Fate/Grand Order
Fate/Grand Order | |
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発売日 |
2015年7月30日(Android) 2015年8月12日(iOS) |
機種 |
Android 4.1以降かつメモリ(RAM)2GB以上 iOS 10以降 |
開発元 | LASENGLE(2022年以前はDELiGHTWORKS) |
ジャンル | RPG |
発売元 | TYPE-MOON、アニプレックス |
定価 | 基本プレイ無料(ゲーム内課金あり) |
Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト | |
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発売日 | 2017年12月16日 |
機種 | PlayStation VR |
開発元 | DELiGHTWORKS |
ジャンル | Fate VRドラマ |
発売元 | アニプレックス |
定価 | 無料 |
概要
TYPE-MOON作品過去最大の開発規模で贈るスマートフォン用RPG。
七つの聖杯を巡り、大スケールのストーリーが展開され、今までの作品で登場したサーヴァントが全て登場予定の他、新たなサーヴァント・キャラクターも多数登場する。Android版は2015年7月30日より、iOS版は2015年8月12日より配信を開始した。
当初は日本語版のみであったが、後に北米(英語)版、中国語版、韓国語版も配信されている。
かつてTYPE-MOONでオンラインゲームとして『Fate/Apocrypha』が企画されていたが、そのプロジェクトは当時の様々な事情で中止となった。現在では『Fate/Apocrypha』は小説として公開され、当時作られたキャラクターたちは人気を博している。だがプロジェクトは水面下で進められていたらしく、公開されたこの作品は「Fate/Online project REBOOT」と銘打たれている。
サーヴァントのキャラクターデザインを担当する作家の数は企画発表時点で50人超、概念礼装イラストを含めたイラストレーターの総数は2016年9月現在100人を超えている。主に今までTYPE-MOON作品でキャラクターデザインを担当した作家、漫画・コミカライズ版作者、企画や同人誌でのイラスト・挿絵を担当した作家がいる他、TYPE-MOON作品と直接関わりが無くとも、開発スタッフと関係のある著名なイラストレーターも集められている。フリーのイラストレーターも数多く参加し、キャラクターデザインのバリエーションは非常に豊富なものとなっている。
2016年12月31日に長編TVアニメスペシャル『Fate/Grand Order ‐First Order‐』が放送。
2017年に『Fate/Grand Order -Epic of Remnant-』の配信、およびメインクエスト第二部の制作が決定された。
そして2017年12月26日、第二部の序章である『序/2017年12月26日』が配信された。
あらすじ
第1部 Observer on Timeless Temple
神代は終わり、西暦を経て人類は地上でもっとも栄えた種となった。
我らは星の行く末を定め、星に碑文を刻むもの。
人類をより長く、より確かに、より強く繁栄させる為の理――人類の航海図。
これを魔術世界では『人理』と呼ぶ。
そして2015年の現代。輝かしい成果は続き、人理継続保障機関「カルデア」により人類史は100年先までの安全を保証されていたはずだった。
しかし、近未来観測レンズ「シバ」によって人類は2017年で滅び行く事が証明されてしまった。何の前触れもなく、何が原因かも分からず。
カルデアの研究者が困惑する中、「シバ」によって西暦2004年日本のとある地方都市に今まではなかった、「観測できない領域」が観測された。
これを人類絶滅の原因と仮定したカルデアは人類絶滅を防ぐため、実験の最中だった過去への時間旅行の決行に踏み切る。
それは術者を過去に送り込み、過去の事象に介入することで時空の特異点を探し出し、解明・破壊する禁断の儀式。
- 人理定礎値 C+
第1の聖杯:“救国の聖処女” AD.1431 邪竜百年戦争 オルレアン
それは怒りと祈りが向き合った救国の土地。
ひとりの聖女の在り方を巡る、黒と白の物語。 - 人理定礎値 B+
第2の聖杯:“薔薇の皇帝” AD.0060 永続狂気帝国 セプテム
それは統治と繁栄が吹雪いた浪漫の世界。
永遠に続くと思われた帝国の物語。 - 人理定礎値 A
第3の聖杯:“嵐の航海者” AD.1573 封鎖終局四海 オケアノス
それは漂流と冒険が織りなす海域。
人間の在り方を示す、航海の物語。 - 人理定礎値 A-
第4の聖杯:“ロンディニウムの騎士” AD.1888 死界魔霧都市 ロンドン
それは困惑と解析が繰り返される都市。
隠蔽された真相を暴く、学者たちの物語。 - 人理定礎値 A+
第5の聖杯:“鋼鉄の白衣” AD.1783 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
それは侵略と生涯が鬩ぎ合うバトルフィールド。
鉄血を以って病と闘う、白衣の天使の物語。 - 人理定礎値 EX
第6の聖杯:“輝けるアガートラム” AD.1273 神聖円卓領域 キャメロット
それは――それは、世界の果ての、最後の神話。
或る人間の騎士の、長い長い旅路の終わり。 - 人理定礎値 A++
第7の聖杯:“天の鎖” BC.2655 絶対魔獣戦線 バビロニア
それは神と人が袂を別つ運命の時代。
幼年期の終わりを迎える、子供たちの物語。 - 人理定礎値 --
終局特異点:“極天の流星雨” AD.2016 冠位時間神殿 ソロモン
禁断の儀式の名は、聖杯探索 ―――――― グランドオーダー。
それは同時に、人類を守るために永きに渡る人類史を遡り、運命と戦う者達への呼び名でもある。
それは、未来を取り戻す物語。 『Fate』史上最大規模の戦いが、いま、幕を開ける。
第1.5部 Epic of Remnant
極点へ至る試み
人類史全てを用いた彼方への旅
魔術王を名乗ったモノの計画
逆行運河 / 創世光年は失敗に終わった
おめでとう諸君
君たちの尽力によって、人理焼却事件は解決した
成し遂げた試練、勝ち取った日常
人理は揺るぎなく、未来はこの先も続くだろう
だが、君たちには致命的な見落としがあった――
遥かな神代、過去との対決は終わった
であれば、次に現れるものは予想が付くだろう?
これはその大事件の前の、ちょっとした謎解きだ
大いなる戦いの前の
その予兆とも言える4篇の断章
- Ⅰ 新宿幻霊事件
完全犯罪計画、起動
――幻霊よ、背徳の街で踊り狂え - Ⅱ アガルタの女
氾濫する幻想都市、悪辣なる理想郷
その地を支配するは、百花乱れる『女』たち―― - Ⅲ 英霊剣豪七番勝負
悪鬼羅刹の七騎が嘲笑う
――見よ、血染めの月が太陽を食い尽くす - Ⅳ 異端なるセイレム
其は罪人なり 七つの縄の結び目なり
異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり
退廃と愛、偏見と欲望に満ちた四つの欠片
賛美せよ、神殿の柱たち 神話はここに再現される
第2部 Cosmos in the Lostbelt
生命に競争があるように、歴史にも勝敗がある。
“現在”とは正しい選択、正しい繁栄による勝者の歴史。
これを汎人類史と呼び。
過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。
“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”――
これを、
- 異聞深度 D
Lostbelt No.1:獣国の皇女 AD.1570? 永久凍土帝国 アナスタシア
氷に閉ざされた獣たちの国。
咆哮轟く凍土の地で、新たな戦いの狼煙が上がる。 - 異聞深度 B+
Lostbelt No.2:消えぬ炎の快男児 BC.1000? 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
氷雪の幻想息づく北欧世界。
それは、戦乙女の花散る、古き神話の終焉地。
その太陽は赫奕と大地を照らす。 - 異聞深度 E
Lostbelt No.3:紅の月下美人 BC.0210? 人智統合真国 シン
永久に平穏を享受する。
そこは安寧と調和が続く泰平の大地、幸福への隷属を賭して叛逆の暁星は均霑に輝く。
全ては過ぎし日の夢――求め続けた、たった一つの祈り。 - 異聞深度 A
Lostbelt No.4:黒き最後の神 ??.11900? 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
それは繰り返す破壊と再生、崩壊と創造の神話。
祈り満ちる久遠の世界に最後の神は君臨し続ける。 - 異聞深度 A+
Lostbelt No.5:神を撃ち落とす日 BC.12000? 神代巨神海洋 アトランティス
神の息吹満ちる大海。
それは星を滅ぼし、空を駆ける船を落とす——神の罰。 - 異聞深度 A+
Lostbelt No.5:神を撃ち落とす日 BC.12000? 星間都市山脈 オリュンポス
星を覆う大海の向こう。
空の海さえ渡らんとする大いなる方舟。
それは世界の事象そのもの。
曰く、全能の大神と――― - 異聞深度 EX
Lostbelt No.6:星の生まれる刻 ■■.2017 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
風と土と生命、歌と雨に愛された理想郷。
予言の子が現れ、巡礼の鐘は鳴る。
巡礼の旅の終わり、冬の玉座は誰の手に―― - 異聞深度 A++
Lostbelt No.7:惑星を統べるもの 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
篝火に火を灯せ。祭壇に供物を捧げよ。
魔術王の名の下に、この星の新生を言祝ごう。
見るがいい、この末路。
人類史そのものが行った足切り。
敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。
だが嘆くことはない。『なぜ』と被害者ぶることもない。
弱いモノを自然淘汰ではなく、
自発的に排したのが人類の回答であったのなら、
その役割が君たちに回ってきただけの話。
我が名はソロモン。
過去と未来を見渡す眼を以て、この結末を予期したもの。
そして、人類の最後の戦いを、彼岸より見届ける者だ。
空想の根は落ちた。
空からの信号は途絶え、地表は漂白され、
この惑星は独りぼっちの星となった。
濾過異聞史現象――侵略され、白紙化した惑星。
もはや正しい秩序はない!人理を守る英霊はいない!
何一つ、味方となる者はいない。
この地では、お前たちこそが『悪』なのだから!
だが、こと生存において善悪による優劣はない。
お前たちがまだ諦めないと言うのなら、
あの時と同じく、何もかも無に帰したこの状況で、
まだ生存を望むと言うのなら!
愚かしくも!力の限り叫ぶがいい!
惜しげもなく過ちを重ね、あらゆる負債を積み上げてなお、
『希望に満ちた 人間の戦いはここから』だと!
