す髪」を挙げていたため、髪型などの外見も融合した英霊にいくらか影響を受けている可能性がある。ちなみに、髪の色はグラフィックで見る限り薄い紫だが[注 3]バーソロミュー・ロバーツからは「亜麻色の髪」と言われている。(とはいえ、亜麻色の髪というのは賛辞の言葉としてありふれたものなので、マシュの髪の色が亜麻色だという事は確認されていない)
人間であった頃には眼鏡に白衣と研究者然とした服装を纏っていたが、シールダーとなってからは視力も向上したのか眼鏡を外し、初期状態のままでは少々露出の多いサーヴァントとしての姿のままで行動している。一応カルデアでの待機中には元の眼鏡を付けた白衣姿に戻っている。
性格は外交的[注 4]、弱気[注 5]、能動的[注 6]。無口、かつ無駄のないクールな態度と言葉遣いなため、まるで人形のような~といった形容詞がピッタリはまってしまう。実際にはマシュ本人は知的好奇心が旺盛で能動的、少しだけ無口で台詞回しがおかしいだけの、いたって普通の少女。真面目、純真さ故にたまに天然。
うまれたばかりのひな鳥のような精神構造をしており、純粋で疑う事を知らず、自分が信じるもののためだけに活動する。人間的な精神構造、矛盾は旅を通じて成長していく。
マシュの要素は「真面目でおとなしい優等生」「先輩をたてる後輩。それが愛情かどうかは見てる方には分からない」「ちょっとだけ不思議ちゃん(に勘違いされる)」といったものに要約される。
研究員として以前からカルデアに居たにも関わらず、後からやって来た主人公を「先輩」と呼ぶ。読書や勉学は数多くしてきたのか知識は豊富で、魔術や歴史、英雄について主人公に説明するシーンも多いが、少し常識が欠けている。人生経験は希薄であるため、主人公のような普通の人間なら驚かないような物事にも新鮮そうな反応を見せる。
感情表現が苦手で、人の感情の機微などにも疎く、人間臭い一面を持つサーヴァントに驚いたり、感心することもある。
主人公に対して初対面の時から「敵意も脅威も感じなかった」と信頼を寄せ、シールダーとなってからも一途な信頼を向ける。主人公が特に女性サーヴァントから好意を向けられると「妬く」こともあり、中には必死に主人公を引き止めたり、叱ったりする場面もある。しかし自分が「恋心を抱いている」事を自覚しておらず、アルテミスや清姫にその事を指摘されても不思議がっている一面も見られる。
一方で外面こそクールでしっかりしているように見えるが、芯は至って真逆の「恐がり」。どれだけ慣れても強くなっても戦うのはいつも怖く、できれば穏やかに過ごしたがっているが、主人公のために頑張っている。彼女はマスターを守ることを第一に考え、マスターが危機に陥れば命を投げ出すくらいであるが、そこに戦士としての覚悟や経験が全くなく、元から持つ恐怖と戸惑いを克服しないままソレを実行する姿を子ギルは「容易く折れそうが故の可憐さ」と評している。
意外とお祭り好きで、イベントの時には普段の様子からは想像もつかないほどテンションの高い振る舞いを見せることもある。また酒に非常に弱く、酔うと積極的になりやたらと主人公に抱きついたりする[注 7]。他にも、『人魚姫』に胸をときめかせたり、主人公の夢の中で自分がお姫様として登場していたと知ると機嫌が良くなったりとかなりの乙女でもある。
また、素直すぎるが故に嘘もつき慣れていないようであり、『二代目はオルタちゃん』では「こういう嘘が苦手で、絶対にバレるから」という理由でマシュに一切伝えなかった。
クロエ曰く、見た目はリズ寄りだが性格はセラ寄り。かつての自分は皆と会話をしておらず、状況に対する意見を述べるだけで、自分の気持ちを伝える事をできなかった。だが人理修復の旅を経て、多くの場所で多くの人々に、個人が生きる意味、理由、その目的。善悪の観念と人間性の在り方などを教わった。それ故に他のAチームの事を、結成してからの一年間の時間にどのような意味があったのかを確かめたいと考えている。
能力
元々カルデアのマスター候補だったのだが、「戦闘訓練ではいつでも居残りだった」と語る辺り運動神経はそこまでよろしくは無かった模様。
人間だったころから謎生物であるフォウの言語をニュアンスを理解できるが、明確な言語として認識できる訳ではない。言語を話せない一部の「狂戦士」のサーヴァントともある程度なら意思の疎通は可能な模様。
デミ・サーヴァント」として蘇生した後は融合したサーヴァント=ギャラハッドの能力が使用可能となっている。召喚の盾を持っているため、サーヴァントの気配に敏感。
身体能力などもかなり向上しており、人間や悪霊、魔物相手であれば危なげなく戦えるが、完全なサーヴァントと比べると劣るらしい。
それでも通常のサーヴァントであるカーミラをして「熟練の技」と言わしめるほどの技量を持っているのだが、これはギャラハッドの技量がそのまま反映されていると思われる。
また、半分は人間であるために霊体化などは不可能なようだが、半分は英霊であるためか肉体的な疲労にはかなり耐性があり、眠らなくとも十全に能力を発揮できる。
デミ・サーヴァントが持つ特殊「憑依継承(サクスィード・ファンタズム)」によって憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華しており、マシュの場合は魔力をそのまま防御力に変換する『魔力防御』を継承している。
芸術面ではかなり残念であり、下記の『偉人と神話のぐらんどおーだー』では彼女のヘタウマ系の挿絵が拝める他、本編でも主人公の顔を描いた凧が「前衛芸術」と評されたり、中国異聞帯では主人公一行が総ツッコミした「多多益善号」のデザインをただ一人褒めていたりとその片鱗が伺える。もっとも、本人には自覚がないようで、曰く「風景画と人物画には絶対の自信がある」との事[注 8]

霊衣解放[編集 | ソースを編集]