人理焼却に続く“前人未踏の聖杯探索”開幕。
それは、多くの未来に打ち克つ物語。
奏章 Ordeal Call
七つの異聞帯を切除した事で
カルデアスは人類史の基礎―――人理保障天球となった
ノウム・カルデアは汎人類史にはないものを扱いすぎたせいで そこから弾かれている
この歪みを補正しないかぎり、カルデアスには近づけない
自らの潔白を証明する
かつてない未知の探索であるのは間違いない
これまでの戦いで積み上がったとされる歪み
我々が向き合わなくてはならない人理の咎
本来ならありえないクラスとの邂逅
ルーラー、アヴェンジャー、アルターエゴ
果たすべき清算――
- ひとつ、秩序を担う裁定者 虚ろな罪を自覚する巡礼の旅
- ひとつ、永劫の復讐者 すべてを灼き尽くす恩讐の炎
- ひとつ、自我から別たれし別人格 己の内側に相対する
作戦名『オーディール・コール』
それは、白紙化した地球を巡り自らの『歪み』を正すための旅路
登場キャラクター
サーヴァント
『Fate/Grand Order登場サーヴァント一覧』を参照。
人理継続保障機関フィニス・カルデア
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアに招集されたマスター候補の中でも、数合わせとして呼ばれた魔術経験すらない素人。一般人。
- 狂った人類史を正すため、召喚した英霊達と共に7つの聖杯探索を巡る。
- アニメ化に伴って『
藤丸立香 』というデフォルトネーム(男女共用)が付いた。 - マシュ・キリエライト
- カルデアで主人公と出会う、不思議な雰囲気の少女。
- 人間と英霊の融合体「デミ・サーヴァント」シールダーとして主人公と共に聖杯探索を行う。
- フォウ
- マシュと共に出会う謎の動物。
- 基本的に「フォーウ」としか鳴かないが、マシュとの間にはしっかりと意志疎通が成立している模様。
- オルガマリー・アニムスフィア
- カルデアの所長を務める女性。魔術の名門であり時計塔の天体科を統括するロードであるアニムスフィア家の現当主。
- ロマニ・アーキマン
- カルデア専属の医師。通称「Dr.ロマン」。サボり癖があるものの、有事の際には己の危険を顧みずに働く。
- オルガマリーの出自故の悩みを理解しており、主人公にも理解を促す。
- レフ・ライノール
- 近未来観測レンズ「シバ」を造った魔術師。カルデアを訪れた主人公と出会う。
- 人理の守護に人生の全てを捧げる好青年とのことだが…?
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 技術開発部部長。カルデアによる英霊召喚成功例第三号。カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
- クラスはキャスター。自称「ダ・ヴィンチちゃん」。
- 史実ではもちろん男性なのだが、彼の場合はドレイクやネロといった面々とは異なり、ちゃんとした”女性の姿である理由”が用意されている。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕
- フィニス・カルデア襲撃後に目覚めた、レオナルド・ダ・ヴィンチのスペアボディ。
- 虚数潜航艇シャドウ・ボーダーのナビを担当し、生体ユニットとして
中央電算機 となりシステム管理を行う。 - ノウム・カルデアでは技術顧問を担当。
- ジングル・アベル・ムニエル
- コフィン担当官のスタッフ。シャドウ・ボーダーでは運転とモニタリングを担当している。
- シャーロック・ホームズ
- カルデアに常駐するサーヴァントの1騎。
- 神聖円卓領域のアトラス院にて主人公をサポートし、亜種特異点の新宿でカルデアと合流した。
- ノウム・カルデアでは経営顧問を担当。
- ゴルドルフ・ムジーク
- オルガマリーの後任としてカルデアに赴任してきた新所長。
- シルビア
- 管制官スタッフ。カルデア解体の際は時計塔のある一派にスカウトされ栄転する予定だった。
- ダストン
- カルデアに15年務めている技師。宇宙線の研究をしていた元物理学者。
- 粒子加速器のノウハウ目的で前所長にスカウトされた。カルデア解体の際は技師としてカルデアに残留する予定だった。
- シオン・エルトナム・ソカリス
- アトラス院出身の錬金術師。2018年の人理漂白を予見し、カルデア残党を迎え入れるべく彷徨海で準備を進めていた。
- 迎え入れたカルデア残党が再編されてノウム・カルデアとなった際に編入された。
- キャプテン
- シオンが彷徨海で召喚したサーヴァント。シオンと共にノウム・カルデアに編入された。
- 異聞帯付近までの移動やカルデアベースの整備を担っている。
- セレシェイラ・エルロン
- 旧カルデアから脱出できたスタッフの一人。ノウム・カルデアでは記録書記を担当している。
協力者
- ボンベ
- 『封鎖終局四海 オケアノス』に登場する人物。片目にアイパッチをした海賊。
- 主人公らに敗北した後は船長であるドレイクに引き合わせてくれた。
- ベンジャミン・ラッシュ
- 『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』に登場する人物。史実においては独立時のアメリカ側の重鎮のひとり。
- 医師としてエジソン側に参加し、ナイチンゲールと共に負傷者の治療を行う。
- シータ
- 『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』に登場するサーヴァント。ケルト軍によってアルカトラズ刑務所に捕えられていた。
- 彼女の献身的な行為によって、ラーマに掛けられていた心臓破りの呪いが解かれることになった。
- セルハン
- 『神聖円卓領域 キャメロット』に登場する人物。聖都周辺で追剥まがいの活動をしていたが、主人公らに返り討ちに遭う。
- シドゥリ
- 『絶対魔獣戦線 バビロニア』に登場する人物。ウルク市の祭祀長であり、ギルガメッシュの補佐を務める。
- 史実の『ギルガメシュ叙事詩』にもその名は登場するが、役割は異なっている。
- カヴァスⅡ世
- 亜種特異点新宿に潜伏するセイバーオルタの飼い犬。
- マーブル・マッキントッシュ、アーノルド・ベックマン
- 海洋油田基地セラフィックスに勤める職員。特異点「深海電脳楽土SE.RA.PH」での生存者。
- おぬい&田助
- 『屍山血河舞台 下総国』に登場する子供。両親を失い、千子村正の下で暮らしている。
- 清姫 (亜種並行世界)
- 『屍山血河舞台 下総国』で出会った松平下総守の姫君。
- おたま (亜種並行世界)
- 『屍山血河舞台 下総国』で出会った芸妓。
- ラヴィニア・ウェイトリー
- 『禁忌降臨庭園 セイレム』に登場するアルビノの少女。アビゲイルの友人。
- パツシィ
- ロシア異聞帯に登場するヤガ。少し変わり者の狩人で、クリチャーチの群れに囲まれていた主人公らを助けた。
- ゲルダ
- 北欧異聞帯に登場する少女。友達の少女を助ける為に薬草を取りに行き、巨人に襲われていたところを主人公らに助けられた。
- 少年
- 中国異聞帯に登場する少年。村の近くの魔獣を退治しに行く際に道案内を買って出た、
- アーシャ
- インド異聞帯に登場する少女。異邦人である主人公らに興味を持ち、町を抜け出して来ていろいろと教えてくれた。
- アデーレ、マカリオス
- ギリシャ異聞帯に登場する双子の少年少女。「破神同盟」のメンバーでもあり、神による永遠の変化なき統治からの脱却を望んでいる。
敵対者
- ゲーティア
- 魔術王(グランドキャスター)ソロモンを騙る第一部の黒幕。
- 魔神柱
- ゲーティアの眷属である72体の魔神。
- ティアマト
- バビロニアの特異点にて目覚めた2体目のビースト。
- ビーストⅢ/R
- 深海の特異点にて目覚めた3体目のビースト。
- イアソン
- ギリシャ神話に語られるアルゴー船の船長であり、メディアの夫。
- 敵どころか味方からも人望が全くなく、彼をよく知る者達からは口を揃えて酷評されるなど、紛うこと無き人間の屑。
- セイバーとして実装されている。
- マキリ・ゾォルケン
- 若かりし頃の間桐臓硯。『stay night』本編の彼とは違ってまだ理想を忘れたわけではないようだが、第四特異点破壊のために展開された「魔霧計画」の中心人物『M』として主人公らと敵対する。
- アグラヴェイン
- 第六特異点にて獅子王に召喚された円卓の一員。
- 獅子王からギフトは与えられるのを固辞しているが、最期まで王に仕え続け、第六特異点の締めを勤めた。
- サーヴァントだが、クラスは明かされていない。
- スルト
- 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で登場した炎の巨人王。
- 蘆屋道満
- キャスター・リンボと名乗るサーヴァント。
- 後にアルターエゴ・リンボと名乗りを改め、異星の神に使役されていることを明かした。
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- ビースト幼体であるサーヴァント。カルデアの敵として立ちはだかる。
- グレゴリー・ラスプーチン
- 異星の神に使役されているサーヴァント。
- 千子村正〔アルターエゴ〕
- 異星の神に使役されているサーヴァント。
- ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕
異星の神に使役されているサーヴァント。
- アレッサンドロ・ディ・カリオストロ
- 異星の神に使役されているサーヴァント。
- ヴィクター・フランケンシュタイン
- フランケンシュタインの製作者。彼女の幕間の物語に「もしも生きていたら」という仮定上の存在として、彼女の後継機とともに登場。
- マクシミリアン・ロベスピエール
- フランス革命の扇動者。聖杯に召喚された亡霊として登場。
- 織田信勝
- 期間限定イベント『ぐだぐだ明治維新』の登場人物。織田信長の弟。
- 名も無きマスター
- 期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』の登場人物。主人公にどこか似た雰囲気を持つマスター。
- ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
- 期間限定イベント『Apocrypha Inheritance of Glory』の登場人物。ヴラド三世の元マスター。
- 鬼王朱裸
- 期間限定イベント『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』の登場人物。オニランドのオーナーである謎の鬼。
- ブラック・ケツァルマスク
- 期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』の登場人物。メキシコに特異点を形成したケツァルコアトルの半身。
- ロクジョウ
- 期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』の登場人物。舞台となる世界を統べる、清少納言によく似た人物。
- ムネーモシュネー
- 期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』の登場人物。ギリシャにおける記憶の女神の名を持つ、レオナルド・ダ・ヴィンチによく似た人物。
- 徐福
- 期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』の登場人物。始皇帝の時代に不老不死を探求して日本に訪れたとされる人物。
- クコチヒコ
- 期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』の登場人物。邪馬台国と敵対していた
狗奴国 の呪術師。
クリプター
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- Aチームリーダー。ヴォーダイム家の若き当主で天体科の首席。
- オフェリア・ファムルソローネ
- Aチームメンバー。降霊科所属の魔術師。
- カドック・ゼムルプス
- Aチームメンバー。天才揃いのAチームの中で唯一の平凡。
- スカンジナビア・ペペロンチーノ
- Aチームメンバー。イタリア系のフリーランス魔術師であるのだが、国籍不明、名前もおそらく偽名。
- 芥ヒナコ
- Aチームメンバー。植物科出身者であり元はカルデアの技術者サイドの人間だったがマスター適性を見込まれAチームに加入。
- ベリル・ガット
- Aチームメンバー。詳細不明。
- デイビット・ゼム・ヴォイド
- Aチームメンバー。伝承科を追放された魔術師。