常夏の水着
カルデアのみんなに選んでもらった初めての水着。2016年の思い出。
常夏の水着Ver.02
ダヴィンチちゃんに見立ててもらった水着。2020年の思い出。
Bright Voyager
ミス・クレーンに製作してもらったアイドル衣装。『Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM』に登場した同名の曲がモチーフ。
華麗なるサーカス団員
『Fate/Grand Order Arcade』に実装された総身霊衣。2019年冬祭りの際の衣装がモチーフ。
オルテナウス、オルテナウス(改修型)
ダ・ヴィンチが改良した霊基外骨格。シールダー・アーマードとも呼ばれる。
バイザーが付いている(改修型では付いていない)。オルテナウス計画に使う予定だった。
内部加圧、燃焼機関、ソフトウェアなどが組み込まれており、ソフトウェアは遠距離のシャドウ・ボーダーから更新する事が出来る。
魔力探知の機能も付いており、ソフトウェアによって動いている。駆動音と排気音を静音の護符を起動する事で緩和する静音モードがあり、戦闘する際は静音モードを解除する。自動調律機能があり、戦闘前に整備したて一歩手前の調子にしたり、戦闘中に出力が低下した際に回復してくれる。連続で戦闘を行う場合には、連続戦闘対応モードに自動調律され、排気を行う。アマルガムゴートによって機能を拡大し、出力を一時上昇させる事が可能。出力は数値で表示される。ボーダー観測機器と同期させることができる。
耐火設計も仕込まれており、自然界に存在する超高熱ならばそこそこ耐えることができる。だが溶岩の中に浸かるような状況は想定外で、魔力を帯びた氷雪の中心地でなければスルトの超高熱によって吹き飛んでいたとされる。対閃光防御も付いている。
盾は格納スペースがあり、カルデア式簡易キャンプや寝袋などの野営道具、レーションなどの糧食や携帯食料、飲料水、皿などの一式を入れて常備している。フォウを収納スペースに入れることもある。背中に加速用のブースターが付いており、これを用いて加速する。下部にはバンカーボルトが付いており、攻撃や全力防御時の姿勢固定に使う。
ただし、元の霊基ではないためギャラハッド由来の技術スキルは使う事が出来ない。それらの欠けた部分は霊基外骨骼で補う。
第2部ではギャラハッドが抜けた事で霊基の出力が半分以下になったマシュを補うために使用した。
外見だけでなくスキル・宝具・モーションもオルテナウス仕様へと変化する[注 9]。霊衣を第三再臨まで、または水着に変更するとスキル・宝具・モーションは以前の物に戻る。
ゲームではマシュ・キリエライトの霊衣として実装された。他のサーヴァントの文字通りの「着せ替え」に過ぎない霊衣とは異なり、ストーリー進行に応じて自動的に追加される上、オルテナウスを装備している事になっている第二部ストーリーの該当部分では、マシュの霊衣はオルテナウスで固定される。
なおメインストーリーと関係のない期間限定イベントや幕間の物語、フリークエスト等はマシュの霊衣を変更する事で以前のマシュの仕様に戻す事ができる[注 10]
名前の元ネタは、ユーフラテス川に住み、その骨を握ると俗世の喜びや悲しみが消えるという伝説を持つ魚と思われる。なお、マシュと融合した英霊であるギャラハッドが持つ「ダビデの剣」の柄にこれが素材として使用されているという伝説もある。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

マシュ・キリエライト〔デスクトップアーミー〕[編集 | ソースを編集]

メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるマシュ。
「SENTINEL GROLY」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[SD]s[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。
人格はカルデアのマシュそのものであり、自我を持った後はデスクトップアーミーの「人が消失した世界」も特異点であると結論付け、「先輩」や人類の手がかりを探すべくたった一人の「聖杯探索」に挑んでいく。
……世界の状況を鑑みると、コラボで出張した他のメンバーに比べると群を抜いて救いが無い。[注 11]

真白キリエ[編集 | ソースを編集]

奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』にて、「決意の巌窟王」が自らの魂からマシュをモデルとして生み出した存在。
疑似東京では主人公の後輩かつ隣人であり、主人公やその家族と共に夕飯を食べるほどの関係だったが、「決意の巌窟王」によって殺害された。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
シールダー 主人公 (Grand Order) C A D B C ? 対魔力:A
騎乗:C
自陣防御:C
憑依継承:?
星見の旅路
今は脆き雪花の壁
誉れ堅き雪花の壁
時に煙る白亜の壁
奮い断つ決意の盾
第3スキルは当初「戦闘続行:C」だったが、第4章追加時のアップデートにて「奮い断つ決意の盾」に変更となった。
「今は脆き雪花の壁」は第1部第6章第15節(1/3)クリアで「誉れ堅き雪花の壁」に強化。
「憑依継承」と「自陣防御」はゲーム内では未実装。
「星見の旅路」は第2部第1章の特定のクエストをクリアで追加。
バンカーボルト:A
アマルガムゴート:D
悲壮なる奮起の盾
ブラックバレル:B
パラドクス・シリンダー:C
オルテナウス装備時
第2部5章オリュンポス第7節「汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)」をクリアで「バンカーボルト」→「ブラックバレル」に変化。
第2部7章第1節「死の国へ」をクリアで「悲壮なる奮起の盾」→「パラドクス・シリンダー」に変化。

宝具[編集 | ソースを編集]

仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)
ランク:D
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:-
憑依した英霊の真名が分からぬままマシュが本能に従って展開した宝具。前方に強力な守護障壁を展開する。当然宝具の真名も知らないため、この名前は便宜上オルガマリーが命名したもの。
作中では「マシュにも意味のある名前」「ぴったりな名前」とどこか曖昧に表現されるが、プロフィールでは「カルデアスの名を冠しているのはマシュの根底にある願いが、“人類の未来を見る”ものであるからだと思われる」とより直接的に言及されている。
宝具ランクこそDと低いものの、シナリオ上ではクー・フーリン曰く「抜群の相性」によってセイバーオルタの「約束された勝利の剣」を防いだり、ジャンヌの「我が神はここにありて」とともに2人がかりでファヴニールのブレスを一時的にとはいえ防いでジークフリートが回復するまでの時間を稼いだり、ブーディカとともに2人がかりで対城宝具級の威力を発したアルテラの「軍神の剣」を防いだりするなど、主人公たちの命を救う活躍を幾度も見せている。
作中における戦闘以外での使い道として、触媒にして霊脈地にカルデアの召喚サークルを設置する他、聖杯を一つ程度くらい仕舞えるスペースを作られている。何故か、ピクニック中にシート代わりに弁当の下にひいてたりする事も。
アーチャー曰く、本来は盾として用いるような代物ではないらしい。
『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3ターン)」という効果のArts宝具。
いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)
ランク:B+++
種別:対悪宝具
第1部第6章第17節「レプリカ(4/5)」クリア後に、上記の「仮想宝具 疑似展開/人理の礎」から変化。
英霊・ギャラハッドが持つ宝具であり、「人理の礎」の本来の姿。白亜の城キャメロットの中心、円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守りにより、前方に白亜の城を展開する。
強度は使用者の精神力に比例し、使用者の心が一切の穢れなく、また迷いがなく、折れない限り、その城壁と正門も決して崩れ去ることはない無敵城壁と化すが、逆に言えばその心に迷い・曇り・汚れがあれば綻びを生み、壊されてしまう。初めてその真名を解放した時はベディヴィエールの指南もあって、通常規格における宝具の最高級火力を遥かに超越していた獅子王の「最果てにて輝ける槍」を防ぎ切った。
またこの多くの英雄が集った円卓が「英霊を集めるもの」と見なされているため、カルデアが英霊の召喚を安定させるための触媒としても使用されている。すなわち、主人公とマシュとギャラハッドが契約していること自体が、カルデアに多くの英霊を集める下地となっている。
『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3ターン)+自身を除く味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)」という効果のArts宝具。
いまは脆き夢想の城(モールド・キャメロット)
ランク:D
種別:対人宝具
オルテナウス装備時の宝具。この宝具の展開が度重なると、クールダウンが必要になる。
『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3回・5ターン)」という効果のArts宝具。
いまに在りし夢想の城(ロード・キャメロット)
ランク:C
種別:対人宝具
オルテナウス装備時の宝具。第2部第7章第1節「死の国へ」クリア後、こちらの宝具に変化する。
『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与[Lv](3回・5ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。

真名:マシュ・キリエライト[編集 | ソースを編集]

カルデア局員、マシュ・キリエライトがサーヴァントと憑依融合した姿。
デミ・サーヴァントと呼ばれる。
マシュは自身に憑依した英霊の真名を獲得した。
その騎士の名はギャラハッド。
アーサー王伝説にある円卓の騎士のひとり。
ただひとり聖杯を手に入れ、そして天に返した聖者。
カルデアは独自の方法で英霊召喚を成功させたが、その根幹にあるのがギャラハッド召喚の触媒になった『英雄たちが集う場所』───マシュが持つ、円卓を利用した盾である。
七つの特異点を越え、多くの戦いを乗り越えた事で彼女は歴としたひとりの人間、
借り物ではないサーヴァントとして成長した。
真名を知り得なかった彼女が使っていた仮想宝具、人理の礎(ロード・カルデアス)。
それは“人類の未来を見る”という、
彼女の根底にある願いがカタチになったものだった。
……人理焼却を巡る戦いはじき終わる。
彼女の旅はどのような結末を迎えるのか。
その雪花のような光景を、
星の獣は静かに見守り続けている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

MELTY BLOOD[編集 | ソースを編集]

MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
DLCキャラとして参戦。

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
主人公が最初に出会う少女であり、パートナー。ゲーム内においては初期実装かつプレイ開始時から所持しているサーヴァントで、唯一編成コストが0。
レア度が設定されているのはシステム上のもので、召喚(ガチャ)から登場することはなく、また他のサーヴァントと違ってシナリオの進行に伴ってレベル上限の解放、及び絆レベル、レア度の上昇が行われる特別な扱いをされる。
特に第六特異点後半からクリアにかけて、宝具の真名解放による変化および宝具レベルの上昇、そしてレア度が上昇することによる基礎ステータス及び上限レベルの変更(順番はこちらが先)と、大きく強化される。
また、第五特異点途中で発生するイベントで「より強い決意の表れ」として戦闘モーション及び戦闘中のボイスの大半が一新される。そのあと前述のレア度上昇によって戦闘グラフィックが変化するが、これは他のサーヴァント同様外見のみでモーションやボイスは一新後のものと共通。
『復刻:カルデアサマーメモリー ~癒やしのホワイトビーチ~ ライト版』開催に伴い、水着霊衣である「常夏の水着」が実装された。
2部1章『永久凍土帝国 アナスタシア』開幕に伴い、マシュの性能が変わる「オルテナウス」霊衣が実装されている。
後の2部5章『星間都市山脈 オリュンポス』開幕時には、上記のオルテナウスのバイザー無しバージョンである「オルテナウス(改修型)」霊衣が実装。
『サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~』開催に伴い、2つ目の水着霊衣である「常夏の水着Ver.02」が実装された。
輝け!グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~』開催に伴い、『Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「Bright Voyager」が実装された。
Fate/Grand Order Arcade
こちらでも初期実装かつプレイ開始時から所持しているサーヴァントであり、コストも0。
また霊基再臨回数やレア度も、アプリ版よろしくストーリーを進めていくことで上昇する。
なおストーリーが少ない関係上、宝具レベルは『臨界繁栄都市 バビロン』のクリアでレベル5を達成でき、『背徳果実都市 リリムハーロット』のクリアで絆レベル上限が10となって聖杯転輪が解禁される。
霊衣としては、「FGO 冬祭り 2018-2019 ~トラベリング大サーカス!~」のキービジュアルで見せたサーカス団員姿となる総身霊衣「華麗なるサーカス団員」が実装されている。
Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM
主人公と共にロストルームへと誘われ、ダンスを踊る事に。
ゲーム内では彼女の振り付けに合わせて画面をタップし、ハイスコアを狙う。

Fate関連作品[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order -turas rèalta-
ゲームではずっと一緒に行動しているが、別マガ版コミカライズではレイシフト直後にはぐれ、アサシンに襲撃されたタイミングで英霊状態で助けに来てくれる。
なお、助けに来た時の状況も「咄嗟に逃げ込んだ武家屋敷で敵に全力で蹴っ飛ばされて土蔵に転げ込み、危機的状況で助けが入り、倒れた状態で逆光の中見上げる」という、完全に衛宮士郎セイバーを意識した構図になっている。
氷室行進曲 冬木Game Over
藤丸立香の奥義によって召喚されるものの、まだレベルが低かったために5秒程で消えてしまった。
マンガで分かる!Fate/Grand Order
準レギュラー。主人公にやたらと弄られる。
後に「マンガで分かるライダー」のマスターとなり、カルデアの聖杯戦争に巻き込まれるハメに。
教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー
準レギュラー。授業の進行に併せて絵を描く事も多いが、出来はお察しである。
Fate/Grand Order 英霊食聞録
準レギュラー。基本食べる側だが、歴史の知識が多少はあるので解説をすることも。
Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない
準レギュラー。主人公の天然な言動に振り回されているが、彼女もそこそこ天然気味。
Fate/Grand Order フロム ロストベルト
端役としてたびたび登場していたが、31話でメインを担当。

その他[編集 | ソースを編集]

コハエース
型月一武道会に坂田金時とペアを組んで出場。
登場当時は『Fate/Grand Order』は一枚絵が公開されていたのみだったので、一言も台詞は無く、見返りポーズから全く動かない。
ちびちゅき!
相も変わらずの後輩属性のために可愛がられ、生徒会に勧誘される。

外部コラボ[編集 | ソースを編集]

デスクトップアーミー
メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ。『Fate/Grand Order』コラボ第一弾として出張した。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

カルデア関係者[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
マスター。「先輩」と呼び慕い、彼(彼女)に対して何かと世話を焼く。サーヴァントに徹している時は「マスター」呼称を使うことも多い。
サーヴァントになってからは主人公の力になろう、主人公の役に立とう、と頑張る。マシュはそれが何より嬉しいと思っている。
あまり「!」を使わないマシュが戦闘時に「マスター、指示を!」「先輩、お願いします!」と強く言うのは、“弱いわたしを助けてください!” というお願い&信頼の顕れ。
ムック本付属ドラマCDの収録現場では、初期に声優を務めていた種田氏に奈須先生は「(主人公に対して)まだ自覚はしてない淡い恋心を抱いているような感じで」という演技指導をしたとのこと。
また、何かとマスターに権力を持たせたがる節があり、マスターが何らかのリーダーや長に就くと明らかにテンションが上がる。
オルガマリー・アニムスフィア
同じカルデアの一員。冬木での言動から、局員として十分に信頼していることが窺える。ただ、当初はその生い立ちからマシュに復讐されるのではと恐れていたらしい。
しかしマシュにそんな考えは一切なく、同じように信頼を寄せている。おそらく、その態度を受けてオルガマリーも考えを変えたものと思われる。
ロマニ・アーキマン
たいへんお世話になっているので信頼も信用もしている。マシュにとっては隣の家の親切な父親とも兄とも取れる人物。
親しさの裏返しなのか、時に頭痛を覚えるほどお気楽な彼の言動にはきついツッコミを入れることもある。
ロマニの事は普段「ドクター」と呼ぶが、前述したようにボケがあまりにも酷いと辛辣な評価を下す形で「Dr.ロマン」と呼んでいる。
フォウ
カルデア内を闊歩する彼(?)に非常に懐かれており、スキあらば肩を(乗り場的な意味で)狙われるらしい。フォウに直感的に(鳴き声を聞いたから)「フォウ」と名付けた。
ちなみにマシュはフォウを「フォウさん」と敬称付で呼んでいる。
レフ・ライノール
二年間限定だが、魔術部門の恩師で。彼がカルデアを爆破した際、 マシュも巻き込まれた。以降は敵対関係に。
しかし、彼もまた例外的にマシュを“一人の人間”として扱っていたため、マシュは彼が悪人だという意識が持てないでいる。
Aチーム
主人公に出逢う前、カルデアにいた頃のかつての仲間達。マシュが“心”を得る前だったこともあり、あまり仲間同士での接点はなかったが、彼女が知らない所で[注 12]。に影響を与えていた。マシュにもまた『仲間意識』があり、全てが終わったらもう一度向き合いたいと思っていた。