その他
- ピエール・コーション
- ジャンヌ・ダルクを火刑に処したフランスの異端尋問官。
- ヴィクター・フランケンシュタイン (孫)
- ヴィクター・フランケンシュタインの孫。
- 「魔霧計画」に勧誘されたが断った為、主人公らと出会う前にメフィストフェレスに殺害されてしまう。
- ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕
- 第六特異点に登場するサーヴァント。同胞を守るため主人公らの目の前で自害してしまう。
- アイリスフィール、ウェイバー、間桐雁夜、ケイネス、間桐臓硯
- イベント『 Fate/Accel Zero Order』で出会ったマスター達。
- カブラギ
- 亜種特異点Ⅰに登場する何でも屋。シャーロック・ホームズが贔屓にしていた。
- 基本的にはこちらに協力してくれるが、欠陥品のキメラを売りさばいたり隙があったら主人公を人質にしようとしてたなどしたたかな性格。
- ミラー
- イベント『プリズマ☆コーズ』に登場する人物。
- イベントボスであるファースト・レディのかつての親友であり、彼女に殺されてエコーとなった後も彷徨っている。
- トラパイン
- イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で命懸けでカルデアにSOSを送った人物。
- ランドルフ・カーター
- 亜種特異点Ⅳに登場した、アビゲイルの伯父を名乗る人物。
- その正体は魔神柱ラウムであったが、彼の消滅後、真の肉体の持ち主が姿を現す。
- アブサラム・ウェイトリー
- ラヴィニア・ウェイトリーの祖父。
- 特異点の「認識阻害」の法則によってアビゲイルの一家と因縁があったという偽りの記憶を植え付けられ、間接的にラヴィニアとアビゲイルが接触する切っ掛けを作った。
- 処刑されてグール化した後はラヴィニアを「我が娘」のように語っている。
- マシュー・ホプキンス
- 亜種特異点Ⅳに登場した、「魔女狩り将軍」の異名を持つ判事。
- ハク
- 期間限定イベント『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』の登場人物。護法少女と共に現れた謎の小動物。
- 猿長者、蛇庄屋、虎名主
- 期間限定イベント『閻魔亭繁盛記』の登場人物。閻魔亭に長期滞在していた妖怪達。
- 魔術師ジーク
- 期間限定イベント『旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ』の登場人物。舞台となった街にある名家の当主。
- ズェピア・エルトナム・アトラシア
- 第六特異点にて、アトラス院に残された最後の院長の名として、ズェピアの名のみ登場。
- 後に現代における彼についても言及されており、人理漂白について進言したシオンに対して自分で解決しろと発破をかけた模様。
この他の登場人物については『Fate/Grand Order登場エネミー一覧』も参照されたし。
データベース
- 『概念礼装一覧』
- 『指令紋章一覧』
- 『幕間の物語』
- メインシナリオ
- 『Fate/Grand Orderシナリオ一覧』
- 話数リストは『全話一覧 (Grand Order)』を参照。
- イベント
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2015)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2016)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2017)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2019)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2020)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2021)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2022)』
- 『Fate/Grand Orderイベント一覧 (2023)』
- 『全話一覧 (FGOイベント)』
用語
- 人理継続保障機関・カルデア
- 魔術師の貴族であるアニムスフィア家が管理する機関。正式名称は人理継続保障機関フィニス・カルデア。
- 虚数潜航艇シャドウ・ボーダー
- 第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。
- 次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー
- 『ツングースカ・サンクチュアリ』以降ノウム・カルデアの拠点となる巨大船舶。
- マスター候補
- 各国から選抜あるいは発見された霊子ダイブが可能な適性者。魔術の名門から38人、才能ある一般人から10人の計48人。
- 訓練期間は一年、半年、最短の三ヶ月などあるが、数合わせのために緊急で採用した一般枠の場合、訓練期間は無い。
- シャドウサーヴァント
- サーヴァントの残留霊基。見た目は名前の通り、黒いシルエット。
- ゲーム的にはチャージ攻撃時に宝具の代わりにエクストラアタックを使用する。(稀に宝具を使う個体もいる)
- 特異点
- 本来の歴史から外れ捻じ曲がったポイント。歴史が曲げられている原因(主に聖杯)を排除しない場合、人理崩壊の原因となる。
- その多くは魔術王ソロモンが人理定礎を掻き乱すことで誕生したものだが、そうでないものもある。
- 剪定事象
- それ以上発展の可能性がなく、これ以上継続する必要無しと判断され、世界から切り捨てられた平行世界。
- 災害や攻撃者によって滅亡するのではなく、単純にある時いきなり世界そのものが消滅してなくなる。
- ここでいう「発展の可能性がない」というのは、大災害や戦争などによって修復不可能なレベルの致命的ダメージを受けてしまった世界、修復を試みたが方向性を間違えて行き詰ってしまった世界の他、逆に高度に完成してしまった世界も含まれる。完成とはすなわちそれ以上のステップへ進む事が無くなるという事であり、文字通り「それ以上の発展があるか無いか」だけで判断される。
- 異聞帯
- ロストベルト。「帯」の名の通り、特異点が「今まさに捻じ曲がろうとしているターニングポイント」であるのに対し、異聞帯は「捻じ曲がったまま紡がれてしまった歴史」であり、ある程度の長さを持つ。
- 基本的に基準となる世界とあまりにかけ離れてしまって「行き止まり」になった世界は剪定され消滅しているが、空想樹によって掘り起こされこの世界に上書きされる。
- 霊基再臨
- レベルを限界まで上げたサーヴァントに、特定の素材を用いる事でレベル上限を10上昇させること。
- 多くの場合は再臨の度に衣装が変化したり、新たなスキルを習得したりする。どのサーヴァントも4回行う事ができ、4回の再臨を済ませた状態が事実上の限界レベルと言える。
- 聖杯転臨
- 上記の「霊基再臨」を全て済ませ上限レベルに達したサーヴァントに聖杯を使い、レベルの限界をさらに突破する事。
- これによりどのサーヴァントもレベル100まで到達することができるが、聖杯を使わない状態での限界レベルはサーヴァントのレアリティによって違うため、レベル100に至るまでに必要な聖杯の個数も異なる。
- FGO6周年からは聖杯転臨の上限がレベル120までとなったが、100以降に転臨する際は追加で対象サーヴァントのサーヴァントコインも30枚必要となる。
- 霊基再臨と異なり純粋にレベルとそれに伴いステータスが上がるだけで、これによって新たなスキルを習得したりすることは無い。
- 上限レベル60の状態では聖杯1個につき+10、上限レベル65~85の状態では聖杯1個につき+5の上限突破ができるため、☆4以下の実用的なサーヴァントの能力底上げとして有用だが、上限レベル90以上の状態では聖杯1個につき+2しかされない。また、上位レアリティと同じレベルに達しても、本来のレアリティにより生じるステータス差を埋め合わせるには至らず、ある程度の差は残る。
- そして何より聖杯は各種ストーリーや期間限定イベントで一度きりの「クリア報酬」としてしか手に入る事がなく最も数が限られているため、おいそれとできることではない。また、上記の通りレベル90以降の強化は効率が良くないため、レベル100を達成したサーヴァントを見かけた場合、それはそのプレイヤー最大の「お気に入り」であることを示すと言える。
- セイントグラフのカードの枠の色はレアリティによって決まっている(☆1~2:茶色、☆3:銀色、☆4~5:金色)が、聖杯転臨によって「上限レベルが70~75」の状態になると☆2以下のサーヴァントでも枠が銀色になる。さらに聖杯を使って「上限レベルが80~85」の状態になると金色になる。本来のレアリティの枠色は、セイントグラフ上に追加される聖杯アイコンに反映される。
- またレベルが100の状態で転臨すると、セイントグラフの聖杯の周囲に黄色いマークが表示され、クラスアイコンと聖杯の周囲が水色になる。
- 霊衣開放
- 特定のサーヴァントについて、霊衣を開放することで新たな衣装に変化すること。いわゆる着せ替え。
- これを行うにはそのサーヴァント自身を召喚出来ている事は大前提だが、それに加えて「開放権の獲得」「解放の実行」の2つが必要になる。
- 開放権の獲得はマナプリズム交換で販売されているサーヴァントもいれば、期間限定イベント内の特定クエストクリアなどの報酬で手に入るものもある。開放権の獲得だけならサーヴァント未召喚状態でも可能で、先に開放権だけ獲得しておく事もできる。
- そして開放権を獲得した上で、「サーヴァント強化」の項目からサーヴァント自身の育成段階と素材・QPを揃えた上で開放を実行すると、サーヴァントステータス画面で切り替えができるようになる。
- なおマシュの「オルテナウス」霊衣だけ例外で、こちらはストーリー進行に伴って自動で追加されるもので開放権の獲得などをする必要はない(開放権獲得画面には表示される)し、唯一霊衣を変えるとサーヴァントの性能が変化する。
- また、ミス・クレーンは「霊衣が実装されているサーヴァント」に対して特別な効果があるスキルを所有している。これは実際に開放されていなくても対象に含まれる。
- コマンドオーダーバトル
- 『Fate/Grand Order』で、サーヴァントに命ずるコマンドをカードで表現した、ターン制コマンドバトルの名称。
- バトルはタクティカルフェイズとコマンドフェイズの二つから成るもので、マスターが選択したカードに応じてサーヴァントが攻撃を行い、その後敵側が行動をして1ターンが終了となる。
- コマンドフェイズ
- サーヴァントたちにどんな攻撃をさせるのかを、5枚の手札の中から3枚の「コマンドカード」を選択することで攻撃を指示するフェイズ。
- コマンドフェイズに移行した時点でクリティカルスターの配分が行われるため、タクティカルフェイズに戻ることはできなかったが、2018/4/4のアップデートによって戻れるようになった。これに伴い、クリティカルスターの配分はタクティカルフェイズのうちに行われ、何らかの理由でスターが消費される場合、配分済みのスターが配分されたのと逆順で消費されていくようになった。
- サーヴァント3体の合計15枚のコマンドカードで構成されるデッキから5枚をドローし、その5枚の中からそのターンで使用する3枚を選ぶ。選ばれたコマンドカードに応じて、対応するサーヴァントが対応する「Quick」「Arts」「Buster」の攻撃を行う。
- カードの選び方によって、様々な効果が発動することがあるが、ドローされる5枚はランダムなので、毎回狙って発生させられるとは限らない。ただし、デッキと比喩するように完全なランダムではなく「3ターンで15枚全てを引き切る」という形なので、3ターンに1回は「次のターンでどのカードを引くか逆算できる」状況が発生する。
- 1枚目に選んだカードによって全てのカードに特定の効果が強まる「1stボーナス」がかかるが、一方で後に置かれたカードほど全体的なカード性能が高くなる。
- Buster
- 通常攻撃のうち、赤いカードによって出る攻撃。Artsに対する威力および1枚目への威力ボーナスが1.5倍となり目に見えてダメージを奪える。少しだけクリティカルスターも発生するが、NPゲージは全く増加しない。
- 最初に選ぶことにより、後のカードの攻撃威力が上昇する(宝具は除く)。
- Arts
- 通常攻撃のうち、青いカードによって出る攻撃。NPゲージの増加効果がもっとも高く、威力もそこそこある。