サーヴァント[編集 | ソースを編集]

ギャラハッド
融合しているサーヴァント。マシュにとっては二度に渡って命を救われ、戦う力を授けてくれた恩人。
デミ・サーヴァントとなったマシュの中には既に彼の意識は残っていないが、サーヴァントとしての霊基を通してマシュに影響を与えている。
第一部クリア後は詳細不明だがギャラハッドの力を失ってしまうも、ブリテン異聞帯で彼女が戦う決意を示した時は改めて力を貸した。
ランスロット〔セイバー〕
融合しているギャラハッドの父親。
上述の通りマシュはギャラハッドの霊基から感情面で影響を受けているようで、基本的に礼儀正しい態度で他人と接するいつもの彼女からは信じられないほど辛辣に対応し[注 13]、劇場版『神聖円卓領域 キャメロット』後編では一方的に叩きのめし、それがランスロットに決意を起こさせる引き金となった。
クー・フーリン〔キャスター〕
デミ・サーヴァント化してから初めて出会ったまともなサーヴァント。
ごく自然にセクハラしたり、宝具の使用法が解らないマシュに稽古をつけてやったり、悩んでいるときにアドバイスを送ってやったりと、かなり世話を焼かれている。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
「人間は好きなものを自分で選べる」というマリーの今際の言葉が理解出来ない故に彼女と旧知の仲たる彼に質問してみた所、「人間は何かを好きになる義務がある」と説かれる。
世界からあらゆるものを受け取って、いつか世界を越えよと激励を受けた。偉大なる音楽家の善や悪を超越した人間賛歌に感銘を受け、彼女は一歩成長する。
コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではさらに掘り下げが成されており、上記の経緯の後、サンソン相手に苦戦する彼に対し、初めて自分から「誰かを助けたい」という思いを抱いた。
ブーディカ
世話焼きの彼女の心の琴線に触れたのか、まるで妹か娘のように可愛がられる。また、融合している英霊について何か感じ取ったような言動を見せていた。
抱きしめられるのは胸で苦しいやら気恥ずかしいやらでやや遠慮気味。
まっとうな人格者であるため信頼は厚いようで、「頼りになって、優しくて、抱きしめられるとほわっとする」とのこと。
フランケンシュタイン呂布奉先
呻き声の意味を理解できる。
ランスロット(狂)
同上。また、セイバーのランスロットと異なり親しげに会話している。あっちのお父さんは泣いてもいい
エミヤ
彼のことも「エミヤ先輩」と呼び歴戦のサーヴァントとして敬っている。また、彼の方も主人公とマシュには存分に世話焼きぶりを発揮している。
歴史・伝説上の人物ではないということで気安く接しやすいのか、あるいは本家後輩リスペクトか。
レフの言によれば「マシュにとって主人公ぐらいの年頃の人間はみんな先輩」とのことなのだが、実際にマシュが主人公以外で「先輩」と呼ぶキャラクターは未だに確認できていない。というかエミヤと主人公では歳が近いかすら怪しいところだが……。
エドワード・ティーチ
四六時中アレな発言を垂れ流しているため、最早発言に怒ったり驚いたりせず無視を決め込んでいる。
しかし彼の「~~氏」呼びが感染してしまった一人でもあり、彼とのイザコザが終わった後に彼の話題で数度「黒髭氏」と呼んでいる。
ギルガメッシュ
彼の幕間の物語「天の理」では、エルダードラゴンの様子を見て「ギルガメッシュが関わると思いっきり怖いのか、思いっきりおかしいのしか出てこない」と呆れていた。
モードレッド
二つの特異点においてそれぞれ味方、敵として出会う。どちらにおいても、マシュと融合しているサーヴァントの正体及びマシュの盾の特性を把握していた。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
愛読者。特に「人魚姫」がお気に入りのようだが、彼の少女の夢を破壊するようなやさぐれた言動には辟易している。
シャーロック・ホームズ
彼の物語についても愛読していたようで、英霊として現れた彼に尊敬の念を表しており、あちらもそんなマシュに珍しく好意的。
第2部6.5章で彼が霊基消滅という形で戦線離脱してしまった際は、「原作で復活を遂げたように、サーヴァントの彼もきっとまた戻って来てくれる」と激励の言葉をかけ皆を鼓舞させた。
アルトリア・ペンドラゴン
セイバーオルタとは別人として接する。
目的の為に意図的に作られた、という点で似ている。
アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕
期間限定イベント『セイバーウォーズ』にて、事前登録特典として1体のみ配布されていた彼女と「宝具成長しない同盟」を結成。
しかし、『セイバーウォーズ』はそんなリリィを配布して宝具レベルを上げられるようにするイベントなので、すぐに崩壊する運命にある哀しい同盟なのであった。現在ではストーリーを進めることによりマシュもめでたく宝具レベル3まで上げられるようになったが、それ以上はやはり時を待つ必要がある。
アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕
死が怖いと言った自分にその恐怖を楽しめと言った人物。後、亜種特異点Ⅰでは明確に配下として扱われている。
タマモキャット
料理の師匠。ついでに恋愛関係のアドバイスも受けている。
レオニダス一世
同じ盾使いということで、最大限にリスペクトしている。
レオニダスがメインストーリーで初登場した第二章では何の接点もなく、イベントでマシュがやたらに熱く語っているだけの関係だったが、第七章では味方として関わりを持つことになった。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)
自分よりも年下の相手は珍しいのか、積極的に面倒を見ようとする。
同時に、どんなに過酷な運命に置かれても決して諦めようとしない強さを見て、その支えになろうとしている。
沖田総司〔オルタ〕
主人公に対して過剰に懐いているためか、若干当たりがきつい。
ポール・バニヤン
彼女が「友達」と明言した数少ない人物。お互い「人為的に創られた存在」という事でシンパシーを感じるのだろうか。
紫式部
『ボイス&レター・これくしょん!』にて、彼女が開催した作文教室に通い、主人公に対する感謝の手紙を作っていた事が示唆されている。
殺生院キアラ〔アルターエゴ〕
いつの間にかカルデアに居たサーヴァントだが、セラフィックスでの顛末は歴史に残っていない為「とても頼りになる、有能な人」と真相を知っていたら卒倒しそうな程信頼している。
清姫源頼光静謐のハサン
『ハロウィン・カムバック』で、彼女達を『マイルームの寝床に勝手に入り込んでくるトリオ』と称した。
マルタ牛若丸荊軻マタ・ハリ
『二代目はオルタちゃん』で、彼女達の宴会を『へべれけ残念女子会』と称した。
クリストファー・コロンブスヴィクター・フランケンシュタイン
劇中でも非常に珍しい、マシュが面と向かって嫌悪感を顕にした外道な人物達。
ハベトロット
ブリテン異聞帯にて、シェフィールドの砦城で出逢った糸紡ぎの妖精。前半で主人公に変わって彼女をサポートする役割を担う。
また過去のブリテン異聞帯では彼女と約束を交わし、その約束のために親身になってもらったり、彼女自身の身を犠牲にしながらも、「ブラックバレル」を送り届けてもらうなど多大なサポートを受けた。
汎人類史の彼女がカルデアに召喚されてからは、自身の守護霊として支援をされている。
救世主トネリコ
ブリテン異聞帯にて、モルガンの「水鏡」によって過去に飛んだ際に出会い、行動を共にすることとなった妖精。
その時は自身の存在が消えないよう配慮をしてもらった他、別れ際には自身に眠る力についてアドバイスをもらった。
カルデアに召喚された彼女には信頼を寄せている様だが、トネリコからはそれが悲しみを帯びたものであることを見抜かれている。
ラーヴァ/ティアマト
『Fate/Grand Order Arcade』で共演。
その母性っぷりに「主人公は自分が抱えていくから防御を頼む」という普段なら即答できないようなお願いについ頷いてしまったり、うっかり「ティアマトお母さん」と言ってしまったりと懐きまくっている。
なお、アーケード世界のマシュは『Fate/Grand Order』本編の世界とは微妙に異なっているため、ティアマトそのものとはまったく面識がない。
ドラキュラモンテ・クリストアレッサンドロ・ディ・カリオストロ
マシュが個人的に「三大伯爵」と呼んでいる三人。
ドラキュラと混同されているヴラド三世とは面識があり、彼の幕間の物語「レジェンド・オブ・ドラキュリア Ⅰ」では特異点に同行しているものの、彼にとっての地雷であるため目の前ではドラキュラの名前はぼかしている。
モンテ・クリスト伯爵を名乗っていた巌窟王ことエドモン・ダンテスとは、あまり話したことがないとのこと。彼が霊基を変化させた巌窟王 モンテ・クリストとは未だ面識がない。
カリオストロに関しても未だ面識がないものの、フェルセン伯爵とどちらを第三の伯爵にしようかと迷っていた様子。
ただし「異星の使徒」として召喚されたカリオストロとは面識があり、カリオストロとは気づかなかったもののU-オルガマリーの遺体を悪用していたため、あまり良いイメージを持っていない。

その他[編集 | ソースを編集]

ドクター・ドリトル
動物と話せることに憧れてはいるが、ニュアンスまでしか分からない自分には才能がないと考えている。
主人公からは動物話せる人はあんまりいないから大丈夫、と言われている。
ロブ、ワグ、ウィンキー
ブリテン異聞帯で記憶を失くした自分を保護し「アニス」という仮名をくれた妖精達。
彼等の生き様と最後に託した願いが、彼女を奮い立たせると同時にギャラハッドの力を再び呼び起こした。
ボガード
ブリテン異聞帯でマシュを『花嫁』という形で匿ったシェフィールドの領主。
カマソッソ
南米異聞帯では主人公の令呪を勝手に使用して、サーヴァント達をオルタ化させまくっていたため、『重犯罪蝙蝠(クライムマン)』呼ばわりして敵視していた。
テペウ
南米異聞帯の住人。
ORTとの決戦時には戦場に向かおうとする彼を止めようとするものの、その理由と信念を聞き、感謝と励ましの言葉を貰って、泣きながらも笑顔で彼を見送った。
彼からすると初対面でマシュが武器を構えずに、まず挨拶をしてくれたことがとても嬉しかった様子。

マンガで分かる!Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (マンガで分かる!FGO)
マスター。
奇矯な言動やセクハラに振り回されてばかりだが、主に性的に依存気味。
第二部時空ではこれまでの行動にいい加減思うところがあったのか別れて別行動中。
マンガで分かるライダー
サーヴァント。
マスターとしてはきちんと認められているが、若干フリーダムな性格なので振り回されがち。
後に彼女に裏切られて勝手に聖杯戦争を始められたため、「自分が育てたのに人の道に外れてしまった」と嘆いている。
マンガで分かるセイバー
サーヴァント。
上記の裏切りの後にアルトリアから預けられたうどんサーヴァントの幼体を成長させた結果誕生した。
マンガで分かるランサー
主人公を背後から貫いたり、キャスターの陣地に蹴り落としたりと碌でもないことをされたのを根に持っていたようで、捕獲時には上記のセイバーの手を借りて、彼女のイクチオサウルスを楽器に改造して演奏を聴かせるという慰問行為(という名の嫌がらせ)で意趣返しをした。
芥ヒナコ
クリプターの一人。
ゲーム本編とは打って変わってセンパイ呼びして懐きまくっている。当初は先輩の代用のように扱っていた。

MELTY BLOOD: TYPE LUMINA[編集 | ソースを編集]

ネコアルク
同じDLCでの参戦キャラ。
カルデアでイロモノどもに慣れているためか、怪生物っぷりについては完全にスルーしている。
持ち前の天然っぷりで明らかに裏がある胡乱な言動を信じながら一緒に様々な世界を回っていく。
完全武装シエル
戦闘前ボイスでサインをねだっている。
彼女からも記念写真をと返されており、別作品のヒロイン同士良好な関係である模様。
死徒ノエル
いろいろと英霊を見てきているためか、彼女については「絶望に酔っているだけ」とバッサリ切り捨てている。
遠野志貴
同じ一作品のメインキャラ同士の間柄。
彼について「シバの危険予知が一切鳴りやまないなんて“山の翁”以来だった」と戦慄していた。
翡翠
実物のメイドを見るのは初めてだったようで、興味津々でいろいろと教えてもらいたがっていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「真名、偽装登録───行けます」
「宝具、展開します……!」
宝具選択&発動。台詞の通り真名解放ではないが、真名解放出来ずとも、マスターを守る壁となる。
「真名、開帳───私は災厄の席に立つ……」
「それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷───顕現せよ、『いまは遙か理想の城ロード・キャメロット』!」
真名解放後の宝具選択&発動。顕現した白亜の城は、使い手の心に曇り無き限りあらゆる害悪を阻み、その正門は決して崩れない。
"災厄の席"とは、伝説においてギャラハッドが円卓13番目の呪われた席を選び、その呪いに打ち勝った事からと思われる。
「真名、凍結展開───。これは多くの道、多くの願いを受けた幻想の城───呼応せよ、『いまは脆き夢想の城モールド・キャメロット』!」
オルテナウス霊衣時、第2部7章までの宝具展開。弱体化し、以前ほどの防御力はなくなったものの、それでも彼女は戦い続ける。

マイルーム[編集 | ソースを編集]

本編[編集 | ソースを編集]