- 最初に選ぶことにより、後のカードのNP獲得量が増える(宝具は除く)。NPが貯まらないBusterにもこの効果は適用され、NPが貯まるようになる。
- Quick
- 通常攻撃のうち、緑のカードによって出る攻撃。クリティカルスターの発生率が高く、NPゲージも少し溜まるが、威力がArtsの0.8倍と最も低い。
- 他のカードに比べて「手順の順番」およびサーヴァントごとに設定されている「攻撃のヒット数」に左右される要素が非常に大きく、基本的に選ぶだけ損と言われるサーヴァントが現状多いが、高レアリティの一部サーヴァントの通常Quickは戦術を大きく左右する程の実性能を持つ。
- 最初に選ぶことにより、後のカードのスター発生率が上昇する(宝具は除く)。
- またFGO6周年からは最初に選んだ際、選んだ3枚全てのカードのクリティカル発生率を20%アップすることができるようになった(宝具は除く)。
- ブレイブチェイン
- 3枚を同一サーヴァントのカードで揃える事で、Extra Attackが発生し、追加の一撃を加えることができるチェイン。
- また「同一種類」のカード3枚ならば下記のチェインと複合し「バスターブレイブチェイン」等になり、エクストラアタックの威力が大幅に跳ね上がる。
- コマンドカードのみで同一種類のカードを3枚持つサーヴァントは限られるため、下記の宝具カードを絡めた場合にしかできないケースが多いが、ほぼ全てのサーヴァントは宝具を含めた6枚のカード構成においていずれかの同一種類のカードによるブレイブチェインが可能なように設定されている[注 1]。
- ただしマイティブレイブチェインに関しては、どのサーヴァントでもカード3種を持っているため誰でも発動することができる。
- バスターチェイン
- 3枚のカードをすべて「Buster」でそろえることで、攻撃ダメージにさらに「サーヴァントのATKの20%分の固定値」が追加されるチェイン。
- アーツチェイン
- 3枚のカードをすべて「Arts」でそろえることで、その攻撃に参加したサーヴァント全てのNPゲージが20%たまるチェイン。
- クイックチェイン
- 3枚のカードをすべて「Quick」でそろえることで、次ターンへのクリティカルスターを20個手に入れることができるチェイン。
- マイティチェイン
- 3枚のカードが「Buster」「Arts」「Quick」と全て異なるカードだった場合に発動するチェイン。
- 選んだ3枚全てのカードの攻撃ダメージとNPの貯まりやすさの上昇、加えてクリティカル発生率が20%アップする。
- クリティカル / クリティカルスター
- 攻撃やスキルによって蓄積された「スター」は、コマンドフェイズ開始ごとにカード5枚へランダムに配分され、その数に応じた確率でクリティカル(威力とNPゲージ獲得量が2倍になるボーナス)が発生する。
- スター1個で+10%、カードごとのクリティカル率が100%を超えることはないため、スターが50個になれば全てのカードでクリティカルが確定する。
- 一部のスキルによって任意でスターを出すことも可能。
- NP(ノーブルファンタズム) / NPゲージ
- 宝具カードを使用するために必要な、各サーヴァントごとに管理されるゲージ。100%以上になることで宝具カードが解禁され、使用すると0%になる(100%を上回る端数がいくら存在しても0%になる)。
- 宝具レベルによってチャージ上限が上昇していき、宝具レベル1で100%、宝具2~4で200%、宝具5で300%となる。
- 一部のスキルによって任意でNPをチャージすることも可能。
- なおNPは敵には存在せず、代わりにターン経過ごとに1増えて上限まで貯まると宝具やチャージ攻撃を放ってくるチャージゲージが存在する(チャージゲージのチャージ上限はクラスにより異なる)。
- 宝具カード
- NPゲージが100%以上溜まっているサーヴァントがいる場合、通常攻撃の出現に関わらず常に選択可能になるカード。
- 通常攻撃のコマンドカード同様に「Buster」「Arts」「Quick」のタイプを持ち、先頭に置いた場合の2枚目以降へのボーナスもあり、各種チェインやブレイブチェインの判定にも組み込める。
- ただし宝具カード自体はバスターチェインによる威力増加補正は受けられず、2枚目以降に置いても効果が高まったりすることは無い。アーツチェインに組み込んだ場合のNP+20%、クイックチェインに組み込んだ場合のスター+20個は宝具カードにかかる効果ではないので通常通り発生する。
- また、マイティチェインや1stボーナスの効果も受けることはできない。
- オーバーチャージ
- NPゲージを200%以上、あるいは300%以上溜めて宝具を使う事で、通常よりも高い効果を発揮すること。オーバーチャージに対応している部分の宝具効果が上昇する(威力は上昇しない。ただし、対応する効果が威力に影響するものであれば結果的に上昇する)。
- オーバーチャージの方法は大きく分けて3つあり、1つは単純に複数ゲージ分のNPを溜める事。ただし200%まで溜めるには宝具レベルが2以上必要となり、300%まで溜める事ができるのは宝具レベルが最大の5となったサーヴァントのみである。
- 2つ目は別のサーヴァントの宝具の直後に宝具を連続して使う「宝具チェイン」を行う事。宝具チェインを行うとチェインの2番目のサーヴァントの宝具は+100%され、3人でチェインした3番目は+200%される。
- 最後はオーバーチャージを引き上げる状態を付与する事。この状態は一部の概念礼装の装備やサーヴァントのスキルや宝具で付与する事ができ、1~2段階オーバーチャージを上昇させることができる。
- 400%以上のチャージを行うにはこの3種類の方法を併用する必要がある。
- あくまで一部の効果が上乗せされるだけであるため、基本的には200%で1回宝具を使うより100%ごとに2回使った方が有利であり、宝具チェインも「宝具カードを絡めた各種チェイン」の機会を減らすことと引き換えなので、オーバーチャージが有効な性質を持つ宝具でのみ狙うべき要素となっている。
- 属性
- 各サーヴァントに設定されているパラメータ。「重んじる方針」「性格」「副属性」の3つがある。このうち性格と方針については、殆どがプロフィールのうち絆Lv1で読めるようになる部分に書かれている。
- 「重んじる方針」は秩序・中立・混沌の3種類、「性格」は善・中庸・悪の3種類、「副属性」は天・地・人の3種類。ただし「性格」と「副属性」については例外がいくつか存在する。
- 「属性」と「性格」に関しては、多くの場合キャラの性格付けのフレーバーに過ぎないが、一部のイベントやクエストではここを参照する制限がある場合がある。副属性は有利不利の関係を持ち、有利な相手への攻撃はダメージ1.1倍、不利な相手にはダメージ0.9倍の補正がかかる。
- 重んじる方針
- 「秩序」は社会のルールや他人との和を重んじる傾向が強い。
- 「混沌」はルールよりも自分の欲望を優先しているタイプ。ただし、いかなるルールも無視するような犯罪者・破綻者だけではなく、「基本はルールを守るが自身の行動原理は社会のルールよりも優先する」「法を重視するが皆で決めたルールではなく俺がルールだ」と言ったような者も「混沌」に分類されやすい(そのため「善」の性格と相反しない)。
- 「中立」はどちらとも言えない部類。状況に応じて柔軟に考えを変えたり、分類されるほど強い信念を持ち合わせていない者。
- 性格
- 「善」は他人のために働く、周囲の人物の幸せを願う、と言った思考の人物が分類されやすい。
- 「悪」は自分さえ良ければそれでいい、と言う思考の人物が真っ先に当てはまるが、他人の事も考えて和を目指すが手段を選ばないという人物も当てはまる事がある(そのため「秩序」の方針と相反しない)。
- 「中庸」は善悪のバランスを理解し重視する人物の他、善悪の感情そのものに乏しい人物や、状況や相手によって善と悪の側面のどちらが出る場合もある人物もこちらになる。
- 「狂」例外その1。後天的に狂化を付与されたバーサーカーが該当する。
- 「夏」例外その2。夏の海辺ではっちゃけているサーヴァントが該当する。多くの水着サーヴァントが該当。
- 「花嫁」例外その3。文字通り。ネロ・クラウディウス〔ブライド〕のみが該当。
- 副属性
- 「天」は神霊そのものの他、天より来る超常的な存在およびそれに連なる力を持つ存在。神は人々の信仰が無ければ存在できないため、「人」属性に弱い。
- 「地」は土着の信仰や伝承より形作られた存在。大自然に生きる存在の他、人々の間で創作された逸話の中の存在もここに該当する。本来「天」や「人」に該当しそうな人物でも、地に関する何かに強い繋がりのある逸話を持つ場合は「地」になる場合がある。大自然を創造した神に逆らう事はできないため、「天」属性に弱い。
- 「人」は実在の人物が英霊になったもの。神々の信仰は否定できても大自然を否定する事はできないため、「地」属性に弱い。
- 「星」例外その1。人類史に大きな希望を残した人物が該当するとされる。該当するサーヴァントの中でも半数がギルガメッシュの宝具によるサーヴァント特攻を受けない。
- 「獣」例外その2。詳細不明。「星」属性を相反していることと、NPCでの該当者の性質から、ビーストに関係があると目される。
開発スタッフ
- 全体構成・シナリオ・総監修&コラボイベントシナリオ・監修
- 奈須きのこ
- キャラクターデザイン&アートディレクション
- 武内崇
- シナリオ執筆
- 東出祐一郎(Fate/Apocrypha)
- 桜井光(Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ)
- 水瀬葉月(アニメ版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)
- 星空めてお(ファイヤーガール、世界征服〜謀略のズヴィズダー〜、Fate/Requiem)
- 成田良悟(Fate/strange Fake)[注 2][出 1][出 2][出 3]
- 虚淵玄[注 3](Fate/Zero)
- 円居挽[出 4]
- 橘公司[出 5]
- 『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~』監修
- ひろやまひろし(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)
- 『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』
- シナリオ担当:小太刀右京(アニメ版Fate/Apocrypha、Fate/EXTELLA LINK)/シナリオ原案:リヨ(マンガで分かる!Fate/Grand Order)[出 6][出 7]
- 『レディ・ライネスの事件簿』シナリオ
- 三田誠(ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)
- 『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル』シナリオ
- amphibian(『FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿 file.02』の『鎌切村忌譚』)
- 『輝け!グレイルライブ‼ ~鶴のアイドル恩返し~』シナリオ
- 田中天
- 『螺旋証明世界 リリムハーロット 〜喝采なき薔薇〜』、『盈月剣風帖』シナリオ
- 鋼屋ジン
- 土佐弁監修
- 森田了介
- サーヴァント設定
- 『Fate/Grand Order登場サーヴァント一覧』に記載。
- イラスト
- 『セイントグラフ』のページに分割。
主題歌
- 第1部
-
- オープニングテーマ
-
- 「色彩」
- 作詞・歌:坂本真綾 / 作曲・編曲:la la larks / ストリングスアレンジ:江口亮、石塚徹
- エンディングテーマ
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- 「Eternity Blue」
- 作詞・作曲:sachi / 編曲:永井正道 / 歌:愛弓
- 第1.5部
-
- 亜種特異点I テーマソング
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- 「Lose Your Way」
- 作詞:宮川弾 / 作曲:北川勝利 / 編曲:acane_madder、北川勝利 / 歌:ROUND TABLE feat. Dan
- 亜種特異点II テーマソング
-
- 「Indelible illusion」
- 作詞:Yamachang / 作曲・編曲:高慶 CO-K 卓史 / 歌:Yuriko Kaida