「まったくもって困りものです。うっかり迷い込んだレベルです。ほぼネコと同義です。」
「───まあ、わたしも同じようなものですが。」
「勤めて二年ほど経過しますが、よくわかりません。のんびり忍びこんだレベルです。ほぼワニと同義です。」
第一部序章、主人公のカルデアに対する無知(によってオルガマリーが怒っていること)を指摘する、謎の比喩。
「先輩。起きてください、先輩。
 ……起きません。ここは正式な敬称で呼びかけるべきでしょうか……
 ───マスター。マスター、起きてください、起きないと殺しますよ。」
第一部序章、レイシフト直後の初っ端で主人公に言った台詞。突然の不穏な発言に主人公も思わず聞き返すが、本人によると「殺されますよ」の言い間違いとのことらしい。
「マシュ・キリエライトと言います! デミ・サーヴァントです!」
第一部第三章にて、黒髭から「名前教えてくれないと今夜夢に見ちゃうゾ」と脅されての即答。そんなに嫌だったのだろうか。
余談だが後半については、サテー氏の四コマ漫画のマシュが事あるごとにデミ・サーヴァントだと主張することからのネタだろうか。
「た────あっっっっっ!
 お──こ──り――ま――し――た――っ!!!!」
「完全に怒り心頭です! 私の中にはもういませんが、
 きっと彼もそうだと思います!」
「ですので、代弁させていただきます!
 サー・ランスロット! いい加減にしてください!」
第一部第六章にて。自分と融合した英霊の正体を知ったことから、王が過ちを犯していると知りつつ従い続けるランスロットに対し、怒りを爆発させた。
その後も彼に対しては辛辣な態度を取り続けることとなった。
「よろしくお願いします、ジャガーマンさん。先輩の正式サーヴァント、マシュ・キリエライトです」
第一部第七章『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、ジャガーマンと笑顔で握手して。
仲間になった経緯があっさりとしたマスター目的だったためか、この素早い牽制にジャガーマンは野生の感で「怖い子」と理解した。
「マスター!その!とってもお似合いです!」
「写真、宝物にしますね……!」
亜種特異点Ⅰにて、カルデアサーバーに転送されたセイバーオルタが撮った主人公の変装姿を見た時の台詞。
主人公を励ますため、後輩として彼女なりに精一杯の労いとお世辞の言葉なのだろうが、実はこの時男性主人公だと女装、女性主人公だと男装をしており、前者の場合どう聞いてもあとの台詞が担当声優の欲望ダダ漏れの危ないセリフに聞こえてしまう。まさにあの父親にしてこの子あり…
「……あなたは最低です。クリストファー・コロンブス。奴隷制は、今の世では決して肯定されません」
亜種特異点Ⅱにて、アガルタにいる女達を奴隷としか見なさなかったクリストファー・コロンブスを非難した時の台詞。
基本的に他人を悪く言うことのないマシュが冗談抜きで他人を罵倒する数少ないシーンである。それほどまでに彼女の価値観からして論外だったようである。
(ただしこの後シェヘラザードに対して激怒するシーンもあるなど、担当シナリオライターの解釈ゆえか普段のマシュより攻撃的である点にも留意したい)
だがコロンブスに生前の価値観に基づいて行動しているだけで、現代の価値観に基づいた善悪の判断はできないと論破される。
「…………。」
「オフェリアさん。クリプターの事情がどのようなものなのか、わたしは分かりません」
「でも、たとえ知っていても退く事はできない───あなたの操る異聞帯サーヴァントが如何に強くとも!」
「強いだけの相手に負けるなと、弱くとも強く叫んだ人を、わたしたちは知っている……!」
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』での台詞。パツシィの最期の叫びは今も二人の仲に息づいている。
「つまり婚約者およめさんですね!」
同上。ナポレオンがオフェリアを婚約者だとブチ上げ、その経緯を「自分が求婚し、相手が拒まなかった」と説明した返事。
それまでのシリアスな雰囲気はどこへやら、完全にぐだぐだである。それにしてもマシュの恋愛観はどうなっているのであろうか。

イベント[編集 | ソースを編集]

「先輩最低です」
イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』にて、「バレンタイン期間をずっとナーサリー・ライムと過ごす」シミュレートをした想像上でのマシュの冷たい一言。
元ネタはおそらく、2016年1月に行われたニコニコ生放送番組「Fate/Grand Order カルデア放送局 ~お正月生放送~」での欲望に忠実すぎる行動をキメた島崎氏(主人公役)に対する種田氏の発言。詳しくはこちら
東出祐一郎氏はこの言葉をいたく気に入っており「どこかにねじ込みたい台詞」と発言していたため、その縁で挿入されたものと思われる。
「ドクター、ゲラアウッ!」
「盾持ちの英霊に悪い人はいないのです!」
「空の境界 / the Garden of Order 」より。レオニダスもまた他のサーヴァント同様変質したと語るDr.ロマンに対しての強い叱責。
マシュにしては珍しく感情が高ぶっており、尊敬する盾持ち英霊のレオニダスに、暗黒面などないと言い切った。
マシュ曰く、カルデアが選ぶ春の盾持ち英霊第一位とのこと。……盾持ちサーヴァントの人数を調べるのは無粋というものだろう。
「デミ魔法少女です!……じゃなくてっ、デミ・サーヴァントです!!」
イベント『プリズマ・コーズ』にて、エレナに「肉食酒乱ビースト系魔法少女ふかふか☆マシュ」と言われての返し。
なお、公式で使われたことにサテー氏当人はかなり驚いた模様[出 2]。是非もないネ!
「これは……ギルドルッシュ……? え? なんで? ふざけてるんですか?」
「こんなのは憧れのハワイではありません! BBさん、これはいったいどういう事ですか!?」
『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での台詞。マシュにしては珍しく攻撃的な発言をしている。
まあ、夢にまで見たリゾート地に来たら紙幣が訳の分からないモノだったらそりゃ温厚なマシュでも過激にもなる。
「うるさい!?」
「マスター、おにぎりは一旦お預けです。」
「とりあえずこの朝と夜が逆転してしまった
 作家サーヴァントのようなエネミーを、退治します!」
同上。主人公と夕食がてらビーチに出てみたら、鶏(のような何か)にコケーッ!! とやられて。
マスターといい雰囲気の所を邪魔されたせいか、対応に容赦がない。
「ナイスタイミング! 野生化した鶏軍団です! ダックハントならぬチキンハントですね、先輩!」
「よーし、オープンコンバット! 訓練の成果、いま見せなくていつ見せましょーか!」
同上。スカサハ師匠のスパルタシュートレンジツアーが終わったと思ったら、例によって例の如くなんかどこにでもいる鶏たちが襲来。師匠はツアーが終わったのでほん投げて帰ってしまうし、結局自分達で撃退する羽目に。
おまけになんか知らんがこの時のマシュはやたらめったらテンションが高く、主人公が思わずツッコんでしまうほどである。トリガーハッピーの気でもあるのだろうか……。
「陣触れですよ、皆さん! ぶおおー! ぶおおー!」
『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、イベント開始時の掛け声の一つ。
後半はボイスで直接再現してくれるため、本当に法螺貝を吹いているのか、声真似をしているのかは不明。
これが気に入ったのか、後の『ぐだぐだ龍馬危機一髪』ではクライマックスで盛大に吹き鳴らしたようで「法螺貝を吹きながら進軍してくる盾の英霊」呼ばわりされる羽目になってしまった。
また、第2部7章第1節クリア後はエクストラアタックのボイスでも法螺貝の声真似をする。
『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でも普段から持ち歩いており盾の次くらいに大切なものと見なしているようである。そして『ぐだぐだ超五稜郭』では実際に法螺貝のSEが実装された。
「あなたは。あなたは―――!」
「もしかして……リリィさんのお母さんでしょうか?」
『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて。リリィから元の姿に戻った水着キアラに対し天然爆発の大暴言。
それまでのシリアスな雰囲気や(カルデア側は覚えていないが)元ビースト・ボスキャラとしての威厳は吹き飛び、BGMもキアラも固まってしまった。

幕間の物語[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

コミカライズ版 Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH[編集 | ソースを編集]

「先輩!
 お気をつけて……。ピンチの時は貴方の後輩マシュ・キリエライトをお忘れなく!」
コミック『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』にて、SE.RA.PHへとレイシフトする主人公に対するエール。
台詞だけなら普通なのだが、わざわざカルデアの全チャンネルを開いた上で、要するに主人公をセンパイ呼ばわりしたBBに聞こえるようにした上での発言。笑顔の裏の闇に周囲のカルデアスタッフも若干引いていた。