- 亜種特異点III テーマソング
-
- 「一刀繚乱」
- 作詞:毛蟹 / 作曲・編曲:西岡和哉 / 歌:六花
- 亜種特異点IV テーマソング
-
- 「清廉なるHeretics」
- 作詞・作曲・編曲:毛蟹 / 歌:毛蟹 feat. DracoVirgo
- 第2部
-
- オープニングテーマ
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- 「逆光」
- 作詞・歌:坂本真綾 / 作曲:伊澤一葉 / 編曲:伊澤一葉、江口亮 / ストリングスアレンジ:伊澤一葉、江口亮、石塚徹
- Lostbelt No.3 テーマソング
-
- 「Thest」
- 作詞:Yamachang / 作曲:西田圭稀 / 編曲:高橋浩一郎(onetrap) / 歌:KOCHO
- 後期オープニングテーマ
-
- 「躍動」
- 作詞・歌:坂本真綾 / 作曲:古閑翔平 / 編曲・演奏:ユアネス / ストリングス編曲:河野伸
- イベント
-
- 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』テーマソング
-
- 「二者穿一」
- 作詞:毛蟹 / 作曲・編曲:西岡和哉 / 歌:六花
- 『徳川廻天迷宮 大奥』テーマソング
-
- 「深淵のデカダンス」
- 作詞:Yamachang / 作曲・編曲:佐高陵平 / 歌:岡田梨央
- 『ぐだぐだファイナル本能寺2019』テーマソング
-
- 「参全世界」
- 作詞・作曲・編曲:毛蟹(LIVE LAB.) / 歌:乃藍
- 『セイバーウォーズ2』テーマソング
-
- 「流星RODEO GIRLS」
- 作詞:Yamachang / 作曲:北川勝利(ROUND TABLE) / 歌:ROUND TABLE feat. 六花 w/acane_madder
- 『ぐだぐだ邪馬台国2020』テーマソング
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- 「明鏡肆水」
- 作詞・作曲・編曲:毛蟹(LIVE LAB.) / 歌:KOCHO
- 『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル』テーマソング
-
- 「幻日」
- 作詞:西田圭稀 / 作曲:KOHTA YAMAMOTO / 歌:ハンナ・グレース
- 『地獄界曼荼羅 平安京 轟雷一閃』テーマソング
-
- 「The Golden Path」
- 作詞:Konnie Aoki、Doul / 作曲:西田圭稀 / 編曲:来兎 / 歌:Doul
- 『栄光のサンタクロース・ロード』テーマソング
-
- 「Frozen Hope」
- 作詞:天音トウ / 作曲:佐高陵平 / 歌:SAYA
- 『ハロウィン・ライジング!』テーマソング
-
- 「Sing My Heart ~魔法を奏でて~」
- 作詞:西田圭稀 / 作曲・編曲:KOHTA YAMAMOTO / 歌:大久保瑠美
- 『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』テーマソング
-
- 「伍越同舟」
- 作詞・作曲:毛蟹(LIVE LAB.) / 歌:Tetsu Yamamoto
- 『アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~』テーマソング
-
- 「Torrid」
- 作詞:西田 圭稀 / 作曲・編曲:KOHTA YAMAMOTO / 歌:SAYA
- 『ぐだぐだ新邪馬台国』テーマソング
-
- 「陸劫輪廻」
- 作詞・編曲:毛蟹(LIVE LAB.) / 作曲:芳賀敬太 / 歌:スパイラル・ラダー
公式サポート漫画
- Fate/ぐだぐだオーダー
コハエースの作者・経験値氏が手がける公式サポート漫画。ノリもコハエースを思わせる内容…というか完全にソレ。
更新は延期前は毎週水曜日だったが、サービス開始延期後からは毎週木曜日となった。
桜セイバーと魔人アーチャー曰く「サービス開始までHPですることないから、何かテキトーに上げとけって型月の社長が」という理由で開始された企画であるとのこと。
当初はサービス開始までの全10回予定であったが、延期の影響でその後も継続。
延期に伴い長期間にわたって新情報が途絶え、使えるネタがなくなるという苦しい状況に立たされてもほぼ毎週更新されていたが、7月30日を以て連載終了となった。
その後、TYPE MOONエース Fate/Grand Orderにて全話再録+書き下ろしおまけ漫画「Fate/ぐだぐだヒストリア」が掲載された。
連載終了から大分経った頃に、二人がゲームテクニックを紹介する「Fateぐだぐだお得テクニック」の連載が唐突に開始される。
ゲーム内で詳しく言及されない細かい仕様等について解説し、ユーザーからの評判もそれなりだった。第13回をもって完結している。
ちなみに、閲覧はゲーム内のお知らせページからしか行えず、ネットでは基本見られないので注意。
そして2015年11月下旬にて「Fateぐだぐだ本能寺」が開催されると同時に本作も期間限定で復活となった。
その後は、いわゆるぐだぐだイベントが開催されるたびに復活して数話が更新されている。
サービス開始に伴い、Fate/ぐだぐだオーダーに代わって連載が開始された公式サポート漫画。作者はリヨ氏。
内容は一言では言い表せないほどカオス。詳細は項目参照。
Twitter上で漫画を配信する「ツイ4」で展開されているサポート漫画。
漫画は津留崎優氏。監修はTYPE-MOON、東出祐一郎氏、桜井光氏。ヒストリカル・チェックは森瀬繚氏。
- Fate/Grand Order -
mortalis:stella -
2017年7月28日から月刊コミックZERO-SUMで連載。
マシュの視点で特異点F、第一特異点、第二特異点、第四特異点、第六特異点、終局特異点のシナリオを描画する。作者は白峰氏。
- Fate/Grand Order -
turas realta -
2017年8月9日から別冊少年マガジンで連載。
藤丸立香の視点で特異点F、第一特異点、第三特異点、第五特異点、第七特異点、終局特異点のシナリオを描画する。作者はカワグチタケシ氏。
- Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件
2019年1月26日から少年エースで連載。亜種特異点Ⅰのシナリオを描画する。主人公は男性。作者は佐々木少年氏。
- Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ アガルタの女
2019年2月4日からヤングエースで連載。亜種特異点Ⅱのシナリオを描画する。主人公は男性。作者は武中英雄氏。
2022年3月に完結。全6巻。
- Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点Ⅲ 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負
2019年1月29日からマガジンポケットで連載。亜種特異点Ⅲのシナリオを描画する。主人公は女性。作者は渡れい氏 。
- Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム
2019年1月27日から月刊ComicREXで連載。亜種特異点Ⅳのシナリオを描画する。主人公は女性。作者は大森葵氏。
- Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点EX 深海電脳楽土 SE.RA.PH
2019年2月20日からヤングエースUPで連載。亜種特異点としてもカウントされているFate/EXTRA CCCとのコラボシナリオを描画する。主人公は男性。作者は西出ケンゴロー氏。
CCCコラボ復刻開催日の18時に突然の告知でプレイヤーたちも驚いていたが、連載が決まったこと自体にコミカライズを担当することになった西出ケンゴロー氏とシナリオ執筆を担当した奈須きのこ氏もビックリしていたらしい。[出 8]
2019年2月4日からヤングエースで連載。卓上ゲーム『Fate/Grand Order Duel』のプレイレポート漫画。作者は磨伸映一郎氏。
第4話からは磨伸映一郎氏が右手首を骨折した[出 9]為、代理作画を邪武丸氏が担当している。[出 10]
- Fate/Grand Order 英霊食聞録
- 2019年12月20日からTYPE-MOONコミックエースで連載。『衛宮さんちの今日のごはん』と同じ系列の料理漫画。作者は十駒マコト氏。
- Fate/Grand Order フロム ロストベルト
- 2019年12月20日からTYPE-MOONコミックエースで連載。クリプター達の視点から語られる短編集。作者は中谷氏。
- Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない
- 2020年6月1日からTYPE-MOONコミックエースで連載。やたらと緩いカルデア一行によるギャグ漫画。作者は槌田氏。
雑誌付録ドラマCD
- Fate/Grand Order 序章
- TYPE-MOONエースFate/Grand Order付録。
- シナリオ:奈須きのこ
- THE BLUE BIRD
- 月刊コンプティーク2016年4月号付録。
- シナリオ:磨伸映一郎
- Fate/ぐだぐだオーダー「帰ってきたぐだぐだお得テクニック」
- 月刊コンプティーク2016年5月号付録。
- シナリオ:経験値
- 英霊伝承異聞「巌窟王エドモン・ダンテス」
- Fate/Grand Orderカルデアエース付録。
- シナリオ:桜井光 監修:奈須きのこ キャラクターデザイン:兔ろうと
アニメ
- 『Fate/Grand Order ‐First Order‐』
- 2016年末の特別番組として放送された。内容は約68分。
- 製作主導はアニプレックス、アニメーション制作は新興アニメ会社のLay-duce。
- ゲームのプロモーションの意味合いが強い内容で、序盤はほとんど設定の説明。
- 「Fate Project」(TYPE-MOON×アニプレックスの企画)としての放送枠である為、それに関連したシリーズの宣伝という意味合いも兼ねている。
- シリーズを振り返る企画では2006年の『Fate/stay night』、2010年の劇場版『Fate/stay night - Unlimited Blade Works』に言及がなかったが、それが逆に賛否を呼び「DEEN版」という言語がトレンド1位を獲得する事態を巻き起こした。
- 前述の通り、今作はTYPE-MOON×アニプレックスの枠組みであるため、版権(配給)が別である「DEEN版」が登場しないのは特別な事ではない。しかし、その余波は新年にも及び続け、本作の内容はおろか、劇場版『「Fate/stay night」Heaven’s Feel』、『Fate/Apocrypha』の新情報解禁という大きな話題をもかき消されてしまう珍事となった。
- 著名人や関係者もTwitterで一定の反応を見せた。2006年のアニメの作画監督で、アニメFate/ZeroやFate/EXTELLAにも参加した西田亜沙子は「(配給関係が)ややこしいのは理解できるが一言くらい欲しかった」と思いを述べた。ちなみに、偶然にも奈須きのこがこの一件の数日前(12月26日)に劇場版UBWの話題を出していたため、ちょうど過去作を思い出しているファンが多かったのも影響していたと思われる。
- 『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』
- 2017年末の特別番組『Fate Project 大晦日TVスペシャル2017』のコンテンツの一つとして放送された。内容は約33分。
- 製作主導はアニプレックス、アニメーション制作はLay-duce。
- 番組内では他に『氷室の天地 Fate/school life』とのコラボ企画として『Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~』、そして『衛宮さんちの今日のごはん』第1話が放送されている。
- 『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
- 「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3rd Anniversary~」にて制作発表された。
- 主人公の藤丸立香はアニメオリジナルの魔術礼装を着ている。