マンガで分かる!Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

「こんなところでお着替えするなんてマシュはいけない後輩だね……本当は見られたいんだろう……?」
『ますます』18話より。VRマシュをプレイしながら顔を赤らめてハァハァし興奮しながらのセリフ。
もう1度言うがプレイしているのはVRマシュ、つまりマシュ自身の映像である。主人公に調教されもう引き返せないところまで来てしまっていることが窺える。
「さあもう一度そのかつらをかぶって」
「それでは先輩になりきって私に触れ愛の言葉をささやいてください バラされたくなかったらこれから毎日その変装で私と遊んでくださいね」
『ますます』50話より。主人公の変装をしたオルガマリーにとんでもない頼みごとをする。

ちびちゅき![編集 | ソースを編集]

「そうですね… またみんなで 素敵なイベントが出来ますように!」
体育祭が終わって、MVPを受賞して聖杯にかけた願い。
形は違うが、些細な日常に価値を見いだせたようである。出典元のほうでも、素敵なイベントをずっと続けていけるのであろうか。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 元々はPC版『Fate/stay night』のヒロイン予定だった盾のサーヴァントのキャラクター。ギルガメッシュ同様第四次聖杯戦争から生き延びている「はぐれサーヴァント」として予定されていたのだがこれ以上登場人物を増やしてプレイヤーを混乱させてはいけないとプロット段階にて没になってしまった。当時から既に髪で片目が隠れたデザインであり、現在のマシュの原型が伺える。設定はマスターを殺して暴走している捨てられた子犬系ヒロインでセイバーのライバルというもので現在のマシュとは全く違うキャラクターになっている。[出 3][出 4]
    • その後2006年のアニメ『Fate/stay night』においてオリジナルストーリーにて小次郎の代わりに登場する予定となり、「ギャラハッドの宝具。城壁で攻撃を防ぐ。セイバーはエクスカリバーを精神的に向けられない」というコンセプトで依頼されたPFALZ氏によって改めて盾などの正式なデザインがなされたものの、再びお蔵入りになってしまった[出 5]。そのまま眠らせるのは惜しいということで、ついに『Grand Order』で初めて日の目をみることとなった。[出 4]
      • キャラクターデザインを担当した武内氏によると、元のstay night時のデザインはSF的なボディスーツ姿で重厚な盾を振り回すモノだったが、『Grand Order』用に鎧部分と胸のボリュームを追加したのが今のデザインとのこと。[出 4][出 6]このように、セクシーな衣装のせいか、主に男性サーヴァントから度々セクハラを受ける。ちなみに、カエサルによるとバストサイズはネロよりは下とのこと。
      • また、私服のメガネ姿も「似合いそうなので付けてみた」とのこと。きっとあの人も喜んでいるのは想像に難くない。というか実際作中のイメージ図やおまけ漫画に出している。
  • 立ち位置的には、ある意味主人公の分身、主人公の代わりに世界を覗くカメラとしての役割。そのため初登場時の彼女は非常にフラットな性格だが、主人公と人理修復の旅をする中で、どんどん人間性を獲得していく。そんなマシュの成長に合わせ、プレイヤーに『Fate/Grand Order』を好きになってもらう、といったシンクロ感を少し意識している[出 7]
  • 配信当初から最終的に死亡するのではないかという意見がよく出ていた。力を使う度に確実に死が近づいたり邪竜になり果てたりした過去の類似の能力と比べても高水準で、デメリットらしいデメリットが一つも出てきてないことが不吉な予感を駆り立てるのだろう。だが、実際のところは主人公がマシュと出会ってた時点で死を間近に控える状態だった。デザインベイビーとして作られた当時は30年の寿命だったが、無菌室で育った体に英霊融合術式の影響で18年へと既にただでさえ短かった寿命が更に削られている。
    • インタビューでOPテーマソングが「まるで(FGOの)ラストシーンをそのままあらわすかのような歌詞」とも言われており、そもそも創造主こと菌糸類は以前から「英霊との別れがFateの醍醐味」と言うようなことを仰せになっているせいで不吉な予感はますます深まるのであった。
    • 結果的には生還を果たしたものの、一度は完全に死亡した為、第1部で完全完結するならその予感は的中したともいえる。
    • フォウによって蘇生された際に、細胞組織は十代の少女同然に蘇り、神経や血管部分も新品同様となっているが、それはあくまで普通の人間としての範囲であり、第一部のようなデミ・サーヴァントとしての膨大な魔力は失われ、魔術回路も錆び付いたかのようになっている。
      • なお2部7章冒頭ではダ・ヴィンチから、「いま以上の力を求めるならキミはじき『デミ』ではなくなる」という、マシュが正真正銘のサーヴァントになってしまう可能性が示唆されている。
  • たびたびチョロイン(チョロいヒロインのこと)とも言われる。確かに爆発で瀕死の状態の中助けようとし、最期になるかもしれない瞬間に手を握り付き添ってくれた主人公には心を許すのも止む無しかもしれないが、それ以前に初対面の頃から廊下で爆睡していた主人公に疑いなく近づき起こしたり、彼(彼女)の言葉に一喜一憂したりと対応が全く変わりない。おかげで「マシュはコスト0」=「マシュにかかるコストは0」=「マシュは安い女」という超解釈をするようなマスターもいたりする。
  • 比較的豊満な体つきとそれが強調される衣装の為、名前と掛けて「マシュマロ」と作内外の多数の人物からネタにされている。
  • 特別に食いしん坊キャラというわけではないのだが、ソーシャルゲームという特性上作内で季節の話題が多いため必然的に食べ物の話題も多くなっている。実際に食べているかどうかは置いておくとしても、季節のイベントごとに色々な食べ物と関わっており、概念礼装「花より団子」では団子を実際に食べている様子が描かれている。
    • マスターミッションの確認画面でも月ごとに会話が変化するため食べ物の話題も非常に多い。極めつけは2017年1月のボイスでなんと3個の会話のうち2個が餅関連の話題になっていた。おまけに月ごとの会話なのでこの状態が一か月間続いた。食べ過ぎが色んな意味で心配である。
  • 一時名前の綴りが安定していない時期があった。
    • 最初に「マシュ」の綴りが登場したのは「チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 」で女性サーヴァント達から送られるチョコ礼装で、彼女から送られたチョコに「Matthew」とつづられていた(現在は「Mash」に変更済み)。これはマシュー・ホプキンスと同じものである。
    • また『First Order』公式サイトでは当初「KIRIERAITO MASHU」とローマ字読みそのままで表記されていた。恐らくは誤植だったと思われる。
  • ムック本にて彼女の紹介ページでは、最終ステータス、及び宝具のランクが「????」表記であった。真名の判っていない後者はともかく、前者はゲーム内にて明確な値が示されているにもかかわらずこのような対応がとられていることから鑑みて、ステータスそのものの上限などを改変するような大幅な強化がこの先あるであろうと推測されていた。六章にて真名と共についに真の宝具が開帳され、その予想が的中することとなった。
    • 第六章において、マシュに融合した英霊の真名が明かされるとともに、マシュのステータス及び宝具が大きく強化された。
      • なお『Fate/Grand Order material Ⅰ』においては、真名が「召喚形式の不備により照会できず」と記載されている。
  • エドワード・ティーチの最終霊基再臨時イラストにはマシュのフィギュアがある。ちなみに他にはロムルスのフィギュアなんかも置いてあったりする。
  • 担当声優の種田梨紗氏は2016年9月より病気療養に専念するため声優の仕事を当面の間休業しており、これに伴って同10月1日からキャラクターボイス担当が高橋李依氏に変更されることになった。一時的な代役ではなく、種田氏が復帰した後も引き続き高橋氏が担当している。
    • これは、10月1日更新分のマスターミッションに使用されているボイスの追加収録が必要となることから、これまで収録されているボイスも含めて変更する措置を取ったため。なので「ゲーム中で実際には使われず、ボイス再生機能でしか聴けない高橋氏版のボイス」が存在する。
    • なお、種田氏が他に担当したキャラである清姫マリー・アントワネットマタ・ハリに関しては特に変更の措置はとられなかった。
  • 第2部第1章『永久凍土帝国 アナスタシア』の終盤から登場する新しい盾のデザインはこやまひろかず氏が担当。大幅パワーダウンした性能を補うために無骨に盛ってほしいとのオーダーを受けたらしい。大袈裟な装備と反して弱体化してるという設定なので第一稿は強そうに見えるのでNGされたとか[出 8]
  • 「オルテナウス」とはユーフラテス川に在る魔魚の種類の名前。ギャラハッドの愛刀の柄は半分オルテナウスの肋骨一本で作られている。その肋骨に触れる者は手を放すまで全ての楽しみや苦しみを忘れると言われている。
    • ちなみに、柄の片方の半分はパパグステスの肋骨である。パパグステスとは恐るべきスコットランドの大蛇で、その肋骨を手に持っている者は熱の影響を受けないとされている。
  • マシュが使用するブラックバレルは『MELTY BLOOD』でシオンが使用していたものとはデザインが異なっている。もともとはアタッチメントとしてマシュの盾に装着するという設定だったが、ハッタリとしては弱かったのでブラックバレル状態に換装するぐらいまでにデザインを大きく変更して派手にした。[出 9]
  • 第2部6章ではシェフィールド陥落の際にブラックバレルを失くしてしまうが、これはただ失くした訳ではなくマシュの深層意識にある『戦いの忌避感』から放棄してしまったとのこと。[出 10]
    • また、同じく第2部6章ではプロット提出の直前まで、奈須氏はマシュをモルガン配下の第四の妖精騎士とするか、実装された通りの展開にするかでギリギリまで悩んでいたとのこと[出 11]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