- 本放送前に、マシュとロマニの馴れ初めから第1部6章までを纏めた第0話にあたる「Episode 0 Initium Iter」が「Fate/Grand Order Fes. 2019 ~4th Anniversary~」で先行上映された。
- その後、FGO本編のアプリで期間限定配信され、アプリでの配信終了後も各動画サイトで配信された。さらに2019年の大晦日TVスペシャルで初の地上波放送となった。
- TV放送時期は2019年10月5日。連続2クールの全21話。
- 製作主導はアニプレックス、アニメーション制作はCloverWorks。
- 『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』
- 2020年および2021年に前後編の形で公開された劇場版アニメ。
- 『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』
- 2020年3月21日、アニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の最終話放送後に告知PVと共に制作発表された。
- 2021年7月30日に劇場版アニメとして公開。
- 『Fate/Grand Carnival』
- 2021年6月に発売されたOVAアニメ。
- 元になっている『カーニバル・ファンタズム』同様、完全にギャグに振り切った短編集。
メディア展開
- 『Fate/Grand Order 英霊伝承』
- 特定のサーヴァントに焦点を当てて生前を物語る短編小説群。
- 小説以外にもドラマCD他の媒体を使用した「異聞」も存在している。
- 『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局』
- 2017年1月から文化放送にて放送中のラジオ番組。
- 『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』
- 2017年7月に公開された舞台劇。9月に復刻。
- タイトル通り、第六特異点『神聖円卓領域キャメロット』に絞った内容であり、ベディヴィエールを主人公とした物語になっている。
- 2018年2月28日にBlu-ray & DVDが発売。
- 『Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-』
- 2019年1月に公開された舞台劇。
- タイトル通り、第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』に絞った内容である。
- 『Fate/Grand Order THE STAGE -冠位時間神殿ソロモン-』
- 2020年10月に公開された舞台劇。
- タイトル通り、終局特異点『冠位時間神殿ソロモン』に絞った内容である。
- 『FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』
- 2019年5月23日発売の小説。著者は『虚月館殺人事件』のシナリオ担当の円居挽、イラストはホームズ担当の山中虎鉄。
- 『FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件』
- 2019年5月23日発売の小説。著者は『虚月館殺人事件』のシナリオ担当の円居挽、イラストはモリアーティ担当の本庄雷太。
- 『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』
- PlayStation VR専用ソフト。
- 『Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM』
- スマートフォン向けダンスアクションゲーム。
- 『Fate/Grand Order Arcade』
- オンデマンド印刷機ユニットを搭載したトレーディングカードアーケードゲーム。
- 『FGO Summon Pencil Servant』
- バトル鉛筆化。
- 『Fate/Grand Orderウエハース 』
- サーヴァントカード入り食玩。
- 『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』
- ボードゲーム化。
- リアル脱出ゲーム 謎特異点I 『ベーカー街からの脱出』
- 株式会社SCRAP主催。
- 東京原宿、名古屋矢場町、大阪心斎橋、福岡天神、札幌大通、横浜石川町で開催。
- リアル脱出ゲーム 謎特異点Ⅱ 『ピラミッドからの脱出』
- 株式会社SCRAP主催。
- 東京原宿、名古屋矢場町、大阪心斎橋、仙台青葉区、岡山北区、福岡天神、札幌大通で開催。
- リアル脱出ゲーム 謎特異点Ⅲ FINAL 『冠位時間神殿からの脱出』
- FGO Project主催。
- ダイバーシティ東京、東京、名古屋、大阪難波、福岡、札幌のZEPP HALLで開催。
メモ
- 作品自体について
- 奈須きのこ氏は本作を「TYPE-MOONのお祭りなので、あらゆる作品とつながっているが完全に独立した場、格闘ゲームでいえば『THE KING OF FIGHTERS』みたいなもの。だから『Fate/stay night』の続きが『Fate/Grand Order』なのかと言われても、そうとは言い切れない。『Fate/Grand Order』はあらゆる『Fate』を取り入れて騒ぐ場所なので、厳密に設定の統一性を求めてしまうとお祭り自体がつまらまくなってしまうでしょう?」と語っている。
- かつて奈須氏の発言から、『Fate/EXTRA CCC』で奈須きのこ本人によるFateシリーズの展開はこれで終わりかと思われることもあった。だが「竹箒日記」でのコメントでは
「もうFateは書かないと言ったな。あれは嘘だ。
ああ、石を投げないで! むしろ投げてもっと投げて!
でもしょうがないだろ、書いてるうちに興が乗っちまったんだから!
あいつはSSRが好きだったんだ……
このハサンがSSRだから、畜生……!(おにぎりを食べながら涙をこらえている)」
との事[注 5]。新たなステージに進出し、Fateシリーズはこれからも続いていくのであった。- ちなみにハサン云々の一見意味不明な一文は開発時一番最初にボイスを作ったというあのお方のことだと推測される。
- 人類史の焼却という未曽有の大事件のためか、現界するサーヴァントは通常ならば例外・不可能・極低確率とされるケースのオンパレードである。具体的には、召喚自体が 原則不可能な神霊やそもそも死んでおらず英霊ですらない者がサーヴァントとしてやってくる、晩年の精神や全盛期の姿ではなく元の人物がまだ未熟な頃の姿で召喚される、など。
- 本作では初めてアメリカ出身の英霊が登場したが、制作サイドからの「ちょっと変化球な人たちが多い」(武内氏)
「『そうならざるを得ないよね』っていう人たちが多いと思います」(奈須氏)という事前コメント通りの顔ぶれであった。
- 本作では初めてアメリカ出身の英霊が登場したが、制作サイドからの「ちょっと変化球な人たちが多い」(武内氏)
- 既存の英霊の中で、クー・フーリンやジキル/ハイドのように複数のクラス適性がある者の中には既存のものとは別のクラスで登場する者もいる。武内氏曰く、
「そんなにたくさんはいませんが、皆さんが『この人の別クラスが見たい!』という英霊については、たぶん実現されてるんじゃないかな」との事。- なお、同一キャラを二人チームに入れることはできないが(フレンドを除く)、クラスが違ったり、アルトリアでもオルタ、リリィだったりすると、別キャラ扱いとされ、同じチームに入れることができる。頑張れば青セイバー、セイバーオルタ、セイバーリリィ、サンタオルタ、ランサーオルタ、ヒロインXと、パーティーの6枠すべてをアルトリアで埋め尽くすアルトリアパーティーも可能である。
- 全部で何人くらいのサーヴァントが登場するのかという質問に対し、武内氏曰く、
「具体的な数はまだ言えませんが、サーヴァントデザインとして参加された作家さんたちをご覧になって、そこからご想像いただければと」との事。
作家一人辺りに何人描くのか(あるいは描いたのか)知る由もないので想像しろという方が無理な話なのだが…。- もっともソシャゲ自体、いつサービスが終わるかなど最初から不明なので、サービス中に本来予定された人数から更に追加するという事もあり得る以上、
全部で何人を予定しているかと言われてもそもそも無茶な点もあるので、ある程度ぼやかした上での発言ではないかと思われる。 - 一応本作は「過去のシリーズ作品に登場したサーヴァントはすべて出す」を公約として掲げているが、事例が特殊過ぎてサーヴァントにカウントしていいか怪しい連中もちらほらおり、どこまで信用していいかは怪しい所。
- もっともソシャゲ自体、いつサービスが終わるかなど最初から不明なので、サービス中に本来予定された人数から更に追加するという事もあり得る以上、
- 『stay night』等に登場する人間のキャラは、(一部を除き)本編にこそ出演はしないものの、概念礼装(サーヴァントに装備させるアイテム)のイラストという形で登場している。
- 『stay night』等で登場している武内氏がデザインしたキャラクターは別のイラストレーターによって描かれている場合がある。
武内氏曰く、可能な限り自分で描きたいが、『stay night』等で登場しているキャラクターは歴史があるぶん他のサーヴァントに比べて知名度がありすぎてフェアではない。
なので「これを描かなきゃファンが怒る」というキャラクターは自身で担当し、それ以外は他のイラストレーターに任せるべきだと考えて「この人だったらファンも納得だろう」と決めている。[出 12]
- 毎年恒例の夏に実装される水着サーヴァントは「シナリオに初めて登場してから1年が経ったら水着になってもオーケー」というルールのもと選別されている。[出 11]
- ちなみにメインシナリオで印象に残ったサーヴァントやいいことをしたサーヴァントを水着にするのではなく、最近スポットライトが当たっていなかったり、オルタを作りづらいサーヴァントを優先している。[出 11]
- なお、期間限定イベント『サバ・フェス2023』では2部6章サーヴァントの水着が目白押しであった(これについては、元々水着イベントで2部6章アフターをやるという予定だったので仕方がない部分もある)。
- ちなみにメインシナリオで印象に残ったサーヴァントやいいことをしたサーヴァントを水着にするのではなく、最近スポットライトが当たっていなかったり、オルタを作りづらいサーヴァントを優先している。[出 11]
- FGOでは源頼光や宮本武蔵など史実では男性だった人物がTYPE-MOON世界では女性として登場していることが多いが、英霊には女性が少ないため男女の割合バランスを取るために女性として設定できそうな英霊は率先して女性にしているとのこと[出 13]。その結果として、実装済みの女性サーヴァント数は実装済みの男性サーヴァント数を圧倒している。
- ゲームシステム面について
- サーヴァントは☆0~☆5(☆0は現在アンリマユ専用で、実質的には☆1が最低)までの六段階のレア度に振り分けられており、☆0~☆3はゲーム内で完結したリソースを使って回す「フレンドポイント召喚」、☆3~☆5は主に課金して入手する"聖晶石"を消費して回す「聖晶石召喚」から入手することになる。
- 基本的に高レアサーヴァントの方がステータスも高く強力。だが、低レアサーヴァントが弱いのかと言うと決してそんなことはなく、多少のステータスの不利は後述する相性次第でひっくり返せる上、強力なスキルや宝具等、高レアというだけでは代替できない独特の強みを持っている場合もある。きちんと育成し、活躍の場を見極めれば、低レアサーヴァントでも高レアサーヴァントに匹敵、ないし凌駕するだけの活躍が望める。
- 強弱がレアリティに比例しないという性質上、敢えてレア度の低いサーヴァントのみでパーティーを組んで戦うプレイヤーも多数存在しており、星3以下のサーヴァントのみで現在までの全てのストーリー及びイベントクエストをクリアしている猛者もいる。
- ソーシャルゲームでは頻繁にみられる属性などによる相性要素が本作にも採用されている。サーヴァントのクラス間の強弱の相性関係がそれであり、その影響はやり取りするダメージの倍増/半減という大きな形で現れる。例えば、手強いランサークラスがボスに控えているクエストには、ランサーに有利なセイバークラスのサーヴァントを擁したチームで挑むといった作戦が必要となる。
- この都合上、サーヴァントに限らず敵として登場するモンスターやモブ兵士などにもクラスが設定されている。剣を持っていればセイバー、槍を持っていればランサー、弓や銃を扱えばアーチャー、ワイバーンはライダー、魔術が普及した新宿のチンピラはキャスターなど様々である。
- クラスの概念自体がゲームシステムとバランスに大きく関わっているためか、エクストラクラスのサーヴァントは少数に限られ、☆5ないし期間限定が大半を占める。とはいえ通常の7クラスにおいてもレアリティなどの明らかな偏りが見られ、サービス開始時点で全てのクラスに相性有利で殴れるバーサーカークラスのサーヴァントは総数がかなり多く、逆にアーチャーとセイバーの2種は少数かつ一騎を除いて高レアリティのみ、という状況だった。
- 2016年7月末に1周年を記念して、聖晶石4個で一回召喚できるところを、3個で一回召喚可能に変更された。従来の価格設定が異常に高かったというわけでもないため、異例の措置として話題になったが、もちろん割引されたくらいでは出ない時は出ないのは言うまでもない。
- 2019年のFGO4周年からは10連召喚が11連召喚となり、単発で1連ずつ召喚した場合も10連目に2回召喚ができるようになった。
- 2022年の正月からは、期間限定召喚において329連でピックアップ星5サーヴァントが排出されなかった場合、330連目に確定でピックアップ星5サーヴァントが排出されるようになった。
- なお1体でもピックアップ星5サーヴァントが排出された場合、330連目の確定排出は消滅する。また、フレンドポイント召喚やピックアップの無いストーリー召喚では確定排出は存在しない。
- 6章実装と同時に☆5の同じサーヴァントを6騎以上召喚した場合に入手でき、10個集めることで特定の(全てではない)☆5サーヴァントと交換できる「無記名霊基」が導入された(実際に実装されたのは10月である)。5騎までならば宝具強化のために無駄にならないが、6騎以上が無駄になるという意見を受けての救済のためのシステムだが、対象が「1騎出すだけでも容易ではない☆5サーヴァント」だけという前提ゆえに並大抵ではない課金があって初めて利用できる代物となっているため、他のゲームで時折見られる「サーヴァントを選んで手に入れられるシステム」ないし、いわゆる「天井」を期待したプレイヤーからは批判が集まった。
- 類似システムとして、☆4以上のサーヴァントを売却することで入手できる「レアプリズム」もその後に実装されている。こちらで交換できるのは入手手段の限られた概念礼装などで、メリット自体がやや控えめ。
- 本作のゲームシステム上では「クラススキル=自動的に効果を発揮するパッシブスキル」「保有スキル=戦闘中に選択して使うアクティブスキル」として扱われているため、ゲーム中では「神性」スキルがクラススキル扱いとされていたり、「単独行動」を持つライダーや「騎乗」を持つランサーなどといった別クラスのクラス別スキルを保有しているサーヴァントについては、それらのスキルがクラススキル枠にまとめられている(どちらもムック本では神性スキル、別クラススキルとしてクラススキル、保有スキルとは別枠で扱われている)。
- 逆にルーラーのクラススキル「真名看破」と「神明裁決」は保有スキル枠に移動している。
- また既存のサーヴァントについては、強化クエストをクリアすることで原作で設定されていなかった保有スキルが追加されるほか、イベント専用の固有スキルや宝具の描写が登場する事がある。
- ちなみにスキルの仕様について、プレイヤー側のサーヴァントはスキルの再使用には一定ターンの経過を待つ必要があるが、敵側は原則的にランダムに使用し、同じスキルを連発する場合もある。一応確率面などでバランスを取っているようだが、回避系、防御系のスキルを持つサーヴァントは運が悪いと対策なしではまるで攻撃を通せなくなることも。
- サービス開始より実装されていたほとんどのサーヴァントの攻撃動作は所謂汎用モーションである。特に顕著なのがキャスター含む武器を持たないサーヴァントで、いずれも(とても魔術の類を扱えるとは思えないサーヴァントであっても)共通の光弾を飛ばして攻撃を行うことが多い。
- 後発のサーヴァントの攻撃動作がそれぞれほぼ固有のものになったことと、初期組と後発組では目に見えて等身が異なることでより目立つ問題点とされた。そのためアルトリアやギルガメッシュ(彼は元から固有ではあったが)を皮切りに、初期のサーヴァントのグラフィック・動作のリニューアルが実施されている。
- 後に2017年度の年末特番において初期実装サーヴァントのモーションを専用のものに作り変えることを発表した。
- サーヴァントのモーション改修はユーザーが期待して盛り上がるタイミングを狙ってリニューアルしているが、TYPE-MOONからDELiGHTWORKSの女性スタッフに「女性から見て、男性サーヴァントをリニューアルするならどちらが喜ばれそう?」という質問があり、その返答が反映されるということもあった。[出 14]
- なお、サーヴァント一騎のモーション改修には約4ヶ月もかかり、新規サーヴァント作成には一騎で5~6ヶ月程かかる。[出 15]また霊基再臨の段階に応じてモーションや宝具演出も変わるサーヴァントの場合は、もう一騎作るくらいの手間と時間がかかる。[出 16]
- しかし汎用モーションのサーヴァントがまだ残っているにも関わらず、2022年3月のニコラ・テスラの改修からは随分と間が空き、やっと2024年3月にジャンヌ・ダルクとジャンヌ・ダルク〔オルタ〕の改修が行われた。
- サーヴァントのモーション改修はユーザーが期待して盛り上がるタイミングを狙ってリニューアルしているが、TYPE-MOONからDELiGHTWORKSの女性スタッフに「女性から見て、男性サーヴァントをリニューアルするならどちらが喜ばれそう?」という質問があり、その返答が反映されるということもあった。[出 14]
- メインストーリーやイベントなどで敵のHPをブレイクするたびに台詞を表示しながら特殊なバフなどが付与されるが、これは敵がだんだん本気を出していくという演出。
- 中には開発スタッフではなく、「このバトルではこういう体験をしてもらいたい」というライター陣からのアイディアを元にバトルシステムへ組み込んでいることがある。[出 17]
- サーヴァントのレアリティは基本的に設定を作る時に決めているが、シナリオ上で重要な役目を担うという理由や同時期に実装するサーヴァントとのバランスを考慮して、途中で変更するケースもある。[出 18]
- よくサーヴァントのレアリティは召喚に応じやすいかどうかで決まっているのではと言われているが、そのような法則は特にないとのこと。[出 19]
- ゲーム外について
- 開始当初は下記のサーバー障害やガチャの排出率に関するもの等様々な要因の問題が発生し、炎上騒動が巻き起こってしまった。この事は多くのニュースサイトでも取り上げられたが、改善されたこともあってか現在は落ち着いている。
- しかしSNSでは一部のユーザーによる運営や本作に関わるシナリオライター、声優、イラストレーターに対する誹謗中傷が後を絶たず、結果イラストレーターの一人がpixivとtwitterのアカウントを削除されてしまうという騒動もあった。
- 『First Order』のシナリオ制作を開始したのは四章が配信された頃で、ゲームのシナリオをベースに主人公とマシュの物語を軸に、まだ公開してないゲーム設定も盛り込んでゲームの七章を踏まえた作品になっている。
- 定期的にリアルイベントが開催されており、1周年記念に秋葉原にてイベントが開催されて以降、周年ごとに幕張メッセにて『FGOフェス』が開催されており、それに併せてゲームに関する大々的な発表が行われている。また、冬季には『冬まつり』と称して、全国各地でのイベントが開催されており、こちらにおいても開催に併せてゲームの最新情報等が発表されている。
- 5周年という大きな節目においては、東京ドームでのイベント開催が決定していた。……が、新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、残念ながら中止となってしまった。
- 国外においてもアメリカ、中国等でイベントが開催されており、STAR影法師氏のTwitterで『Fate/Grand Order EXPO 上海 2019』のキービジュアルが公開されている[出 20]。
話題まとめ
- 黎明期の諸問題
- Fateシリーズでは初のオンラインゲーム、スマートフォン向けゲームの本作であるが、開発に携わっている会社のいずれもがこの手のゲームを開発したことが一度もなかった(特に開発の主軸となったディライトワークスは本作が会社としての初事業と、最早ゲーム開発の経験どころの話ではなかった)ためその手のノウハウに乏しく、サービス開始初期からかなりの期間、様々な問題が相次いだ。
- 突発的な臨時メンテナンスの頻発
- 本作は当初予定していたプレイヤー数よりも多くの数が集まってしまったからなのか(開発陣のとある人物からは「事前登録50万行くわけねーだろとタカを括っていたら100万越えてしまった(意訳)」という証言も出たらしい)通信回線が貧弱の一言に尽き、臨時のメンテナンスを乱発することで悪い意味で有名だった。その程度はと言うと、何もない平素の時ですら頻繁にサーバーが落ち、イベントを開催した日にはメンテ乱発で中断し過ぎて数回に渡る期間延長、挙句メンテが明けたと思ったら五分と経たずにまたメンテを開始など、黎明期のメンテナンス頻度は最早伝説として語り継がれている。
- 当初はその頻度の多さに批判が殺到したが、あまりに性懲りもなく何度も繰り返されるためユーザー側がこれらをネタにして遊び始めるという珍事が発生。「メンテが明けるとどうなる?」「知らんのか? メンテが始まる」といった有名作品のコラや、「無限の剣製」の詠唱を改変したパロディネタ等がTwitterを始めとするSNS上に氾濫。ついには公式の手で作品内外でネタにされ始める等混迷を極めた。
- 現在では数度のサーバー増強や定期メンテナンスの導入などを経て、突発的な長時間メンテナンスの頻発という悪夢のような環境からは脱却に成功している。が、時たまメンテナンスが延長すると「詫び石はよ」という要求が飛び交う等、その爪痕というか痕跡は定番のネタとしてしっかりと残ってしまっている。
- 長時間ロード
- 上記サーバーの貧弱さと根を同じくする問題。「フォウ君が右下で走るのをずっと眺めているだけのゲーム」と揶揄されたことすらあった程にロードが長く、酷いケースになると秒や分ではなく時間単位でログインできない者もいた。
- 上記臨時メンテナンスの頻発と併せてまともにログインできない期間が長く続き、一週間単位でユーザーのログインを封鎖して集中メンテナンスを行い状況改善を図ったことすらあった。……見事に改善されなかったというオチ等も含めてこれも伝説と化している。
- 渋すぎたガチャ
- この手のスマホゲームはゲーム内クレジットで行える所謂「無料ガチャ」と課金することで入手できるクレジットで行える(当該クレジットは一応ほぼ有限ながらゲーム内でも無料で入手可能ではあるが)「課金ガチャ」の二種類に分かれており、本作もこの例に漏れない(「フレンドポイント召喚」と「聖晶石召喚」)。が、サービス開始初期はどちらのガチャも確立設定が異常なまでに渋く、サーヴァントを育てて戦うゲームなのに肝心のサーヴァントがレアリティの高低問わずさっぱり入手できないというゲームコンセプトをぶち壊すような惨状が展開していた。
- 例としてサービス最初期の段階で、聖晶石召喚のサーヴァントと概念礼装(サーヴァントの装備・強化パーツ)の当選確率比が数値にして約1:3(恐ろしいことにコレ全てのレア度の合算である)。このため、所謂十連ガチャをすると十個全部礼装といった現象も全く珍しくなくむしろよく見かけた程であり、「キャラクターを売りにしているゲームなのにキャラが全く出ないとは何事だ」という批判が殺到した。
- 運営も流石にマズイと思ったのか、クエストをクリアすることで無料ガチャから排出される低レアサーヴァントを入手可能なイベントの開催、高レアサーヴァント一体の無料配布キャンペーンの実施、年末年始及びアニバーサリー(要するに約半年周期)で最高レアリティサーヴァントを一体確定入手可能な有料ガチャの開催などの催し物でテコ入れが行われた。
- 各種イベントの報酬として入手可能だった所謂「配布サーヴァント」たちは、他の多くの類似ゲームの同種キャラクターと異なり有料ガチャのみから入手できるキャラクターと比較しても決して見劣りしないスペックを持つことも当然あるが、それ以上に自軍の戦力拡充が困難に過ぎたこの黎明期にあって特にありがたがられた。
- 現在はどのガチャでも十連を行えばレアリティ問わず確定でサーヴァント1騎が排出される設定が加えられ、なおかつレア度☆3のみ排出比率が礼装、サーヴァント共に30%へ変更された(あくまで☆3だけの話なので、高レアサーヴァントの入手には一切影響はないのだが)。また、星4以上(概念礼装かサーヴァント)が確定で排出もされる。