色彩
『Fate/Grand Order』オープニングテーマであり、TYPE-MOON作品においてジャンヌ・ダルク両儀式役を演じた坂本真綾氏が歌っている。
竹箒日記によると、2014年には曲作りの際に坂本真綾氏と打ち合わせをして物語のラストがどうなるかを説明し、ゲームのテーマに合わせた曲を作っていた[出 12]
予めラスボス戦でアレンジ版を流すことが決められ、それからの一年『色彩』を聴きながら終章のイメージを広げ、ゲーティアの怒りと主張、極天に降る流星雨と、盾を振るうマシュの姿を夢想したものとなっている。
『Grand Order』のプロットは坂本真綾氏のアルバム少年アリスに収録された楽曲『スクラップ』を聴きながら書いたものであり、奈須氏はロマンが10年で得た答えと、スクラップの雰囲気がメチャクチャ近く、『スクラップ』を採用しようと武内氏に相談したところ、「それなら坂本氏に新曲をやってもらおう」という話になった。それを打ち合わせの時に告げて、「スクラップのような、早いビートでありつつ、根底には寂しさと力強さと打開していく言葉の強さがほしい」とオーダーした。
ちなみに『色彩』は勇気をもってゴールまで駆け抜ける詩であり、マシュの物語を指している。
余談ではあるが、『色彩』の歌詞が「二人で未来を生きる事」よりも「二人で現在を生きる事」を重視しているように聞こえる事や、Fateシリーズの物語の最後が「別れ」で終わる事が多い事などから、終章前までは「主人公とマシュの別れを象徴する曲」と一部では囁かれ、マシュが主人公を守って消え去ってしまう未来を「色彩する」等と表現するような若干の風評も広がっていた。
また、期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて主人公に成りすました徐福が「永遠にこんな日が続くといいのにね……」と発言し、主人公らしくない台詞を聞いたマシュが違和感を覚えるという場面があったのだが、これが『色彩』の中の「永遠など少しも欲しくはない」という歌詞と妙にマッチしている事でネタにされた。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 『Grand Order』プロローグ時点。
  2. ロマニ「今から16年前……西暦2000年の話だ。それがマシュの誕生年でもある。」- 『Grand Order』第六特異点「アバンタイトル」より
  3. 武則天からも色味に因んで紫菜ずーさい(海苔の意味)というあだ名をつけられている。一方で、アニメ版や概念礼装等のイラストによってはピンク色に見える場合もある。
  4. 自分からしっかり挨拶をする。相手に会話、意見を求める。
  5. しっかりしているようで恐がり。戦うのがいつも怖い。でも頑張る。
  6. 控えめのようでぐいぐい前に出る。不思議ちゃん系に見えるのはここが原因。
  7. タチが悪いことに多分に心理的なものらしく、ノンアルコールカクテルでも「酒を飲んだ」と認識すると酔っぱらってしまう。
  8. 『偉人と神話のぐらんどおーだー』でも、彼女が絵を初披露した回のタイトルは「見たものしか描けないタイプ」なので、実際には(というか見たものであれば)もっと上手い可能性もある。
  9. スキルレベルなどは変化前のものを引き継ぐ
  10. 2019年正月イベント『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』が初の例外で、明確にメインストーリー第2部第3章以降の出来事とされており、イベント内でもマシュはオルテナウス固定となる。
  11. 上記のように、『Fate/Grand Order』はスマートフォンゲームである。つまり、特異点も人理焼却も「先輩」ですら架空の話である。サーヴァントであるなら自身が虚構であることを受け入れられる可能性はあるが、残酷な事にマシュは人間である。彼女を一言で言うなら「ありもしないものを探し、居もしない人を求める、自分をゲームキャラだと思い込んでいるロボット」である。
  12. その内ベリルの人物像や、彼が過去に自分へ向けていた『愛情表現』について主人公に黙っていたのは、当時マシュが人としての感情や感覚を十二分に把握出来ておらず、その意図も理解していなかったので半ばなすがままの状態であり、後々に主人公やサーヴァント達、及び特異点や異聞帯における現地人との交流を経てあの時の事実を客観的に見つめ直し、今の自分に置き換える事で改めてその異常性と嫌悪感に気づいたからだと思われる。
  13. 特にランスロットが女性絡みに関するプレイボーイな一面を見せた時に強まる傾向がある。

出典[編集 | ソースを編集]

  1. アニメ「Fate/Grand Order -First Order-」Official Site
  2. サテーTwitter2016年9月10日12:12
  3. 『Fate/side material』 Encyclopedia 用語辞典 P69
  4. 4.0 4.1 4.2 『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』奈須きのこ×武内崇 インタビュー P105
  5. 竹箒日記2016/7/31
  6. 『Fate/Grand Order material Ⅰ』 P17
  7. 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは
  8. こやまひろかずTwitter2018年4月15日22:41
  9. 週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p135
  10. 『Fate/Grand Order material ⅩⅢ』 P.199
  11. Spotlight Lostbelt No.6 1:36:40~
  12. 竹箒日記2016/12/26

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