- もっとも、攻略的観点に限って言えば概念礼装が一概に「ハズレ」というわけではなく、物によっては高レアサーヴァント1騎よりよっぽど戦力の向上に貢献する場合もある。ただしこれは(レアリティは問わず)サーヴァントの頭数がある程度揃った上での話でもあるので、サービス初期に強く問題視されたのも宜なる。
- サーヴァントのクラス毎の入手難度
- メモの項にて先述しているが本作は所謂相性ゲーであり、各基本クラスのサーヴァントの頭数を揃えてからが本番と言って良いゲームバランスである。が、当初はサーヴァントのクラス毎に明らかな入手難度の格差が存在しており、上記サーヴァントそのものの入手難度と相まって戦力拡充に喘ぐユーザーが続出した。特に酷かったのはアーチャークラスとセイバークラスである。
- アーチャークラスとしてサービス開始時点で実装されていたのは全3騎(次いで少ないランサーが5騎)。しかも内2騎はそれぞれ☆3(R)と☆4(SR)とレア度が高い故ガチャの渋さと相まって入手が非常に難しく、トドメに残る1騎の☆1(C)はサーヴァントの入手も育成も困難なサービス開始初期の環境では真価をまるで活かせない自爆宝具持ちと非常に始末が悪かった。
- 現在ではアーチャー全体の数は入手が現実的な☆3を中心に増加し、ストーリーの確定入手もあるため、比較的揃えにくいクラスという位置は変わらないがサービス当初よりは落ち着いている。
- セイバークラスは数こそかなり多いもののそのすべてが☆3以上。その内で一番入手しやすい☆3はサービス開始時点では2騎のみ。最優のサーヴァントという設定を反映した結果だと思われるが、おかげで入手に難航するユーザーが続出した。
- 後にストーリーでの確定入手枠が実装されたが、タイミングが6章クリア時と非常に遅く、☆3以下の低レアリティで恒常入手可能なセイバーの実装には実にサービス開始から4年の時を要すなど他のクラスに比べてフットワークが重い。
- 加えてサービス開始当初は、ランサー、ライダー、アサシンクラスは☆5のサーヴァントが実装されておらず、それぞれの☆5が実装された後も、ランサークラスに関しては恒常的に召喚可能なものが5章実装と同時とかなり遅かった。アサシンクラスにおいても恒常召喚☆5サーヴァントは4章実装前に登場したが、それからは期間限定キャラばかりで2体目の登場はそれからおよそ二年近くの間隔を経ているなど、クラス間の純粋な格差は否めないものがある。
- 突発的な臨時メンテナンスの頻発
- 他作品とのコラボ
- ソーシャルゲームではよく他作品とのコラボ企画を行う事があるのだが、ファンの中には当初より「『Fate』シリーズの設定が独特な為、無理ではないだろうか」とコラボを敬遠する意見も多く、実際に2019年時点では『Fate』側キャラクターが他作品に出張する事例はあるものの、その逆は実現に至っていない。
しかし『TYPE-MOONエースVOL.10』のインタビュー記事によると意外にも今作品もコラボには意慾的な様子で
武内氏曰く「他作品との折り合いさえつけば、いつか必ずやりたいとは思っています。」と発言しており、
また奈須氏も「コラボはスマホゲームの華ですからね。どんな作品との共演が実現するのか、個人的にも楽しみです。」と発言しており、「『Fate』と相性が良さそうな漫画やアニメはたくさんある」と意外にも肯定的な模様。- ただ、現状では平行しているストーリーとの展開がまだ安定していない事やコラボに対して否定的な意見が多い事などを想定すると、あくまでこれらは「やりたい事」の内なのかもしれない。
- 「TYPE-MOON内他作品とのコラボ」などについては通例通り行われ、第一弾として2016年2月下旬に『劇場版 空の境界』。名目上はスペシャルイベントだが、第二弾として同年4月末より『Fate/Zero』。第三弾として同年9月中旬に行われた『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』。第四弾として2017年5月初旬に『Fate/EXTRA CCC』。第五弾として2018年4月下旬に『Fate/Apocrypha』が行われた。『Fate/Zero』とのコラボではイベント本編のシナリオは原作者の虚淵玄氏の書き下ろしとなっており、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは同時期に放映されていた『ドライ!!』のアニメと連動する形となっている。
- 一方の「社外作品とのコラボ」については具体的な動きが見られないものの、2018年10月下旬の『神秘の国のONILAND!!』では『プリキュア』、同年12月中旬の『ホーリー・サンバ・ナイト』では『キン肉マン』をそれぞれ意識したネタが満載されており、当面はこのような「勝手コラボ」とも形容できる路線でのイベントを開催しつつ方向性を探っていくのだろうか。
- なお『ホーリー・サンバ・ナイト』は『キン肉マン』の作者であるゆでたまご氏からパロディについて苦言を呈されたためか、2023年現在は一切復刻されていない。
- 奈須氏曰く、FGOのストーリーが強くなっているため、1回でも特例を許すと「ほかの作品から来られちゃう世界なんだ」と思われてしまうためTYPE-MOON以外の他作品とのコラボは難しいと考えている。ただし、第2部完結後に新しい世界が広がるなら世界観を緩めてもいいかなと考えている。[出 21]
- 流出情報
- 利用規約の禁止事項にも触れられているものの、それでもサービス開始から早くも一部情報が解析されてしまい、今後登場するであろうサーヴァントの情報・画像の流出、一部分ながらも今後のストーリーのネタバレなどが発生している。
- ネタバレが嫌な方はその手のサイトに近づかなければ特に問題こそないのだが、画像検索の場合まだ登場前のサーヴァント画像が見えてしまう事態が高確率で発生するため、ネタバレ拒否勢は使用の際、十分気を付ける様に。
- 2021年に実装された2部6章に関してもデータが流出していたためか、これ以降『Grand Order』運営は情報流出の防止に力を入れている。このためか、2021年9月以降は目立った情報の流出は見られない。
- なお、当時にも無かった情報が現状の場で新しく追加され続けることもままあり、ネタバレであれどあくまでヒントにも近しい為、当然だが流出している情報がFGOの全てではない点には注意。
- 現行の諸問題
- 2021年でサービス開始から6年目に突入し、多くの問題点は改善されてきたが、それでも改善点があると指摘されている。大半はアンチによる一方的な不満点だが、メインストーリーの更新速度が遅い事や、強力なサーヴァントを実装しても扱いを台無しにしかねない難度調整などは古参勢の離反を招いているとされている。
- 特にメインストーリーの更新速度については、サービスを提供しているディライトワークスへの不満は大きく、将来的にはサービスが先細りになっていくと指摘されている。余談だが、ディライトワークスが提供してきたソーシャルゲームはFGO以外は軒並み全滅しており、「FGOが無くなったら、確実に潰れる」とまで言われている。
- 2022年からは運営会社がディライトワークスから独立してLASENGLEとなったが、メインストーリーの更新頻度は変わらずに、期間限定イベントの開催期間が3週間となってスケジュールが圧迫された結果、復刻イベントの開催頻度が極端に少なくなっている。
- また、期間限定イベントの開催期間が3週間となったことで後半はユーザーのやることが無くなり、いわゆる「虚無期間」が発生しやすくなっている(一応イベント開始後2週間のタイミングではキャンペーンなどが実施されているが、やることは少なめ)。
- 加えて、2023年以降はモーション改修や幕間の物語が一切実装されていないことも不満点の一つとして数えられることが多い。
スペック・公開情報
- 対応OS・ハード
- iOS 10.0 以降(11.0以降推奨)。iPhone 5以降、iPad mini2以降、iPod touch 第6世代対応
- Android 4.1以降。RAM 1.5GB以上(2GB以上推奨)搭載のスマートフォン及びタブレット端末(Intel CPUは非対応)
※一部機種に関しては推奨バージョン以上でも動作しない可能性あり
- ジャンル:FateRPG(フェイトRPG)
- リリース:Android版:2015年7月30日、iOS版:2015年8月12日
- 開発:DELiGHTWORKS(ディライトワークス)
- 製作:TYPE-MOON / FGO PROJECT
- 権利表記:(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
- 短縮権利表記:(C)TM / FGOP
- 料金:基本無料(アプリ内課金あり)
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脚注
注釈
出典
- ↑ 成田良悟Twitter2018年3月20日1:53
- ↑ 成田良悟Twitter2018年3月20日1:53
- ↑ 成田良悟Twitter2018年3月20日1:53
- ↑ 円居挽Twitter2018年4月13日1:48
- ↑ 橘公司Twitter2018年7月22日18:04
- ↑ 竹箒日記2017/8/2
- ↑ 小太刀右京Twitter2017年8月2日19:05
- ↑ 2019年2月20日18:12 Twitter 西出ケンゴロー
- ↑ 2019年3月27日20:51 Twitter 磨伸映一郎
- ↑ 2019年5月2日18:42 Twitter 磨伸映一郎
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123
- ↑ 12.0 12.1 マフィア梶田が切り込む「Fate/Grand Order」。奈須きのこが追求する理想と,やがて迎える終焉のカタルシス
- ↑ 『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p125
- ↑ コンプティーク 2019年12月号 p011 『「Fate/Grand Order」第2部開発ディレクター カノウヨシキ インタビュー』
- ↑ 冬祭り宮城会場クリエイターズトークイベントより。
- ↑ コンプティーク 2019年12月号 p014 『「Fate/Grand Order」グラフィックディレクター 安生真×辻畑孝信 インタビュー』
- ↑ コンプティーク 2019年12月号 p010 『「Fate/Grand Order」第2部開発ディレクター カノウヨシキ インタビュー』
- ↑ コンプティーク 2019年12月号 p015 『「Fate/Grand Order」グラフィックディレクター 安生真×辻畑孝信 インタビュー』
- ↑ 週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p110
- ↑ STAR影法師Twitter2019年6月20日11:21
- ↑ 『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p123
リンク
- 公式サイト
- 公式サポート漫画『Fate/ぐだぐだオーダー』
- 公式サポート漫画『マンガで分かる!Fate/Grand Order』
- 公式サポート漫画『もっとマンガで分かる!Fate/Grabd Order』
- 公式サポート漫画『ますますマンガで分かる!Fate/Grabd Order』
- 『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』 ツイ4 | 最前線
- 『Fate/Grand Order ‐First Order‐』アニメ公式オフィシャルサイト
- 『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局』公式サイト
- 『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』
- 『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』公式サイト
- 『FGO Summon Pencil Servant』公式サイト
- リアル脱出ゲーム 謎特異点I 『ベーカー街からの脱出』
- 『Fate/Grand Order Memories』
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